JP2889276B2 - 映像信号の方式変換装置 - Google Patents
映像信号の方式変換装置Info
- Publication number
- JP2889276B2 JP2889276B2 JP1120128A JP12012889A JP2889276B2 JP 2889276 B2 JP2889276 B2 JP 2889276B2 JP 1120128 A JP1120128 A JP 1120128A JP 12012889 A JP12012889 A JP 12012889A JP 2889276 B2 JP2889276 B2 JP 2889276B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- lines
- video signal
- field
- scanning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/12—Systems in which the television signal is transmitted via one channel or a plurality of parallel channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the television signal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/01—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
- H04N7/0125—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level one of the standards being a high definition standard
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/01—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
- H04N7/0117—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
- H04N7/012—Conversion between an interlaced and a progressive signal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Graphics (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、走査線数が1125本/フレームの飛越走査
方式の映像信号を、走査線数が525本/フィールドの順
次走査方式の映像信号に変換する方式変換装置に関す
る。
方式の映像信号を、走査線数が525本/フィールドの順
次走査方式の映像信号に変換する方式変換装置に関す
る。
[従来の技術] 高品位テレビジョン方式は、走査線数が1125本/フレ
ーム、インターレース比が2:1、アスベクト比が16:9で
ある。
ーム、インターレース比が2:1、アスベクト比が16:9で
ある。
ところで、衛星放送の1チャネルの帯域幅は27MHzで
あり、高品位テレビジョン方式の映像信号を8.1MHzに帯
域圧縮して衛星放送の1チャネルを用いて伝送するMUSE
(Multiple Sub−Nyquist Sampling Encoding)と呼ば
れる伝送方式が知られている。
あり、高品位テレビジョン方式の映像信号を8.1MHzに帯
域圧縮して衛星放送の1チャネルを用いて伝送するMUSE
(Multiple Sub−Nyquist Sampling Encoding)と呼ば
れる伝送方式が知られている。
このMUSE伝送方式は、フィールド間並びにフレーム間
オフセットサブサンプリングを用いた多重サブサンプル
伝送方式である。また、MUSE伝送方式では線順次TCIが
採用され、赤色差信号R−Y,青色差信号B−Yが1/4に
時間軸圧縮されて輝度信号Yの水平ブランキング期間に
時間軸多重されると共に、赤色差信号R−Yは奇数ライ
ンに、青色差信号B−Yは偶数ラインに線順次で多重さ
れる。
オフセットサブサンプリングを用いた多重サブサンプル
伝送方式である。また、MUSE伝送方式では線順次TCIが
採用され、赤色差信号R−Y,青色差信号B−Yが1/4に
時間軸圧縮されて輝度信号Yの水平ブランキング期間に
時間軸多重されると共に、赤色差信号R−Yは奇数ライ
ンに、青色差信号B−Yは偶数ラインに線順次で多重さ
れる。
このように、例えばMUSE伝送方式で伝送される高品位
テレビジョン方式の映像信号による画像を、例えば走査
線数が525本/フィールド、アスペクト比が4:3の順次走
査方式のテレビジョン受像機で表示する際、従来は、高
品位テレビジョン方式の映像信号を一旦NTSC方式の映像
信号に変換し、さらに、このNTSC方式の映像信号を順次
走査変換をしている。第5図は、従来の方式変換装置の
一例を示すものである。
テレビジョン方式の映像信号による画像を、例えば走査
線数が525本/フィールド、アスペクト比が4:3の順次走
査方式のテレビジョン受像機で表示する際、従来は、高
品位テレビジョン方式の映像信号を一旦NTSC方式の映像
信号に変換し、さらに、このNTSC方式の映像信号を順次
走査変換をしている。第5図は、従来の方式変換装置の
一例を示すものである。
同図において、アンテナ31で受信される衛星放送信号
はチューナ32に供給され、このチューナ32からのMUSE信
号はA/D変換器33でディジタル信号に変換されたのち信
号処理回路34に供給される。
はチューナ32に供給され、このチューナ32からのMUSE信
号はA/D変換器33でディジタル信号に変換されたのち信
号処理回路34に供給される。
この信号処理回路34では、MUSE信号の偶数ラインより
525本の走査線が形成される。また、この信号処理回路3
4では、NTSC方式の4:3のアスペクト比に対応するよう
に、各走査線信号より輝度信号Yおよび青色差信号B−
Yの一部が抜き取られてアスペクト比の変換が行なわれ
る。さらに、この信号処理回路34では、抜き取られた輝
度信号Yおよび青色差信号B−Yの画像情報がメモリに
書き込まれると共に、NTSC方式に関連した周波数のクロ
ックをもって読み出され、水平期間がMUSE信号の29.6μ
secよりNTSC方式の63.5μsecとなるように時間軸伸長さ
れる。
525本の走査線が形成される。また、この信号処理回路3
