JPH0730784Y2 - シンクと天板との接合構造 - Google Patents
シンクと天板との接合構造Info
- Publication number
- JPH0730784Y2 JPH0730784Y2 JP1987164023U JP16402387U JPH0730784Y2 JP H0730784 Y2 JPH0730784 Y2 JP H0730784Y2 JP 1987164023 U JP1987164023 U JP 1987164023U JP 16402387 U JP16402387 U JP 16402387U JP H0730784 Y2 JPH0730784 Y2 JP H0730784Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- flange
- elastic waterproof
- waterproof material
- sink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［技術分野］ 本考案はシンクのフランジと天板とを接合する構造に関
するものである。
するものである。
［背景技術］ 従来、天板１にシンク２のフランジ３を接合する場合、
第５図に示すように天板１の下面とフランジ３との間に
ブチルゴムａを介在し、ブチルゴムａを圧縮した状態で
硬質ウレタン樹脂のような硬質樹脂を注型して硬質樹脂
が硬化した接合用樹脂成形部４にて天板１とフランジ３
とを一体化し、ブチルゴムａよりシンク２内がわでフラ
ンジ３と天板１との間にシリコンコーキング材ｂを塗布
充填してシリコンコーキング材ｂを硬化させていた。し
かしかかる従来例にあってはシリコンコーキング材ｂを
塗布するのに手間がかかり組み立て性が悪いという問題
があり、またシリコンコーキング材ｂは汚れがしみ込ん
で汚染するという問題があり、さらにシリコンコーキン
グ材ｂを塗布するので塗布むらが発生しやすく、巣がで
きたりしてかびが発生しやすいという問題があった。
第５図に示すように天板１の下面とフランジ３との間に
ブチルゴムａを介在し、ブチルゴムａを圧縮した状態で
硬質ウレタン樹脂のような硬質樹脂を注型して硬質樹脂
が硬化した接合用樹脂成形部４にて天板１とフランジ３
とを一体化し、ブチルゴムａよりシンク２内がわでフラ
ンジ３と天板１との間にシリコンコーキング材ｂを塗布
充填してシリコンコーキング材ｂを硬化させていた。し
かしかかる従来例にあってはシリコンコーキング材ｂを
塗布するのに手間がかかり組み立て性が悪いという問題
があり、またシリコンコーキング材ｂは汚れがしみ込ん
で汚染するという問題があり、さらにシリコンコーキン
グ材ｂを塗布するので塗布むらが発生しやすく、巣がで
きたりしてかびが発生しやすいという問題があった。
［考案の目的］ 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは防水的に接合できるのは勿論、
従来のようにシリコンコーキング材を塗布したりする手
間を要せず組み立て性がよく、しかも汚染しないように
接合できるシンクと天板との接合構造を提供するにあ
る。
案の目的とするところは防水的に接合できるのは勿論、
従来のようにシリコンコーキング材を塗布したりする手
間を要せず組み立て性がよく、しかも汚染しないように
接合できるシンクと天板との接合構造を提供するにあ
る。
［考案の開示］ 本考案シンクと天板との接合構造は、天板１の下方にシ
ンク２のフランジ３を配置して天板１下面にフランジ３
を接合用樹脂成形部４で一体化するにあって、表面に粘
弾性層を有する長尺の弾性防水材５を天板１とフランジ
３との間の全周に亘って介在し、弾性防水材５を圧縮し
て弾性防水材５の粘弾性層を天板１及びフランジ３に密
着させ、天板１とフランジ３との間の弾性防水材５のシ
ンク２内がわに弾性防水材５に沿って弾性防水材５とは
別体の固体の樹脂カバー材６を充填して樹脂カバー材６
を弾性防水材５に接着したものであって、上述のように
構成することにより従来例の欠点を解決したものであ
る。つまり、上記のように構成したことにより、従来の
ようにシリコンコーキング材を塗布したりしなくても樹
脂カバー材６を充填するだけでよくて組み立て性を向上
できるようになり、しかもシリコンコーキング材を塗布
したりしてなくも予め一体に成形された樹脂カバー材６
でカバーできて表面を奇麗に仕上げることができるよう
になり、さらに従来のシリコンコーキング材のように汚
染したりする虞れが少なくなった。
ンク２のフランジ３を配置して天板１下面にフランジ３
を接合用樹脂成形部４で一体化するにあって、表面に粘
弾性層を有する長尺の弾性防水材５を天板１とフランジ
３との間の全周に亘って介在し、弾性防水材５を圧縮し
て弾性防水材５の粘弾性層を天板１及びフランジ３に密
着させ、天板１とフランジ３との間の弾性防水材５のシ
ンク２内がわに弾性防水材５に沿って弾性防水材５とは
別体の固体の樹脂カバー材６を充填して樹脂カバー材６
を弾性防水材５に接着したものであって、上述のように
構成することにより従来例の欠点を解決したものであ
る。つまり、上記のように構成したことにより、従来の
ようにシリコンコーキング材を塗布したりしなくても樹
