JPH0380684A - テレビジョン信号変換方式及び時間軸変換回路 - Google Patents

テレビジョン信号変換方式及び時間軸変換回路

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JPH0380684A
JPH0380684A JP1216608A JP21660889A JPH0380684A JP H0380684 A JPH0380684 A JP H0380684A JP 1216608 A JP1216608 A JP 1216608A JP 21660889 A JP21660889 A JP 21660889A JP H0380684 A JPH0380684 A JP H0380684A
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signal
television signal
circuit
memory
frequency
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JP1216608A
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Akihiko Yamada
明彦 山田
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明は、高品位テレビジョン信号を、現行テレビジョ
ン方式に従うテレビジョン信号に変換するテレビジョン
信号変換装置、及び、主として、そのテレビジョン信号
変換装置に用いられる時間軸変換回路に関するものであ
る。
[従来の技術] 高品位テレビジョン信号のベースバンド帯域幅は30M
Hzであり、高品位テレビジョン信号を現行の衛星放送
の1チャンネル分で伝送することができず、伝送するた
めには約8MHz程度に帯域を圧縮することを要する。
このように高品位テレビジョン信号を帯域圧縮して伝送
するシステムとしてMUSE (multiple 5
ub−Nyquist samplin(J enco
ding)方式が提案されている。
ところで、MUSE方式に従ってエンコードされたテレ
ビジョン信号をデコードすることで高品位テレビジョン
信号を得て高画質表示を実現することができるが、MU
SE方式は、例えば、NTSC方式等の現行のテレビジ
ョン方式とは大きく異なるため専用のデコーダ装置及び
モニタ装置を必要とする。これでは、限られた視聴者だ
けを対象とするものとなる。
そこで、多くの視聴者に、負担をできるだけかけずにM
USE方式に従うテレビジョン信号の放送サービスを提
供することができるように、現行テレビジョン方式用の
モニタ装置に対して、受信したMUSE方式に従うテレ
ビジョン信号を表示することが考えられ、そのためのア
ダプタ装置(テレビジョン信号変換装置)が既に提案さ
れている。なお、MUSE方式はかがる方式変換を当初
より考慮しており、そのため、テレビジョン信号変換装
置はデコーダ装置に比較してl/10程度の回路規模で
済むようになっている。
第4図は、従来のテレビジョン信号変換装置を示すもの
である。
第4図において、図示しないチューナ回路によって選局
されて得られたベースバンドのMUSEテレビジョン信
号は、ローパスフィルタ回路1を介して不要な高域成分
が除去された後、クランプ回路2によって基準レベルが
一定化され、さらにその後、アナログ/デジタル変換回
路3によってデジタル信号に変換される。
デジタル信号に変換されたMUSEテレビジョン信号は
、音声信号処理回284、コントロール信号発生回路5
及び映像信号処理回路6に与えられる。
音声信号処理回路4は、デコーダ装置における音声信号
処理回路と同様に動作して音声信号を再生して図示しな
いスピーカ装置に与える。
コントロール信号発生回路5は、同期信号を発生する部
分の他に、第1及び第2のクロック発生部7及び8を備
える。第1のクロック発生部7は例えばPLL (位相
同期ループ〉回路でなり、MUSEテレビジョン信号に
基づいてこのMUSEテレビジョン信号に位相同期した
、方式変換前のMUSEテレビジョン信号段階で処理を
行なう各種回路用の第1のクロック信号群を発生する。
第2のクロック発生部8も例えばPLL回路でなり、第
1のクロック信号群の中の基本的なりロック信号を入力
信号として受けてこのクロック信号に位相同期した、方
式変換後のNTSC方式に従うテレビジョン信号段階で
処理を行なう各種回路用の第2のクロック信号群を発生
する。
映像信号処理回路6において、デジタル信号に変換され
たMUSEテレビジョン信号はノンリニアエンファシス
回路10に与えられる。ノンリニアエンファシス回路1
0では送信系でのノンリニアエンファシス回路での逆処
理を行なって伝送逆ガンマ回路11に与え、伝送逆ガン
マ回路11は送信系での伝送ガンマ回路での逆処理を行
なってフィールド内内挿回#t12に与える。ここで1
、ノンリニアエンファシス処理はC/Nをできるだけ小
さくするために行われている。また、伝送ガンマ補正は
、輝度信号とクロマ信号とのクロストークを、擬似定輝
度状態で、しかも、暗部の雑音が目立たない状態で防止
するために行われる。
フィールド内内挿回路12は、上述した各種の非線形処
理が施されたテレビジョン信号に対してフィールド内内
挿処理を行なう。すなわち、同一フィールドのサンプリ
ングされた画素のデータからサンプリングされていない
画素のデータを内挿によって形成する。
MUSEテレビジョン信号から高品位テレビジョン信号
を再生する場合には、フレーム間内挿処理、フィールド
間内挿処理及びフィールド内内挿処理が必要となるが、
高品位テレビジョン信号を表示するのではなく、現行方
式のテレビジョン信号に変換して表示を行なうので、こ
れらの内挿処理を全て行なう必要はない。テレビジョン
信号変換装置において、フィールド内内挿処理のみを行
なっても大きな折返し妨害が発生せず、相当に良い画質
を得ることができる。
内挿処理されたテレビジョン信号は時間軸変換回路13
に与えられる。時間軸変換回路■3は、テレビジョン方
式を変換するための時間軸変換処理と、輝度信号及び色
信号との分離にかかる時間軸変換処理とを行なう。
MUSEテレビジョン信号と現行方式のテレビジョン信
号とでは、走査線が1125対525、アスペクト比が
16:9対4;3という違いがある。このような方式の
違いを考慮した前者の時間軸変換は、MUSEテレビジ
ョン信号の1125本中10S0本部分に対して1/2
の間引きを行ない、かつ時間軸をほぼ2倍に伸長して走
査線525本の信号を再生し、アスペクト比16:9の
部分からアスペクト比4:3の部分だけを抜き出すこと
で行なう。
上述した後者の時間軸変換は以下のように行われる。時
間軸方向に挿入されている輝度信号及び色信号を分離す
る。色信号は時間軸が圧縮されているので時間軸伸長を
行なう。色信号は、色差信号R−Y及びB−Yを線順次
で伝送しているので線順次デコード(補間処理を含む概
念〉する。
このようにして得られた現行方式に従う輝度信号Y及び
色差信号R−Y、B−Yはマトリクス回路17によって
3原色信号R,G、Bに変換され、デジタル/アナログ
変換回路18.19.20によってアナログ信号に変換
され、ローパスフィルタ回路21.22.23を介して
円滑化されて、例えば、図示しないNTSC方式用モニ
タ装置に与えられて表示される。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、フィールド内内挿処理によっては折返
しによる妨害はほとんど問題となることはないが、時間
軸変換処理によっては折返しによる妨害が問題となる。
すなわち、走査線を1/2に間引いているので折返しに
よる妨害が生じ、垂直方向の解像度は劣化する。また、
走査線を1/2に間引いてできた時間分だけ、間引かれ
ない走査線の信号を時間軸伸長するようにしたので、水
平方向にも折返しによる妨害が生じて水平方向の解像度
が劣化する。
水平方向の折返しによる妨害に対しては、クロックレー
トを上げてサンプル数を増加させることで改善できる。
垂直方向の折返しによる妨害に対しては、第4図に破線
ブロックで示すように、マトリクス回路17の前段に垂
直フィルタ回路14.15.16を設けることで対応す
ることができる。すなわち、垂直方向のフィルタリング
処理によって間引きによる垂直方向の断続的な変化を滑
らかにして解像度の劣化を防止することができる。
しかしながら、垂直解像度の劣化を十分に防止するため
には、多くの水平走査ラインの情報が必要であり、各垂
直フィルタ回路■4.15.16は前後何ラインもの情
報を処理する大きな規模のものとなる。その結果、装置
