JPH07313434A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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Publication number
JPH07313434A
JPH07313434A JP11106894A JP11106894A JPH07313434A JP H07313434 A JPH07313434 A JP H07313434A JP 11106894 A JP11106894 A JP 11106894A JP 11106894 A JP11106894 A JP 11106894A JP H07313434 A JPH07313434 A JP H07313434A
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JP
Japan
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cleaning
water
washing
tank
average value
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Pending
Application number
JP11106894A
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English (en)
Inventor
Wataru Hamaguchi
渉 濱口
Takashi Komatsu
隆 小松
Wataru Uchiyama
亘 内山
武人 ▲高▼橋
Taketo Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/0018Controlling processes, i.e. processes to control the operation of the machine characterised by the purpose or target of the control
    • A47L15/0049Detection or prevention of malfunction, including accident prevention
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/14Washing or rinsing machines for crockery or tableware with stationary crockery baskets and spraying devices within the cleaning chamber
    • A47L15/18Washing or rinsing machines for crockery or tableware with stationary crockery baskets and spraying devices within the cleaning chamber with movably-mounted spraying devices
    • A47L15/22Rotary spraying devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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    • A47L2401/24Spray arms status, e.g. detection of spray arm rotation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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    • A47L2501/00Output in controlling method of washing or rinsing machines for crockery or tableware, i.e. quantities or components controlled, or actions performed by the controlling device executing the controlling method
    • A47L2501/26Indication or alarm to the controlling device or to the user

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 洗浄槽に収納した食器類に洗浄水を噴射して
食器を洗浄する食器洗い機において、食器かごから食器
類が脱落または洗浄ノズルの噴出孔詰まりなどにより洗
