JPH077740A - ディジタル映像信号処理回路 - Google Patents

ディジタル映像信号処理回路

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JPH077740A
JPH077740A JP14481893A JP14481893A JPH077740A JP H077740 A JPH077740 A JP H077740A JP 14481893 A JP14481893 A JP 14481893A JP 14481893 A JP14481893 A JP 14481893A JP H077740 A JPH077740 A JP H077740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
fsc
color difference
circuit
exclusive
Prior art date
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Pending
Application number
JP14481893A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mukogawa
寛 向川
Hiroyuki Yoshida
博行 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH077740A publication Critical patent/JPH077740A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路規模を縮小する。 【構成】4fscのクロックでサンプリングした色差信号
R−Y,B−Yはスイッチ12に供給されて、2fscクロ
ックで時分割多重される。スイッチ12の出力は排他的論
理和回路13によってfscクロックで極性反転され、fsc
周期のクロマ信号が得られる。このクロマ信号は遅延時
間が1/2fscの偶数倍の遅延器で構成されるディジタ
ルBPF14によって混色することなく帯域制限される。
加算器及び乗算器を用いることなく直交変調を行ってお
り、回路規模を縮小することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】本発明は、単板式のディジタルカ
メラに好適のディジタル映像信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像処理のディジタル化が検討さ
れており、ディジタルテレビジョン受像機、ディジタル
ビデオテープレコーダ及びディジタルビデオカメラ等が
開発されている。これらの機器において、システムクロ
ックとして、色副搬送波の基準となっているバースト信
号に位相同期した周波数が4fsc(fscは色副搬送波周
波数)のクロック(以下、4fscクロックという)を採
用するものがある。4fscクロックを採用した場合に
は、色復調においてクロックに同期したタイミングで色
成分をラッチすることにより、クロマ信号から容易にB
−Y,R−Y色差信号を復調することができ、色復調回
路の構成が簡単なものとなる。
【0003】図3はこのようなディジタル色信号を発生
するディジタル映像信号処理回路を示す回路図である。
また、図4はその動作を説明するための説明図である。
【0004】図示しないカメラからのR,G,B信号は
マトリクス回路(図示せず)によって輝度信号Yと色差
信号R−Y,B−Yとに変換される。色差信号R−Y,
B−Yは夫々LPF1,2に与えられて、0.5MHz
に帯域制限される。なお、色差信号は、図4に示すよう
に、4fscクロックによってサンプリングされている。
【0005】LPF1,2を通過した色差信号R−Yは
直交変調器3を構成する乗算器4に与えられる。乗算器
4は色差信号R−YとR−Y軸の90度の副搬送波(以
下、fscクロックという)とを乗算する。乗算器4の出
力は、図4に示すように、R−Y,0,−(R−Y),
0,R−Y,…が1/fsc周期で繰返されたものであ
る。また、乗算器5は色差信号B−Yと0度のfscクロ
ックとを乗算することにより、図4に示す1/fsc周期
の信号0,B−Y,0,−(B−Y),0,…を出力す
る。乗算器4,5の出力は加算器6において加算され、
加算器6からは図4に示すように、周波数fscのクロマ
信号R−Y,B−Y,−(R−Y),−(B−Y),R
−Y,…が得られる。
【0006】ところで、図3の回路では2個の乗算器
4,5と1個の加算器とを用いている。ところが、これ
らのディジタル回路は回路規模が極めて大きく、回路設
計上の大きな制約となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来のディジタル映像信号処理回路においては、回路規
模が極めて大きい乗算器及び加算器を用いていることか
ら、回路設計上の制約が大きいという問題点があった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、回路規模を縮小可能にして、設計の自由度
を向上させることができるディジタル映像信号処理回路
を提供することを目的とする。
【0009】[発明の構成]
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
映像信号処理回路は、色副搬送波周波数の4倍の周波数
のクロックを用いてサンプリングした色差信号R−Y,
B−Yを周波数が色副搬送波周波数の2倍のクロックを
用いて時系列に出力する切換手段と、この切換手段の出
力を色副搬送波周波数のクロックを用いて極性反転する
排他的論理和手段と、色副搬送波周期の1/2倍の偶数
倍の遅延時間で動作する遅延器を有し、前記排他的論理
和手段の出力を帯域制限するディジタル帯域通過フィル
タとを具備したものである。
【0010】
【作用】本発明において、色差信号R−Y,B−Yは、
切換手段によって、時系列に出力される。切換手段から
は色副搬送波周期の1/2倍の周期で時系列に多重され
た色差信号R−Y,B−Yが出力されることになり、排
他的論理和手段が色副搬送波周波数のクロックで切換手
段からの色差信号を極性反転することにより、色副搬送
波周期のクロマ信号が得られる。ディジタル帯域通過フ
ィルタの遅延器は、色副搬送波周期の1/2倍の偶数倍
の遅延時間で動作するので、色差信号R−Y,B−Yは
ディジタル帯域通過フィルタによって混色することなく
帯域制限される。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るディジタル映像信号処
理回路の一実施例を示す回路図である。
【0012】直交変調器11はスイッチ12及び排他的論理
和回路13によって構成されている。4fscクロックによ
