JPH07311210A - ブラシレスモータの回転検出装置 - Google Patents
ブラシレスモータの回転検出装置Info
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- JPH07311210A JPH07311210A JP6126981A JP12698194A JPH07311210A JP H07311210 A JPH07311210 A JP H07311210A JP 6126981 A JP6126981 A JP 6126981A JP 12698194 A JP12698194 A JP 12698194A JP H07311210 A JPH07311210 A JP H07311210A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/14—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with speed sensing devices
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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- H02K29/06—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
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- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータの反応遅れを防止する。
【構成】 コイルが巻回されたステ−タコアと、このス
テ−タコアに対向配置され複数の磁極を有して回転駆動
する駆動磁極部と、この駆動磁極部と共に回転駆動する
複数の磁極を備えたＦＧ着磁部と、このＦＧ着磁部に対
向配置されたＦＧパターンと、を備えたブラシレスモー
タの回転検出装置において、ブラシレスモータのトルク
リップル（ａ）の最小点ｃと、ＦＧパターンからの出力
信号（ｂ），（ｃ）における回転制御のトリガーとなる
ポイントａ，ｂとが一致しないように、ステ−タコア、
駆動磁極部、ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周方向にお
ける相対的位置を設定してなるもの。
テ−タコアに対向配置され複数の磁極を有して回転駆動
する駆動磁極部と、この駆動磁極部と共に回転駆動する
複数の磁極を備えたＦＧ着磁部と、このＦＧ着磁部に対
向配置されたＦＧパターンと、を備えたブラシレスモー
タの回転検出装置において、ブラシレスモータのトルク
リップル（ａ）の最小点ｃと、ＦＧパターンからの出力
信号（ｂ），（ｃ）における回転制御のトリガーとなる
ポイントａ，ｂとが一致しないように、ステ−タコア、
駆動磁極部、ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周方向にお
ける相対的位置を設定してなるもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシレスモータの回
転検出装置に関する。
転検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４乃至図６は従来のブラシレスモータ
の一例を示すものである。図４、図５において、符号１
は回転軸を示しており、この回転軸１は、図４に示され
るように、回路基板（プリント基板）２に立設された軸
受ホルダー３内の軸受４を介して回転自在に支持されて
いる。その回転軸１の図４における上端部分には、当該
回転軸１と一体に回転する略カップ状のロータケース５
が固着されており、このロータケース５の外周フランジ
部の内周面には環状のロータマグネット６が配設されて
いる。このロータマグネット６は、図４、図６に示され
るように、Ｎ極とＳ極とが周方向に交互に着磁された駆
動磁極部６ａと、この駆動磁極部６ａの図４における下
端において周方向に交互に着磁されたＦＧ着磁部６ｂ
と、を備えている。
の一例を示すものである。図４、図５において、符号１
は回転軸を示しており、この回転軸１は、図４に示され
るように、回路基板（プリント基板）２に立設された軸
受ホルダー３内の軸受４を介して回転自在に支持されて
いる。その回転軸１の図４における上端部分には、当該
回転軸１と一体に回転する略カップ状のロータケース５
が固着されており、このロータケース５の外周フランジ
部の内周面には環状のロータマグネット６が配設されて
いる。このロータマグネット６は、図４、図６に示され
るように、Ｎ極とＳ極とが周方向に交互に着磁された駆
動磁極部６ａと、この駆動磁極部６ａの図４における下
端において周方向に交互に着磁されたＦＧ着磁部６ｂ
と、を備えている。
【０００３】なお、図６においては、ロータマグネット
