JPH07307428A - リードフレーム - Google Patents

リードフレーム

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JPH07307428A
JPH07307428A JP12183094A JP12183094A JPH07307428A JP H07307428 A JPH07307428 A JP H07307428A JP 12183094 A JP12183094 A JP 12183094A JP 12183094 A JP12183094 A JP 12183094A JP H07307428 A JPH07307428 A JP H07307428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
lead frame
pins
pin
island
Prior art date
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Pending
Application number
JP12183094A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Tanaka
聡 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP12183094A priority Critical patent/JPH07307428A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い放熱性及び電気的特性を有し、かつ安価
で製造も容易なリードフレームを提供する。 【構成】 リードフレーム1は、半導体集積回路チップ
の端子に接続されるインナーリード部4ILと、外部回路
に接続するためのアウターリード部4OLとからなるピン
4を備えたものであって、前記インナーリード部4ILの
グランドピン4gのみをアイランド3に接続したもので
ある。また、前記ピン4は、グランドピン4gを複数設
け、それらグランドピン4g、信号ピン4s,4s、グ
ランドピン4g、信号ピン4s,4s、グランドピン4
g、……というようにグランドピン4gとグランドピン
4gの間に信号ピン4sを配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大規模集積回路、超大
規模集積回路等に代表される集積回路の実装の際に用い
られるリードフレームに関し、さらに詳しくは高い放熱
性、電気特性を有し、かつ安価で製造も容易なリードフ
レームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の大規模集積回路(LSI)、超
大規模集積回路(VLSI)等に代表される半導体集積
回路(IC)は、周知のとおり、ICチップに加工され
た後、各種の型式でパッケージ化されている。このパッ
ケージは、例えばリードフレームのインナーリード部で
囲まれるエリアのアイランド上にICチップを収容し、
かつICチップの信号端子や電源端子と前記インナーリ
ード部の先端とをワイアボンデングした後に、それらの
外周部をプラスチック等で所定の形に固めることにより
形成したものである。なお、リードフレームは、パッケ
ージの内側部分をインナーリード部とし、パッケージの
外周から突出した部分をアウタリード部としている。そ
して、従来のパッケージでは、ICチップで発生した熱
は、主としてワイヤ、リードフレーム、外部回路という
経路で放熱していた。したがって、ICチップの消費電
力が小さい内は、上述した経路を通しての放熱であって
も十分であった。
【0003】しかしながら、最近の半導体集積回路(I
C)は、大規模化する傾向にあり、ICチップの発熱が
問題となってきている。現状のプラスチックパッケージ
においては、消費電力が2W(発熱体温度170度)程
度が限界とされている。これ以上の消費電力が要求され
る場合には、セラミックパッケージや、ヒートシンク等
を備えたパッケージが採用されている。
【0004】また、ICチップの高性能化、高速化に伴
い、クロストークノイズや、バウンスノイズ等が発生
し、ICチップの動作の障害となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように最近の半導
体集積回路(IC)では、その回路規模が大規模化され
ることから、ICチップから発生する熱を効率的に発散
させ、しかもその発生した熱を発散させる手段を安価で
簡単に得られるようにすることが要求されてきている。
【0006】また、ICチップ高速化に伴う、クロスト
ークノイズや、バウンスノイズ等の発生を押さえ、IC
チップの機能低下させないようにする手段が要求されて
きている。
【0007】本発明は、上記従来の課題に鑑み為された
もので、高い放熱性及び電気的特性を有し、かつ安価で
製造も容易なリードフレームを提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係わるリードフレームは、半導体集積回路
チップに接続されるインナーリード部と、外部回路に接
続するためのアウターリード部とを有するリードフレー
ムにおいて、前記インナーリード部のグランドピンのみ
をアイランドに接続してなることを特徴とするものであ
る。
【0009】また、前記ピンは、グランドピンを複数設
け、それらグランドピンとグランドピンの間に信号ピン
を配置してなることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上述したように、本発明は、ICチップを置く
アイランドにインナーリード部のグランドピンを直接接
続した構造としたので、当該グランドピンのアウターリ
ード部を外部の電気回路のアースに接続すると、ICチ
ップの一面全体がシールドされる状態となる。また、I
Cチップの一面全体がアイランドと接触しているので、
ICチップから発生する熱がアイランド、インナーリー
ド部、アウターリード部、外部回路のアースにという経
路で伝達され、また多数のグランドピンで放熱するた
め、ICチップの発熱を効率よく放熱することができ
る。
【0011】また、多数のグランドピンでアースに接続
されることから、グランド電位が安定化することにな
る。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明に係わるリードフレームの
実施例の一部を示す平面図である。
【0014】図1に示すリードフレーム1は、完成直前
のものであって、銅等の金属平板等からなる基材2を使
用し、例えばその中央部に正方形状にアイランド3を形
成し、かつアイランド3の例えば対辺にくし状にピン4
を形成し、かつ前記くし状のピン4の内のグランドピン
4gのみをアイランド3に接続されたままとしたもので
