JPH07317340A - 浴室内装用面材の支持架台 - Google Patents

浴室内装用面材の支持架台

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JPH07317340A
JPH07317340A JP6111169A JP11116994A JPH07317340A JP H07317340 A JPH07317340 A JP H07317340A JP 6111169 A JP6111169 A JP 6111169A JP 11116994 A JP11116994 A JP 11116994A JP H07317340 A JPH07317340 A JP H07317340A
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JP
Japan
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bathtub
piece
frame
counter
rod
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JP6111169A
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English (en)
Inventor
Akihiro Sugiyama
聡洋 杉山
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴室内装用面材である浴槽上縁面回りの化粧
面、浴槽エプロン、カウンター、カウンターエプロン等
を取付支持する据置型の支持架台を提供する。 【構成】 浴槽設置側の基礎床面600 に横倒不能に据置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室内装用面材の支持
架台、更に詳しくは浴槽上縁面回りの化粧面及び浴槽エ
プロンを取付けたり、室壁から突出状に配設されるカウ
ンター及びそのカウンターエプロンを取付けたりするの
に使用される浴室内装用面材の支持架台に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室内装用面材である浴槽上縁面
回りの化粧面、浴槽エプロン、室壁から突出状に配設さ
れるカウンター等を固定するのに使用される支持手段と
しては、基礎床面や洗い場面にブロックを多段状に積み
重ね、そのブロック上面、前面を浴槽上縁面回りの化粧
面、浴槽エプロン、カウンター等の取付面とする前者や
図11に示すように室壁103 に突出状に取付けたブラケ
ット800 や、浴槽設置側の基礎床面600 に間隔をおいて
側面視枠状の支持部材900 を間隔をおいて直立させ、そ
のブラケット800 、支持部材900 で浴槽上縁面回りの化
粧面101 、カウンター104 等を支持する後者とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記する前者
は、湿式施工であるため、浴室の組立施工完了までに期
間を要するばかりでなく、熟練した専門の作業者がいな
いと施工できない問題がある。これに対して、ブラケッ
ト800 や支持部材900 を使用すると浴槽を組み込んだ
り、浴室(ユニットバスルーム)を組立たりする一般の
作業者で施工でき、施工性がよい反面、室壁103 に補強
材を当てがったり、支持部材900 が横倒しないように基
礎床面600 や室壁103 に対して強固な構造で固定する必
要があり、固定作業が面倒であるばかりでなく、化粧面
101 やカウンター104 の載せ面の水平レベル出しが厄介
になる問題があった。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、浴室内装用面材である浴槽上縁
面回りの化粧面、浴槽エプロン、カウンター、カウンタ
ーエプロン等を取付支持する据置型の支持架台を提供す
ることにある。また、第2の目的は、長さ寸法及び/ま
たは幅寸法を可変でき、上記する浴槽上縁面回りの化粧
面、室壁から突出するカウンターの寸法に適応する据置