浄ノズルの回転に影響がでた場合には直ちに使用者に知
らせるようにする。 【構成】 食器類2を収める洗浄槽1内に、先端に磁石
15を取りつけ洗浄槽1内の洗浄水を食器類2に向けて
噴出する洗浄ノズル4を設け、洗浄ノズル4の回転数を
回転数検知手段14により検知する。食器類2の洗浄、
すすぎ、乾燥行程の一連の逐次動作を行う制御手段16
と備え、制御手段16は、回転数検知手段14により所
定の回転数が検知できない場合は異常報知を行うように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄槽に収納した食器類
に洗浄水を噴出して食器を洗浄する食器洗い機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗い機は図7に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【0003】図に示すように、洗浄槽1は、食器類2を
内部に収納するとともに、給水弁3から洗浄水を供給
し、底部に溜めている。洗浄ノズル4は、洗浄槽1内に
回転自在に支持され、食器類2に向けて洗浄水を噴出す
る。洗浄ポンプ5は洗浄水を洗浄ノズル4に送り込むも
ので、この洗浄ポンプ5はモータ6によって駆動され
る。水位検知手段7は、洗浄槽1内の水位を検知し電気
信号として出力する。
【0004】ヒータ8は、洗浄槽1の底部に配設され、
洗浄水を加熱する。サーミスタ(温度検知手段)9は、
洗浄槽1の底部に外側より密着するように取り付けら
れ、洗浄水の水温を検知する。送風ファン10は、洗浄
槽1内の蒸気を送り出すもので、排気口11より機外へ
排出される。なお、12は食器類2を配置する食器かご
である。制御手段13は、食器類2の洗浄、すすぎ、乾
燥行程の一連の逐次動作を制御する。
【0005】上記構成において動作を説明すると、利用
者が食器類2を食器かご12に配置して洗浄槽1に収納
し、洗剤を入れた後運転を開始すると、まず洗浄槽1の
底部に水位検知手段7が所定の水位を検知するまで給水
弁3から水道水が給水される。そして、モータ6および
ヒータ8に通電され、洗浄水は加熱されながら洗浄ポン
プ5により食器類2に向けて洗浄ノズル4から噴出され
る。このとき、サーミスタ9により洗浄水の温度を検知
し、制御手段13は常に洗浄水の温度を把握している。
洗浄水の温度が所定の温度に到達し、かつ、洗浄開始か
ら所定時間経過したとき、制御手段13は洗浄行程を終
了し一旦洗浄水を排水する。
【0006】つぎに、新たに水道水が給水され前述の洗
浄行程と同様の動作を数分間行い排水する。このすすぎ
行程を数回くり返した後、加熱すすぎ行程と称する洗浄
行程と同様の動作を行い、所定温度に到達し、かつ、所
定時間経過したとき、これを終了として排水する。最後
に送風ファン10を運転して洗浄槽1内の蒸気を機外へ
排出すると同時に、ヒータ8に間欠に通電を行い食器類
2を加熱して、付着している水滴を乾燥させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、食器かご12に設置している食器類2は洗浄ノズ
ル4からの洗浄水の噴出力により、プラスチック類など
の軽量のものや、箸、スプーンなどの小物類が食器かご
12から脱落してしまうことがあり、また一方で、洗浄
ノズル4は回転自在に支持されており、食器類2がこの
洗浄ノズル4の上に落ちてくると、その回転に影響が出
てしまい、充分食器類2に洗浄水を噴出させることがで
きなくなっていた。特に、箸などは排水口に突き刺さる
ことが多く、この場合は完全に洗浄ノズル4がロック状
態となってしまっていた。
【0008】したがって、使用者が運転終了後、食器類
2を取り出してみると、充分食器類2が洗えていないと
の不満がでることや、さらには、それがクレームにつな
がってしまうこともあった。 また、洗浄ノズル4の下
方にはヒータ8が設置されており、特に、プラスチック
類が脱落した場合には、容器が溶けるという不安全な事
態も起こり、その対策方法が必要とされていた。
【0009】さらには、洗浄ノズル4の噴出孔にご飯粒
が詰まって推進力が低下し、洗浄ノズル4の回転数が低
下し、結果として洗浄力の低下を招いてしまうという現
象もあり、洗浄ノズル4の回転状態を検知する方法が必
要とされていた。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、食器
かごから食器類が脱落、または洗浄ノズルの噴出孔詰ま
りなどにより洗浄ノズルの回転に影響がでた場合には直
ちに使用者に知らせるようにすることを第1の目的とし
ている。
【0011】また、使用者が食器類の脱落に気づき、手
直しした後にでも継続して食器洗い機を使用できるよう
にすることを第2の目的としている。
【0012】また、洗浄ポンプの動作開始時は洗浄ノズ
ルの回転数が安定していないため、回転数が安定してか
ら回転数検知を行うようにすることを第3の目的として
いる。