脂カバー材６を充填するだけでよくて組み立て性を向上
できるようになり、しかもシリコンコーキング材を塗布
したりしてなくも予め一体に成形された樹脂カバー材６
でカバーできて表面を奇麗に仕上げることができるよう
になり、さらに従来のシリコンコーキング材のように汚
染したりする虞れが少なくなった。
以下本考案を実施例により詳述する。
弾性防水材５は長尺の円柱状であり、表面には全周に亘
って粘弾性層を有している。かかる弾性防水材５は例え
ば低分子のブチルゴムの発泡体であり、表面に粘弾性を
有している。またこの弾性防水材５は第４図に示すよう
に合成樹脂発泡体、ゴム発泡体等の弾性体5aの表面に低
分子のブチルゴムのような粘弾性層5bを被覆したもので
もよい。固体の樹脂カバー材６も長尺ものであり、軟質
塩化ビニル樹脂、アクリロニトリルブタジェンゴム、エ
チレンプロピレンゴム、スチレンブタジェンゴム、ネオ
プレンゴム、高分子のブチルゴム等にて形成されてい
る。弾性防水材５は第１図に示すようにシンク２のフラ
ンジ３上にフランジ３の全長に亘って載置され、弾性防
水材５を介してフランジ３を天板１の下方に配置し、フ
ランジ３を天板１がわに押して弾性防水材５を押し潰
し、硬質ウレタン樹脂のような硬質樹脂をフランジ３と
天板１とに亘って注型してこの注型した接合用樹脂成形
部４にて第２図に示すようにフランジ３と天板１とを一
体化する。そして天板１とフランジ３との間にシンク２
内がわから樹脂カバー材６を圧入して第３図に示すよう
に樹脂カバー材６を装着する。この樹脂カバー材６を装
着するのは接合用樹脂成形部４にて接合する前でもよ
い。これにより弾性防水材５の圧縮と粘弾性層の密着と
により防水的に接合されると共に樹脂カバー材６にて内
周面がカバーされて保護される。
って粘弾性層を有している。かかる弾性防水材５は例え
ば低分子のブチルゴムの発泡体であり、表面に粘弾性を
有している。またこの弾性防水材５は第４図に示すよう
に合成樹脂発泡体、ゴム発泡体等の弾性体5aの表面に低
分子のブチルゴムのような粘弾性層5bを被覆したもので
もよい。固体の樹脂カバー材６も長尺ものであり、軟質
塩化ビニル樹脂、アクリロニトリルブタジェンゴム、エ
チレンプロピレンゴム、スチレンブタジェンゴム、ネオ
プレンゴム、高分子のブチルゴム等にて形成されてい
る。弾性防水材５は第１図に示すようにシンク２のフラ
ンジ３上にフランジ３の全長に亘って載置され、弾性防
水材５を介してフランジ３を天板１の下方に配置し、フ
ランジ３を天板１がわに押して弾性防水材５を押し潰
し、硬質ウレタン樹脂のような硬質樹脂をフランジ３と
天板１とに亘って注型してこの注型した接合用樹脂成形
部４にて第２図に示すようにフランジ３と天板１とを一
体化する。そして天板１とフランジ３との間にシンク２
内がわから樹脂カバー材６を圧入して第３図に示すよう
に樹脂カバー材６を装着する。この樹脂カバー材６を装
着するのは接合用樹脂成形部４にて接合する前でもよ
い。これにより弾性防水材５の圧縮と粘弾性層の密着と
により防水的に接合されると共に樹脂カバー材６にて内
周面がカバーされて保護される。
［考案の効果］ 本考案は叙述のように表面に粘弾性層を有する長尺の弾
性防水材を天板とフランジとの間の全周に亘って介在
し、弾性防水材を圧縮して弾性防水材の粘弾性層を天板
及びフランジに密着させ、天板とフランジとの間の弾性
防水材のシンク内がわに弾性防水材に沿って固体の樹脂
カバー材を充填して樹脂カバー材を弾性防水材に接着し
ているので、弾性防水材が圧縮されて弾性防水材の粘弾
性層が天板及びフランジに密着して防水的に接合される
のは勿論、従来のようにシリコンコーキング材を塗布し
たりしなくても樹脂カバー材を充填するだけでよくて組
み立て性を向上できるものであり、しかもシリコンコー
キング材を塗布したりしなくても予め一体に成形された
樹脂カバー材でカバーできて表面を奇麗に仕上げること
ができるものであり、さらに従来のシリコンコーキング
材のように汚れやかびがしみ込んだりしなくて汚染した
りする虞れが少ないものであり、さらにまた樹脂カバー
材を充填するだけで弾性防水材の粘弾性層にて樹脂カバ
ー材を弾性防水材に接着して弾性防水材が外れたりしな
いように簡単且つ確実に固定できるものである。また弾
性防水材と樹脂カバー材を別体にしてあるため弾性防水
材をシンクとフランジとの間に介装して取り付けた後、
樹脂カバー材を天板とフランジとの間のシンク内がわに
圧入して後付けすることができるものであって、施工が
しやすいと共に施工の仕方によらず外観よく仕上げるこ
とができるものである。
性防水材を天板とフランジとの間の全周に亘って介在
し、弾性防水材を圧縮して弾性防水材の粘弾性層を天板
及びフランジに密着させ、天板とフランジとの間の弾性
防水材のシンク内がわに弾性防水材に沿って固体の樹脂
カバー材を充填して樹脂カバー材を弾性防水材に接着し
ているので、弾性防水材が圧縮されて弾性防水材の粘弾
性層が天板及びフランジに密着して防水的に接合される
のは勿論、従来のようにシリコンコーキング材を塗布し
たりしなくても樹脂カバー材を充填するだけでよくて組
み立て性を向上できるものであり、しかもシリコンコー
キング材を塗布したりしなくても予め一体に成形された
