JP3546770B2 - テーブルにおけるパネル等のオプション取付装置 - Google Patents
テーブルにおけるパネル等のオプション取付装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3546770B2 JP3546770B2 JP24671399A JP24671399A JP3546770B2 JP 3546770 B2 JP3546770 B2 JP 3546770B2 JP 24671399 A JP24671399 A JP 24671399A JP 24671399 A JP24671399 A JP 24671399A JP 3546770 B2 JP3546770 B2 JP 3546770B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- top plate
- hanging member
- engaging
- facing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テーブルにおけるパネル等のオプション取付装置に係わり、更に詳しくはパネルの前面に沿ってハンギング部材を配したり、他のオプションを取付けることが可能なテーブルにおけるパネル等のオプション取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、テーブルや机の天板のコーナー部に支柱を立設し、該支柱間にパネルを装着して、天板の後縁に沿ってメインパネルを設け、更には側縁に沿ってサイドパネルを設け、テーブルや机を近接して設置した場合の視線を遮ることは一般的に行われている。
【0003】
また、天板上で物品を係止したり、棚板を取付けることができるように、前記パネルにハンギングレールやフックを係止する係止孔を設けることも公知である。
【0004】
しかし、従来の目隠しパネルは、視線を遮るだけの目的としては、強度が高過ぎるとともに、また構造が複雑であるため、コスト高となる傾向にある。特に、ハンギング機能を有するパネルは、板厚が厚く、また重量も重く、簡易型のテーブルや机に装着するには、不釣合いなものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、簡易型のテーブルや机において天板の縁部に沿って軽量なパネルを簡単に取付けることができるとともに、必要に応じてハンギング部材をパネルの前面に沿って取付けることができ、更には他のオプションを簡単に取付けることが可能なテーブルにおけるパネル等のオプション取付装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、天板の四隅部を 4 本の脚柱で支持するとともに、天板の少なくとも一側縁部両側のコーナー部に形成した切欠部に前記脚柱の上端部を露出し、該脚柱の上端部に一対の支柱を立設し、該支柱には少なくとも天板の一側縁部に面した外側に係合溝を軸方向に沿って形成するとともに、パネルの両側部で内方寄りの表面に前記係合溝にスライド係合する突条を突設し、前記パネルの両突条をそれぞれ支柱の天板の一側縁部に面した外側の係合溝に係合してなるテーブルにおけるパネル等のオプション取付装置を構成した。
【0007】
また、支柱には少なくとも天板の一側縁部に面した外側と他の適所に複数の係合溝を軸方向に沿って形成し、前記パネルの両突条をそれぞれ支柱の天板の一側縁部に面した外側の係合溝に係合し、他の係合溝にハンギング部材等のオプションを取付けてなることが好ましい。
【0008】
更に具体的には、前記支柱の背面側と、隣接する両支柱の対向面内側とに前記係合溝を形成し、前記パネルの両突条をそれぞれ支柱の背面側の係合溝に係合し、ハンギング部材の両端の係合片を対向面内側の両係合溝に係合し、パネルの前面に沿ってハンギング部材を配してなることが好ましい。
【0009】
また、前記支柱のコーナー部を挟んだ天板の両縁部に面する外側と、隣接する両支柱の対向面内側とに前記係合溝を3条又は4条形成し、前記パネルの両突条を前記天板の各縁部の両側コーナー部に位置する支柱の天板の該縁部に面する外側の係合溝に係合し、ハンギング部材の両端の係合片を少なくとも隣接する一対の支柱の対向面内側の両係合溝に係合し、パネルの前面に沿ってハンギング部材を配してなることも好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明のパネル等のオプション取付装置を適用したテーブルを示し、図2及び図3は代表的な実施形態を示し、図中符号1は天板、2は脚柱、3は支柱、4はパネル、5はハンギング部材をそれぞれ示している。