全体を大型、複雑なものとする。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、複
雑、大型の構成を必要とすることなく、変換後のテレビ
ジョン信号の垂直解像度として十分なものを得ることが
できるテレビジョン信号変換方式を提供しようとするも
のである。
また、新たに提案するテレビジョン信号変換方式を実現
するのに必要な回路が、従来構成の回路をそのまま適用
できないものである場合にはその回路(後述するように
、時間軸変換回路〉をも提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] かかる課題を解決するため、第1の本発明においては、
高品位テレビジョン信号が与えられるメモリと、このメ
モリに対する高品位テレビジョン1こ) 信号の書込み、及び、書き込まれたテレビジョン信号の
メモリからの読出しを制御するメモリ制御手段とを備え
、上述のメモリへの書込み及び涜出しを通じて、高品位
テレビジョン信号のlフィールドを、現行方式のノンイ
ンターレース化されたテレビジョン信号のlフィールド
に変換するようにした。
第2の本発明は、第1の本発明にががるテレビジョン信
号変換方式に適用することもできる時間軸変換回路に関
するものであって以下の構成を有する。すなわち、入力
デジタル信号の連続するN個(Nは2以上)のサンプル
値データ毎に、入力デジタル信号をパラレル化するシリ
アル/パラレル変換手段と、パラレル変換された各サン
プル値データを格納するN個のメモリと、入力デジタル
信号のサンプリング周波数の1/Hの周波数を有するラ
イトクロック信号に基づいて各メモリに書込み動作させ
ると共に、ライトクロック信号の周波数とは異なるリー
ドクロック信号に基づいて各メモリに読出し動作させる
メモリ制御手段と、各メモリから出力されたパラレルの
各サンプル値データを、リードクロック信号の周波数の
N倍の周波数を有するシリアルデータに変換して出力す
るパラレル/シリアル変換手段とを備えてなる。
[作用] 高品位テレビジョン信号の1フィールド当りの水平走査
線数は、現行テレビジョン方式のlフレーム当りの走査
線数とほぼ等しい。従って、現行方式のテレビジョン信
号をノンインターレース化したならば、高品位テレビジ
ョン信号の1フィールド当りの水平走査線数は、現行テ
レビジョン方式のノンインタレース化したlフィールド
当りの走査線数とほぼ等しい。
このように、高品位テレビジョン信号のほぼlフィール
8分の走査線を、現行テレビジョン信号のノンインター
レース方式に従う1フイ一ルド分の走査線としてそのま
ま用いるように変換すると、間引き処理を行なっていな
い信号をそのまま表示するので、従来装置に比して垂直
解像度が向上することができる。
そこで、第1の本発明では、上述のように、メモリの書
込み、読出しを通じてかかる変換を行なうようにした。
このような変換では、当然に時間軸の変換を伴う。高品
位テレビジョン信号のサンプリング周波数は高いので、
従来の時間軸変換回路のように、メモリに対して単純に
書込み、読出しを行なって時間軸を変換すると解像度の
面等から不都合が生じる場合がある。そこで、新たな構
成の時間軸変換回路の提案が求められている。
第2の本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであ
る。なお、テレビジョン信号変換方式以外にも適用でき
る。
第2の本発明においては、シリアル/パラレル変換手段
によって、入力デジタル信号は、その連続するN個のサ
ンプル値データ毎にパラレル化され、対応するメモリに
与えられて格納される。この際の書込み制御はメモリ制
御回路が行なう。すなわち、メモリ制御回路は、入力デ
ジタル信号のサンプリング周波数の1/Nの周波数を有
するライトクロック信号に基づいて各メモリに書込み動
作させる。
メモリ制御回路はまた、ライトクロック信号の周波数と
は異なるリードクロック信号に基づいて各メモリに読出
し動作させる。各メモリから出力されたパラレルの各サ
ンプル値データはパラレル/シリアル変換手段に与えら
れ、このパラレル/シリアル変換手段によってリードク
ロック信号の周波数のN倍の周波数を有するシリアルデ
ータに変換されて出力される。
[実施例] 以下、本発明を、MUSEテレビジョン信号からNTS
C方式のモニタ装置用テレビジョン信号に変換する装置
