JP4229780B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
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また、エア咬みの検知は、行程時間を短縮するために極力短い時間で行なうことが好ましいが、特許文献1では、動作状態検知装置がポンプの動作状態の変動を消費電流、回転速度、回転音などに基づいて検知するようになっている。しかし、それらの値をどのような構成で検知しているのか、またそれらの値がどのように変化した場合にエア咬みと判定するかについては具体的な開示が無いため、エア咬みの検知が迅速に行なわれているのか否かが不明である。
この洗浄槽に給水を行うことで当該洗浄槽の底部に水を貯留させる給水手段と、
前記洗浄槽の底部に貯留された水の水位を検知するための水位検知手段と、
前記貯留された水を吸引して前記食器に噴射するための洗浄ポンプと、
この洗浄ポンプを構成するモータを駆動するためのインバータ回路と、
前記モータにおける電圧−電流位相差を測定する測定手段と、
前記測定値と予め定めた設定値とを比較することで、前記洗浄ポンプが空気を巻き込んだエア咬み状態にあるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段が前記エア咬み状態にあると判定した場合に、前記給水手段を制御して前記洗浄槽に追加給水を行うと共に、その追加給水を所定量だけ行うための時間を、以前の行程の給水時において所定量の給水を行うのに要した時間より得られる給水速度に基づいて決定するエア咬み回避手段とを備えたことを特徴とする。
また、通常の給水は、洗浄槽に貯留される水が水位検知手段によって所定量に達したことが検知されるまで行なわれる。そして、その給水に要する時間は、使用環境下における水道水の給水圧や、給水用ホースの劣化状態、また、例えば洗濯機などの他の機器が同時に水道水を使用しているかどうかによっても変化することになる。そして、追加給水は一般に少量であるため、その水量を所定の給水時間だけで管理しようとすると実際の給水量に誤差が含まれる可能性が高い。そこで、本発明のように、エア咬み回避手段が、追加給水を所定量だけ行うための時間を以前の行程の給水時における給水速度に基づいて決定すれば、単位時間における実際の給水量に応じて追加給水量を正確に管理することが可能となる。
この洗浄槽に給水を行うことで当該洗浄槽の底部に水を貯留させる給水手段と、
前記洗浄槽の底部に貯留された水の水位を検知するための水位検知手段と、
前記貯留された水を吸引して前記食器に噴射するための洗浄ポンプと、
この洗浄ポンプを構成するモータを駆動するためのインバータ回路と、
前記モータにおける電圧−電流位相差の時間変動値を測定する測定手段と、
前記測定値と予め定めた設定値とを比較することで、前記洗浄ポンプが空気を巻き込んだエア咬み状態にあるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段が前記エア咬み状態にあると判定した場合に、前記給水手段を制御して前記洗浄槽に追加給水を行うと共に、その追加給水を所定量だけ行うための時間を、以前の行程の給水時において所定量の給水を行うのに要した時間より得られる給水速度に基づいて決定するエア咬み回避手段とを備えたことを特徴とする。
また、通常の給水は、洗浄槽に貯留される水が水位検知手段によって所定量に達したことが検知されるまで行なわれる。そして、その給水に要する時間は、使用環境下における水道水の給水圧や、給水用ホースの劣化状態、また、例えば洗濯機などの他の機器が同時に水道水を使用しているかどうかによっても変化することになる。そして、追加給水は一般に少量であるため、その水量を所定の給水時間だけで管理しようとすると実際の給水量に誤差が含まれる可能性が高い。そこで、本発明のように、エア咬み回避手段が、追加給水を所定量だけ行うための時間を以前の行程の給水時における給水速度に基づいて決定すれば、単位時間における実際の給水量に応じて追加給水量を正確に管理することが可能となる。
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図9を参照して説明する。図3及び図4は食器洗浄機全体の外観斜視図であり、本体1と、前面側の扉としての第1の扉(下扉)2と、第2の扉(上扉)3と、操作パネル4とを示している。本体1は図1の断面図に示すように外箱5により外殻が形成されており、この外箱5内に洗浄槽6が設けられていると共に、外箱5内底部に洗浄装置7が設けられている。前記洗浄槽6前面の開放した開口部8は、前記第1の扉2及び第2の扉3により開閉可能とされている。
図2は、ステップA8におけるエア咬み検知処理の内容を示すフローチャートである。制御装置16は、先ず、状況検知部46を介してインバータ回路35の出力電圧並びにポンプモータ26の筐体温度を検出し(ステップB1)、それらに基づいてポンプモータ26の回転数についての設定値定数K(設定値)を決定する(ステップB2)。
