JPH085506Y2 - 野外用案内標識 - Google Patents

野外用案内標識

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JPH085506Y2
JPH085506Y2 JP1991041293U JP4129391U JPH085506Y2 JP H085506 Y2 JPH085506 Y2 JP H085506Y2 JP 1991041293 U JP1991041293 U JP 1991041293U JP 4129391 U JP4129391 U JP 4129391U JP H085506 Y2 JPH085506 Y2 JP H085506Y2
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栄俊 山下
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立山アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、路肩や野外において
各種施設の場所方向等を表示する野外用案内標識に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の野外用案内標識として、柱の側方
に外向溝を設け、その柱を適宜間隔に離して直立し、左
右の柱外向溝間に上桟を取付ける案内標識や、左右の柱
外向溝間に表示パネルを一枚以上取付ける案内標識が知
られているし、直立した柱の上部に表示パネルを片持ち
に取付ける案内標識等が知られている。(例えば実開昭
52-109480 号公報、実開昭50-127398 号公報)又柱の外
向溝にストッパーを取付け、表示パネルの側面に柱の外
向溝に嵌挿する鈎片を設け、パネルの側面より突出する
鈎片を外向溝に沿ってストッパーの取付け位置まで嵌挿
する案内標識、或いは表示パネルを枠体と、その前後に
取付ける表示板より構成した案内標識等も知られてい
る。(例えば実公昭61-39430号公報、実公昭61-39431号
公報)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】柱間に表示パネルを溶
接する案内標識にあっては、パネルの取付けが著しく面
倒であるし、一度取付けたパネルを簡単に交換出来ない
問題点があった。また柱にストッパーを取付け、ストッ
パーの取付け位置まで表示パネルを嵌挿する案内標識に
あっては、パネルが風圧によりガタつく問題点があっ
た。本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、溶
接を用いずに簡単に体裁よく組立てが可能で、しかも強
力に取付けができると共に、必要に応じてパネルを増減
できるようにした野外用案内標識を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における野外用案内標識は、柱材を円筒状周
壁と、該周壁より側方に向けて開口する外向袋溝から形
成し、表示パネルを少なくとも角筒状の横部材と、その
端部より内部に一部を挿入して固定する側部材より構成
し、側部材の外側に、側部材より長いジョイントを取付
け、該ジョイントを柱材の袋溝に嵌挿し、ジョイントの
上下端部を柱材にビス止めして取付けるものである。表
示パネルは適宜間隔に直立する柱材間にジョイントを介
して取付けることも可能であるし、柱材の上部にジョイ
ントを介して片持ちに取付けることも可能である。更に
直立する円柱の上部外周に柱材を嵌挿固定し、該柱材に
ジョイントを介して表示パネルを片持ちに取付けること
も可能である。
【0005】
【実施例】以下、本考案における野外用案内標識の構造
を実施例の図1と図17に基ずき説明すれば、案内標識
Pは適宜間隔に離して直立する柱材1,1' と、柱材
1,1' 間に嵌挿する表示パネル5、表示パネル5の側
面に取付けるジョイント2、柱材1,1' の上端に取付
けるキャップ4、及び柱材1,1' の側面に嵌合係止す
る目板3より構成されている。柱材1はF6の如く円筒
状を成す周壁1aの一部に、周壁1aより接線方向に突出す
る内側壁1bと、該内側壁1bに平行して突出する外側壁1c
を設け、内側壁1bと外側壁1cの先部に内向突片1e,1f を
相対設し、内外側壁1b,1cの間に側方に向けて開口する
袋溝11を設け、周壁1aの外周にビスポケット1dを形成す
るものである。
【0006】表示パネル5はF4とF5の如く、左右方
向に延長する横部材6と、該横部材6の端部より内部に
一部を挿入して固定する側部材7より構成するもので、
その内、横部材6は図7(A)(B)の如く柱材1の袋
溝幅Lと同等、若しくはそれより僅かに薄幅の角筒状を
成し、内周にビスポケット6aを形成するものである。ま
た側部材7は図10(A)の如く、上下方向に延長する