【0013】また、製品間の回転数のばらつきまたは使
用回数による回転数の低下が発生した場合でも、常に製
品の状態にあった検知を行うようにすることを第4の目
的としている。
【0014】また、異常な回転数を検知し異常報知を行
った場合であっても、次回運転時には引き続き同様の検
知ができるようにすることを第5の目的としている。
【0015】さらに、記憶手段の読み、書きに異常が発
生した場合、または前回の回転数が記憶されていない初
期の状態であっても、回転数検知ができるようにするこ
とを第6の目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、食器類を収める洗浄槽と、前記洗浄
槽をの前面を開閉し食器類の出し入れを行うドアと、先
端に磁石を取りつけ前記洗浄槽内の洗浄水を食器類に向
けて噴出する洗浄ノズルと、前記洗浄槽に溜められた洗
浄水を洗浄ノズルに送り込む洗浄ポンプと、前記洗浄ポ
ンプを駆動するモータと、前記洗浄槽内の洗浄水を加熱
するヒータと、前記洗浄ノズルの回転数を検知する回転
数検知手段と、前記洗浄槽内の洗浄水の水温を検知する
温度検知手段と、前記洗浄槽内の洗浄水の水位を検知す
る水位検知手段と、食器類の洗浄、すすぎ、乾燥行程の
一連の逐次動作を行う制御手段とを備え、前記制御手段
は、前記回転数検知手段により所定の回転数が検知でき
ない場合は異常報知を行うようにしたことを第1の課題
解決手段としている。
【0017】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、ドア開閉により異常
報知を解除できるようにしたことを第2の課題解決手段
としている。
【0018】また、第3の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、運転開始後一定時間
は異常報知を行わないようにしたことを第3の課題解決
手段とている。
【0019】さらに、第4の目的を達成するために、食
器類を収める洗浄槽と、前記洗浄槽をの前面を開閉し食
器類の出し入れを行うドアと、先端に磁石を取りつけ前
記洗浄槽内の洗浄水を食器類に向けて噴出する洗浄ノズ
ルと、前記洗浄槽に溜められた洗浄水を洗浄ノズルに送
り込む洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプを駆動するモータ
と、前記洗浄槽内の洗浄水を加熱するヒータと、前記洗
浄ノズルの回転数を検知する回転数検知手段と、前記洗
浄槽内の洗浄水の水温を検知する温度検知手段と、前記
洗浄槽内の洗浄水の水位を検知する水位検知手段と、食
器類の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連の逐次動作を行う
制御手段と、前記洗浄ノズルの回転数の平均値を記憶す
る記憶手段とを備え、前記制御手段は、前記記憶手段に
より前回記憶した回転数の平均値と、今回検知した回転
数の平均値との比較を行い、所定範囲を越える場合は異
常報知を行うようにしたことを第4の課題解決手段とし
ている。
【0020】また、第5の目的を達成するために、上記
第4の課題解決手段の制御手段は、記憶手段により前回
記憶した回転数の平均値と、今回検知した回転数の平均
値との比較を行い、所定範囲を越える場合には前回記憶
した回転数の平均値を今回の回転数の平均値として前記
記憶手段に記憶するようにしたことを第5の課題解決手
段としている。
【0021】また、第6の目的を達成するために、上記
第4の課題解決手段の制御手段は、記憶手段に異常が発
生した場合または初回運転時には一義的に前回の回転数
の平均値を決定するようにしたことを第6の課題解決手
段としている。
【0022】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
もし食器かごから食器類が脱落し、洗浄ノズルの回転に
影響が出たとしても異常報知を行うので、使用者はその
脱落した食器類を取り除くことができ、それがプラスチ
ックの容器であった場合は、不安全な事態を免れること
ができる。
【0023】また、第2の課題解決手段により、使用者
がドアを開けて手直しし、再びドアを閉じることによ
り、継続して運転が可能となるため、食器洗い機本来の
性能を確保しつつ、電気代、水道代などの経費にも無駄
が生じなくなる。
【0024】また、第3の課題解決手段により、行程開
始時、ドア開閉、一時停止後の洗浄ポンプの動作開始時
は、洗浄ノズルの回転数が安定しないため、異常報知の
誤検知を防止することができる。
【0025】また、第4の課題解決手段により、製品間
の回転数のばらつき、または使用回数による回転数の低
下が発生した場合でも、常に製品の状態にあった検知を
行うことができる。
【0026】また、第5の課題解決手段により、異常な
回転数を検知して異常報知を行った場合であっても、次
回運転時には引き続き同様の検知を行うことができる。
【0027】さらに、第6の課題解決手段により、記憶