ってサンプリングされた色差信号R−Y,B−Yはスイ
ッチ12に入力される。スイッチ12は周波数2fscのクロ
ック(以下、2fscクロックという)によって切換えら
れて、2入力を交互に排他的論理和回路13に出力する。
排他的論理和回路13はfscクロックも入力されており、
スイッチ12の出力とfscクロックとの排他的論理和を求
めてBPF14に出力するようになっている。
【0013】色差信号が4fscクロックでサンプリング
されているので、2fscクロックで色差信号R−Y,B
−Yを時分割多重し、排他的論理和回路13によって極性
反転させることにより、1fsc周期のクロマ信号が得ら
れる。
【0014】ディジタルのBPF14を構成する図示しな
い各遅延器は、1/2fscの偶数倍の遅延時間で動作す
る。即ち、直交変調器11から色差信号R−Y,B−Y,
−(R−Y),(B−Y)がfsc周期で時系列に入力さ
れることから、遅延器の遅延時間はZの−2n乗に設定
される。BPF14はフィルタ係数と各遅延器出力との乗
算結果を加算することにより、3.58MHz 帯に帯域
制限して出力する。
【0015】次に、このように構成された実施例の動作
について図2の説明図を参照して説明する。図2は各部
の信号を示している。
【0016】4fscクロックによってサンプリングされ
た色差信号R−Y,B−Yは夫々直交変調器11に与えら
れる。スイッチ12は2fscクロックで色差信号R−Y,
B−Yを切換選択することにより、図2に示すように、
色差信号R−Y,B−Y,…を1/2fsc周期で排他的
論理和回路13に出力する。排他的論理和回路13には1/
fsc周期のクロックも入力されており、排他的論理和回
路13は2入力の排他的論理和を求める。fscクロックを
スイッチ12の出力に対応して示すと、図2に示すように
0,0,1,1,…となり、結局、排他的論理和回路13
からは、図2に示すように、R−Y,B−Y,−(R−
Y),−(B−Y),…の1/fsc周期のクロマ信号が
得られる。
【0017】このクロマ信号はBPF14に入力される。
BPF14は、遅延器の遅延時間が1/2fscの偶数倍で
あることから、色差信号R−Y,B−Yは混色すること
がない。クロマ信号は、BPF14によって3.58MH
z 帯に帯域制限されて出力される。
【0018】このように、本実施例においては、スイッ
チ12が2つの色差信号を1/2fsc周期で切換えて時系
列に出力しており、従来と異なり、変調後に2つの色差
信号を合成する加算器は不要である。また、この時系列
信号から排他的論理和回路によってクロマ信号を得てお
り、従来と異なり、乗算器も不要である。このため、回
路規模を著しく縮小することができ、設計の自由度を向
上させることができる。BPF14は遅延器の遅延時間を
1/2fscの偶数倍に設定しているので、色差信号R−
Y,B−Yは混色することなく帯域制限される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路規模を縮小可能にして、設計の自由度を向上させるこ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル映像信号処理回路の一
実施例を示す回路図。
【図2】実施例の動作を説明するための説明図。
【図3】従来のディジタル映像信号処理回路を示す回路
図。
【図4】従来例の動作を説明するための説明図。
【符号の説明】
11…直交変調器、12…スイッチ、13…排他的論理和回
路、14…BPF

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色副搬送波周波数の4倍の周波数のクロ
    ックを用いてサンプリングした色差信号R−Y,B−Y
    を周波数が色副搬送波周波数の2倍のクロックを用いて
    時系列に出力する切換手段と、 この切換手段の出力を色副搬送波周波数のクロックを用
    いて極性反転する排他的論理和手段と、 色副搬送波周期の1/2倍の偶数倍の遅延時間で動作す
    る遅延器を有し、前記排他的論理和手段の出力を帯域制
    限するディジタル帯域通過フィルタとを具備したことを
    特徴とするディジタル映像信号処理回路。
JP14481893A 1993-06-16 1993-06-16 ディジタル映像信号処理回路 Pending JPH077740A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14481893A JPH077740A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 ディジタル映像信号処理回路

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JP14481893A JPH077740A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 ディジタル映像信号処理回路

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JPH077740A true JPH077740A (ja) 1995-01-10

Family

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JP14481893A Pending JPH077740A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 ディジタル映像信号処理回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6288890B1 (en) 1998-04-21 2001-09-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Capacitor and its manufacturing method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6288890B1 (en) 1998-04-21 2001-09-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Capacitor and its manufacturing method
US6751833B2 (en) 1998-04-21 2004-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of manufacturing laminated capacitors

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