に適用した一実施例を図面を参照しながら詳述する。
一しビジ ン=1    の この実施例によるテレビジョン信号変換装置の全体構成
の説明に先立って、この実施例に至った着想について説
明する。
MUSEテレビジョン信号の水平走査線数はlフレーム
当り1125本であるのて゛、MUSEテレビジョン信
号のlフィールド当りの走査線数はNTSCテレビジョ
ン信号の1画像当りの走査線数(525本)にほぼ等し
い。
また、NTSCテレビジョン信号用のモニタ装置は52
5本の走査線を表示し得るものである。
ところで、525本の走査線用モニタ装置として、最近
、lフィールドの間に525本の走査線を表示処理し得
るものが提案されている。例えば、高画質化テレビジョ
ン受像機(EDTV)に適用されているように、ノンイ
ンターレースされた1フィールド525本の走査線を表
示処理するモニタ装置が提案されている。
そこで、MUSEテレビジョン信号のほぼ1フイ一ルド
分の走査線を、N T S ’Cテレビジョン信号のノ
ンインターレース方式に従う1フイ一ルド分の走査線と
してそのまま、525本を処理するモニタ装置で表示す
ることが考えられる。このようにすると間引き処理を行
なっていない信号をそのまま表示するので、従来装置に
比して垂直解像度が向上する。そこで、この実施例では
かかる変換を行なうこととした。
次に、この実施例によるテレビジョン信号変換装置の全
体構成を、第1図を用いて説明する。なお、この第1図
では第4図との対応部分に同一符号を付して示している
この実施例でも、ベースバンドのMUSEテレビジョン
信号をデジタル信号に変換するまでの処理構成(回路l
〜3〉は、従来装置と同様である。
また、音声信号の処理構成(回路4)も従来装置と同様
て゛ある。
コントロール信号発生回路30のクロック発生部は従来
装置と異なる。コントロール信号発生回路30は、方式
変換前のテレビジョン信号を処理する各種回路用のクロ
ック信号を発生する第1のクロック発生部31と、方式
変換後のテレビジョン信号を処理する各種回路用のクロ
ック信号を発生する第2のクロック発生部32とを備え
る。
このうち、第1のクロック発生部31は、基本的には従
来装置と同様に構成され、同一の基本的なりロック信号
を発生する。しかし、従来とは異なり、後述する時間軸
変換回路41との関係から、基本的なりロック信号に位
相同期した、しかも、1/4の周波数のクロック信号を
も発生する。勿論、他の周波数のクロック信号も発生し
ている。
第2のクロック発生部32は、この実施例が上述したよ
うなテレビジョン信号の変換を行なうので、その変換さ
れたテレビジョン信号に対する各種の処理を実行できる
ようなりロック信号を発生する。変換が従来装置とは異
なるので、発生するクロック信号も従来の第2のクロッ
ク発生部8が発生するものとは異なる。第2のクロック
発生部32は、基本的なりロック信号と共に、そのクロ
ック信号に位相同期した、しかも、1/4の周波数のク
ロック信号をも発生する。また、第2のクロック発生部
32は、第■のクロック発生部3■が発生したクロック
信号に位相同期したクロック信号を発生する。
この実施例においても、映像信号処理回路40内で、デ
ジタル信号に変換されたMUSEテレビジョン信号をフ
ィールド内内挿処理するまでの処理構成(回路10〜1
2)は、従来装置と同様である。これら回路10〜12
におけるクロック信号としては、第1のクロック発生部
31が出力したものが用いられる。
フィールド内内挿回路12によって内挿処理されたテレ
ビジョン信号は時間軸変換回路41に与えられる。この
時間軸変換回路41も、従来装置と同様に、走査方式を
中心としたテレビジョン信号の変換のための時間軸変換
処理と、輝度信号及び色信号との分離にかかる時間軸変
換処理とを行なう。
テレビジョン信号の方式を変換するための時間軸変換構
成を、第2図及び第3図に示し、その説明は後述する。
輝度信号及び色信号との分離にかかる時間軸変換処理は
、クロック信号の周波数が異なる点、及び、処理するテ
レビジョン信号がノンインターレース方式になっている
点を除き、従来装置と同様に処理するので、ここではこ
れ以上の説明は省略する。
時間軸変換回路41から出力された輝度信号Y及び色差
信号R−Y、B−Yはマトリクス回路42によって3原
色信号R,G、Bに変換され、デジタル/アナログ変換
