JPS63229651A - 回転ヘツド式テ−プレコ−ダ−の記録方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、テープの各トラックにＰＣＭ信号が記録され
る情報の記録領域とは別にトラッキング領域を形成し、
このトラッキング＠域にトラッキング制御のための信号
を記録する回転ヘッド式テープレコーダーの記録方式に
関するものである。

（ロ）従来の技術 従来、回転ヘッド式ディジタルオーディオテープレコー
ダー（Ｒ−ＤＡＴ）では回転ヘッドにてへりカルスキャ
ンされるテープの各トラックのトレース中央部に情報の
記録領域を形成すると共に、この情報の記録領域の両側
に即ち各トラックのトレース始端部とトレース終端部と
に夫々トラッキング領域を形成し、この情報の記録領域
にＰＣＭ信号を記録し且つトラッキング須坂にトラッキ
ング制御のための各信号を記録するようにしている。

即ち、祈るトラッキング＠域にはパイロット信号が記録
されるパイロットエリアとシンク信号が記録されるシン
クエリアとが夫々設けられていると共に、この両エリア
以外に消去信号が記録されるエリアとが投けられている
。そして、所るＲ−ＤＡＴでは情報の記録＠域に記録さ
れるＰＣＭ信号のエラーレートの面より使用最高周［１
！ｌ：（４，７ＭＨｚ）の最大自己録再出力が得られる
記録電流付近で情報の記録領域、トラッキング領域を問
わずに記録していた。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 ところが、所るＲ−ＤＡＴでは消去ヘッドを使用せずに
記録済みテープに新しい信号を重ね書き記録することで
以前の記録内容を消去する方式を採用しており、そのた
め回転ヘッドの特性のパジツキにより使用最高周ｉ歓（
４，７ＭＨｚ）の最大自己録再出力が得られる記録電流
が第３図に示す如く異なって各信号の記録強さく記録磁
化強さ）特にパイロット信号（１３０ＫＨｚ）の記録強
さが異なった場合、重ね書き記録時に以前のパイロット
信号が消え残る虞れがあり、正常なトラッキングが行な
えないと謂う間粗があった。

に）問題点を解決するための手段 本発明は上記した問題点を解決するために、回転ヘッド
にてヘリカルスキャンされるテープの各トラックのトレ
ース中央部に情報の記録領域を形成すると共Ｋ、この情
報の記録＠域の両側であるトレース始端部とトレース終
端部とに夫々トラッキング＠域を形成し、この情報の記
録領域にＩｒｉＰＣＭ信号を記録し、又トラッキング＠
域にはトラッキング制御のための信号を記録する回転ヘ
ッド式テープレコーダーにおいて、前記各トラックに信
号を記録する際、そのトラッキング領域に記録される信
号の記録電流を、情報の記録領域に記録されるＰＣＭ信
号の記録電流とは独立に制御するように構成したもので
ある。

（ホ）作　用 上記した本発明の記録方式に依れば、重ね書き記録時の
問題、即ちＤ／　Ｕ　（Ｄｅｓｉｒｅ　ｓｉｇｎａｌ／
Ｕｎｄｅｓｉｒｅ　ｓｓ（ｇｎａｌ　　であり、重ね薔
き記録のパイロット信号と先行記録のパイロット信号の
消去用信号での消し伐りとの比）の低下等の問題を生じ
ず、安定したトラッキング制御を行なわせることが出来
る。

（へ）実施例 以下、本発明の一実施例について図面と共に説明する。

即ち、本発明に依れば回転ヘッドにて各トラックに信号
を記録する時、トラッキング領域に記録される各信号の
記録電流を情報の記録領域に記録されるＰＣＭ信号の記
録電流とは独立に制御するようにした、即ち情報の記録
領域は従来通りそのエラーレートが最良になる電流で記
録し、トラッキング領域はそのパイロット信号の記録強
さが所定（一定）の強さになるような電流で記録するよ
うにしたものである。そのため、例えば各Ｒ−ＤＡＴに
塔載される回転ヘッドの特性に夫々バクツキがあり、そ
の使用最高周波数の最大自己録再出力が得られるよう設
定される記録電流が各Ｒ−ＤＡＴで夫々異なっても、ト
ラッキング領域に記録されるパイロット信号はその記録
強さが各Ｒ−ＤＡＴで一定になるようその記録電流を制
御することが出来るので、一方のＲ−ＤＡＴで記録した
テープをヘッド特性の異なる他方のＲ−ＤＡＴで重ね書
き記録した際、以前のパイロット信号の消え残りが大き
くなってＤ／Ｕ　（重ね書き記録のパイロット信号と先
行記録のパイロット信号の消し決りとの比）が悪化する
と謂った問題を生じる虞れがなく、良好なトラッキング
制御が行なえる。