【0011】
本実施形態におけるテーブルは、異形天板1の四隅部を4本の脚柱2,…で支持し、後部の2本の脚柱2,2は、天板1の一部に形成した切欠部6,6に上端部を露出し、この上端部が露出した脚柱2,2にキャップ7により、支柱3,3を立起状態で支持し、両支柱3,3を利用してパネル4を取付けたものである。尚、本発明はテーブルに限定されず、机や衝立等にも適用できる。
【0012】
そこで、本発明のオプション取付装置は、天板1の少なくとも一側縁部両側のコーナー部に一対の支柱3,3を立設し、該支柱3には少なくとも天板1の一側縁部に面した外側と他の適所に複数の係合溝8,…を軸方向に沿って形成するとともに、パネル4の両側部で内方寄りの表面に前記係合溝8にスライド係合する突条9,9を突設し、前記パネル4の両突条9,9をそれぞれ支柱3の天板1の一側縁部に面した外側の係合溝8に係合し、他の係合溝8にハンギング部材5等のオプションを取付けることを基本構成としている。ここで、天板1の一側縁部とは、天板1の後縁部又は左右両側縁部のうちの一つであり、またハンギング部材5以外のオプションとしては、照明器具、電話台、書見台又はペントレー(共に図示せず)等が挙げられる。
【0013】
更に詳しくは、図1に示したものは、天板1の後縁部両側のコーナー部に一対の支柱3,3を立設し、前記支柱3,3の各背面側と、隣接する両支柱3,3の対向面内側とに前記係合溝8,…を形成し、前記パネル4の両突条9,9をそれぞれ支柱3,3の背面側の係合溝8A,8Aに係合し、ハンギング部材5の両端の係合片10,10を対向面内側の両係合溝8B,8Bに係合し、パネル4の前面に沿ってハンギング部材5を配している。
【0014】
前記パネル4は、左右の縦枠11,11と上下の横枠12,12とをコーナー枠13,…とで連結してフレームを形成し、該フレームで可撓性のある軽量のシート体14の周囲を保持して構成したものである。また、図2及び図3に示した実施形態では、前記突条9は、縦枠11と一体成形しているが、シート体14に剛性が備わっている場合には、縦枠11とは別体で形成した突条9をシート体14の表面に固定しても良い。
【0015】
また、前記ハンギング部材5は、アルミニウム又は合成樹脂で押出し成形した型材であり、前面側にハンギング用のレール15,15を上下に並設するとともに、両端の背面側に前記係合片10を形成した連結金具16を嵌挿し、ネジ止めにて固定したものである。そして、前記支柱3に形成した係合溝8は、開口縁よりも内部が幅広の断面略T字形であり、それに応じて前記突条9も断面略T字形に形成し、また前記係合片10は断面略L字形に形成し、前記係合溝8に突条9及び係合片10を上端からスライド係合させた後、支柱3の上端中空部17に天キャップ18を嵌着して、パネル4とハンギング部材5の抜け止めを図っている。更に、前記支柱3には、中心に対して90度回転した位置に4条の係合溝8,…を形成している。
【0016】
また、前記天板1の後部両側を含む三隅又は四隅に前記支柱3,…を立設し(図示せず)、図3に示すように、天板1のそれぞれの一側縁部において各支柱3の外側の係合溝8を利用して二枚のパネル4,4を平面視L字形に取付け、又は三枚のパネル4,…を平面視コ字形に取付けることもできる。この場合、各パネル4の前面に、つまり天板1の中央側にそれぞれ前記ハンギング部材5を取付けることが可能である。
【0017】
即ち、より限定された本発明は、前記支柱3のコーナー部を挟んだ天板1の両縁部に面する外側と、隣接する両支柱3,3の対向面内側とに前記係合溝8,…を3条又は4条形成し、前記パネル4の両突条9,9を前記天板1の各縁部の両側コーナー部に位置する支柱3,3の天板1の該縁部に面する外側の係合溝8A,8Aに係合し、ハンギング部材5の両端の係合片10を少なくとも隣接する一対の支柱3,3の対向面内側の両係合溝8B,8Bに係合し、パネル4の前面に沿ってハンギング部材5を配してなるものである。
【0018】
図4は、パネル4として剛性のある板体を用い、前記同様な突条9,9を該パネル4の両側部で内方寄りの表面に突設し、また支柱3として外側パイプ19と内側パイプ20とをリブ21,…で一体化し且つ外側パイプ19にスリット22,…を形成して係合溝8,…となした断面形状の押出し成形材を用いたものである。ここで、前記係合溝8,…は、外側に二箇所と対向面内側の一箇所に形成したものであり、後縁部のパネル4の前面に沿ってのみハンギング部材5を渡設できるものである。
【0019】