型の支持架台を提供することにある。更に、第3の目的
は、基礎床面の凹凸を吸収したり、浴槽跨ぎ込み高さに
対応して高さを可変する据置型の支持架台を提供するこ
とにある。更に、第4の目的は、施工現場、浴槽のタイ
プ等によって幅寸法が異なる浴槽上縁面回りの化粧面を
取付支持する据置型の支持架台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1は、必要本の縦杆、横
杆で浴槽回りの基礎床面に据置される平面視枠体形状も
しくは略枠体形状に枠組形成され、上面に浴槽上縁面回
りの化粧面の取付面、前面に浴槽エプロンの取付面を構
成していることを要旨とする。請求項2は、必要本の縦
杆、横杆で洗い場面に据置される平面視箱型の枠体形状
に枠組形成され、上面に室壁から突出するカウンターの
取付面、前面にカウンターエプロンの取付面を構成して
いることを要旨とする。請求項3は、請求項1または2
記載の上記枠体のその長さ寸法及び/または幅寸法が、
調整可能に構成されていることを要旨とする。請求項4
は、請求項3記載の枠体のコーナーを含む所望箇所にア
ジャスト手段が備えられ、該アジャスト手段が、枠体下
端に取付けた第1ナット部材と、枠体下端に着脱可能に
取付けられ、上記第1ナット部材の下位レベルに第2ナ
ット部材を位置させる嵩上体と、第1ナット部材、第2
ナット部材どちらか一方に螺合するアジャスト部材とで
構成されていることを要旨とする。請求項5は、請求項
1記載の浴槽上縁面回りの化粧面の取付面が、枠体上面
を構成する縁杆と、その縁杆から所望間隔をおいて垂設
する縦杆に浴槽方向を向いて着脱可能且つ方向変換可能
に取付られた二等辺三角形を除く直角三角形状を呈する
ブラケット部材とで構成されていることを要旨とする。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば、下記の作用を奏す
る。 (請求項1)洗い場側の床面に対して一段低く形成され
た浴槽設置側の基礎床面に安定して据置される。 (請求項2)室壁に沿う洗い場面部分に安定して据置さ
れる。 (請求項3)枠体がその長さ寸法及び/または幅寸法が
浴槽上縁面に連続する化粧面やカウンターの寸法に対応
して可変する。 (請求項4)アジャスト部材が、枠体下端に設けた第1
ナット部材と、枠体下端に着脱可能に設けた嵩上体の第
2ナット部材とに螺合可能である。故に、その嵩上体の
有無で大きな高さ調整を可能にする。 (請求項5)化粧面が幅狭な場合には縁杆を取付面とし
て使用し、その化粧面が若干幅広な場合にはブラケット
部材を直角を挟む短辺を上面にしてセットしてその短辺
を取付面として使用し、更に化粧面が更に幅広な場合に
はブラケット部材を、直角を挟む長辺を上面にしてセッ
トしてその長辺を取付面として使用する。故に縁杆、ブ
ラケット部材で様々な幅寸法の化粧面を取付支持でき
る。
【0007】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから下記
の利点がある。 (請求項1)必要本の縦杆、横杆で浴槽回りの基礎床面
に据置される平面視枠体形状もしくは略枠体形状に枠組
形成した浴室内装用面材の支持架台であるから、基礎床
面に横倒不能に安定して設置される。従って、室壁に突
出状に取付けたブラケットのように裏打ち材で補強した
り、浴槽設置側の基礎床面に間隔をおいて直立させた側
面視枠状の支持部材のように、支持部材が横倒しないよ
うに固定構造に工夫を凝らすことなく、浴槽上縁面回り
の化粧面や浴槽エプロンを安定して取付支持できる。 (請求項2)必要本の縦杆、横杆で洗い場に据置される
平面視箱型の枠体形状に枠組形成された浴室内装用面材
の支持架台であるから、請求項1と同様に洗い場面に安
定して設置され、室壁から突出するカウンター、カウン
ターエプロンを安定して取付支持できる。 (請求項3)請求項1または2の利点に加えて枠体がそ
の長さ寸法及び/または幅寸法調整可能なものであるか
ら、浴槽寸法、カウンター寸法のバリエイションに対応
して、浴槽上縁面回りの化粧面、カウンターを取付支持
できる。 (請求項4)請求項3の利点に加えて枠体下端に設けた
