JPH08477A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
- Publication number
- JPH08477A JPH08477A JP14011394A JP14011394A JPH08477A JP H08477 A JPH08477 A JP H08477A JP 14011394 A JP14011394 A JP 14011394A JP 14011394 A JP14011394 A JP 14011394A JP H08477 A JPH08477 A JP H08477A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- coupling means
- mounting table
- lower base
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、調理器本体に容器を側方から挿入
してこの本体に載置する場合、本体側の回止部材と容器
側の係止部材の干渉防止を目的とする。 【構成】容器載置台9(容器載置部)を備えた下部基台
部2と支柱部3に設けられこの下部基台部2の上方に延
出しカップリング手段を設けた上部基台部とからなり前
記カップリング手段を駆動する電動機11(駆動手段)
を有する本体1と、外周側に把手24を有し内部にカッ
ターを有するとともに被カップリング手段を有する回転
体を備え容器載置台9に載置される容器22とを備えた
調理器において、前記容器載置台9にその略中心点Oと
支柱部3の略中央部を通る線70上でかつ支柱部3側の
位置に回止突起9c(回止部材)を形成し、前記容器2
2にその把手24と対向する外周側下方の底部外側に前
記回止突起9cに係止される係止突起22b(係止部
材)を形成した調理器
してこの本体に載置する場合、本体側の回止部材と容器
側の係止部材の干渉防止を目的とする。 【構成】容器載置台9(容器載置部)を備えた下部基台
部2と支柱部3に設けられこの下部基台部2の上方に延
出しカップリング手段を設けた上部基台部とからなり前
記カップリング手段を駆動する電動機11(駆動手段)
を有する本体1と、外周側に把手24を有し内部にカッ
ターを有するとともに被カップリング手段を有する回転
体を備え容器載置台9に載置される容器22とを備えた
調理器において、前記容器載置台9にその略中心点Oと
支柱部3の略中央部を通る線70上でかつ支柱部3側の
位置に回止突起9c(回止部材)を形成し、前記容器2
2にその把手24と対向する外周側下方の底部外側に前
記回止突起9cに係止される係止突起22b(係止部
材)を形成した調理器
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、容器内の被調理物を
回転体に設けられたカッターによって切削、攪拌等して
調理をする調理器における前記容器の回り止めの構成に
関する。
回転体に設けられたカッターによって切削、攪拌等して
調理をする調理器における前記容器の回り止めの構成に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の容器内の被調理物を回転体に設け
たカッターによって切削、攪拌等して調理する調理器を
図7および図8に基づいて説明する。
たカッターによって切削、攪拌等して調理する調理器を
図7および図8に基づいて説明する。
【0003】図に示すように調理器本体100は、容器
101を載置する容器載置台102を設けた基台部10
3とこの基台部103の一端部に立設した支柱部104
とからなり、前記支柱部104にはモーター105とこ
のモーター105の駆動・停止させるスイッチ106が
その可動接点を設けた可動片106aを前記支柱104
の上面部104aに設けた孔104bに対応させて配設
されている。また、前記基台部103内には前記モータ
ー105の出力軸107に設けたプーリー108とベル
ト109によって回転駆動力が伝達される径大なプーリ
ー110が配設されている。そして、前記プーリー11
0の回転軸111は前記基台部103の上面部103a
に設けた貫通孔112を貫通するとともに前記容器10
1内にその底壁101aに液密に取り付けられた筒体1
13の貫通孔113aを貫通して突出している。
101を載置する容器載置台102を設けた基台部10
3とこの基台部103の一端部に立設した支柱部104
とからなり、前記支柱部104にはモーター105とこ
のモーター105の駆動・停止させるスイッチ106が
その可動接点を設けた可動片106aを前記支柱104
の上面部104aに設けた孔104bに対応させて配設
されている。また、前記基台部103内には前記モータ
ー105の出力軸107に設けたプーリー108とベル
ト109によって回転駆動力が伝達される径大なプーリ
ー110が配設されている。そして、前記プーリー11
0の回転軸111は前記基台部103の上面部103a
に設けた貫通孔112を貫通するとともに前記容器10
1内にその底壁101aに液密に取り付けられた筒体1
13の貫通孔113aを貫通して突出している。
【0004】前記容器101内に突出した回転軸111
には上カッター114および下カッター115が設けら
れた回転体116が着脱自在に取り付けられている。こ
の回転体116を取り付けた容器101を前記容器載置
台102に載置した状態で前記支柱部104の上面部1
04aおよび容器101の開口101bは蓋体117に
よって閉蓋されるようになっている。前記蓋体117に
は前記支柱部104の孔104bに対応して作動杆11
7aが設けられており、蓋体117を上下移動させるこ
とにより、可動片106aを介してスイッチ106を動
作させ前記モーター105を駆動・停止させるようにな
っている。
には上カッター114および下カッター115が設けら
れた回転体116が着脱自在に取り付けられている。こ
の回転体116を取り付けた容器101を前記容器載置
台102に載置した状態で前記支柱部104の上面部1
04aおよび容器101の開口101bは蓋体117に
よって閉蓋されるようになっている。前記蓋体117に
は前記支柱部104の孔104bに対応して作動杆11
7aが設けられており、蓋体117を上下移動させるこ
とにより、可動片106aを介してスイッチ106を動
作させ前記モーター105を駆動・停止させるようにな
っている。
【0005】そして、調理時に前記モーター105によ
って前記容器101内で回転体116が回転すると、こ
の回転に伴って容器101も回転するため、この容器1
