JPH07309037A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH07309037A
JPH07309037A JP6101338A JP10133894A JPH07309037A JP H07309037 A JPH07309037 A JP H07309037A JP 6101338 A JP6101338 A JP 6101338A JP 10133894 A JP10133894 A JP 10133894A JP H07309037 A JPH07309037 A JP H07309037A
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JP
Japan
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color
image forming
endless carrier
light receiving
pattern
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Application number
JP6101338A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Mori
浩隆 森
Makoto Ando
良 安藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/413,848 priority patent/US5510885A/en
Publication of JPH07309037A publication Critical patent/JPH07309037A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/506Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0142Structure of complete machines
    • G03G15/0178Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image
    • G03G15/0194Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image primary transfer to the final recording medium
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0151Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies characterised by the technical problem
    • G03G2215/0158Colour registration
    • G03G2215/0161Generation of registration marks

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転駆動される無端状担持体上に担持される
転写材又は当該無端状担持体上に直接色の異なる複数の
トナー像を形成することによりカラー画像の形成を行う
カラー画像形成装置において、ハードウエア及びソフト
ウエアの構成及びコストを大幅に増加させることなく、
色ずれ検出用パターンのサンプリングを精度良く行なう
ことができ、色ずれ補正精度の向上が可能なカラー画像
形成装置を提供することを目的とする。 【構成】 無端状担持体の進行方向に対して略直交する
方向に沿って形成された複数の色ずれ検出用パターンを
サンプリングするときには、上記ライン型受光素子の出
力のシェーディング補正を実施しないが、上記無端状担
持体の略進行方向に沿って形成された複数の色ずれ検出
用パターンをサンプリングするときには、上記ライン型
受光素子03の出力のシェーディング補正手段04によ
るシェーディング補正を実施するように制御手段05に
よって制御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転駆動される無端
状担持体上に担持される転写材又は当該無端状担持体上
に直接色の異なる複数のトナー像を形成することにより
カラー画像の形成を行うデジタルカラー複写機やデジタ
ルカラープリンター等のカラー画像形成装置において、
上記無端状担持体上に形成される色ずれ検出用パターン
をサンプリングするために使用される色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス等において処理されるド
キュメントは急速にカラー化が進み、これらのドキュメ
ントを扱う複写機・プリンター・ファクシミリ等の画像
形成装置も急速にカラー化されてきている。そして、現
在これらのカラー機器は、オフィス等における事務処理
の高品位化および迅速化に伴って、高画質化および高速
化される傾向にある。かかる要求に答え得るカラー機器
としては、例えば、黒(K)・イエロー(Y)・マゼン
タ(M)・サイアン(C)の各色毎に各々の画像形成ユ
ニットを持ち、各画像形成ユニットで形成された異なる
色の画像を搬送される転写材または中間転写体上に多重
転写し、カラー画像の形成を行なういわゆるタンデム型
のカラー画像形成装置が既に提案されている。
【0003】この種のタンデム型のカラー画像形成装置
としては、例えば、次に示すようなものがある。このタ
ンデム型のカラー画像形成装置は、図17に示すよう
に、黒(K)色の画像を形成する黒色画像形成ユニット
100Kと、イエロー(Y)色の画像を形成するイエロ
ー色画像形成ユニット100Yと、マゼンタ(M)色の
画像を形成するマゼンタ色画像形成ユニット100M
と、サイアン(C)色の画像を形成するシアン色画像形
成ユニット100Cの4つの画像形成ユニットを備えて
おり、これらの4つの画像形成ユニット100K、10
0Y、100M、100Cは、互いに一定の間隔をおい
て水平に配置されている。また、上記黒色、イエロー
色、マゼンタ色及びサイアン色の4つの画像形成ユニッ
ト100K、100Y、100M、100Cの下部に
は、転写用紙101を静電吸着した状態で各画像形成ユ
ニット100K、100Y、100M、100Cの転写
位置に渡って当該転写用紙101を搬送する無端状の転
写材担持体としての転写ベルト102が配置されてい
る。この転写ベルト102は、例えば、可撓性を有する
PET等の合成樹脂によって構成されている。
【0004】上記黒色、イエロー色、マゼンタ色及びサ
イアン色の4つの画像形成ユニット100K、100
Y、100M、100Cは、すべて同様に構成されてお
り、これら4つの画像形成ユニット100K、100
