JPH0731123Y2 - コンクリート製供試体の撓測定装置 - Google Patents
コンクリート製供試体の撓測定装置Info
- Publication number
- JPH0731123Y2 JPH0731123Y2 JP13550389U JP13550389U JPH0731123Y2 JP H0731123 Y2 JPH0731123 Y2 JP H0731123Y2 JP 13550389 U JP13550389 U JP 13550389U JP 13550389 U JP13550389 U JP 13550389U JP H0731123 Y2 JPH0731123 Y2 JP H0731123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- measuring
- deflection
- positioning
- concrete specimen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンクリート製供試体の撓測定装置に係り、
特に、供試体の位置決めが容易なものに関する。
特に、供試体の位置決めが容易なものに関する。
従来のコンクリート製供試体の撓測定装置は、第8図に
示すような構成になっている。まず、供試体101に、支
点用治具103および変位計標点用治具105の取付位置を予
め線引きする。
示すような構成になっている。まず、供試体101に、支
点用治具103および変位計標点用治具105の取付位置を予
め線引きする。
次に、支点用治具103および変位計標点用治具105を、供
試体101の線引きされた位置に取付けるとともに、変位
計107を備えた枠109を取付ける。その際、変位計107
が、変位計標点用治具105の中央に位置するようにセッ
トする。
試体101の線引きされた位置に取付けるとともに、変位
計107を備えた枠109を取付ける。その際、変位計107
が、変位計標点用治具105の中央に位置するようにセッ
トする。
セットが完了したら、所定の荷重を作用させて撓測定を
行う。
行う。
上記従来の構成によると、撓測定に手間がかかってしま
うという問題があった。特に、支点用治具103および変
位計標点用治具105を供試体101に取付けるに際して、供
試体101に予め線引きを施す必要があり、この作業が繁
雑であった。
うという問題があった。特に、支点用治具103および変
位計標点用治具105を供試体101に取付けるに際して、供
試体101に予め線引きを施す必要があり、この作業が繁
雑であった。
本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目
的とするところは、撓測定作業を容易にすることが可能
なコンクリート撓測定装置を提供することにある。
的とするところは、撓測定作業を容易にすることが可能
なコンクリート撓測定装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願考案による撓測定装置は、
コンクリート製供試体が載置されるとともに所定位置に
切欠部を備えた位置決め用治具と、上記切欠部に系合す
ることによりその位置を決定された状態でコンクリート
製供試体に取付けられ相互に関係をもつ各種撓測定用治
具と、を具備したことを特徴とするものである。
コンクリート製供試体が載置されるとともに所定位置に
切欠部を備えた位置決め用治具と、上記切欠部に系合す
ることによりその位置を決定された状態でコンクリート
製供試体に取付けられ相互に関係をもつ各種撓測定用治
具と、を具備したことを特徴とするものである。
まず、位置決め用治具上にコンクリート製供試体を載置
する。次に、各種撓測定用治具をコンクリート製供試体
に取付ける。その際、位置決め用治具には、切欠部が形
成されていて、各種撓測定用治具をその切欠部に係合さ
せることにより、取付位置は自動的に決定される。
する。次に、各種撓測定用治具をコンクリート製供試体
に取付ける。その際、位置決め用治具には、切欠部が形
成されていて、各種撓測定用治具をその切欠部に係合さ
せることにより、取付位置は自動的に決定される。
位置決めが完了したら、コンクリート製供試体および各
種撓測定用治具を、位置決め用治具より載荷台の上に移
動させるとともに、荷重を作用させれば所望の撓測定を
行うことができる。
種撓測定用治具を、位置決め用治具より載荷台の上に移
動させるとともに、荷重を作用させれば所望の撓測定を
行うことができる。
以下第1図ないし第7図を参照して本考案の一実施例を
説明する。第1図は本実施例による撓測定装置の構成を
示す斜視図であり、供試体1は、位置決め用治具3上に
載置されている。又、上記位置決め用治具3の所定位置
には、撓測定用治具5、5と、撓測定用治具7と、撓測
定用治具9が取付けられている。又、上記撓測定用治具
9には変位計11が取付けられている。
説明する。第1図は本実施例による撓測定装置の構成を
示す斜視図であり、供試体1は、位置決め用治具3上に
載置されている。又、上記位置決め用治具3の所定位置
には、撓測定用治具5、5と、撓測定用治具7と、撓測
定用治具9が取付けられている。又、上記撓測定用治具
9には変位計11が取付けられている。
以下詳細に説明すると、まず、位置決め用治具3は、第
2図および第3図に示すような構成をなしている。供試
体載置台13があって、この供試体載置台13の側部には、
一対の側壁15、15が立設されている。
2図および第3図に示すような構成をなしている。供試
