JP2000081344A - 高精度vr型レゾルバ - Google Patents

高精度vr型レゾルバ

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JP2000081344A
JP2000081344A JP11114810A JP11481099A JP2000081344A JP 2000081344 A JP2000081344 A JP 2000081344A JP 11114810 A JP11114810 A JP 11114810A JP 11481099 A JP11481099 A JP 11481099A JP 2000081344 A JP2000081344 A JP 2000081344A
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Masaki Kuwabara
昌樹 桑原
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NSK Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】N相VR型レゾルバのロータ歯数に対するステ
ータの極数を選定することにより容易に製造できる高精
度のVR型レゾルバを提供する。 【解決手段】先端部に複数の極片歯11を有する極片1
2を円周等分に複数有して固定支持され、各極片12に
相数Nのコイルを巻回してなる環状のステータ10と、
このステータの極片歯11に対向して円周方向に形成さ
れた歯21を有してステータ10と同心に相対回転自在
に支持された環状のロータ20とを備えたN相VRレゾ
ルバに置いて、ロータ20の歯数に対するステータ10
の極数を下記(1)及び(2)式の何れかを用いて算定
する。 ステータ極数=ロータ歯数/(M+1/N) ……
……(1) ステータ極数=ロータ歯数/{M+(N−1)/N}
…………(2) 但し、ステータ極数はNの倍数で且つ偶数、Mは1〜3
の整数である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はVR型レゾルバに係
り、特に、ダイレクトドライブモータ(DDモータ)の
位置検出器として好適な高精度のVR型シンクロレゾル
バに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の位置検出器としては、例
えば特公平7−44813号公報に記載されたものがあ
る。このVR型シンクロレゾルバは、図15に示すよう
に、環状のレゾルバステータ10の内側に、環状のレゾ
ルバロータ20を組み合わせたインナロータタイプのも
ので、ステータ10は先端部に複数の極片歯11を有す
る極片(ポール)12を円周方向に等間隔に複数(例え
ば18ポール)設けると共に各極片12にコイル13を
巻回して固定支持されている。前記ロータ20は、ステ
ータ10の極片歯11に対向して円周方向に極片歯と同
じピッチで形成された多数の歯21(例えば150歯)
を有してステータ10同心に配し相対回転自在に支持さ
れている。そして、レゾルバステータ10の各極片12
に巻かれたコイル巻線13が、図16に示すように電気
的に120°位相を異ならせた3相交流のA相,B相,
C相にそれぞれ接続され、モータのコイルの相に対応し
ている。このレゾルバステータ10の電気的に隣り合う
極片12,12のそれぞれの位相が互いに120°とな
るように、レゾルバステータ10の各極片歯11は、レ
ゾルバロータ20の歯21のピッチの整数倍から1/3
ピッチずらされている。
【0003】いま、レゾルバロータ20が図外のモータ
ロータと同期回転すると、レゾルバロータ20の歯21
とレゾルバステータ10の極片歯12との間の空隙(エ
アギャップ)中のリラクタンスがレゾルバロータ20の
位置の変化に応じて変化し、その変化に応じた電流がレ
ゾルバステータ10のコイル巻線13に流れる。その電
流を変調信号として検出することにより回転角度位置又
は回転速度を検出する。レゾルバロータ20がその1歯
分回転すると、レゾルバステータ10側では電気角36
0°相当の次のような変調信号が検出される。
【0004】A相=a・sin(θ)sin(wt) B相=a・sin(θ−120)sin(wt) C相=a・sin(θ−240)sin(wt) 例えば、レゾルバロータ20の歯数が150の場合は、