第1ナット部材と、枠体下端に着脱可能に設けられ第2
ナット部材を有する嵩上体と、ナット部材に螺合するア
ジャスト部材とで構成されたアジャスト手段を備えてい
るから、嵩上体を使用する時と使用しない時とで大きな
範囲の高さ調整が行える。従って、基礎床面の凹凸を吸
収してより精度のある水平レベル出しを行うことができ
るばかりではなく、浴槽上縁面レベルとカウンターレベ
ルとを面一にする等種々な状況に応じた高さ調整が行
え、便利である。 (請求項5)請求項1に加えて枠体上面を構成する縁杆
と、その縁杆から所望間隔をおいて垂設する縦杆に浴槽
方向を向いて着脱可能且つ方向変換可能に取付られた二
等辺三角形を除く直角三角形状を呈するブラケット部材
とで浴槽上縁面回りの化粧面の取付面を構成したもので
あるから、縁杆だけを使用する場合と、方向を変えたブ
ラケット部材とを併用する場合とで取付面の幅寸法を小
・中・大に可変して施工現場、浴槽の形式によって幅寸
法が異なる化粧面を確実に取付支持できる。しかも、ブ
ラケット部材の方向を変えて取付け直すだけで良いもの
であるから、構造的にも簡単で済む。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図7は、本実施例浴室内装用面材の支持
架台の第1実施例を、また図8は、第2実施例、図9
は、第3実施例、図10は、第4実施例を各々示してい
る。まず、第1実施例について説明する。
【0009】この第1実施例では、図3に示すように洗
い場側に対して一段低く形成された浴槽設置側の基礎床
面600 に据置され、浴槽上縁面100 回りの化粧面101 及
び浴槽エプロン102 を取付支持する支持架台(後述では
浴槽側支持架台と称する)Aと、洗い場面700 に据置さ
れ、室壁103 から突出するカウンター104 及びカウンタ
ーエプロン105 を支持する支持架台(後述ではカウンタ
ー側支持架台と称する)Bとを隣設して備えた設置例を
示している。
【0010】浴槽側支持架台Aは、コーナー4箇所にア
ジャスト手段4を備えた据置型の枠体A’であり、図2
に示すように必要本の縦杆、横杆を連結して形成された
下記で詳述する第1ピース乃至第8ピースを用いて長さ
寸法及び幅寸法調整可能に構成する平面視枠形状に形成
すると共に、浴槽上縁面100 回りの化粧面101 幅に対応
して長さを可変する取付面200 と浴槽エプロン102 の取
付面300 とを構成している。
【0011】次に、各ピースの構成を第1ピースから順
を追って簡単に説明すると、第1ピース11、第2ピース
21、第3ピース31、第4ピース41はコーナーを形成する
ピースであり、第1ピース11は、図1、図2において手
前奥側のコーナーを形成するもので、第1短辺側水平L
型杆11a ’と第1長辺側水平L型杆11a ”とを有する上
下平行な第1水平コーナー杆11a のコーナー同士を垂直
な第1連結杆11b で連結した構成になっている。
【0012】第2ピース21は、図1、図2において手前
前側のコーナーを形成するもので、上記第1連結杆11b
と同じ高さの第2連結杆21b の上端に、第2短辺側水平
L型杆21a ’と第2長辺側水平L型杆21a ”とを有する
第2水平コーナー杆21a を位置をズラせて連結し、同第
2連結杆21b の下端から上記第1ピース11の第1短辺側
水平L型杆11a ’方向に後側水平杆21c を延設し、更に
第2水平コーナー杆21a の第2長辺側水平L型杆21a ”
と平行する前側中途水平杆21d を第2連結杆21b の中途
高さ部位に延設した構成になっている。
【0013】第3ピース31は、図1、図2において後方
奥側のコーナーを形成するもので、前記第1連結杆11b
と同じ高さを有する側面視矩形な第3枠状体31a の各コ
ーナーから上下4本の第3短辺側水平L型杆31b …を延
設し、且つ同第3枠状体31aの上端、下端から第3長辺
側水平L型杆31c を延設した構成になっている。
【0014】また、第4ピース41は、図1、図2におい
て後方前側のコーナーを形成するもので、第3ピース31
の第3枠状体31a と同形状の側面視矩形な第4枠状体41
a の各コーナーから上下4本の第4短辺側水平L型杆41