4では、NTSC方式の4:3のアスペクト比に対応するよう
に、各走査線信号より輝度信号Yおよび青色差信号B−
Yの一部が抜き取られてアスペクト比の変換が行なわれ
る。さらに、この信号処理回路34では、抜き取られた輝
度信号Yおよび青色差信号B−Yの画像情報がメモリに
書き込まれると共に、NTSC方式に関連した周波数のクロ
ックをもって読み出され、水平期間がMUSE信号の29.6μ
secよりNTSC方式の63.5μsecとなるように時間軸伸長さ
れる。
また、A/D変換器33からのMUSE信号は1水平期間(1
H)の遅延時間を有する遅延素子35を介して信号処理回
路36に供給される。ここで、遅延素子35によって、赤色
差信号R−Yの多重されているラインが青色差信号B−
Yの多重されているラインと時間的に一致するようにさ
れる。なお、1Hは高品位テレビジョン方式の1水平期間
であって、1H=29.6μsecである。
H)の遅延時間を有する遅延素子35を介して信号処理回
路36に供給される。ここで、遅延素子35によって、赤色
差信号R−Yの多重されているラインが青色差信号B−
Yの多重されているラインと時間的に一致するようにさ
れる。なお、1Hは高品位テレビジョン方式の1水平期間
であって、1H=29.6μsecである。
信号処理回路36では、MUSE信号の奇数ラインより525
本の走査線が形成される。また、この信号処理回路36で
は、NTSC方式の4:3のアスペクト比に対応するように、
各走査線信号より輝度信号Yおよび赤色差信号R−Yの
一部が抜き取られてアスペクト比の変換が行なわれる。
さらに、この信号処理回路36では、抜き取られた輝度信
号Yおよび赤色差信号R−Yの画像情報がメモリに書き
込まれると共に、NTSC方式に関連した周波数のクロック
をもって読み出され、水平期間がMUSE信号の29.6μsec
よりNTSC方式の63.5μsecとなるように時間軸伸長され
る。
本の走査線が形成される。また、この信号処理回路36で
は、NTSC方式の4:3のアスペクト比に対応するように、
各走査線信号より輝度信号Yおよび赤色差信号R−Yの
一部が抜き取られてアスペクト比の変換が行なわれる。
さらに、この信号処理回路36では、抜き取られた輝度信
号Yおよび赤色差信号R−Yの画像情報がメモリに書き
込まれると共に、NTSC方式に関連した周波数のクロック
をもって読み出され、水平期間がMUSE信号の29.6μsec
よりNTSC方式の63.5μsecとなるように時間軸伸長され
る。
また、信号処理回路34より出力される青色差信号B−
Yの多重されている走査線信号は係数切換加算回路37に
供給されると共に、この走査線信号は1水平期間(1
H′)の遅延時間を有する遅延素子38を介して係数切換
加算回路37に供給される。ここで、1H′はNTSC方式の1
水平期間であり、1H′=63.5μsecである。
Yの多重されている走査線信号は係数切換加算回路37に
供給されると共に、この走査線信号は1水平期間(1
H′)の遅延時間を有する遅延素子38を介して係数切換
加算回路37に供給される。ここで、1H′はNTSC方式の1
水平期間であり、1H′=63.5μsecである。
また、A/D変換器33からのMUSE信号はフィールド判別
回路39に供給され、このフィールド判別回路39からの判
別信号は係数切換加算回路37に制御信号として供給され
る。この係数切換加算回路37では、奇数フィールドのと
きには現信号に1/4の係数が掛け算されたものと、1H′
遅延信号に3/4の係数が掛け算されたものが加算されて
出力され、偶数フィールドのときには現信号に3/4の係
数が掛け算されたものと、1H′遅延信号に1/4の係数が
掛け算されたものが加算されて出力される。
回路39に供給され、このフィールド判別回路39からの判
別信号は係数切換加算回路37に制御信号として供給され
る。この係数切換加算回路37では、奇数フィールドのと
きには現信号に1/4の係数が掛け算されたものと、1H′
遅延信号に3/4の係数が掛け算されたものが加算されて
出力され、偶数フィールドのときには現信号に3/4の係
数が掛け算されたものと、1H′遅延信号に1/4の係数が
掛け算されたものが加算されて出力される。
また、係数切換加算回路37より出力される青色差信号
B−Yの多重されている走査線信号および信号処理回路
36より出力される赤色差信号R−Yの多重されている走
査線信号は、それぞれ係数器40,41で1/2の係数が掛け算
されたのち加算器42で加算されて輝度信号信号Yが形成
される。上述したように、係数切換加算回路37では奇数
フィールドおよび偶数フィールドで、現信号および1H′
遅延信号に掛け算される係数が変えられるので、加算器
42からの輝度信号Yは、奇数フィールドおよび偶数フィ
ールドでインターレースの位置関係となる。
B−Yの多重されている走査線信号および信号処理回路
36より出力される赤色差信号R−Yの多重されている走
査線信号は、それぞれ係数器40,41で1/2の係数が掛け算
されたのち加算器42で加算されて輝度信号信号Yが形成
される。上述したように、係数切換加算回路37では奇数
フィールドおよび偶数フィールドで、現信号および1H′
遅延信号に掛け算される係数が変えられるので、加算器
42からの輝度信号Yは、奇数フィールドおよび偶数フィ
ールドでインターレースの位置関係となる。
この加算器42より出力される輝度信号YはD/A変換器4
3でアナログ信号とされたのちNTSCエンコーダ44に供給
される。
3でアナログ信号とされたのちNTSCエンコーダ44に供給
される。
また、信号処理回路34の出力信号は時間軸伸長回路45
に供給されて1/4に時間軸圧縮されている青色差信号B
−Yの部分の伸長処理が行なわれる。そして、この伸長
回路45からの青色差信号B−Yはフィールド内内挿回路
46に供給されて2走査線信号の加重平均処理が行なわ
れ、さらに、D/A変換器47でアナログ信号とされたのちN
TSCエンコーダ44に供給される。
に供給されて1/4に時間軸圧縮されている青色差信号B
−Yの部分の伸長処理が行なわれる。そして、この伸長
回路45からの青色差信号B−Yはフィールド内内挿回路
46に供給されて2走査線信号の加重平均処理が行なわ
れ、さらに、D/A変換器47でアナログ信号とされたのちN
TSCエンコーダ44に供給される。
また、信号処理回路36の出力信号は時間軸伸長回路48
に供給されて1/4に時間軸圧縮されている赤色差信号R
−Yの部分の伸長処理が行なわれる。そして、この伸長
回路48からの赤色差信号R−Yはフィールド内内挿回路
49に供給されて2走査線信号の加重平均処理が行なわ
れ、さらに、D/A変換器50でアナログ信号とされたのちN
TSCエンコーダ44に供給される。
に供給されて1/4に時間軸圧縮されている赤色差信号R
−Yの部分の伸長処理が行なわれる。そして、この伸長
回路48からの赤色差信号R−Yはフィールド内内挿回路
49に供給されて2走査線信号の加重平均処理が行なわ
れ、さらに、D/A変換器50でアナログ信号とされたのちN
TSCエンコーダ44に供給される。
また、A/D変換器33からのMUSE信号は同期発生回路51
に供給される。この同期発生回路51では、MUSE信号の同
期信号に基づいてNTSC方式の同期信号が形成され、この
NTSC方式の同期信号はエンコーダ44に供給される。
に供給される。この同期発生回路51では、MUSE信号の同
期信号に基づいてNTSC方式の同期信号が形成され、この
NTSC方式の同期信号はエンコーダ44に供給される。
このエンコーダ44では、輝度信号Yに同期信号が付加
され、色差信号R−Y,B−Yが直角二相変調されて搬送
色信号Cが形成され、そして、これら輝度信号Yおよび
色信号Cが加算されてNTSC方式の映像信号SVが形成され
る。
され、色差信号R−Y,B−Yが直角二相変調されて搬送
色信号Cが形成され、そして、これら輝度信号Yおよび
色信号Cが加算されてNTSC方式の映像信号SVが形成され
る。
また、エンコーダ44より出力される映像信号SVはA/D
変換器52に供給されてディジタル信号とされたのちY/C
分離回路(輝度信号/色信号分離回路)53に供給され
る。このY/C分離回路53で分離される輝度信号Yは走査
線補間回路54に供給される。また、Y/C分離回路53で分
離される色信号Cは色復調回路55に供給され、この色復
調回路55より出力される色差信号R−Y,B−Yは走査線
補間回路54に供給される。
変換器52に供給されてディジタル信号とされたのちY/C
分離回路(輝度信号/色信号分離回路)53に供給され
る。このY/C分離回路53で分離される輝度信号Yは走査
線補間回路54に供給される。また、Y/C分離回路53で分
離される色信号Cは色復調回路55に供給され、この色復
調回路55より出力される色差信号R−Y,B−Yは走査線
補間回路54に供給される。
走査線補間回路54では、輝度信号Y、色差信号R−Y,
B−Yの主走査線信号よりそれぞれ補間走査線信号が形
成される。そして、この走査線補間回路54より出力され
る輝度信号Y、色差信号R−Y,B−Yの主走査線信号お
よび補間走査線信号は倍速変換回路56に供給されて、倍
速変換処理が行なわれる。つまり、それぞれの補間走査
線信号が主走査線信号の間に挿入され、1水平期間が
H′/2とされた順次走査方式(525本/フィールド)の
輝度信号Y′、色差信号R′−Y′,B′−Y′が形成さ
れる。
B−Yの主走査線信号よりそれぞれ補間走査線信号が形
成される。そして、この走査線補間回路54より出力され
る輝度信号Y、色差信号R−Y,B−Yの主走査線信号お
よび補間走査線信号は倍速変換回路56に供給されて、倍
速変換処理が行なわれる。つまり、それぞれの補間走査
線信号が主走査線信号の間に挿入され、1水平期間が
H′/2とされた順次走査方式(525本/フィールド)の
輝度信号Y′、色差信号R′−Y′,B′−Y′が形成さ
れる。
また、エンコーダ44からの映像信号SVは同期発生回路
57に供給される。この同期発生回路57では、NTSC方式の
同期信号に基づいて順次走査方式の同期信号が形成さ
れ、この順次走査方式の同期信号は加算器58に供給され
る。この加算器58には倍速変換回路56より出力される輝
度信号Y′がD/A変換器59でアナログ信号とされたのち
供給され、この輝度信号Y′に同期信号が付加される。
57に供給される。この同期発生回路57では、NTSC方式の
同期信号に基づいて順次走査方式の同期信号が形成さ
れ、この順次走査方式の同期信号は加算器58に供給され
る。この加算器58には倍速変換回路56より出力される輝
度信号Y′がD/A変換器59でアナログ信号とされたのち
供給され、この輝度信号Y′に同期信号が付加される。
また、倍速変換回路56より出力される色差信号R′−
Y′,B′−Y′はそれぞれD/A変換器61および62でアナ
ログ信号とされたのち変調回路63,64に供給される。そ
して、変調回路63,64では互いに90度の位相差を有する
色副搬送波が色差信号R′−Y′,B′−Y′で平衡変調
され、これら変調回路63,64の出力信号は加算器65で加
算されて搬送色信号C′が形成される。
Y′,B′−Y′はそれぞれD/A変換器61および62でアナ
ログ信号とされたのち変調回路63,64に供給される。そ
して、変調回路63,64では互いに90度の位相差を有する
色副搬送波が色差信号R′−Y′,B′−Y′で平衡変調
され、これら変調回路63,64の出力信号は加算器65で加
算されて搬送色信号C′が形成される。
また、加算器58より出力される同期信号の付加された
輝度信号Y′および加算器65より出力される色信号C′
はモニター受像機60に供給される。したがって、モニタ
ー受像機60の画面上には、走査線数が525本/フィール
ドの順次走査方式(ノンインターレース方式)の画像が
表示される。
輝度信号Y′および加算器65より出力される色信号C′
はモニター受像機60に供給される。したがって、モニタ
ー受像機60の画面上には、走査線数が525本/フィール
ドの順次走査方式(ノンインターレース方式)の画像が
表示される。
[発明が解決しようとする課題] この第5図例によれば、MUSE信号の1125本の走査線を
525本に一旦減らし、それを倍速変換処理によって1050
本に増やすという処理を行なっており、これが画質劣化
をもたらしていると共に、回路規模を大きくしている。
525本に一旦減らし、それを倍速変換処理によって1050
本に増やすという処理を行なっており、これが画質劣化
をもたらしていると共に、回路規模を大きくしている。
また、MUSE信号は線順次TCIであり、輝度信号Yと色
差信号R−Y,B−Yが分離されているものを、NTSC方式
の映像信号を形成する過程で混合し、それを分離して順
次走査変換処理を行なっており、これが画質劣化をもた
らしている。
差信号R−Y,B−Yが分離されているものを、NTSC方式
の映像信号を形成する過程で混合し、それを分離して順
次走査変換処理を行なっており、これが画質劣化をもた
らしている。
そこで、この発明では、上述したような要因による画
質劣化を防止すると共に、回路規模を縮小することを目
的とするものである。
質劣化を防止すると共に、回路規模を縮小することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 請求項1に係る、走査線が1125本/フレームの飛越走
査方式の映像信号を、走査線数が525本/フィールドの
順次走査方式の映像信号に変換する方式変換装置におい
て、1125本/フレーム走査線数を75本削除し、1050本/
フレームに変換する手段と、1050本/フレームに変換さ
れた映像信号の一方のフィールドの信号をそのまま出力
して変換後の映像信号の一方のフィールドの信号とする
手段と、1050本/フレームに変換された映像信号のもう
一方のフィールドの信号をフィールド内の複数のライン
間で演算して変換後の映像信号のもう一方のフィールド
の信号とする手段とを備える。
査方式の映像信号を、走査線数が525本/フィールドの
順次走査方式の映像信号に変換する方式変換装置におい
て、1125本/フレーム走査線数を75本削除し、1050本/
フレームに変換する手段と、1050本/フレームに変換さ
れた映像信号の一方のフィールドの信号をそのまま出力
して変換後の映像信号の一方のフィールドの信号とする
手段と、1050本/フレームに変換された映像信号のもう
一方のフィールドの信号をフィールド内の複数のライン
間で演算して変換後の映像信号のもう一方のフィールド
の信号とする手段とを備える。
請求項2に係る、走査線が1125本/フレームの飛越走
査方式の映像信号を走査線数が525本/フィールドの順
次走査方式の映像信号に変換する方式変換装置であっ
て、線順次多重された色信号を時間軸伸張する手段と、
前記時間軸伸張された線順次多重色信号を構成する2種
類の色差信号を変換後の映像信号の各ラインに2種類の
色差信号が交互に配置されるように補間信号を生成する
補間信号生成回路と、前記生成された補間信号を2種類
の色差信号に分離して出力するクロス切換回路とを備え
る。
査方式の映像信号を走査線数が525本/フィールドの順
次走査方式の映像信号に変換する方式変換装置であっ
て、線順次多重された色信号を時間軸伸張する手段と、
前記時間軸伸張された線順次多重色信号を構成する2種
類の色差信号を変換後の映像信号の各ラインに2種類の
色差信号が交互に配置されるように補間信号を生成する
補間信号生成回路と、前記生成された補間信号を2種類
の色差信号に分離して出力するクロス切換回路とを備え
る。
[作用] 請求項1に係る発明においては、フレーム走査線数11
25本を75本削除し、1050本/フレームに変換し、1050本
/フレームに変換された映像信号の一方のフィールドの
信号をそのまま出力して変換後の映像信号の一方のフィ
ールドの信号とし、もう一方のフィールドの信号をフィ
ールド内の複数のライン間で演算して変換後の映像信号
のもう一方のフィールド信号とする。
25本を75本削除し、1050本/フレームに変換し、1050本
/フレームに変換された映像信号の一方のフィールドの
信号をそのまま出力して変換後の映像信号の一方のフィ
ールドの信号とし、もう一方のフィールドの信号をフィ
ールド内の複数のライン間で演算して変換後の映像信号
のもう一方のフィールド信号とする。
請求項2に係る発明によれば、線順次多重された色信
号を時間軸に伸張し、時間軸伸張された線順次多重色信
号を構成する2種類の色差信号を変換後の映像信号の各
ラインに2種類の色差信号が交互に配置されるように補
間信号を生成し、その補間信号を2種類の色差信号に分
離して出力する。
号を時間軸に伸張し、時間軸伸張された線順次多重色信
号を構成する2種類の色差信号を変換後の映像信号の各
ラインに2種類の色差信号が交互に配置されるように補
間信号を生成し、その補間信号を2種類の色差信号に分
離して出力する。
[実施例] 以下、第1図を参照しながら、この発明の一実施例に
ついて説明する。本例は走査線数が1125本/フレームの
飛越走査方式の映像信号として、放送衛星を介して伝送
されるMUSE信号を使用した例である。
ついて説明する。本例は走査線数が1125本/フレームの
飛越走査方式の映像信号として、放送衛星を介して伝送
されるMUSE信号を使用した例である。
同図において、アンテナ1で受信される衛星放送信号
はチューナ2に供給され、このチューナ2からのMUSE信
号はA/D変換器3でディジタル信号に変換されたのち信
号処理回路4に供給される。
はチューナ2に供給され、このチューナ2からのMUSE信
号はA/D変換器3でディジタル信号に変換されたのち信
号処理回路4に供給される。
この信号処理回路4では、MUSE信号の1125本の走査線
より75本が削除されて1050本に変換される。つまり、奇
数フィールドおよび偶数フィールドの走査線数がそれぞ
れ525本となるように変換される。第2図は走査線数の
変換模式図であり、同図に実線で示すものは変換後も残
っている走査線であり、同図に破線で示すものは削除さ
れる走査線である。
より75本が削除されて1050本に変換される。つまり、奇
数フィールドおよび偶数フィールドの走査線数がそれぞ
れ525本となるように変換される。第2図は走査線数の
変換模式図であり、同図に実線で示すものは変換後も残
っている走査線であり、同図に破線で示すものは削除さ
れる走査線である。
また、この信号処理回路4では、4:3のアスペクト比
に対応するように、各走査線信号より輝度信号Yおよび
色差信号B−Y,R−Yの一部が抜き取られてアスペクト
比の変換が行なわれる。
に対応するように、各走査線信号より輝度信号Yおよび
色差信号B−Y,R−Yの一部が抜き取られてアスペクト
比の変換が行なわれる。
さらに、この信号処理回路4では、抜き取られた輝度
信号Yおよび色差信号B−Y,R−Yの画像情報がメモリ
に書き込まれると共に、走査線数が525本/フィールド
の順次走査方式に関連した周波数のクロックをもって読
み出され、水平期間がMUSE信号の29.6μsecより順次走
査方式のH′/2=63.5/2μsecとなるように時間軸伸長
される。
信号Yおよび色差信号B−Y,R−Yの画像情報がメモリ
に書き込まれると共に、走査線数が525本/フィールド
の順次走査方式に関連した周波数のクロックをもって読
み出され、水平期間がMUSE信号の29.6μsecより順次走
査方式のH′/2=63.5/2μsecとなるように時間軸伸長
される。
なお、このように信号処理回路4で走査線数が変換さ
れて得られる奇数フィールドおよび偶数フィールドの走
査線信号の位置は、第2図からも明らかなように、互い
にインターレースの位置関係となっている。
れて得られる奇数フィールドおよび偶数フィールドの走
査線信号の位置は、第2図からも明らかなように、互い
にインターレースの位置関係となっている。
ところで、第3図は525本/フィールドの順次走査方
式の走査線を示しているが、このように奇数フィールド
および偶数フィールドの走査線位置は互いに一致してい
る。したがって、上述したように信号処理回路4より出
力される奇数フィールドおよび偶数フィールドの走査線
信号の一方の位置が他方の位置に合わせられる。
式の走査線を示しているが、このように奇数フィールド
および偶数フィールドの走査線位置は互いに一致してい
る。したがって、上述したように信号処理回路4より出
力される奇数フィールドおよび偶数フィールドの走査線
信号の一方の位置が他方の位置に合わせられる。
すなわち、信号処理回路4の出力信号は位置合わせ手
段5を構成するセレクタ5aに供給される。また、信号処
理回路4の出力信号は係数器5bで1/2の係数が掛け算さ
れて加算器5cに供給されると共に、信号処理回路4の出
力信号は1水平期間(H′/2)の遅延時間を有する遅延
素子5dを介されたのち係数器5eで1/2の係数が掛け算さ
れて加算器5cに供給され、この加算器5cの出力信号はセ
レクタ5aに供給される。加算器5cの出力信号は現信号と
1ライン前の信号との加重平均となり、その走査線信号
の位置は現信号の位置とはインターレースの位置関係と
なる。
段5を構成するセレクタ5aに供給される。また、信号処
理回路4の出力信号は係数器5bで1/2の係数が掛け算さ
れて加算器5cに供給されると共に、信号処理回路4の出
力信号は1水平期間(H′/2)の遅延時間を有する遅延
素子5dを介されたのち係数器5eで1/2の係数が掛け算さ
れて加算器5cに供給され、この加算器5cの出力信号はセ
レクタ5aに供給される。加算器5cの出力信号は現信号と
1ライン前の信号との加重平均となり、その走査線信号
の位置は現信号の位置とはインターレースの位置関係と
なる。
また、A/D変換器3からのMUSE信号はフィールド判別
回路6に供給される。このフィールド判別回路6からの
判別信号はセレクタ5aに制御信号として供給される。そ
して、このセレクタ5aでは、例えば奇数フィールドで信
号処理回路4の出力信号が選択され、偶数フィールドで
加算器5cの出力信号が選択される。
回路6に供給される。このフィールド判別回路6からの
判別信号はセレクタ5aに制御信号として供給される。そ
して、このセレクタ5aでは、例えば奇数フィールドで信
号処理回路4の出力信号が選択され、偶数フィールドで
加算器5cの出力信号が選択される。
これにより、セレクタ5aより出力される奇数フィール
ドの走査線信号の位置は現信号の位置となると共に、偶
数フィールドの走査線信号の位置は現信号の位置とはイ
ンターレースの位置関係となるので、結果的に、奇数フ
ィールドおよび偶数フィールドの走査線信号の位置は、
第3図に示すように一致するようになる。
ドの走査線信号の位置は現信号の位置となると共に、偶
数フィールドの走査線信号の位置は現信号の位置とはイ
ンターレースの位置関係となるので、結果的に、奇数フ
ィールドおよび偶数フィールドの走査線信号の位置は、
第3図に示すように一致するようになる。
また、セレクタ5aより出力される各フィールドが525
本の走査線信号はブランキング付加回路7に供給され
る。セレクタ5aの出力信号は水平ブランキング期間に色
差信号R−YまたはB−Yの多重されたTCI信号であ
り、この付加回路7では色差信号の部分を含めて水平お
よび垂直のブランキングが付加される。そして、この付
加回路7より出力される走査線数が525本/フィールド
の順次走査方式の輝度信号Y′は遅延素子8で色信号と
の時間合わせがされ、さらにD/A変換器9でアナログ信
号とされたのち加算器10に供給される。
本の走査線信号はブランキング付加回路7に供給され
る。セレクタ5aの出力信号は水平ブランキング期間に色
差信号R−YまたはB−Yの多重されたTCI信号であ
り、この付加回路7では色差信号の部分を含めて水平お
よび垂直のブランキングが付加される。そして、この付
加回路7より出力される走査線数が525本/フィールド
の順次走査方式の輝度信号Y′は遅延素子8で色信号と
の時間合わせがされ、さらにD/A変換器9でアナログ信
号とされたのち加算器10に供給される。
また、A/D変換器3からのMUSE信号は同期発生回路11
に供給される。この同期発生回路11では、MUSE信号の同
期信号に基づいて順次走査方式の同期信号が形成され、
この同期信号は加算器10に供給されて輝度信号Y′に付
加される。
に供給される。この同期発生回路11では、MUSE信号の同
期信号に基づいて順次走査方式の同期信号が形成され、
この同期信号は加算器10に供給されて輝度信号Y′に付
加される。
また、セレクタ5aより出力される各フィールドが525
本の走査線信号は時間軸伸長回路12に供給されて1/4に
時間軸圧縮されている色差信号R−Y,B−Yの部分が4
倍に伸長される。
本の走査線信号は時間軸伸長回路12に供給されて1/4に
時間軸圧縮されている色差信号R−Y,B−Yの部分が4
倍に伸長される。
この伸長回路12からの赤色差信号R−Yおよひ青色差
信号B−Yの線順次信号は、1水平期間(H′/2)の遅
延時間を有する遅延素子13を介してクロス切換回路14の
第1の入力端子に供給される。
信号B−Yの線順次信号は、1水平期間(H′/2)の遅
延時間を有する遅延素子13を介してクロス切換回路14の
第1の入力端子に供給される。
また、伸長回路12の出力信号は係数器15で1/2の係数
が掛け算されて加算器16に供給されると共に、遅延素子
13の出力信号は1水平期間(H′/2)の遅延時間を有す
る遅延素子17を介され、さらに係数器18で1/2の係数が
掛け算されて加算器16に供給される。そして、この加算
器16の出力信号はクロス切換回路14の第2の入力端子に
供給される。
が掛け算されて加算器16に供給されると共に、遅延素子
13の出力信号は1水平期間(H′/2)の遅延時間を有す
る遅延素子17を介され、さらに係数器18で1/2の係数が
掛け算されて加算器16に供給される。そして、この加算
器16の出力信号はクロス切換回路14の第2の入力端子に
供給される。
また、A/D変換器3からのMUSE信号はライン判別回路1
9に供給され、このライン判別回路19ではセレクタ5aか
らの走査線信号のライン(第2図に括弧で示す)が判別
される。このライン判別回路19からの判別信号はクロス
切換回路14に制御信号として供給される。そして、奇数
ラインでは、第1および第2の入力端子に供給される信
号が、それぞれ第1および第2の出力端子に取り出さ
れ、一方偶数ラインでは、第1および第2の入力端子に