また、図5及び図6に示したものは、パイプにスリット23を一箇所設けただけの最も単純な支柱3の構造であり、図5は前述の図3に示したものと同じ構造のパネル4を用い、前記突条9,9を両側部の各支柱3,3のスリット23と中空部17とで構成された係合溝8に係合して、前記天板1の後縁部に沿ってのみパネル4設けるものである。この場合は、前記ハンギング部材5は取付けられないが、使用目的が視線を遮るだけであれば十分である。また、図6に示したものは、前記縦枠11と突条9とを別体で形成したものであり、その他の構成は図5に示したものと同様である。
【0020】
【発明の効果】
以上にしてなる請求項1に係る発明のテーブルにおけるパネル等のオプション取付装置は、天板の四隅部を 4 本の脚柱で支持するとともに、天板の少なくとも一側縁部両側のコーナー部に形成した切欠部に前記脚柱の上端部を露出し、該脚柱の上端部に一対の支柱を立設し、該支柱には少なくとも天板の一側縁部に面した外側に係合溝を軸方向に沿って形成するとともに、パネルの両側部で内方寄りの表面に前記係合溝にスライド係合する突条を突設し、前記パネルの両突条をそれぞれ支柱の天板の一側縁部に面した外側の係合溝に係合してなるので、簡易型のテーブルや机において天板の縁部に沿って軽量なパネルを簡単に取付けることができる。
【0021】
請求項2によれば、必要に応じてハンギング部材をパネルの前面に沿って取付けることができ、更には他のオプションを支柱の係合溝を利用して簡単に取付けることができる。
【0022】
請求項3及び4によれば、各支柱の外側の係合溝を利用して二枚のパネルを平面視L字形に取付け、又は三枚のパネルを平面視コ字形に取付けることができ、更に各パネルの前面にハンギング部材をそれぞれ取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネル等のオプション取付装置を適用したテーブルを示す全体斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す要部の分解斜視図である。
【図3】同じく支柱にパネルとハンギング部材を取付けた状態の要部拡大断面図である。
【図4】他の実施形態を示し、支柱にパネルとハンギング部材を取付けた状態の要部拡大断面図である。
【図5】更に他の実施形態を示し、支柱にパネルを取付けた状態の要部断面図である。
【図6】同じく図5の変形例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 天板
2 脚柱
3 支柱
4 パネル
5 ハンギング部材
6 切欠部
7 キャップ
8、8A、8B 係合溝
9 突条
10 係合片
11 縦枠
12 横枠
13 コーナー枠
14 シート体
15 レール
16 連結金具
17 中空部
18 天キャップ
19 外側パイプ
20 内側パイプ
21 リブ
22 スリット
23 スリット
Claims (4)
- 天板の四隅部を 4 本の脚柱で支持するとともに、天板の少なくとも一側縁部両側のコーナー部に形成した切欠部に前記脚柱の上端部を露出し、該脚柱の上端部に一対の支柱を立設し、該支柱には少なくとも天板の一側縁部に面した外側に係合溝を軸方向に沿って形成するとともに、パネルの両側部で内方寄りの表面に前記係合溝にスライド係合する突条を突設し、前記パネルの両突条をそれぞれ支柱の天板の一側縁部に面した外側の係合溝に係合してなることを特徴とするテーブルにおけるパネル等のオプション取付装置。
- 支柱には少なくとも天板の一側縁部に面した外側と他の側適所に複数の係合溝を軸方向に沿って形成し、前記パネルの両突条をそれぞれ支柱の天板の一側縁部に面した外側の係合溝に係合し、他の係合溝にハンギング部材等のオプションを取付けてなる請求項1記載のテーブルにおけるパネル等のオプション取付装置。
- 前記支柱の背面側と、隣接する両支柱の対向面内側とに前記係合溝を形成し、前記パネルの両突条をそれぞれ支柱の背面側の係合溝に係合し、ハンギング部材の両端の係合片を対向面内側の両係合溝に係合し、パネルの前面に沿ってハンギング部材を配してなる請求項1又は2記載のテーブルにおけるパネル等のオプション取付装置。
- 前記支柱のコーナー部を挟んだ天板の両縁部に面する外側と、隣接する両支柱の対向面内側とに前記係合溝を3条又は4条形成し、前記パネルの両突条を前記天板の各縁部の両側コーナー部に位置する支柱の天板の該縁部に面する外側の係合溝に係合し、ハンギング部材の両端の係合片を少なくとも隣接する一対の支柱の対向面内側の両係合溝に係合し、パネルの前面に沿ってハンギング部材を配してなる請求項1又は2記載のテーブルにおけるパネル等のオプション取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24671399A JP3546770B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | テーブルにおけるパネル等のオプション取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24671399A JP3546770B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | テーブルにおけるパネル等のオプション取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001070058A JP2001070058A (ja) | 2001-03-21 |
