JPH0730914A - ディジタル色信号処理装置 - Google Patents

ディジタル色信号処理装置

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JPH0730914A
JPH0730914A JP17140893A JP17140893A JPH0730914A JP H0730914 A JPH0730914 A JP H0730914A JP 17140893 A JP17140893 A JP 17140893A JP 17140893 A JP17140893 A JP 17140893A JP H0730914 A JPH0730914 A JP H0730914A
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JP
Japan
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signal
output
color
color difference
circuit
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Application number
JP17140893A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tanaka
博司 田中
Kunihiko Fujii
邦彦 藤井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 標本化周波数fscの色差多重信号より標本化
周波数4fscの色差信号を簡易な構成で得ること、ま
た、得られた色差信号より色信号に変調する処理を簡易
な構成で行うことを目的とする。 【構成】 入力データを遅延回路12,13により遅延
し、入力データと遅延回路13の出力との補間演算を行
う演算回路14を設け、演算回路14の出力と遅延回路
13の出力との補間演算を行う演算回路15を設け、演
算回路14の出力と入力データとの補間演算を行う演算
回路16を設けることにより、入力データの4倍の標本
化周波数のデータを同時に得る。 【効果】 色差多重信号より色信号に変調する構成が簡
易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル的に色信号の
直交する2成分を処理する色信号処理回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】色差信号からNTSC色信号に変換する
ためには、色差信号の2成分R−Y,B−Y信号に対し
て色副搬送波で直交2相変調を施す。ここで、色信号は
以下の式で表される。
【0003】C=R(n)sinθ+B(n)cosθ 但し、θ=2πfsct、fscは色副搬送波周波数、R
(n)はR−Y信号の値、B(n)はB−Y信号の値である。
【0004】上式より色副搬送波の90°位相時、18
0°位相時、270°位相時、360°位相時の上記色
信号の標本値系列はそれぞれ R(0),−B(1),−R(2),B(3) となる。ここで、(0)(1)(2)(3)は標本化周波数4
scの標本値系列を表す。
【0005】標本化周波数fscの色差信号の2成分R−
Y,B−Yの標本値系列 R(0),R(4),R(8),・・・ B(0),B(4),B(8),・・・ を入力し、色信号に変調するためには、補間フィルタを
用いて標本化周波数を4fscに変換した2成分の標本値
系列 R(0),R(1),R(2),R(3),R(4),R(5),R(6)
(7),・・・ B(0),B(1),B(2),B(3),B(4),B(5),B(6)
(7),・・・ を生成し、これに対して符号反転、R,Bの選択等の処
理を施し色信号の標本値系列を生成する。
【0006】以下に、従来のディジタル色信号処理装置
について説明する。図3は従来のディジタル色信号処理
装置を示すブロック図である。
【0007】図4は従来のディジタル色信号処理装置の
動作を示すタイミング図である。まず、入力端子31に
入力される標本化周波数fscの色差多重信号はセレクタ
32、遅延回路33,34によって配列変換、時間遅延
の操作が行われる。ここで、遅延回路33,34はそれ
ぞれ入力に対して4fscの1クロック分の時間遅延の処
理を行う。演算回路35ではセレクタ32、遅延回路3
4の出力を入力し前記2入力の補間演算の結果を出力す
る。ここで、図4に示すように、演算回路35の出力で
は標本化周波数2fscの色差多重信号が得られる。
【0008】演算回路35から出力される標本化周波数
2fscの色差多重信号はセレクタ36、遅延回路37に
よりR−Y信号のみが取り出される。ここで、遅延回路
37は入力に対して4fscの1クロック分の時間遅延の
処理を行う。演算回路38ではセレクタ36、遅延回路
37の出力を入力し前記2入力の補間演算の結果を出力
する。ここで、図4に示すように、演算回路38の出力
では標本化周波数4f scのR−Y信号が得られる。
【0009】また、演算回路35から出力される標本化
周波数2fscの色差多重信号はセレクタ39、遅延回路
40によりB−Y信号が取り出され、さらに演算回路4
1により4fscの標本化周波数のB−Y信号に変換され
る。
【0010】演算回路38の出力は遅延回路42により
さらに4fscの1クロック分遅延され4fscの標本化周
波数のR−Y信号とB−Y信号の標本化系列のタイミン
グが合わせられる。このようにして得られた4fscの標
本化周波数のR−Y信号とB−Y信号はセレクタ43、
符号反転回路44、セレクタ45により前述した色信号
の標本値系列に変調される。以上の動作の様子を図4に
示す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、標本化周波数fscの色差多重信号からディジタ
ルフィルタにより標本化周波数2fscの色差多重信号に
変換した後、さらにR−Y,B−Y信号に分離してそれ
ぞれディジタルフィルタにて標本化周波数4fscの色差
信号に変換するため回路構成規模が大であるという問題
を有していた。
【0012】本発明は上記問題点を解決するもので、構
成簡易で回路規模の小型化を実現できるディジタル色信
