JPH07317014A - アスファルト舗装廃材再生用ドライヤ - Google Patents

アスファルト舗装廃材再生用ドライヤ

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Publication number
JPH07317014A
JPH07317014A JP11496494A JP11496494A JPH07317014A JP H07317014 A JPH07317014 A JP H07317014A JP 11496494 A JP11496494 A JP 11496494A JP 11496494 A JP11496494 A JP 11496494A JP H07317014 A JPH07317014 A JP H07317014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste material
drum
dryer
wall
asphalt pavement
Prior art date
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Pending
Application number
JP11496494A
Other languages
English (en)
Inventor
Shojiro Ariyoshi
章二郎 有吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Co Ltd
Nikko KK
Original Assignee
Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikko Co Ltd, Nikko KK filed Critical Nikko Co Ltd
Priority to JP11496494A priority Critical patent/JPH07317014A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドラム入口付近での廃材の付着堆積を極力少
なくして廃材の送り込みをスムーズに行う。 【構成】 廃材供給側のドラム2端部外側より廃材掻き
取り部材14を挿入してドラム入口内壁に当接させて固
定する。これによってドラム回転時に廃材掻き取り部材
14がドラム入口内壁を常に擦り付け、廃材供給シュー
ト10よりドラム2内に投入された廃材がドラム入口付
近に付着しても掻き取り羽根15によってすぐに掻き取
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路工事により掘り起こ
したアスファルト舗装廃材を加熱再生するアスファルト
舗装廃材再生用ドライヤに関する。
【0002】
【従来の技術】道路工事等によって掘り起こされたアス
ファルト舗装廃材(以下「廃材」という)を加熱再生す
るために再生用ドライヤが利用されている。この再生用
ドライヤは円筒状ドラムを回転自在に傾斜支持し、ドラ
ム内周壁に多数周設した鋼板製の掻き上げ羽根によって
廃材を掻き上げながら転動流下させる間に熱風と接触さ
せ、所望の温度まで加熱昇温して廃材再生を行ってい
る。
【0003】また、廃材は加熱によって粘着性を有する
ようになるために、ドラム内部にチェーンを取り付け、
そのチェーンを転がすことによってドラム内に付着する
廃材を擦り落すようにしたり、またチェーン先端に重り
を取り付け、転がる重りの衝撃によってドラム内部に付
着する廃材を剥離させるなどしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにチェーン等を転がしてドラム内部に付着する廃材
を剥離させようとしても十分除去できるものではなく、
ドラム内には廃材が徐々に付着堆積していく。この廃材
の付着場所で特に問題となるのがドラムの廃材供給側の
入口付近であり、この付近に廃材が付着堆積するとドラ
ム内への廃材の送り込みがスムーズにできなくなって処
理能力の低下を引き起こすことになる。
【0005】本発明は上記の点に鑑み、ドラムの廃材供
給側の入口付近での廃材の付着を極力少なくして廃材の
送り込みをスムーズに行えるようにしたアスファルト舗
装廃材再生用ドライヤを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、回転自在に傾斜支持した円筒状ドラムの
一端部に熱風供給用のバーナと廃材供給手段を配設し、
他端部に再生廃材排出部を配設したアスファルト舗装廃
材再生用ドライヤにおいて、廃材供給側のドラム端部外
側よりドラム入口内壁に付着する廃材を掻き取る廃材掻
き取り部材を挿入すると共に、廃材をドラム内に送り込
む逆止羽根は前記廃材掻き取り部材が通過する隙間をド
ラム内壁との間に持たせて取り付けたことを特徴として
いる。
【0007】
【作用】本発明のアスファルト舗装廃材再生用ドライヤ
によれば、ドラム端部外側より廃材掻き取り部材を挿入
してドラム入口内壁面に臨ませる構成としたので、ドラ
ム回転時に廃材掻き取り部材がドラム入口内壁に付着す
る廃材を擦り落す。このようにドラム入口内壁に付着堆
積する廃材を強制的に掻き取るためにドラムの廃材投入
部付近での廃材の付着が殆ど無くなり、廃材をドラム内
にスムーズに送り込むことができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0009】1は廃材を加熱乾燥するドライヤであっ
