JPS5932094Y2 - 油入電気機器用外箱 - Google Patents
油入電気機器用外箱Info
- Publication number
- JPS5932094Y2 JPS5932094Y2 JP13600179U JP13600179U JPS5932094Y2 JP S5932094 Y2 JPS5932094 Y2 JP S5932094Y2 JP 13600179 U JP13600179 U JP 13600179U JP 13600179 U JP13600179 U JP 13600179U JP S5932094 Y2 JPS5932094 Y2 JP S5932094Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer box
- side plate
- protrusion
- oil
- electrical equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transformer Cooling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、シート状の薄鋼板を波状に成形し、冷却効
果の増大を計るとともに、側板の一部を兼ねるようにし
た変圧器等の油入電気機器の外箱に関するものである。
果の増大を計るとともに、側板の一部を兼ねるようにし
た変圧器等の油入電気機器の外箱に関するものである。
従来この種の外箱として第１図に示すものがあった。
図において１はシート状の薄鋼板を波状に成形した側板
で、この波状側板１は外箱の側面に突起部長手方向が垂
直になるように配置され、突起部の上下端部は押しつぶ
して密閉溶接されている。
で、この波状側板１は外箱の側面に突起部長手方向が垂
直になるように配置され、突起部の上下端部は押しつぶ
して密閉溶接されている。
２は前記波状側板１の上側に位置する上部側板で、その
上端部はパツキンを介してカバーで密閉され、下端部は
波状側板１の上端部と密閉結合されている。
上端部はパツキンを介してカバーで密閉され、下端部は
波状側板１の上端部と密閉結合されている。
３は前記波状側板１の下側に位置する下部側板で、その
上端部は波状側板１の下端部と密閉結合され、下端部は
底板と密閉結合されている。
上端部は波状側板１の下端部と密閉結合され、下端部は
底板と密閉結合されている。
４は波状側板突起部の整列と外箱の強度向上を意図して
、波状側板突起部上に溶接されている補強材で、−辺上
の各突起部を連結４合している。
、波状側板突起部上に溶接されている補強材で、−辺上
の各突起部を連結４合している。
５は外箱に収納されている鉄芯、巻線等からなる変圧器
の中身本体である。
の中身本体である。
そして第２図の横断面図において、矩形の側板のそれぞ
れの辺に直角に突き出た波状側板の突起部の長さは、中
身本体からの発熱量が多くなる程放熱面積を増加させる
為に一般に長くなる傾向にある。
れの辺に直角に突き出た波状側板の突起部の長さは、中
身本体からの発熱量が多くなる程放熱面積を増加させる
為に一般に長くなる傾向にある。
以上のように構成された変圧器等の外箱は、冷却の役目
を果たす波状の薄鋼板が外箱の側板を兼ねている為に、
別の冷却器を備えた外箱に比べて鋼板重量の低減、ある
いは自動製造ラインの導入がしやすく工数低減等の期待
がもてるが、その反面突起部の突き出し長さが長くなる
程、外箱に内圧を加えた場合に突起部自体の変形が大き
くなり、概略第２図の一点鎖線のようになる。
を果たす波状の薄鋼板が外箱の側板を兼ねている為に、
別の冷却器を備えた外箱に比べて鋼板重量の低減、ある
いは自動製造ラインの導入がしやすく工数低減等の期待
がもてるが、その反面突起部の突き出し長さが長くなる
程、外箱に内圧を加えた場合に突起部自体の変形が大き
くなり、概略第２図の一点鎖線のようになる。
つまり両端を除いた中央部の突起部１ａにおいては内圧
が上昇して突起部がふくらんでも隣りの突起部のふくら
みとおたがいがストッパーを役目をしそれ以上の変形が
抑制されるが、各辺毎の両端の突起部１ｂの外側の面は
抑制するものはなく前記に比べて変形量が大きくなる。
が上昇して突起部がふくらんでも隣りの突起部のふくら
みとおたがいがストッパーを役目をしそれ以上の変形が
抑制されるが、各辺毎の両端の突起部１ｂの外側の面は
抑制するものはなく前記に比べて変形量が大きくなる。
このことは、たとえば変圧器内部事故により内圧が上昇
した場合に両端の突起部１ｂの外側に大きな変形を生じ
るとともに破壊して内部の絶縁油が流出する危険があり
、変圧器の信頼性を低下させる要因になる。
した場合に両端の突起部１ｂの外側に大きな変形を生じ
るとともに破壊して内部の絶縁油が流出する危険があり
、変圧器の信頼性を低下させる要因になる。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、外箱の強度上の弱点を有効に補強
し、製品の信頼性を向上させることを目的としている。
めになされたもので、外箱の強度上の弱点を有効に補強
し、製品の信頼性を向上させることを目的としている。
以下、この考案の一実施例ついて説明する。
第３図の部分斜視図において、１は従来と同様にシート
状の薄鋼板を波状に底形した波状側板で、１ｂは矩形の
外箱の各側面におけるそれぞれ両端の突起部、また１ａ
は各側面の両端を除いた突起部を表わす。
状の薄鋼板を波状に底形した波状側板で、１ｂは矩形の
外箱の各側面におけるそれぞれ両端の突起部、また１ａ
は各側面の両端を除いた突起部を表わす。
４は波状側板突起部の整列と外箱の強度向上を意図して
波状側板突起部上に溶接されている補強材で、それぞれ
の側面の各突起部を連結４合し、且つ隣側面の両端突起
