JPH0517611Y2 - - Google Patents

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JPH0517611Y2
JPH0517611Y2 JP2265687U JP2265687U JPH0517611Y2 JP H0517611 Y2 JPH0517611 Y2 JP H0517611Y2 JP 2265687 U JP2265687 U JP 2265687U JP 2265687 U JP2265687 U JP 2265687U JP H0517611 Y2 JPH0517611 Y2 JP H0517611Y2
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jig
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pin
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measuring instrument
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は計測機器の据付装置に係り、特に高い
据付精度を要求される計測機器を、ワンタツチで
簡単に且つ高精度に据え付けることができる計測
機器の据付装置に関する。
[従来の技術] 傾斜計等の諸計測機器を被計測体に据え付ける
に際しては、一定形態を有する計測機器に対して
被計測体の据付面外形が様々であることから、ま
た計測機器の取付面が被計測体への据付に際して
損傷を受けないようにするため、通常これら被計
測体と計測機器との間に治具を介設して据え付け
るようにしている。
ここに、計測機器により正確な計測を行なうた
めには、計測機器を被計測体に対して高精度に据
え付ける必要があり、そこで計測機器の取付面と
これを着座させる治具の載置面、並びに治具と被
計測体相互の取付面は、相互に高い精度で平坦に
形成される。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、計測機器の取付面と治具の載置面と
を如何に高精度に製作しても、載置面に対する取
付面の取付精度、即ち取付構造上のガタ等が存在
すると、計測機器を充分に機能させることができ
ないという問題があつた。
また高精度な取付を行なうべく、ボルト等を採
用することは、脱着の機会が多い治具と計測機器
との取付において、作業が煩雑であるという問題
があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、平坦な取付面を有する計測機器を、
平坦な載置面を有する治具上に着座させて被計測
体上に治具側から計測機器を着脱自在に据え付け
る装置において、治具に、その平坦な載置面に平
行に且つ該載置面上に着座される計測機器の一側
面に並行に取り付けられた治具側係合ピンと、治
具側係合ピンに対して計測機器のこれを挟んだ対
称位置に、係合ピンと平行に設けられた機器側係
合ピンと、治具及び計測機器に、機器側係合ピン
及び治具側係合ピンの周側面夫々にこれら係合ピ
ンと交差する方向から係脱自在に係合する勾配部
を有し、その軸回りに回転自在に設けられた一対
の係合ロツドと、勾配部を係合ピンの周側面に圧
接させるために係合ロツドを該係合ピン側に付勢
する付勢手段とを備えて構成される。
[作用] 本考案の作用について述べると、治具側係合ピ
ン、機器側係合ピン夫々に、機器及び治具に設け
た一対の係合ロツドを係合させることにより、治
具の載置面上に計測機器を取り付けることができ
るようになつている。ここに、係合ピンに対して
これに交差する方向から係脱自在に係合する勾配
部を有する一対の係合ロツドをその軸回りに回転
自在とすることにより、係合ピンと係合ロツドと
の係合に際して、固定された係合ピンの周側部に
対して勾配部が密接するように係合ロツドを回転
させることができ、治具の載置面に対して計測機
器の取付面を密接させて治具上に計測機器を精度
高く正立させることができるようになつている。
また係合ピンと係合ロツドとの係合状態は、付勢
手段によつて維持されるようになつている。
[実施例] 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て詳述する。
第1図に示すように、1は平坦な取付面2を有
する計測機器であり、また3は、被計測体(図示
せず)上に計測機器1を着脱自在に据え付けるに
際して、その上に計測機器1の取付面2を着座さ
せる平坦な載置面4を有する治具である。本実施
例にあつては、平坦な据付面を有する被計測体に
採用される治具3が示されており、載置面4の裏
側の面5が平坦に形成されているが、この面は被
計測体の様々な据付面外形に対応させて様々な形
状で形成されるものである。またこの治具3の長