Y、100M、100Cでは、上述したように、それぞ
れ黒色、イエロー色、マゼンタ色及びサイアン色のトナ
ー像が順次形成されるように構成されている。上記各色
の画像形成ユニット100K、100Y、100M、1
00Cは、感光体ドラム103を備えており、この感光
体ドラム103の表面は、一次帯電用のスコロトロン1
04によって一様に帯電された後、像形成用のレーザー
光105が画像情報に応じて走査露光されて静電潜像が
形成される。上記感光体ドラム103の表面に形成され
た静電潜像は、各画像形成ユニット100K、100
Y、100M、100Cの現像器106によってそれぞ
れ黒色、イエロー色、マゼンタ色、サイアン色の各色の
トナーにより現像されて可視トナー像となり、これらの
可視トナー像は、転写前帯電器107により転写前帯電
を受けた後、転写帯電器108の帯電により転写ベルト
102上に保持された転写用紙101に順次転写され
る。上記黒色、イエロー色、マゼンタ色、サイアン色の
各色のトナー像が転写された転写用紙101は、転写ベ
ルト102から分離された後、図示しない定着装置によ
って定着処理を受け、カラー画像の形成が行われる。
【0005】なお、図中、109は感光体クリーナー、
110は感光体除電ランプ、111は用紙剥離コロトロ
ン、112は転写ベルト除電コロトロン、113は転写
ベルトクリーナー、114はクリーニング前処理コロト
ロンをそれぞれ示すものである。
【0006】ところで、このように構成されるタンデム
型のカラー画像形成装置は、複数個の個々の画像形成ユ
ニットによって一つの画像を形成する方式であるため、
ある程度の高速化が可能であるが、画像形成の高速化を
図ると、各色の画像形成ユニットで形成される画像の位
置合わせ具合、即ちカラーレジストレーションが頻繁に
悪化し、高画質を維持できないため、高画質化および高
速化を両立させることは極めて困難であった。これは、
カラー画像形成装置の機内温度の変化やカラー画像形成
装置に外力が加わることにより、各画像形成ユニット自
身の位置や大きさ、更には画像形成ユニット内の部品の
位置や大きさが微妙に変化することに起因する。このう
ち、機内温度の変化や外力は避けられないものであり、
例えば、紙詰まりの復帰、メインテナンスによる部品交
換、カラー画像形成装置の移動などの日常的な作業が、
カラー画像形成装置へ外力を加えることとなる。
【0007】そこで、例えば特開平1−281468号
公報等に開示されているように、原稿画像情報に対応し
た可視画像を形成するとともに、位置検出用マークの可
視画像をも形成する複数の画像形成部と、前記各画像形
成部にて形成された原稿画像情報に対応した可視画像又
は位置検出用マークの可視画像を転写する転写領域を順
次移動通過する移動部材と、前記転写領域における移動
部材の移動方向下流側に設けられ前記移動部材上に転写
された位置検出用マークを検知する位置検出用マーク検
知手段とを有し、前記位置検出用マーク検知手段から出
力された検出信号に基づいて転写画像ズレを補正すべく
前記各画像形成部を制御するように構成した画像形成装
置が既に提案されている。
【0008】この転写画像ズレの補正技術を図17に示
す所謂タンデム型のカラー画像形成装置に適用した場合
には、図18に示すように、黒色、イエロー色、マゼン
タ色及びサイアン色の4つの各画像形成ユニット100
K、100Y、100M、100Cにおいて、転写ベル
ト102の進行方向及び進行方向に対して直交する方向
に沿って複数の色ずれ検出用のパターン120K、12
0Y、120M、120C及び121K、121Y、1
21M、121Cを所定の間隔で形成し、これらの色ず
れ検出用パターン120K、120Y、120M、12
0C及び121K、121Y、121M、121Cを、
発光素子123からの透過光を用いて多数の受光画素を
直線状に配列したCCDセンサー等のライン型受光素子
122によってサンプリングして、各色の色ずれ検出用
パターン120K、120Y、120M、120C及び
121K、121Y、121M、121Cの間隔を算出
し、これが所定の基準値に等しくなるように各画像形成
ユニット100K、100Y、100M、100Cの位
置や画像形成タイミングを補正することにより、高画質
化を実現するというものである。
【0009】このように、上記カラー画像形成装置の場
合には、図17に示すように、各画像形成ユニット10
0K、100Y、100M、100Cにより所定の色ず
れ検出用パターン120K、120Y、120M、12
0C及び121K、121Y、121M、121Cを出
力し、この色ずれ検出用パターン120K、120Y、
120M、120C及び121K、121Y、121
M、121CをCCDセンサー等からなるライン型受光
素子122によって検出し、色ずれ検出用パターン12
0K、120Y、120M、120C及び121K、1
21Y、121M、121Cの各色の間隔を算出し、こ
れが所定の基準値に等しくなるように各画像形成ユニッ
ト100K、100Y、100M、100Cの位置や画
像形成タイミングを補正することにより、高画質化を実
現するように構成したものである。
【0010】ところで、上記色ずれ検出用パターンを検
出するライン型受光素子としてのCCDセンサー122
は、図19に示すように、各画素毎に受光感度が異なる
ため、このCCDセンサー122によって色ずれ検出用
パターン120K、120Y、120M、120C及び
121K、121Y、121M、121Cの位置を検出
する際に、各画素毎に異なる受光感度によって色ずれ検
出用パターン120K、120Y、120M、120C
及び121K、121Y、121M、121C位置の検
出誤差が生じるという問題点がある。
【0011】そこで、本出願人の出願に係る特願平5−
5579号に示されているように、上記CCDセンサー
122による色ずれ検出用パターン120K、120
Y、120M、120C及び121K、121Y、12
1M、121C位置の検出誤差が生じるのを防止するた
めには、CCDセンサー122の出力信号に対して所謂
シェーディング補正を施すことが考えられる。このシェ
ーディング補正は、図19に示すように、CCDセンサ
ー122の各受光画素に一定強度の光を照射して各画素
毎の出力を求め、このCCDセンサー122の各画素の
出力が一定となるように、CPU等を用いた演算処理を
行って各画素の出力に補正を施すものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記従来技術の場合には、ライン型受光素子と
してのCCDセンサー122によって色ずれ検出用パタ
ーン120K、120Y、120M、120C及び12
1K、121Y、121M、121Cの位置を検出する
際に生じる検出誤差を防止するために、CCDセンサー
122の各画素の出力に対してシェーディング補正を実
施すると、色ずれ検出用パターン120K、120Y、
