JPH07313387A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPH07313387A
JPH07313387A JP11720394A JP11720394A JPH07313387A JP H07313387 A JPH07313387 A JP H07313387A JP 11720394 A JP11720394 A JP 11720394A JP 11720394 A JP11720394 A JP 11720394A JP H07313387 A JPH07313387 A JP H07313387A
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JP
Japan
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container
coupling
rotating body
main body
lower base
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Pending
Application number
JP11720394A
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English (en)
Inventor
Atsushi Takayama
敦之 高山
Mitsumasa Iwata
光正 岩田
Yuji Suzuki
鈴木  勇二
Takatsugu Sakaguchi
隆次 坂口
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、容器内に設けたカッターを有する
回転体をその上部から回転力を付与しする調理器の安定
性と操作性を向上させることを目的とする。 【構成】容器載置部25aを備えた下部基台20とこの
下部基台20の上方にもうけられるとともに凹状カップ
リング34(カップリング手段)を設けた上部基台21
とからなる本体Aと、前記本体A内に設けられた電動機
30(駆動手段)と、前記容器載置部25aに載置され
る容器40と、カッター52a、52bを有するととも
に上端部に前記凹状カップリング34と係脱する凸状カ
ップリング50b(被カップリング手段)を備え前記容
器40内に着脱自在に取付けられる回転体50と、前記
下部基台20に設けられ前記凸状カップリング50bを
前記凹状カップリング34に対して係脱させる昇降手段
60とを備えた調理器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、容器内の被調理物を
回転体に設けられたカッターによって切削、攪拌等して
調理をする調理器に関し、特に回転体を回転駆動させる
カップリング手段を容器の上方に設けたものにおいて、
容器の本体への着脱操作の容易化を図るとともに操作性
の向上を図るものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、容器内の被調理物を回転体に設け
られたカッターによって切削、攪拌等して調理する調理
器であって、前記回転体を回転駆動させるカップリング
手段を容器の上方に設けたものがある。この種従来の調
理器の一例を図7に基づいて説明する。図に示した調理
器は、本体1と容器7とから構成されており、そして、
本体1には電動機2を設けるとともにこの電動機2を図
示しない電源と接続する常開型のスイッチ3、このスイ
ッチ3を開閉するための作動部4aを有する作動杆4が
設けられおり、また、前記電動機2の駆動軸5には内周
に図示しない凹凸の係合片が設けられたカップリング6
が取り付けられている。また、前記容器7は、上方を開
口した有底筒状に形成され、その底部8に支持軸9が設
けられている。
【0003】そして、この容器7内に、カッター10を
有するとともに下端部に前記支持軸9に回転自在に支持
される軸受11を、上端部に前記カップリング6の係合
片と互いに係合する凹凸の係合片6aを有し、前記カッ
プリング6と係合するカップリング12を有する回転体
13を着脱自在に配設した構成となっている。そして、
前記容器7の上にその開口を閉蓋するようにして本体1
が載置されると、このとき前記作動杆4の作動部4aが
容器7の開口の縁部によって上方に押し上げられるため
前記スイッチ3が閉成され電動機が駆動するようになっ
ている。
【0004】このように構成されている従来の調理器を
使用する場合は、まず容器7内に回転体13を取り付け