01の回転を防止するために前記基台部が103の上面
部103aに回止突起118を複数個設けるとともにこ
の回止突起118と係合する係合突起119を前記容器
101の底部外側壁101cに複数個設けている。
って前記容器101内で回転体116が回転すると、こ
の回転に伴って容器101も回転するため、この容器1
01の回転を防止するために前記基台部が103の上面
部103aに回止突起118を複数個設けるとともにこ
の回止突起118と係合する係合突起119を前記容器
101の底部外側壁101cに複数個設けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記調理器1
00のように回転軸111が基台部103側に設けられ
ている場合は、容器101を容器載置台102に載置ま
たは取り外す際には、蓋体117は外されているため、
容器101の係合突起119と回止突起118は何等干
渉することはないものの、容器101の底壁101aに
は容器101内の調理物が貫通孔113aを通して容器
101外に流出しないよう十分な高さとした筒体113
を設ける必要がある。そのため容器101の洗浄がしに
くく筒体113の基部周辺に調理物の滓が付着したまま
となるなど衛生上問題がある。また、図示しないが前記
支柱部104の上部から前記容器載置台102の上方に
延出させて上部基台を設け、この上部基台にカップリン
グを取着した回転軸を設けて、このカップリングを介し
て前記回転体116を回転させるようにした調理器もあ
る。
00のように回転軸111が基台部103側に設けられ
ている場合は、容器101を容器載置台102に載置ま
たは取り外す際には、蓋体117は外されているため、
容器101の係合突起119と回止突起118は何等干
渉することはないものの、容器101の底壁101aに
は容器101内の調理物が貫通孔113aを通して容器
101外に流出しないよう十分な高さとした筒体113
を設ける必要がある。そのため容器101の洗浄がしに
くく筒体113の基部周辺に調理物の滓が付着したまま
となるなど衛生上問題がある。また、図示しないが前記
支柱部104の上部から前記容器載置台102の上方に
延出させて上部基台を設け、この上部基台にカップリン
グを取着した回転軸を設けて、このカップリングを介し
て前記回転体116を回転させるようにした調理器もあ
る。
【0007】しかし、回転体116を上方を回転させる
カップリングを上方に設けるようにしたものにおいて
は、基台部103と図示しない上部基台との間に設けた
容器収納空間に容器101を横方向つまり側方から挿脱
して容器載置台101に対して取り付け取り外しをしな
ければならないために容器載置台102に設けた回止突
起118が容器101の挿入時に干渉つまり当接して容
器101の載置台102への載置がしにくいという問題
がある。
カップリングを上方に設けるようにしたものにおいて
は、基台部103と図示しない上部基台との間に設けた
容器収納空間に容器101を横方向つまり側方から挿脱
して容器載置台101に対して取り付け取り外しをしな
ければならないために容器載置台102に設けた回止突
起118が容器101の挿入時に干渉つまり当接して容
器101の載置台102への載置がしにくいという問題
がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の問
題を解決するものであり、容器載置部を備えた下部基台
部とこの下部基台部の一端側に立設した支柱部とこの支
柱部から前記下部基台部の上方に延出形成されるととも
に前記容器載置部に対向させたカップリング手段を設け
た上部基台部とからなる本体と、前記本体内に設けられ
前記カップリング手段に回転駆動力を供給する駆動手段
と、外周側に把手を有し内部にカッターを有するととも
に上端部に前記カップリング手段と係脱する被カップリ
ング手段を有する回転体を備え前記容器載置台に載置さ
れる容器とを備えた調理器において、前記容器載置部に
その略中心点と前記支柱部の略中央部を通る線上でかつ
支柱部側の位置に回止部材を形成し、前記容器にその把
手と対向する外周側下方の底部外側に前記回止部材に係
止される係止部材を形成し、前記回止部材と係止部材と
により容器の回り止めをする調理器とした。
題を解決するものであり、容器載置部を備えた下部基台
部とこの下部基台部の一端側に立設した支柱部とこの支
柱部から前記下部基台部の上方に延出形成されるととも
に前記容器載置部に対向させたカップリング手段を設け
た上部基台部とからなる本体と、前記本体内に設けられ
前記カップリング手段に回転駆動力を供給する駆動手段
と、外周側に把手を有し内部にカッターを有するととも
に上端部に前記カップリング手段と係脱する被カップリ
ング手段を有する回転体を備え前記容器載置台に載置さ
れる容器とを備えた調理器において、前記容器載置部に
その略中心点と前記支柱部の略中央部を通る線上でかつ
支柱部側の位置に回止部材を形成し、前記容器にその把
手と対向する外周側下方の底部外側に前記回止部材に係
止される係止部材を形成し、前記回止部材と係止部材と
により容器の回り止めをする調理器とした。
【0009】また、容器載置部を備えた下部基台部とこ
の下部基台部の一端側に立設した支柱部とこの支柱部か
ら前記下部基台部の上方に延出形成されるとともに前記
容器載置部に対向させたカップリング手段を設けた上部
基台部とからなる本体と、前記本体内に設けられ前記カ
ップリング手段に回転駆動力を供給する駆動手段と、外
周側に把手を有し内部にカッターを有するとともに上端
部に前記カップリング手段と係脱する被カップリング手
段を有する回転体を備え前記容器載置台に載置される容
器とを備えた調理器において、前記容器載置部にその略
中心点と前記支柱部の略中央部を通る線上でかつ支柱部
側の位置に回止部材を形成し、前記容器に前記容器載置
台に載置された状態において、容器底面の中心点から前
記回止部材の容器側端縁までの距離を半径とする円の外
側領域とこの円に外接しその二辺が前記線と平行な正方
形の内側領域とが重畳する領域に位置した容器の底部外
側に前記回止部材に係止される係止部材を形成し、前記
回止部材と係止部材とにより容器の回り止めをする調理
器とした。
の下部基台部の一端側に立設した支柱部とこの支柱部か
ら前記下部基台部の上方に延出形成されるとともに前記
容器載置部に対向させたカップリング手段を設けた上部
基台部とからなる本体と、前記本体内に設けられ前記カ
ップリング手段に回転駆動力を供給する駆動手段と、外
周側に把手を有し内部にカッターを有するとともに上端
