JPH07306836A - 時刻同期化装置 - Google Patents

時刻同期化装置

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JPH07306836A
JPH07306836A JP6119710A JP11971094A JPH07306836A JP H07306836 A JPH07306836 A JP H07306836A JP 6119710 A JP6119710 A JP 6119710A JP 11971094 A JP11971094 A JP 11971094A JP H07306836 A JPH07306836 A JP H07306836A
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JP
Japan
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time
processing means
clock
data
computer
Prior art date
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Pending
Application number
JP6119710A
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English (en)
Inventor
Shozo Sugiyama
正三 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH07306836A publication Critical patent/JPH07306836A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチプロセッサシステムで各コンピュータ
の時計を同期化する。 【構成】 各コンピュータに水晶発振器とカウンタで構
成する時計を設け、その時計のカウンタを時刻管理装置
の時計のカウンタの計数値に補正値を加えた数値をプリ
セットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時刻同期化装置、さらに
詳しくはマルチプロセッサシステム内の各コンピュータ
が内蔵する時計の同期化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチプロセッサシステムにおける各コ
ンピュータに内蔵される時計の同期化に関しては、従来
色々な手段が提案されている。例えば、特開平3−28
2959号公報(以下、先行技術1という)に「マルチ
プロセッサシステム」と題して開示された装置では、各
プロセッサのタイマを一斉に初期化した上、これ等のタ
イマを駆動する共通なクロック信号を各プロセッサに供
給している。
【0003】また、特開平3−188513号公報(以
下、先行技術2という)に「時刻制御方式」と題して開
示された装置では、マルチプロセッサシステムに1つ設
けたタイマが保持する時刻データをビットシリアルの形
で各プロセッサへ伝送し、各プロセッサでは伝送による
遅れを補正して使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の時
刻同期化装置では、先行技術1に係わる装置でも、先行
技術2に係わる装置でも、各プロセッサでは時計を所持
せず、外部から伝送されるデータによりそれぞれの時計
データを生成しているので、外部から伝送されるデータ
が何らかの事故で伝送されなくなった場合、すべてのプ
ロセッサの時計が使えなくなるという問題点がある。
【0005】本発明はこのような問題点を解決し、各コ
ンピュータの所持する時計を基準の時計に同期化して使
用するが、何らかの原因により同期化が行われなかった
場合でも各コンピュータの所持する時計を使用すること
によってデータ処理に重大な支障が発生しないようにで
きる時刻同期化装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる時刻同期
化装置は、各コンピュータの時計を一定の時間間隔で基
準の時計に同期化することによって、同期化が正常に行
われている間は各コンピュータで使用する時刻は整合さ
れており、もし何らかの原因で同期化が行われなかった
場合でも、各コンピュータにおけるデータ処理はそのコ
ンピュータ内の時計を使用して行われるようにした。
【0007】すなわち、本発明の時刻同期化装置は、複
数のコンピュータが互いに接続されてデータ処理を行う
マルチプロセッサシステムの各コンピュータが内蔵する
時計を基準の時計に同期化するため、当該システム内に
設けられ基準の時計を備えた時刻管理装置、その時刻管
理装置において予め定めた時間間隔ごとにその時点の時
刻を表すデータを書き込む時刻書込処理手段、この時刻
書込処理手段で書き込まれたデータを当該システム内の
全コンピュータに伝送する時刻送信処理手段、各コンピ
ュータに設けられ、前記時刻管理装置から伝送されたデ
ータを受信する時刻受信処理手段、この時刻受信処理手
段で受信したデータに、当該データが時刻管理装置の時
刻書込手段によって書き込まれた時点から当該コンピュ
ータに内蔵する時計の時刻同期化に使用される時点まで
の時間を補正値として加算する時刻補正処理手段、この
時刻補正処理手段で補正したデータを用いて当該コンピ
ュータに内蔵する時計の時刻を設定する時刻設定処理手
段を備えたことを特徴とする。
【0008】また、前記各コンピュータに内蔵する時計
は、基準周波数発振器と、この基準周波数発振器の出力
周波数を分周するカウンタとを備え、前記時刻設定処理
手段は、前記補正したデータを前記カウンタにプリセッ
トすることを特徴とする。
【0009】また、前記時刻送信処理手段は、2値符号
によって時刻を表すデータをビットシリアルの形態で伝
送することを特徴とする。
【0010】さらに、前記時刻管理装置は、当該システ
ム中の何れかのコンピュータ内に設けられることを特徴
とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であっ