た後に、容器7内に被調理物を入れて、ついで、容器7
にその開口を閉蓋するようにして本体1を載置して調理
を行い、調理が終了したときに本体1を容器7から取り
外し調理物を別のコップ等に移すようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の調
理器は、回転体13のカップリング12と係合するカッ
プリング6とこのカップリング6を駆動する電動機2等
を設けた本体1を容器7の開口を閉蓋して上方に載置し
た構造となっているため、調理器全体の重心位置が本体
の上方に位置することになり、安定性が悪く使用中ある
いは非使用時の収納状態に倒れ易く、場合によっては使
用中に倒れるという問題があった。また、使用中には電
動機2が設けられている重い本体1を容器7に対して取
り付け取り外しをしなければならず使い勝手が悪いとい
う問題があり、さらに、回転力を大きくしたい場合は、
出力の大きい電動機を用いるかまたは歯車等の減速機構
を用いる必要があるが、いずれの場合も本体1の重量が
増加してしまうため小型の調理器にしか採用でないとい
う不都合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明上記従来の問題
を解決するものであり、容器載置部を備えた下部基台と
この下部基台の一端側に立設したした支柱部とこの支柱
部から前記下部基台の上方に延出形成されるとともに前
記容器載置部に対向させたカップリング手段を設けた上
部基台とからなる本体と、前記本体内に設けられ前記カ
ップリング手段に回転駆動力を供給する駆動手段と、前
記容器載置部に載置されるとともにその底部に支持手段
を備えた容器と、カッターを有するとともに下端部に前
記容器底部の支持手段に支持される被支持手段を上端部
に前記カップリング手段と係脱する被カップリング手段
を備え前記容器内に着脱自在に取付けられる回転体と、
前記下部基台に設けられ前記被カップリング手段を昇降
させて前記上部基台のカップリング手段に対して係脱さ
せる昇降手段とから調理器を構成した。
【0007】また、容器載置部を備えた下部基台とこの
下部基台の一端側に立設したした支柱部とこの支柱部か
ら前記下部基台の上方に延出形成されるとともに前記容
器載置部に対向させたカップリング手段を設けた上部基
台とからなる本体と、前記本体内に設けられ前記カップ
リング手段に回転駆動力を供給する駆動手段と、前記容
器載置部に載置されるとともにその底部に支持手段を備
えた容器と、カッターを有するとともに下端部に前記容
器底部の支持手段に支持される被支持手段を上端部に前
記カップリング手段と係脱する被カップリング手段を備
え前記容器内に着脱自在に取付けられる回転体と、前記
容器とともに前記回転体を昇降させ回転体の被カップリ
ング手段を前記上部基台のカップリング手段に対して係
脱させる昇降手段とから調理器を構成した。
【0008】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、調理
器本体の安定性を良くすることがてき、回転体の上方に
設けた被カップリング手段を昇降手段によって本体の上
部基台に設けたカップリング手段に係脱させることとし
たため、調理時に重い本体の取り付け取り外しを不要し
とし、さらに、調理時に重い本体の取り付け取り外しを
不要しとししたことから回転力の増大化を図るうえでの
制約を排除できる。
【0009】
【実施例】つぎに、この発明の第1の実施例を図1ない
し図3に基づいて説明する。
【0010】図1において、調理器本体Aは、下部基台
20と、この下部基台20の一端側(図において右側)
に立設した支柱部21と、この支柱部21から前記下部
基台20の上方に延出して形成した上部基台22とから
構成されている。
【0011】そして、前記下部基台20は、前記支柱部
21と一体的に形成された下部基台部24とこの下部基
台部24の下側に図示しない固定手段で取り付けられた
底板23から構成されている。
【0012】前記下部基台部24は、図2に示すように
環状周壁24aとこの環状周壁24aの下部から次第に
拡開するように形成された袴状壁24aと上部に容器載
置面25aを設けるとともに前記環状周壁24aの外側
に上下方向に移動自在に嵌合する外周壁25bを有する
容器載置部としての容器載置台(以下単に「載置台」と
いう)25とからなっている。
【0013】そして、前記環状周壁24aの内壁24c
には、3等配つまり120度の角度間隔をおいて設けら
れたばね支持板26が設けられている。このばね支持板