回路43.44.45によってアナログ信号に変換され
、ローパスフィルタ回路46.47.48を介して円滑
化されて、ノンインターレース方式に従うテレビジョン
信号をも表示し得る525本対応のモニタ装置に与えら
れて表示される。
この実施例のマトリクス回路42、デジタル/アナログ
変換回路43.44.45、ローパスフィルタ回路46
.47.48も、クロック信号の周波数が異なる点、処
理するテレビジョン信号がノンインターレース方式にな
っている点を除き、従来装置と同様に処理を行なう。
なお、時間軸変換回路41から出力された輝度信号及び
色差信号を垂直フィルタ回路を介することなく、マトリ
クス回路42に直接与えるようにしたのは、この実施例
の場合、間引き処理を行なっていないので垂直解像度が
劣化しておらず、間引き走査線部分を垂直方向にならす
必要がないためである。
また、時間軸変換回路41が実行する走査方式変換用の
時間軸変換と線順次デコード用の時間軸変換とは、どち
らを先に行なっても良いが、線順次デコード用の時間軸
変換を先に行なった場合には、走査方式変換用の時間軸
変換を行なう構成を、輝度信号及び2種類の色差信号の
それぞれについて設けなければならず、大型化するので
、上述のように走査方式変換用の時間軸変換を先に行な
う構成が望ましい。
41の= 次に、テレビジョン方式の変換のための時間軸変換回路
41における構成を、第2図及び第3図を用いて説明す
る。
基本的には、第2図に示すように、変換前の入力テレビ
ジョン信号(デジタルデータ〉が有するサンプリング周
波数を周波数とするライトクロック信号に基づいて、フ
ィールド内内挿処理後の入力テレビジョン信号をメモリ
本体50に書込み、変換後のテレビジョン信号(デジタ
ルデータ)のサンプリング周波数として求められる周波
数を有するクロック信号に基づいて、上述のメモリ本体
50からデータを読み出すことで時間軸が変換されたテ
レビジョン信号を出力するようにしている。
すなわち、ライトクロック信号に基づいてライトカウン
タ51がライトアドレスを発生してメモリ本体50に入
力テレビジョン信号を書込み、ワードクロック信号に基
づいてリードカウンタ52がリードアドレスを発生して
メモリ本体50からテレビジョン信号を読出して時間軸
が変換されたテレビジョン信号を出力させる。
ここで、MUSEテレビジョン信号の走査線数(112
5本〉の1/2が正確には525本でないこと及びアス
ペクト比力く、相違することに基づく調整は、書込み処
理を通じても、また、読出し処理を通じても行なうこと
ができるが、この実施例では、書込み時にウィンドウ処
理することで行なっている。
基本的には、上述したように、メモリに対するアクセス
を通じて時間軸を変換するものであるが、より具体的に
は、第3図に示す構成によって時間軸を変換する。
第3図において、入力テレビジョン信号(デジタルデー
タ〉は、この入力テレビジョン信号のサンプリング周期
を周期とするクロック信号に基づいてラッチ動作する縦
続接続された4個のラッチ回路60〜63の初段に与え
られる。かくして、これらラッチ回路60〜63によっ
て、シリアル/パラレル変換されて1サンプリング周期
ずつ異なる連続する4個のサンプル値データが取出され
る。
これらの4個のデータが、基本サンプリング周期の1/
4の周期を有するクロック信号に基づいてラッチ動作す
る各ラッチ回路64〜67によって同時にラッチされ、
その後、対応するPIFO(先入れ先出し)メモリ68
〜71に格納される。
各FIFOメモリ68〜7■のライトクロック信号の周
波数は、ラッチ回路64〜67に対するタロツク信号の
周波数と同様に選定している。
ここで、入力テレビジョン信号のサンプリング周波数は
、従って、基本的なりロック信号の周波数は、例えば3
2.4MHzに選定されている。
これは、MUSEテレビジョン信号のベースバンド帯域
が8.1MHzであってMUSE伝送信号のサンプリン
グ周波数が16.2MHzに選定され、しかも、フィー
ルド内内挿処理を経ていてオーバサンプリングされてい
るためである。
各FIFOメモリ68〜71には、出力されるテレビジ
ョン信号(デジタルデータ〉に求められるサンプリング
周波数の1/4の周波数を有するリードクロック信号が
与えられ、各FIFOメモリ68〜71から格納データ
が同時に読み出され、対応するラッチ回路72〜75に
ラッチされる。