手段の読み、書きに異常が発生した場合、または前回の
回転数が記憶されていない初期の状態であっても、回転
数検知を行うことができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1を参照し
ながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一
符号を付して説明を省略する。
【0029】図に示すように、回転数検知手段14は、
磁気センサであるリードスイッチ(図示せず)を洗浄槽
1内にある洗浄ノズル4が近接する場所に設置してい
る。洗浄ノズル4の先端には、磁石15を取りつけ、洗
浄ノズル4が1回転するたびに回転数検知手段14を構
成するリードスイッチもオンする。したがって、回転数
検知手段14がオンする間隔を測定することにより、洗
浄ノズル4の回転数を測定することができる。制御手段
16は、回転数検知手段14により所定の回転数が検知
できない場合は異常報知を行い、ドア17の開閉により
異常報知を解除できるようにしている。
【0030】上記構成において図2を参照しながら動作
を説明すると、洗浄行程に入り、ステップ21で洗浄ポ
ンプ5が動作すると、洗浄ノズル4が回転を始める。洗
浄ノズル4の先端に取りつけられた磁石15が回転数検
知手段14に近づくと、回転数検知手段14がオンし、
ステップ22からステップ23へ進みタイマーがスター
トする。つぎに、ステップ24に進み、再び回転数検知
手段14がオンすれば、ステップ25に進み、回転数検
知手段14がオンする間隔をT1を測定する。つぎに、
ステップ26に進み、間隔T1が所定時間Thより小さけ
れば、洗浄ノズル4は正常回転数で動作していると判断
してステップ24に戻り、以後同様に回転数を検知しつ
づける。
【0031】もし、食器かご12から箸などの脱落があ
り、洗浄ノズル4に当たって回転数に影響が出た場合、
(通常、洗浄ノズル4の回転数は20〜40rpmの範
囲にあるため、下限の20rpmより5rpm低い15
rpmを所定回転数とする)ステップ26からステップ
27へ進み、異常報知を行う。このとき、安全性を考慮
し、洗浄ポンプ5を停止させてもよいが、継続させても
よい。
【0032】つぎに、ステップ27で異常報知させた
後、使用者が食器類2の脱落に気付いてドア17を開け
て手直しを行い、再びドア17を閉めると、ステップ2
8からステップ29に進み、異常報知の解除を行う。こ
れにより、動作は正常状態に復帰して継続して運転をつ
づける。
【0033】つぎに、本発明の第2の実施例について説
明する。図1における制御手段16は、運転開始後一定
時間は異常報知を行わないようにしている。他の構成は
上記第1の実施例と同じである。
【0034】上記構成において図3を参照しながら動作
を説明すると、洗浄行程中、使用者が食器類2の追加を
した後、ステップ31でドア17を閉じ、再び運転を開
始させると、ステップ32において洗浄ポンプ5が動作
を開始し、ステップ33においてタイマー1をスタート
させる。ステップ34において回転数検知手段14がオ
ンすればステップ35に進み、タイマー2をスタートさ
せる。
【0035】ステップ36から38は図2のステップ2
4から26と同じ動作のため説明を省略する。ステップ
39に進み、洗浄ポンプ5が動作開始してから所定時間
経過していなければ、まだ洗浄ポンプ5の立ち上がり状
態であると判断し、ステップ36に戻る。タイマー1が
所定時間時間経過し、かつ、T1>Thを満足する場合、
洗浄ノズル4の回転数に異常があったと判断し、ステッ
プ40に進み異常報知を行う。
【0036】つぎに、本発明の第3の実施例を図4を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0037】図に示すように、記憶手段18は、洗浄ノ
ズル4の回転数の平均値を記憶している。制御手段19
は、記憶手段18により前回記憶した回転数の平均値
と、今回検知した回転数の平均値との比較を行い、所定
範囲を越える場合は異常報知を行うようにしている。ま
た、制御手段19は、記憶手段18により前回記憶した
回転数の平均値と、今回検知した回転数の平均値との比
較を行い、所定範囲を越える場合には前回記憶した回転
数の平均値を今回の回転数の平均値として記憶手段18
に記憶するようにしている。さらに、制御手段19は、
記憶手段18に異常が発生した場合または初回運転時に
は一義的に前回の回転数の平均値を決定するようにして
いる。
【0038】上記構成において図5および図6を参照し
ながら動作を説明する。洗浄ノズル4は噴出孔からの推
進力により回転するが、洗浄槽1のフィルタの取りつけ
忘れや、取りつけ不良によりご飯粒などが洗浄ノズル4
に循環され、それが噴出孔に詰まってしまい、推進力が
低下し必要な回転数が得られないという現象が発生す
る。よって、より正確な回転数の検知が望まれている。
【0039】また、図5に示すように、洗浄ノズル4の