b …を第3ピース31方向に延設し、更に前記する第2ピ
ース21の第2長辺側水平L型杆21a ”、前側中途水平杆
21d 方向に第4長辺側水平L型杆41c と、前側中途水平
杆41d とを、上記第4枠状体41a から延設した構成にな
っている。
【0015】第5ピース51、第6ピース61、第7ピース
71、第8ピース81は、中間を連結するピースであり、第
5ピース51は、前記する第1ピース11と第2ピース21と
を連結するためのもの、第6ピース61は、第1ピース11
と第3ピース31とを連結するためのもの、第7ピース71
は、第3ピース31と第4ピース41とを連結するためのも
の、第8ピース81は第2ピース21と第4ピース41とを連
結するためのものであり、第7ピース71を除いて側面視
枠状に枠組形成され、第7ピース71は、平面視箱枠状に
枠組形成されている。
【0016】第5ピース51は、図1、図2に示すように
第1ピース11の上下の第1短辺側水平L型杆11a ’、11
a ’及び第2ピース21の第2短辺側水平L型杆21a ’、
後側水平杆21c とに跨がって支承され、第6ピース61
は、第1ピース11の上下の第1長辺側水平L型杆11a
”、11a ”及び第3ピース31の上下の第3長辺側水平
L型杆31c 、31c とに跨がって支承され、また第7ピー
ス71は、第3ピース31の上下4本の第3短辺側水平L型
杆31b …及び第4ピース41の上下4本の第4短辺側水平
L型杆41b …とに跨がって支承され、第8ピース81は、
第4ピース41の第4長辺側水平L型杆41c 、前側中途水
平杆41d 及び第2ピース21の第2長辺側水平L型杆21a
”、前側中途水平杆21dとに跨がって各々支承されて
いる。
【0017】また、第5ピース51、第6ピース61、第7
ピース71、第8ピース81には、図1、図2に示すように
その上下に平行する水平杆51b 、61b 、71b 、81b 部分
ほぼ全長に亘って長孔5が適宜間隔をおいて開孔され、
当該ピース51、61、71、81を支承する前記第1ピース11
の上下の第1短辺側水平L型杆11a ’、11a ’及び上下
の第1長辺側水平L型杆11a ”、11a ”、第2ピース21
の第2短辺側水平L型杆21a’、後側水平杆21c 、第2
長辺側水平L型杆21a ”、前側中途水平杆21d、第3ピ
ース31の上下の第3長辺側水平L型杆31c 、31c 、上下
4本の第3短辺側水平L型杆31b …、第4ピース41の上
下4本の第4短辺側水平L型杆41b …、第4長辺側水平
L型杆41c 、前側中途水平杆41d 各々には、取付孔6が
適宜間隔をおいて開孔されており、図4に示すように取
付孔6を上方向、下方向から挿通する皿ネジ7、ボルト
8を所望の長孔5に挿通させ、内側からナット10止めす
ることで、長さ寸法、幅寸法が可変され且つ長孔5の範
囲内での微調整が行える浴槽側支持架台Aを形成する。
尚、上記長孔5を単なる孔として微調整が敢えて行えな
いようにする構造にしても良い。
【0018】このような第1ピース乃至第8ピースを用
いて長さ寸法及び幅寸法を調整可能とする浴槽側支持架
台Aは、第1ピース11の上側の第1短辺側水平L型杆11
a ’及び上側の第1長辺側水平L型杆11a ”、第2ピー
ス21の第2短辺側水平L型杆21a ’及び第2長辺側水平
L型杆21a ”、第3ピース31の上側の第3長辺側水平L
型杆31c 、第4ピース41の第4長辺側水平L型杆41c 等
の枠体A’の上面を構成する縁杆aと、第5ピース51、
第6ピース61、第8ピース81に設けたブラケット部材12
とで浴槽上縁面100 回りの化粧面101 の取付面200 を構
成し、第2ピース21の第2長辺側水平L型杆21a ”、前
側中途水平杆21d 、第4ピース41の第4長辺側水平L型
杆41c 、前側中途水平杆41d の各々の前面で浴槽エプロ
ン102 の取付面300 を構成している。
【0019】ちなみに、第3ピース31の上側2本の第3
短辺側水平L型杆31b 、第4ピース41の上側2本の第4
短辺側水平L型杆41b の各々の上面が、長尺なカウンタ
ー104 一半部の取付面400 を構成するようになる。
【0020】上記するブラケット部材12は、図6に示す