120M、120C及び121K、121Y、121
M、121Cの検出精度は向上するが、シェーディング
補正を実施するためにCPU等における演算処理の負荷
が非常に大きくなり、ハードウエア及びソフトウエアの
構成及びコストが大幅に大きくなるという問題点が生じ
る。
【0013】また、ハードウエア及びソフトウエアの構
成を大きくしないで実現しようとすると、シェーディン
グ補正に要する処理時間が長くなり、色ずれ検出用パタ
ーン120K、120Y、120M、120C及び12
1K、121Y、121M、121Cのサンプリング周
期を短くすることができない。そのため、色ずれ検出用
パターン120K、120Y、120M、120C及び
121K、121Y、121M、121Cのサンプリン
グ周期をある程度長くせざるを得ず、色ずれ検出用パタ
ーン120K、120Y、120M、120C及び12
1K、121Y、121M、121Cのサンプリングに
基づいて検出される各色の画像形成位置のずれのAC成
分が低周波のものに限られ、その結果、各色の画像形成
位置の全体的なずれを示すDC成分の検出誤差が図20
に示すように多く発生する。そして、このDC成分の検
出誤差が多く含まれる色ずれ検出用パターン120K、
120Y、120M、120C及び121K、121
Y、121M、121Cのサンプリング結果に基づいて
各画像形成ユニット100K、100Y、100M、1
00Cにおける画像形成タイミング等を制御してDC色
ずれ成分を補正するので、結果的に色ずれ補正精度が悪
くなるという問題点があった。これに対して、色ずれ検
出用パターン120K、120Y、120M、120C
のサンプリング周期が短いと、図21に示すように、D
C成分の検出誤差がほとんど発生しない。
【0014】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、回転駆動される無端状担持体上に担持される転
写材又は当該無端状担持体上に直接色の異なる複数のト
ナー像を形成することによりカラー画像の形成を行うカ
ラー画像形成装置において、ハードウエア及びソフトウ
エアの構成及びコストを大幅に増加させることなく、色
ずれ検出用パターンのサンプリングを精度良く行なうこ
とができ、色ずれ補正精度の向上が可能なカラー画像形
成装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、基本的に、
無端状担持体の進行方向に対して略直交する方向(主走
査方向)に沿った複数の色ずれ検出用のパターンは、副
走査方向の画像形成位置のずれ成分や、スキューずれ成
分等の無端状担持体の進行方向(副走査方向)の色ずれ
成分の検出に利用される。一方、無端状担持体の進行方
向(副走査方向)に沿った複数の色ずれ検出用のパター
ンは、主走査方向の画像形成位置のずれ成分や画像形成
倍率ずれ成分等の無端状担持体の進行方向に対して略直
交する方向(主走査方向)の色ずれ成分の検出に利用さ
れる。後者は、色ずれ検出用パターンの検出手段である
ライン型受光素子の走査方向に対する位置を検出するた
め、その位置検出にライン型受光素子の画素間の感度バ
ラツキが非常に大きく影響する。したがって、後者の無
端状担持体の進行方向(副走査方向)に沿った複数の色
ずれ検出用パターンを検出する際には、ハードウエア又
はソフトウエアでシェーディング補正を行ってから処理
をする。
【0016】これに対して、前者の無端状担持体の進行
方向に対して略直交する方向(主走査方向)に沿った複
数の色ずれ検出用のパターンは、通常、無端状担持体や
感光体ドラム等を回転駆動する機械系の駆動方向である
ことから、後者に比べて検出しなければならないAC成
分の周波数が高い。言い換えると、色ずれ検出用パター
ンのサンプリング周波数が高い。そこで、前者のサンプ
リングを如何に簡素化できるかがシステム簡素化の鍵と
なる。
【0017】その際、前者の無端状担持体の進行方向に
対して略直交する方向(主走査方向)に沿った複数の色
ずれ検出用のパターンを検出する際に、シェーディング
補正を行わなくても、略主走査方向に沿った複数の色ず
れ検出用のパターンは、無端状担持体の移動に伴ってラ
イン型受光素子を横切るように移動するものであるた
め、この略主走査方向に沿った複数の色ずれ検出用のパ
ターンをライン型受光素子によって検出する際に、ライ
ン型受光素子の画素間に感度のバラツキが存在しても、
複数の色ずれ検出用パターンの重心やピークの位置は、
誤差なく検出することができる。つまり、略主走査方向
に沿った複数の色ずれ検出用のパターンをライン型受光
素子によって検出する際の検出プロファイルは、ライン
型受光素子の個々の画素の感度に応じてバラツキが生じ
るものの、当該検出プロファイルの重心やピークの位置
には、ライン型受光素子の個々の画素の感度に応じてバ
ラツキが生じることはない。そのため、前者の無端状担
持体の進行方向に対して略直交する方向(主走査方向)
に沿った複数の色ずれ検出用パターンの検出に際して
は、シェーディング補正を行わなくとも、検出精度が低
下することはほとんどない。
【0018】このような着想に基づいてなされた本発明
の請求項第1項に係るカラー画像形成装置は、図1に示
すように、回転駆動される無端状担持体01上に担持さ
れる転写材又は当該無端状担持体上に直接色の異なる複
数のトナー像を画像形成部06によって形成することに
よりカラー画像の形成を行うカラー画像形成装置におい
て、上記回転駆動される無端状担持体01上に、当該無
端状担持体01の略進行方向及び進行方向に対して略直
交する方向に沿って複数の色ずれ検出用のパターン02
a、02bを所定の間隔で形成し、これらの色ずれ検出
用パターン02a、02bを多数の受光画素を直線状に
配列したライン型受光素子03によってサンプリングし
て、上記回転駆動される無端状担持体01上に担持され
る転写材又は当該無端状担持体上に直接形成される色の
異なる複数のトナー像のずれを制御するために行われる
色ずれ検出用パターンのサンプリング方法であって、上
記無端状担持体の進行方向に対して略直交する方向に沿
って形成された複数の色ずれ検出用パターンをサンプリ
ングするときには、上記ライン型受光素子の出力のシェ
ーディング補正を実施しないが、上記無端状担持体の略
進行方向に沿って形成された複数の色ずれ検出用パター
ンをサンプリングするときには、上記ライン型受光素子
03の出力のシェーディング補正手段04によるシェー
ディング補正を実施するように制御手段05によって制
御するように構成したものである。
【0019】また、この発明の請求項第2項に係るカラ
ー画像形成装置は、上記無端状担持体の進行方向に対し
て略直交する方向に沿って形成された複数の色ずれ検出
用パターンをサンプリングするときには、図1(b)に
示すように、上記ライン型受光素子3の特定画素3aに
着目し、当該特定画素3aからの出力のみをサンプリン
グするように構成したものである。
【0020】さらに、この発明の請求項第3項に係るカ
ラー画像形成装置における色ずれ検出用パターンのサン
プリング方法は、上記ライン型受光素子の特定画素数が
2のN乗個であるように構成したものである。
【0021】また更に、この発明の請求項第4項に係る
カラー画像形成装置における色ずれ検出用パターンのサ
ンプリング方法は、上記着目する2のN乗個の特定画素
の出力をハードウエアのみを用いて平均化した後のデー
タをサンプリングするように構成したものである。
【0022】上記合成樹脂製の無端状担持体としては、
例えば、転写ベルトが用いられるが、これに限定される
ものではなく、合成樹脂製のフィルムをドラム状に巻き
付けた転写ドラムや、ベルト状の中間転写体や、ベルト
状の感光体であってもよいことは勿論である。
【0023】また、上記無端状担持体上に形成される色
ずれ検出パターンを検出する検出手段としては、例え
ば、透過型の検出装置が用いられるが、これに限定され
るものではなく、反射型の検出装置が用いてもよいこと
は勿論である。その際、検出手段の検出素子としては、
例えば、ラインCCDが用いられる。
【0024】
【作用】この発明に係るカラー画像形成装置では、無端
状担持体の進行方向に対して略直交する方向に沿って形
成された複数の色ずれ検出用パターンをサンプリングす
るときには、上記ライン型受光素子の出力のシェーディ
ング補正を実施しないが、上記無端状担持体の略進行方
向に沿って形成された複数の色ずれ検出用パターンをサ
ンプリングするときには、上記ライン型受光素子の出力
のシェーディング補正を実施するように構成されている
ため、無端状担持体の進行方向に対して略直交する方向
に沿って形成された複数の色ずれ検出用パターンをサン
プリングするときには、上記ライン型受光素子の出力の
シェーディング補正を実施しないので、ハードウエア及
びソフトウエアの構成及びコストを大幅に増加させるこ
となく、無端状担持体の進行方向に対して略直交する方
向に沿って形成された複数の色ずれ検出用パターンのサ
ンプリング周期を短くすることができ、色ずれ検出用パ
ターンのサンプリングを精度良く行なうことができ、D
C成分等の色ずれ補正精度の向上が可能なカラー画像形
成装置における色ずれ検出用パターンのサンプリング方
法を提供することができる。
【0025】また、上記無端状担持体の進行方向に対し
て略直交する方向に沿って形成された複数の色ずれ検出
用パターンをライン型受光素子によって検出する際の検
出プロファイルは、シェーディング補正を実施しないと
ライン型受光素子の個々の画素の感度に応じてバラツキ
が生じるものの、当該検出プロファイルの重心やピーク
位置には、ライン型受光素子の個々の画素の感度に応じ
てバラツキが生じることはない。そのため、前者の無端
状担持体の進行方向に対して略直交する方向(主走査方
向)に沿った複数の色ずれ検出用パターンの検出に際し
ては、シェーディング補正を行わなくとも、検出精度が
低下することはほとんどない。
【0026】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
【0027】図2はこの発明に係るカラー画像形成装置
の一実施例としてのデジタルカラー複写機を示す全体構
成図である。
【0028】図2において、プラテンガラス1上に載置
された原稿2は、光源及び走査ミラー等からなる走査光
学系を介して、カラーCCDセンサー3を備えたイメー
ジスキャナーによりRGBのアナログ画像信号として読
み取られる。そして、上記カラーCCDセンサー3によ
って読み取られたRGBのアナログ画像信号は、画像処
理部4によってKYMCの画像信号に変換され、画像処
理部4の内部に設けられたメモリーに一時蓄積される。
【0029】画像処理部4からは、黒(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)の各色の画像
形成ユニット21K、21Y、21M、21Cのレーザ
ービーム走査装置5K、5Y、5M、5Cに各色の画像
データが順次出力され、これらのレーザービーム走査装
置5K、5Y、5M、5Cによってそれぞれの感光体ド
ラム6K、6Y、6M、6Cに静電潜像が形成される。
上記各感光体ドラム6K、6Y、6M、6C上に形成さ
れた静電潜像は、現像器7K、7Y、7M、7Cによっ
て、それぞれ黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、サイアン(C)の各色のトナー像として現像さ
れる。
【0030】上記各感光体ドラム6K、6Y、6M、6
C上に形成された各色のトナー像を記録する記録用紙1
1は、給紙カセット12から供給される。この給紙カセ
ット12から供給された記録用紙11は、所定のタイミ
ングで回転駆動される給送ローラ13によって転写搬送
ベルト8上へ送出される。この転写搬送ベルト8は、駆
動ローラ9と従動ローラ10との間に一定のテンション
で無端状に掛け回されており、図示しない定速性に優れ
た専用のモーターによって回転駆動される駆動ローラ9
により、矢印方向に所定の速度で循環駆動されるように
なっている。
【0031】上記転写搬送ベルト8によって搬送された
記録用紙11の先端と、画像形成ユニットにて形成され
た第一の感光体ドラム6K上の画像の先端は、感光体ド
ラム6Kの最下点の転写ポイントにて一致するように、
その紙送りタイミングや画像書き込みタイミングが決め
られている。転写ポイントに達した記録用紙11は、転
写用の図示しないコロトロン等によって、感光体ドラム
6上の可視画像が転写され、更に感光体ドラム6Yの真
下の転写ポイントに達する。感光体ドラム6Yの真下の
転写に達した記録用紙11は、感光体ドラム6Kで転写
されたのと同様に感光体ドラム6Y上の可視画像が転写
される。同様に全ての転写を終えた記録用紙11は、更
に転写搬送ベルト8によって搬送され、従動ローラ10
の付近まで達すると図示しないが、記録用紙11を転写
搬送ベルト8から剥離するためのコロトロンやストリッ
パー等により、転写搬送ベルト8から剥離される。その
後、4色のトナー像が転写された記録用紙11は、定着
装置14により定着され、排出トレイ15上に排出さ
れ、カラー画像の複写が行われる。
【0032】図3は上記色ずれ検出用パターンのサンプ
リング方法を適用した多重転写方式のデジタルカラープ
リンターを示す概略図である。
【0033】図において、20は各画像形成ユニット2
1K、21Y、21M、21Cによって形成された転写
搬送ベルト8上の色ずれ検出用のパターン像22を検出
する色ずれ検出用パターン検出手段であり、このパター
ン検出手段20は、転写搬送ベルト8の画像領域におい
てその幅方向の両端に各々1組ずつ配置された光源23
と受光素子24とを備えている。上記光源23は、転写
搬送ベルト8上の色ずれ検出用のパターン像を検出する