供給される信号が、それぞれ第2および第1の出力端子
に取り出される。
9に供給され、このライン判別回路19ではセレクタ5aか
らの走査線信号のライン(第2図に括弧で示す)が判別
される。このライン判別回路19からの判別信号はクロス
切換回路14に制御信号として供給される。そして、奇数
ラインでは、第1および第2の入力端子に供給される信
号が、それぞれ第1および第2の出力端子に取り出さ
れ、一方偶数ラインでは、第1および第2の入力端子に
供給される信号が、それぞれ第2および第1の出力端子
に取り出される。
つまり、クロス切換回路14の第1の出力端子からは、
奇数ラインの現信号と奇数ラインの信号から形成された
補間信号とが交互に出力される。すなわち、この第1の
出力端子には、525本/フィールドの順次走査方式の赤
色差信号R′−Y′が出力される。
奇数ラインの現信号と奇数ラインの信号から形成された
補間信号とが交互に出力される。すなわち、この第1の
出力端子には、525本/フィールドの順次走査方式の赤
色差信号R′−Y′が出力される。
また、クロス切換回路14の第2の出力端子からは、偶
数ラインの現信号と偶数ラインの信号から形成された補
間信号とが交互に出力される。すなわち、この第2の出
力端子には、525本/フィールドの順次走査方式の青色
差信号B′−Y′が出力される。
数ラインの現信号と偶数ラインの信号から形成された補
間信号とが交互に出力される。すなわち、この第2の出
力端子には、525本/フィールドの順次走査方式の青色
差信号B′−Y′が出力される。
このクロス切換回路14より出力される色差信号R′−
Y′,B′−Y′は、それぞれブランキング付加回路20,2
1に供給されて水平および垂直のブランキングが付加さ
れ、さらにD/A変換器22,23でアナログ信号とされたのち
変調回路24,25に供給される。そして、変調回路24,25で
は互いに90度の位相差を有する色副搬送波が色差信号
R′−Y′,B′−Y′で平衡変調され、これら変調回路
24,25の出力信号は加算器26で加算されて搬送色信号
C′が形成される。
Y′,B′−Y′は、それぞれブランキング付加回路20,2
1に供給されて水平および垂直のブランキングが付加さ
れ、さらにD/A変換器22,23でアナログ信号とされたのち
変調回路24,25に供給される。そして、変調回路24,25で
は互いに90度の位相差を有する色副搬送波が色差信号
R′−Y′,B′−Y′で平衡変調され、これら変調回路
24,25の出力信号は加算器26で加算されて搬送色信号
C′が形成される。
また、加算器10より出力される同期信号の付加された
輝度信号Y′および加算器26より出力される色信号C′
はモニター受像機27に供給される。したがって、モニタ
ー受像器27の画面上には、走査線数が525本/フィール
ドの順次走査方式(ノンインターレース方式)の画像が
表示される。
輝度信号Y′および加算器26より出力される色信号C′
はモニター受像機27に供給される。したがって、モニタ
ー受像器27の画面上には、走査線数が525本/フィール
ドの順次走査方式(ノンインターレース方式)の画像が
表示される。
このように本例によれば、信号処理回路4で、走査線
数が1125本/フレームのMUSE信号の奇数フィールドおよ
び偶数フィールドの走査線数がそれぞれ525本に変換さ
れ、また位置合わせ手段5で、奇数フィールドおよび偶
数フィールドの走査線信号の位置が一致させられて走査
線数が525本/フィールドの順次走査方式の映像信号に
変換されるものであり、従来のように、一旦減らした走
査線数を再び増やすという処理が行なわれないので、そ
の処理に伴う画質の劣化を防止することができる。
数が1125本/フレームのMUSE信号の奇数フィールドおよ
び偶数フィールドの走査線数がそれぞれ525本に変換さ
れ、また位置合わせ手段5で、奇数フィールドおよび偶
数フィールドの走査線信号の位置が一致させられて走査
線数が525本/フィールドの順次走査方式の映像信号に
変換されるものであり、従来のように、一旦減らした走
査線数を再び増やすという処理が行なわれないので、そ
の処理に伴う画質の劣化を防止することができる。
また、本例によれば、輝度信号Yと色差信号R−Y,B
−Yを混合することなく処理を行なっているので、従来
のように混合および分離に伴う画質の劣化を防止するこ
とができる。
−Yを混合することなく処理を行なっているので、従来
のように混合および分離に伴う画質の劣化を防止するこ
とができる。
また、本例によれば、NTSC方式の映像信号を形成する
過程等が不要であるので、回路構成が簡単となり、回路
規模を大幅に縮小でき、かつ安価に構成することができ
る。
過程等が不要であるので、回路構成が簡単となり、回路
規模を大幅に縮小でき、かつ安価に構成することができ
る。
なお、上述実施例における位置合わせ手段5では、走
査線信号の位置合わせのために、現信号と1水平期間遅
れの信号とからだけで補間信号を形成しているが、第4
図に示すように、複数個の1水平期間(H′/2)の遅延
時間を有する遅延素子5f1〜5fn(nは正の整数)、係数
器5g1〜5gn+1、加算器5c、セレクタ5aを用いた構成に
よっても、フィールドごとの走査線位置を合わせること
ができる。
査線信号の位置合わせのために、現信号と1水平期間遅
れの信号とからだけで補間信号を形成しているが、第4
図に示すように、複数個の1水平期間(H′/2)の遅延
時間を有する遅延素子5f1〜5fn(nは正の整数)、係数
器5g1〜5gn+1、加算器5c、セレクタ5aを用いた構成に
よっても、フィールドごとの走査線位置を合わせること
ができる。
また、上述実施例は帯域圧縮処理されたMUSE信号より
走査線数525本/フィールドの順次走査方式の映像信号
を形成するようにしたものであるが、本例は一般の高品
位テレビジョン方式の映像信号よりこの順次走査方式の
映像信号を形成する場合にも同様に適用することができ
る。
走査線数525本/フィールドの順次走査方式の映像信号
を形成するようにしたものであるが、本例は一般の高品
位テレビジョン方式の映像信号よりこの順次走査方式の
映像信号を形成する場合にも同様に適用することができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、走査線数が
1125本/フレームの飛越走査方式の映像信号の奇数フィ
ールドおよび偶数フィールドの走査線数がそれぞれ525
本に変換されると共に、奇数フィールドおよび偶数フィ
ールドの走査線信号の位置が一致させられて走査線数が
525本/フィールドの順次走査方式の映像信号に変換さ
