JPH0783738B2 - シンクと天板との接合構造 - Google Patents

シンクと天板との接合構造

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JPH0783738B2
JPH0783738B2 JP24893487A JP24893487A JPH0783738B2 JP H0783738 B2 JPH0783738 B2 JP H0783738B2 JP 24893487 A JP24893487 A JP 24893487A JP 24893487 A JP24893487 A JP 24893487A JP H0783738 B2 JPH0783738 B2 JP H0783738B2
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JP
Japan
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top plate
flange
sink
elastic body
resin layer
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JP24893487A
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English (en)
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JPH0194130A (ja
Inventor
憲一 宮下
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明のシンクのフランジと天板とを接合する構造に関
するものである。
[背景技術] 従来、天板1にシンク2のフランジ3を接合する場合、
第5図に示すように天板1の下面とフランジ3との間に
ブチルゴムaを介在し、ブチルゴムaを圧縮した状態で
硬質ウレタン樹脂のような硬質樹脂を注型して硬質樹脂
が硬化した接合用樹脂成形部4にて天板1とフランジ3
とを一体化し、ブチルゴムaよりシンク2内がわでフラ
ンジ3と天板1との間にシリコンコーキング材bを塗布
充填してシリコンコーキング材bを硬化させていた。し
かしかかる従来例にあってはシリコンコーキング材bを
塗布するのに手間がかかり繰り立て性が悪いという問題
があり、またシリコンコーキング材bを塗布するので塗
布むらが発生しやすく、巣ができたりしてかびが発生し
やすいという問題があった。
[発明の目的] 本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本発
明の目的とするところは防水的に接合できるのは勿論、
従来のように後でシリコンコーキング材を塗布したりす
る手間を要せず組み立て性がよく、しかも外観よく接合
できるシンクと天板との接合構造を提供するにある。
[発明の開示] 本発明シンクと天板との接合構造は、天板1の下方にシ
ンク2のフランジ3を配置して天板1下面にフランジ3
を接合用樹脂成形部4で一体化するにあたって、長尺の
弾性体5の外面を粘弾性樹脂層6にて被覆すると共に弾
性体5の外面側の一部に全長に亘って固体樹脂カバー部
7を設けて形成したシール材Aを天板1とフランジ3と
の間の全周に亘って介在し、固体樹脂カバー部7をシン
ク2内がわに向けてフランジ3と天板1との間を覆うと
共に弾性体5を圧縮して粘弾性樹脂層6を天板1下面及
びフランジ3に密着させたものであって、上述のように
構成することにより従来例の欠点を解決したものであ
る。つまり、上記のように構成したことにより、弾性体
5と粘弾性樹脂層6と固体樹脂カバー部7とを一体に設
けたシール材Aを介在した状態で接合用樹脂成形部4で
接合することにより組み立てることができて従来のよう
にシリコンコーキング材を塗布したりする手間を要せず
組み立て性を向上できるようになり、しかもシリコンコ
ーキング材を塗布したりしなくても予め一体に成形され
た固体樹脂カバー部7でカバーできて表面を奇麗に仕上
げることができるようになり、さらに弾性体5の圧縮と
粘弾性樹脂層6の密着にて確実な防水性が得られるよう
になった。
以下本発明を実施例により詳述する。
シール材Aは長尺物であり、長尺の弾性体5の外面に粘
弾性樹脂層6を被覆し、弾性体5の外面に一部に長手方
向に亘って固体樹脂カバー部7を一体に設けて形成され
ている。弾性体5はポリ塩化ビニルフォームのような合
成樹脂フォームやゴムフォーム等の発泡体にて長尺の円
