JP2006266999A - 角度位置検出装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
信頼性の高い角度検出装置及び方法を提案する。
【解決手段】
コギングトルクを発生するモータの回転軸の回転角度を検出する角度検出装置及び方法において、互いに異なる極数を有する複数のレゾルバのうちの多数極側の出力を基準とした少極側のレゾルバの出力誤差を、それぞれモータの回転軸がコギングトルクの影響を受けない回転角度位置からなる各測定ポイント毎に測定すると共に、当該測定結果に基づいて測定ポイント毎の補正量を取得して記憶し、各測定ポイント毎に、記憶手段に記憶された対応する補正量に基づいて、少極側のレゾルバの出力を補正するようにした。
【選択図】 図11

Description

本発明は、角度位置検出装置及び方法に関し、例えばダイレクトドライブモータに用いられる角度位置検出装置に適用して好適なものである。
従来、減速器を用いずに負荷を直接駆動するモータとしてダイレクトドライブモータがある。ダイレクトドライブモータは、バッククラッシュ、ロストモーションのない高精度ない位置決めが可能であるため、NC工作機などのインデックステーブル、搬送装置及び組み立て装置のロボットアームなどの各種の用途に用いられている。また近年では、ダイレクトドライブモータの用途の多様化に伴って、より小型で高精度な位置決めを可能とするダイレクトドライブモータの開発が望まれている。
このようなダイレクトドライブモータの回転軸の回転角度を検出するために用いられる角度検出装置として、単極レゾルバと多極レゾルバとを組み合わせたものが知られている。この種の角度検出装置において、単極レゾルバは、そのメカ的芯ずれなどが絶対精度に影響し易く、特に径を小さくして小型化しようとすると、絶対精度の向上が困難となる。一方、多極レゾルバの極数を多くして分解能を高めようとすると、単極レゾルバに多極レゾルバの1極分以下の精度が要求されるため、誤差の許容値が小さくなる。従って、この種の角度検出装置では、高分解能と絶対測定の両立が困難であった。
かかる問題を解決するための1つの方法として、従来、予め多極レゾルバの出力に基づいて単極レゾルバの出力誤差を測定し、この測定結果に基づいて単極レゾルバの出力誤差を補正するための補正量を算出してこれを記憶しておき、実際の角度検出装置の使用時に、この記憶した補正量を用いて単極レゾルバの出力を補正する方法が提案されている(特許文献1参照)。この方法によれば、簡単な装置構成で高分解能と絶対測定を両立させる得る角度位置検出装置を構築することができる。
ここで、この方法におけるかかる補正量の取得手法は、以下の手順に従って行われる。1)まずダイレクトドライブモータのサーボをオン状態にして(すなわちダイレクトドライブモータに対する駆動電流の供給を開始して)、ダイレクトドライブモータを多極レゾルバの基準位置(検出角度が「0」の位置)に位置決めする。2)その後、駆動電流供給時に発生する振動を停止させるためにダイレクトモータのサーボをオフ状態にする(すなわちダイレクトドライブモータに対する駆動電流の供給を停止させる)と共に、このときの単極レゾルバの出力を検出する。そして、多極レゾルバを用いて位置決めしたダイレクトドライブモータの位置と、そのときの単極レゾルバにより検出された位置との間の誤差を検出する。
3)次いで、ダイレクトドライブモータのサーボを再度オン状態にして、4)その後、多極レゾルバの出力に基づいてダイレクトドライブモータを次の補正量の測定ポイントに位置決めする。5)そして、その後上述の2)〜4)のステップを繰り返す。この際、2)のステップでは、今回の測定ポイントにおいて検出した上記誤差と、前回の測定ポイントにおいて検出した上記誤差との平均を算出して、これを今回の測定ポイントにおける補正量として記憶する。
特開2005−062098号公報
ところがかかる方法では、例えばダイレクトドライブモータが磁石付きモータである場合、上述の2)のステップにおいて、ダイレクトドライブモータのサーボをオフしたときにロータがコギングトルクの影響により回転し、そのとき単極レゾルバにより検出される位置が本来検出すべき位置からずれることがある。