れるものであり、従来のように、一旦減らした走査線数
を再び増やすという処理が行なわれないので、その処理
に伴う画質の劣化を防止することができ、また、回路規
模を大幅に縮小することができ、かつ安価に構成するこ
とができる。
1125本/フレームの飛越走査方式の映像信号の奇数フィ
ールドおよび偶数フィールドの走査線数がそれぞれ525
本に変換されると共に、奇数フィールドおよび偶数フィ
ールドの走査線信号の位置が一致させられて走査線数が
525本/フィールドの順次走査方式の映像信号に変換さ
れるものであり、従来のように、一旦減らした走査線数
を再び増やすという処理が行なわれないので、その処理
に伴う画質の劣化を防止することができ、また、回路規
模を大幅に縮小することができ、かつ安価に構成するこ
とができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図〜第
4図はその説明のための図、第5図は従来例の構成図で
ある。 2……チューナ 3……A/D変換器 4……信号処理回路 5……位置合わせ手段 6……フィールド判別回路 7,20,21……ブランキング付加回路 8,13,17……遅延素子 9,22,23……D/A変換器 10,16,26……加算器 11……同期発生回路 12……時間軸伸長回路 14……クロス切換回路 15,18……係数器 19……ライン判別回路 24,25……変調回路 27……モニター受像機
4図はその説明のための図、第5図は従来例の構成図で
ある。 2……チューナ 3……A/D変換器 4……信号処理回路 5……位置合わせ手段 6……フィールド判別回路 7,20,21……ブランキング付加回路 8,13,17……遅延素子 9,22,23……D/A変換器 10,16,26……加算器 11……同期発生回路 12……時間軸伸長回路 14……クロス切換回路 15,18……係数器 19……ライン判別回路 24,25……変調回路 27……モニター受像機
Claims (2)
- 【請求項1】走査線が1125本/フレームの飛越走査方式
の映像信号を、走査線数が525本/フィールドの順次走
査方式の映像信号に変換する方式変換装置において、 1125本/フレーム走査線数を75本削除し、1050本/フレ
ームに変換する手段と、 1050本/フレームに変換された映像信号の一方のフィー
ルドの信号をそのまま出力して変換後の映像信号の一方
のフィールドの信号とする手段と、 1050本/フレームに変換された映像信号のもう一方のフ
ィールドの信号をフィールド内の複数のライン間で演算
して変換後の映像信号のもう一方のフィールドの信号と
する手段とを備えてなる映像信号の方式変換装置。 - 【請求項2】走査線数が1125本/フレームの飛越走査方
式の映像信号を走査線数が525本/フィールドの順次走
査方式の映像信号に変換する方式変換装置であって、 線順次多重された色信号を時間軸伸張する手段と、 前記時間軸伸張された線順次多重色信号を構成する2種
類の色差信号を変換後の映像信号の各ラインに2種類の
色差信号が交互に配置されるように補間信号を生成する
補間信号生成回路と、 前記生成された補間信号を2種類の色差信号に分離して
出力するクロス切換回路とを備えたことを特徴とする、
映像信号の方式変換装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1120128A JP2889276B2 (ja) | 1989-05-13 | 1989-05-13 | 映像信号の方式変換装置 |
US07/518,526 US5049994A (en) | 1989-05-13 | 1990-05-03 | System for converting interlaced video signals to sequential video signals |
KR1019900006781A KR930008175B1 (ko) | 1989-05-13 | 1990-05-12 | 영상신호를 위한 방식변환장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1120128A JP2889276B2 (ja) | 1989-05-13 | 1989-05-13 | 映像信号の方式変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02299376A JPH02299376A (ja) | 1990-12-11 |
JP2889276B2 true JP2889276B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=14778667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1120128A Expired - Fee Related JP2889276B2 (ja) | 1989-05-13 | 1989-05-13 | 映像信号の方式変換装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5049994A (ja) |
JP (1) | JP2889276B2 (ja) |
KR (1) | KR930008175B1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0380684A (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-05 | Nec Home Electron Ltd | テレビジョン信号変換方式及び時間軸変換回路 |
JPH03258177A (ja) * | 1990-03-08 | 1991-11-18 | Sony Corp | ノンインターレース表示装置 |
US5305112A (en) * | 1990-06-29 | 1994-04-19 | Pioneer Electronic Corporation | Video signal recording/reproducing system for recording and reproducing video signals in high quality picture television system |
US5488389A (en) * | 1991-09-25 | 1996-01-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device |
KR0155688B1 (ko) * | 1991-09-28 | 1998-11-16 | 강진구 | 텔레비젼신호 변환장치 |