手方向両端部には、治具3を被計測体に固定する
ためのマグネツトや吸着板等の固定手段6が設け
られている。
このように構成された治具3には、これに載置
される計測機器1を幅方向両側から挟み込む位置
に夫々支持ブラケツト7,8が配設される。そし
てこれら支持ブラケツト7,8のうち、一方の支
持ブラケツト7には、治具3の平坦な載置面4に
平行に、且つ載置面4上に着座される計測機器1
の一側面9に並行に治具側係合ピン10が設けら
れる。本実施例にあつては第2図に示すように、
係合ピン10は、支持ブラケツト7に計測機器1
の幅方向に沿つて水平に形成された貫通孔11内
に、計測機器1の一側面9に平行に設けられてい
る。
他方計測機器1には、治具側係合ピン10に対
して計測機器1を挟んだ対称位置側である上記一
側面9と反対側の他側面12側に、治具側係合ピ
ン10と平行に機器側係合ピン13が設けられ
る。本実施例にあつては第3図に示すように、機
器側係合ピン13は、支持ブラケツト8に相対向
させて計測機器1の幅方向に沿つて形成された凹
陥部14内に設けられている。
更に、治具3及び計測機器1夫々には、これら
係合ピン10,13に夫々係合して治具3と計測
機器1とを固定するための係合ロツド15,16
が設けられる。具体的に説明すると、治具側係合
ピン10に係合する係合ロツド15は計測機器1
に、機器側係合ピン13に係合する係合ロツド1
6は治具3に設けられる。
第3図に示すように、機器側係合ピン13が設
けられた凹陥部14に臨む支持ブラケツト8に
は、凹陥部14内に挿抜自在に係合ロツド16が
設けられる。この係合ロツド16は、機器側係合
ピン13の周側面に、該係合ピン13と交差する
方向から係脱自在に係合する勾配部17を有し、
係合ロツド16が回転することによつて係合ピン
13の周側面に密接するようになつている。
この勾配部17は、係合ピン13に上方から係
合するように下向きの傾斜面で形成され、治具3
側から計測機器1を載置面4に圧接させるように
なつている。殊にこの係合ロツド16は、支持ブ
ラケツト8内で軸回りに回転自在に支持され、そ
の勾配部17と係合ピン13の周側面との係合に
より自動的に回転されて勾配部17が係合ピン1
3に密接されるようになつている。
他方、第2図に示すように、治具側係合ピン1
0が設けられた支持ブラケツト7に臨む計測機器
1の一側面9には、治具側係合ピン10に相対向
させて計測機器1の幅方向に沿つて凹陥部18が
形成され、この凹陥部18内に出没自在に係合ロ
ツド15が設けられる。この係合ロツド15も上
記係合ロツド16と同様に、治具側係合ピン10
の周側面に、該係合ピン10と交差する方向から
係脱自在に係合する勾配部19を有し、その軸回
りに回転自在に設けられて、同様な機能を発揮す
るように構成されている。殊にこの係合ロツド1
5の勾配部19は、係合ピン10に下方から係合
するように上向きの傾斜面で形成され、治具側係
合ピン10に反力をとつて計測機器1を載置面4
に圧接させるようになつている。またこの係合ロ
ツド15と計測機器1内に形成された凹陥部18
との間には、勾配部17,19を係合ピン10,
13の周側面に圧接させるために、計測機器1の
幅方向に沿つて係合ロツド15を係合ピン10側
に付勢するスプリング等の付勢手段20が設けら
れる。本実施例にあつては、付勢手段20は治具
側係合ピン10に係合する係合ロツド15に設け
られているが、機器側係合ピン13に係合する係
合ロツド16に設けるように構成しても良い。ま
たこの付勢手段20に付勢される係合ロツド15
には、係合を外すために操作されるレバー21が
設けられ、このレバ21は計測機器1に形成され
た長孔22内で移動できるようになつている。
次に実施例の作用について述べる。
計測機器1を治具3に取り付ける際には、先ず
付勢手段20に付勢されている一方の係合ロツド
15を支持ブラケツト7の貫通孔11に挿入し
て、その勾配部19を治具側係合ピン10に押し
付け、その後付勢手段20に抗しつつ他方の支持
ブラケツト8の係合ロツド16を計測機器1の凹
陥部14内に挿入すれば、片手でワンタツチで計
測機器1を治具3に取り付けることができる。
また、この取付作業に際しては、回転自在な係
合ロツド15,16が、治具3の基準面たる載置
面4に平行な係合ピン10,13により自動的に
回転されて計測機器1と治具3とを傾かせること
なく、常に計測機器1の取付面2を治具3の載置
面4に垂直方向から圧接させることができ、精度
高く取り付けることができる。これにより、計測
機器1の性能を充分に発揮させることができる。
尚、取り外す際には、レバ21を付勢手段20
の付勢力に抗して移動させ、計測機器1側の係合
ロツド15を支持ブラケツト7の貫通孔11から
離脱させることにより、ワンタツチで外すことが
できる。
ところで、第1図及び第4図に示すように、計