26には、上方に突出したばね収納部26dが設けられ
ており、このばね収納部26dは下方を開口した有底筒
状に形成され、内部にばね収納室26aを有するととも
に底壁に貫通孔26bが形成されている。また、前記載
置台25の裏面には前記ばね収納部26dの貫通孔26
bに移動自在に貫通する3個の案内突起25cと、これ
ら3個の案内突起25cのそれぞれの間に位置して載置
台25の裏面から図2において次第に下方に向かって傾
斜する傾斜面が形成された円弧状突起25dとが形成さ
れている。また、前記下部基台部24の袴状壁24bの
一部分は図1に示すように前記底板23の縁部とで案内
溝27を形成するための切欠24dが形成されている。
【0014】前記底板23には、前記環状周壁24aに
対向して位置しかつ環状周壁24aの内周壁24cより
内側の位置に後述する昇降手段の構成要素の一つである
作動環61のリング部61aを位置決めしつつ支持する
3個の支持体28が同一円周上に3等配して配置されて
形成され、この支持体28は、案内部28aと支持部2
8bとからなるL字形状となっている。また、底板23
の下面には図1に示すように調理台に載置するための支
持脚23aが設けられている。
【0015】つぎに、前記支柱部21について説明す
る。支柱部21にはその内部上方位置に支持板29が取
り付けられており、この支持板29には駆動手段として
の電動機30が取り付けられている。そして、前記電動
機30の出力軸30aは上方に突出しその先端部には径
小のプーリー31が取付けられている。なお、30aは
電動機30を駆動するスイッチである。
【0016】ついで、前記上部基台22について説明す
る。この上部基台22は前記支柱部21の上部から前記
下部基台20の上方に延出して形成されており、また、
下部基台20との間に後述する回転体を取り付けた容器
が着脱自在に収納される空間部を形成するようにして設
けられている。そして、この上部基台21には前記支柱
部21に設けられた支持板29が延出されており、この
支持板29には凹状の軸受部29aが形成されこの凹状
の軸受部29aにはボールベアリング32が圧入にされ
ている。そして、前記ボールベアリングの内輪には軸3
3が圧入されており、この軸33の一端側つまり前記下
部基台20側にはカップリング手段としての凹状カップ
リング34が取付けられており、他端側には径大のプー
リー35が取付けられている。このプーリー35と前記
径小のプーリー31とには駆動ベルト36がかけられ、
前記電動機30の駆動力が径大のプーリー35に伝達さ
れ電動機30の回転力が凹状カップリング34に供給さ
れるようになっている。前記支柱部21の上部と上部基
台22の上部はカバー37によって覆われている。
【0017】つぎに、調理される材料が入れられる容器
40について説明する。この容器40は、上方に調理材
料および調理物を出し入れする開口40aを設けた有底
筒状をなしており、その底壁40bには軸受部41に取
り付けられた軸受42が設けられ、この軸受42にはオ
イルシール43によって液密状態にして、支持部として
の軸44が設けられている。この軸44の先端部には軸
心と直交する方向に突出した係合突起44aが形成され
ている。前記軸44は位置決めリング44bと係合突起
44aとで上下方向の動きが規制されている。なお、4
4cは軸44の下部を覆う覆板である。また、容器40
の外周に取手40cを一体的に設けるとともに底部外面
には環状の脚部40dが設けられている。
【0018】そして、この容器40は前記載置台25の
載置面25aに対して着脱自在に載置される。前記開口
40aはその中央部に貫通孔45aを形成した着脱自在
な蓋45によって閉蓋されるようになっている。
【0019】前記容器40内には回転体50が着脱自在
に設けられている。そして、この回転体50は、下端部
に径大なカッター固定部50aが設けられこのカッター
固定部50aには互いに反対方向に位置して配設された
上カッター51aと下カッター51bとが取り付けられ
ている。前記カッター固定部50aの下面中心部には前
記容器の底部に設けられた軸44に着脱自在に嵌合する
とともに軸44の係合突起44aと係合する凹部50d
が設けられた軸受穴50eが設けられている。また、前
記カッター固定部50aには上方に一体的に突出形成さ
れその先端部に前記凹状カップリング34と係脱自在に
係合する被カップリング手段としての凸状カップリング
50bが形成されたカップリング軸50cが設けられて
いる。そして、回転体50が容器40内に取り付けられ