て、時刻管理装置1は水晶発振器10、カウンタから構
成される時計11、この時計11の時刻を一定時間間隔
ごとに書き込む時刻書込処理手段12、書き込まれた時
刻データを送信する時刻送信処理手段13を備えてい
る。
【0012】時刻データの送信は、伝送路3を経て全て
のコンピュータ2−1,2−2,・・・に対し並列に行
われる。各コンピュータ2では、時刻受信処理手段21
で送信された時刻データを受信し、時刻データが時刻書
込処理手段12で書き込まれた時点から、コンピュータ
2の時刻設定処理手段23によって時計24に設定され
るまでの処理時間が、時刻補正処理手段22で補正され
た上、時計24に設定される。時計24も時計11と同
じくカウンタから構成され、水晶発振器20から制御さ
れるので、時刻設定処理手段23による設定が行われな
くても、相当正確な時刻を維持できる。
【0013】図2は、図1に示す装置をハードウェアで
構成した例を示すブロック図であって、図1と同一符号
は同一又は相当部分を示し、水晶発振器10,20の出
力周波数を、例えば1MHzとすると、それぞれカウン
タ101,201によって1万分の1に分周され、10
0Hzのパルスとして出力される。この100Hzのパ
ルスが、時計11,12のクロックとなり、時計11は
カウンタ111とカウンタ112の縦続で構成され、時
計24はカウンタ241とカウンタ242との縦続で構
成される。
【0014】これらのカウンタは、2進化10進のカウ
ンタとして構成され、カウンタ111と241は、10
0Hzのパルスを入力し、1/60Hzの(60秒すな
わち1分の周期に相当する)パルスを出力する。すなわ
ち、カウンタ111と241は、それぞれ1/100秒
の単位で1分の単位を計測する時計を構成する。またカ
ウンタ112と242は、1分周期のパルスを入力し、
時、分の単位の時計を構成するカウンタである。
【0015】時刻管理装置1から1分ごとに時刻データ
を送出する場合は、カウンタ111の計数値が0になっ
てオーバーフローパルスが出るごとに、その時点のカウ
ンタ112の内容をシフトレジスタ130に書き込む。
カウンタ112の並列出力端子は、シフトレジスタ13
0の対応する並列入力端子にそれぞれ接続されており、
シフトレジスタ130はカウンタ112の最上位段の上
位に更に1段(131で示す)を備え、この段131に
は端子132から論理[1]の信号が接続され、シフト
レジスタ130の直列信号入力端子は、端子133から
論理[0]の信号が接続されている。カウンタ111の
オーバーフローパルスは、遅延素子120により微小な
遅延を与えられてカウンタ112の計数値の上位に論理
[1]を付加してシフトレジスタ130にロードする。
【0016】シフトレジスタ130は、100Hzのク
ロックでシフトされ、シフトアウトされた信号は、1ビ
ットずつ伝送路3に送出され、コンピュータ側のシフト
レジスタ210の直列入力端子に入力する。シフトレジ
スタ210も100Hzのクロックでシフトされる。シ
フトレジスタ130の最上位段131にロードされた論
理[1]の信号が、シフトレジスタ210の最上位段に
達した時、この論理[1]の信号でシフトレジスタ21
0の内容がカウンタ242にプリセットされ、レジスタ
220の内容がカウンタ241にプリセットされる。
【0017】すなわちシフトレジスタ210は、並列出
力端子を備え、カウンタ241,242は並列入力端子
(プリセット端子)を備えている。このようにして、カ
ウンタ111がオーバーフローパルスを出力した時点の
カウンタ112の内容は、カウンタ242にセットされ
る。また、オーバーフローパルスを出力した時点でカウ
ンタ111の内容は0であるので、その時点からカウン
タ241へロードされる時点までの時間をレジスタ22
0にセットしておいて、これをカウンタ241にロード
すれば時刻補正処理22が実行できる。
【0018】以上は図2に示す時計24の初期設定回路
を説明したが、初期設定が終わった後で、時計24を時
計11に整合させる動作は、さらに簡単である。図3
は、このような整合のための回路を示すブロック図で、
図2と同一符号は同一部分を示す。カウンタ111がオ
ーバーフローパルスを出力するときは、カウンタ111
の内容は0になっているので、このオーバーフローパル
スを伝送路3で伝送してカウンタ241の内容を0にす
るようにリセットすればよい。オーバーフローパルスが
伝送路3を経てカウンタ241に到るには、些少の時間
を必要とするが、この時間は1/100秒よりは十分に
小さい。図4および図5は、図1に示す装置の動作を示
すフローチャートであり、各図において、S1〜S5は
各プログラムステップを示す。
【0019】また、図2,図3では、図1に示す装置の
機能をハードウェアで構成する例を示したが、このよう
な機能をコンピュータのプログラム制御で構成すること
も容易である。さらに、図1では時刻管理装置1を独立
して設ける例を示したが、時刻管理装置1を何れかのコ
ンピュータ2に内蔵させる構成としても良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ステム内の各コンピュータの時計を容易に同期化するこ
とができ、また何らかの原因で同期化できない場合でも
各コンピュータ内の時計が比較的正確な時刻を持つ構成
としたので、同期化のための信号はビットシリアルの形
で伝送することができ、伝送のための処理時間は容易に
補正することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の装置を実現するためのハードウェアの一
例を示すブロック図である。
【図3】コンピュータ側の時計が初期設定された後、時
間整合を行う回路の一例を示すブロック図である。
【図4】図1の装置における時刻管理動作を示すフロー
チャートである。
【図5】図1の装置でコンピュータ側の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 時刻管理装置 2 コンピュータ 3 伝送路 11 時刻管理装置側の時計 12 時刻書込処理手段 13 時刻送信処理手段 21 時刻受信処理手段 22 時刻補正処理手段 23 時刻設定処理手段 24 コンピュータ側の時計