部に前記カップリング手段と係脱する被カップリング手
段を有する回転体を備え前記容器載置台に載置される容
器とを備えた調理器において、前記容器載置部にその略
中心点と前記支柱部の略中央部を通る線上でかつ支柱部
側の位置に回止部材を形成し、前記容器に前記容器載置
台に載置された状態において、容器底面の中心点から前
記回止部材の容器側端縁までの距離を半径とする円の外
側領域とこの円に外接しその二辺が前記線と平行な正方
形の内側領域とが重畳する領域に位置した容器の底部外
側に前記回止部材に係止される係止部材を形成し、前記
回止部材と係止部材とにより容器の回り止めをする調理
器とした。
【0010】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、容器
を本体側方から挿脱して本体つまり下部基台部に載置す
る場合に、容器に設けた係止部材が下部基台部側に設け
た回止部材と何等干渉することがなく容器の載置操作が
容易にでき、また、容器底面壁に高い筒体を設ける必要
がなく容器の洗浄を容易にできる。
を本体側方から挿脱して本体つまり下部基台部に載置す
る場合に、容器に設けた係止部材が下部基台部側に設け
た回止部材と何等干渉することがなく容器の載置操作が
容易にでき、また、容器底面壁に高い筒体を設ける必要
がなく容器の洗浄を容易にできる。
【0011】
【実施例】つぎに、この発明の一実施例を図1ないし図
6に基づいて説明する。
6に基づいて説明する。
【0012】図1において、調理器本体1は、下部基台
部2と、この下部基台部2の一端側(図において右側)
に立設した支柱部3と、この支柱部3から前記下部基台
部2の上方に延出して形成した上部基台部4から構成さ
れている。そして、前記下部基台部2は、前記支柱部3
と一体的に形成された下部基台5と、この下部基台5の
下側に図示しない固定手段で取り付けられた底板6から
構成されている。
部2と、この下部基台部2の一端側(図において右側)
に立設した支柱部3と、この支柱部3から前記下部基台
部2の上方に延出して形成した上部基台部4から構成さ
れている。そして、前記下部基台部2は、前記支柱部3
と一体的に形成された下部基台5と、この下部基台5の
下側に図示しない固定手段で取り付けられた底板6から
構成されている。
【0013】また、前記下部基台5には、上方つまり上
部基台4方向に突出した環状壁7が形成されており、こ
の環状壁7には、上面外周部に形成した環状凸縁9bに
囲まれた容器載置面9aが設けられるとともに前記環状
壁7の外側に上下方向に移動自在に嵌合する外周壁8を
有する容器載置部としての容器載置台(以下単に「載置
台」という)9が設けられている。この載置台9の外周
部に形成した環状凸縁9bには後述する回止部材として
の回止突起9cが形成されている。この回止突起9cの
形成位置等については後に詳述する。
部基台4方向に突出した環状壁7が形成されており、こ
の環状壁7には、上面外周部に形成した環状凸縁9bに
囲まれた容器載置面9aが設けられるとともに前記環状
壁7の外側に上下方向に移動自在に嵌合する外周壁8を
有する容器載置部としての容器載置台(以下単に「載置
台」という)9が設けられている。この載置台9の外周
部に形成した環状凸縁9bには後述する回止部材として
の回止突起9cが形成されている。この回止突起9cの
形成位置等については後に詳述する。
【0014】前記支柱部3内には、その内部上方位置に
設けられた支持板10に取り付けられた駆動手段として
の電動機11が配設されている。そして、上方に突出し
た前記電動機11の出力軸12の先端部には径小のプー
リー13が取付けられている。なお、14は電動機11
を駆動するスイッチである。
設けられた支持板10に取り付けられた駆動手段として
の電動機11が配設されている。そして、上方に突出し
た前記電動機11の出力軸12の先端部には径小のプー
リー13が取付けられている。なお、14は電動機11
を駆動するスイッチである。
【0015】前記上部基台4には、前記支柱部3に設け
られた支持板10が延出され、この支持板10には凹状
の軸受取付部15が形成され、この軸受取付部15には
ボールベアリング16が圧入されている。そして、前記
ボールベアリング16の内輪に圧入された軸17の一端
側つまり前記下部基台5側には、カップリング手段とし
ての凹状カップリング18が取付けられており、他端側
には径大のプーリー19が取付けられている。この径大
のプーリー19と前記径小のプーリー13とには駆動ベ
ルト20がかけられ、前記電動機11の駆動力つまり回
転力が径小のプーリー13および径大のプーリー19を
介して凹状カップリング18に供給されるようになって
いる。前記支柱部3上部と上部基台4上部はカバー21
によって覆われている。
られた支持板10が延出され、この支持板10には凹状
の軸受取付部15が形成され、この軸受取付部15には
ボールベアリング16が圧入されている。そして、前記
ボールベアリング16の内輪に圧入された軸17の一端
側つまり前記下部基台5側には、カップリング手段とし
ての凹状カップリング18が取付けられており、他端側
には径大のプーリー19が取付けられている。この径大
のプーリー19と前記径小のプーリー13とには駆動ベ
ルト20がかけられ、前記電動機11の駆動力つまり回
転力が径小のプーリー13および径大のプーリー19を
介して凹状カップリング18に供給されるようになって
いる。前記支柱部3上部と上部基台4上部はカバー21
によって覆われている。
【0016】そして、上部基台4と下部基台5の環状壁
7に載置された載置台9との間に後述する回転体を取り
付けた容器が着脱自在に収納される収納空間が形成され
ている。なお、符号6aは前記底板6に設けられた支持
脚を示している。
7に載置された載置台9との間に後述する回転体を取り
付けた容器が着脱自在に収納される収納空間が形成され
ている。なお、符号6aは前記底板6に設けられた支持
脚を示している。
【0017】つぎに、前記載置台9に載置される容器2
2について説明する。この容器22は、上方に調理材料
および調理物を出し入れする開口23を設けた有底筒状
をなしているとともに外周に把手24が設けられてお
り、また、その底部外壁には環状の脚部22aが形成さ
れている。また、前記開口23は、中央部に孔25aを
設けた蓋25によって閉蓋されるようになっている。前
記容器22の底部外側には環状の脚部22aの外側に位
置して前記載置台9に形成された回止突起9cに係止さ
れる後述する係止部材としての係止突起22bが形成さ