この結果、2)のステップにおいて、多極レゾルバを用いて位置決めしたダイレクトドライブモータの位置と、そのとき単極レゾルバが検出する位置との間にコギングによる回転分のずれが生じて、その測定ポイントにおける多極レゾルバの出力を基準とした単極レゾルバの位置検出誤差を正確に得ることができず、信頼性の高い補正量を取得し得ない問題があった。このことは、かかる補正量を用いて単極レゾルバの出力を補正したとしても正確な補正を行い得ず、角度位置検出装置自体の信頼性が低くなることを意味する。
そしてこのように角度位置検出装置の信頼性が低いと、このダイレクトドライブモータにより駆動される例えばNC工作機のインデックステーブルや、搬送装置により搬送される搬送物、又は組み立て装置のロボットアームなどを精度良く指定された位置に位置させることができず、不具合が生じる問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、信頼性の高い角度位置検出装置及び角度位置検出装置の信頼性を向上させ得る補正量検出方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため、本発明は、コギングトルクを発生するモータの回転軸の回転角度を検出する角度検出装置において、それぞれ前記モータの前記回転軸の回転角度位置に応じた信号を出力するように構成され、互いに異なる極数を有する複数のレゾルバと、前記複数のレゾルバのうちの多数極側の出力を基準とした少極側のレゾルバの出力誤差を所定の測定ポイント毎に測定し、当該測定結果に基づいて前記測定ポイント毎の補正量を取得する補正量取得手段と、取得した前記補正量を記憶する記憶手段と、各前記測定ポイント毎に、前記記憶手段に記憶された対応する前記補正量に基づいて、前記少極側のレゾルバの出力を補正する補正手段とを備え、各前記測定ポイントは、それぞれ前記モータの前記回転軸が前記コギングトルクの影響を受けない回転角度位置であることを特徴とする。
この結果この角度検出装置では、多数極側の出力を基準とした少極側のレゾルバの出力誤差を測定する際に、モータのサーボをオフ状態にした場合においても回転軸がコキングトルクの影響により回転することがないため、各測定ポイントにおける正確な補正量を取得することができる。従って、この補正量に基づいて、少極側のレゾルバの出力を精度良く補正することができる。
また本発明の角度検出方法は、コギングトルクを発生するモータの回転軸の回転角度を検出する角度検出方法において、それぞれ前記モータの前記回転軸の回転角度位置に応じた信号を出力するように構成され、互いに異なる極数を有する複数のレゾルバのうちの多数極側の出力を基準とした少極側のレゾルバの出力誤差を所定の測定ポイント毎に測定し、当該測定結果に基づいて前記測定ポイント毎の補正量を取得して記憶する第1のステップと、各前記測定ポイント毎に、前記記憶手段に記憶された対応する前記補正量に基づいて、前記少極側のレゾルバの出力を補正する第2のステップとを備え、各前記測定ポイントは、 それぞれ前記モータの前記回転軸が前記コギングトルクの影響を受けない回転角度位置であることを特徴とする。
この結果この角度検出方法によれば、多数極側の出力を基準とした少極側のレゾルバの出力誤差を測定する際に、モータのサーボをオフ状態にした場合においても回転軸がコキングトルクの影響により回転することがないため、各測定ポイントにおける正確な補正量を取得することができる。従って、この補正量に基づいて、少極側のレゾルバの出力を精度良く補正することができる。
本発明によれば、小極側のレゾルバの出力を精度良く補正することができ、信頼性の高い角度検出装置及び方法を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態によるモータシステム構成
図1は本実施形態のダイレクトドライブモータの断面図である。同図に示すように、ダイレクトドライブモータ10では、中空筒型のインナハウジング11の外周側面に固設された軸受13を介して回転軸12が回転自在に軸支されている。回転軸12は、その内部にインナハウジング11を重装できるように、中空円筒体として構成されている。
回転軸12は、筒壁の肉厚が凹凸状に変化しており、インナハウジング11との間隙に単極レゾルバ20と多極レゾルバ30を収容するための室内空間1と、モータ部16を収容するための室内空間2を画成している。これらの室内空間1及び2は、軸受13によって分離画成されており、モータ部16からの漏れ磁束が室内空間1に及ばないようにある程度の距離をおいて隔てられている。室内空間1及び2の間には軸受13などが介在せず、両者が近接している場合には、モータ部16からの漏れ磁束が室内空間1に及ばないように遮蔽部材を設けるのが望ましい。