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータが互いに接続されて
    データ処理を行うマルチプロセッサシステムの各コンピ
    ュータが内蔵する時計を基準の時計に同期化する時刻同
    期化装置において、 当該システム内に設けられ前記基準の時計を備えた時刻
    管理装置、 この時刻管理装置において予め定めた時間間隔ごとにそ
    の時点の時刻を表すデータを書き込む時刻書込処理手
    段、 この時刻書込処理手段で書き込まれたデータを当該シス
    テム内の全コンピュータに伝送する時刻送信処理手段、 各コンピュータに設けられ、前記時刻管理装置から伝送
    されたデータを受信する時刻受信処理手段、 この時刻受信処理手段で受信したデータに、当該データ
    が前記時刻管理装置の時刻書込手段によって書き込まれ
    た時点から当該コンピュータに内蔵する時計の時刻同期
    化に使用される時点までの時間を補正値として加算する
    時刻補正処理手段、 この時刻補正処理手段で補正したデータを用いて当該コ
    ンピュータに内蔵する時計の時刻を設定する時刻設定処
    理手段、 を備えたことを特徴とする時刻同期化装置。
  2. 【請求項2】 前記各コンピュータに内蔵する時計は、
    基準周波数発振器と、この基準周波数発振器の出力周波
    数を分周するカウンタとを備え、 前記時刻設定処理手段は、前記補正したデータを前記カ
    ウンタにプリセットすることを特徴とする請求項第1項
    記載の時刻同期化装置。
  3. 【請求項3】 前記時刻送信処理手段は、2値符号によ
    って時刻を表すデータをビットシリアルの形態で伝送す
    ることを特徴とする請求項第1項記載の時刻同期化装
    置。
  4. 【請求項4】 前記時刻管理装置は、当該システム中の
    何れかのコンピュータ内に設けられることを特徴とする
    請求項第1項記載の時刻同期化装置。
JP6119710A 1994-05-10 1994-05-10 時刻同期化装置 Pending JPH07306836A (ja)

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JP6119710A JPH07306836A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 時刻同期化装置

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JP6119710A JPH07306836A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 時刻同期化装置

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JPH07306836A true JPH07306836A (ja) 1995-11-21

Family

ID=14768190

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6119710A Pending JPH07306836A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 時刻同期化装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013105366A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Hitachi Ltd プログラム解析システム及び方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246740A (en) * 1975-10-13 1977-04-13 Seiko Epson Corp Calculator
JPS5599630A (en) * 1979-01-25 1980-07-29 Toshiba Corp Time correction method
JPH01211159A (ja) * 1988-02-19 1989-08-24 Mitsubishi Electric Corp 計算機の時計合わせ装置

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