角筒状胴部7aの一側に、柱材1の外向袋溝11に挿入する
脚部7cを設け、胴部7aの内周にビスポケット7dを有する
もので、胴部7aを横部材6の内部に挿入して固定するも
のである。
【0007】図10(B)の側部材7は、脚部7cに近い
胴部7aに、横部材6と同幅の張出部7bを設け、胴部7aの
内周にビスポケット7dを形成するもので、側部材7の胴
部7aを図9の如く横部材6の内部に挿入し、張出部7bを
横部材6の側方に連続するものである。横部材6と側部
材7は軽金属材より押出し成形するもので、長尺の横部
材6よりパネル5に応じた分を切取り、長尺の側部材7
より横部材6のパネル幅Hに応じた分を切取り、側部材
7の胴部7aを横部材6の内部に挿入し、その側部材7の
ビスポケット7dに横部材6よりビスSを螺入して組立て
るものである。
【0008】ジョイント2は側部材7の脚部7cに嵌合す
る主壁2aの両端部に、柱材1の外向袋溝11内に挿入する
脚片2bを設け、袋溝11に沿って滑動可能となると共に、
袋溝11より側方に離脱不能となるものである。このジョ
イント2は側部材7より僅かに長く切取り、その主壁2a
を側部材7の脚部7cに嵌合してビスS止めし、表示パネ
ル5を柱材1,1' の間に嵌挿固定する際、ジョイント
2を柱材1,1' の上方より袋溝11,11'に沿って適宜高
さまで滑動した後、側部材7より露出しているジョイン
ト2の上下端部を柱材1,1'にビスS止めするもので
ある。
【0009】図15と図16は広幅表示パネル15で、広
幅表示パネル15は図12(A)の如く上下に平行する2
体のパネル5,5' と、その上下側部材7,7' 間に介
在する縦部材8にて枠体10を構成し、該枠体10を図14
(A)の如く外板20で被覆するものである。縦部材8は
図11の如く、前記側部材7の脚部7cと同じ脚部8cに、
側部材胴部7aと同幅の胴壁8aを設けるもので、縦部材厚
さtを側部材7の略1/3程度に薄くしたものである。
この縦部材8はパネル幅Hより僅かに長く切取ったジョ
イント2にビスS止めし、そのジョイント2の上下端部
に側部材7をビスS止めして取付けるか、外板20の上半
分にパネル5,5' を上下に配置着設した後、その端部
に取付けた上下側部材7,7' 間に着設し、外板20の下
半分の折返して着設するものである。
【0010】表示パネル5と広幅表示パネル15の組立
て、及び両パネル5,15に対するジョイント2の取付け
手順等は前記実施例に限定されるものではない。又一本
の柱材1に二体以上の表示パネル5,5' を取付けた
り、表示パネル5と広幅表示パネル15を取付ける場合、
表示パネル5,5' に跨がってジョイント2をビスS止
めすることも可能であるし、両パネル5,15に跨がって
ジョイント2をビスS止めすることも可能である。図1
4(B)の広幅表示パネル15は、外板20に代わりに表面
板21と裏面板22で被覆するものである。
【0011】柱材1の袋溝11に嵌合係止する目板3は図
7(C)の如く、袋溝11の入口側に嵌合する目隠片3aの
裏面に、袋溝11の内向突片1e,1f に係止する弾力脚3bを
突設するもので、表示パネル5を取付けた残りの袋溝11
に嵌合係止するものである。柱材1の上端に取付けるキ
ャップ4は図8の如く、柱材1の横断面と同じ大きさに
成形され、柱材1のビスポケット1dに連通する透孔4aを
穿設するもので、透孔4aより柱材1のビスポケット1dに
ビスSを螺入して取付ける。柱材1とジョイント2、目
板3、及び縦部材8は、軽金属材より押出し成形するも
のであるし、キャップ4と外板20は軽金属板より成形す
るものである。
【0012】図2の野外用案内標識P1 は、野外に直立
する柱材1の上部に、ジョイント2を介して表示パネル
5を片持ち支持するか、広幅表示パネル15を片持ち支持
するもので、パネル5,15を除く構成は前記案内標識P
と同様であるから、両パネル5,15以外の説明を省略す
る。片持ち表示パネル5は、横部材6の一端より内部に
側部材7を挿入固定し、他端に側端板9を取付けるもの
である。
【0013】片持ち広幅表示パネル15は、上下に配置す
る横部材6,6' と、その一端に取付ける側部材7,
7' 、上下側部材7,7' 間に介在する縦部材8、上下
横部材6,6' の他端に跨がって取付ける側端板9にて
枠体10を構成し、該枠体10を外板20にて被覆するもので
ある。片持ちパネル5,15の側端板9は板状を成し、側
端板9より横部材6,6' のビスポケット6aにビスSを
螺入して取付けるものである。
【0014】図3の野外用案内標識P2 は、野外に円柱
14を直立し、該円柱14の上部に柱材1を嵌挿固定し、柱
材1の袋溝11にジョイント2を介して表示パネル5、又
は広幅表示パネル15を片持ち支持するもので、円柱14を
除いて前記案内標識P,P1と同じであるから、円柱14
以外の説明を省略する。円柱14は中空パイプより任意長