モータ部16は、回転子14と固定子15から構成されるアウタロータ式のPMモータである。回転子14は、回転軸12の内壁において円周方向に沿ってN極及びS極が交互に固着された永久磁石から成る。固定子15は、薄い鉄板を複数積層して成るモータコアであり、微小のエアギャップをおいて回転子14と対向するようにインナハウジング11の外壁に固定されている。ここでは、モータ部16として、アウタロータ式のPMモータを例示するが、インナロータ式のPMモータを採用してもよい。
一方、単極レゾルバ20は、回転軸12の内周面に固定された環状のレゾルバロータ21と、このレゾルバロータ21に対向するようにインナハウジング11の外周壁に固定されたレゾルバステータ22とを備えて構成されている。同様に多極レゾルバ30は、回転軸12の内周面に固定された環状のレゾルバロータ31と、このレゾルバロータ31に対向するようにインナハウジング11の外壁に固定されたレゾルバステータ32とを備えて構成されている。
単極レゾルバ20と多極レゾルバ30はロータ間座18とステータ間座19とを介して上下二段の積層構造となるように室内空間1内において微小な空隙をおいて固定されている。すなわち、回転軸12の内周壁に複数のボルト18aにより固定されるレゾルバロータ21及び31の間にはロータ間座18が介装される一方で、インナハウジング11の外周壁にボルト19aにより固定されるレゾルバステータ22及び32の間にはステータ間座19が介装されている。
室内空間1を画成するインナハウジング11及び回転軸12と、室内空間1内に装着されるロータ間座18及びステータ間座19はそれぞれ非磁性体で構成するのが好ましい。室内空間1を画成するこれらの部材を非磁性体で構成することにより、モータ部16からの漏れ磁束が室内空間1に及ばないように構成することができる。
図2は、単極レゾルバ20の平面図である。同図に示すように、単極レゾルバ20は、レゾルバロータ21とレゾルバステータ22との間隙のリラクタンスがレゾルバロータ21の回転角度位置により変化し、レゾルバロータ21の1回転でリラクタンス変化の基本波成分が1周期となるように構成された3相VR型レゾルバである。すなわち、レゾルバステータ22の外径中心、内径中心、及びレゾルバロータ21の外径中心はダイレクトドライブモータの回転中心O1と一致するが、レゾルバロータ21の内径中心O2は回転中心O1に対してΔxだけ偏心するように、レゾルバロータ21の径方向の肉厚を連続的に変化させている。
レゾルバステータ22の外周には120度間隔でA相、B相及びC相を構成する計18個のステータポール23が等間隔に外歯状に凸設されている。各々のステータポール23にはステータコイルC1〜C18を巻回したコイルボビン24が装着されている。コイルボビン24の材質として、適度な弾力性のある非磁性体であれば、特に限定されるものではなく、例えば、スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ナイロン、ポリブチレンテレフタレート樹脂などの熱可塑性樹脂であれば、射出成形が容易である。
ステータコイルC1〜C18の共通端子に励磁信号が印加されると、レゾルバロータ21が1回転する間にA相、B相及びC相の各ステータコイルC1〜C18からは120度位相がずれた1サイクルの電流信号が各々出力される。単極レゾルバ20から出力される単極レゾルバ信号により絶対的な回転角度位置を検出することができる。
図3は単極レゾルバ20のステータポール23に巻回された各々のステータコイルC1〜C18の結線図である。共通端子COMに励磁信号が印加されると、A相、B相及びC相を構成するステータコイルC1〜C6,C7〜C12,C13〜C18を流れる電流信号の各々は検出抵抗R1,R2,R3から成る電流/電圧変換器41aによって電圧信号に変換される。この電圧信号は単極レゾルバ信号(ABS信号)として後述する3/2相変換器42aに供給される。
図4は多極レゾルバ30の平面図である。同図に示すように、多極レゾルバ30は、レゾルバロータ31の内径中心Oがレゾルバステータ32の内径中心Oと一致しており、レゾルバロータ31とレゾルバステータ32との間隙のリラクタンスがレゾルバロータ31の回転角度位置により変化し、レゾルバロータ31の1回転でリラクタンス変化の基本波成分が複数周期となる構造を備えている。レゾルバロータ31の内周面には、等間隔に径方向に向けて内歯状に凸設された極歯35が計160個形成されている。レゾルバステータ32の外周面にはA相、B相及びC相が120度の電気角でずれるように計48個のステータポール33が等間隔に径方向に向けて外歯状に凸設され、これら各ステータポール33の先端部にそれぞれ2個の極片歯34が突設されている。