ある。したがって、図では周辺部5が残っており、ま
た、各ピン4は、中央部付近でダムバー6によりつなが
った状態にあり、また各ピン4の先端で補材7で残って
た状態になっている。
【0015】このような形状のリードフレーム1におい
て、パッケージの所定の過程で周辺部5、補材6、7を
カットすることにより、完成されたリードフレームとな
る。
【0016】なお、リードフレーム1は、図示しないI
Cチップの信号端子や電源端子にワイヤを介して接続さ
れるインナーリード部4ILと、外部回路に接続するため
のピンとなるアウターリード部4OLとに分けることもで
きる。また、上記ピン4は、例えばグランドピン4g、
信号ピン4s,4s、グランドピン4g、信号ピン4
s,4s、グランドピン4g、信号ピン4s,4s、…
…というように配置されており、各グランドピン4gは
アイランド3に直接電気的に接続されている。
【0017】このようなリードフレームを使用し、IC
チップ(図示せず)をアイランド3に固定し、インナー
リード部4ILとICチップの信号端子等とをワイヤボン
デングし、プラスチック等を使用してパッケージするこ
とにより、LSI、VLSI等のパッケージが完成す
る。
【0018】このようなLSI、VLSI等において、
パッケージ内部のICチップから発生した熱は、アイラ
ンド3に伝わり、アイランド3、多数のグランドピン4
g、外部回路のアースという経路で放熱されることにな
るため、放熱効率がよく、かつ放熱手段を安価に得るこ
とができる。
【0019】また、グランドピン4gが外部回路のアー
ス(図示せず)に接続された状態になるとICチップの
片面全体がシールド状態になり、かつグランドピン4g
が信号ピン4s,4sを囲む形状となっているためクロ
ストーク等を抑えることができる。
【0020】さらに、多数のグランドピン4gでもって
アイランド3に接続されているため、グランド電位を安
定化でき、バウンスノイズの低減を図ることができる。
【0021】このようなリードフレーム1は、例えば次
のようにして得ることができる。図2は、上記リードフ
レームの作成方法を説明するための工程図である。
【0022】まず、所定の大きさの平板状の金属基板1
1の両面全面に、フォトレジスト12をまんべんなく塗
布する(図2(a))。
【0023】次に、例えば前記金属基板11の中央部に
正方形状にアイランド3が形成され、かつアイランド3
の例えば対辺にくし状にピン4が形成され、かつ前記く
し状のピン4の内のグランドピン4gのみがアイランド
3に接続されるような形状が形成されるようなパターン
(図示せず)をフォトレジスト12上に露光し、つい
で、現像すると、ピン4として残るところ、アイランド
3として残るところ、周辺部5として残ることころ、及
びダムバー6、補材7として残るところにはフォトレジ
スト12が残り、その他の部分はレジストが除去された
状態のものが得られる(図2(b))。
【0024】さらに、このようにして所定のパターン状
にフォトレジスト12が残った金属板11を、塩化第二
鉄等のエッチング液に浸してエッチングする。これによ
り、フォトレジスト12が無い部分の金属基板11の金
属が除去され、フォトレジスト12が残っている部分の
金属が残った状態になる(図2(c))。
【0025】ついで、フォトレジスト12を剥離するこ
とにより、上記金属基板11は、図1及び図2(d)に
示すようなリードフレーム1になる。このようにしてリ
ードフレーム1が得られることになる。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、アイランドとグランドピンとが接続された状態に
なっており、パッケージ内部のICチップから発生した
熱が、アイランド、多数のグランドピン、外部回路のア
ースという経路で放熱されることになるため、放熱効率
がよく、かつ放熱手段を安価に得ることができる。
【0027】また、本発明によれば、グランドピンが外
部回路のアースに接続された状態になるとICチップの
片面全体がシールド状態になり、かつグランドピンが信
号ピンを囲む形状となっているためクロストーク等を抑
えることができる。
【0028】さらに、本発明では、多数のグランドピン
をもってアイランドに接続されているため、グランド電
位を安定化でき、バウンスノイズの低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリードフレームの実施例を示す平面図
である。
【図2】同実施例の作成方法の説明図である。
【符号の説明】
1 リードフレーム 1a リードフレーム 2 基材 3 アイランド 4 ピン 4g グランドピン 4s 信号ピン 4IL インナーリード部 4OL アウターリード部 5 周辺部 6 ダムバー 7 補材 11 金属基板 12 フォトレジスト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路チップに接続されるイン
    ナーリード部と、外部回路に接続するためのアウターリ
    ード部とからなるピンを備えたリードフレームにおい
    て、 前記インナーリード部の外部回路のアース接続用グラン
    ドピンのみをアイランドに接続してなることを特徴とす
    るリードフレーム。
  2. 【請求項2】 前記ピンは、グランドピンを複数設け、
    それらグランドピンとグランドピンの間に信号ピンを配
    置してなることを特徴とする請求項1記載のリードフレ
    ーム。
JP12183094A 1994-05-11 1994-05-11 リードフレーム Pending JPH07307428A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12183094A JPH07307428A (ja) 1994-05-11 1994-05-11 リードフレーム

Applications Claiming Priority (1)

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JP12183094A JPH07307428A (ja) 1994-05-11 1994-05-11 リードフレーム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010186831A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Toshiba Corp 半導体装置
JP2017059613A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 株式会社東芝 半導体装置の製造方法

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