JP3546770B2 true JP3546770B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
ID=17152548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24671399A Expired - Fee Related JP3546770B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | テーブルにおけるパネル等のオプション取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3546770B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4573995B2 (ja) * | 2000-11-13 | 2010-11-04 | 株式会社ライオン事務器 | テーブル等の幕板取付装置 |
JP7534186B2 (ja) | 2020-10-30 | 2024-08-14 | 株式会社オカムラ | 天板付き什器 |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24671399A patent/JP3546770B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001070058A (ja) | 2001-03-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3644011A (en) | Collapsible cabinet | |
US3565152A (en) | Foldable partition | |
JPH09500518A (ja) | スイッチキャビネットに用いられるフレーム | |
JP3546770B2 (ja) | テーブルにおけるパネル等のオプション取付装置 | |
JP3685022B2 (ja) | パネル付きデスク | |
JPH049367Y2 (ja) | ||
JPS6212328Y2 (ja) | ||
JPH0522Y2 (ja) | ||
JP2571931Y2 (ja) | 陳列台のコーナー棚装置 | |
JP2016202945A (ja) | テーブル | |
JP2002153330A (ja) | 天板の後端縁における配線受け樋装置 | |
KR100736938B1 (ko) | 텔레비젼 거치대 | |
JP2636495B2 (ja) | 天板付き家具 | |
JP3811612B2 (ja) | 机における支柱装置 | |
US2812991A (en) | Knock-down office equipment | |
JP2870688B2 (ja) | 折り畳みユニット構造 | |
JPH083310Y2 (ja) | 箱体の脚の構造 | |
JP2541076Y2 (ja) | パネル上へのカウンターテーブル取付構造 | |
KR20220168107A (ko) | 스탠드형 가림막 | |
JPS6318348Y2 (ja) | ||
JP3685048B2 (ja) | テーブルの脚装置 | |
JPH079297Y2 (ja) | スタンド用固定金具 | |
JPH0746207Y2 (ja) | キャビネットにおける衝立パネルの取り付け装置 | |
JP2520572Y2 (ja) | 幕板の取付装置 | |
JPH085506Y2 (ja) | 野外用案内標識 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040323 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040405 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |