JPH07316447A - アミノアゾ染料の製法 - Google Patents

アミノアゾ染料の製法

Info

Publication number
JPH07316447A
JPH07316447A JP7118692A JP11869295A JPH07316447A JP H07316447 A JPH07316447 A JP H07316447A JP 7118692 A JP7118692 A JP 7118692A JP 11869295 A JP11869295 A JP 11869295A JP H07316447 A JPH07316447 A JP H07316447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
formula
hydrolysis
optionally substituted
sulfomethylated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7118692A
Other languages
English (en)
Inventor
Rudolf Bermes
ベルメス ルドルフ
Heinz Keilhauer
カイルハウアー ハインツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH07316447A publication Critical patent/JPH07316447A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B43/00Preparation of azo dyes from other azo compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/56Ring systems containing three or more rings
    • C07D209/58[b]- or [c]-condensed
    • C07D209/62Naphtho [c] pyrroles; Hydrogenated naphtho [c] pyrroles

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 短い時間で高い収量及び純度で得られるアミ
ノアゾ染料の製法。 【構成】 相応するスルホメチル化アミノアゾ染料を水
性酸により加水分解する際に、この加水分解をアミドス
ルホン酸、尿素又はこれらの混合物の存在下で行なう一
般式Iのアミノアゾ染料の製法。 〔nは1又は2を表わし、Dはnが1の場合には置換さ
れてもよいフェニル基又は置換されてもよいナフチル基
を表わし、あるいはnが2の場合には置換されてもよい
スチルベンジイル基を表わし、Kは置換されてもよいフ
ェニレン基又は置換されてもよいナフチレン基を表わ
し、Rは水素又はC〜C−アルキル基を表わす〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相応するN−スルホメ
チル化アミノアゾ染料を水性酸により加水分解すること
による、アミノアゾ染料の新規の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】Houben-Weyl"Methoden der Organischen
Chemie"、第4版、第10/3巻、242頁、1965から既にN−
スルホメチル化アミノアゾ染料の加水分解は、公知であ
る。
【0003】しかしながら、上記文献に記載された方法
が欠点を有していることは、明らかとなっている。従っ
て、例えば加水分解速度は、比較的僅かである。その
上、この場合にはアミノアゾ染料が不十分な収量及び純
度で得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、目的
生成物が高い収量及び純度で得られる、N−スルホメチ
ル化アミノアゾ染料の酸性加水分解の新規の方法を提供
することであった。同時に加水分解は、短い時間で進行
しなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】ところで、式I:
【0006】
【化3】
【0007】〔式中、nは1又は2を表わし、Dはnが
1である場合には場合によっては置換されているフェニ
ル基又は場合によっては置換されているナフチル基を表
わし、あるいはnが2である場合には場合によっては置
換されているスチルベンジイル基を表わし、Kは場合に
よっては置換されているフェニレン基又は場合によって
は置換されているナフチレン基を表わし、Rは水素原子
又はC1〜C4−アルキル基を表わす〕で示されるアミノ
アゾ染料を、式II:
【0008】
【化4】
【0009】〔式中、n、D、K及びRはそれぞれ上記
意味を有する〕で示されるスルホメチル化アミノアゾ染
料もしくはその塩を水性酸により加水分解することによ
って製造することは、加水分解をアミドスルホン酸、尿
素又はこれらの混合物の存在下で行なう場合に、有利に
行なわれることが見いだされた。
【0010】
【作用】加水分解には、式IIのスルホメチル化アミノ
アゾ染料を遊離酸の形で使用することもできるし、その
塩の形で使用することもできる。
【0011】適当な塩は、例えばアルカリ金属塩もしく
はアルカリ土類金属塩、例えばリチウム塩、ナトリウム
塩、カリウム塩、マグネシウム塩もしくはカルシウム
塩、あるいはアンモニウム塩である。
【0012】ナトリウム塩及びカリウム塩の使用は、有
利である。
【0013】上記の式I及びIIに登場する全てのアル
キル基は、直鎖状であってもよいし、枝分れしていても
よい。
【0014】基D及びKが置換されている場合には、該
基は、通常置換基1〜4個、有利に1〜3個を有してい
る。
【0015】適当な置換基は、例えばC1〜C4−アルキ
ル基、C1〜C4−アルコキシ基、ヒドロキシ基、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、ヒドロキシスルホニル基、カルボキ
シル基、シアノ基又はC1〜C4−アルカノイルアミノ基
である。
【0016】C1〜C4−アルキル基は、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、s−ブチル基又はt−ブチル基であ
る。
【0017】C1〜C4−アルコキシ基は、例えばメトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、
ブトキシ基、イソブトキシ基、s−ブトキシ基又はt−
ブトキシ基である。
【0018】ハロゲン原子は、例えばフッ素原子、塩素
原子又は臭素原子である。
【0019】C1〜C4−アルカノイルアミノ基は、例え
ばホルミルアミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニル
アミノ基、ブチリルアミノ基又はイソブチリルアミノ基
である。
【0020】式中のnが1を表わす式Iのアミノアゾ染
料の製法は、有利である。
【0021】さらに、式中のRが水素原子を表わす式I
のアミノアゾ染料の製法は、有利である。
【0022】さらに、式中のDが場合によっては置換さ
れているフェニル基を表わす式Iのアミノアゾ染料の製
法は、有利である。
【0023】さらに、式中のKが場合によっては置換さ
れているフェニレン基を表わす式Iのアミノアゾ染料の
製法は、有利である。
【0024】式中のDが場合によってはC1〜C4−アル
キル基、ハロゲン原子、ニトロ基、ヒドロキシスルホニ
ル基又はカルボキシル基によって置換されているフェニ
ル基を表わす式Iのアミノアゾ染料の製法は、特に有利
である。
【0025】さらに、式中のKが場合によってはC1
4−アルキル基、C1〜C4−アルコキシ基又はハロゲ
ン原子によって置換されているフェニレン基を表わす式
Iのアミノアゾ染料の製法は、特に有利である。
【0026】式IIのスルホメチル化アミノアゾ染料の
加水分解は、水性酸媒体中で起こる。適当な水性酸媒体
は、例えば無機もしくは有機酸、例えばハロゲン化水素
酸、例えば塩酸もしくは臭化水素酸、硫酸、アミドスル
ホン酸、リン酸、蟻酸、ベンゼンスルホン酸又はトルエ
ンスルホン酸の水溶液である。
【0027】水性酸媒体中の酸濃度は、それぞれ反応媒
体の重量に対して通常0.5〜15重量%、有利に1〜
10重量%である。
【0028】水性酸反応媒体の量は重要ではないが、し
かしながら、反応混合物が撹拌可能な状態を維持するこ
とに注意しなければならない。
【0029】本発明によれば、新規の方法は、アミドス
ルホン酸、尿素又はこれらの混合物の存在下で実施され
る。式IIのスルホメチル化アミノアゾ染料1モル当量
につき、有利に上記反応成分0.5〜5モル、特に1〜
2.5モル、殊に1〜2モルが使用される。
【0030】アミドスルホン酸の使用は、有利である。
【0031】この場合には、アミドスルホン酸は、同時
に水性酸媒体のための酸性成分としてかつ加水分解向上
剤として使用される。この場合には上記量比を考慮しな
ければならない。
【0032】本発明による方法は通常、温度60〜12
0℃、有利に70〜95℃で行なわれる。
【0033】通常、加水分解は、短い時間、有利に15
〜60分で終了する。
【0034】中間単離された式IIのスルホメチル化ア
ミノアゾ染料からではなく、該化合物の合成の際に生じ
る反応混合物から出発する方法は、有利である。即ち、
先ず式III: D[−NH2]n (III) 〔式中、n及びDはそれぞれ上記意味を有する〕で示さ
れるアミンが常法でジアゾ化され、さらに該化合物は、
式IV:
【0035】
【化5】
【0036】〔式中、K及びRはそれぞれ上記意味を有
する〕で示されるスルホメチル化されたカップリング成
分とカップリングが行なわれる。さらに、得られた反応
混合物は、前述のとおり、直接、酸により加水分解する
ことができる。
【0037】新規の方法は、式IIのスルホメチル化ア
ミノアゾ染料の水性酸溶液もしくは懸濁液にアミドスル
ホン酸、尿素又はこれらの混合物が添加されかつ撹拌下
で上記温度に加熱されることによって、有利に実施され
る。例えばクロマトグラフィーにより追跡することがで
きる加水分解の終了後に、反応混合物は冷却され、か