て、円筒状のドラム2を機台3上の支持ローラ4によっ
て回転自在に傾斜支持し、駆動装置(図示せず)により
所定の速度で回転させている。
【0010】6はドラム2の端部開口5に臨ませた燃焼
室であって、一端部に配設したバーナ7の燃焼による火
炎を形成して熱風を発生させ、その熱風をドラム2内に
送り込むようにしている。そしてドラム2の他端部のコ
ールドホッパ8に連結した排気煙道9の下流には排風機
(図示せず)を配設し、送り込んだ熱風を排風機により
吸引してドラム2内に高温のガス流を維持するようにし
ている。
【0011】また、ドラム端部開口5には廃材の供給手
段である廃材供給シュート10を配設し、廃材ホッパ
(図示せず)より切り出した廃材をドラム2内に案内供
給するようにしている。廃材供給シュート10よりドラ
ム2内に供給された廃材はドラム2の入口の逆止羽根1
1付近に落下し、ドラムの回転に伴ってドラム内方へと
流れていき、更に掻き上げ羽根12によって掻き上げら
れながらドラム内を転動流下する間に加熱されてコール
ドホッパ9の下部の廃材排出部13から排出される。
【0012】また、ドラム入口内壁に付着する廃材を掻
き取るための廃材掻き取り部材14がドラム端部外側よ
り挿入されている。この廃材掻き取り部材14は廃材供
給シュート10に固着した支持材15の先端部にL型鋼
より成る掻き取り羽根16を取り付け、該掻き取り羽根
16をドラム入口内壁にほぼ当接するようにして臨ませ
ている。なお、掻き取り羽根16は廃材の滞留がないド
ラム上方部に取り付けることが好ましい。
【0013】また、前記逆止羽根11は図4のようにド
ラム入口側を浮かし、掻き取り羽根16が通過する隙間
を持たせるようにして脚17で取り付けており、これに
よって掻き取り羽根16をドラム内方へと極力伸ばせる
ようにしている。
【0014】しかして、ドラム2を回転させると、掻き
取り羽根16の側縁部がドラム2の内壁を常に擦り付け
ることになり、廃材供給シュート10よりドラム2内に
投入された廃材がドラム入口付近に付着してもその廃材
を掻き取り羽根15がすぐに掻き取る。したがってドラ
ム入口付近に廃材が付着堆積することがなく、廃材をド
ラム内にスムーズに送り込むことができる。
【0015】なお、本実施例においては廃材掻き取り部
材14としてL型鋼の掻き取り羽根16を示したが、廃
材掻き取り部材14としてはドラム入口内壁に擦り付け
て付着しようとする廃材を掻き取るものであれば良く、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明に係るアスファルト
舗装廃材再生用ドライヤにあっては、廃材供給側のドラ
ム2端部外側よりドラム入口内壁に付着する廃材を掻き
取る廃材掻き取り部材14を挿入すると共に、廃材をド
ラム内に送り込む逆止羽根11は前記廃材掻き取り部材
14が通過する隙間をドラム内壁との間に持たせて取り
付けたので、廃材掻き取り部材14によってドラム入口
内壁に付着する廃材を絶えず掻き取ることができ、ドラ
ム入口付近に廃材を付着堆積させることなく廃材をドラ
ム内に常にスムーズに送り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部切り欠き概略構成
図である。
【図2】図1の廃材掻取部材の取付け部分の拡大図であ
る。
【図3】図2の一部省略A−A矢視図である。
【図4】図2の要部拡大図である。
【符号の説明】
1…ドライヤ 2…ドラム 5…端部開口 13…廃材掻き取り部材 15…支持材 16…掻き取り羽根

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在に傾斜支持した円筒状ドラムの一
    端部に熱風供給用のバーナと廃材供給手段を配設し、他
    端部に再生廃材排出部を配設したアスファルト舗装廃材
    再生用ドライヤにおいて、廃材供給側のドラム端部外側
    よりドラム入口内壁に付着する廃材を掻き取る廃材掻き
    取り部材を挿入すると共に、廃材をドラム内に送り込む
    逆止羽根は前記廃材掻き取り部材が通過する隙間をドラ
    ム内壁との間に持たせて取り付けたことを特徴とするア
    スファルト舗装廃材再生用ドライヤ。
JP11496494A 1994-05-27 1994-05-27 アスファルト舗装廃材再生用ドライヤ Pending JPH07317014A (ja)

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JP11496494A JPH07317014A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 アスファルト舗装廃材再生用ドライヤ

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ID=14650997

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JP11496494A Pending JPH07317014A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 アスファルト舗装廃材再生用ドライヤ

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