ために必要な背景光を作り出すためのLEDからなるも
のである。また、受光素子24は、当該光源23と転写
搬送ベルト8を介して対向するように配置されたもので
あり、多数の受光画素を直線状に配列したライン型受光
素子としてのCCDからなるものである。
【0034】25K、25Y、25M、25Cは各画像
形成ユニット21K、21Y、21M、21C内のレー
ザービーム走査装置に対して画像信号を送るインターフ
ェイス基板であり、26は色ずれ補正系を一括して制御
する補正用基板である。27はメモリー並びに画像処理
関係を一括して担当する画像処理用基板であり、28は
それらの基板全てと、デジタルカラー複写機全体の動き
を管理するコントロール基板である。
【0035】図4は上記色ずれ検出用のパターン検出手
段を示す断面図である。
【0036】図において、30はパターン検出手段の筺
体であり、31は前記受光素子24としてのリニアCC
Dであり、32はリニアCCD31とそれを駆動する周
辺回路を載せた基板である。この基板32は、断面L字
形状のアングル33を介して筺体30に取付けられてい
る。また、34は屈折率分布型レンズアレイで、35は
前記光源24としての照明光源36とそれを駆動する周
辺回路を載せた基板である。
【0037】また、図5は、センサ基板32と屈折率分
布型レンズアレイ34と転写搬送ベルト8上の画像位置
検出用のパターン像22の位置関係を立体的に示したも
のであり、筺体30内には、ここに示すセンサ基板32
と屈折率分布型レンズアレイ34のペアが2組配置され
ている。しかも、上記筺体30は、転写搬送ベルト8の
画像領域内に幅方向の両端にそれぞれ1つずつ配列され
ている。上記一方のセンサ基板32に取付けられたリニ
アCCD31は、手前側の色ずれ検出用パターン22の
主走査・副走査方向両方を検出するためのものであり、
他方のセンサ基板32に取付けられたリニアCCD31
は、奥側のそれらを検出するためのものである。このよ
うに、センサーを2個使うことで、コピーの中央付近の
主走査方向のずれ、コピーの中央付近の副走査方向のず
れ、主走査・副走査方向の倍率誤差、主走査方向に対す
る角度ずれ等色ずれの全ての方向での調整が可能となる
が、例えば主走査方向の調整のみを行うのであれば1個
の検出用センサーのみでも良い。そして、このように構
成される2個のセンサーを内蔵した筺体30が、図3に
示すように、転写搬送ベルト8の画像領域における幅方
向の両端部にそれぞれ1つずつ配設されている。
【0038】さらに、上記照明光源36としては、LE
Dが用いられており、1つのLEDでは必要な照明範囲
を確保できないときは、複数のLEDを使用しても良
い。例えば、一つのセンサCCD31でレーザービーム
走査装置の走査開始位置すなわち主走査方向のずれと転
写搬送方向即ち副走査方向のずれを比較的近接した位置
で検出する場合にはLED36を1つ、比較的離れた位
置で検出する場合にはLEDを2つ割り当てるものとす
る。このとき、集光型のLED36を転写搬送ベルト8
に近づけることでLEDの外形にほぼ等しい照明幅が得
られ、点灯するLEDは数個であるため、その消費電力
は非常に小さく抑えることができる。
【0039】また、この実施例では、転写搬送手段とし
て例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)からな
る透明なベルト8を用いるが、この場合の代表的な透過
特性は図6に示すように波長が長くなるに従い、その透
過率は高くなる。また、CCD31の代表的な感度特性
を図7に示すが、可視光領域においては良好な感度を有
している。一方、高輝度の得られるLED36の発光波
長は赤色領域(600〜700nm)であり、これらを
組み合わせることで大きなセンサ出力を得ることが可能
になる。検出位置に転写搬送ベルト8上のパターン像2
2が到達すると、パターン像22を形成するトナーは色
に関わらず不透明体であるからパターン位置での透過率
は0に近くセンサ出力は非常に小さくなる。このセンサ
出力の差が大きい程安定した検出が可能であり、本構成
での出力例を図9及び図10に示すがKYMCの各色に
対してほぼ同等の出力が得られている。
【0040】図12はこの発明に係る色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング方法を実施するための制御部の一実
施例を示すブロック図である。この制御部は、図3に示
す補正基板26内に設けられている。
【0041】図において、40はパターン位置演算手
段、41は演算数カウント手段、42は演算タイミング
発生手段、43はカラーレジずれ演算手段、44はレジ
測定パターンの各色の先頭到着時刻演算手段、45K、
45Y、45M、45Cは各色に対応したパターン位置
メモリ、46は画像形成ユニット補正値演算手段をそれ
ぞれ示している。
【0042】ところで、この実施例では、上記無端状担
持体の進行方向に対して略直交する方向に沿って形成さ
れた複数の色ずれ検出用パターンをサンプリングすると
きには、上記ライン型受光素子の出力のシェーディング
補正を実施しないが、上記無端状担持体の略進行方向に
沿って形成された複数の色ずれ検出用パターンをサンプ
リングするときには、上記ライン型受光素子の出力のシ
ェーディング補正を実施するように構成されている。
【0043】すなわち、上記色ずれ検出用パターン22
a(K)、22a(Y)、22a(M)、22a(C)
及び22b(K)、22b(Y)、22b(M)、22
b(C)を検出するラインCCD31は、図 に示すよ
うに、各画素毎に受光感度が異なるため、このラインC
CD31によって色ずれ検出用パターン22a(K)、
22a(Y)、22a(M)、22a(C)及び22b
(K)、22b(Y)、22b(M)、22b(C)の
位置を検出する際に、各画素毎に異なる受光感度によっ
て色ずれ検出用パターン22a(K)、22a(Y)、
22a(M)、22a(C)及び22b(K)、22b
(Y)、22b(M)、22b(C)位置の検出誤差が
生じる。
【0044】そこで、上記ラインCCD31による色ず
れ検出用パターン22a(K)、22a(Y)、22a
(M)、22a(C)及び22b(K)、22b
(Y)、22b(M)、22b(C)位置の検出誤差が
生じるのを防止するためには、ラインCCD31の出力
信号に対して所謂シェーディング補正を施すことが考え
られる。このシェーディング補正は、図 に示すよう
に、ラインCCD31の各受光画素に一定強度の光を照
射して各画素毎の出力を求め、このラインCCD31の
各画素の出力が一定となるように、パターン位置演算手
段40によって補正演算処理を行って各画素の出力に補
正を施すものである。
【0045】その際、この実施例では、図8に示すよう
に、上記転写搬送ベルト8の進行方向(副走査方向)に
対して直交する方向(主走査方向)に沿って形成された