つ、通常固体の形で存在する式Iのアミノアゾ染料が、
例えば吸引濾過、水洗及び乾燥によって単離される。
【0038】新規の方法によって、式Iのアミノアゾ染
料を高い収量で製造することができる。この場合には該
染料は、著しく良好な純度で得られる。
【0039】本発明による方法によって得られる式Iの
化合物Iは、一方で染料特性を有しており、かつ他方で
はさらなる置換染料、例えばポリアゾ染料を製造するた
めの価値ある中間生成物である。
【0040】次に、本発明を例につき詳説する。
【0041】
【実施例】 例 1 スルファニル酸173gを氷水1000ml中で濃硫酸
60gの存在下で亜硝酸ナトリウム69gを用いて常法
でpH値1.3でジアゾ化した。この懸濁液を撹拌しな
がら炭酸水素ナトリウム100gで中和し、かつアニリ
ノメタンスルホン酸−ナトリウム塩220gを添加し
た。カップリングは、一晩で終了した。混合物のpH値
は、5.7であった。さらにアミドスルホン酸100g
及び、少量の氷で希釈した濃硫酸100gを添加し、加
熱しかつ95℃で15分間撹拌した。その後にこの配合
物を室温に冷却し、かつ沈殿物を吸引濾過した。水30
00mlで洗浄されたフィルターケーキを80℃で乾燥
し、かつ4′−アミノアゾベンゼン−4−スルホン酸2
56gが純度98.6%で得られた。
【0042】例 2 例1と同様にして処理を行なったが、しかし、アミドス
ルホン酸を濃硫酸100gで代替した。95℃で2時間
の加水分解後に、純度88.0%のみを有する染料22
0gのみが得られた。
【0043】例 3 例1と同様にしてカップリング反応を実施したが、しか
し、各0.6倍量のみの反応成分を使用した。得られた
カップリング混合物を3等分した。
【0044】a) 第1の部分にアミドスルホン酸20
g及び濃硫酸20gを添加し、かつ95℃でスルホメチ
ル基を分離させた。4′−アミノアゾベンゼン−4−ス
ルホン酸44.2gが純度97.6%で得られた。
【0045】b) 第2の部分の場合には、分離に尿素
20g及び濃硫酸30部を使用し、かつ染料41.1g
が純度98.7%で得られた。
【0046】c) 最後の3分の1の場合には、濃硫酸
30gのみを使用した。収量は、純度91.9%で染料
37.2gであった。
【0047】例 4 カップリング反応を例1と同様にして実施したが、しか
し各0.5倍量のみの反応成分を使用した。得られたカ
ップリング混合物に蟻酸200g及びアミドスルホン酸
50gを添加し、かつ95℃で1時間撹拌した。後処理
後に4′−アミノアゾベンゼン−4−スルホン酸10
1.2gが純度96.9%で得られた。
【0048】例 5 例4と同様にして処理を行なったが、しかし、スルホメ
チル基の分離の際に蟻酸200gのみを使用した。収量
は、純度79.8%のみを有する染料78.8gのみで
あった。
【0049】例 6 例4と同様にして処理を行なったが、しかしアミドスル
ホン酸の代りに同量の尿素を使用した。収量は、純度9
7.3%を有する染料103.8gであった。
【0050】例 7 例4と同様にして処理を行なったが、しかし、スルホメ
チル基の分離の際に蟻酸の代りに同量のベンゼンスルホ
ン酸を使用した。染料104.8gが純度96.0%で
得られた。
【0051】例 8 例7と同様にして処理を行なったが、しかしアミドスル
ホン酸を添加しなかった。収量は、純度93.0%の染
料96.0gであった。
【0052】例 9 例1と同様にして処理を行なったが、しかしスルファニ
ル酸の代りに等量の2−アミノトルエン−5−スルホン
酸を使用した。4′−アミノ−2−メチルアゾベンゼン
−4−スルホン酸250gが純度98%で得られた。
【0053】例 10 例9と同様にして処理を行なったが、しかしアニリノメ
タンスルホン酸−ナトリウム塩の代りに等量のo−トル
イジノメタンスルホン酸−ナトリウム塩を使用し、か
つ、加水分解の際に生じる晶泥が撹拌可能な状態を維持
するために、配合物が約10 l を占める程度に水量を
増加させた。4′−アミノ−3′,2−ジメチルアゾベ
ンゼン−4−スルホン酸262gが純度96.9%で得
られた。
【0054】例 11 3−アミノ安息香酸137g及び50重量%の苛性ソー
ダ液90gを水1000ml中に溶解し、かつ水300
ml中の亜硝酸ナトリウム70gの溶液と混合した。氷
500gを撹拌混入し、かつこの溶液を濃硫酸135g
及び氷500gからなる撹拌混合物中に外部冷却下で0
〜5℃で30分間で注加した。2時間後にニトリットの
過剰量を少量のアミドスルホン酸で破壊し、ジアゾニウ
ム塩溶液を濾過し、かつ、炭酸水素ナトリウム220g
が添加された、水500ml中のo−アニシジノメタン
スルホン酸−ナトリウム塩240gの懸濁液に添加し
た。さらに、この混合物を一晩中撹拌し、アミドスルホ
ン酸100g及び濃硫酸100gを反応混合物に添加
し、かつ95℃で1時間撹拌した。後処理によって、
4′−アミノ−3′−メトキシアゾベンゼン−3−カル
ボン酸254gが純度97.2%で得られた。
【0055】例 12 例1と同様にして処理を行なったが、しかしスルファニ
ル酸の代りに等量の4−アミノ−2,5−ジクロロベン