各ステータポール33には、それぞれステータコイルCa〜Ccが巻回されている。ステータコイルCa〜Ccの共通線に励磁信号が供給されると、レゾルバロータ31が1回転する間に各相毎に160サイクルの交流信号が出力される。多極レゾルバ30から出力される多極レゾルバ信号により相対的な回転角度位置を検出することができる。
図5は多極レゾルバ30のステータポール33に巻回された各々のステータコイルCa〜Ccの結線図である。共通端子COMに励磁信号が印加されると、A相、B相及びC相を構成するステータコイルCa,Cb,Ccを流れるレゾルバ信号の各々は検出抵抗Ra,Rb,Rcから成る電流/電圧変換器41bによって電圧信号に変換される。この電圧信号は多極レゾルバ信号(INC信号)として後述する3/2相変換器42bに供給される。
なお、ステータポール32の数は相数(この例では3)の倍数であればよく、48個に限定されるものではない。また、この例では、極歯35が160個形成されているが、この極歯35の数は160に限定されるものではない。また、上記の説明では、単極レゾルバ20及び多極レゾルバ30のステータポールを外歯とし、レゾルバステータの外側にレゾルバロータが配される構成を例示したが、これに限らず、ステータポールを内歯とし、レゾルバステータの内側にレゾルバロータが配される構成としてもよい。また、レゾルバ信号の相数についても、3相レゾルバに限らず、2相レゾルバ、4相レゾルバ、6相レゾルバなどを用いることもできる。
図6は本実施形態の角度位置検出装置を含むブロック構成図である。角度位置検出装置は、ダイレクトドライブモータ10に組み込まれた単極レゾルバ20及び多極レゾルバ30と、これらを制御するドライブユニット60の一部から構成される。ドライブユニット60は、単極レゾルバ20と多極レゾルバ30の何れか一方に励磁信号を供給してレゾルバ信号を取り込み、ディジタル角度信号φを出力するサーボドライバ50と、ディジタル角度信号φから回転角度位置信号を生成し、パワーアンプ62を介してダイレクトドライブモータ10に電力を供給するCPU61とを備えて構成されている。ドライブユニット60と単極レゾルバ20及び多極レゾルバ30はレゾルバケーブル71で結線されており、同ユニット60とモータ部16はモータケーブル72で結線されている。
サーボドライバ50は、発信器51から出力される励磁信号を増幅器52にて適度な信号レベルに増幅し、単極レゾルバ20及び多極レゾルバ30の共通端子COMに励磁信号を供給する。
単極レゾルバ20から出力される電流信号は電流/電圧変換器41aによってABS信号に変換された後、3/2相変換器42aによって2相信号(sin信号,cos信号)に変換されてアナログスイッチ43に供給される。
ここで、発信器51の発信角周波数をωとし、高次成分を無視すると、電流/電圧変換器41aで得られる各相のレゾルバ信号は下記の(1)式〜(3)式に示す通りとなる。ここでは、説明の便宜上、A相を基準としてB相及びC相の位相がそれぞれ120度遅れる場合を例示する。また、3/2相変換器42aで得られる2相信号を(4)式〜(5)式に示す。(5)式において、sqr(x)は引数xの平方根を返す関数とする。
(数1)
φA=(A1+A2sinθ)・sinωt …(1)
(数2)
φB={B1+B2sin(θ−2π/3)}・sinωt …(2)
(数3)
φC={C1+C2sin(θ−4π/3)}・sinωt …(3)
(数4)
sin信号=φA−(φB+φC)/2 …(4)
(数5)
cos信号=sqr(3/4)・(φB−φC) …(5)
一方、励磁信号は多極レゾルバ30にも供給される。多極レゾルバ30から出力される電流信号は、電流/電圧変換器41bによってINC信号に変換された後、3/2相変換器42bによって2相信号(sin信号,cos信号)に変換されてアナログスイッチ43に供給される。
アナログスイッチ43はCPU61からのABS/INC切換信号によって切り換え制御されるスイッチ素子であり、2相のABS信号と2相のINC信号の何れか一方を選択的に通過させて位置検出回路(RDC)44へ供給する。
