JPH0731516Y2 - ショートコネクタ - Google Patents

ショートコネクタ

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Publication number
JPH0731516Y2
JPH0731516Y2 JP1988060772U JP6077288U JPH0731516Y2 JP H0731516 Y2 JPH0731516 Y2 JP H0731516Y2 JP 1988060772 U JP1988060772 U JP 1988060772U JP 6077288 U JP6077288 U JP 6077288U JP H0731516 Y2 JPH0731516 Y2 JP H0731516Y2
Authority
JP
Japan
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male
housing
short
female
terminals
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988060772U
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English (en)
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JPH01164693U (ja
Inventor
文義 桑野
和彦 阿部
直樹 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ショートコネクタにおけるショート端子の損
傷を未然に防止することができるように構成したショー
トコネクタに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のショートコネクタ構造としては、第6図及び第7
図に示す如きものがある。1は雄ハウジング、2はその
雄ハウジング1に嵌合される雌ハウジングであって、そ
の雄ハウジング1の嵌合開口3は、雌ハウジング2の嵌
合端面4より大きく形成されている。また雄ハウジング
1の嵌合部外方には、ショートスプリング5の取付部6
が突設されており、またその雄ハウジング1内には雄端
子7が内装されている。そして第7図に示すように雄ハ
ウジング1内に設けられている雄端子7には、ショート
スプリング5が接触されて電気回路のショートがなされ
ているものであるが、今その雄ハウジング1内に雌ハウ
ジング2を嵌合すれば、その雌ハウジング2のハウジン
グ壁により雄端子7とショートスプリング5との短絡が
離される構造となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このような従来構造のショートコネクタにあ
っては、雄ハウジング1に、雌ハウジング2の嵌合時に
おいてショートスプリング5の変位収納を確保せしめる
ための隙間8が形成されているために、雄ハウジング1
内側面と、雌ハウジング2外側面との間に大なる隙間が
生じ、この隙間によって、例えば雄ハウジング1内に雌
ハウジング2を嵌合せしめるときに斜め嵌合が生じやす
く、これによって、双方ハウジングの嵌入時において、
雄端子7や、ショートスプリング5が変形,折損する等
といった問題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、かかる従来の問題点に着目してなされたもの
で、雄ハウジングの雌ハウジングとの嵌合内形を、その
雌ハウジング外形と略等しく設定することにより、該雄
ハウジング内に嵌合する雌ハウジングの嵌入姿勢を、そ
の雄ハウジングの内壁面で正しく規制することができる
ようにしたショートコネクタを提供することにある。
従って、このショートコネクタによれば、雄ハウジング
内に雌ハウジングを嵌入するとき、その雄ハウジングの
内壁面で雌ハウジングの嵌入姿勢が正しくなるように規
制されるため、その雌ハウジングで雄ハウジング内のシ
ョート端子あるいは雄端子を変形あるいは折損,損傷す
るといった不具合が未然に解消できる。
〔実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第5図に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
11は雌ハウジングであって、この雌ハウジング11の一端
部に形成された略十字状の嵌合孔12に、雄ハウジング17
が嵌合するようになっている。また、雌ハウジング11内
には、端子収容室27が形成され、この端子収容室27内に
は一対の雄端子13がランス15によってそれぞれ装着され
ており、これら両雄端子13の先端部は嵌合孔12内に突出
している。さらに、雌ハウジング11内には、前記両雄端
子13間に位置されて、第4図及び第5図に図示するよう
に、コ字状の基端部16を有し、この基端部16から一対の
弾性接触片26が松葉状に伸びるショート端子14が、基端
部16を雌ハウジング11に圧入させることによって装着さ
れている。これによって、雌ハウジング11の嵌合孔12
に、雌ハウジング17が嵌合されていない状態において
は、前記両接触片26が両雄端子13に嵌合孔12においてそ
れぞれ接触していて両雄端子13が短絡しているものであ
る。
次に、雌ハウジング11の嵌合する雄ハウジング17の内部
には、雄ハウジング17の嵌合方向に伸びる2枚の仕切壁
21が設置されており、この仕切壁21によって仕切壁21間
には空所19が、この仕切壁21の外側には2個の端子収容
室20がそれぞれ設けられ、これら両端子収容室20内には
2個の雌端子22がランス23によってそれぞれ装着されて
いる。
なお、24は、雄ハウジング17に設けられたロックアーム
であって、このロックアームに設けられた係合部と雌ハ
ウジング11に設けられた係合部とが係合して雌ハウジン
グ11に嵌合した雄ハウジング17の嵌合状態を保持するよ
うになっている。また、図面では、雄端子13、及び雌端
子22に接続する電線の図示を省略してある。
次に、前記のものの作動について説明する。
第3図に図示するように、雌ハウジング11に雄ハウジン
グ17が未だ嵌合していない状態においては、前記両接触
片26が両雄端子13に接触していて両雄端子13が短絡して
いる。
次に、雌ハウジング11に雄ハウジング17を挿入した第1
図示の状態では、雌端子22の先端部が雄端子13の先端部
に貫入する。引き続き雌ハウジング11に雄ハウジング17
を挿入して第2図に図示するように、雌ハウジング11に
雄ハウジング17を嵌合させると、雌端子22が雄端子13に
接続すると共に、仕切壁21が嵌合孔12内に貫入してショ