た状態においては、この凸状カップリング50bの先端
部は容器40の開口40aを閉蓋した蓋45の貫通孔4
5aを貫通し蓋45の上面より若干突出するようになっ
ている。
【0020】つぎに、昇降手段60について説明する。
この昇降手段60は、作動環61と前記載置台25に形
成した円弧状突起25dとで構成されている。そして、
前記作動環61は、前記底板23に形成した支持体28
の支持部28bに支持されるとともに案内部28aに嵌
合して位置決めされつつ案内されて回動するリング部6
1aと、このリング部61aに上方に向けて形成され先
端部を円弧状面とした摺動突起61bとからなってい
る。この摺動突起61bは、前記載置台25の円弧状突
起25dに対応して形成されている。また、前記作動環
61にはこれを回動させるための先端部に操作つまみ6
2を有する操作杆63が設けられている。
【0021】ここで、上記昇降手段60が組み立てられ
る順序を図2に基づいて説明する。まず、前記環状周壁
24aに前記載置台25をその下面に設けた円弧状突起
25dを支持板26の間に位置させつつ案内突起25c
をばね収納部26の貫通孔26bに挿入する。ついでば
ね収納室26aに挿入された案内突起25cにコイルば
ね64を嵌め込み、このばね64の下側に座がね65を
介してねじ66によってこのばね64を案内突起25c
に取り付ける。この状態でばね64は前記ばね収納室2
6aの底面と座がね65の間に位置して載置台25を常
時下方に押し下げるように付勢している。つぎに、前記
作動環61をその摺動突起61bを前記円弧状突起25
dに、また、操作杆63を前記切欠24dにそれぞれ対
応させて位置決めし、この状態で作動還61を前記底板
23の支持体28に支持させた後、この底板23を前記
袴状部24bに取り付けることにより図1に示すように
昇降手段60が組み立てられるつまり構成される。
【0022】この組み立てられた昇降手段60の動作に
ついて説明する。操作杆63を操作して摺動突起61b
を円弧状突起25dの傾斜面の最低の位置に当接せた状
態では載置台25は、ばね64によって下方に押し下げ
ら最低位置に位置づけられることになり、また、操作杆
63を操作して(図2において右方向)摺動突起61b
を円弧状突起25dの傾斜面上を摺動させながら回動さ
せると、載置台25は前記ばね64の付勢力に抗して徐
々に上方に上昇し摺動突起61bが傾斜面の最高位置に
位置したときに載置台25は最高位置まで上昇しその位
置で位置決めされる。
【0023】そして、摺動突起61bが円弧状突起25
dの傾斜面の最低位置に当接した状態つまり載置台25
が最低位置に位置決めされている状態と、傾斜面の最高
位置に当接した状態つまり載置台が最高位置に位置決め
されている状態との両状態間の昇降距離は、前記上部基
台22に設けられた凹状カップリング34と前記容器4
0に取り付けられた回転体50の凸状カップリング50
bが係脱できる距離となっている。
【0024】すなわち回転体50が取り付けられた容器
40を載置台25に載置した状態で昇降手段60によっ
て載置台25を最低位置に位置決めしたときは、図1示
すように前記凸状カップリング50bと凹状カップリン
グ34とは非係合状態となり、前記電動機30によって
駆動される凹状カップリング34の回転力は回転体50
には伝達されないようになっており、また、凸状カップ
リング50bが凹状カップリング34と係合していない
ときは容器40は載置台25に対して取り付け取り外し
ができるようになっている。そして、前記容器40が最
高位置に位置決めされたときは、図3に示すように前記
凸状カップリング50bと凹状カップリング34とは係
合状態となり、電動機30によって駆動される凹状カッ
プリング34の回転力は回転体50に伝達され回転体5
0は容器40内で回転し回転する上下カッター51a、
51bによって容器内の被調理物は調理される。
【0025】つぎに、上記のように構成した調理器の動
作について説明する。まず、回転体50を取り付けた容
器40内に所望の調理の調理材料を入れた後容器40を
予め最低位置に位置決めした載置台25に載置し、つい
で昇降手段60の操作杆63を操作して載置台25を上
昇させて最高位置に位置決めし、前記回転体50の凸状
カップリング50bを凹状カップリング34に係合させ
る。そして、スイッチ30aの図示しないスイッチ釦を
操作して電動機30を駆動し前記凹状カップリング34
を介して回転体50を回転させて調理を行う。調理が終
了したときは、前記操作杆63により昇降手段60を操
作して載置台25を当初の最低位置に戻して、凸状カッ