柱状に形成されている。粘弾性樹脂層6は例えば低分子
のブチルゴムであり、弾性体5の周方向の一部を除く略
全周に亘ると共に全長に亘って被覆してある。固体樹脂
カバー部7は軟質塩化ビニル樹脂、アクリルニトリルブ
タジェンゴム、エチレンプロピレンゴム、スチレンブタ
ジェンゴム、ネオプレンゴム、高分子のブチルゴム等に
て形成されており、断面三日月状に長手方向全長に亘っ
て設けられている。このシール材Aは第1図に示すよう
にシンク2のフランジ3上に固体樹脂カバー部7がシン
ク2内がわを向くようにフランジ3の全長に亘って載置
され、シール材Aを介してフランジ3を天板1の下方に
配置し、フランジ3を天板1がわに押してシール材Aを
押し潰し、硬質ウレタン樹脂のような硬質樹脂をフラン
ジ3と天板1とに亘って注型してこの注型した接合用樹
脂成形部4にて第2図に示すようにフランジ3と天板1
とを一体化する。これにより弾性体5の圧縮と粘弾性樹
脂層6の密着とにより防水的に接合されると共に固体樹
脂カバー部7にて内周面がカバーされて保護される。
第3図及び第4図は他の実施例を示すものである。本実
施例の場合シール材Aの弾性体5の全周に亘って粘弾性
樹脂層6を被覆してあり、断面略L字状の固体樹脂カバ
ー部7を弾性体5から連出して形成されている。このシ
ール材Aもフランジ3と天板1との間に介装されて第4
図に示すように接合される。
[発明の効果] 本発明は叙述のように長尺の弾性体の外面を粘弾性樹脂
層にて被覆すると共に弾性体の外面側の一部に全長に亘
って固体樹脂カバー部を設けて形成したシール材を天板
とフランジとの間の全周に亘って介在し、固体樹脂カバ
ー部をシンク内がわに向けてフランジと天板との間を覆
うと共に弾性体を圧縮して粘弾性樹脂層を天板下面及び
フランジに密着させているので、弾性体と粘弾性樹脂層
と固体樹脂カバー部とを一体に設けたシール材を介在し
た状態で接合用樹脂成形部で接合することにより組み立
てることができて従来のようにシリコンコーキング材を
塗布したりする手間を要せず組み立て性を向上できるよ
うになり、しかもシリコンコーキング材を塗布したりし
なくても予め一体に成形された固体樹脂カバー部でカバ
ーできて表面を奇麗に仕上げることができるものである
と共シリコンコーキング材のように塗布むらを生じなく
てかび等が発生したりしないものであり、さらに弾性体
の圧縮と粘弾性樹脂層の密着にて確実な防水性が得られ
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のフランジにシール材を載せ
た状態の断面図、第2図は同上の天板とフランジを接合
した状態の断面図、第3図は同上の他の実施例のフラン
ジにシール材を載せた状態の断面図、第4図は同上の天
板とフランジを接合した状態の断面図、第5図は従来例
の断面図であって、1は天板、2はシンク、3はフラン
ジ、4は接合用樹脂成形部、5は弾性体、6は粘弾性樹
脂層、7は固体樹脂カバー部、Aはシール材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板の下方にシンクのフランジを配置して
    天板下面にフランジを接合用樹脂成形部で一体化するに
    あたって、長尺の弾性体の外面を粘弾性樹脂層にて被覆
    すると共に弾性体の外面側の一部に全長に亘って固体樹
    脂カバー部を設けて形成したシール材を天板とフランジ
    との間の全周に亘って介在し、固体樹脂カバー部をシン
    ク内がわに向けてフランジと天板との間を覆うと共に弾
    性体を圧縮して粘弾性樹脂層を天板下面及びフランジに
    密着させて成るシンクと天板との接合構造。
JP24893487A 1987-10-01 1987-10-01 シンクと天板との接合構造 Expired - Lifetime JPH0783738B2 (ja)

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JPH0730784Y2 (ja) * 1987-10-27 1995-07-19 松下電工株式会社 シンクと天板との接合構造
JPH0730785Y2 (ja) * 1987-10-27 1995-07-19 松下電工株式会社 シンクと天板との接合構造
CN109674371A (zh) * 2019-02-19 2019-04-26 秦昊明 一种集体宿舍用静音式面盆托架

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