れている。この係止突起22bの形成位置等については
前記回止突起9cと関連づけて後で詳述する。
2について説明する。この容器22は、上方に調理材料
および調理物を出し入れする開口23を設けた有底筒状
をなしているとともに外周に把手24が設けられてお
り、また、その底部外壁には環状の脚部22aが形成さ
れている。また、前記開口23は、中央部に孔25aを
設けた蓋25によって閉蓋されるようになっている。前
記容器22の底部外側には環状の脚部22aの外側に位
置して前記載置台9に形成された回止突起9cに係止さ
れる後述する係止部材としての係止突起22bが形成さ
れている。この係止突起22bの形成位置等については
前記回止突起9cと関連づけて後で詳述する。
【0018】そして、図3の拡大図に示すように前記容
器22の底部26には、貫通孔27aを有した有底筒状
の埋込金具27を一体的に設けた合成樹脂等からなる軸
受取付部材28が液密状態に取り付けられ、この埋込金
具27には軸受29が圧入して取付けられている。この
軸受29に支持軸30がその先端部を前記埋込金具27
の貫通孔27aを貫通して回転自在に挿入されている。
この支持軸30の一端側つまり図3において上側には、
芯出部30aとしての先端部を突出させて係合体31が
固着されており、他端側に環状溝30bが設けられ、こ
の環状溝30bに例えばCリング等からなる抜止部材3
4が嵌め込まれている。この抜止部材34と前記係合体
31とで支持軸30は位置決めされている。
器22の底部26には、貫通孔27aを有した有底筒状
の埋込金具27を一体的に設けた合成樹脂等からなる軸
受取付部材28が液密状態に取り付けられ、この埋込金
具27には軸受29が圧入して取付けられている。この
軸受29に支持軸30がその先端部を前記埋込金具27
の貫通孔27aを貫通して回転自在に挿入されている。
この支持軸30の一端側つまり図3において上側には、
芯出部30aとしての先端部を突出させて係合体31が
固着されており、他端側に環状溝30bが設けられ、こ
の環状溝30bに例えばCリング等からなる抜止部材3
4が嵌め込まれている。この抜止部材34と前記係合体
31とで支持軸30は位置決めされている。
【0019】なお、前記係合体31は、図3および図4
に示すようにリング体32とこのリング体32の外周に
形成した係合突起33とから構成されている。また、3
5および36は座金である。また、図3に示すように前
記埋込金具27内には貫通孔27a側に位置してオイル
シール38が圧入され、潤滑油の容器22内への侵入を
防止している。
に示すようにリング体32とこのリング体32の外周に
形成した係合突起33とから構成されている。また、3
5および36は座金である。また、図3に示すように前
記埋込金具27内には貫通孔27a側に位置してオイル
シール38が圧入され、潤滑油の容器22内への侵入を
防止している。
【0020】また、前記容器22内には回転体40が着
脱自在に設けられている。この回転体40は、下端部に
径大なカッター固定部41が設けられこのカッター固定
部41には互いに反対方向に位置して配設された上カッ
ター42aと下カッター42bとが取り付けられてい
る。前記カッター固定部41の下面中心部には図3およ
び図4に示すように前記容器22の底部26に設けられ
た支持軸30に着脱自在に嵌合して芯出しされる軸受と
しての軸受穴43とこの軸受穴43の近傍つまり下端縁
に突出形成され、前記支持軸30に取付けられた係合体
31の係合突起33と係合する披係合部としての係合片
44が形成されている。
脱自在に設けられている。この回転体40は、下端部に
径大なカッター固定部41が設けられこのカッター固定
部41には互いに反対方向に位置して配設された上カッ
ター42aと下カッター42bとが取り付けられてい
る。前記カッター固定部41の下面中心部には図3およ
び図4に示すように前記容器22の底部26に設けられ
た支持軸30に着脱自在に嵌合して芯出しされる軸受と
しての軸受穴43とこの軸受穴43の近傍つまり下端縁
に突出形成され、前記支持軸30に取付けられた係合体
31の係合突起33と係合する披係合部としての係合片
44が形成されている。
【0021】また、前記カッター固定部41には上方に
一体的にカップリング軸45が突出形成され、その先端
部に前記凹状カップリング18と係脱自在に係合する被
カップリング手段としての凸状カップリング46が形成
されている。
一体的にカップリング軸45が突出形成され、その先端
部に前記凹状カップリング18と係脱自在に係合する被
カップリング手段としての凸状カップリング46が形成
されている。
【0022】前記回転体40の容器22内への取付け
は、回転体40を前記開口23から容器22に挿入し、
軸受穴43に前記支持軸30を嵌合させることによりな
される。そして、前記支持軸30を軸受穴43に嵌合さ
せたときは、支持軸30の先端部の芯出部30aによっ
て芯出しされるとともに支持軸30に取付けられた係合
体31の係合突起33と係合片44とは係合関係にあ
り、回転体40が回転すると係合突起33と係合片44
とが係合して、支持軸30は回転体40の回転に伴って
一体的に回転する。
は、回転体40を前記開口23から容器22に挿入し、
軸受穴43に前記支持軸30を嵌合させることによりな
される。そして、前記支持軸30を軸受穴43に嵌合さ
せたときは、支持軸30の先端部の芯出部30aによっ
て芯出しされるとともに支持軸30に取付けられた係合
体31の係合突起33と係合片44とは係合関係にあ
り、回転体40が回転すると係合突起33と係合片44
とが係合して、支持軸30は回転体40の回転に伴って
一体的に回転する。
【0023】つぎに、前記載置台9の環状突起9bに形
成した回止凸縁9cの形成位置および容器22の底部外
側に形成した係止突起22bの形成位置、並びに回止突
起9cと係止突起22bの関係を図5に基づいて説明す
る。
成した回止凸縁9cの形成位置および容器22の底部外
側に形成した係止突起22bの形成位置、並びに回止突
起9cと係止突起22bの関係を図5に基づいて説明す
る。
【0024】まず、載置台9の環状凸縁9bに形成した
回止突起9cは、載置台9の中心点Oと支柱部3の中央
部を通る線70上で、かつ前記支柱部3側に位置した環
状凸縁9b上に形成されている。また、容器22の底部
外側に形成した係止突起22bは、容器22を載置台9
に載置した状態において、容器底面26の中心点つまり
載置台9の中心点Oから前記回止突起9cの容器22側
端縁までの距離を半径とする円71の外側領域と、この
円71に外接しその二辺が前記載置台9の中心点Oと前