樹脂カバー材でカバーできて表面を奇麗に仕上げること
ができるものであり、さらに従来のシリコンコーキング
材のように汚れやかびがしみ込んだりしなくて汚染した
りする虞れが少ないものであり、さらにまた樹脂カバー
材を充填するだけで弾性防水材の粘弾性層にて樹脂カバ
ー材を弾性防水材に接着して弾性防水材が外れたりしな
いように簡単且つ確実に固定できるものである。また弾
性防水材と樹脂カバー材を別体にしてあるため弾性防水
材をシンクとフランジとの間に介装して取り付けた後、
樹脂カバー材を天板とフランジとの間のシンク内がわに
圧入して後付けすることができるものであって、施工が
しやすいと共に施工の仕方によらず外観よく仕上げるこ
とができるものである。
第１図は本考案の一実施例のフランジに弾性防水材を載
せた状態の断面図、第２図は同上の天板とフランジを接
合する途中の断面図、第３図は同上の天板とフランジを
接合した状態の断面図、第４図は弾性防水材の他の実施
例の断面図、第５図は従来例の断面図であって、１は天
板、２はシンク、３はフランジ、４は接合用樹脂成形
部、５は弾性防水材、６は樹脂カバー材である。
せた状態の断面図、第２図は同上の天板とフランジを接
合する途中の断面図、第３図は同上の天板とフランジを
接合した状態の断面図、第４図は弾性防水材の他の実施
例の断面図、第５図は従来例の断面図であって、１は天
板、２はシンク、３はフランジ、４は接合用樹脂成形
部、５は弾性防水材、６は樹脂カバー材である。
Claims (1)
- 【請求項１】天板の下方にシンクのフランジを配置して
天板下面にフランジを接合用樹脂成形部で一体化するに
あたって、表面に粘弾性層を有する長尺の弾性防水材を
天板とフランジとの間の全周に亘って介在し、弾性防水
材を圧縮して弾性防水材の粘弾性層を天板及びフランジ
に密着させ、天板とフランジとの間の弾性防水材のシン
ク内がわに弾性防水材に沿って弾性防水材とは別体の固
体の樹脂カバー材を充填して樹脂カバー材を弾性防水材
に接着して成るシンクと天板との接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987164023U JPH0730784Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | シンクと天板との接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987164023U JPH0730784Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | シンクと天板との接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0169872U JPH0169872U (ja) | 1989-05-09 |
| JPH0730784Y2 true JPH0730784Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31449267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987164023U Expired - Lifetime JPH0730784Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | シンクと天板との接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730784Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016225192A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 住友電装株式会社 | 非防水コネクタ |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4949052A (ja) * | 1972-09-19 | 1974-05-13 | ||
| JPS50128821A (ja) * | 1974-03-29 | 1975-10-11 | ||
| JPS5290259U (ja) * | 1975-12-26 | 1977-07-06 | ||
| JPS58103265U (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-13 | 松下電工株式会社 | 衛生水槽器具 |
| JPH0783738B2 (ja) * | 1987-10-01 | 1995-09-13 | 松下電工株式会社 | シンクと天板との接合構造 |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP1987164023U patent/JPH0730784Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0169872U (ja) | 1989-05-09 |
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