ように枠体A’の上面の一部を構成する第5ピース51、
第6ピース61、第8ピース81各々の上記水平杆51b 、61
b 、81b の端部間を連設する縦杆51a 、61a 、81a の上
端に着脱可能にネジ止めされた二等辺三角形を除く直角
三角形状を呈してなり、短辺、長辺各々にネジ止め孔12
a を備えると共に両辺を境界角部を除いて肉厚にしてお
り、浴槽上縁面100 回りの化粧面101 が幅狭な場合には
このブラケット部材12を使用せずに第1ピース11の上側
の第1短辺側水平L型杆11a ’及び上側の第1長辺側水
平L型杆11a ”、第2ピース21の第2短辺側水平L型杆
21a ’及び第2長辺側水平L型杆21a ”、第3ピース31
の上側の第3長辺側水平L型杆31c 、第4ピース41の第
4長辺側水平L型杆41c の各々で構成される縁杆aにネ
ジ止め孔a’を適宜間隔をおいて開孔して化粧面101 の
取付面200 とし、また同化粧面101 幅が若干幅広な場合
には該ブラケット部材12を、短辺を上面にして取付けて
取付面200 長さを広げ、更には同化粧面101 幅がこれよ
りも幅広な場合には該ブラケット部材12を、長辺を上面
にして取付けて取付面200 の長さを更に広げて、種々な
幅の化粧面101 でも安定して支持できるように配慮して
いる。尚、ブラケット部材12は、取付時には取付面200
の一部を構成する上記短辺、長辺が、上記縁杆aを構成
する杆11a ’、11a ”、21a ’、21a ”、31c 、41cの
上面と同面状になる。
【0021】アジャスト手段4は、図5に示すように枠
体A’コーナーの下面に固着した第1ナット部材14と、
その第1ナット部材14の直下に第2ナット部材24を備え
同枠体A’コーナーに着脱可能に取付けられた嵩上体34
と、螺子棒44a ’の下端に着座部44a ”を備えたアジャ
スト部材44とで形成されており、嵩上体34の有無によっ
て大きな範囲で浴槽側支持架台Aの高さ調整を可能にす
る。
【0022】化粧面101 は、この第1実施例ではタイル
パネルであり、ブラケット部材12の上面を含む前記する
取付面200 に枠状を呈する下地材106 を前記するネジ止
め孔12a やネジ止め孔a’にネジ106a止めした後、その
下地材106 表面にタイルを貼り付ける。
【0023】また、浴槽エプロン102 は、この第1実施
例では化粧面101 と同様なタイルパネルであり、前記す
る取付面300 に方形状の下地材107 をネジ107a止めした
後、同様にその下地材107 にタイルを貼り付ける。
【0024】カウンター側支持架台Bは、平面視箱枠形
状に形成されコーナー4箇所に前記するアジャスト手段
4を備えた据置型の枠体B’であり、図1、図2に示す
ように必要本の縦杆、横杆を連結して形成された下記で
詳述する第9ピース乃至第11ピースを用いて長さ寸法
調整可能に構成している。
【0025】アジャスト手段4の構成は浴槽側支持架台
Aと同一構造であるため、説明は敢えて省略する。
【0026】第9ピース91、第10ピース111 は側面視
枠状の枠状体91a 、111aの各コーナーから上下4本の水
平L型杆91b 、111bを各々対向する方向に延設して形成
され、第11ピース121 は、第9ピース91、第10ピー
ス111 の上下4本の水平L型杆91b 、111bに跨がって支
承される箱枠体であり、この第11ピース121 は、上下
に平行する水平杆121a、121a部分に前記の浴槽側支持架
台Aの場合と同様に長孔5を適宜間隔をおいて開孔して
おり、第9ピース91、第10ピース111 の水平L型杆91
b 、111bに適宜間隔をおいて開孔した取付孔6を上方
向、下方向から挿通する皿ネジ7、ボルト8を、所望の
長孔5に挿通させ、内側からナット10止めする前記図4
で示す方法で互いに連結して、長さ寸法が可変され且つ
長孔5の範囲内での微調整が行えるカウンター側支持架
台Bを形成する。この実施例においても長孔5を単なる
孔として微調整が敢えて行えないようにしても構わな
い。
【0027】この実施例では、カウンター側支持架台B
の幅寸法を、前記する浴槽側支持架台Aにおける第7ピ
ース71とほぼ同幅にして、化粧面101 が取付支持されな