記支柱部3の中央部を通る線70と平行な正方形72の
内側領域とが重畳する領域73に対応しかつ前記容器底
面26の中心点と把手24の中央部を通る線74に対し
て略45度をなす線75上に位置した容器22の底部外
側の領域に形成されている。
回止突起9cは、載置台9の中心点Oと支柱部3の中央
部を通る線70上で、かつ前記支柱部3側に位置した環
状凸縁9b上に形成されている。また、容器22の底部
外側に形成した係止突起22bは、容器22を載置台9
に載置した状態において、容器底面26の中心点つまり
載置台9の中心点Oから前記回止突起9cの容器22側
端縁までの距離を半径とする円71の外側領域と、この
円71に外接しその二辺が前記載置台9の中心点Oと前
記支柱部3の中央部を通る線70と平行な正方形72の
内側領域とが重畳する領域73に対応しかつ前記容器底
面26の中心点と把手24の中央部を通る線74に対し
て略45度をなす線75上に位置した容器22の底部外
側の領域に形成されている。
【0025】なお、前記係止突起22bは、前記領域7
3に対応する位置であればいずれの位置に形成してもよ
いが、上記のように線74に対して略45度をなす線7
5上に位置して形成した場合は回止突起9cとの係合代
が大きくできる利点がある。
3に対応する位置であればいずれの位置に形成してもよ
いが、上記のように線74に対して略45度をなす線7
5上に位置して形成した場合は回止突起9cとの係合代
が大きくできる利点がある。
【0026】また、載置台9の中心点、支柱部3の中央
部、容器底面26の中心点、把手24の中央部として説
明したがこれは必ずしも厳密なものではなく、略中心
点、略中央部も含むものである。
部、容器底面26の中心点、把手24の中央部として説
明したがこれは必ずしも厳密なものではなく、略中心
点、略中央部も含むものである。
【0027】前記回止突起9cと係止突起22bとを上
記のような関係にして形成されているため、容器22を
その把手24を持って本体1つまり載置台9に図5にお
いて矢印B方向(図1において左方向)あるいは矢印C
およびD方向(図1において紙面と直交する方向)から
載置する際に、前記回止突起9cと係止突起22bとが
干渉することがなく、したがって、容器22を載置台9
に載置する際に回止突起9cが障害となることはない。
すなわち、図5において把手24を持って容器22を印
B方向から挿入する場合は、回止突起9cに対して係止
突起22bは左右に略45度程以内の偏位角度であれ
ば、挿入の際係止突起22bは回止突起9cと干渉する
ことはなく、また、矢印CまたはD方向から挿入する場
合は、係止突起22bは前記正方形72内に位置してい
ることから回止突起9と干渉することはない。
記のような関係にして形成されているため、容器22を
その把手24を持って本体1つまり載置台9に図5にお
いて矢印B方向(図1において左方向)あるいは矢印C
およびD方向(図1において紙面と直交する方向)から
載置する際に、前記回止突起9cと係止突起22bとが
干渉することがなく、したがって、容器22を載置台9
に載置する際に回止突起9cが障害となることはない。
すなわち、図5において把手24を持って容器22を印
B方向から挿入する場合は、回止突起9cに対して係止
突起22bは左右に略45度程以内の偏位角度であれ
ば、挿入の際係止突起22bは回止突起9cと干渉する
ことはなく、また、矢印CまたはD方向から挿入する場
合は、係止突起22bは前記正方形72内に位置してい
ることから回止突起9と干渉することはない。
【0028】したがって、容器22を載置台9に載置す
る際の容器22の挿入方向が制限されることがなく容器
22の載置操作を容易としているものである。
る際の容器22の挿入方向が制限されることがなく容器
22の載置操作を容易としているものである。
【0029】つぎに、容器22を前記載置台9に載置し
た後、回転体40の凸状カップリング46を上部基台4
の凹状カップリング18に対して進退させて係脱させる
係脱構成つまり係脱手段を図6に基づいて説明する。
た後、回転体40の凸状カップリング46を上部基台4
の凹状カップリング18に対して進退させて係脱させる
係脱構成つまり係脱手段を図6に基づいて説明する。
【0030】前記環状壁7の内壁7aには、3等配つま
り120度の角度間隔をおいて設けられるとともに上方
に突出したばね収納部51形成したばね支持板50が設
けられている。前記ばね収納部51は、下方を開口した
有底筒状に形成され、内部にばね収納室51aを有する
とともに底壁に貫通孔51bが形成されている。前記載
置台9裏面には前記ばね収納部51の貫通孔51bに移
動自在に嵌合する3個の案内突起52と、これら3個の
案内突起52のそれぞれの間に位置してその裏面から図
6において次第に下方に向かって傾斜する傾斜面が形成
された円弧状突起53とが形成されている。また、前記
下部基台5の下端部の一部分は図1に示すように前記底
板6の縁部とで案内溝54を形成するための切欠55が
形成されている。
り120度の角度間隔をおいて設けられるとともに上方
に突出したばね収納部51形成したばね支持板50が設
けられている。前記ばね収納部51は、下方を開口した
有底筒状に形成され、内部にばね収納室51aを有する
とともに底壁に貫通孔51bが形成されている。前記載
置台9裏面には前記ばね収納部51の貫通孔51bに移
動自在に嵌合する3個の案内突起52と、これら3個の
案内突起52のそれぞれの間に位置してその裏面から図
6において次第に下方に向かって傾斜する傾斜面が形成
された円弧状突起53とが形成されている。また、前記
下部基台5の下端部の一部分は図1に示すように前記底
板6の縁部とで案内溝54を形成するための切欠55が
形成されている。
【0031】前記底板6には、前記環状壁7に対向して
位置し、かつ環状壁7の内周壁7aより内側の位置に案
内部56aと支持部56bとからなる略L字状の3個の
支持体56が同一円周上に3等配して形成されている。
位置し、かつ環状壁7の内周壁7aより内側の位置に案
内部56aと支持部56bとからなる略L字状の3個の
支持体56が同一円周上に3等配して形成されている。
【0032】前記底板6の支持体56には、支持部56
bに支持されるとともに案内部56aに回動自在に嵌合
するリング部57aと、このリング部57aに上方に向
けて形成され先端部を円弧状面とした摺動突起57bと
からなる作動環57が設けられている。前記摺動突起5
7bは、前記載置台9の円弧状突起53に対応して形成
されている。また、前記作動環57にはこれを回動させ
