JPH0822089B2 - ビツトリダクシヨンシステム - Google Patents

ビツトリダクシヨンシステム

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JPH0822089B2
JPH0822089B2 JP59210981A JP21098184A JPH0822089B2 JP H0822089 B2 JPH0822089 B2 JP H0822089B2 JP 59210981 A JP59210981 A JP 59210981A JP 21098184 A JP21098184 A JP 21098184A JP H0822089 B2 JPH0822089 B2 JP H0822089B2
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signal
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inverted
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JP59210981A
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裕 宮部
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はビデオ信号を伝送する場合等に用いて好適
なビットリダクションシステムに関する。
〔従来の技術〕 例えばNTSC信号をサンプリングして転送する場合、サ
ンプリング周波数として4fSC(fSCは3.58MHzのサブキャ
リア周波数)を用い、水平ブランキング期間及び垂直ブ
ランキング期間等の画像情報以外の点を無視すると、49
5×768×8ビットのデータ量となり、転送レートとして
は約91Mbit/SECの大量のデータとなる。そこでこのよう
な大量のデータを1/2,1/4等にリダクションする方法と
して、フレーム毎にサンプリングポイントを変えて複数
のフレームにて全ての画素を埋める方法、換言すれば、
時系列にマビキサンプリングを行ない、複数フレームの
合成により画面を構成するビットリダクション方式があ
る。この方式で、ビットリダクションの比率が例えば1/
2だと91÷2Mbit/SEC,1/4だと91÷4Mbit/SECとなり転送
するデータ量を軽減することができる。
第3図はビットリダクションの比率を1/2とした場合
の一例を示すもので、同図において○及び△印は各画素
のサンプリング点を表わす。そして、この場合、最初の
フレームで○印のサンプリング点のみ対応するデータを
転送し、次のフレームでは△印のサンプリング点のみ対
応するデータを転送し、最終的に合成する。
なお、このビットリダクション方式でドットインタレ
ースに分類される4フィールドで一巡するサブナイキス
トサンプリング手法が、NHK総合技術研究所より昭和59
年6月6日に発行された創立記念講演会予稿「高品位に
テレビの新しい伝送方式(MUSE)」に記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、NTSC信号の色信号(バースト信号を含む)
は通常フレーム毎に位相が逆転しているために、上述の
如きマビキサンプリングを行って合成すると色相情報が
欠落し、サブキャリアの連続性を維持できなくなり、色
相が合わなかったり色が付かなかったりする等の問題が
生じるおそれがある。
このことを第4図を参照して説明する。いま、バース
ト信号に対して45°進んでいる色信号を考えると、第1
フレームでは、第4図Aに示すように、○印の画素A1
A2,A3・・・がサンプリングされて、各画素に対応する
バースト信号と色信号の関係は後者が前者に対して45°
進んだものとなっている。次に第2フレームでは、第4
図Bに示すように、△印の画素B1,B2・・・がサンプリ
ングされて、各画素に対するバースト信号と色信号の関
係は上述同様後者が前者に対して45°進んだものとなっ
ている。
ところが、これ等の2フレームのバースト信号及び色
信号をそれぞれそのまま合成すると、バースト信号の合
成信号は第2フレームのバースト信号と同相の信号とな
る。しかし、色信号の合成信号は第2フレームの色信号
に対し90°遅れた信号となり、即ち、バースト信号の合
成信号に対し45°遅れた信号となる。つまり色信号の位
相情報が欠落(変化)したことを意味する。従って、映
像の色相が合わなかったり、映像に色が付かなかったり
する等の問題が生じる。
そこで、第2フレームのバースト信号及び色信号をそ
