JPH0730944B2 - 多室形空気調和機の制御装置 - Google Patents

多室形空気調和機の制御装置

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JPH0730944B2
JPH0730944B2 JP63011213A JP1121388A JPH0730944B2 JP H0730944 B2 JPH0730944 B2 JP H0730944B2 JP 63011213 A JP63011213 A JP 63011213A JP 1121388 A JP1121388 A JP 1121388A JP H0730944 B2 JPH0730944 B2 JP H0730944B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は1台の室外ユニットに複数台の室内ユニット
を接続したいわゆる多室形空気調和機において、異常発
生後の異常解除装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の多室形空気調和機の制御装置を示すブロ
ック図である。図において(1)は室外ユニット、(2
1)(22)…は室内ユニット、(31)(32)…はリモー
トコントロールユニット、(4)は伝送線、(5a),
(5b),(5c)はプログラムメモリ(6a)(6b)(6
c)、出力部(7a)(7b)(7c)、CPU(8a)(8b)(8
c)、入力部(9a)(9b)(9c)を有するマイクロコン
ピュータ、(10a)(10b)(10c)は伝送部、(11)は
保護装置、(12a)(12b)はリレー、(13)は運転スイ
ッチ、(14)は異常表示装置である。
次に動作について説明する。CPU(8a)(8b)(8c)は
プログラムメモリ(6a)(6b)(6c)から読み出したプ
ログラムに従って動作する。
まず、リモートコントロールユニット(31)の運転スイ
ッチ(13)を入とすれば、マイクロコンピュータ(5c)
は入力部(9c)を介してCPU(8c)へ読み込み、出力部
(7c)より伝送部(10c)へ運転入信号を注入する。伝
送部(10c)から伝送線(4)を介して室外ユニット
(1)および室内ユニット(21)へ運転入信号が伝達さ
れる。室外機ユニット(1)および室内ユニット(21)
はそれぞれ伝送線(4)、伝送部(10a),(10b)、入
力部(9a)(9b)よりCPU(8a)(8b)へ運転入信号が
伝達されそれぞれ出力部(7a)(7b)を介してリレー
(12a)(12b)を駆動し運転を開始する。
複数存在する室内ユニット(21)(22)…に対応するリ
モートコントロールユニット(32)(32)…のうちいず
れに対しても上記と同様の動作となる。ここで、室外ユ
ニット(1)の保護装置(11)が動作した場合、入力部
(9a)を介して保護装置(11)の作動を検知したCPU(8
a)は出力部(7a)を介してリレー(12a)を消勢し停止
状態とする。同時に、出力部(7a)、伝送部(10a)、
伝送線(4)より異常停止信号を送信する。
この異常停止信号は室内ユニット(21)およびリモート
コントロールユニット(31)の伝送部(10b)(10c)、
入力部(9b)(9c)を介してCPU(8b)(8c)に伝達さ
れ全ての室内ユニット(21)(22)…ではCPU(8b)が
出力部(7b)を介してリレー(12b)を消勢し停止す
る。
全てのリモートコントロールユニット(31)(32)…で
はCPU(8c)が出力部(7c)を介して、異常表示装置(1
4)へ異常を表示する。
この異常停止状態を脱し、運転を再開するには全てのリ
モートコントロールユニット(31)(32)…の運転スイ
ッチ(13)を切とすることにより異常はリセツトされ、
再度運転スイッチ(13)を入とすることにより復帰す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の多室形空気調和機の制御装置は以上のように構成
されているので、多室形空気調和機が異常停止に陥った
後、異常復旧後運転を再開するためには、全てのリモー
トコントロールユニットの運転スイッチを切とせねばな
らず、多くの労力を要するばかりでなく、リモートコン
トロールユニットが操作できない状態であれば運転再開
は不可能となる欠点があった。また、リモートコントロ
ールユニットの運転スイッチを切とした後入とした場
合、送信タイミングによっては送信されない場合があり
運転の再開ができないという欠点もあった。
さらに、操作できないリモートコントロールユニットが
存在する場合には電源遮断し、復旧するわけであるが、
この場合検知した異常内容も解除され、異常内容がわか
らないという問題点があった。
この発明は上記のような欠点を解消するためになさたれ
もので異常復旧時の運転再開が容易に行なえる多室形空
気調和機の制御装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る多室形空気調和機の制御装置は、1台の
室外ユニットに接続配管を介して複数台の室内ユニット
を接続し、少なくとも2台以上のリモートコントロール
ユニットを有し、上記室外ユニット、上記室内ユニット
及び上記リモートコントロールユニット間を伝送線で結
び、信号の授受を可能とした多室形空気調和機におい
て、上記リモートコントロールユニットの運転指令信号
をデータメモリに記憶する手段と、異常停止時、上記デ
ータメモリに記憶されたリモートコントロールユニット
の運転指令信号と、送信されて来たリモートコントロー
ルユニットの運転指令信号を比較する手段とを上記室外
ユニットに備え、少なくとも1台のリモートコントロー
ルユニットの運転指令信号が運転入指令から運転切指令
へ変化したと、上記両手段に基づき判断される時、異常
停止状態を解除するようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、異常復旧時、少なくとも1台のリ
モートコントロールユニットを操作することにより異常
のリセツトができる。また、上記両手段を室外ユニット
に備えているので、異常復旧時、空気調和機の発停信号
であるリモートコントロールユニットの運転入指令及び
運転切指令のみで制御でき、制御信号として新規な信号
を設ける必要がなく、たとえば、室内ユニットまたはリ
モートコントロールユニットに上記両手段を備えた場合
のように、制御信号として運転入指令及び運転切指令に
加えて運転から停止に変化した信号も新たに必要になる
等による信号量の増加により他信号の送信が妨げられ応
答性が悪化する事態が生じず、かつ、上記両手段を全室
内ユニットまたは、リモートコントロールユニットに備
えることによるコストアップがない。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による多室形空気調和機の制御
装置を示すブロック図、第2図はその動作を示すフロー
チャートである。
図において符号(1)〜(14)は第3図に示した従来の
多室形空気調和機の制御装置のブロック図と同一であ
り、(15)はデータメモリである。
次に動作について説明する。運転開始,異常停止時の動
作は従来の実施例と同一である。リモートコントロール
ユニット(31)から伝送線(4)を介して伝達される運
転指令信号は室外ユニット(1)の伝送部(10a),入
力部(9a),CPU(8a)をへてデータメモリ(15)に記憶
される。保護装置(11)が作動し、異常停止に陥った場
合リレー(12a)が消勢されるため保護装置(11)は復
旧する。
ここで、1台のリモートコントロールユニット(31)の
運転スイッチ(13)を入状態から切状態に変化させた場
合、入力部(9c)を介してCPU(8c)が運転スイッチの
変化をとらえ、出力部(7c),伝送部(10c)より伝送
線(4)へ運転切指令信号を送信する。室外ユニット
(1)では伝送線(4),伝送部(10a),入力部(9
a)を介してリモートコントロールユニット(31)から
の運転指令信号を得たCPU(8a)はデータメモリ(15)
より、リモートコントロールユニット(31)からの受信
前の運転指令信号を読み出し、比較し運転入指令から切
指令へ変化していれば異常停止状態を解除し、出力部
(7a)を介してリレー(12a)を付勢する。
同時に出力部(7a),伝送部(10a)を介して伝送線
(4)へ異常解除信号を送信する。全ての室内ユニット
(21)(22)…およびリモートコントロールユニット
(31)(32)…は伝送線(4),伝送部(10b)(10
c),入力部(9b)(9c)よりCPU(8b)(8c)へ異常解
除を伝える。CPU(8b)(8c)は出力部(7b)(7c)を
介して、室内ユニット(21)(22)…はリレー(12b)
を付勢し、リモートコントロールユニット(31)(32)
…は異常表示装置(14)を消灯し正常復帰する。
なお、上記実施例ではリモートコントロールユニット
(31)(32)…の運転スイッチ(13)の入状態から切状
態への変化を異常解除信号としたが新たに異常解除スイ
ッチを設けてもよい。
また室外ユニットが異常解除判定を行った例を示した
が、データメモリを室内ユニットまたはリモートコント
ロールユニットに備えることにより室内ユニットまたは
リモートコントロールユニットが異常解除判定および異
常解除動作を行ってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、異常停止状態の
解除において、リモートコントロールユニットの運転指
令信号をデータメモリに記憶する手段と異常時、上記デ
ータメモリに記憶されたリモートコントロールユニット
の運転指令信号と送信されて来たリモートコントロール
ユニットの運転指令信号とを比較する手段とを備え、少
なくとも1台のリモートコントロールユニットの運転指
令信号が入指令から切指令へ変化したと判断される時、
異常停止状態を解除するようにしたので、全てのリモー
トコントロールユニットを切るというわざわざ面倒な動
作を行うことなく異常解除を容易に行うことができると
共に、電源遮断する必要がないので発生した異常内容が
消えることなく、点検サービス時適確なサービスができ
る。
更に、上記両手段を室外ユニットに備えているので、空
気調和機の発停信号であるリモートコントロールユニッ
トの運転入指令及び運転切指令のみで制御でき、制御信
号として新規な信号を設ける必要がなく、たとえば、室
内ユニットまたはリモートコントロールユニットに上記
両手段を備えた場合のように、制御信号として運転入指
令及び運転切指令に加えて運転から停止に変化した信号
も新たに必要になる等による信号量の増加により他信号
の送信が妨げられ応答性が悪化する事態が生じず、か
つ、上記両手段を全室内ユニットまたは、リモートコン
トロールユニットに備えることによるコストアップがな
いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す多室形空気調和機の
制御装置を示すブロック図、第2図はその動作を示すフ
ローチャート、第3図は従来の多室形空気調和機の制御
装置を示すブロック図である。 (1)……室外ユニット、(21)(22)……室内ユニッ
ト、(31)(32)……リモートコントロールユニット、
(4)伝送線、(5a)(5b)(5c)……マイクロコンピ
ュータ、(6a)(6b)(6c)……プログラムメモリ、
(7a)(7b)(7c)……出力部、(8a)(8b)(8c)…
…CPU、(9a)(9b)(9c)……入力部、(10a)(10
b)(10c)……伝送部、(11)……保護装置、(12a)
(12b)……リレー、(13)……運転スイッチ、(14)
……異常表示装置、(15)……データメモリ。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1台の室外ユニットに接続配管を介して複
    数台の室内ユニットを接続し、少なくとも2台以上のリ
    モートコントロールユニットを有し、上記室外ユニッ
    ト、上記室内ユニット及び上記リモートコントロールユ
    ニット間を伝送線で結び、信号の授受を可能とした多室
    形空気調和機において、上記リモートコントロールユニ
    ットの運転指令信号をデータメモリに記憶する手段と、
    異常停止時、上記データメモリに記憶されたリモートコ
    ントロールユニットの運転指令信号と、送信されて来た
    リモートコントロールユニットの運転指令信号を比較す
    る手段とを上記室外ユニットに備え、少なくとも1台の
    リモートコントロールユニットの運転指令信号が運転入
    指令から運転切指令へ変化したと、上記両手段に基づき
    判断される時、異常停止状態を解除するようにしたこと
    を特徴とする多室形空気調和機の制御装置。
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JP2599586Y2 (ja) * 1992-10-26 1999-09-13 三浦工業株式会社 ボイラの遠隔管理装置
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