い第3ピース31、第4ピース41、第7ピース71上の残置
部とで長尺なカウンター104を取付支持するタイプのカ
ウンター側支持架台Bを図示している。
【0028】このカウンター側支持架台Bでは、詳細に
はカウンター104 の裏面にナット部材104aをインサート
しておき、図7に示すように第9ピース91、第10ピー
ス111 の対向する上側2本の水平L型杆91b 、91b及び
111b、111b内面に跨がって当接するようにカウンター10
4 と平行に掛け渡したプレート104bに開孔する挿通孔10
4cからネジ104dを挿通し、該ネジ104dをナット部材104a
に螺着することで第9ピース91、第10ピース111 の上
面に間接的に取付支持され、この第9ピース91、第10
ピース111 の上面がカウンター104 の取付面400 にな
る。尚、図示しないが、上記する上側の2本の水平L型
杆91b 、91b及び111b、111bに挿通孔104cを開孔し、そ
の挿通孔104cから挿通するネジ104dをナット部材104aに
螺着してカウンター104 を第9ピース91、第10ピース
111 の上面に直接取付支持するようにしても構わない。
【0029】カウンターエプロン105 は、タイルパネル
であり、前記する浴槽エプロンと同様に第9ピース91、
第10ピース111 の前面である取付面500 に方形状の下
地材105eをネジ(図示せず)止めした後、その下地材10
5eにタイルを貼り付ける。
【0030】以上のようにこの第1実施例では、浴槽上
縁面100 回りの化粧面101 の取付面200 、浴槽エプロン
102 の取付面300 を有する浴槽側支持架台A及び室壁10
3 から突出するカウンター104 の取付面400 、カウンタ
ーエプロン105 の取付面500を有するカウンター側支持
架台Bが、別途固定手段を必要とせずに安定して設置さ
れる据置型であること、浴槽側支持架台Aがその長さ寸
法、幅寸法が浴槽のタイプに応じて調整できること、カ
ウンター側支持架台Bがその長さ寸法がカウンター104
のタイプに応じて調整できること、浴槽側支持架台Aに
おける浴槽上縁面100 回りの化粧面101 の取付面200 長
さがその化粧面101 の幅に応じて調整して同化粧面101
を安定して取付支持できること、浴槽側支持架台A、カ
ウンター側支持架台B双方の高さが嵩上体34の有無によ
って大きな範囲で調整できること等種々の利点がある。
【0031】尚、前記する浴槽側支持架台Aにおいて、
コーナーを形成する第1ピース11、第2ピース21、第3
ピース31、第4ピース41各々を2つ以上に分割した複数
の部材で構成し、それを施工現場で接続することで組立
形成されるようにしても自由であるし、図示では、説明
の通り浴槽側支持架台Aとカウンター側支持架台Bとを
隣接して使用するタイプの浴室の場合に示しているが、
浴槽側支持架台Aとカウンター側支持架台Bとを単独に
使用するも自由である。
【0032】次に、第2実施例、第3実施例について説
明すると、この第2実施例は、図8に示すように浴槽の
長辺側一辺に化粧面101 を設ける必要がない場合の浴槽
側支持架台Aの概略斜視図を、また第3実施例は、図9
に示すように浴槽の長辺側一辺及び短辺側一辺に連続し
て化粧面101 を設ける必要がない場合の浴槽側支持架台
Aの概略斜視図を各々示し、このように第1実施例で詳
述する平面視で完全な枠状ではない支持架台も本発明は
包含する。尚、図示しないが、前記するコーナー等の下
端所望箇所にアジャスト手段を各コーナーに備えている
こと、前記するブラケット部材を適宜間隔をおいて備え
ていること前記する第1実施例と変わるところはない。
【0033】また、第4実施例は、図10に示すように
カウンター側支持架台Bが単独に使用される場合を示
し、カウンター側支持架台Bが浴槽エプロンを一体に有
する浴槽の短辺側と洗い場とに跨がる長尺なカウンター
を取付支持すべく長尺に組立形成されており、本発明は
このような長尺なカウンターの支持架台も包含する。図
示しないが、アジャスト手段を各コーナーに備えている
こと、長さが調整可能になっていること第1実施例と同
