JPH073115B2 - バタ材連結装置 - Google Patents

バタ材連結装置

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JPH073115B2
JPH073115B2 JP21133386A JP21133386A JPH073115B2 JP H073115 B2 JPH073115 B2 JP H073115B2 JP 21133386 A JP21133386 A JP 21133386A JP 21133386 A JP21133386 A JP 21133386A JP H073115 B2 JPH073115 B2 JP H073115B2
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JP
Japan
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horizontal
flap
upright column
shaped member
pressing piece
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Application number
JP21133386A
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JPS6367376A (ja
Inventor
信之 松ヶ下
Original Assignee
岡部株式会社
岡部テクノシステム株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、型枠の支持等に使用するバタ材を並列して固
定するバタ材連結装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種バタ材としては、軽量角鋼管或は軽量型鋼が
用いられ、それを単体或は2本並列に結合して使用して
いるが、バタ材は定尺物であるため、形成する型枠の大
きさに合わせて、その都度、所定の長さに切断したり、
或は連結具を用いて継ぎ足しして使用している。バタ材
の切断や継ぎ足しは現場合せの作業であるため、多くの
手間を要するばかりでなく、バタ材の切り捨て部分が多
く出て資材が無駄になること等で、型枠の施工費が高く
なるといる欠点があった。
そこで、このようなバタ材の欠点を改良したものとし
て、例えば実開昭58-5541号のようなバタ材が提案され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記の改良された考案は、結合する2本の管材の外周面
の一部に接するフランジ部をもった連結材を使用し、管
材とフランジ部とをビス等で固着した構造となってい
る。しかし、この考案のバタ材は、管材と連結材とをビ
ス等で固着するため、結合にあたっては、その都度位置
決めしたところにネジ孔を穿設し、多くのネジ込み作業
を要することになり、作業がかなり面倒であるという難
点がある。また、結合された2本の管材は互に軸線が離
れているため、負荷に対して捩れが生ずることになる
が、これに対して、この考案のような連結材では剛性が
低いので捩れを防止することができず、強度が弱く、従
って、型枠に使用するバタ材の本数を多くしなければな
らない等の問題点がある。
本発明は、前記従来のバタ材連結における欠点を解決し
て、バタ材相互の結合を任意の位置で極めて容易に行う
ことができるとともに、バタ材相互の捩れが殆んど生じ
ることなく、強固な結合のできるバタ材連結装置を提供
しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の構成を実施例に対応する図面を参照して説明す
ると、本発明は、直立柱体4の一端に、その両側外方に
突出する水平受片5を直立柱体4と一体に形成したT形
部材3と、前記直立柱体4の他端に、ネジ止め手段を介
して固定する水平押え片6とよりなる連結具2を構成
し、並列した断面角形のバタ材1a、1bを、それぞれ、複
数間隔をおいて配列した各T形部材3、3の水平受片
5、5上に直立柱体4、4を挟んで載置し、各T形部材
3、3にネジ止めの水平押え片6、6により挟着したこ
とを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図乃至第4図について、1a、1bは連結するバタ材
で、軽量角型管が使用される。2はそれらのバタ材1a、
1bを結合するための連結具で、この連結具2は第3図、
第4図に示すように、T形部材3と、水平押え片6と、
この水平押え片6をT形部材3にネジ止めするためのボ
ルト9とより構成されている。T形部材3は、断面角形
の直立柱体4の一端に、直立柱体4と直交する水平受片
5が、直立柱体4の対向する両側外方に突出して設けら
れ、それら直立柱体4と水平受片5とは一体に形成され
ている。そして、突出した水平受片5には、直立柱体4
の両側面a、aと直角な平坦面b、bが形成されてい
る。また、直立柱体4の他端部には直立柱体4の軸線方
向に沿った所要深さのネジ孔7が設けられている。水平
押え片6は、水平受片5と同様に、直立柱体4の両側外
方に突出する長さを有し、その一面は平坦面Cに形成さ
れており、中心部にはボルト挿通孔8が開設されてい
る。そして、この水平押え片6は、第3図にしめすよう
に、その平坦面Cを水平受片5の平坦面b、bに対向し
て直立柱体4の他端上に載せ、ボルト9をボルト挿通孔
8に通してネジ孔7に締め込み固定するのである。
バタ材1a、1bは、前記の連結具2を用いて結合する。す
なわち、第1図、第2図に示すように、複数個の連結具
2、2のT形部材3、3を適宜な間隔をおいて配列し、
それらの各水平受片5、5上にバタ材1a、1bを並列して
載せ、バタ材1a、1bの2辺部をそれぞれ直立柱体4の側
面a、aと水平受片5、5の平坦面b、b上に面接さ
せ、水平押え片6、6をバタ材1a、1bの上面側に添わせ
てボルト9、9を締め込んで、水平押え片6、6の平坦
面Cと水平受片5、5の平坦面b、bとによりバタ材1
a、1bの上下両面を挟んで緊結するのである。
第5図は連結具2の他の実施例を示したもので、前記の