るための先端部に操作つまみ58aを有する操作杆58
が設けられている。
bに支持されるとともに案内部56aに回動自在に嵌合
するリング部57aと、このリング部57aに上方に向
けて形成され先端部を円弧状面とした摺動突起57bと
からなる作動環57が設けられている。前記摺動突起5
7bは、前記載置台9の円弧状突起53に対応して形成
されている。また、前記作動環57にはこれを回動させ
るための先端部に操作つまみ58aを有する操作杆58
が設けられている。
【0033】つぎに、これらの各構成要素によって構成
される係脱手段の組み立てについて説明する。まず、前
記環状壁7に前記載置台9をその下面に設けた円弧状突
起53を支持板50の間に位置させつつ案内突起52を
ばね収納部51の貫通孔51bに挿入する。ついでばね
収納室51aに挿入された案内突起52にコイルばね5
9を嵌め込み、このコイルばね59の下側に座金60を
介してねじ61によって、このコイルばね59を案内突
起52に取り付ける。
される係脱手段の組み立てについて説明する。まず、前
記環状壁7に前記載置台9をその下面に設けた円弧状突
起53を支持板50の間に位置させつつ案内突起52を
ばね収納部51の貫通孔51bに挿入する。ついでばね
収納室51aに挿入された案内突起52にコイルばね5
9を嵌め込み、このコイルばね59の下側に座金60を
介してねじ61によって、このコイルばね59を案内突
起52に取り付ける。
【0034】この状態でコイルばね59は前記ばね収納
室51の底面と座金60の間に位置して載置台9を常時
下方に押し下げるように付勢している。つぎに、前記作
動環57をその摺動突起57b前記円弧状突起53に、
また、操作杆58を前記切欠55にそれぞれ対応させて
位置決めし、この状態で作動還58を前記底板6の支持
体56に支持させた後、この底板6を図示しないねじ等
により前記下部基台5に取り付けることにより前記係脱
手段は組み立てられる。
室51の底面と座金60の間に位置して載置台9を常時
下方に押し下げるように付勢している。つぎに、前記作
動環57をその摺動突起57b前記円弧状突起53に、
また、操作杆58を前記切欠55にそれぞれ対応させて
位置決めし、この状態で作動還58を前記底板6の支持
体56に支持させた後、この底板6を図示しないねじ等
により前記下部基台5に取り付けることにより前記係脱
手段は組み立てられる。
【0035】つきに、この係脱手段の動作(作用)を説
明する。
明する。
【0036】まず、操作杆58の操作により摺動突起5
7bを円弧状突起53の傾斜面の最低の位置に当接させ
るとこの状態では載置台9は、コイルばね59によって
下方に押し下げら最低位置に位置づけられることにな
り、また、操作杆58を操作して(図6において右方
向)摺動突起57bを円弧状突起53の傾斜面上を摺動
させながら回動させると、載置台9は前記コイルばね5
9の付勢力に抗して徐々に上方に上昇し摺動突起57b
が傾斜面の最高位置に位置したときに載置台9は最高位
置まで上昇しその位置で位置決めされる。
7bを円弧状突起53の傾斜面の最低の位置に当接させ
るとこの状態では載置台9は、コイルばね59によって
下方に押し下げら最低位置に位置づけられることにな
り、また、操作杆58を操作して(図6において右方
向)摺動突起57bを円弧状突起53の傾斜面上を摺動
させながら回動させると、載置台9は前記コイルばね5
9の付勢力に抗して徐々に上方に上昇し摺動突起57b
が傾斜面の最高位置に位置したときに載置台9は最高位
置まで上昇しその位置で位置決めされる。
【0037】そして、摺動突起57bが円弧状突起53
の傾斜面の最低位置に当接した状態つまり載置台9が最
低位置に位置決めされている状態と、傾斜面の最高位置
に当接した状態つまり載置台9が最高位置に位置決めさ
れている状態との両状態間の昇降距離は、前記上部基台
4に設けられた凹状カップリング18と前記容器22に
取り付けられた回転体40の凸状カップリング46が係
脱できる距離となっている。
の傾斜面の最低位置に当接した状態つまり載置台9が最
低位置に位置決めされている状態と、傾斜面の最高位置
に当接した状態つまり載置台9が最高位置に位置決めさ
れている状態との両状態間の昇降距離は、前記上部基台
4に設けられた凹状カップリング18と前記容器22に
取り付けられた回転体40の凸状カップリング46が係
脱できる距離となっている。
【0038】すなわち、載置台9を最低位置に位置決め
して回転体40が取り付けられた容器22を載置台9に
載置した状態では、図1に示すように前記凸状カップリ
ング46と凹状カップリング18とは非係合状態とな
り、前記電動機11によって駆動される凹状カップリン
グ18の回転力は回転体40には伝達されないようにな
っており、また、凸状カップリング46が凹状カップリ
ング18と係合していないときは容器22は載置台9に
対して取り付け取り外しができるようになっている。
して回転体40が取り付けられた容器22を載置台9に
載置した状態では、図1に示すように前記凸状カップリ
ング46と凹状カップリング18とは非係合状態とな
り、前記電動機11によって駆動される凹状カップリン
グ18の回転力は回転体40には伝達されないようにな
っており、また、凸状カップリング46が凹状カップリ
ング18と係合していないときは容器22は載置台9に
対して取り付け取り外しができるようになっている。
【0039】そして、載置台9が最高位置とされ、前記
容器22が最高位置に位置決めされたときは、図2に示
すように前記凸状カップリング46と凹状カップリング
18とは係合状態となり、電動機11によって駆動され
る凹状カップリング18の回転力は回転体40に伝達さ
れ、回転体40は容器22内で回転し回転する上下カッ
ター41a、41bによって容器内の被調理物は調理さ
れることになる。
容器22が最高位置に位置決めされたときは、図2に示
すように前記凸状カップリング46と凹状カップリング
18とは係合状態となり、電動機11によって駆動され
る凹状カップリング18の回転力は回転体40に伝達さ
れ、回転体40は容器22内で回転し回転する上下カッ
ター41a、41bによって容器内の被調理物は調理さ
れることになる。
【0040】つぎに、上記のように構成した調理器の動
作について説明する。まず、回転体40を取り付けた容
器22内に所望の調理の調理材料を入れた後容器22を
予め最低位置に位置決めした載置台9に載置し、ついで
操作杆58を操作して載置台9を上昇させて最高位置に
位置決めし、前記前記回転体40の凸状カップリング4
6を凹状カップリング18に係合させる。