次に、第１図は祈る本発明を実現するための具体的なシ
ステム構成例を示し、（１）は所定のタイミングでパイ
ロット信号等のトラッキング制御のための信号とＰＣＭ
信号等が入力される記録入力端子、（２）は記録入力端
子（１）に入力された各信号のレベルを可変する可変回
路、（３）は記録アンプ、１４）は再生アンプ、Ｃ５）
は回転ヘッドシリンダーのロータリートランス、（６）
は回転ヘッド、１７１（８１はトラッキング＠域内に記
録される信号の記録電流とこのトラッキング領域外に記
録されるＰＣＭ信号等の記録電流を夫々独立に制御する
ための調整用可変抵抗器、（９）は記録入力端子（１）
にトラッキング＠域内に記録される信号（パイロット信
号等）が入力されるのか或いはトラッキング＠域外に記
録される信号（ＰＣＭ信号等）が入力されるかによって
前記調整用可変抵抗器＋７１（８１を選択切換し記録電
流を各信号に応じた値（即ち、所定の記録強さが得られ
る値）に可変する切換スイッチ部である。具体的には、
トラッキング領域の到来タイミングと期間ｔ−ｉ定する
ゲートパルスにより切換スイッチ部（９）がトラッキン
グ領域用の調整用可変抵抗器（７）側に切換えられると
、トラッキング領域はパイロット信号の記録強さが所定
の強さとなるような記録電流で記録されることＫなる。

従って、パイロット信号の記録強さは回転ヘッドの特性
のバラツキに影響されることなく一定にすることが出来
る。

尚、第１図は一方の回転ヘッド、例えばＡヘッドについ
てのシステム構成例であり、他方のＢヘッドについても
同様のシステム構成が必要である。

尚、第２図はトラッキング＠域の到来タイミングと期間
を設定するゲートパルスのタイミングチャートである。

（ト）発明の効果 上述した如く本発明記録方式では、テープの各トラック
に信号を記録する際、そのトラッキング領域に記録され
る信号の記録電流を、情報の記録領域に記録されるＰＣ
Ｍ信号の記録電流とは独立に制御するようにしたので、
重ね書き記録時の問題、即ちＤ／Ｕの低下等の問題を生
じず、安定したトラッキング制御を行なわせることが出
来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略システム構成図、
第２図はトラックパターンと対応させたタイミングチャ
ート、第３図はパイロット信号の記録強さのバラツキを
示す特性図である。 （２）・・・可変回路、　１７）（８１・・・調整用可
変抵抗器、（９）・・・切換スイッチ部。 第１図 第２図 第８図 詭拙電５先

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転ヘッドにてヘリカルスキャンされるテープの
   各トラックに少なくとも第１の記録領域と第２の記録領
   域を形成し、第１の記録領域には第１の信号を、又第２
   の記録領域には第２の信号を夫々記録する回転ヘッド式
   テープレコーダーにおいて、前記各トラックに信号を記
   録する際、その第２の記録領域に記録される第２の信号
   の記録電流を、第１の記録領域に記録される第２の信号
   の記録電流とは独立に制御するようにした事を特徴とす
   る回転ヘッド式テープレコーダーの記録方式。
2. （２）前記第１の記録領域が回転ヘッドにてヘリカルス
   キャンされるテープの各トラックのトレース中央部に形
   成され、前記第２の記録領域がその両側であるトレース
   始端部とトレース終端部とに夫々形成されている事を特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の回転ヘッド式テー
   プレコーダーの記録方式。
3. （３）前記第１の記録領域が第１の信号としてのＰＣＭ
   信号を記録する情報の記録領域であり、前記第２の記録
   領域が第２の信号としてのトラッキング制御のための信
   号を記録するトラッキング領域である事を特徴とする特
   許請求の範囲第２項記載の回転ヘッド式テープレコーダ
   ーの記録方式。