移相器45は、発信器51から出力される励磁信号の位相を遅らせ、2相に変換されたABS信号又はINC信号のsin信号及びcos信号のうちのキャリア信号の位相と同期させたRef信号を位置検出回路44に供給する。位置検出回路44は、アナログスイッチ43から供給される2相信号をディジタル化し、CPU61にディジタル角度信号φを出力する。位置検出回路44からは、発信器51の発振角周波数による同期整流後のアナログ速度信号が出力される。補正量記憶メモリ63は、フラッシュROMなどの記憶装置からなり、後述の補正量を記憶する。
なお、上述の説明においては、単極レゾルバ20として3相レゾルバを用いる構成を例示したが、本発明はこれに限られるものではなく、単極レゾルバ20として6相レゾルバを用いることもできる。6相レゾルバを用いる場合には、レゾルバ信号として、上述の(1)式〜(3)式に替えて下記の(6)式〜(11)式が用いられるので、図7に示すように、電流/電圧変換器41aと3/2相変換器42aとの間に減算器46aを介在させればよい。減算器46aは各相のレゾルバ信号の差分dA,dB,dCを演算して6相レゾルバ信号を(12)式〜(14)式の3相レゾルバ信号に変換する。同式の3相レゾルバ信号は3/2相変換器42aによって2相信号に変換される。
(数6)
φA+=(A1+A2sinθ)・sinωt …(6)
(数7)
φA−=(A1+A2sin(θ−π))・sinωt …(7)
(数8)
φB+={B1+B2sin(θ−2π/3)}・sinωt …(8)
(数9)
φB−={B1+B2sin(θ−2π/3−π)}・sinωt …(9)
(数10)
φC+={C1+C2sin(θ−4π/3)}・sinωt …(10)
(数11)
φC−={C1+C2sin(θ−4π/3−π)}・sinωt …(11)
(数12)
dA=2A2sinθ・sinωt …(12)
(数13)
dB=2B2sin(θ−2π/3)・sinωt …(13)
(数14)
dC=2C2sin(θ−4π/3)・sinωt …(14)
さらに、例えば、2相レゾルバ、4相レゾルバなどの他の種類のレゾルバを用いる場合には、それぞれの場合に合わせて適宜検出回路部40の構成を変更すればよい。
また、上述の説明においては励磁信号が単極レゾルバ20及び多極レゾルバ30の双方に供給される構成となっているが、本発明はこれに限られるものではなく、励磁信号が単極レゾルバ20又は多極レゾルバ30の何れかに供給されるように選択的に切り換えることにより、レゾルバ相互間の磁気的干渉を防止するようにしてもよい。
図8はディジタル変換されたレゾルバ信号を表すものである。位置検出回路44として12ビット仕様の変換器を用いると、2相のABS信号は同図(B)に示すように、レゾルバロータ1回転あたり4096(=212)パルスのディジタル角度信号φに変換される。つまり、ABS信号は単極レゾルバ20が一回転する間に、0から4095までカウントアップされたディジタル値となる。一方、2相のINC信号は同図(A)に示すように、レゾルバロータ1回転あたり4096×160(極歯35の総数)=655360パルスのディジタル角度信号φに変換される。つまり、INC信号は、多極レゾルバ30が一回転する間に、0から4095までのカウントアップが160回繰り返されたディジタル値となる。
同図において、offset値とは、ABS信号の基本成分波の始点に相当する回転角0度を基準とした場合に、INC信号の160周期の基本波成分のうち一つの基本波成分とのずれの値のことである。
CPU61はこれらのディジタル角度信号φを取り込み、ダイレクトドライブモータ10の回転角度位置を演算する。2相のABS信号が位置検出回路44でディジタル信号に変換されたディジタル角度信号φの値をabsとし、2相のINC信号が位置検出回路44でディジタル信号に変換されたディジタル角度信号φの値をincとすれば、回転角度位置は、(15)式の演算により求めることができる。補正量記憶メモリ63に後述の補正量が記憶されている場合は、absの値は補正後の値を用いる。
(数15)
abs×160+(2048−inc)+offset値 …(15)
CPU61は、パワーアンプ62を介してダイレクトドライブモータ10に電力を供給するように、回転角度位置信号を出力する。
なお、レゾルバ信号からディジタル角度信号φを得るためには、必ずしもハードウェア(3/2相変換器、位置検出回路など)で処理する必要はなく、レゾルバ信号をA/D変換し、ソフトウエアによる情報処理でディジタル角度信号φを得るように構成してもよい。