これらラッチ回路72〜75は、リードクロック信号の
4倍の周波数で択一的に出力イネーブル状態にされる。
このようにして、出力テレビジョン信号に求められるサ
ンプリング周波数でシリアル化されたデータが、その基
本的なりロック信号に基づいてラッチ回路76でラッチ
されて時間軸が変換されたテレビジョン信号として出力
される。
ここで、時間軸が変換された出力テレビジョン信号のサ
ンプリング周波数、従って、基本的クロック信号の周波
数としては、例えば、22.68MHzが適用される。
−m的には、NTSC方式のサンプリング周波数として
は、3.58X4=14.32MHzが使用されること
が多い。しかし、この周波数では、MUSE伝送信号と
位相を合わせることができない。そこで、この周波数に
近く、MUSE伝送信号と位相を合わせることができる
11.32MHzをNTSC方式のサンプリング周波数
と考える。
この実施例の場合、インターレース方式ではなく、ノン
インターレース方式に従うことで画質を高めているため
、そのサンプリング周波数11.32MHzの2倍の周
波数を上述のように基本的なサンプリング周波数として
いる。
この第3図の各部で必要となるクロック信号やコントロ
ール信号は、上述したコントロール信号発生回路30(
第1図参照)が出力している。
なお、この第3図に示す時間軸変換回路においても図、
示は省略しているが、ウィンドウ信号によって書込み等
が制御されている。
第2図に示す基本的な時間軸変換構成ではなく、入力テ
レビジョン信号(サンプル値データ〉を多層に展開して
時間軸変換する第3図に示す具体的な時間軸変換構成を
採用するようにしたのは、以下の理由による。
第2図に示すように1個のメモリ(例えばRAM〉を用
いて時間軸変換回路を構成する場合、メモリが有するア
クセスタイムによって動作周波数が定まる。MUSEテ
レビジョン信号のオーバーサンプリング周波数を動作周
波数とすることができるメモリも市販されているが、多
くは市販されておらず、現在、入手が容易なメモリの動
作周波数はそれより低い。動作周波数が低くなるメモリ
を用いた場合、動作周波数が低い分だけ表示する周波数
帯域が狭くなり、解像度が低くなる。
そこで、第3図に示すように、4相に展開して各相のメ
モリでの動作周波数を低くすると共に、全体としての動
作周波数は高くなるようにした。
なお、第3図でFIFOメモリを用いたのは、メモリ容
量をできるだけ少なくするためであり、また、高速処理
を意図したためである。
大施甜曵効逮 上述した実施例によれば、MUSEテレビジョン信号の
ほぼ1フイ一ルド分の信号を、ノンインターレース方式
に従う現行テレビジョン方式の1フイ一ルド分の信号と
してそのまま用いて変換するようにしたので、変換後の
テレビジョン信号の垂直解像度を従来に比して高めるこ
とができ、従来、必要であった垂直フィルタ回路を省略
することができる。
かくするにつき、時間軸の変換が必要となるが、第3図
に示すように、多層に展開して時間軸を変換するように
したので、アクセスタイムが遅いメモリを用いてMUS
Eテレビジョン信号のようなサンプリング周波数が高い
テレビジョン信号の時間軸を変換することができ、また
、その変換による解像度の劣化を防止することができる
挺□叉施例 (1)上述では、MUSEテレビジョン信号を、525
本の走査線を表示するモニタ装置用に変換するものを示
したが、帯域圧縮処理が施されているか否かに拘らず高
品位テレビジョン信号(日本放送協会が提案している以
外のものを含む〉をノンインターレース方式に従うよう
にされた現行のテレビジョン信号(NTSC方式だけで
なく、PAL、SECAM方式等を含む〉に変換する装
置に本発明を適用することができる。なお、変換の目的
は、表示ではなく記録であっても良い。
(2)第3図に示したような構成を有する上述した時間
軸変換回路は、テレビジョン信号変換装置に適用する場
合だけでなく、各種の装置に適用することができる。使
用する装置によっては、変換後のサンプリング周波数が
変換前のサンプリング周波数より高くても良い。上述で
は、4相に展開したものを示したが、展開する相数は変
換前後のサンプル周波数のうちの高い周波数に応じて適
宜選定すれば良い。
(3)上述では、テレビジョン信号の走査方式の変換に
伴う時間軸変換と、線順次デコード等のための時間軸変
換とを別個に行なうものを示したが、これらの機能を共