実施例とは水平押え片6のネジ止め手段を異にしたもの
である。すなわち、この実施例では、直立柱体4の上端
にネジ杆10を突設し、これに水平押え片6をボルト挿通
孔8を介して挿通し、ネジ杆10にナット11を締め込んで
固定するものである。
なお、前記各実施例において、水平受片5及び水平押え
片6は台形に形成されているが、これは単純な立方体形
のものであってもよい。また、直立柱体4は角柱状とな
っているが、例えば円柱状等他の形状としてもよい。
本発明のバタ材連結装置は上述のように構成されてお
り、型枠を支持する横バタ、縦バタ等、各種のバタ材の
連結に適用できる。その一例を第6図について説明する
と、縦バタ12はバタ材1a、1bの2本を並列して座金やボ
ルト、ナット等の固定具15、15により結合する。他方横
バタは、本発明により連結したバタ材1a、1bを使用す
る。この横バタは上下に間隔をおいて並列し、縦バタ12
とその交叉個所で締付具等により固定する。そして、そ
れら各横バタに対してせき板13を取付具14により架設
し、型枠が形成されるのである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のバタ材連結装置は、直立
柱体の一端に、その両側外方に突出する水平受片を直立
柱体と一体に形成したT形部材と、前記直立柱体の他端
に、ネジ止め手段を介して固定する水平押え片とよりな
る連結具を構成し、並列した断面角形のバタ材を、それ
ぞれ、複数間隔をおいて配列した各T形部材の水平受片
上に直立柱体を挟んで載置し、各T形部材にネジ止めの
水平押え片により挟着した構成としたので、次のように
多くの優れた効果を奏するものである。
(1)連結具は、直立柱体と水平受片とを一体に形成し
たT形部材と水平押え片とのネジ止め手段によりバタ材
を挟着するようにしてあるので、剛性が高く、しかもバ
タ材はその3辺部を水平受片と水平押え片及び直立柱体
とに密接して挟着されるので、バタ材をそれぞれゆるみ
なく固定することができ、互に軸線が離れていることに
よるバタ材の捩れに対し、これを十分防止することがで
きる。
(2)連結具によるバタ材の結合は、T形部材に対する
水平押え片のネジ止め手段だけででき、従来のようにバ
タ材と連結具とをネジ止め等により固定する必要がない
ので、バタ材の連結作業が極めて簡単であるばかりでな
く、バタ材相互を任意の個所で連結することが極めて容
易であり、定尺物であるバタ材を切断することなく所要
の長さに任意に形成することができる。
(3)バタ材を切り捨てしないですむので、バタ材の損
耗が極めて少なく、資材の節約ができる。
(4)バタ材の連結が簡易であるとともに、バタ材の損
耗が極めて少ないので、型枠施工費を大巾に節減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明装置の一実施例を示す斜面図、第2図は
同正断面図、第3図は同連結具の正断面図、第4図は同
分解斜面図、第5図は連結具の他の実施例を示す正断面
図、第6図は使用態様を示す側面図である。 1a、1b……バタ材、2……連結具 3……T形部材、4……直立柱体 5……水平受片、6……水平押え片 7……ネジ孔、8……ボルト挿通孔 9……ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直立柱体の一端に、その両側外方に突出す
    る水平受片を直立柱体と一体に形成したT形部材と、前
    記直立柱体の他端に、ネジ止め手段を介して固定する水
    平押え片とよりなる連結具を構成し、並列した断面角形
    のバタ材を、それぞれ、複数間隔をおいて配列した各T
    形部材の水平受片上に直立柱体を挟んで載置し、各T形
    部材にネジ止めの水平押え片により挟着したことを特徴
    とする、バタ材連結装置。
JP21133386A 1986-09-08 1986-09-08 バタ材連結装置 Expired - Lifetime JPH073115B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21133386A JPH073115B2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08 バタ材連結装置

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JP21133386A JPH073115B2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08 バタ材連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6367376A JPS6367376A (ja) 1988-03-26
JPH073115B2 true JPH073115B2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=16604215

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21133386A Expired - Lifetime JPH073115B2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08 バタ材連結装置

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JP (1) JPH073115B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02128752U (ja) * 1989-03-31 1990-10-24
NO315230B1 (no) 2001-10-22 2003-08-04 Stokke As Trille

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Publication number Publication date
JPS6367376A (ja) 1988-03-26

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