さに切取りるもので、円柱14の上部に柱材1を嵌挿し、
即ち柱材周壁1aを嵌挿した後、パネル5,15を任意方向
に向け、柱材周壁1aより円柱14にビスSを螺入して取付
けるものである。
【0015】
【考案の効果】本考案の野外用案内標識は、上記のとお
り構成されているので、次に記載する効果を奏する。柱
材の袋溝にジョイントを介して表示パネルを取付けるも
のであるから、溶接機械を用いずに簡単に取付けること
ができるし、一度取付けた表示パネルであっても容易に
交換できる。又表示パネルは横部材の端部に側部材を挿
入固定し、側部材に、側部材より長いジョイントを取付
け、その側部材を柱材の袋溝に挿入固定るものであるか
ら、パネルを強力に支持固定することができる。
【0016】特に広幅表示パネルは、上下に配置する表
示パネルと、上下パネルの側部材間に介在する縦部材に
て枠体を構成し、枠体を外板にて被覆するものであるか
ら、任意幅のパネルを自由に構成することができる。し
かも表示パネル幅を極めて小さくすれば、その分だけ広
幅表示パネルの重量を軽くし得るため、広幅表示パネル
でも簡単に取付けることができるし、片持ち支持するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)(C)本案による野外用案内標識
の使用例を示す正面図である。
【図2】(A)(B)片持ち式案内標識の使用例を示す
正面図である。
【図3】(A)(B)指示方向を変更可能にした片持ち
式案内標識の使用例を示す正面図である。
【図4】(A)(B)表示パネルの構造例を示す一部切
欠平面図と正面図である。
【図5】(A)(B)片持ち式パネルの構造例を示す一
部切欠平面図と正面図である。
【図6】(A)(B)柱材とジョイントの平面図であ
る。
【図7】(A)(B)(C)横部材の側面図と目板の平
面図である。
【図8】キャップの平面図である。
【図9】(A)(B)側部材の取付け例を示す一部切欠
平面図と正面図である。
【図10】(A)(B)側部材の形状例を示す平面図で
ある。
【図11】縦部材の平面図である。
【図12】(A)(B)枠体の組立例を示す正面図であ
る。
【図13】(A)(B)(C)ジョイントを用いた枠体
の組立例を示す要部正面図である。
【図14】(A)(B)枠体の被覆例を示す側面図であ
る。
【図15】(A)(B)広幅表示パネルの構造例を示す
一部切欠平面図である。
【図16】パネルに対するジョイントの取付け例を示す
平面図である。
【図17】柱材に対するパネルの取付け例を示す平面図
である。
【符号の説明】
1,1' 柱材 2 ジョイント 3 目板 4 キャップ 5,5' 表示パネル、15 広幅表示パネル 6,6' 横部材 7,7' 側部材 8 縦部材、7c,8c 部材脚部 9 側端板 10 枠体 11,11' 袋溝、14 円柱 20 外板 1d,6a,7d ビスポケット P,P1,P2 案内標識、S ビス H パネル幅、L 袋溝幅、t 縦部材厚さ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱材(1)に表示パネルを取付ける案内
    標識において、柱材(1)を円筒状周壁(1a)と、該周
    壁(1a)より側方に向けて開口する外向袋溝(11)から
    形成し、表示パネルを少なくとも角筒状の横部材(6)
    と、その側方より内部に一部を挿入して固定する側部材
    (7)より構成し、表示パネルの側端にパネル幅(H)
    より長いジョイント(2)を取付け、該ジョイント
    (2)を柱材(1)の外向袋溝(11)に嵌挿し、ジョイ
    ント(2)の上下端部を柱材(1)にビス止めして取付
    ける野外用案内標識。
  2. 【請求項2】 表示パネルが、少なくとも上下に配置す
    る横部材(6,6')と、その側方より内部に一部を挿入
    固定する側部材(7,7')、及び上下側部材(7,7')
    間に介在する縦部材(8)より構成した枠体(10)を、
    外板(20)にて被覆する広幅表示パネル(15)である請
    求項1記載の野外用案内標識。
  3. 【請求項3】 表示パネルを横部材(6)と、その一端
    より内部に一部を挿入して固定する側部材(7)、及び
    横部材(6)の他端に取付ける側端板(9)より構成
    し、側部材(7)にジョイント(2)を取付け、該ジョ
    イント(2)を柱材(1)の外向袋溝(11)に嵌挿して
    ビス止めし、表示パネルを片持ち支持する請求項1記載
    の野外用案内標識。
JP1991041293U 1991-05-07 1991-05-07 野外用案内標識 Expired - Fee Related JPH085506Y2 (ja)

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