JPH0731247A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH0731247A
JPH0731247A JP18100693A JP18100693A JPH0731247A JP H0731247 A JPH0731247 A JP H0731247A JP 18100693 A JP18100693 A JP 18100693A JP 18100693 A JP18100693 A JP 18100693A JP H0731247 A JPH0731247 A JP H0731247A
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Japan
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cutting device
cutter
cutting
alarm
reaping
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JP18100693A
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Takuji Segawa
卓二 瀬川
Densaku Sakai
伝作 酒井
Jutaro Eguchi
重太郎 江口
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 植立茎稈の着粒部である穂先部分を切断する
ための第1切断装置の後方に、残った植立茎稈を株元か
ら切断するための第2切断装置を備えてあるコンバイン
において、第2切断装置が地面の凸部に衝突した場合に
おける損傷を抑制する。 【構成】 第2切断装置9が地面の凸部に衝突するとそ
れを感知して警報を発する警報装置Bを設けるととも
に、設定時間内に警報装置が設定回数以上作動すると前
記第2切断装置9を設定高さ上昇させる刈高さ変更手段
100を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植立茎稈の着粒部であ
る穂先部分を切断するための第1切断装置の後方に、残
った植立茎稈を株元から切断するための第2切断装置を
備えてあるコンバインに関し、詳しくは、第2切断装置
が地面の凸部に衝突した場合における破損を抑制する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコンバインとしては、特開平4
−248915号公報で示されたものが知られている。
これは、第1切断装置を備えた昇降自在な刈取本体に対
して駆動昇降自在、及び単独での上方変位可能な第2切
断装置を設けることにより、第2切断装置で常に地面付
近の株元位置で茎稈を切断できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第2切断装置を下降さ
せての刈取り作業中に、第2切断装置が地面の凸部に衝
突すると、その凸部を第2切断装置が削り取ってしま
い、これを頻繁に繰り返すと第2切断装置の切れ味が悪
くなり、又、第2切断装置の摩耗損傷が激しくなる不都
合がある。
【0004】これを防止するには、第2切断装置が地面
の凸部に衝突しないように第2切断装置を上昇させなが
ら刈取り作業を行なえば良いこととなるが、第2切断装
置が地面の凸部に衝突しないように監視し乍ら刈取り作
業を行なうことはほとんど不可能に近く、又、機体の振
動などで第2切断装置が地面の凸部に衝突しているにも
かかわらずそれを知らずに刈取り作業を続けているのが
現状である。
【0005】本発明の目的は、第2切断装置が頻繁に地
面の凸部に衝突することによる破損の抑制をはかる点に
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、第2切断装置が地面の凸部に衝
突するとそれを感知して警報を発する警報装置を設ける
とともに、設定時間内に警報装置が設定回数以上作動す
ると前記第2切断装置を設定高さ上昇させる刈高さ変更
手段を設けた点にある。
【0007】
【作用】第2切断装置が一定時間内に頻繁に地面の凸部
に衝突することを繰り返すと第2切断装置の刈高さが自
動的に上昇側に変更されることとなる。
【0008】
【発明の効果】上記構成の結果、地面の凸部に第2切断
装置が頻繁に衝突していることを知らずに第2切断装置
を摩耗損傷させてしまうことを抑制し得る。
【0009】
【実施例】図7に示すように、脱穀装置1を搭載した走
行機体2の前部に、刈取部Aを油圧シリンダ3を介して
横軸芯P1 周りに昇降自在に設けて全稈投入型コンバイ
ンを構成してある。
【0010】前記刈取部Aは刈取本体Ahと第2切断装
置9とから構成されている。刈取本体Ahは、植立穀稈
を機体側に向けて掻き込む回転リール4、穀稈の穂先部
を切断する第1切断装置5、刈取られた穀稈の穂先部を
後方に搬送するコンベア6、コンベア6で搬送されてき
た穀稈を中央に寄せ集めるオーガ7、オーガ7で中央に
寄せ集められた穀稈を掻き上げ搬送して脱穀装置1に送
り込む中央コンベア8等を備えて構成されており、中央
コンベア8を覆うコンベヤケース8c前端部と機体とに
亘って前述の油圧シリンダ3を架設してある。
【0011】そして、刈取本体Ahの下方に、第1切断
装置5により刈残した茎稈切株を所定長さに切断する第
2切断装置9を、第1切断装置5よりも機体後方側に位
置する状態で配備してある。つまり、穀稈の着粒部分の
みを脱穀装置1に搬送して、脱穀処理効率の向上を図る
とともに、切株高さを低くして後の耕起作業を行い易く
してある。
【0012】図3に示すように、第2切断装置9は、刈
取部Aの下部に横軸芯P2 周りに揺動自在に枢支した左
右一対の支持アーム10,10の先端に装着され、刈取
本体Ahと支持アーム10に跨がって介装された電動シ
リンダCにより、第2切断装置9が刈取本体Ahに対し
て下方に位置する使用姿勢と上方に位置する格納姿勢と
に切換え自在になっている。
【0013】従って、第2切断装置9を格納姿勢にして
刈取本体Ahを下降させると、第1切断装置5により植
立穀稈を株元部で刈取る1段刈りが行え、刈取本体Ah
を上昇させて第2切断装置9を下降して作用姿勢にする
と、第1切断装置5により植立穀稈の穂先部を切断し、
かつ、第2切断装置9で刈残した茎稈切株を地面付近に
おいて切断する2段刈りが行える。
【0014】又、前記電動シリンダCは、刈取本体Ah
に対して緩衝機構11を介して支持されており、第2切
断装置9が地面の凸部に衝突したとき、その衝撃力を吸
収し得るようになっている。
【0015】図5に示すように、前記緩衝機構11は、
電動シリンダCに連結されたロッド11aが刈取本体A
h側のブラケットにスライド自在に挿入されており、そ
のロッド11aにコイルスプリング11bが外嵌されて
構成されている。
【0016】図3及び図6に示すように、機体フレーム
2Aの前端部に、第2切断装置9の背面に装備されたセ
ットボルト12,12と接当して前記第2切断装置9の
下降限界を規制する左右一対のストッパー13a,13
bを設けてある。
【0017】前記左右一対のストッパー13a,13b
は、第2切断装置9の左右一対の支持アーム10,10
の両側に振り分けて配設するのではなく、機体に対して
左右方向のオーバハングが長い機体横一側方に配設して
片当たりが生じないようにしてある。
【0018】前記一方のストッパー13aに、前記第2
切断装置9が地面の凸部に衝突して機体後方に揺動する
と前記セットボルト12によって押圧される検出スイッ
チSを設けてある。
【0019】そして、図1に示すように、前記検出スイ
ッチSの検出情報に基いて前記第2切断装置9の電動シ
リンダCを制御する刈高さ変更手段100とエンジン停
止装置を制御するエンジン停止手段101を構成するマ
イクロコンピュータ利用の制御装置14が設けられてい
る。
【0020】次に、前記制御装置14の動作について図
2に示すフローチャートに基づいて、先ず、エンジン停
止制御について説明すると、前記検出スイッチSがON
されると警報装置としてのブザーBを鳴らすと同時に、
検出スイッチSがONされている時間tをカウントし、
そのONされている時間tが設定された時間t0 よりも
長ければ第2切断装置9が地面の凸部に衝突したままで
あると判断してエンジン停止装置15を操作して機体を
停止することとなる。
【0021】次に、第2切断装置の刈高さ制御について
説明すると、前記検出スイッチSがONされる回数Kを
カウントして、その回数Kが設定値Aに達したか否かを
判別して、時間内に設定値Aに達しなけば、それを順次
繰り返してそのまま刈取り作業を続行し、時間内に設定
値Aに達すると第2切断装置9を現在の対地高さから設
定値Δh上昇制御することとなる。
【0022】〔別実施例〕図8に示すように、第2切断
装置9の緩衝機構11を、第2切断装置9と左右一対の
支持アーム10,10との間に設けて、前記第2切断装
置9が地面の凸部に衝突して横軸芯P3 周りに回動する
と、その衝撃力を前記緩衝機構11で吸収するととも
に、第2切断装置9が地面の凸部に衝突したことを感知
するスイッチSを操作するようにしても良い。そして、
その感知を早くするために、図6の仮想線に示すよう
に、刈刃先端にバネ鋼の丸棒16などを付けても良い。
【0023】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御のブロック図
【図2】フローチャート
【図3】第2切断装置の側面図
【図4】同、作動状態を示す側面図
【図5】緩衝機構の縦断面図
【図6】第2切断装置の平面図
【図7】全体側面図
【図8】別の実施例の作動状態を示す側面図
【符号の説明】
1 脱穀装置 2 走行機体 5 第1切断装置 8 搬送装置 9 第2切断装置 100 刈高さ変更手段 Ah 刈取本体 B 警報装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植立茎稈を着粒部の下側部位で切断する
    第1切断装置(5)と、この第1切断装置(5)で切断
    された着粒部を脱穀装置(1)に向けて搬送する搬送装
    置(8)とを備えた刈取本体(Ah)を走行機体(2)
    の前部に昇降自在に備え、前記第1切断装置(5)で切
    断された株元部を地面付近で切断する第2切断装置
    (9)を、前記刈取本体(Ah)に対して昇降自在に取
    付けてあるコンバインであって、前記第2切断装置
    (9)が地面の凸部に衝突するとそれを感知して警報を
    発する警報装置(B)を設けるとともに、設定時間内に
    警報装置が設定回数以上作動すると前記第2切断装置
    (9)を設定高さ上昇させる刈高さ変更手段(100)
    を設けてあるコンバイン。
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