号処理装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のディジタル色信号処理装置は、映像信号の色
副搬送波の周期で標本化された色信号の直交する2成分
R−Y,B−Y信号を時分割多重して伝送する色差多重
信号を入力し、直交する2成分に対しそれぞれ時系列的
に前後する第1,第2の標本値の補間演算を施す第1の
演算器と、前記第1の標本値と前記第1の演算器の出力
との補間演算を行う第2の演算器と、前記第2の標本値
と前記第1の演算器の出力との補間演算を行う第3の演
算器との構成を有している。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成により、fscの標本化周
波数の色差多重信号より4倍の標本化周周波数の色差信
号R−Y,B−Y信号の値を、第1,第2,第3の演算
器により同時に得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例におけるディジタ
ル色信号処理装置の構成を示すものである。
【0017】図2は本発明の一実施例におけるディジタ
ル色信号処理装置の動作を示すタイミング図である。
【0018】図1において、端子11に入力される標本
化周波数fscの色差多重信号は遅延回路12に入力さ
れ、さらにその出力は遅延回路13に入力される。遅延
回路12,13は2fscの1クロック分入力データを遅
延する。その結果、図2に示すように、端子11に入力
される色差多重信号と遅延回路13から出力される色差
多重信号とは前後する標本点のデータが同一時刻に出力
される。演算回路14では端子11のデータと遅延回路
13の出力を入力し2つの入力の補間演算を行い出力す
る。演算回路15では遅延回路13の出力と演算回路1
4の出力を入力し2つの入力の補間演算を行い出力す
る。演算回路16では端子11に入力されるデータと演
算回路14の出力を入力し2つの入力の補間演算を行い
出力する。ここで、演算回路15,14,16の出力で
は、前後の標本点のデータの(3A+B)/4,(A+
B)/2,(A+3B)/4の値を得ることができる。
その結果、遅延回路13,演算回路14,演算回路1
5,演算回路16の出力で前後する標本点のデータの4
倍の標本化周波数のデータを同時に得ることができる。
さらに、セレクタ17,18,20,22、遅延回路1
9、符号反転回路21の構成により4fscの標本化周期
の色信号のデータ系列を出力端子23に得ることができ
る。ここで、セレクタ17,18の制御入力a、セレク
タ20の制御入力b、セレクタ22の制御入力cの動作
を図2に示す。また、セレクタ17,18、遅延回路1
9、セレクタ20、符号反転回路21、セレクタ22の
出力動作の様子を図2に示す。
【0019】以上のように本実施例によれば、遅延回路
12,13により入力される色差多重信号の前後の標本
点のデータA,Bのタイミングを同時にし、その2つの
データに対して演算器15,14,16で(3A+B)
/4,(A+B)/2,(A+3B)/4の演算を行う
ことにより4倍の標本化周波数のデータを同時に取り出
すことができる。また、そのデータをセレクタ17,1
8,20,22、遅延回路19、符号反転器21により
配列変換と符号反転の操作をすることにより簡易な構成
で色差信号から色信号への変調が実現できる。
【0020】なお、本発明の一実施例では演算回路1
5,14,16という構成を示したが、端子11のデー
タと遅延回路13の出力を入力し2つの入力に対して、
(3A+B)/4,(A+B)/2,(A+3B)/4
の演算を施してそれぞれを出力する構成ならば他の構成
であってもよい(Aは端子11のデータ、Bは遅延回路
13の出力である)。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、時系列的に前後
する第1,第2の標本値の補間演算を施す第1の演算器
と、第1の標本値と第1の演算器の出力との補間演算を
行う第2の演算器と、第2の標本値と第1の演算器の出
力との補間演算を行う第3の演算器とを設けることによ
り、簡易な構成で、標本化周波数fscの色差多重信号よ
り、標本化周波数4fscの色差信号のデータを得ること
ができる。また、色差信号から色副搬送波で変調した色
信号のデータを簡易な構成で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディジタル色信号処
理装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施例におけるディジタル色信号処理装置の
動作を示すタイミング図
【図3】従来例におけるディジタル色信号処理装置の構
成を示すブロック図
【図4】従来例におけるディジタル色信号処理装置の動
作を示すタイミング図
【符号の説明】
11 色差多重信号入力端子 12,13,19 遅延回路 14,15,16 演算回路 17,18,20,22 セレクタ 21 符号反転回路 23 色信号出力端子 24 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の色副搬送波の周期で標本化さ
    れた色信号の直交する2成分R−Y,B−Y信号を時分
    割多重して伝送する色差多重信号を入力し、直交する2
    成分に対しそれぞれ時系列的に前後する第1,第2の標
    本値の補間演算を施す第1の演算器と、 前記第1の標本値と前記第1の演算器の出力との補間演
    算を行う第2の演算器と、 前記第2の標本値と前記第1の演算器の出力との補間演
    算を行う第3の演算器と、 色差多重信号、第1,第2,第3の演算器の出力と制御
    信号を入力し、その制御信号の値により色差多重信号、
    第1,第2,第3の演算器の出力を選択して出力するセ
    レクタと、 前記セレクタに制御信号を出力する制御回路と、を備え
    たディジタル色信号処理装置。
JP17140893A 1993-07-12 1993-07-12 ディジタル色信号処理装置 Pending JPH0730914A (ja)

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