複数の色ずれ検出用パターン22a(K)、22a
(Y)、22a(M)、22a(C)をサンプリングす
るときには、上記ラインCCD31の出力のシェーディ
ング補正を実施しないが、上記転写搬送ベルト8の進行
方向(副走査方向)に沿って形成された複数の色ずれ検
出用パターン22b(K)、22b(Y)、22b
(M)、22b(C)をサンプリングするときには、上
記ラインCCD31の出力のシェーディング補正をパタ
ーン位置演算手段40によって実施するように構成した
ものである。
【0046】また、この実施例では、転写搬送ベルト8
の進行方向(副走査方向)に対して直交する方向(主走
査方向)に沿って形成された複数の色ずれ検出用パター
ン22a(K)、22a(Y)、22a(M)、22a
(C)をサンプリングするときには、図13に示すよう
に、上記ラインCCD31の特定の16画素31aに着
目し、この特定の16画素31aからの出力のみをサン
プリングするようになっている。さらに、上記ラインC
CD31の特定の16画素31aからの出力に対して
は、平均化処理を行って検出データとしている。そのた
め、上記ラインCCD31の特定の16画素31aから
の出力は、図14に示すように、8ビットのシリアル信
号としてラインCCD31から16個の画素分だけ出力
される。このラインCCD31から出力される16個の
シリアル信号は、第1のフリップフロップ50にラッチ
された後、加算器51によって第2のフリップフロップ
52から出力される前回の加算結果と順次加算される。
この加算器51による加算演算がラインCCD31から
出力される16個のシリアル信号のすべてに対して実行
されるまで、加算結果は、第2のフリップフロップ52
に12ビットのデータとしてラッチされる。そして、こ
の第2のフリップフロップ52にラッチされたラインC
CD31から出力される16個のシリアル信号の加算信
号に対して、上位の8ビットのみを取ることにより、ラ
インCCD31から出力される16個のシリアル信号の
平均化処理がハードウエアで実行される。つまり、2進
数で与えられるデータに対しては、このデータを1ビッ
ト下位側にシフトさせることにより、1/2演算を実行
することができ、12ビットのデータを4ビット下位側
にシフトさせ、上位8ビットのみを取ることにより、1
/16演算処理を行なうことができ、加算器51で加算
された16個のデータに対して平均化処理を行なうこと
ができる。この平均化処理されたラインCCD31の1
6画素の出力信号は、画像メモリ53に記憶される。
【0047】以上の構成において、この実施例に係る色
ずれ検出用パターンのサンプリング方法を適用したカラ
ー画像形成装置では、次のようにして色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリングが行われる。すなわち、上記色ずれ
検出用パターンのサンプリング方法が適用されたデジタ
ルカラー複写機では、機内温度の変化やデジタルカラー
複写機に外力が加わることにより、各画像形成ユニット
自身の位置や大きさ、更には各画像形成ユニット21
K、21Y、21M、21C内の部品の位置や大きさが
微妙に変化することがある。このうち、機内温度の変化
や外力は避けられないものであり、例えば、紙詰まりの
復帰、メインテナンスによる部品交換、デジタルカラー
複写機の移動などの日常的な作業が、デジタルカラー複
写機へ外力を加えることとなる。そして、上記デジタル
カラー複写機に機内温度の変化や外力が作用すると、各
色の画像形成ユニット21K、21Y、21M、21C
で形成される画像の位置合わせ具合が悪化し、色ずれが
発生して高画質を維持することが困難となる。そのた
め、上記色ずれ検出用パターンのサンプリング方法が適
用されたデジタルカラー複写機では、装置の電源投入時
や紙詰まりの復帰動作後、その他所定のタイミングで、
通常の画像形成モード(プリントモード)の開始前や通
常の画像形成モード(プリントモード)の間等に、必要
に応じて色ずれ検出用パターンのサンプリングに基づく
補正モードが実施される。
【0048】この色ずれ検出用パターンのサンプリング
に基づく補正モードでは、図3に示すように、コントロ
ール基板28により各部に指令が出され、各インターフ
ェイス基板25K、25Y、25M、25Cは、内蔵す
る色ずれ検出用パターン出力手段により、色ずれ検出用
パターンの画像データを各々対応する画像形成ユニット
21K、21Y、21M、21Cに順次出力し始める。
このとき、各インターフェイス基板25K、25Y、2
5M、25Cが画像データの出力を開始するタイミング
は、通常の画像形成モード(プリントモード)のタイミ
ングと全く同じである。これにより、各画像形成ユニッ
ト21K、21Y、21M、21Cは、この画像データ
に基づいて各々所定の色ずれ検出用パターン22を形成
し、通常の画像形成モード(プリントモード)と同じタ
イミングで順次転写搬送ベルト8に多重転写して、色ず
れ検出用パターン22が転写搬送ベルト8上に形成され
る。
【0049】この色ずれ検出用パターン22としては、
例えば、図8に示すように、転写搬送ベルト8の進行方
向と直交する方向である主走査方向に沿った色ずれ検出
用パターン22b(K)、22b(Y)、22b
(M)、22b(C)と、上記転写搬送ベルト8の進行
方向である副走査方向に沿った色ずれ検出用パターン2
2a(K)、22a(Y)、22a(M)、22a
(C)とから構成され、画像形成ユニットの手前側と奥
側に1個づつ配置される色ずれ検出用のパターン検出手
段20によって読み取れるような所定位置に22a
(K)、22a(Y)、22a(M)、22a(C)と
22b(K)、22b(Y)、22b(M)、22b
(C)が1組づつ多重転写される。また、上記主走査方
向及び副走査方向の色ずれ検出用パターン22a
(K)、22a(Y)、22a(M)、22a(C)及
び22b(K)、22b(Y)、22b(M)、22b
(C)は、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の各色の直線部分としての帯状パ
ターンが所定の間隔をおいて順次配列されている。
【0050】この他に、上記色ずれ検出用パターン22
としては、例えば、図9〜図11に示すものなどがあ
り、これらの色ずれ検出用パターン22は、副走査方向
に並行な直線部分と主走査方向に並行な直線部分が、各
色順々にパターン検出手段20の読取り領域に到達する
ように構成したことを特徴としている。これらの色ずれ
検出用パターン22は、 1)手前側と奥側の各々のパターンの主走査方向の幅が狭
いため、長尺のセンサを必要としない。 2)各色のパターンが重なっていないため、カラーセンサ
でなくても何色のパターンを読み取っているか判別でき
る。 という2つの利点を有している。なお、図8〜図11は
所定の基準色を黒(K)とした場合を示している。な