れぞれ位相反転してから、第1フレームのバースト信号
及び色信号にそれぞれ合成すれば、色信号の位相情報の
欠落が回避される。(第2図及び後述の説明参照)。
ところが、このように第2フレームのバースト信号及
び色信号をそれぞれ位相反転してから、第1フレームの
バースト信号及び色信号にそれぞれ合成すると、その各
フレームのバースト信号及び色信号の位相が同じにな
り、サブキャリアの連続性が保持できなくなる。
かかる点に鑑み、この発明は輝度信号及びフレーム毎
に位相が反転する色信号からなるビデオ信号のビットリ
ダクションシステムにおいて、色信号の位相情報の欠落
を回避することができると共に、サブキャリアの連続性
を保持することのできるシステムを提案しようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、ビデオ信号を輝度信号と色信号に分離す
る第1の分離手段(2)と、この分離された色信号をフ
レーム毎に反転して上記輝度信号に混合する第1の反転
手段(3),(4)と、この混合された信号を間歇的に
サンプリングして複数フレーム毎に合成するビットリダ
クション手段(8),(9)と、この合成された信号よ
り輝度信号と色信号を分離する第2の分離手段(12)
と、この分離された色信号をフレーム毎に反転して上記
輝度信号に混合する第2の反転手段(13),(14)とを
具備するように構成している。
〔作用〕
第1の分離手段(2)で入力されて来たビデオ信号を
輝度信号と色信号に分離し、分離された色信号をフレー
ム毎に第1の反転A(3),(4)で反転して分離され
た輝度信号に混合する。この混合した信号をビットリダ
クション手段(8),(9)で間歇的にサンプリングし
て複数フレーム毎に合成する。合成した信号を再度第2
の分離手段(12)で輝度信号と色信号に分離し、分離さ
れた色信号をフレーム毎に第2の反転手段(13),(1
4)で反転して分離された輝度信号に混合する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図及び第2図に基づ
いて詳しく説明する。
第1図は本実施例の回路構成を示すもので、同図にお
いて、(1)はビデオ信号が供給される入力端子であっ
て、この入力端子(1)からのビデオ信号は、分離回路
(2)に供給されて輝度信号Yと色信号Cに分離され
る。分離された色信号Cは直接スイッチ回路(3)の接
点a側に供給されると共に反転回路(4)で180°位相
反転されてスイッチ回路(3)の接点b側に供給され
る。スイッチ回路(3)の切換えは、入力ビデオ信号に
同期してクロック発生器(5)より発生されるフレーム
パルスにより行われる。従って、スイッチ回路(3)の
出力側にはフレーム毎に互いに逆相の関係にある色信号
Cが得られる。
このスイッチ回路(3)の出力側に得られたフレーム
毎に反転する色信号Cは、分離回路(2)からの輝度信
号Yと混合され、ローパスフィルタ(6)を介してA/D
コンバータ(7)に供給される。そして、ここでアナロ
グ信号よりディジタル信号に変換される。
変換されたディジタル信号はビットリダクション回路
(8)に供給され、ここで例えば第3図で説明したよう
な1/2のリダクション処理が行われる。このリダクショ
ンされたデータをこの場合2フレーム毎に合成して全て
の画素に対応したディジタル信号を得る。このディジタ
ル信号をD/Aコンバータ(10)でアナログ信号に変換
し、ローパスフィルタ(11)を介して分離回路(12)へ
供給する。
分離回路(12)において、輝度信号Yと色信号Cが分
離され、分離された色信号Cは直接スイッチ回路(13)
の接点a側に供給されると共に反転回路(14)で180°
位相反転されてスイッチ回路(13)の接点b側に供給さ
れる。スイッチ回路(13)の切換えは、クロック発生器
(5)より発生されるフレームパルス(スイッチ回路
(3)に供給されるフレームパルスとは例えば逆相の関
係にあり)により行われる。従って、スイッチ回路(1
3)の出力側にはフレーム毎に互いに逆相にある色信号
Cが得られる。
このスイッチ回路(13)の出力側に得られたフレーム
毎に反転する色信号Cは、分離回路(12)からの輝度信
号Yと混合され、ビデオ信号として出力端子(15)に導
出される。
ここで、上述の如く合成しても色相情報が欠落しない
ことを第2図を参照して説明する。
いま、上述同様バースト信号に対して45°進んでいる
色信号を考えると、第1フレームでは、第2図Aに示す
ように○印の画素A1,A2,A3・・・がサンプリングされ
て、各画素に対応するバースト信号と色信号の関係は後
者が前者に対して45°進んだものとなっている。次に第