様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の支持架台の斜視図。
【図2】同支持架台の分解斜視図。
【図3】同支持架台に化粧面、浴槽エプロン、カウンタ
ー、カウンターエプロンを取付支持する状態を示す斜視
図。
【図4】長さ寸法、幅寸法調整可能手段を示す要部の拡
大斜視図。
【図5】アジャスト手段を示す要部の拡大正面図。
【図6】化粧面の幅寸法に応じて可変する取付面を示す
要部の拡大正面図で、(イ)は、化粧面幅が幅狭な場合
の対応例、(ロ)は、化粧面幅が若干幅広な場合の対応
例、(ハ)は、化粧面幅が幅広な場合の対応例を各々示
す。
【図7】カウンターの取付状態を示す拡大斜視図。
【図8】第2実施例の使用状態の斜視図で概略的に示
す。
【図9】第3実施例の使用状態の斜視図で概略的に示
す。
【図10】第4実施例の使用状態の斜視図で概略的に示
す。
【図11】従来例の浴室内装用面材の支持手段を示す斜
視図。
【符号の説明】
A:浴槽側支持架台(浴室内装用面材の支持架台) B:カウンター側支持架台(浴室内装用面材の支持架
台) 600 :基礎床面 100 :浴槽上縁面 101 :化粧面 102 :浴槽エプロン A’、B’:枠体 200 :化粧面の取付
面 300 :浴槽エプロンの取付面 103 :室壁 104 :カウンター 105 :カウンターエ
プロン 400 :カウンターの取付面 500 :カウンターエ
プロンの取付面 4:アジャスト手段 14:第1ナット部材 24:第2ナット部材 34:嵩上体 44:アジャスト部材 12:ブラケット部材 a:縁杆 51a 、61a 、81a :ブラケット部材を取付ける縦杆

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要本の縦杆、横杆で浴槽回りの基礎床
    面に据置される平面視枠体形状もしくは略枠体形状に枠
    組形成され、上面に浴槽上縁面回りの化粧面の取付面、
    前面に浴槽エプロンの取付面を構成していることを特徴
    とする浴室内装用面材の支持架台。
  2. 【請求項2】 必要本の縦杆、横杆で洗い場面に据置さ
    れる平面視箱型の枠体形状に枠組形成され、上面に室壁
    から突出するカウンターの取付面、前面にカウンターエ
    プロンの取付面を構成していることを特徴とする浴室内
    装用面材の支持架台。
  3. 【請求項3】 上記枠体の長さ寸法及び/または幅寸法
    が、調整可能に構成されていることを特徴とする請求項
    1または2記載の浴室内装用面材の支持架台。
  4. 【請求項4】 上記枠体のコーナーを含む所望箇所にア
    ジャスト手段が備えられ、該アジャスト手段が、枠体下
    端に取付けた第1ナット部材と、枠体下端に着脱可能に
    取付けられ、上記第1ナット部材の下位レベルに第2ナ
    ット部材を配備する嵩上体と、第1ナット部材、第2ナ
    ット部材どちらか一方に螺合するアジャスト部材とで構
    成されていることを特徴とする請求項3記載の浴室内装
    用面材の支持架台。
  5. 【請求項5】 上記浴槽上縁面回りの化粧面の取付面
    が、枠体上面を形成する縁杆と、その縁杆から所望間隔
    をおいて垂設する縦杆に浴槽方向を向いて着脱可能且つ
    方向変換可能に取付られた二等辺三角形を除く直角三角
    形状を呈するブラケット部材とで構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の浴室内装用面材の支持架台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005290726A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Noritz Corp 浴室ユニットの支持架台及びこれに用いる補強材
CN108113533A (zh) * 2017-12-30 2018-06-05 浙江亚厦装饰股份有限公司 浴缸模块及其安装方法

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