部１ｂ同志を最短距離で連結している。
波状側板突起部上に溶接されている補強材で、それぞれ
の側面の各突起部を連結４合し、且つ隣側面の両端突起
部１ｂ同志を最短距離で連結している。
６は外箱の４隅の突起部のない部分において、前記補強
材４の内側に溶接結合されている補強材で、両端の突起
部１ｂの側面と平行した２つの部分５−ａを有している
。
材４の内側に溶接結合されている補強材で、両端の突起
部１ｂの側面と平行した２つの部分５−ａを有している
。
そして、両端の突起部１ｂの側面と補強材６の側部６ａ
との隙間は、整列している各突起部の間隔の士程度以下
とし、且つ、補強材４，６は波状側板１の垂直方向に複
数列取付けられている。
との隙間は、整列している各突起部の間隔の士程度以下
とし、且つ、補強材４，６は波状側板１の垂直方向に複
数列取付けられている。
このように構成された補強材は、両端の突起部１ｂの外
側面の内圧に対する変形に対して、その変形を制限する
ストッパーとして有効に作用させることが可能である。
側面の内圧に対する変形に対して、その変形を制限する
ストッパーとして有効に作用させることが可能である。
なお前記実施例では、補強材４は互いに直角をなす両端
突起部１ｂを連結４合し、その内側に結合している補強
材６と両端突起部１ｂとに突起部の変形を制限する隙間
をもたせたが、第４図に示すように、補強材４は両端突
起部１ｂの外側面と平行で、且つ前記隙間をもたせて直
角に折り曲げられた折曲げ部４ｂを有し、その折曲げ部
４ｂの端部は波状側板のへこみ部１Ｃと溶接結合し、互
いに直角をなす折曲げ部４ｂ同志を連結４合する補強材
７を取付けるようにしてもよい。
突起部１ｂを連結４合し、その内側に結合している補強
材６と両端突起部１ｂとに突起部の変形を制限する隙間
をもたせたが、第４図に示すように、補強材４は両端突
起部１ｂの外側面と平行で、且つ前記隙間をもたせて直
角に折り曲げられた折曲げ部４ｂを有し、その折曲げ部
４ｂの端部は波状側板のへこみ部１Ｃと溶接結合し、互
いに直角をなす折曲げ部４ｂ同志を連結４合する補強材
７を取付けるようにしてもよい。
以上のように本考案によれば、薄鋼板からなる波状側板
の両端の突起部１ｂの外側面の内圧にする変形を制限す
ることができ、従来構造の内圧に対する強度上の弱点を
解消し、特に変圧器内部事故時における外箱強度の信頼
性を向上させる効果がある。
の両端の突起部１ｂの外側面の内圧にする変形を制限す
ることができ、従来構造の内圧に対する強度上の弱点を
解消し、特に変圧器内部事故時における外箱強度の信頼
性を向上させる効果がある。
第１図は波状側板を有す外箱の従来の縦断面正面図、第
２図は第１図の横断面平面図、第３図は本考案の一実施
例による部分斜視図、第４図は本考案の他の実施例によ
る部分断面平面図である。 １は波状側板、１ｂは両端突起部、４，６．７は補強材
。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
２図は第１図の横断面平面図、第３図は本考案の一実施
例による部分斜視図、第４図は本考案の他の実施例によ
る部分断面平面図である。 １は波状側板、１ｂは両端突起部、４，６．７は補強材
。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 波状に成形され、その突起部上下端部を押しつぶした上
、密閉された波状側板が、矩形の外箱の４つの側面にそ
れぞれ、突起部が垂直、且つ側面に直角になるように配
置された外箱において、それぞれの側面の両端の突起部
の外側で、且つその両端突起部と平行して設けられた補
強材と、外箱の４隅においてそれぞれ互いに直角をなし
た前記補強材を斜め直線で連結４合する補強材とを有し
たことを特徴とする油入電気機器用外箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13600179U JPS5932094Y2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | 油入電気機器用外箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13600179U JPS5932094Y2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | 油入電気機器用外箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5653334U JPS5653334U (ja) | 1981-05-11 |
| JPS5932094Y2 true JPS5932094Y2 (ja) | 1984-09-10 |
Family
ID=29367518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13600179U Expired JPS5932094Y2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | 油入電気機器用外箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932094Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-01 JP JP13600179U patent/JPS5932094Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5653334U (ja) | 1981-05-11 |
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