(2)本実施の形態による補正量算出処理及び補正処理
次に、かかる補正量記憶メモリ63に記憶させる上記補正量の算出処理及びこれに基づく単極レゾルバ20の出力の補正処理について説明する。かかる補正量の算出処理は、ダイレクトドライブモータ10の出荷前などに、ダイレクトドライブモータ10毎に行われる処理であり、単極レゾルバ20の出力の補正処理は、その後のダイレクトドライブモータ10の使用時に行われる処理である。
まず上記補正量の算出処理の原理について説明する。ダイレクトドライブモータ10におけるコギングトルクの発生箇所は、モータ部16の回転子14(ロータ磁石)及び固定子15側のスロットの位置関係により決まる。例えば、UVWの3相をもつスロットのある相に対し、回転子14(ロータ磁石)が1極対(S極及びN極それぞれ1個)分の回転を及ぼす角度をモータ電気角の360度とした場合、図9に示すように、このモータ電気角の0〜360度の範囲内において6箇所のコギングトルクの変動が発生する。これはモータ電気角の360度毎に6箇所の安定位置が存在することを意味する。
そこで、コギングの安定位置(以下、これをコギング安定位置と呼ぶ)を狙って単極レゾルバ20の出力を測定するようにすれば、モータ部16のサーボをオフした場合においてもコギングトルクの影響によってダイレクトドライブモータ10の回転軸12が回転するのを防止でき、この結果、単極レゾルバ20の出力を補正するための補正量を取得する際のコギングによる悪影響を未然かつ有効に防止して、単極レゾルバ20の出力誤差を精度良く検出することができる。
なお、以下においては、モータ部16が11極対(S極及びN極を合わせて22極)で3相のモータであるものとして説明する。従って、本実施の形態によるダイレクトドライブモータ10(モータ部16)の場合、図10に示すモータ電気角の0〜360度分の範囲内に6箇所のコギング安定位置が存在することとなり、機械角度の0〜360度の範囲内では、その11倍の66箇所のコギング安定位置が存在することになる。つまり、このダイレクトドライブモータ10では、機械角度の5.45(=360/66)度毎にコギング安定位置が存在することになる。
そこで、本実施の形態においては、5.45度毎に単極レゾルバ20の出力誤差を測定し、これらの測定ポイント(各コギング安定位置)におけるかかる単極レゾルバ20の出力の補正量を順次取得するようにする。
図11は、このような補正量の取得処理に関するCPU61の一連の処理手順を示すものである。CPU61は、ステップS1において電源ONとなったことを検出すると、続くステップS2において単極レゾルバ20の出力に基づくディジタル角度信号φの値absを読み取る。単極レゾルバ20の出力を読み取ったら、ステップS3に進んで、単極レゾルバ20の位置信号absが0となる位置に最も近く、かつコギングトルクが発生しない位置までの回転指令をパワーアンプ62に与えてモータ72を回転させる。このような位置は設計により定めることができるので、予めCPU61に与えておくことは可能である。なお、この位置をモータ72のコギング安定位置となるように設計すると、その後の測定を行い易くすることができる。
次に、ステップS4以降の誤差測定処理に移行する。具体的には、モータのロータを5.45度ずつ回転させ、その位置毎の多極レゾルバ30の出力を基準とした単極レゾルバ20の出力誤差を測定する。図11の例では、CPU61は、まずステップS5において、5.45度の回転指令信号をパワーアンプ62に与え、次のコギング安定位置までモータ72を回転させる。その際の位置決めは、多極レゾルバ30の出力に基づくディジタル角度信号φの値incをもとに行うことにより、真値に近い位置決めが可能である。
またCPU61は、続くステップSP6において、回転後の位置における単極レゾルバ20の位置信号absを読み込む。そしてステップS7において、真値との差を算出し、単極レゾルバ20の誤差Eとする。次にステップS8において、上記単極レゾルバの誤差に基づいて補正量データを作成する。具体的には、n回目の測定における単極レゾルバの誤差E(n)と、前回の測定における単極レゾルバの誤差E(n−1)の平均値を算出し、これを補正量とする。
さらにCPU61は、ステップS9において、作成した補正量データを補正量記憶メモリ63に記憶させる。この後、CPU61は、以上の動作を繰り返し、1周分(この実施の形態では66箇所)の位置決め、測定及び補正量データの作成が終了したら(ステップS10:YES)、一連の処理を終了する。