作について説明する。まず、回転体40を取り付けた容
器22内に所望の調理の調理材料を入れた後容器22を
予め最低位置に位置決めした載置台9に載置し、ついで
操作杆58を操作して載置台9を上昇させて最高位置に
位置決めし、前記前記回転体40の凸状カップリング4
6を凹状カップリング18に係合させる。
【0041】そして、スイッチ14の図示しないスイッ
チ釦を操作して電動機11を駆動し前記凹状カップリン
グ18を介して回転体40を回転させて調理を行う。調
理が終了したときは、前記操作杆58を操作して載置台
9を当初の最低位置に戻して、凸状カップリング46と
凹状カップリング18との係合状態を解き容器22を載
置台9から取り外し、必要に応じて容器22内の調理物
を他の容器に移し替える等して調理作業を完了する。
チ釦を操作して電動機11を駆動し前記凹状カップリン
グ18を介して回転体40を回転させて調理を行う。調
理が終了したときは、前記操作杆58を操作して載置台
9を当初の最低位置に戻して、凸状カップリング46と
凹状カップリング18との係合状態を解き容器22を載
置台9から取り外し、必要に応じて容器22内の調理物
を他の容器に移し替える等して調理作業を完了する。
【0042】そして、調理作業開始時に被調理物を入れ
た容器22を載置台9に載置する際に容器22の係止突
起22bは回止突起9cと干渉することがなく、載置す
る際両者の干渉に対し何等の注意も払う必要がなく容器
22の載置台9への載置操作は容易である。
た容器22を載置台9に載置する際に容器22の係止突
起22bは回止突起9cと干渉することがなく、載置す
る際両者の干渉に対し何等の注意も払う必要がなく容器
22の載置台9への載置操作は容易である。
【0043】なお、上記実施例では、回止突起9cを載
置台9に形成したが、載置台9を設けない場合は容器2
2が載置される近傍に位置させて本体に形成すればよ
く、載置台9を設ける場合でも載置台9の近傍に設けて
もよい。しかし、上記実施例のように載置台9が上下に
移動するようにした場合は載置台9に形成することが、
載置台9と回止突起9cが一体として移動できるので回
り止めが確実にでき、また、載置台9と別体に回止突起
9cを形成するのに比べ構造状簡単になる等の利点があ
る。
置台9に形成したが、載置台9を設けない場合は容器2
2が載置される近傍に位置させて本体に形成すればよ
く、載置台9を設ける場合でも載置台9の近傍に設けて
もよい。しかし、上記実施例のように載置台9が上下に
移動するようにした場合は載置台9に形成することが、
載置台9と回止突起9cが一体として移動できるので回
り止めが確実にでき、また、載置台9と別体に回止突起
9cを形成するのに比べ構造状簡単になる等の利点があ
る。
【0044】また、容器22の挿入方向を図3の矢印B
方向に限定されるような場合においては、上記実施例の
ように、回止突起9cを支柱部3側つまり本体1の最も
奥側の部位に設けることにより、係止突起22bが上記
円71の外側領域と、この円71に外接する正方形72
の内側領域とが重畳する領域73に対応させなくとも、
容器底面26の中心点と把手24の中央部を通る線74
に対して略45度をなす線75上に位置した容器22の
底部外壁の領域に形成すれば、回止突起22bに対する
係止突起22bの干渉を避けることができる。
方向に限定されるような場合においては、上記実施例の
ように、回止突起9cを支柱部3側つまり本体1の最も
奥側の部位に設けることにより、係止突起22bが上記
円71の外側領域と、この円71に外接する正方形72
の内側領域とが重畳する領域73に対応させなくとも、
容器底面26の中心点と把手24の中央部を通る線74
に対して略45度をなす線75上に位置した容器22の
底部外壁の領域に形成すれば、回止突起22bに対する
係止突起22bの干渉を避けることができる。
【0045】また、上記実施例においては、凹状カップ
リング18に対して凸状カップリング46を係脱させる
構成つまり係脱手段しとて、回転体40を容器22とと
もに上下方向に移動させるようにしたが、これは容器2
2を動かさずに凹状カップリング18を上下方向に移動
させる構成としてもよい。この場合の構成としては、軸
17に凹状カップリング18を固定的に取付けてこの軸
17を上下動させて、あるいは、軸17を固定しこの軸
17に回転方向に回り止めしつつ上下方向にスライド自
在に凹状カップリング18を設け、この凹状カップリン
グ18を上下方向に移動させて凸状カップリング46と
係脱させる等のようにすればよい。
リング18に対して凸状カップリング46を係脱させる
構成つまり係脱手段しとて、回転体40を容器22とと
もに上下方向に移動させるようにしたが、これは容器2
2を動かさずに凹状カップリング18を上下方向に移動
させる構成としてもよい。この場合の構成としては、軸
17に凹状カップリング18を固定的に取付けてこの軸
17を上下動させて、あるいは、軸17を固定しこの軸
17に回転方向に回り止めしつつ上下方向にスライド自
在に凹状カップリング18を設け、この凹状カップリン
グ18を上下方向に移動させて凸状カップリング46と
係脱させる等のようにすればよい。
【0046】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
容器を本体側方から挿脱して本体つまり下部基台部に載
置する場合に、容器に設けた係止部材が下部基台部側に
設けた回止部材と何等干渉することがなく容器の載置操
作が容易にでき、また、容器底面壁に高い筒体を設ける
必要がなく容器の洗浄を容易にできる。
容器を本体側方から挿脱して本体つまり下部基台部に載
置する場合に、容器に設けた係止部材が下部基台部側に
設けた回止部材と何等干渉することがなく容器の載置操
作が容易にでき、また、容器底面壁に高い筒体を設ける
必要がなく容器の洗浄を容易にできる。
【図1】本発明の実施例の調理器の断面図で、回転体を
回転状態とした図である。
回転状態とした図である。
【図2】上記実施例の調理器の断面図で、回転体を非回
転状態とした図である。
転状態とした図である。
【図3】上記実施例の回転体の軸受と容器の支持軸との
関係を示す要部断面図。
関係を示す要部断面図。
【図4】上記実施例の回転体の軸受と容器の支持軸との
関係を示す要部斜視図。
関係を示す要部斜視図。
【図5】上記実施例の本体の回止部材の形成位置と容器
の係止部材の形成位置とおよび両者の位置関係を示した
図。
の係止部材の形成位置とおよび両者の位置関係を示した
図。
【図6】上記実施例の係脱手段の分解斜視図。