プリング50bと凹状カップリング34との係合状態を
解き容器40を載置台25から取り外し、必要に応じて
容器40内の調理物を他の容器に移し変える等して調理
作業を完了する。
【0026】なお、実施例では容器40に軸44を設け
て支持部とし回転体50に軸受穴50eを設けて披支持
部としたがこれは逆の構成としてもよい。また、昇降手
段60の作動環61をばね64で下方に付勢するように
したが、これは容器40の自重によって降下するので必
ずしも必要としないが、ばね64を設けた場合は作動環
61の動作をより確実にできる。
【0027】つぎに、この発明の第2の実施例を図4な
いし図6に基づいて説明する。なお、上述した第1の実
施例と同一部分については同一符号を用い、必要な場合
を除きその説明は省略する。また、第1の実施例と相違
する構成は昇降手段に係る構成であるので、この昇降手
段以外の調理本体の構成つまり、電動機30が配設され
ている支柱部21、この支柱部21から下部基台の上方
に延出形成した上部基台22、この上部基台22に設け
られたカップリング手段としての凹状カップリング50
b、回転体50、容器40、容器40の蓋45等はすべ
て第1の実施例の構成と同一であるので図も省略する。
【0028】図4において、100は下部基台で、この
下部基台100は環状周壁部100aとこの環状周壁部
100a拡開して形成された袴状壁100bとからなっ
ており、環状周壁部100aにはその内側に環状の容器
載置部101が形成されるとともに図5に示すように環
状周壁部100aには、容器載置部101の下方の位置
に互いに対向した一対の軸孔102が形成されている。
【0029】そして、前記軸孔102にはその両端部に
操作つまみ103が取り付けられた軸104が回動自在
に挿通されており、この軸104の中央部には互いに直
交する短軸と長軸を有する昇降手段としての偏位カムカ
ム105が固着されている。この偏位カムカム105の
長軸と短軸とによって生じる偏位量は、上部基台22に
設けられた凹状カップリング34と回転体50の凸上カ
ップリング50bとを係脱でするときの凸上カップリン
グ50bの移動量となっている。
【0030】つぎに、容器40の底部には軸受部106
が液密的に固着され、この軸受部106にはオイルシー
ル107を介して軸受108が取り付けられている。そ
して、この軸受108には軸109が上下方向に移動自
在に挿通されており、また、この軸109の下端部に軸
109の上方への移動を規制する鍔状の第1の係止片1
10が設けられ、この第1の係止片110より上方でか
つ前記偏位カムカム105の偏位量よりも大きい距離だ
け離間した位置に第2の係止片111が設けられてい
る。この第2の係止片111の下面は軸109の下方へ
の移動を規制する規制面となっており、上部に図示しな
いが回転体50の軸受穴50dの端縁に形成された係合
片と係合する被係合片が設けられ、回転体50が回転す
るときは軸109も同時に回転するようになっている。
また、軸109が上方に移動つまり上昇したときは第2
の係止片111は回転体50を上方に移動させるように
なっている。なお、前記第1の係止片110と前記軸受
108との間には軸111の外周に嵌め込こみこの軸1
11を常時下方に付勢するばね112が配設されてい
る。なお、このばね112は第1の実施例と同様必ずし
も必要とするものではない。 つぎに、この昇降手段6
0の動作について説明する。回転体50が取り付けられ
た容器40を前記載置部101に載置した状態におい
て、操作つまみ103を操作して偏位カムカム105の
短軸のカム面が前記軸109の下端面と当接するように
位置決めしたときは、軸111は下方に位置することに
なりしたがって回転体50も下方側に位置決めされるこ
とになり、図示しないが第1の実施例と同様に上部基台
22に設けられた凹状カップリング34と回転体50の
凸状カップリング50bとは非係合状態とされ、操作つ
まみ103を操作して偏位カムカム105の長軸のカム
面が前記軸113の下端面と当接するように位置決めし
たときは、前記凹状カップリング34と凸状カップリン
グ50bとは係合状態となり、上記第1の実施例と同様
電動機30によって回転体50が回転することになる。
【0031】つぎに、この第2の実施例の昇降手段を用
いた場合の調理器の動作について説明する。まず、操作
つまみ103を操作して偏位カムカム105の短軸が上
方に位置するように位置決めし、回転体50を取り付け
た容器40内に所望の調理の調理材料を入れた後容器4