体載置台13があって、この供試体載置台13の側部には、
一対の側壁15、15が立設されている。
上記側壁15の中央には、切欠部17が形成されていて、該
切欠部17によって、上記撓測定用治具7の高さと位置を
決定する。又、上記切欠部17の両側部が、載荷点位置決
め用切欠部19、19となっている。
切欠部17によって、上記撓測定用治具7の高さと位置を
決定する。又、上記切欠部17の両側部が、載荷点位置決
め用切欠部19、19となっている。
上記側壁15の両端部には、切欠部21、21がそれぞれ形成
されており、これら切欠部21、21を基準にして、上記撓
測定用治具5、5の高さと位置を決定する。
されており、これら切欠部21、21を基準にして、上記撓
測定用治具5、5の高さと位置を決定する。
又、供試体載置台13の両端部には、支持点位置決め用切
欠部23、23が形成されており、これら支持点位置決め用
切欠部23、23を基準にして支持点位置を決定する。
欠部23、23が形成されており、これら支持点位置決め用
切欠部23、23を基準にして支持点位置を決定する。
次に、撓測定用治具5の構成について、第4図を参照し
て説明する。治具本体25があり、この治具本体25は略コ
字状をなしていて、これを下向きにして供試体1に取付
けられる。
て説明する。治具本体25があり、この治具本体25は略コ
字状をなしていて、これを下向きにして供試体1に取付
けられる。
上記治具本体25の一対の片27、27には、固定用ねじ29、
29がねじ込まれており、これら両固定用ねじ29、29をね
じ込むことにより、撓測定用治具5を供試体1に固定す
る。
29がねじ込まれており、これら両固定用ねじ29、29をね
じ込むことにより、撓測定用治具5を供試体1に固定す
る。
次に、撓測定用治具7であるが、第5図に示すように、
上記撓測定用治具5と略同様の構成をなしている。ま
ず、略コ字状をなす治具本体31と、この治具本体31の一
対の片33、33にねじ込まれた固定用ねじ35、35とから構
成されている。
上記撓測定用治具5と略同様の構成をなしている。ま
ず、略コ字状をなす治具本体31と、この治具本体31の一
対の片33、33にねじ込まれた固定用ねじ35、35とから構
成されている。
次に、撓測定用治具9について、第6図を参照して説明
する。まず、治具本体37があり、この治具本体37の一端
側には、切欠部39が形成されている。この切欠部39が一
方の撓測定用治具5の固定用ねじ29に上方より係合され
る。
する。まず、治具本体37があり、この治具本体37の一端
側には、切欠部39が形成されている。この切欠部39が一
方の撓測定用治具5の固定用ねじ29に上方より係合され
る。
治具本体37の他端側には、長手方向にフリーとなった切
欠部41が形成されている。この切欠部41が、他方の撓測
定用治具5の固定用ねじ29に上方より係合される。
欠部41が形成されている。この切欠部41が、他方の撓測
定用治具5の固定用ねじ29に上方より係合される。
治具本体37の中央には、貫通孔43が形成されていて、こ
の貫通孔43には変位計45が挿通されており、固定用ねじ
47によって固定されている。
の貫通孔43には変位計45が挿通されており、固定用ねじ
47によって固定されている。
以上の構成を基に第7図を参照してその作用を説明す
る。
る。
まず、第7図(a)に示すように、位置決め用治具3を
配置し、第7図(b)に示すように、供試体1を位置決
め用治具3上に載置する。この時点で、供試体1に支持
点位置をマーキングするとともに、載荷点位置をマーキ
ングする。このマーキングに際しては、位置決め用治具
3の支持点位置決め用切欠部23、23と載荷点位置決め用
切欠部19、19を基準にして行う。
配置し、第7図(b)に示すように、供試体1を位置決
め用治具3上に載置する。この時点で、供試体1に支持
点位置をマーキングするとともに、載荷点位置をマーキ
ングする。このマーキングに際しては、位置決め用治具
3の支持点位置決め用切欠部23、23と載荷点位置決め用
切欠部19、19を基準にして行う。
次に、第7図(c)に示すように、撓測定用治具5、5
と、撓測定用治具7を取付けるとともに、第7図(d)
に示すように、撓測定用治具9を取付ける。この状態で
の変位計45の状態は第7図(e)に示すようなものであ
り、上端が撓測定用治具7に接触している。
と、撓測定用治具7を取付けるとともに、第7図(d)
に示すように、撓測定用治具9を取付ける。この状態で
の変位計45の状態は第7図(e)に示すようなものであ
り、上端が撓測定用治具7に接触している。
次に、供試体1、撓測定用治具5、5、7、9を、位置
決め用治具3上より外して、第7図(f)に示すよう
に、載荷台51上に載置する。その際、供試体1にマーキ
ングされた支持点を載荷台51の支点53、53に一致させ
る。
決め用治具3上より外して、第7図(f)に示すよう
に、載荷台51上に載置する。その際、供試体1にマーキ
ングされた支持点を載荷台51の支点53、53に一致させ
る。
そして、供試体1上に載荷板55を載置して、荷重を作用
させる。その際、載荷板55の支点57、57を、供試体1に
マーキングされた載荷点に一致させる。
させる。その際、載荷板55の支点57、57を、供試体1に
マーキングされた載荷点に一致させる。
このような状態で供試体1の撓を測定するものである。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
できる。
撓測定作業が容易になった。これは、供試体1を位置決
め用治具3上に載置するだけで、撓測定用治具5、5、