その1回転で上記A,B,C相の信号が150サイクル
得られる。得られた3相の信号を電気回路で2相変換し
てcos信号とsin信号としたものをRDC(レゾル
バデジタルコンバータ)に入力して位置信号とし、これ
をDDモータにフィードバックすることにより、その回
転速度や回転角度(位置)を正確に制御することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなVR型レゾ
ルバにあっては、高分解能を得るためにそのロータの歯
数が120,150,160などと多くしてあり、しか
もレゾルバのラミネーションの歯先形状はVRモータラ
ミネーションと同様の角形状をしているために、レゾル
バが小径であるほど加工精度が厳しくなって歯ピッチ誤
差等が生じやすい。歯のピッチ誤差は累積して回転位置
検出の全周累積精度を悪化させ、レゾルバの静止角度誤
差の原因になる。
【0006】図17は、上記従来のレゾルバロータ20
の歯数150、レゾルバステータ10の極片12の数
(以下、単に極数という)を18ポールとしたVR型レ
ゾルバにおける、ロータ1回転の全周(絶対)精度を、
ロータリーエンコーダを使用して測定し、X−Yプロッ
タにて記録した例である。その精度は31.66秒すな
わち約32秒であった。この精度をより向上させる手段
としては、円周等分に配設したレゾルバステータの極数
を増やすことが考えられる。これにより、レゾルバロー
タの歯ピッチ誤差等の影響が平均化されて少なくなり、
全周精度の一層の高精度化が達成される筈である。そこ
で、次の二点に留意して、上記VR型レゾルバにおける
レゾルバステータの極数(18ポール)の増加の可否を
検討してみる。
【0007】3相レゾルバを構成するステータの極数
は、3の倍数で且つ偶数である。必ず偶数になる理由
は、ステータのコイル巻線の巻き方向が各極片毎にCW
(時計巻き),CCW(反時計巻き),CW,CCW…
…と交互になるためである。
【0008】レゾルバステータの隣合う極片同士の位
相が±120°(±1/3ピッチ)でなければならな
い。レゾルバロータの歯数が150歯である場合に、こ
の条件を満たし得るレゾルバステータの18ポール以上
のポール数と位相差との関係を、表1に示す。
【0009】
【表1】
【0010】表1から明らかなように、3相レゾルバが
構成できるステータ極数は、18ポールと90ポールの
みである。しかし90ポールとすると、レゾルバステー
タの極片の幅がレゾルバロータの歯幅(150歯の歯幅
は0.787mm)と同じ程度になってしまう結果、強
度的に製造上の問題が生じて実現は難しい。すなわち、
VR型レゾルバの検出精度をより一層向上させるのに、
レゾルバステータの極数を増やすことが好ましいが、レ
ゾルバロータの歯数如何により当該極数の増加に限界が
あり、高精度安定化が困難になるという問題点がある。
【0011】そこで本発明は、このような従来のVR型
レゾルバにおける一層の精度向上に関する未解決の課題
を解決するためになされたものであり、N相VR型レゾ
ルバのロータ歯数に対するステータの極数を選定するこ
とにより容易に製造できる高精度のVR型レゾルバを提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る高精度VR型レゾルバの発明は、
先端部に複数の極片歯を有する極片を円周等分に複数有
して固定支持されると共に各極片に相数Nのコイルを各
相毎に直列に巻回してなる環状のステータと、このステ
ータの前記極片歯に対向して円周方向に形成された歯列
を有してステータと同心に配し相対回転自在に支持され
た環状のロータとを備えたN相VR型レゾルバにおい
て、前記ロータの歯数に対するステータの極数を、相数
Nの倍数でなる偶数とし、且つ下記(1)式及び(2)
式の何れかにより算出した極数としたことを特徴とす
る。
【0013】 ステータ極数=ロータ歯数/(M+1/N) …………(1) ステータ極数=ロータ歯数/{M+(N−1)/N} …………(2) 但し、Mは1〜3の整数である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。いま、相数N=3相とし、変数M
=3とした場合につき、上記(1)式を適用して求めた