0を前記載置部101に載置する。ついで操作つまみ1
03を操作して偏位カムカム105の長軸のカム面が前
記軸109下端面と当接するように位置決めし、軸11
1とともに回転体50を上方に上昇させて、前記回転体
50の凸状カップリング50bを凹状カップリング34
に係合させる。そして、電動機30を駆動し前記凹状カ
ップリングング34を介して回転体50を回転させて調
理を行うものである。
【0032】なお、第1の実施例のように回転体50を
昇降させるようにした場合は、容器40の内底部とカッ
ター特に下カッター52bの間隙を小さくかつ一定とす
ることができる。また、第2の実施例のように回転体5
0のみを昇降させる場合は回転体50のみを昇降せされ
ばよいため、昇降手段60の操作が容易となる。
【0033】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
調理器本体の安定性を良くすることがてき、回転体の上
方に設けた被カップリング手段を昇降手段によって本体
の上部基台に設けたカップリング手段に係脱させること
としたため調理時に重い本体の取り付け取り外しを不要
しとし、さらに、調理時に重い本体の取り付け取り外し
を不要としたことから回転力の増大化を図るうえで何等
の制約も受けることはないという効果を奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の調理器の断面図。
【図2】上記実施例の昇降手段を示めす分解斜視図。
【図3】上記実施例の昇降手段を上昇させたときの調理
器の断面図。
【図4】本発明の昇降手段を示す昇降手段の断面図。
【図5】上記実施例の昇降手段の分解斜視図。
【図6】上記実施例の回転体を上昇させたときの断面
図。
【図7】従来の調理器の断面図。
【符号の説明】
A 本体 20 下部基台 21 上部基台 22 支柱部 25a 容器載置部 30 電動機(駆動手段) 34 凹状カップリング(カップリング手段) 40 容器 44 軸(支持手段) 50 回転体 50b 凸状カツプリング(被カップリング手段) 50e 軸受穴(被支持手段) 60 昇降手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 隆次 神奈川県秦野市堀山下43番地 東京電気株 式会社秦野工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器載置部を備えた下部基台とこの下部基
    台の一端側に立設したした支柱部とこの支柱部から前記
    下部基台の上方に延出形成されるとともに前記容器載置
    部に対向させたカップリング手段を設けた上部基台とか
    らなる本体と、前記本体内に設けられ前記カップリング
    手段に回転駆動力を供給する駆動手段と、前記容器載置
    部に載置されるとともにその底部に支持手段を備えた容
    器と、カッターを有するとともに下端部に前記容器底部
    の支持手段に支持される被支持手段を上端部に前記カッ
    プリング手段と係脱する被カップリング手段を備え前記
    容器内に着脱自在に取付けられる回転体と、前記下部基
    台に設けられ前記被カップリング手段を昇降させて前記
    上部基台のカップリング手段に対して係脱させる昇降手
    段とを備えたことを特徴とする調理器。
  2. 【請求項2】容器載置部を備えた下部基台とこの下部基
    台の一端側に立設したした支柱部とこの支柱部から前記
    下部基台の上方に延出形成されるとともに前記容器載置
    部に対向させたカップリング手段を設けた上部基台とか
    らなる本体と、前記本体内に設けられ前記カップリング
    手段に回転駆動力を供給する駆動手段と、前記容器載置
    部に載置されるとともにその底部に支持手段を備えた容
    器と、カッターを有するとともに下端部に前記容器底部
    の支持手段に支持される被支持手段を上端部に前記カッ
    プリング手段と係脱する被カップリング手段を備え前記
    容器内に着脱自在に取付けられる回転体と、前記容器と
    ともに前記回転体を昇降させ回転体の被カップリング手
    段を前記上部基台のカップリング手段に対して係脱させ
    る昇降手段とを備えたことを特徴とする調理器。
JP11720394A 1994-05-30 1994-05-30 調理器 Pending JPH07313387A (ja)

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