図12は、CPU61の位置検出処理ルーチンを記述したフローチャートである。上記の処理によって算出及び記憶された補正量データに従って、アブソリュート位置が補正される。
すなわちCPU61は、ステップS11において電源がONとなったことを検出すると、続くステップS12において、その位置における単極レゾルバ20の出力を取り込む。詳しくは、発信器51から出力される励磁信号が単極レゾルバ20に供給され、回転角度位置に対応したリラクタンスが電流信号として検出回路部40に供給される。検出回路部40ではこの電流信号を電流/電圧変換器41aで電圧信号に変換した後、3/2相変換器42aによって2相信号に変換し、アナログスイッチ43に供給する。CPU61はアナログスイッチ43を通過すべき信号として2相のABS信号を選択するようにABS/INC切換信号を出力する。2相のABS信号はアナログスイッチ43を通過してRDC44でディジタル信号に変換され、ディジタル角度信号φとしてCPU61に供給される。CPU61はこのディジタル角度信号φの値をabsとして取得する。
次にステップS13において、CPU61は、上記補正量データを補正量記憶メモリ63から読み取り、この補正量に基づいてアブソリュート位置データを補正する。つまり、補正量が正であれば、単極レゾルバに基づくディジタル角度信号の値absから補正量を差し引く。
そしてCPU61は、続くステップS14において、多極レゾルバ30の出力を取り込む。詳しくは、発信器51から出力される励磁信号が多極レゾルバ30に供給され、回転角度位置に対応したリラクタンスが電流信号として検出回路部40に供給される。検出回路部40ではこの電流信号を電流/電圧変換器41bで電圧信号に変換した後、3/2相変換器42bによって2相信号に変換し、アナログスイッチ43に供給する。CPU61はアナログスイッチ43を通過すべき信号として2相のINC信号を選択するようにABS/INC切換信号を出力する。2相のINC信号はアナログスイッチ43を通過してRDC44でディジタル信号に変換され、ディジタル角度信号φとしてCPU61に供給される。CPU61はこのディジタル角度信号φの値をincとして取得する。
以上の処理により、電源投入直後のアブソリュート位置を正確に得ることができる。アブソリュート位置は、電源投入直後のみ必要な情報であり、以降の駆動はincつまり多極レゾルバの位置信号を用いた駆動となる。そしてCPU61は、この後電源OFFを検知すると(ステップS15)、この処理手順を終了する。
このように本実施の形態においては、単極レゾルバ30の出力誤差をコギング安定位置において測定し、この測定結果に基づいて補正量を算出するようにしているため、モータ部16に対するサーボをオフした場合においてもコギングトルクの影響によってダイレクトドライブモータ10の回転軸12が回転することがなく、コギングに起因する悪影響を未然かつ有効に防止して、単極レゾルバ20の出力を補正するための補正量データとして精度の良いデータを得ることができる。従って、本実施の形態によるモータシステムでは、この補正量に基づいて、単極レゾルバ30の出力を精度良く補正することができる。
また本発明によるモータシステムでは、単極レゾルバ20の出力を補正するため、例えば特公平8−1388号公報のように外部基準を用いることなく自らのシステム機能によってアブソリュート補正を行うことができる。かくするにつき、簡単な構成でアブソリュート機能を高精度に実現することができ、超高分解能とアブソリュート機能の両立が可能となる。また組立て時のメカ的誤差の許容度が増し、製造工程を簡略化することができる。
さらに最終ユーザによる補正が可能であり、ドライバ等に故障が起きた際などの交換も図11について上述した処理を1度実施することで対応可能であることから、メンテナンス性が高い。さらに過大な衝撃が加わって絶対精度が悪化した場合にもモータごと交換する必要がないため、その場での修正が可能となる。
(3)他の実施の形態
なお、上述の実施の形態においては、ダイレクトドライブモータ10に組み込まれる少極レゾルバ及び多極レゾルバとして、単極レゾルバ20と多極レゾルバ30を備える構成を例示したが、本発明はこれに限られるものではなく、任意の異種レゾルバをダイレクトドライブモータ10に組み込む場合にも適用できる。