回転数が初期30rpmであった製品は、使用回数を重
ねるごとに摩擦部が磨耗し、直線Aに示すように回転数
は約5rpm低下する。したがって、製品を運転するた
びに洗浄ノズル4の回転数の記憶を書き直すことによ
り、その製品が持つ回転数の基準を常に最新のものとす
ることができる。
【0040】つぎに、図6により動作の詳細を説明す
る。なお、ステップ41からステップ45は、図2のス
テップ21からステップ25と同じ動作であるため説明
を省略する。ただし、ステップ45における時間Tmは
変数である。ステップ44からステップ45の動作を定
数n回くり返した後、ステップ46からステップ48へ
進みその平均値を求める。通常、洗浄ノズル4の回転数
は製品によってばらつきがあり、20〜40rpmの範
囲内となっている。
【0041】つぎに、ステップ48からステップ51に
進み、今回の回転数の平均値Taveと前回の回転数の平
均値Taveとの差Tinvを求める。そして、ステップ52
において差Tinvと所定時間T'とを比較する、ここで、
所定時間T'は、図5に示すように、5rpmと設定す
ることにより、常に、5rpmの幅で検知が可能となる
(実線B)。第1の実施例の所定回転数を15rpm
(破線C)とすると、これまで領域C′しか検知できな
かったのが、さらに領域B′に検知領域を拡大させるこ
とができる。また、図5に示すように、運転1回あたり
の洗浄ノズル4の回転数の低下△rは5rpmと比較し
て十分に小さいため、比較幅としては問題ないと判断で
きる。
【0042】つぎに、ステップ52において平均値の差
Tinvが、5rpmより小さい場合は、ステップ55に
進み、今回の回転数の平均値Taveを新しい基本の回転
数として記憶させる。もし、5rpmより大きければス
テップ53へ進み異常報知を行う。
【0043】つぎに、今回のように異常な回転数を検知
したTaveを記憶させ、次回の比較に使用したのでは正
確な比較ができなくなるため、ステップ54に進み、前
回の回転数の平均値Taveを今回の回転数の平均値Tave
として記憶させることにより、次回も同レベルの検知が
可能となる。
【0044】つぎに、前回の回転数の平均値Taveを記
憶させている記憶手段18がなんらかの要因により書き
込み不良または読み込み不良が発生した場合、あるいは
運転が初回であるために比較とする回転数の平均値Tav
eがまだ書き込まれていない場合は、ステップ49から
ステップ50に進み、前回の回転数の平均値Taveとし
て一義的に、たとえば、15rpmと決定する。このこ
とにより、常に検知ができる状態を確保することが可能
となる。
【0045】なお、記憶手段18は、マイクロコンピュ
ータで構成した制御手段19が備えるRAMの部分でも
よいが、外部に不揮発性メモリを設けても同様の効果が
得られる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明は、食器類を収める
洗浄槽と、前記洗浄槽をの前面を開閉し食器類の出し入
れを行うドアと、先端に磁石を取りつけ前記洗浄槽内の
洗浄水を食器類に向けて噴出する洗浄ノズルと、前記洗
浄槽に溜められた洗浄水を洗浄ノズルに送り込む洗浄ポ
ンプと、前記洗浄ポンプを駆動するモータと、前記洗浄
槽内の洗浄水を加熱するヒータと、前記洗浄ノズルの回
転数を検知する回転数検知手段と、前記洗浄槽内の洗浄
水の水温を検知する温度検知手段と、前記洗浄槽内の洗
浄水の水位を検知する水位検知手段と、食器類の洗浄、
すすぎ、乾燥行程の一連の逐次動作を行う制御手段とを
備え、前記制御手段は、前記回転数検知手段により所定
の回転数が検知できない場合は異常報知を行うようにし
たから、食器かごから食器が脱落し洗浄ノズルの回転に
影響が出た場合でも、異常報知を行うので、使用者はそ
の脱落した食器を取り除くことができ、それがプラスチ
ックの容器であった場合などの不安全な事態を免れるこ
とができる。
【0047】また、制御手段は、ドア開閉により異常報
知を解除できるようにしたから、使用者がドアを開けて
手直しし、再びドアを閉じることにより、継続して運転
が可能となるため、食器洗い機本来の性能を確保しつ
つ、電気代、水道代等の経費にも無駄が生じなくなる。
【0048】また、制御手段は、運転開始後一定時間は
異常報知を行わないようにしたから、行程開始時や、ド
ア開閉、一時停止後の洗浄ポンプの動作開始時など、洗
浄ノズルの回転数が安定しない期間の異常報知の誤検知
を防止することができる。
【0049】また、洗浄ノズルの回転数の平均値を記憶
する記憶手段を備え、制御手段は、前記記憶手段により
前回記憶した回転数の平均値と、今回検知した回転数の
平均値との比較を行い、所定範囲を越える場合は異常報
知を行うようにしたから、製品間の回転数のばらつきま
たは使用回数による回転数の低下が発生した場合でも、
常に製品の状態にあった検知を行うことができる。
【0050】また、制御手段は、記憶手段により前回記