図10及び図11は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図10は、第1実施例における図2相当図であり、エア咬み検知処理の内容を示すフローチャートである。前述したように、制御装置16は、インバータ回路35を介してポンプモータ26を駆動制御するに当たり、ポンプモータ26の回転数を一定に制御するため、電圧−電流位相差の指令値を設定し、ポンプモータ26における実際の位相差がその指令値に等しく維持されるようにフィードバック制御するようになっている。
図12は本発明の第3実施例であり、第1又は第2実施例と異なる部分についてのみ説明する。図12は、第1実施例における図1に相当する。制御装置16は、ステップA3において「NO」と判断すると、ユーザの操作によって給水が途中で停止されたか否かを判断する(ステップA14)。そして、給水停止の操作がなければ(「NO」)ステップA3に戻る。
以上のように第3実施例によれば、制御装置16は、得られた過去複数回分の給水速度の内、最高を示した給水速度を使用するので、追加給水によってオーバーフローが発生することを回避できる。そして、給水が停止された場合は当該行程についての給水速度は採用しないので、給水速度の設定を妥当に行なうことができる。
図13は本発明の第4実施例であり、第1又は第2実施例と異なる部分についてのみ説明する。図13は、第1実施例における図1相当図である。制御装置16は、ステップA5において給水速度を算出すると、その給水速度が所定範囲内に収まっているか否かを判断する(ステップA17)。所定範囲内に収まっていれば(「YES」)そのままステップA6に移行する。
設定値定数Kを設定する場合、必ずしもポンプモータ26の温度を反映させる必要はない。
第1実施例等において、追加給水は1回だけ行っても良い。
第2実施例において、位相指令値について平均値を求める必要はなく、単一の指令値と定数Kとを比較しても良い。
第3実施例と第4実施例とを組み合わせて実施しても良い。
Claims (7)
- 食器を収容して洗浄するための洗浄槽と、
この洗浄槽に給水を行うことで当該洗浄槽の底部に水を貯留させる給水手段と、
前記洗浄槽の底部に貯留された水の水位を検知するための水位検知手段と、
前記貯留された水を吸引して前記食器に噴射するための洗浄ポンプと、
この洗浄ポンプを構成するモータを駆動するためのインバータ回路と、
前記モータにおける電圧−電流位相差を測定する測定手段と、
前記測定値と予め定めた設定値とを比較することで、前記洗浄ポンプが空気を巻き込んだエア咬み状態にあるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段が前記エア咬み状態にあると判定した場合に、前記給水手段を制御して前記洗浄槽に追加給水を行うと共に、その追加給水を所定量だけ行うための時間を、以前の行程の給水時において所定量の給水を行うのに要した時間より得られる給水速度に基づいて決定するエア咬み回避手段とを備えたことを特徴とする食器洗浄機。 - 食器を収容して洗浄するための洗浄槽と、
この洗浄槽に給水を行うことで当該洗浄槽の底部に水を貯留させる給水手段と、
前記洗浄槽の底部に貯留された水の水位を検知するための水位検知手段と、
前記貯留された水を吸引して前記食器に噴射するための洗浄ポンプと、
この洗浄ポンプを構成するモータを駆動するためのインバータ回路と、
前記モータにおける電圧−電流位相差の時間変動値を測定する測定手段と、
前記測定値と予め定めた設定値とを比較することで、前記洗浄ポンプが空気を巻き込んだエア咬み状態にあるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段が前記エア咬み状態にあると判定した場合に、前記給水手段を制御して前記洗浄槽に追加給水を行うと共に、その追加給水を所定量だけ行うための時間を、以前の行程の給水時において所定量の給水を行うのに要した時間より得られる給水速度に基づいて決定するエア咬み回避手段とを備えたことを特徴とする食器洗浄機。 - エア咬み回避手段は、得られた給水速度が所定の範囲より外れている場合は、予め定めた標準的な給水速度を使用することを特徴とする請求項1又は2記載の食器洗浄機。
- エア咬み回避手段は、得られた過去複数回分の給水速度の内、最高を示した給水速度を使用することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の食器洗浄機。
- エア咬み回避手段は、給水手段による給水が停止された場合は、当該行程についての給水速度は採用しないことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の食器洗浄機。
- エア咬み回避手段は、追加給水を、エア咬み状態が解消されるまで所定単位量ずつ段階的に行うことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の食器洗浄機。
- エア咬み回避手段は、追加給水量が上限に達した場合はその時点で追加給水を停止することを特徴とする請求項6記載の食器洗浄機。
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