レゾルバステータの極数及びレゾルバロータ歯数を表2
に示す。
【0015】
【表2】
【0016】この表2の値からロータ数及びステータ極
数を選定することにより、高精度3相VR型レゾルバの
構成が簡単に得られる。因みに、選定するロータ歯数が
多いほど、ステータ極数が増加するためレゾルバの全周
精度が向上する。図1に示すレゾルバロータ(アウタロ
ータである)20は、表2の値に基づいて選定した歯数
160歯を有する。このロータ歯数160に対応するレ
ゾルバステータ10の極片12の数(極数)は48ポー
ルである。このロータ20とステータ10との組み合わ
せ図である図1に示すように、ステータ10の極片12
は、ロータ20の歯数(3+1/3)ケごとに1ポール
づつ存在している。それらの各極片12には、コイル巻
線13が巻かれるため、その巻線スペースを考慮したス
テータ10の各極片12には、1ポールにつき2ケずつ
の極片歯11が突設されている。このように(1)式に
よるステータ極数とロータ歯数との関係を用いてステー
タ10の極数を増やすことにより、隣合うステータの極
片12,12同士の中心角度を小さくできるから、VR
型レゾルバの多極化が容易に実現できる。なお、コイル
巻線13のスペースに問題がなければ、ステータ10の
各極片12の極片歯11の数は3ケであっても差し支え
ない。
【0017】この場合、ロータ20の歯21に対するス
テータ極片歯11のピッチずれ量は、1/Nであり、そ
れぞれ電気角0°で0/3歯(すなわち、ずれ無し)、
電気角+120°で1/3歯、電気角+240°で2/
3歯、電気角+360°(すなわち、次の0°の始点)
で3/3歯(1歯)となる。したがって、この3相VR
型レゾルバでは、1/3ピッチで電気角+120°(3
60/3)毎にずれた3相信号を検出する。
【0018】図1のレゾルバロータ20の歯数160
歯、レゾルバステータ10の極数を48ポールとした本
実施の形態のVR型レゾルバの全周精度をロータリーエ
ンコーダを使用して測定し、X−Yプロッタにて記録し
た例を図2に示す。その精度は3.77秒と極めて高精
度であった。
【0019】また、上記実施形態においては、変数M=
3に設定した場合について説明したが、これに限定され
るものではなく、変数M=2に設定したときには、ロー
タ歯数140でステータ磁極数60、ロータ歯数280
でステータ磁極数120を設定することができ、変数M
=1に設定すると、下記表3に示すように条件を満足す
るロータ歯数80、120、160、200、240及
び280でステータ磁極数を設定することができる。
【0020】
【表3】
【0021】さらに、上記実施形態においては、3相レ
ゾルバで、電気角+120°毎のステータ極配置をする
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、電気角−120°毎のステータ極配置をする場合も
可能であり、この場合には、前述した(2)式を適用し
てステータ極数を決定する。
【0022】この場合、変数M=3と設定した場合に
は、前述した表2におけるロータ歯数で、(2)式を満
足し、ステータ極数がNの倍数で且つ偶数であることの
条件を満足するのは、ロータ歯数220のときのステー
タ磁極数60のみであるが、変数M=2と設定した場合
には、ロータ歯数80でステータ磁極数30、ロータ歯
数160でステータ磁極数60、ロータ歯数240でス
テータ磁極数90の3つを選択することが可能となり、
さらに、変数M=1と設定した場合には、下記表4に示
すように全てのロータ歯数で条件を満足するステータ磁
極数を決定することができる。
【0023】
【表4】
【0024】この場合、ロータ20の歯21に対するス
テータ極片歯11のピッチずれ量は、−1/Nであり、
それぞれ電気角0°で0/3歯(すなわち、ずれ無
し)、電気角−120°で−1/3歯、電気角−240
°で−2/3歯、電気角−360°(すなわち、次の0
°の始点)で−3/3歯(−1歯)となる。したがっ
て、この3相VR型レゾルバでは、−1/3ピッチで電
気角−120°(−360/3)毎にずれた3相信号を
検出する。
【0025】本発明のN相VR型レゾルバは、上述のよ
うに、±1/Nピッチで電気角(±360/N)°毎に
ずれたN相の信号を検出するものであり、3相以外の構
成にも適用できる。例えば、4相レゾルバの場合は±1
/4ピッチで電気角±90°毎にずれた4相の信号を検
出し、6相レゾルバの場合は±1/6ピッチで電気角±
60°毎にずれた6相の信号を検出する。かくして、本
実施形態によれば、変数Mを小さくする程、ステータ磁
極数を増加させて、レゾルバの全周精度を向上させるこ
とができる。
【0026】なお、前記実施の形態では、VR型レゾル
バのロータ及びステータに、DDモータのロータ及びス
テータと同一の積層板を用いているが、レゾルバロータ
とモータロータとの歯数が同一歯数であれば、特にレゾ
ルバステータの積層板をモータステータの積層板と同一
にする必要はない。また、ロータ歯数としては、上記に
限定されるものではなく、68、104、124、13
2等の任意の歯数を選択することができ、前記(1)式
又は(2)式で条件を満足するステータ磁極数を算出可
能であればよい。
【0027】(実施例)以下に、本発明の効果を明確に
するために、実施例と比較例とを対比して説明する。 実施例1:図3〜図5に、本発明の第1の実施例を示
す。 この実施例では、図3に示すレゾルバロータ20の歯2
1の歯数を120歯とした。これに対し、レゾルバステ
ータ10の極数は(1)式に基づいて36ポールに設定
し、その1ポール当たりの極片歯11の歯数は3ケとし
た。こうして製作した極数36ポールのレゾルバステー
タ10の組立図を図4、その巻線結線図を図5に示す。
【0028】比較例1:一方、レゾルバステータ10の
極片12の数が異なる比較例を製作して対比した。その
比較例1のVR型レゾルバは、レゾルバロータ20の歯
21の歯数を上記第1の実施例のもの(図3)と同じく
120歯としたが、レゾルバステータ10の極数は18
ポールと少なくし、かつ1ポール当たりの極片歯11の
歯数を6ケとした。図6にそのレゾルバステータの組立
図を、図7にその巻線結線図を示した。
【0029】本実施例1のVR型レゾルバの全周精度を
ロータリーエンコーダを使用して測定し、X−Yプロッ
タにて記録した例を図8に示す。その精度は16.53
秒と非常に高精度であった。これに対して、上記比較例
1の場合の精度は図9に示す通り39.08秒となり、
実施例1に比べて半分以下であった。
【0030】実施例2:レゾルバロータ20は、実施例
1と同じく歯数120歯とした。レゾルバステータ10
の方は、その極数は36ポールであるが、ただし1ポー
ル当たりの極片歯11の歯数を2ケとしたものを、別に
製作した。図10にそのレゾルバステータ10の組立図
を、図11にその巻線結線図を示した。
【0031】比較例2:これに対比する比較例2とし
て、比較例1と同じく歯数120歯のアウタロータタイ
プのレゾルバロータ20に、極数18ポールで1ポール
当たりの極片歯の歯数を6ケとしたレゾルバステータ1
0を組み合わせた従来タイプのVR型レゾルバを別に製
作した。
【0032】本実施例2のVR型レゾルバの全周精度を
ロータリーエンコーダを使用して測定し、X−Yプロッ
タにて記録したものを図12に示す。その精度は8.2
8秒と極めて高精度であった。これに対して、上記比較
例2の場合の精度は図13に示す通り32.78秒とな
り、実施例2の略1/4近くにすぎなかった。
【0033】以上、実施例1,2と比較例1,2とを比
べてわかるように、例えば、3相VR型レゾルバを構成
するのに、レゾルバ及びモータのロータ歯数を120と
した時、レゾルバステータの極数を従来のように18ポ
ールとするよりも、本発明の前記(1)式を適用してレ
ゾルバステータの極数を36ポールとした方が、より高
精度の全周精度を実現することができる。
【0034】ここで、本発明のVR型レゾルバの製造上
の利点を説明する。例えば上記実施例2のレゾルバステ
ータ10(1ポール当たりの極片歯11の歯数を2ケと
したもの)の場合、図14(a)に示すように、その極
片12の形状は、コイル巻線13の整列型巻きの採用を
可能にする。すなわち、形状にくびれがないので、型巻
きされたコイル巻線13(ボビン,空芯コイルなど)を
差し込む形で構成することができ、巻線方法の簡素化が
図れる。また、均一な巻線になるために、3相のバラン
スの崩れも最小限に抑えることができる。これに対し、
図14(b)に示すような、極片1ポール当たりの極片
歯11の歯数の多い一般的なレゾルバステータの場合に
は、コイル巻線13が極片12の根元に直巻きされてお
り、均一な巻線形状が出来にくい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、N相VR型レゾルバにおいて、レゾルバロ
ータの歯数に対するレゾルバステータの極数を、 ステータ極数=ロータ歯数/(M+1/N) …………(1) ステータ極数=ロータ歯数/{M+(N−1)/N} …………(2) 但し、ステータ極数はNの倍数で且つ偶数、Mは1〜3
の整数である の何れかの式により算出した極数としたことにより、レ
ゾルバステータの極数を限界まで増やすことなく、絶対
精度10秒以下での位置決めが可能という極めて高精度
のVR型レゾルバが容易に得られるという効果を奏す
る。
【0036】また、VR型レゾルバのリップルは、その
加減速時や一定速度時に発生する振動に影響するのであ
るが、レゾルバの精度を上記のように向上させたことに
より、当該リップルの発生が抑制できて低振動化が達成
できるという効果が得られる。
【0037】さらに、高精度が得られることから、検出
器誤差に起因するモータ駆動時の騒音が大幅に低減でき
るという効果も得られる。またさらに、レゾルバステー
タの極片歯数を減らすことができて、レゾルバ巻線巻線
方法の簡素化が可能になると共に、均一な巻線になるた
めに3相のバランスの崩れも最小限に抑えることができ
るという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるレゾルバロータ
とステータとの組合せを説明する模式図である。
【図2】図1のVR型レゾルバの全周精度測定結果を示
すグラフである。
【図3】第1の実施例のレゾルバロータラミネーション
の略図である。
【図4】そのレゾルバステータの組立図である。
【図5】図4の巻線結線図である。
【図6】比較例のレゾルバステータの組立図である。
【図7】その巻線結線図である。
【図8】第1の実施例の全周精度測定結果を示すグラフ
である。
【図9】その比較例の全周精度測定結果を示すグラフで
ある。
【図10】第2の実施例のレゾルバステータの組立図で
ある。
【図11】その巻線結線図である。
【図12】第2の実施例の全周精度測定結果を示すグラ
フである。
【図13】その比較例の全周精度測定結果を示すグラフ
である。
【図14】レゾルバステータの巻線とステータ極片形状
との関係を説明する模式図で、(a)は本発明の2歯極
片、(b)は一般的な多数歯極片である。
【図15】従来のレゾルバロータとステータとの組合せ
を説明する模式図である。
【図16】レゾルバロータの回転でレゾルバステータの
巻線を流れるA,B,C相の変調信号を示す概要図であ
る。
【図17】従来のVR型レゾルバの全周精度測定結果を
示すグラフである。
【符号の説明】
10 (レゾルバ)ステータ 11 極片歯 12 極片 13 コイル巻線 20 (レゾルバ)ロータ 21 歯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に複数の極片歯を有する極片を円
    周等分に複数有して固定支持されると共に各極片に相数
    Nのコイルを各相毎に直列に巻回してなる環状のステー
    タと、このステータの前記極片歯に対向して円周方向に
    形成された歯列を有してステータと同心に配し相対回転
    自在に支持された環状のロータとを備えたN相VR型レ
    ゾルバにおいて、前記ロータの歯数に対するステータの
    極数を、相数Nの倍数でなる偶数とし、且つ下記(1)
    式及び(2)式の何れかにより算出した極数としたこと
    を特徴とする高精度VR型レゾルバ。 ステータ極数=ロータ歯数/(M+1/N) …………(1) ステータ極数=ロータ歯数/{M+(N−1)/N} …………(2) 但し、Mは1〜3の整数である。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006023210A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Nsk Ltd レゾルバ及びそのステータの軸芯位置調整方法、スタータコイルの位置調整方法、及び絶対精度測定方法
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