ゼンスルホン酸を使用した。4′−アミノ−2,5−ジ
クロロアゾベンゼン−4−スルホン酸310gが純度9
7.7%で得られた。
【0056】例 13 例1と同様にして処理を行なったが、しかしジアゾ化ス
ルファニル酸を等量のN−(ヒドロキシスルホンメチ
ル)−3−クロロアニリンとカップリング反応させ、か
つ引き続きアミドスルホン酸250gを用いて95℃で
加水分解した。吸引濾過、洗浄及び乾燥の後に2′−ク
ロロ−4′−アミノアゾベンゼン−4−スルホン酸20
9gが純度99.3%で得られた。
【0057】例 14 例1と同様にして処理を行なったが、しかしスルファニ
ル酸の代りに等量の2−アミノナフタレン−6−スルホ
ン酸を使用した。2−(4′−アミノフェニルアゾ)ナ
フタレン−6−スルホン酸298gが純度96.8%で
得られた。
【0058】例 15 a) 水350ml中に50重量%の苛性ソーダ液16
g、4,4′−ジアミノスチルベン−2,2′−ジスル
ホン酸37.4g及び亜硝酸ナトリウム14gを順次室
温で溶解した。得られた溶液を撹拌しながら、水100
ml、氷200g及び5Nの塩酸208gからなる混合
物中に注加した。亜硝酸の僅かな過剰量を5〜10℃で
の1時間の撹拌後にアミドスルホン酸0.2gの添加に
よって破壊した。
【0059】b) この前日に第2の反応容器中で60
℃で水42ml、30重量%のホルムアルデヒド水溶液
21g及び30重量%の亜硫酸水素ナトリウム水溶液7
0.6gから溶液を製造し、この溶液を、pH値6を有
する、240ml中の1−ヒドロキシ−7−アミノナフ
タレン−3−スルホン酸47.9g及び60重量%の苛
性ソーダ液15.2gの45℃の熱溶液に注加し、かつ
室温で一晩中撹拌した。
【0060】c) a)に記載された反応混合物を撹拌
下でb)に記載された混合物に添加し、この場合、pH
値を炭酸ナトリウム24gの添加によって7.5〜8.
5で維持した。カップリング反応の終了後に得られた反
応混合物を容量2 l に希釈し、アミドスルホン酸20
0gで酸性化し、95〜100℃に加熱し、かつこの温
度で30分間、後撹拌した。冷却後に生じた染料を吸引
濾過しかつ乾燥した。塩を含有しているがしかし異性体
不含である染料4,4′−ビス(7−アミノ−1−ヒド
ロキシ−3−ヒドロキシスルホニルナフチル−2−イル
アゾ)スチルベン−2,2′−ジスルホン酸169gが
得られた。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 【化1】 〔式中、nは1又は2を表わし、Dはnが1である場合
    には場合によっては置換されているフェニル基又は場合
    によっては置換されているナフチル基を表わし、あるい
    はnが2である場合には場合によっては置換されている
    スチルベンジイル基を表わし、Kは場合によっては置換
    されているフェニレン基又は場合によっては置換されて
    いるナフチレン基を表わし、Rは水素原子又はC1〜C4
    −アルキル基を表わす〕で示されるアミノアゾ染料を、
    式II: 【化2】 〔式中、n、D、K及びRはそれぞれ上記意味を有す
    る〕で示されるスルホメチル化アミノアゾ染料もしくは
    その塩を水性酸により加水分解することによって製造す
    る方法において、加水分解をアミドスルホン酸、尿素又
    はこれらの混合物の存在下で行なうことを特徴とする、
    アミノアゾ染料の製法。
  2. 【請求項2】 nが1である、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 Rが水素原子である、請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 Dが場合によっては置換されているフェ
    ニル基である、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 Kが場合によっては置換されているフェ
    ニレン基である、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 加水分解を温度60〜120℃で行な
    う、請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 式IIのスルホメチル化アミノアゾ染料
    1モルにつきアミドスルホン酸、尿素又はこれらの混合
    物0.5〜5モルを使用する、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 加水分解をアミドスルホン酸の存在下で
    行なう、請求項1記載の方法。
JP7118692A 1994-05-20 1995-05-17 アミノアゾ染料の製法 Withdrawn JPH07316447A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/246750 1994-05-20
US08/246,750 US5424403A (en) 1994-05-20 1994-05-20 Preparation of aminoazo dyes