2フレームでは、第2図Bに示すように、△印の画素
B1,B2・・・がサンプリングされて、各画素に対するバ
ースト信号と色信号の関係は上述同様後者が前者に対し
て45°進んだものとなっている。ただし、ここで注目さ
れることは、上述の如く色信号は反転回路(4)でフレ
ーム毎に反転されるので、例えばこの場合第2フレーム
の信号は第2図に破線で示す状態から実線で示す状態に
180°反転されていると云うことである。つまり、バー
スト信号及び色信号は本来フレーム毎に位相が逆転して
いるが、この場合第2フレームが反転されることにより
第1フレームと第2フレームでバースト信号及び色信号
が位相合わせされたことになる。
そして、第1フレームと第2フレームを合成すると第
2図Cに示すような合成信号が得られる。これよりバー
スト信号に対して色信号は45°進み位相情報は欠落され
ていない。つまり、サブキャリアの連続性は保持されて
いることがわかる。
もっとも、このような合成信号をそのままD/A変換し
て出力したのでは、バースト信号及び色信号は各フレー
ム同じ位相であるので真のNTSC信号と異なることにな
る。すなわち、バースト信号及び色信号は、実際にはフ
レーム毎に位相が逆転している必要がある。従って、後
段の反転回路(14)でバースト信号を含む色信号をフレ
ーム毎に反転して元のフレーム毎に位相が逆転している
信号にもどしているわけである。
このように本実施例では、NTSC信号とマビキサンプリ
ングによるビットリダクションを行うに先立って、フレ
ーム毎に位相が反転しているバースト信号を含む色信号
を反転回路(4)の部分で反転して位相合わせし、その
後ビットリダクションを行った信号をサブキャリアの連
続性を合わせるために、反転回路(14)の部分でバース
ト信号を含む色信号を逆転して元に戻すようにしたの
で、NTSC信号のビットリダクションを確実に行うことが
でき、色相も正常なものとすることができる。
なお、上述の色信号等の反転はアナログ処理である
が、A/Dコンバータ(7)及びD/Aコンバータ(10)の位
置を変えてディジタル処理としてもよい。
〔発明の効果〕
上述の如くこの発明によれば、ビデオ信号を輝度信号
と色信号に分離し、色信号をフレーム毎に反転して輝度
信号に混合し、混合した信号を間歇的にサンプリングし
て複数フレーム毎に合成し、合成した信号を更に輝度信
号と色信号に分離し、色信号をフレーム毎に反転して輝
度信号に混合するようにしたので、NTSC信号を4fSCでサ
ンプリングしたデータを1/2,1/4,1/8等の任意の比率で
ビットリダクションしても色信号の位相情報の欠落、即
ち、映像の色相が合わなかったり、映像に色が付かなか
ったりすること等を回避することができると共に、サブ
キャリアの連続性を保持することのできるビットリダク
ションシステムを得ることができる。しかもデータ量は
ドラスティックに1/2,1/4,1/8等と任意の比率でもって
減らすことができ、効率の良いデータ転送が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
は第1図の動作説明に供するための線図、第3図は1/2
のビットリダクションの説明に供するための図、第4図
は従来方式の説明に供するための線図である。 (2),(12)は分離回路、(3),(13)はスイッチ
回路、(4),(14)は反転回路、(5)はクロック発
生器、(8)はビットリダクション回路、(9)は合成
回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号を輝度信号と色信号に分離する
    第1の分離手段と、該分離された色信号をフレーム毎に
    反転して上記輝度信号に混合する第1の反転手段と、該
    混合された信号を間歇的にサンプリングして複数フレー
    ム毎に合成するビットリダクション手段と、該合成され
    た信号より輝度信号と色信号を分離する第2の分離手段
    と、該分離された色信号をフレーム毎に反転して上記輝
    度信号に混合する第2の反転手段とを具備して成るビッ
    トリダクションシステム。
JP59210981A 1984-10-08 1984-10-08 ビツトリダクシヨンシステム Expired - Lifetime JPH0822089B2 (ja)

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JPS6189787A JPS6189787A (ja) 1986-05-07
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