憶した回転数の平均値と、今回検知した回転数の平均値
との比較を行い、所定範囲を越える場合には前回記憶し
た回転数の平均値を今回の回転数の平均値として前記記
憶手段に記憶するようにしたから、異常な回転数を検知
し、異常報知を行った場合であっても、次回運転時には
引き続き同様の検知を行うことができる。
【0051】さらに、制御手段は、記憶手段に異常が発
生した場合または初回運転時には一義的に前回の回転数
の平均値を決定するようにしたから、常に回転数検知を
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の食器洗い機のシステム
構成図
【図2】同食器洗い機の要部動作フロチャート
【図3】本発明の第2の実施例の食器洗い機の要部動作
フロチャート
【図4】本発明の第3の実施例の食器洗い機のシステム
構成図
【図5】同食器洗い機の使用回数と洗浄ノズル回転数の
関係を示す特性図
【図6】同食器洗い機の要部動作フロチャート
【図7】従来の食器洗い機のシステム構成図
【符号の説明】 1 洗浄槽 2 食器類 4 洗浄ノズル 5 洗浄ポンプ 6 モータ 7 水位検知手段 8 ヒータ 9 サーミスタ(温度検知手段) 14 回転数検知手段 15 磁石 16 制御手段 17 ドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼橋 武人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器類を収める洗浄槽と、前記洗浄槽を
    の前面を開閉し食器類の出し入れを行うドアと、先端に
    磁石を取りつけ前記洗浄槽内の洗浄水を食器類に向けて
    噴出する洗浄ノズルと、前記洗浄槽に溜められた洗浄水
    を洗浄ノズルに送り込む洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプ
    を駆動するモータと、前記洗浄槽内の洗浄水を加熱する
    ヒータと、前記洗浄ノズルの回転数を検知する回転数検
    知手段と、前記洗浄槽内の洗浄水の水温を検知する温度
    検知手段と、前記洗浄槽内の洗浄水の水位を検知する水
    位検知手段と、食器類の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連
    の逐次動作を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、
    前記回転数検知手段により所定の回転数が検知できない
    場合は異常報知を行うようにした食器洗い機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、ドア開閉により異常報知を
    解除できるようにした請求項1記載の食器洗い機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、運転開始後一定時間は異常
    報知を行わないようにした請求項1記載の食器洗い機。
  4. 【請求項4】 食器類を収める洗浄槽と、前記洗浄槽を
    の前面を開閉し食器類の出し入れを行うドアと、先端に
    磁石を取りつけ前記洗浄槽内の洗浄水を食器類に向けて
    噴出する洗浄ノズルと、前記洗浄槽に溜められた洗浄水
    を洗浄ノズルに送り込む洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプ
    を駆動するモータと、前記洗浄槽内の洗浄水を加熱する
    ヒータと、前記洗浄ノズルの回転数を検知する回転数検
    知手段と、前記洗浄槽内の洗浄水の水温を検知する温度
    検知手段と、前記洗浄槽内の洗浄水の水位を検知する水
    位検知手段と、食器類の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連
    の逐次動作を行う制御手段と、前記洗浄ノズルの回転数
    の平均値を記憶する記憶手段とを備え、前記制御手段
    は、前記記憶手段により前回記憶した回転数の平均値
    と、今回検知した回転数の平均値との比較を行い、所定
    範囲を越える場合は異常報知を行うようにした食器洗い
    機。
  5. 【請求項5】 制御手段は、記憶手段により前回記憶し
    た回転数の平均値と、今回検知した回転数の平均値との
    比較を行い、所定範囲を越える場合には前回記憶した回
    転数の平均値を今回の回転数の平均値として前記記憶手
    段に記憶するようにした請求項4記載の食器洗い機。
  6. 【請求項6】 制御手段は、記憶手段に異常が発生した
    場合または初回運転時には一義的に前回の回転数の平均
    値を決定するようにした請求項4記載の食器洗い機。
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