６の内周面に着磁された駆動磁極部６ａと、下端面に着
磁されたＦＧ着磁部６ｂとの位置関係を解り易くするた
めに、着磁状態を同心円上に示している。
６の内周面に着磁された駆動磁極部６ａと、下端面に着
磁されたＦＧ着磁部６ｂとの位置関係を解り易くするた
めに、着磁状態を同心円上に示している。
【０００４】ロータマグネット６の駆動磁極部６ａに対
向する内周側の位置にはステ−タコア１９が配設されて
おり、このステ−タコア１９には駆動用コイル１０が巻
回されている。また、上記ロータマグネット６のＦＧ着
磁部６ｂに対向する回路基板２上の位置には、図５に示
されるようなＦＧパターン７が形成されている。
向する内周側の位置にはステ−タコア１９が配設されて
おり、このステ−タコア１９には駆動用コイル１０が巻
回されている。また、上記ロータマグネット６のＦＧ着
磁部６ｂに対向する回路基板２上の位置には、図５に示
されるようなＦＧパターン７が形成されている。
【０００５】ここで、ブラシレスモータの回転速度制御
は、一般的に、上記ＦＧパターン７から出力される正弦
波様のＦＧ信号（図７（ｂ）参照）を、例えば波形整形
器（不図示）により波形整形して図７（ｃ）に示される
ようなパルス状のＦＧ信号とし、このパルス状のＦＧ信
号の立ち上がり点ａまたは立ち下がり点ｂをトリガーと
して行うようになっている。また、正弦波様のＦＧ信号
（図７（ｂ）参照）をそのまま用いる場合には、正弦波
様のＦＧ信号とＡＣ＝０とのクロス点ａ，ｂをトリガー
として、回転速度制御を行うようになっている。また、
回転位置制御も同様に、上記パルス状のＦＧ信号の立ち
上がり点ａまたは立ち下がり点ｂか、正弦波様のＦＧ信
号とＡＣ＝０とのクロス点ａ，ｂをトリガーとして行う
ようになっている。
は、一般的に、上記ＦＧパターン７から出力される正弦
波様のＦＧ信号（図７（ｂ）参照）を、例えば波形整形
器（不図示）により波形整形して図７（ｃ）に示される
ようなパルス状のＦＧ信号とし、このパルス状のＦＧ信
号の立ち上がり点ａまたは立ち下がり点ｂをトリガーと
して行うようになっている。また、正弦波様のＦＧ信号
（図７（ｂ）参照）をそのまま用いる場合には、正弦波
様のＦＧ信号とＡＣ＝０とのクロス点ａ，ｂをトリガー
として、回転速度制御を行うようになっている。また、
回転位置制御も同様に、上記パルス状のＦＧ信号の立ち
上がり点ａまたは立ち下がり点ｂか、正弦波様のＦＧ信
号とＡＣ＝０とのクロス点ａ，ｂをトリガーとして行う
ようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記回
転速度や回転位置を検出する回転検出装置においては、
以下の問題点がある。すなわち、モータトルクリップル
（図７（ａ）参照）の周期とＦＧ信号（図７（ｂ），
（ｃ）参照）の周期とが同一な場合や、例えば１／偶数
倍で一致している場合には、図７に示されるように、ト
ルクリップルによるモータトルクの最小点ｃと、パルス
状のＦＧ信号の立ち上がり点ａまたは立ち下がり点ｂ
（図７においては両点ａ，ｂ）とが一致してしまい（勿
論、最小点ｃと、正弦波様のＦＧ信号とＡＣ＝０とのク
ロス点ａ，ｂとも一致する）、回転速度制御信号の入力
に対してモータの速度変更（反応）が遅れてしまうとい
った問題がある。特に、該ブラシレスモータを、例えば
ＶＴＲのシリンダ−モータとして用いた場合には、映像
画面の色ずれや乱れとなるので好ましくない。
転速度や回転位置を検出する回転検出装置においては、
以下の問題点がある。すなわち、モータトルクリップル
（図７（ａ）参照）の周期とＦＧ信号（図７（ｂ），
（ｃ）参照）の周期とが同一な場合や、例えば１／偶数
倍で一致している場合には、図７に示されるように、ト
ルクリップルによるモータトルクの最小点ｃと、パルス
状のＦＧ信号の立ち上がり点ａまたは立ち下がり点ｂ
（図７においては両点ａ，ｂ）とが一致してしまい（勿
論、最小点ｃと、正弦波様のＦＧ信号とＡＣ＝０とのク
ロス点ａ，ｂとも一致する）、回転速度制御信号の入力
に対してモータの速度変更（反応）が遅れてしまうとい
った問題がある。特に、該ブラシレスモータを、例えば
ＶＴＲのシリンダ−モータとして用いた場合には、映像
画面の色ずれや乱れとなるので好ましくない。
【０００７】このような問題は、パルス状のＦＧ信号の
立ち上がり点ａまたは立ち下がり点ｂや、正弦波様のＦ
Ｇ信号とＡＣ＝０とのクロス点ａ，ｂを回転位置制御信
号のトリガーとした場合にも同様に問題となり、モータ
の位置変更（反応）が遅れてしまうことになる。
立ち上がり点ａまたは立ち下がり点ｂや、正弦波様のＦ
Ｇ信号とＡＣ＝０とのクロス点ａ，ｂを回転位置制御信
号のトリガーとした場合にも同様に問題となり、モータ
の位置変更（反応）が遅れてしまうことになる。
【０００８】そこで本発明は、モータの反応遅れが防止
されるブラシレスモータの回転検出装置を提供すること
を目的とする。
されるブラシレスモータの回転検出装置を提供すること
を目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第１発明のブラシレスモータの回転検出装置は、コイル
が巻回されたステ−タコアと、このステ−タコアに対向
配置され複数の磁極を有して回転駆動する駆動磁極部
と、この駆動磁極部と共に回転駆動する複数の磁極を備
えたＦＧ着磁部と、このＦＧ着磁部に対向配置されたＦ
Ｇパターンと、を備えたブラシレスモータの回転検出装
置において、前記ブラシレスモータのトルクリップルの
最小点と、前記ＦＧパターンからの出力信号における回
転制御のトリガーとなるポイントとが一致しないよう
に、前記ステ−タコア、駆動磁極部、ＦＧ着磁部、ＦＧ
パターンの円周方向における相対的位置を設定してな
る。
第１発明のブラシレスモータの回転検出装置は、コイル
が巻回されたステ−タコアと、このステ−タコアに対向
配置され複数の磁極を有して回転駆動する駆動磁極部
と、この駆動磁極部と共に回転駆動する複数の磁極を備
えたＦＧ着磁部と、このＦＧ着磁部に対向配置されたＦ
Ｇパターンと、を備えたブラシレスモータの回転検出装
置において、前記ブラシレスモータのトルクリップルの
最小点と、前記ＦＧパターンからの出力信号における回
転制御のトリガーとなるポイントとが一致しないよう
に、前記ステ−タコア、駆動磁極部、ＦＧ着磁部、ＦＧ
パターンの円周方向における相対的位置を設定してな
る。
【００１０】上記目的を達成するため第２発明のブラシ
レスモータの回転検出装置は、コイルが巻回されたステ
−タコアと、このステ−タコアに対向配置され複数の磁
極を有して回転駆動する駆動磁極部と、この駆動磁極部
と共に回転駆動する複数の磁極を備えたＦＧ着磁部と、
このＦＧ着磁部に対向配置されたＦＧパターンと、を備
えたブラシレスモータの回転検出装置において、前記ブ
ラシレスモータのトルクリップルの最大点と、前記ＦＧ
パターンからの出力信号における回転制御のトリガーと
なるポイントとが一致するように、前記ステ−タコア、
駆動磁極部、ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周方向にお
ける相対的位置を設定してなる。
レスモータの回転検出装置は、コイルが巻回されたステ
−タコアと、このステ−タコアに対向配置され複数の磁
極を有して回転駆動する駆動磁極部と、この駆動磁極部
と共に回転駆動する複数の磁極を備えたＦＧ着磁部と、
このＦＧ着磁部に対向配置されたＦＧパターンと、を備
えたブラシレスモータの回転検出装置において、前記ブ
ラシレスモータのトルクリップルの最大点と、前記ＦＧ
パターンからの出力信号における回転制御のトリガーと
なるポイントとが一致するように、前記ステ−タコア、
駆動磁極部、ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周方向にお
ける相対的位置を設定してなる。
【００１１】上記目的を達成するため第３発明のブラシ
レスモータの回転検出装置は、上記第１、第２発明に加
えて、ＦＧパターンからの出力信号における回転制御の
トリガーとなるポイントを、ＦＧパターンから出力され
る矩形波信号の立ち上がり、立ち下がり点としてなる。
レスモータの回転検出装置は、上記第１、第２発明に加
えて、ＦＧパターンからの出力信号における回転制御の
トリガーとなるポイントを、ＦＧパターンから出力され
る矩形波信号の立ち上がり、立ち下がり点としてなる。
【００１２】
【作用】このような第１手段におけるブラシレスモータ
の回転検出装置によれば、ステ−タコア、駆動磁極部、
ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周方向における相対的位
置は、ブラシレスモータのトルクリップルの最小点と、
ＦＧパターンからの出力信号における回転制御のトリガ
ーとなるポイントとが一致しないように、設定される。
従って、回転制御信号の入力に対するモータの反応遅れ
の防止がなされる。
の回転検出装置によれば、ステ−タコア、駆動磁極部、
ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周方向における相対的位
置は、ブラシレスモータのトルクリップルの最小点と、
ＦＧパターンからの出力信号における回転制御のトリガ
ーとなるポイントとが一致しないように、設定される。
従って、回転制御信号の入力に対するモータの反応遅れ
の防止がなされる。
【００１３】このような第２手段におけるブラシレスモ
ータの回転検出装置によれば、ステ−タコア、駆動磁極
部、ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周方向における相対
的位置は、ブラシレスモータのトルクリップルの最大点
と、ＦＧパターンからの出力信号における回転制御のト
リガーとなるポイントとが一致するように、設定され
る。従って、回転制御信号の入力に対するモータの反応
遅れの防止が上記第１手段より効果的になされる。
ータの回転検出装置によれば、ステ−タコア、駆動磁極
部、ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周方向における相対
的位置は、ブラシレスモータのトルクリップルの最大点
と、ＦＧパターンからの出力信号における回転制御のト
リガーとなるポイントとが一致するように、設定され
る。従って、回転制御信号の入力に対するモータの反応
遅れの防止が上記第１手段より効果的になされる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明の一実施例を示すブラシレスモータ
の回転検出装置の一部破断平面図であり、従来技術で説
明した図５に対応するものである。また、従来技術と同
一なものに対しては同一符号が付してあり、重複を避け
るために、ここでの説明は省略する。
する。図１は本発明の一実施例を示すブラシレスモータ
の回転検出装置の一部破断平面図であり、従来技術で説
明した図５に対応するものである。また、従来技術と同
一なものに対しては同一符号が付してあり、重複を避け
るために、ここでの説明は省略する。
【００１５】この実施例のブラシレスモータは、従来技
術と同様に、ＶＴＲのシリンダ−モータとして用いられ
るものである。この実施例のブラシレスモータの回転検
出装置が従来技術のそれと違う点は、図５に示したＦＧ
パターン７と同様な構成なるＦＧパターンを、ステ−タ
コア１９のコアスロットの位置に対して円周方向におい
て所定量回転して配設し、このズラしたＦＧパターン１
７により、ＦＧ位相（図３（ｂ），（ｃ）参照）を、図
７（ｂ），（ｃ）に示されるものに対して１／４周期分
ズラした点である。
術と同様に、ＶＴＲのシリンダ−モータとして用いられ
るものである。この実施例のブラシレスモータの回転検
出装置が従来技術のそれと違う点は、図５に示したＦＧ
パターン７と同様な構成なるＦＧパターンを、ステ−タ
コア１９のコアスロットの位置に対して円周方向におい
て所定量回転して配設し、このズラしたＦＧパターン１
７により、ＦＧ位相（図３（ｂ），（ｃ）参照）を、図
７（ｂ），（ｃ）に示されるものに対して１／４周期分
ズラした点である。
【００１６】従って、モータトルクリップルとＦＧパタ
ーン出力波形との関係は、図３に示されるようになり、
ブラシレスモータのトルクリップルの最大点ｄと、ＦＧ
パターンからの出力信号における回転速度制御のトリガ
ーとなるポイントａ，ｂとが一致するようになったの
で、回転速度制御信号の入力に対してモータの速度変更
（反応）が極めて速くなり、速度変更にかかる時間が最
短になって、映像画面の色ずれや乱れを防止することが
可能となっている。
ーン出力波形との関係は、図３に示されるようになり、
ブラシレスモータのトルクリップルの最大点ｄと、ＦＧ
パターンからの出力信号における回転速度制御のトリガ
ーとなるポイントａ，ｂとが一致するようになったの
で、回転速度制御信号の入力に対してモータの速度変更
（反応）が極めて速くなり、速度変更にかかる時間が最
短になって、映像画面の色ずれや乱れを防止することが
可能となっている。
【００１７】また、上記ＦＧパターン１７からの出力信
号を利用し、ポイントａ，ｂを回転位置制御のトリガー
とする場合にも同様な効果、すなわち回転位置信号の入
力に対するモータの反応遅れを防止するという効果を得
ることができるようになっている。
号を利用し、ポイントａ，ｂを回転位置制御のトリガー
とする場合にも同様な効果、すなわち回転位置信号の入
力に対するモータの反応遅れを防止するという効果を得
ることができるようになっている。
【００１８】図２は本発明の他の実施例を示すブラシレ
スモータの回転検出装置に用いられるロータマグネット
の模式平面図であり、従来技術で説明した図６に対応す
るものである。
スモータの回転検出装置に用いられるロータマグネット
の模式平面図であり、従来技術で説明した図６に対応す
るものである。
【００１９】この実施例のブラシレスモータの回転検出
装置が従来技術のそれと違う点は、図６に示したＦＧ着
磁部６ｂと同様な構成なるＦＧ着磁部を、駆動磁極部６
ａの位置に対して円周方向において所定量回転して配設
し、このズラしたＦＧ着磁部６ｂｂにより、ＦＧ位相
（図３（ｂ），（ｃ）参照）を、図７（ｂ），（ｃ）に
示されるものに対して１／４周期分ズラした点である。
装置が従来技術のそれと違う点は、図６に示したＦＧ着
磁部６ｂと同様な構成なるＦＧ着磁部を、駆動磁極部６
ａの位置に対して円周方向において所定量回転して配設
し、このズラしたＦＧ着磁部６ｂｂにより、ＦＧ位相
（図３（ｂ），（ｃ）参照）を、図７（ｂ），（ｃ）に
示されるものに対して１／４周期分ズラした点である。
【００２０】このように構成しても、先の実施例と同様
な効果を得ることができるというのはいうまでもない。
な効果を得ることができるというのはいうまでもない。
【００２１】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例え
ば、上記実施例においては、ＦＧパターンやＦＧ着磁部
の円周方向における配設位置を変えることにより、ＦＧ
位相（図３（ｂ），（ｃ）参照）を、図７（ｂ），
（ｃ）に示されるものに対して１／４周期分ズラすよう
にしているが、ステ−タコア１９や駆動磁極部６ａを上
記実施例と同様に円周方向において回転して配設するこ
とにより、ＦＧ位相（図３（ｂ），（ｃ）参照）を、図
７（ｂ），（ｃ）に示されるものに対して１／４周期分
ズラすようにしても良く、要は、ＦＧパターン、ＦＧ着
磁部、ステ−タコア、駆動磁極部の少なくとも一つを円
周方向において回転して配設し、１／４周期分ＦＧ位相
をズラすようにすれば良い。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例え
ば、上記実施例においては、ＦＧパターンやＦＧ着磁部
の円周方向における配設位置を変えることにより、ＦＧ
位相（図３（ｂ），（ｃ）参照）を、図７（ｂ），
（ｃ）に示されるものに対して１／４周期分ズラすよう
にしているが、ステ−タコア１９や駆動磁極部６ａを上
記実施例と同様に円周方向において回転して配設するこ
とにより、ＦＧ位相（図３（ｂ），（ｃ）参照）を、図
７（ｂ），（ｃ）に示されるものに対して１／４周期分
ズラすようにしても良く、要は、ＦＧパターン、ＦＧ着
磁部、ステ−タコア、駆動磁極部の少なくとも一つを円
周方向において回転して配設し、１／４周期分ＦＧ位相
をズラすようにすれば良い。
【００２２】また、上記実施例においては、特に効果的
だとして、ＦＧ位相（図３（ｂ），（ｃ）参照）を、図
７（ｂ），（ｃ）に示されるものに対して１／４周期分
ズラし、ブラシレスモータのトルクリップルの最大点ｃ
と、ＦＧパターンからの出力信号における回転制御のト
リガーとなるポイントａ，ｂとが一致するようにしてい
るが、このズラし量は１／４周期分に限定されるもので
はなく、要はブラシレスモータのトルクリップルの最小
点ｃと、ＦＧパターンからの出力信号における回転制御
のトリガーとなるポイントａ，ｂとが一致しないように
すれば良い。このようにしても、従来に比して、回転信
号の入力に対するモータの反応遅れの良化が図られる。
だとして、ＦＧ位相（図３（ｂ），（ｃ）参照）を、図
７（ｂ），（ｃ）に示されるものに対して１／４周期分
ズラし、ブラシレスモータのトルクリップルの最大点ｃ
と、ＦＧパターンからの出力信号における回転制御のト
リガーとなるポイントａ，ｂとが一致するようにしてい
るが、このズラし量は１／４周期分に限定されるもので
はなく、要はブラシレスモータのトルクリップルの最小
点ｃと、ＦＧパターンからの出力信号における回転制御
のトリガーとなるポイントａ，ｂとが一致しないように
すれば良い。このようにしても、従来に比して、回転信
号の入力に対するモータの反応遅れの良化が図られる。
【００２３】さらにまた、上記実施例においては、ＶＴ
Ｒのシリンダ−モータに対する適用例が述べられている
が、ＶＴＲのシリンダ−モータ以外にも適用できるとい
うのはいうまでもない。
Ｒのシリンダ−モータに対する適用例が述べられている
が、ＶＴＲのシリンダ−モータ以外にも適用できるとい
うのはいうまでもない。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように第１発明のブラシレス
モータの回転検出装置によれば、ステ−タコア、駆動磁
極部、ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周方向における相
対的位置を、ブラシレスモータのトルクリップルの最小
点と、ＦＧパターンからの出力信号における回転制御の
トリガーとなるポイントとが一致しないように、設定し
たので、回転制御信号の入力に対するモータの反応遅れ
を防止することが可能となる。
モータの回転検出装置によれば、ステ−タコア、駆動磁
極部、ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周方向における相
対的位置を、ブラシレスモータのトルクリップルの最小
点と、ＦＧパターンからの出力信号における回転制御の
トリガーとなるポイントとが一致しないように、設定し
たので、回転制御信号の入力に対するモータの反応遅れ
を防止することが可能となる。
【００２５】また、第２発明のブラシレスモータの回転
検出装置によれば、ステ−タコア、駆動磁極部、ＦＧ着
磁部、ＦＧパターンの円周方向における相対的位置を、
ブラシレスモータのトルクリップルの最大点と、ＦＧパ
ターンからの出力信号における回転制御のトリガーとな
るポイントとが一致するように、設定したので、回転制
御信号の入力に対するモータの反応遅れを上記第１発明
より効果的に防止することが可能となる。
検出装置によれば、ステ−タコア、駆動磁極部、ＦＧ着
磁部、ＦＧパターンの円周方向における相対的位置を、
ブラシレスモータのトルクリップルの最大点と、ＦＧパ
ターンからの出力信号における回転制御のトリガーとな
るポイントとが一致するように、設定したので、回転制
御信号の入力に対するモータの反応遅れを上記第１発明
より効果的に防止することが可能となる。
【図１】本発明の一実施例を示すブラシレスモータの回
転検出装置の一部破断平面図である。
転検出装置の一部破断平面図である。
【図２】本発明の他の実施例を示すブラシレスモータの
回転検出装置に用いられるロータマグネットの模式平面
図である。
回転検出装置に用いられるロータマグネットの模式平面
図である。
【図３】モータトルクリップルとＦＧパターン出力との
関係を表した波形図である。
関係を表した波形図である。
【図４】従来技術を示すブラシレスモータの回転検出装
置の一部断面正面図である。
置の一部断面正面図である。
【図５】図４に示したブラシレスモータの回転検出装置
の一部破断平面図である。
の一部破断平面図である。
【図６】図４、図５に示したブラシレスモータの回転検
出装置に用いられるロータマグネットの模式平面図であ
る。
出装置に用いられるロータマグネットの模式平面図であ
る。
【図７】従来技術におけるモータトルクリップルとＦＧ
パターン出力との関係を表した波形図である。
パターン出力との関係を表した波形図である。
６ａ 駆動磁極部 ６ｂｂ ＦＧ着磁部 １０ コイル １９ ステ−タコア １７ ＦＧパターン ａ，ｂ 回転制御のトリガーとなるポイント ｃ トルクリップルの最小点 ｄ トルクリップルの最大点
Claims (3)
- 【請求項１】 コイルが巻回されたステ−タコアと、こ
のステ−タコアに対向配置され複数の磁極を有して回転
駆動する駆動磁極部と、この駆動磁極部と共に回転駆動
する複数の磁極を備えたＦＧ着磁部と、このＦＧ着磁部
に対向配置されたＦＧパターンと、を備えたブラシレス
モータの回転検出装置において、 前記ブラシレスモータのトルクリップルの最小点と、前
記ＦＧパターンからの出力信号における回転制御のトリ
ガーとなるポイントとが一致しないように、前記ステ−
タコア、駆動磁極部、ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周
方向における相対的位置を設定してなるブラシレスモー
タの回転検出装置。 - 【請求項２】 コイルが巻回されたステ−タコアと、こ
のステ−タコアに対向配置され複数の磁極を有して回転
駆動する駆動磁極部と、この駆動磁極部と共に回転駆動
する複数の磁極を備えたＦＧ着磁部と、このＦＧ着磁部
に対向配置されたＦＧパターンと、を備えたブラシレス
モータの回転検出装置において、 前記ブラシレスモータのトルクリップルの最大点と、前
記ＦＧパターンからの出力信号における回転制御のトリ
ガーとなるポイントとが一致するように、前記ステ−タ
コア、駆動磁極部、ＦＧ着磁部、ＦＧパターンの円周方
向における相対的位置を設定してなるブラシレスモータ
の回転検出装置。 - 【請求項３】 請求項１または２記載のブラシレスモー
タの回転検出装置において、 ＦＧパターンからの出力信号における回転制御のトリガ
ーとなるポイントは、ＦＧパターンから出力される矩形
波信号の立ち上がり、立ち下がり点であることを特徴と
するブラシレスモータの回転検出装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12698194A JP3192319B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | ブラシレスモータの回転検出装置 |
| CN95105297A CN1050473C (zh) | 1994-05-17 | 1995-05-11 | 无刷电动机的频率发生器 |
| US08/442,532 US6218748B1 (en) | 1994-05-17 | 1995-05-16 | Rotation detecting device for a brushless motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12698194A JP3192319B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | ブラシレスモータの回転検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07311210A true JPH07311210A (ja) | 1995-11-28 |
| JP3192319B2 JP3192319B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=14948698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12698194A Expired - Fee Related JP3192319B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | ブラシレスモータの回転検出装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6218748B1 (ja) |
| JP (1) | JP3192319B2 (ja) |
| CN (1) | CN1050473C (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266999A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nsk Ltd | 角度位置検出装置及び方法 |
| JP2009100539A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Nippon Densan Corp | ブラシレスモータ |
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|---|---|---|---|---|
| AU6418398A (en) | 1997-03-25 | 1998-10-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | A polarized-light converting optical system, a polarized-light converting elemental device, polarized-light converting elemental device array and projection-type display device using any one of those components |
| US6940235B2 (en) * | 2001-05-10 | 2005-09-06 | Analog Devices, Inc. | Method and apparatus for driving a brushless DC motor |
| DE102014225412A1 (de) | 2014-12-10 | 2016-06-16 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenpumpe mit einem Kolben mit profilierter Kolbenvorderseite |
| JP7489583B2 (ja) * | 2019-09-05 | 2024-05-24 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 回転検出器及びそれを備えたモータ |
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| MY113834A (en) * | 1990-06-01 | 2002-06-29 | Mitsubishi Electric Corp | Electric motor |
| US5408153A (en) * | 1991-07-05 | 1995-04-18 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Index position detecting apparatus for an electromagnetic rotary machine |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP12698194A patent/JP3192319B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-05-11 CN CN95105297A patent/CN1050473C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1995-05-16 US US08/442,532 patent/US6218748B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266999A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nsk Ltd | 角度位置検出装置及び方法 |
| JP2009100539A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Nippon Densan Corp | ブラシレスモータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3192319B2 (ja) | 2001-07-23 |
| US6218748B1 (en) | 2001-04-17 |
| CN1050473C (zh) | 2000-03-15 |
| CN1116374A (zh) | 1996-02-07 |
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