【図7】従来の調理器の断面図。
【図8】上記従来の調理器の容器の回止構造を示す斜視
図。
図。
1 本体 2 下部基台 3 支柱部 4 上部基台 9 容器載置台(容器載置部) 9c 回止突起(回止部材) 11 電動機(駆動手段) 18 凹状カップリング(カップリング手段) 22 容器 22b 係止突起(係止部材) 30 支持軸 31 係合体 33 係合突起 40 回転体 43 軸受穴(軸受) 44 係合片(被係合体) 46 凸状カップリング(被カップリング手段)
Claims (2)
- 【請求項1】容器載置部を備えた下部基台部とこの下部
基台部の一端側に立設した支柱部とこの支柱部から前記
下部基台部の上方に延出形成されるとともに前記容器載
置部に対向させたカップリング手段を設けた上部基台部
とからなる本体と、前記本体内に設けられ前記カップリ
ング手段に回転駆動力を供給する駆動手段と、外周側に
把手を有し内部にカッターを有するとともに上端部に前
記カップリング手段と係脱する被カップリング手段を有
する回転体を備え前記容器載置台に載置される容器とを
備えた調理器において、前記容器載置部にその略中心点
と前記支柱部の略中央部を通る線上でかつ支柱部側の位
置に回止部材を形成し、前記容器にその把手と対向する
外周側下方の底部外側に前記回止部材に係止される係止
部材を形成し、前記回止部材と係止部材とにより容器の
回り止めをすることを特徴とする調理器。 - 【請求項2】容器載置部を備えた下部基台部とこの下部
基台部の一端側に立設した支柱部とこの支柱部から前記
下部基台部の上方に延出形成されるとともに前記容器載
置部に対向させたカップリング手段を設けた上部基台部
とからなる本体と、前記本体内に設けられ前記カップリ
ング手段に回転駆動力を供給する駆動手段と、外周側に
把手を有し内部にカッターを有するとともに上端部に前
記カップリング手段と係脱する被カップリング手段を有
する回転体を備え前記容器載置台に載置される容器とを
備えた調理器において、前記容器載置部にその略中心点
と前記支柱部の略中央部を通る線上でかつ支柱部側の位
置に回止部材を形成し、前記容器に前記容器載置台に載
置された状態において、容器底面の中心点から前記回止
部材の容器側端縁までの距離を半径とする円の外側領域
とこの円に外接しその二辺が前記線と平行な正方形の内
側領域とが重畳する領域に位置した容器の底部外側に前
記回止部材に係止される係止部材を形成し、前記回止部
材と係止部材とにより容器の回り止めをすることを特徴
とする調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14011394A JPH08477A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14011394A JPH08477A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08477A true JPH08477A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15261222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14011394A Pending JPH08477A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08477A (ja) |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP14011394A patent/JPH08477A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4396159A (en) | Protective guide structure for preventing inadvertent actuation of a food processor with a tilted cover | |
US5921485A (en) | Food processor | |
EP1119279B1 (en) | Safety system to prevent the functioning of a blender or food processor if the top of its cup is not in place | |
GB2248375A (en) | Microwave cooking container with powered stirrer assembly | |
JPH0670857A (ja) | 改良された安全装置を有する、食品処理用の電気器具 | |
US4117980A (en) | Implement, in particular a household implement, for chopping cuttable material, in particular meat, onions or the like | |
RU2565658C2 (ru) | Электробытовое устройство для приготовления пищи, содержащее емкость, в которой находится режущий инструмент, приводимый во вращение двигателем | |
JPH08477A (ja) | 調理器 | |
JPH07313387A (ja) | 調理器 | |
JP3140942B2 (ja) | 調理器 | |
JPS6127646B2 (ja) | ||
JP3650521B2 (ja) | 調理器 | |
JP2912672B2 (ja) | おろし装置 | |
JP3949645B2 (ja) | フードプロセッサー | |
JPS6146127B2 (ja) | ||
EP0630201A1 (en) | KITCHEN MACHINE. | |
JPS5849737Y2 (ja) | 食品調理機 | |
JP3121742B2 (ja) | 調理器 | |
JP3146128B2 (ja) | 調理器 | |
JP2504467Y2 (ja) | 小型電動調理装置 | |
JP3140940B2 (ja) | 調理器 | |
JP3140941B2 (ja) | 調理器 | |
JPS6034370B2 (ja) | 調理器 | |
JPH0440612Y2 (ja) | ||
JP3649894B2 (ja) | 切削体と調理器 |