7、9の取付位置が自動的に決定されるからであり、繁
雑な線引き作業が不要になったからである。
め用治具3上に載置するだけで、撓測定用治具5、5、
7、9の取付位置が自動的に決定されるからであり、繁
雑な線引き作業が不要になったからである。
又、供試体1に支持点位置と載荷点位置をマーキングす
ることにより、載荷台51に対する位置および載荷板55に
対する位置も正確にセットされ、精度の高い測定を行う
ことができる。
ることにより、載荷台51に対する位置および載荷板55に
対する位置も正確にセットされ、精度の高い測定を行う
ことができる。
又、上記マーキング作業も、位置決め用治具3の切欠部
19、23を使用することにより、容易に行うことができ
る。
19、23を使用することにより、容易に行うことができ
る。
以上本考案による撓測定装置によると、供試体を位置決
め用治具上に載置するだけで、各種撓測定用治具の取付
位置が自動的に決定されるので、位置決め作業が容易と
なり、ひいては、撓測定作業が大幅に容易になる。
め用治具上に載置するだけで、各種撓測定用治具の取付
位置が自動的に決定されるので、位置決め作業が容易と
なり、ひいては、撓測定作業が大幅に容易になる。
第1図ないし第7図は本考案の一実施例を示す図で、第
1図は撓測定装置の斜視図、第2図は位置決め用治具の
斜視図、第3図(a)は位置決め用治具の平面図、第3
図(b)は第3図(a)のb−b断面図、第3図(c)
は第3図(a)のc−c断面図、第4図(a)は撓測定
用治具の側面図、第4図(b)は第4図(a)のb−b
矢視図、第4図(c)は第4図(a)のc−c断面図、
第5図(a)は撓測定用治具の側面図、第5図(b)は
第5図(a)のb−b矢視図、第5図(c)は第5図
(a)のc−c断面図、第6図(a)は撓測定用治具の
正面図、第6図(b)は第6図(a)のb−b矢視図、
第6図(c)は第6図(a)のc−c断面図、第7図
(a)ないし(f)は手順を示す図、第8図は従来の撓
測定装置の斜視図である。 1コンクリート製供試体、3位置決め用治具 5,7,9撓測定用治具
1図は撓測定装置の斜視図、第2図は位置決め用治具の
斜視図、第3図(a)は位置決め用治具の平面図、第3
図(b)は第3図(a)のb−b断面図、第3図(c)
は第3図(a)のc−c断面図、第4図(a)は撓測定
用治具の側面図、第4図(b)は第4図(a)のb−b
矢視図、第4図(c)は第4図(a)のc−c断面図、
第5図(a)は撓測定用治具の側面図、第5図(b)は
第5図(a)のb−b矢視図、第5図(c)は第5図
(a)のc−c断面図、第6図(a)は撓測定用治具の
正面図、第6図(b)は第6図(a)のb−b矢視図、
第6図(c)は第6図(a)のc−c断面図、第7図
(a)ないし(f)は手順を示す図、第8図は従来の撓
測定装置の斜視図である。 1コンクリート製供試体、3位置決め用治具 5,7,9撓測定用治具
Claims (1)
- 【請求項1】コンクリート製供試体が載置されるととも
に所定位置に切欠部を備えた位置決め用治具と、上記切
欠部に係合することによりその位置を決定された状態で
コンクリート製供試体に取付けられ相互に関係をもつ各
種撓測定用治具と、を具備したことを特徴とするコンク
リート製供試体の撓測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13550389U JPH0731123Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | コンクリート製供試体の撓測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13550389U JPH0731123Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | コンクリート製供試体の撓測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0378204U JPH0378204U (ja) | 1991-08-07 |
JPH0731123Y2 true JPH0731123Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31682770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13550389U Expired - Lifetime JPH0731123Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | コンクリート製供試体の撓測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731123Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6712919B2 (ja) * | 2016-07-19 | 2020-06-24 | 住友大阪セメント株式会社 | 測定用治具 |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP13550389U patent/JPH0731123Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0378204U (ja) | 1991-08-07 |
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