測機器1の一側面9に配設した係合ロツド15
を、機器側係合ピン13に対して対称位置(図
中、左上方部Cで示す)に増設しても良い。この
ように構成すれば、他側面12を取付面として垂
直に治具3を取り付けることができ、被計測体の
垂直部分に計測機器1を取り付けることもでき
る。
尚、この場合には、機器側係合ピン13を係合
ロツド16に臨ませるべく、計測機器1の高さ方
向に沿う凹陥部23を形成すれば良い(第3図参
照)。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、次のような優れ
た効果を発揮する。
治具側係合ピン、機器側係合ピン夫々に、機器
及び治具に設けた一対の係合ロツドを係合させる
ことにより、治具の載置面上に計測機器をワンタ
ツチで取り付けることができ、ここに、係合ピン
に対してこれに交差する方向から係脱自在に係合
する勾配部を有する一対の係合ロツドをその軸回
りに回転自在とすることにより、係合ピンと係合
ロツドとの係合に際して、基準となる載置面に平
行な固定された係合ピンの周側部に対して勾配部
が密接するように係合ロツドを回転させることが
できるので、治具の載置面に対して垂直方向から
計測機器の取付面を密接させて治具上に計測機器
を精度高く正立させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適一実施例を示す一部破断
正面図、第2図は第1図のA部拡大断面図、第3
図は第1図のB部拡大断面図、第4図は治具を水
平方向又は高さ方向に取り付けた状態を示す概略
正面図である。 図中、1は計測機器、2,12はその取付面、
9はその一側面、3は治具、4はその載置面、1
0は治具側係合ピン、13は機器側係合ピン、1
5,16は係合ロツド、17,19はその勾配
部、20は付勢手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平坦な取付面を有する計測機器を、平坦な載置
    面を有する治具上に着座させて被計測体上に該治
    具側から該計測機器を着脱自在に据え付ける装置
    において、上記治具に、その平坦な載置面に平行
    に且つ該載置面上に着座される上記計測機器の一
    側面に並行に取り付けられた治具側係合ピンと、
    該治具側係合ピンに対して上記計測機器のこれを
    挟んだ対称位置に、該係合ピンと平行に設けられ
    た機器側係合ピンと、上記治具及び計測機器に、
    上記機器側係合ピン及び治具側係合ピンの周側面
    夫々にこれら係合ピンと交差する方向から係脱自
    在に係合する勾配部を有し、その軸回りに回転自
    在に設けられた一対の係合ロツドと、上記勾配部
    を上記係合ピンの周側面に圧接させるために上記
    係合ロツドを該係合ピン側に付勢する付勢手段と
    を備えたことを特徴とする計測機器の据付装置。
JP2265687U 1987-02-20 1987-02-20 Expired - Lifetime JPH0517611Y2 (ja)

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JP2265687U JPH0517611Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

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JP2265687U JPH0517611Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

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JPS63132315U JPS63132315U (ja) 1988-08-30
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JP2265687U Expired - Lifetime JPH0517611Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718359Y2 (ja) * 1990-09-14 1995-05-01 松下電器産業株式会社 床洗浄機
DE102010063531A1 (de) * 2010-12-20 2012-06-21 Leica Geosystems Ag Portables optisches Sensormodul

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JPS63132315U (ja) 1988-08-30

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