に実現するように時間軸変換回路を構成しても良い。例
えば、MUSEテレビジョン信号の場合、輝度信号と色
信号とは時間順次で伝送され、るため、走査変換のため
にメモリに格納する際、色信号のタイミングでも書込み
を行なわないようにして、走査変換と輝度信号の分離と
を同時に行なうようにしても良い。この場合には、走査
変換と色信号の分離とを行なう別構成が必要となる。
(4)上述では、書込み及び読出しを独立に実行できる
FIFOメモリを用いたものを示したが、書込み及び読
出しを独立に行なうことができないメモリを適用しても
良い。この場合には、書込み動作と続出し動作とは別個
のフィールドで行なうことになり、そのため、書込み動
作及び読出し動作を相補的に行なう2系の回路が必要と
なる。
[発明の効果] 以上のように、第1の本発明によれば、高品位テレビジ
ョン信号の1フイ一ルド分の信号を、ノンインターレー
ス方式に従う現行テレビジョン方式の1フィールドの信
号として変換するようにしたので、変換後のテレビジョ
ン信号の垂直解像度を従来に比して高めることができる
また、第2の本発明によれば、入力データの時間軸を変
換するにつき、多層に展開して時間軸を変換してその後
1系に戻すようにしたので、アクセスタイムが遅いメモ
リを用いて悪影響を生じることなく時間軸を変換するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるテレビジョン信号変換装置の一実
施例を示すブロック図、第2図はその時間軸変換回路の
一部についての基本的構成を示すブロック図、第3図は
その時間軸変換回路の一部についての具体的構成を示す
ブロック図、第4図は従来のテレビジョン信号変換装置
を示すブロック図である。 12・・・フィールド内内挿処理回路、30・・・コン
トロール信号発生回路、31・・・変換処理前用のクロ
ック発生部、32・・・変換処理後用のクロック発生部
、40・・・映像信号処理回路、41・・・時間軸変換
回路、60〜67.72〜76・・・ラッチ回路、68
〜71・・・FIFOメモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高品位テレビジョン信号が与えられるメモリと、
    このメモリに対する高品位テレビジョン信号の書込み、
    及び、書き込まれたテレビジョン信号の上記メモリから
    の読出しを制御するメモリ制御手段とを備え、 上記メモリへの書込み及び読出しを通じて、上記高品位
    テレビジョン信号の1フィールドを、現行方式のノンイ
    ンターレース化されたテレビジョン信号の1フィールド
    に変換するテレビジョン信号変換方式。
  2. (2)入力デジタル信号の連続するN個(Nは2以上)
    のサンプル値データ毎に、上記入力デジタル信号をパラ
    レル化するシリアル/パラレル変換手段と、 パラレル変換された各サンプル値データを格納するN個
    のメモリと、 上記入力デジタル信号のサンプリング周波数の1/Nの
    周波数を有するライトクロック信号に基づいて上記各メ
    モリに書込み動作させると共に、上記ライトクロック信
    号の周波数とは異なるリードクロック信号に基づいて上
    記各メモリに読出し動作させるメモリ制御手段と、 上記各メモリから出力されたパラレルの各サンプル値デ
    ータを、上記リードクロック信号の周波数のN倍の周波
    数を有するシリアルデータに変換して出力するパラレル
    /シリアル変換手段とを備えてなる時間軸変換回路。
JP1216608A 1989-08-23 1989-08-23 テレビジョン信号変換方式及び時間軸変換回路 Pending JPH0380684A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02299376A (ja) * 1989-05-13 1990-12-11 Sharp Corp 映像信号の方式変換装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02299376A (ja) * 1989-05-13 1990-12-11 Sharp Corp 映像信号の方式変換装置

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