また上述の実施の形態においては、単極レゾルバ20の出力を補正するための補正量データの取得を5.45度毎に行うようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、コギングトルクが発生する5.45度の倍数角度毎、例えば5.45度の2倍の10.9度毎や5.45度の3倍の16.35度毎に単極レゾルバ20の出力を補正するための補正量データの取得を行うようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、本発明を、回転角度を検出するレゾルバ装置に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、直線型のモータに応用することもできる。
本発明は、ダイレクトドライブモータに用いられる角度位置検出装置のほか、これ以外のPMモータに用いられる角度位置検出装置に広く適用することができる。
本実施の形態によるダイレクトドライブモータの構成を示す断面図である。 単極レゾルバの構成を示す平面図である。 単極レゾルバのステータスコイルの結線図である。 多極レゾルバの構成を示す平面図である。 多極レゾルバのステータスコイルの結線図である。 角度位置検出装置におけるドライブユニットの構成を示すブロック図である。 検出回路部のハードウェア構成を示すブロック図である。 ディジタル変換されたレゾルバ信号の波形を示す波形図である。 コギングトルクの説明に供する概念図である。 位置検出座標とモータ座標との関係を示す概念図である。 補正量算出処理手順を示すフローチャートである。 位置検出処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10……ダイレクトドライブモータ、20……単極レゾルバ、30……多極レゾルバ、40……検出回路部、41……電流/電圧変換器、42……3/2相変換器、43……アナログスイッチ、44……位置検出回路、50……サーボドライバ、60……ドライブユニット、61……CPU、63……補正量記憶メモリ。

Claims (4)

  1. コギングトルクを発生するモータの回転軸の回転角度を検出する角度検出装置において、
    それぞれ前記モータの前記回転軸の回転角度位置に応じた信号を出力するように構成され、互いに異なる極数を有する複数のレゾルバと、
    前記複数のレゾルバのうちの多数極側の出力を基準とした少極側のレゾルバの出力誤差を所定の測定ポイント毎に測定し、当該測定結果に基づいて前記測定ポイント毎の補正量を取得する補正量取得手段と、
    取得した前記補正量を記憶する記憶手段と、
    各前記測定ポイント毎に、前記記憶手段に記憶された対応する前記補正量に基づいて、前記少極側のレゾルバの出力を補正する補正手段と
    を備え、
    各前記測定ポイントは、
    それぞれ前記モータの前記回転軸が前記コギングトルクの影響を受けない回転角度位置である
    ことを特徴とする角度検出装置。
  2. 前記少極側のレゾルバの基準位置が、前記前記モータの前記回転軸が前記コギングトルクの影響を受けない前記回転角度位置に設定された
    ことを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
  3. コギングトルクを発生するモータの回転軸の回転角度を検出する角度検出方法において、
    それぞれ前記モータの前記回転軸の回転角度位置に応じた信号を出力するように構成され、互いに異なる極数を有する複数のレゾルバのうちの多数極側の出力を基準とした少極側のレゾルバの出力誤差を所定の測定ポイント毎に測定し、当該測定結果に基づいて前記測定ポイント毎の補正量を取得して記憶する第1のステップと、
    各前記測定ポイント毎に、前記記憶手段に記憶された対応する前記補正量に基づいて、前記少極側のレゾルバの出力を補正する第2のステップと
    を備え、
    各前記測定ポイントは、
    それぞれ前記モータの前記回転軸が前記コギングトルクの影響を受けない回転角度位置である
    ことを特徴とする角度検出方法。
  4. 前記少極側のレゾルバの基準位置が、前記前記モータの前記回転軸が前記コギングトルクの影響を受けない前記回転角度位置に設定された
    ことを特徴とする請求項3に記載の角度検出方法。
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