お、これらの色ずれ検出用パターン22以外にも、転写
搬送ベルト8の略進行方向及び進行方向に対して略直交
する方向に沿った色ずれ検出用のパターンをそれぞれ傾
斜させ、V字形状に形成した色ずれ検出用パターンを用
いても勿論よい。
【0051】ところで、補正用基板26は、各インター
フェイス基板25K、25Y、25M、25Cが各々対
応する画像形成ユニット21K、21Y、21M、21
Cに色ずれ検出用パターンの画像データを順次出力し始
めるタイミングをモニターしており、引き続きこのタイ
ミングから、色ずれ検出用パターン22の一つ一つがパ
ターン検出手段20の真下に来る時刻を予測・算出す
る。この時刻の算出は、図12に示すように、色ずれ検
出用パターン22の各色の先頭到着時刻演算手段44に
よって行われる。そして、この時刻になると補正用基板
26は、センサ基板32がパターン検出手段20を駆動
して色ずれ検出用パターン22をサンプリングしている
サンプリングデータを参照し、これに補正用基板26に
内蔵のパターン位置演算手段40を働かせ、色ずれ検出
用パターン22の一つ一つの位置を算出して行く。な
お、上記のごとく、色ずれ検出用パターン22の一つ一
つがパターン検出手段20の真下に来る時刻を予測・算
出して、パターン検出手段20によって色ずれ検出用パ
ターン22を読み取るのは、色ずれ検出用パターン22
の読み落としを防止するためである。
【0052】上記パターン位置演算手段40を働かせる
サンプリングデータは、例えば、図12及び図13に示
すプロファイルを有しており、色ずれ検出用パターン2
2の一つ一つがパターン検出手段20の下を横切ったこ
とによる光量の変化を含んでいる。上記パターン位置演
算手段40は、図12に示すように、このプロファイル
から、例えば光量の変化の重心位置、または光量の変化
の中央位置を算出し、所定の各色に対応したパターン位
置メモリ45K、45Y、45M、45Cにそのパター
ン位置を格納する。補正用基板26は、この操作を、補
正用基板26に内蔵の演算数カウント手段41が、各色
ごとに演算回数をカウントし所定の回数n(副走査方向
の所定の基準色はn+1)例えば、4に達して、当該演
算数カウント手段41が色ずれ検出用パターン22の読
み取りの終了を指示するまで繰り返す。また、パターン
位置演算のインターバルは、補正用基板26に内蔵の演
算タイミング発生手段42が発生するタイミング信号に
より制御される。尚、パターン位置演算のインターバル
と、色ずれ検出用パターン22の間隔を調整して、イン
ターフェイス基板25K、25Y、25M、25Cは、
各々対応する画像形成ユニット21K、21Y、21
M、21Cに画像データを予め出力している。
【0053】上記のごとくパターン検出手段20を構成
するラインCCD31によって、図8に示すような色ず
れ検出用パターン22a(K)、22a(Y)、22a
(M)、22a(C)及び22b(K)、22b
(Y)、22b(M)、22b(C)を検出する際に、
前述したように、ラインCCD31は、図 に示すよう
に、各画素毎に受光感度が必然的に異なるため、このラ
インCCD31の出力をそのまま用いて色ずれ検出用パ
ターン22a(K)、22a(Y)、22a(M)、2
2a(C)及び22b(K)、22b(Y)、22b
(M)、22b(C)の位置を検出すると、色ずれ検出
用パターンの検出位置に誤差が生じる。
【0054】そのため、この実施例では、転写搬送ベル
ト8の進行方向に対して直交する方向に沿って形成され
た複数の色ずれ検出用パターン22a(K)、22a
(Y)、22a(M)、22a(C)をサンプリングす
るときには、上記ラインCCD31の出力のシェーディ
ング補正を実施しないが、上記転写搬送ベルト8の進行
方向に沿って形成された複数の色ずれ検出用パターン2
2b(K)、22b(Y)、22b(M)、22b
(C)をサンプリングするときには、上記ラインCCD
31の出力のシェーディング補正を実施するようになっ
ている。
【0055】この転写搬送ベルト8の進行方向に沿って
形成された複数の色ずれ検出用パターン22b(K)、
22b(Y)、22b(M)、22b(C)をサンプリ
ングする際のシェーディング補正は、図12に示すよう
に、パターン位置演算手段40によって行われる。
【0056】また、転写搬送ベルト8の進行方向に対し
て直交する方向に沿って形成された複数の色ずれ検出用
パターン22a(K)、22a(Y)、22a(M)、
22a(C)をサンプリングするときには、上記ライン
CCD31の出力のシェーディング補正を実施しない
が、それに代わって図14に示す平均化回路を用いてラ
インCCD31の着目する16個の特定画素の出力に対
して平均化処理を施して、複数の色ずれ検出用パターン
22a(K)、22a(Y)、22a(M)、22a
(C)の検出データをサンプリングするようになってい
る。
【0057】そして、上記補正用基板26に内蔵された
色ずれ演算手段43は、こうして算出された各色複数の
パターン位置より、複数個の色ずれ量を算出し、次に所
定の演算を施すことにより色ずれを高精度で算出する。
ここで、所定の演算には、単純平均を取る、最大値と最
小値を求めその中央値を取る、複数個の色ずれ量が最も
多く分布する値を取る、等が挙げられる。また、複数個
の色ずれ量の分布や推移を観て異常な(色ずれ算出に適
当でない)データを除いた後に、所定の演算を施すこと
にすることにより、高精度で色ずれを算出できる。
【0058】その後、上記補正用基板26は、色ずれ演
算手段43によって演算された各色の色ずれ検出用パタ
ーン位置の差の値を受けて、内蔵の画像形成ユニット補
正値演算手段により各画像形成ユニットを補正する補正
値に変換して、画像形成ユニット21K、21Y、21
M、21Cに出力・設定する。そして、再度、上記色ず
れパターンの書込みと、色ずれ量の検出を行い、この2
度目の色ずれ量の検出値に基づいて、内蔵の画像形成ユ
ニット補正値演算手段46により各画像形成ユニットを
補正する補正値に変換して、画像形成ユニット21K、
21Y、21M、21Cに出力・設定し、色ずれ補正モ
ードを終了する。
【0059】このように、上記実施例では、転写搬送ベ
ルト8の進行方向に対して直交する方向に沿って形成さ
れた複数の色ずれ検出用パターン22a(K)、22a
(Y)、22a(M)、22a(C)をサンプリングす
るときには、上記ラインCCD31の出力のシェーディ
ング補正を実施しないが、上記転写搬送ベルト8の略進
行方向に沿って形成された複数の色ずれ検出用パターン
22b(K)、22b(Y)、22b(M)、22b
(C)をサンプリングするときには、上記ラインCCD
31の出力のシェーディング補正を実施するように構成
されているため、転写搬送ベルト8の進行方向に対して
略直交する方向に沿って形成された複数の色ずれ検出用
パターン22a(K)、22a(Y)、22a(M)、
22a(C)をサンプリングするときには、上記ライン
CCD31の出力のシェーディング補正を実施しないの
で、ハードウエア及びソフトウエアの構成及びコストを
大幅に増加させることなく、転写搬送ベルト8の進行方
向に対して略直交する方向に沿って形成された複数の色
ずれ検出用パターン22a(K)、22a(Y)、22
a(M)、22a(C)のサンプリング周期を短くする
ことができ、これらの色ずれ検出用パターン22a
(K)、22a(Y)、22a(M)、22a(C)の
サンプリングを精度良く行なうことができ、DC成分等
の色ずれ補正精度の向上が可能なカラー画像形成装置に
おける色ずれ検出用パターンのサンプリング方法を提供
することができる。
【0060】また、上記転写搬送ベルト8の進行方向に
対して略直交する方向に沿って形成された複数の色ずれ
検出用パターン22a(K)、22a(Y)、22a
(M)、22a(C)をラインCCD31によって検出
する際の検出プロファイルは、シェーディング補正を実
施しないとラインCCD31の個々の画素の感度に応じ
てバラツキが生じるものの、当該検出プロファイルの重
心やピーク位置には、図13に示すように、ラインCC
D31の個々の画素の感度に応じてバラツキが生じるこ
とはない。そのため、前者の転写搬送ベルト8の進行方
向に対して略直交する方向(主走査方向)に沿った複数
の色ずれ検出用パターン22a(K)、22a(Y)、
22a(M)、22a(C)の検出に際しては、シェー
ディング補正を行わなくとも、検出精度が低下すること
はほとんどない。
【0061】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用からな
るもので、回転駆動される無端状担持体上に担持される
転写材又は当該無端状担持体上に直接色の異なる複数の
トナー像を形成することによりカラー画像の形成を行う
カラー画像形成装置において、ハードウエア及びソフト
ウエアの構成及びコストを大幅に増加させることなく、
色ずれ検出用パターンのサンプリングを精度良く行なう
ことができ、色ずれ補正精度の向上が可能なカラー画像
形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)(b)はこの発明に係るカラー画
像形成装置をそれぞれ示す概念図である。
【図2】 図2はこの発明に係るデジタルカラー複写装
置の一実施例を示す構成図である。
【図3】 図3は同要部斜視構成図である。
【図4】 図4はセンサーを示す構成図である。
【図5】 図5は同センサーを示す斜視図である。
【図6】 図6は透過率と波長との関係を示すグラフで
ある。
【図7】 図7はセンサーの相対出力と入射光波長との
関係を示すグラフである。
【図8】 図8はレジずれ測定用のパターンを示す説明
図である。
【図9】 図9はレジずれ測定用のパターンを示す説明
図である。
【図10】 図10はレジずれ測定用のパターンを示す
説明図である。
【図11】 図11はレジずれ測定用のパターンを示す
説明図である。
【図12】 図12はこの発明に係る色ずれ検出用パタ
ーンのサンプリング方法を適用したデジタルカラー複写
機の制御回路を示すブロック図である。
【図13】 図13はセンサーを示す模式図である。
【図14】 図14(a)(b)は平均化処理を行なう
回路をそれぞれ示すブロック図である。
【図15】 図15はセンサーの出力を示すグラフであ
る。
【図16】 図16はセンサーの出力を示すグラフであ
る。
【図17】 図17は従来のデジタルカラー複写装置を
示す構成図である。
【図18】 図18は色ずれ検出用のパターンを示す説
明図である。
【図19】 図19はラインCCDにおけるシェーディ
ング補正を示す説明図である。
【図20】 図20は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ング方法に基づくサンプリング周囲を示す説明図であ
る。
【図21】 図21は色ずれ検出用パターンのサンプリ
ング方法に基づくサンプリング周囲を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 無端状担持体、2 色ずれ検出用パターン、3 ラ
イン型受光素子、4シェーディング補正回路、5 制御
手段、6 画像形成部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される無端状担持体上に担持さ
    れる転写材又は当該無端状担持体上に直接色の異なる複
    数のトナー像を形成することによりカラー画像の形成を
    行うカラー画像形成装置において、上記回転駆動される
    無端状担持体上に、当該無端状担持体の略進行方向及び
    進行方向に対して略直交する方向に沿って複数の色ずれ
    検出用のパターンを所定の間隔で形成し、これらの色ず
    れ検出用パターンを多数の受光画素を直線状に配列した
    ライン型受光素子によってサンプリングして、上記回転
    駆動される無端状担持体上に担持される転写材又は当該
    無端状担持体上に直接形成される色の異なる複数のトナ
    ー像のずれを制御するために行われる色ずれ検出用パタ
    ーンのサンプリング方法であって、上記無端状担持体の
    進行方向に対して略直交する方向に沿って形成された複
    数の色ずれ検出用パターンをサンプリングするときに
    は、上記ライン型受光素子の出力のシェーディング補正
    を実施しないが、上記無端状担持体の略進行方向に沿っ
    て形成された複数の色ずれ検出用パターンをサンプリン
    グするときには、上記ライン型受光素子の出力のシェー
    ディング補正を実施することを特徴とするカラー画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 上記無端状担持体の進行方向に対して略
    直交する方向に沿って形成された複数の色ずれ検出用パ
    ターンをサンプリングするときには、上記ライン型受光
    素子の特定画素に着目し、当該特定画素からの出力のみ
    をサンプリングすることを特徴とする請求項第1項記載
    のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記ライン型受光素子の特定画素数が2
    のN乗個であることを特徴とする請求項第2項記載のカ
    ラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記着目する2のN乗個の特定画素の出
    力をハードウエアのみを用いて平均化した後のデータを
    サンプリングすることを特徴とする請求項第3項記載の
    カラー画像形成装置。
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