KR0146695B1 (ko) * | 1991-09-30 | 1998-09-15 | 강진구 | 텔레비젼신호 변환방식 및 장치 |
TW232739B (ja) * | 1991-12-16 | 1994-10-21 | Sony Co Ltd | |
JPH08228359A (ja) * | 1995-02-22 | 1996-09-03 | Mitsubishi Electric Corp | カラー画像表示装置 |
KR0182930B1 (ko) * | 1996-02-17 | 1999-05-01 | 김광호 | 디스플레이 장치의 주사 방식 변환 장치 및 변환방법 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0659092B2 (ja) * | 1985-04-15 | 1994-08-03 | ソニー株式会社 | フレ−ムシンクロナイザ− |
US4791487A (en) * | 1985-06-28 | 1988-12-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Picture signal conversion device |
JPH0754966B2 (ja) * | 1985-12-09 | 1995-06-07 | 株式会社日立製作所 | 輪郭補正回路 |
GB8628813D0 (en) * | 1986-12-02 | 1987-01-07 | British Broadcasting Corp | Video display system |
JP2527233B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1996-08-21 | 三菱電機株式会社 | テレビジョン方式変換器 |
-
1989
- 1989-05-13 JP JP1120128A patent/JP2889276B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-05-03 US US07/518,526 patent/US5049994A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-05-12 KR KR1019900006781A patent/KR930008175B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02299376A (ja) | 1990-12-11 |
US5049994A (en) | 1991-09-17 |
KR900019508A (ko) | 1990-12-24 |
KR930008175B1 (ko) | 1993-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4745459A (en) | Divisionally time-compressed subsample transmission and motion-compensated reproduction system for a high definition color television picture signal | |
US4400719A (en) | Television display system with reduced line-scan artifacts | |
US4567508A (en) | Two-channel compatible television transmission system for wide picture formats | |
US5144427A (en) | Television receiver decoder apparatus for bandwidth-compressed high definition television signal | |
JPS62290283A (ja) | 高精細度テレビジヨン信号伝送方法 | |
JP2889276B2 (ja) | 映像信号の方式変換装置 | |
JPH0767166B2 (ja) | 映像信号の方式変換装置 | |
US4635098A (en) | Method and system for improved reconstruction of video images in line sequential chroma format | |
EP0449176B1 (en) | Image display apparatus | |
US5029002A (en) | High definition television system | |
US4999701A (en) | High definition NTSC compatible television system with increased horizontal bandwidth and reduced color artifacts | |
JP2765999B2 (ja) | テレビジョン受信機 | |
JP2646132B2 (ja) | テレビジョン受像機 | |
JP2938092B2 (ja) | 高精細テレビジョン信号処理装置 | |
JP2525431B2 (ja) | Rgbマルチ端子入力対応型順次走査変換テレビジョン受像機 | |
JP2888545B2 (ja) | テレビジョン受信機の信号方式適応装置 | |
JPH0324881A (ja) | 映像信号処理装置 | |
EP0317018A2 (en) | High definition NTSC compatible television system with increased horizontal bandwidth and reduced colour artifacts | |
JPH02285897A (ja) | エレビジョン方式変換装置 | |
JPH05292424A (ja) | テレビジョン受像機 | |
JPH048083A (ja) | 帯域圧縮テレビ信号変換装置 | |
JPH0632479B2 (ja) | 映像信号の受信装置 | |
JPH03243083A (ja) | Muse/edtv方式変換装置 | |
JPH02285898A (ja) | テレビジョン方式変換装置 | |
JPH04275789A (ja) | 高精細テレビジョン信号処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |