JP2912672B2 - おろし装置 - Google Patents

おろし装置

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JP2912672B2
JP2912672B2 JP10395090A JP10395090A JP2912672B2 JP 2912672 B2 JP2912672 B2 JP 2912672B2 JP 10395090 A JP10395090 A JP 10395090A JP 10395090 A JP10395090 A JP 10395090A JP 2912672 B2 JP2912672 B2 JP 2912672B2
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shaft
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吉弘 塩谷
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Kunimori Kagaku Co Ltd
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Kunimori Kagaku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、例えば大根などのように長い繊維を多く
含む調理材料をすりおろすのに適したおろし装置に関す
る。
【従来技術】
従来のおろし装置としては、例えば特公昭54−9114号
公報に示すように、電動モータを内蔵した駆動部本体に
ボール容器に取付け、このボール容器を挿通した電動モ
ータの回転軸に、この回転軸と固定的に取り付けられる
固定刃、中心から偏心した位置に回転可能に支持される
とともに固定刃と噛み合う回転刃および上部におろしデ
ィスクが取付けられたコネクターを着脱可能としたもの
が一般に知られている。 そして電動モータが駆動されると、コネクターの回転
に伴って回転軸の中心から偏心した位置に設けられたお
ろしディスクが自転し、蓋体から投入されておろしディ
スクに当接する調理材料を、その繊維を切断しながらす
りおろしている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記した構造のおろし装置は、作業者の
安全性を図る必要上、よりおろし作業中には指などがボ
ール容器内に入れることができないようにする必要があ
る。このため、調理材料は、蓋体に設けられた投入円筒
部を介してボール容器内に投入するように構成されてい
るが、投入容器を介して投入するには、調理材料を、予
め小さく切断しておかなければならず、作業効率が悪か
った。また、調理材料を分割投入しなければならず、作
業時間が長くなる問題を有していた。 本発明は、上記した従来の欠点を解決するために発明
されたものであり、その目的とするところは、作業者の
安全性を図りながら一度に大きいままの調理材料をその
まますりおろすことができ、作業効率を図ることができ
るおろし装置を提供することにある。
【問題点を解決するための手段】
このため本発明は、受け容器と、受け容器の上部に取
り付けられ、上面に多数のおろし刃を有した刃物部材
と、刃物部材が取り付けられた受け容器に対して着脱可
能に取り付けられた蓋体とからなるおろし装置におい
て、蓋体に上下動可能でかつ回転可能に支持された駆動
軸と、駆動軸を回転駆動するハンドル部材と、駆動軸に
遊転可能に支持されるとともに蓋体に対して駆動軸の軸
線方向へ移動可能に支持され、駆動軸の回りに固定歯車
が設けられた固定部材と、駆動軸に対して固定部材を回
り止めするとともに軸線方向に対する移動を許容する回
り止め部材と、駆動軸に対して固定的に取り付けられる
とともに中心から偏心した位置に回転軸が回転可能に支
持された回動部材と、回転軸の一方の軸端部に取り付け
られ、固定歯車とかみ合う駆動歯車と、回転軸の他方軸
端部に取り付けられ、調理材料を固定する取付け部材と
からおろし装置を構成することを特徴としている。
【発明の作用】
本発明は上記のように構成されるため、ハンドル部材
の回動および押し下げ操作に伴って駆動軸が所定の方向
へ回動されると、駆動軸に対して回り止めされた固定部
材に設けられた固定歯車と駆動軸と一体に回転する駆動
歯車との噛み合いにともなって調理材料が取付けられる
取付け部材が駆動軸を中心に公転しながら自転される。
これにより取付け部材に取り付けられた調理材料は下端
が当接する刃物部材によりその繊維が切断されながらす
りおろされる。そして調理材料のすりおろしにともなっ
て駆動軸が軸線方向へ移動されると、固定部材は回り止
め部材により回転軸に対して回り止めされるとともに軸
線方向への移動が許容されるため、取付け部材が公転お
よび自転される。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。 第1図はおろし装置の概略を示す分解斜視図、第2図
は組み立てられたおろし装置の中央縦断面図、第3図は
回転および上下動機構の概略を示す斜視図である。 おろし装置1は受け容器としてのボール容器3と、ボ
ール容器3の上部に着脱可能に取付けられる刃物部材5
と、刃物部材5が取付けられたボール容器3に着脱可能
に取り付けられる蓋体7とから構成されている。 ボール容器3は有底で上端が開口したほぼ円筒形状に
形成されている。また、ボール容器3に取付けられる刃
物部材5は多数の開口部9を有したリング状のリブ構造
からなり、中心から偏心した4分割位置には4個の刃物
ディスク11が夫々回転可能に支持されている。そして刃
物ディスク11の上面には多数の切り起こし刃11aが形成
されている。また、刃物部材5の外周には係合段部13
が、ボール容器3の上端部と係合するように形成されて
いる。 蓋体7の上部中央には中心に貫通孔15aを有した軸受
部材15が取付けられ、この貫通孔15aには駆動軸17が回
転可能でかつ軸線方向へ移動可能に支持されている。こ
の駆動軸17の上端部には駆動手段を構成するハンドル部
材19が着脱可能に取り付けられている。駆動軸17の下部
には段差部17aが形成され、この段差部17aに挿嵌された
止めリング17bにより軸受部材15に対して駆動軸17が抜
け止めされている。また、止めリング17bの下方に応じ
た駆動軸17には中心から蓋体7の内周面に向かって延び
る固定部材21が回動可能に支持され、この固定部材21の
中心ボス部の外周には固定歯車23が形成されている。ま
た、蓋体7の内周面側に位置する固定部材21の一端には
透孔25が形成されている。 蓋体7の上部内面には回り止め部材の一部を構成する
支持軸部27が駆動軸17の軸線と一致する上下方向へ延
び、かつ透孔25と一致する位置に形成されている。そし
てこの支持軸部27には回り止め部材の一部を構成する円
筒形状のスライド軸29が軸線方向へ移動可能でかつ抜け
止めされた状態に取り付けられている。すなわち、支持
軸部27の下端部にストッパー27aが取付けられるととも
にスライド軸29の上部には係合部29aが、ストッパー27a
と係合するように形成されている。また、固定部材21の
透孔25にはスライド軸29が軸線方向へ移動可能でかつ抜
け止めされた状態で支持されている。すなわち、スライ
ド軸29の外周上部および下部には係合段部29b・29cが形
成され、夫々の係合段部29b・29cと固定部材21との係合
によりこの固定部材21がスライド軸29から抜け止めされ
ている。 駆動軸17の下端部には所定の間隔をおいて対向する上
下一対の回転部材31a・31bが取付けられている。すなわ
ち、上方の回動部材31aは固定部材21に対して摺動可能
に支持されるとともに下方に位置する回動部材31bは駆
動軸17に対して固定的に取り付けられている。そしてこ
れら回動部材31a・31bは固定ねじ32により一体化されて
いる。また、回動部材31a・31bには軸支孔33a・33bが駆
動軸17の中心から偏心した位置に形成され、これら軸支
孔33a・33bには回転軸35が回転可能に支持されている。
回動部材31a・31b間に位置する回転軸35には駆動歯車37
が固定歯車23と噛み合うように取り付けられている。ま
た、回転軸35の下端部には下面に多数の突起39aを有し
た取付け部材39が固定されている。 なお、蓋体7の下部外周には係合部7aが、刃物部材5
の一部外周に設けられた被係合部5aと掛合するように形
成されている。 次に上記のように構成されたおろし装置1の作用を第
2図、おろし作業状態を示す第4図および第5図に従っ
て説明する。 先ず、すりおろそうとする調理材料41(第2図は一点
鎖線で、また第4図および第5図は実線で示す)を、例
えば上方に位置した取付け部材39と刃物部材5との間隔
に応じた所定の高さにて切断した後、この調理材料41の
上端面を取付け部材39の突起39aに食い込ませることに
より調理材料41が取付け部材39に取付けられる。そして
取付け部材39に調理材料41が取付けられた蓋体7は刃物
部材5が取付けられたボール容器3に対し、その被係合
部5aと係合部7aとが係合するように取り付けられる。こ
のとき、取付け部材39に取付けられた調理材料41の下面
が刃物部材5の上面に当接するため、駆動軸17が上方へ
おし上げられている。また、固定部材21が上方に位置す
るため、係合部29bとの係合によりスライド軸29が上方
へ押し上げられている。 上記した状態にハンドル部材19の回動および押し下げ
操作に伴って駆動軸17が所定の方向へ回動操作される
と、駆動軸17に対して回り止めされた固定部材21の固定
歯車23と駆動軸17と一体に回転する回動部材31a・31bに
取付けられた回転軸35の駆動歯車37との噛み合いにより
回転軸35は駆動軸17を中心に公転しながら、自転して取
付け部材39を回転させる。これにより取付け部材39に取
付けられた調理材料41は駆動軸17を中心に公転しながら
自転し、当接する切り起こし刃11aによりすりおろされ
る。 そしてすりおろし作業の進展に伴って調理材料41の高
さが徐々に低くなると、先ず、スライド軸29は支持軸部
27の外周面を接触しながら下方へ移動される。この結
果、駆動軸17に対する固定部材21の回り止め状態が維持
されながら下方に対する固定部材21の移動が許容される
ため、取付け部材29の公転および自動を可能にしてい
る。さらに、おろし作業の進展に伴って調理材料41の高
さがさらに低くなると、スライド軸29の係合部29cに固
定部材21の一端が係合し、支持軸部27に対してスライド
軸29が下方へ移動される。この結果、駆動軸17に対する
固定部材21の回り止め状態が維持されながら下方に対す
る固定部材21の移動が許容されるため、取付け部材39の
公転および自転を可能にしている。 このように本実施例は、支持軸部27およびスライド軸
29により固定部材21の回り止め状態を維持しながら軸線
方向への移動が許容されるため、調理材料41が取付けら
れる取付け部材39を駆動軸17を中心に公転させながら自
転させることができ、調理材料41の繊維を確実に切断し
ながらすりおろすことができる。 本実施例は、回り止め部材を支持軸部27に対して軸線
方向へ移動可能に支持されたスライド軸29の外周に固定
部材21の一端を軸線方向へ摺動可能に支持し、おろし作
業の進展に伴って固定部材21の回り止め状態を維持しな
がら上下方向に対する移動を許容するものとしたが、回
り止め部材としては、第6図に示すように、蓋体7の内
面に上下方向に延びるリブ61を形成するとともにこのリ
ブ61に係合する被係合部63を固定部材21の一端に設け、
このリブ61により固定部材21の回り止めを図りながら上
下移動を許容するものであってもよい。また、回り止め
部材としては、第7図に示すように、固定部材21の一端
に上下方向に軸線を有した固定軸71を取付けるとともに
この軸を蓋体7に設けられた軸支孔73に移動可能に挿嵌
し、固定部材21の回り止めを図りながら上下移動を許容
するものであってもよい。 またさらに、本実施例は、刃物部材5を複数の刃物デ
ィスク11を回転可能に支持するものとしたが、刃物部材
の平面部に多数の突起刃を固定的に一体形成したもので
あってもよい。
【発明の効果】
このため本発明は、作業者の安全性を図りながら一度
に大きいままの調理材料をそのまますりおろすことがで
き、作業効率を図ることができるおろし装置を提供する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はおろし装置の概略を示す分解斜視図、第2図は
組み立てられたおろし装置の中央縦断面図、第3図は回
転および上下動機構の概略を示す斜視図、第4図および
第5図はおろし作業状態を示す説明図、第6図および第
7図は変更実施例を示す説明図である。 図中1はおろし装置、3はボール容器、5は刃物部材、
7は蓋体、17は駆動軸、19はハンドル部材、21は固定部
材、23は固定歯車、27は回り止め部材の一部を構成する
支持軸部材、29は回り止め部材の一部を構成するスライ
ド軸、31a・31bは回動部材、35は回転軸、37は駆動歯
車、39は取付け部材である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受け容器と、受け容器の上部に取り付けら
    れ、上面に多数のおろし刃を有した刃物部材の、刃物部
    材が取り付けられた受け容器に対して着脱可能に取り付
    けられた蓋体とからなるおろし装置において、 蓋体に上下動可能でかつ回転可能に支持された駆動軸
    と、 駆動軸を回転駆動するハンドル部材と、 駆動軸に遊転可能に支持されるとともに蓋体に対して駆
    動軸の軸線方向へ移動可能に支持され、駆動軸の回りに
    固定歯車が設けられた固定部材と、 駆動軸に対して固定部材を回り止めするとともに軸線方
    向に対する移動を許容する回り止め部材と、 駆動軸に対して固定的に取り付けられるとともに中心か
    ら偏心した位置に回転軸が回転可能に支持された回動部
    材と、 回転軸の一方の軸端部に取り付けられ、固定歯車とかみ
    合う駆動歯車と、 回転軸の他方軸端部に取付けられ、調理材料を固定する
    取付け部材と、 からなるおろし装置。
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