ート端子14の両接触片26を変位させ、接触片26の雄端子
13との接触を切り離し、両雄端子13の短絡が解除され
る。同時に、仕切壁21間の空所19内に、ショート端子14
の両接触片26が貫入することとなり両雄端子13の短絡の
解除状態は確保されることとなる。
〔考案の効果〕
この考案は前記のようであって、雄ハウジング内に一対
の雄端子、及びこれらの雄端子間に位置させ、かつ一対
の弾性接触片からなりこれら両弾性接触片が松葉状にし
て前記両雄端子に接触してそれらを短絡させるショート
端子を装着したので、このショート端子は雌ハウジング
の内部に装着され外部に露出することがなく、このた
め、雌ハウジングの運搬時等においてショート端子が外
力を受けて損傷するという事態を確実に防止することが
でき、雌ハウジングに雄ハウジングが未だ嵌合していな
い状態において前記両弾性接触片が両雄端子に接触して
いて両雄端子の短絡状態を確実に確保できる。
さらに、ショート端子を雌ハウジングの内部に装着する
にあたって、ショート端子の基端部を圧入、或いは溶着
等により容易確実に行え、ショート端子を雌ハウジング
の内部に装着する際の前記弾性接触片の変形が全く無
く、前述したショート端子が雌ハウジングの外部に露出
することがないことと相俟って、両雄端子の短絡状態を
確実に確保できる。
また、前記雌ハウジングに嵌合する雄ハウジングに前記
雄端子と接続する複数の雌端子、及びこれら両雌端子間
に2枚の仕切壁を設けてこの両仕切壁間に空所を形成し
たので、前記雌ハウジングを嵌合したとき、前記雄・雌
端子が接続すると共に、前記仕切壁が前記弾性接触片を
変位させて前記ショート端子と前記雄端子との短絡を解
除して前記空所内に前記弾性接触片が貫入し、前記雌ハ
ウジングに雄ハウジングを嵌合した状態においては、前
記ショート端子が前記雄端子と短絡することは全く生じ
ない他、前記雌ハウジングに対する雄ハウジングを嵌合
を確実に確保することにより、前記仕切壁が前記弾性接
触片を円滑、かつ確実に変位させて前記ショート端子と
前記雄端子との短絡を確実に解除させることができると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この本考案の実施例の双方コネクタの嵌合過
程を示した断面説明図、第2図は嵌合終了時の断面説明
図、第3図は雄,雌双方のコネクタの斜視図、第4図は
ショート端子のみの平面図、第5図は第4図におけるA
−A線断面図、第6図は従来例の雄,雌双方コネクタを
示した斜視図、第7図はその嵌合説明図である。 11……雌ハウジング、12……嵌合孔 13……雄端子、14……ショート端子 15……ランス、16……基端部 17……雄ハウジング、18……嵌入部 19……空所、20……部屋 21……仕切壁、22……雌端子 23……ランス、24……ロックアーム 26……折曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 竹内 直樹 埼玉県大宮市日進町2丁目1910番地 関東 精器株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−28290(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雌ハウジング(11)内に、一対の雄端子
    (13)、及びこれらの雄端子(13)間に位置させ、かつ
    一対の弾性接触片(26)からなりこれら両弾性接触片
    (26)が松葉状に拡開して前記両雄端子(13)に接触し
    てそれらを短絡させるショート端子(14)のコ字状基端
    部(16)を固定し、前記雌ハウジング(11)に嵌合する
    雄ハウジング(17)に前記雄端子(13)と接続する複数
    の雌端子(22)、及びこれら両雌端子(22)間に2枚の
    仕切壁(21)を設けてこの両仕切壁(21)間に空所(1
    9)を形成し、前記雌ハウジング(11)に雄ハウジング
    (17)を嵌合したとき、前記雄・雌両端子(13,22)が
    接続すると共に、前記仕切壁(21)が前記弾性接触片
    (26)を変位させて前記ショート端子と前記雄端子(1
    3)との短絡を解除して前記空所(19)内に前記弾性接
    触片(26)が貫入するようにしたことを特徴とするショ
    ートコネクタ。
JP1988060772U 1988-05-09 1988-05-09 ショートコネクタ Expired - Lifetime JPH0731516Y2 (ja)

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JP1988060772U JPH0731516Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 ショートコネクタ

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JP1988060772U JPH0731516Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 ショートコネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH01164693U JPH01164693U (ja) 1989-11-16
JPH0731516Y2 true JPH0731516Y2 (ja) 1995-07-19

Family

ID=31286469

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988060772U Expired - Lifetime JPH0731516Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 ショートコネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010257912A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

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JP2010257912A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

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JPH01164693U (ja) 1989-11-16

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