JPH073114U - 油入電気機器用タンク - Google Patents

油入電気機器用タンク

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Publication number
JPH073114U
JPH073114U JP3807593U JP3807593U JPH073114U JP H073114 U JPH073114 U JP H073114U JP 3807593 U JP3807593 U JP 3807593U JP 3807593 U JP3807593 U JP 3807593U JP H073114 U JPH073114 U JP H073114U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrugated
radiator
tank
opening
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP3807593U
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English (en)
Inventor
幹彦 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH073114U publication Critical patent/JPH073114U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油入電気機器用タンクにおいて、波形放熱器
を使用した矩形状タンクの各コーナー部のデッドスペー
スを有効に利用し、タンクの外形寸法の小形化をはか
る。 【構成】 波形状に形成した第1の波形放熱器8の片端
突出部外側の平板状面に開口部10を形成し、その開口
部10に第2の波形放熱器11を溶着した一対の波形放
熱器12を形成し、矩形状の上部側板と下部枠の間の各
辺に、前記波形放熱器12の第2の波形放熱器11を、
それぞれ一方のコーナー部に張り出す向きに配設溶着し
タンク14を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、波形放熱器を用いた変圧器等の油入電気機器用タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
油入電気機器用タンクで、例えば、油入変圧器等に使用される矩形状のタンク は、従来一般に、図2に示すように、タンク1は、それぞれ矩形状でフランジ部 2を有した上部側板3と、底板部を有した下部枠4間に、各辺の寸法に合った複 数の波形放熱器5を溶接などにより油密に形成される。 波形放熱器5は、図3に示すように、シート状の薄鋼板を波形に屈曲し、一定 間隔ごとに波形突出部6を形成し、この波形突出部6の上下両端縁を圧接し溶接 によりシールされる。また、波形突出部6の先端部は複数個の補強片7によって 連結し形成される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のタンク1においては、変圧器中身の損失熱量に応じて、各辺に波形放熱 器5が配置されるが、損失熱量が多い場合、波形変圧器5の波形突出部6の枚数 が増え十分に配置できなくなるため、波形突出部6の突出高さを大きくするか、 または、タンク内寸法を大きくしなければならない。 しかしながら、波形突出部6の突出高さは、タンク内圧による変形や、製造上 からの制約があり、あるいはタンク内寸法を大きくすれば必要以上の油量を要し 、重量の増加や外形寸法が大きくなるなどの欠点があり、また、各コーナー部が デッドスペースとなる欠点がある。 そこで、この考案は、中身の損失熱量が多い場合でも、矩形状タンクの各コー ナー部を有効に利用して放熱面積を大きくとり、外形寸法の小形化をはかるよう にしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この考案においては、波形状に形成した第1の波形放熱器の片端突出部外側の 平板状面に開口部を形成し、その開口部に第2の波形放熱器を溶着した一対の波 形放熱器を形成し、矩形状の上部側板と下部枠の間の各辺に、前記波形放熱器の 第2の波形放熱器を、それぞれ一方のコーナー部に張り出す向きに配設して溶着 形成する。
【0005】
【作用】
上記のように構成された、この考案の油入電気機器用タンクにおいては、第1 の波形放熱器の片端突出部外側に第2の波形放熱器を溶着形成し、第2の波形放 熱器を矩形状タンクの各コーナー部に配設したことにより、各コーナー部のデッ ドスペースを有効に利用できるとともに、タンクの外形寸法が小形になる。
【0006】
【実施例】
図1は、この考案の油入電気機器用タンクで、油入変圧器の矩形状タンクの一 例であり、図1(A)は波形放熱器を示す斜視図、図1(B)は矩形状のタンク を示す平面図である。 図1(A)は、シート状の薄鋼板を連続的に波形状に形成した第1の波形放熱 器8と、その波形突出部9の片端外側の平板状面に開口部10を形成し、この開 口部10に平板状面に適応した大きさの第2の波形放熱器11を溶着して一対の 波形放熱器12を形成する。また、第一の波形放熱器8と第2の波形放熱器11 の波形突出部9の先端部に複数の補強板13を互いに連結して溶着する。 図1(B)は、矩形状でフランジ部を有した上部側板3と底板部を有した下部 枠との間の各辺に、前記波形放熱器12の第2の波形放熱器11を、それぞれ一 方のコーナー部に張り出す向きに配設し溶着してタンク14を形成する。
【0007】
【考案の効果】
上述したように、この考案によれば、第1の波形放熱器の片端外側に第2の波 形放熱器を設け、この第2の波形放熱器を矩形状タンクの各コーナー部に配設し て放熱面積をより大きくとれるようにしたため、各コーナー部のデッドスペース を有効に利用できるとともに、タンクの外形寸法を小形化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、この考案の油入電気機器用タンクの
波形放熱器の一例を示す斜視図、(B)は、前記波形放
熱器を使用した矩形状タンクの一例を示す平面図であ
る。
【図2】従来の矩形状タンクの一般的な例を示す斜視図
である。
【図3】従来の波形放熱器の一般的な例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1,14 タンク 2 フランジ 3 上部側板 4 下部枠 5,12 波形放熱器 6,9 波形突出部 7 補強片 8 第1の波形放熱器 10 開口部 11 第2の波形放熱器 13 補強板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の薄鋼板を連続的に波形状に形
    成した第1の波形放熱器の片端突出部外側の平板状面に
    開口部を形成し、その開口部に第2の波形放熱器を溶着
    した一対の波形放熱器を形成し、 矩形状の上部側板と下部枠の間の各辺に、前記波形放熱
    器の第2の波形放熱器を、それぞれ一方のコーナー部に
    張り出す向きに配設し溶着形成した、油入電気機器用タ
    ンク。
JP3807593U 1993-06-21 1993-06-21 油入電気機器用タンク Pending JPH073114U (ja)

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JPH073114U true JPH073114U (ja) 1995-01-17

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