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07316447A true JPH07316447A (ja) 1995-12-05

Family

ID=22932044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7118692A Withdrawn JPH07316447A (ja) 1994-05-20 1995-05-17 アミノアゾ染料の製法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5424403A (ja)
EP (1) EP0684288B1 (ja)
JP (1) JPH07316447A (ja)
DE (1) DE59500108D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126989A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Konica Minolta Ij Technologies Inc インクジェット用インク

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE131860C (ja) *
US1042198A (en) * 1912-02-12 1912-10-22 Agfa Ag Red disazo dye.
US1483797A (en) * 1923-03-20 1924-02-12 British Dyestuffs Corp Ltd Dyeing and printing acetyl silk and materials containing it
US1483798A (en) * 1923-07-07 1924-02-12 British Dyestuffs Corp Ltd Dye and process of making the same
US2112919A (en) * 1933-06-23 1938-04-05 Ici Ltd Azo dyestuffs and their production
US2088327A (en) * 1934-07-27 1937-07-27 Ici Ltd Azo dyestuffs and process of preparing them
US2139325A (en) * 1937-02-02 1938-12-06 Du Pont Manufacture of 4-amino-azo-benzene-4'-sulphonic acid
DD234416A1 (de) * 1985-02-07 1986-04-02 Bitterfeld Chemie Verfahren zur herstellung von 4-aminoazobenzensulfonsaeure-4'

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126989A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Konica Minolta Ij Technologies Inc インクジェット用インク

Also Published As

Publication number Publication date
US5424403A (en) 1995-06-13
EP0684288B1 (de) 1997-02-12
EP0684288A1 (de) 1995-11-29
DE59500108D1 (de) 1997-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6257665B2 (ja)
US3947435A (en) Disazo acid compounds containing one sulphonic acid group and one phosphonic or methyl-phosphinic acid group
DE2903594A1 (de) Fluortriazin-reaktivfarbstoffe und verfahren zur herstellung von fluortriazin-derivaten
JP3487827B2 (ja) セルロース繊維用の黒色反応性染料組成物
JP3567135B2 (ja) モノクロロトリアジン基及びアセトキシエチルスルホン基を有する赤色反応性染料
JPH07316447A (ja) アミノアゾ染料の製法
JPS6111265B2 (ja)
KR880002514B1 (ko) 디스아조 안료의 적용성의 개선방법
JP3111061B2 (ja) アゾ染料
JPH0693197A (ja) 繊維反応性ホルマザン染料の製法並びにアミノフェノール
US2120808A (en) Cyclic biguanyl sulphonic acids
KR950007220B1 (ko) 구리 착염 디스아조 화합물의 제조방법
JP2627143B2 (ja) 1:2−クロム錯体アゾ染料溶液の製造方法
JP3567136B2 (ja) モノクロロトリアジン基及びアセトキシエチルスルホン基を有する青色反応性染料
KR100270401B1 (ko) 아세톡시에틸설폰 반응기를 갖는 검정색 반응성 염료
CN111349348B (zh) 一种活性深蓝染料及其合成方法
KR950007218B1 (ko) 아릴아미노니트로페닐 하이드록시에틸 설폰의 제조방법
JP4710165B2 (ja) ピリドントリスアゾ系染料
JPS61118356A (ja) 単環式ビス‐オキシエチルスルホニル‐ベンゼン類およびそれらの製法
DE3931140A1 (de) Reaktivfarbstoffe
KR100288121B1 (ko) 삼반응기형 적색 반응성염료
KR100288120B1 (ko) 삼반응기형 청색 반응성염료
US4892968A (en) 3,3'-Dichloro-4,4-diaminodiphenyl sulfonic acids
JPH06104778B2 (ja) 金属ホルマザン化合物及びそれを用いて繊維材料を染色又は捺染する方法
US770177A (en) Azo dye and process of making same.

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806