JPH02216513A - シリアルクロック発生回路 - Google Patents

シリアルクロック発生回路

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Publication number
JPH02216513A
JPH02216513A JP1297002A JP29700289A JPH02216513A JP H02216513 A JPH02216513 A JP H02216513A JP 1297002 A JP1297002 A JP 1297002A JP 29700289 A JP29700289 A JP 29700289A JP H02216513 A JPH02216513 A JP H02216513A
Authority
JP
Japan
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circuit
signal
counter
clock
count
Prior art date
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Pending
Application number
JP1297002A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Katayose
片寄 強
Yukio Maehashi
幸男 前橋
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロコンピュータを含む情報処理システム
に含まれるシリアルデータ転送回路におけるシリアルク
ロック発生回路に関する。
〔従来の技術〕
情報処理システムの周辺ハードウェアの中でもシリアル
転送機能は、バス接続を利用したパラレルインタフェー
スに比べ、インタフェースに必要な信号線数が少なく経
済的な理由等により広く普及している。
一方情報処理システ入は様々な周辺装置及び他の情報処
理システムと通信を行う必要があるが、この時のシリア
ル転送速度は機器により様々であるため情報処理システ
ムに含まれるシリアル転送回路は幅広いシリアル転送速
度に容易に(例えば中央処理装置からのソフトウェア処
理等により)対応できることが望まれている。
インタフェース信号線に転送データを送受するためのブ
ロック信号線が含まhていないシリアル転送システムで
は、シリアル転送データの受信側でデータを取り込むた
めのシリアルクロックを発生する回路が必要となる。
シリアルクロック発生回路には、予めプロトコルにより
定められたシリアル転送速度のN倍(例えば6倍、32
倍など)の周波数の基本クロ、りをシリアル転送データ
の受信側で用意して、この基本クロックを17Nに分周
した内部クロ、り(=シリアル転送速度と同一周期)を
発生する。
この内部りpツクを受信シリアルデータの信号レベルの
変化に合わせて位相補正を行うことでシリアルクロック
を発生する。
この受信データと内部クロックとの位相合わせは、シリ
アルデータ転送信号線の信号レベルの変化検出毎に常に
行われる。
これは−度同期がとれた後でも、伝送路のデイレイや環
境温度変化等により送信側のシリアルクロックと受信側
のシリアルクロックとに位相ずれが発生するためである
なお受信シリアル・データ線の信号レベル変化を検出し
て、シリアルクロックの位相を同期させるシステムであ
るため、例えば受信データ信号線の信号レベルがシステ
ムで許された一定の期間内に変化するようシリアル転送
の伝送制御手順及び、符号伝送方式が定められているプ
ロトコル、例えば“JIS  C6363−1978〜
6365−1978:ハイレベルデータリンク制御手順
HDLC(High  1evel  Data  L
ink  Contorol  procedure)
のNRZIフォーマット(Non−Return−to
−Zero−Invert)”のようにシリアルデータ
転送のみを扱う。
固定ビット長のバイナリカウンタ回路で構成され、シリ
アルデータの転送信号線の信号レベル変化を検出したと
きのカウンタ回路の値に応じて所定数、カウンタ回路の
カウント数を補正することによりシリアルク冒ツク発生
を行う機能を備えた従来のシリアルクロック発生回路を
図を用いて説明する。
第6図は従来のNRZI符号伝送方式を扱うシリアルク
ロック発生回路である。
なお、伝送制御手順については説明の簡略化のためここ
では記述しない。
第6図は受信シリアル・データのレベル変化を検出しエ
ツジ検出信号1aを出力するエツジ検出回路1と、シリ
アルデータ転送レートの16倍の周波数のカウントクロ
ックφによりカウント動作を行う4ビツトのバイナリカ
ウンタ802と、バイナリカウンタ802の内容をクリ
アするカウンタクリア回路803と、4ビツトバイナリ
カウンタ8020カウント値が“1〜3” ′4〜7″
“8〜11”12〜15”のいずれの値であるかを検出
し、各々カウント値に対応した領域検出信号805a、
805b、805c、805dを発生する領域検出回路
805と、受信シリアル・データの信号レベルが変化し
エツジ検出信号1aがアクティブの時に4ビツトバイナ
リカウンタ802のカウント値が“1〜3″  4〜7
″“8〜11”12〜15”のいずれの値であったかを
各々記憶する記憶フラグ810,811゜81.2.8
13とを備え、パイナリカウン′り802のビット3の
インバータ804を介した逆相出力信号によりシリアル
クロックを発生する。
シリアルデータが予めシステムにより定められた転送速
度で正常に転送されており、受信シリアルデータとシリ
アルクロックとの位相が完全に一致している時には以下
のようになる。
カウントクロックφはシリアルデータの転送レートの1
6倍に設定してあり、第7図に示すように4ビツトのバ
イナリカウンタ802が“0″からカウントを開始して
、フルカウントし“15′から“0”に戻る時のオーバ
フロー信号の発生までが、1ビツト分のシリアルデータ
の受信時間に相当する。
従ってバイナリカウンタ8020ビツト3の出力をイン
バータ804を介して出力することにより、1ビツト分
のシリアルデータの期間(16カウントクロツク)を1
周期とし、1ビツト受信シリアルデータの中央で立ち下
がるシリアルクロックを発生する。
受信シリアルデータの信号レベルが初期状態の連続した
l”の状態から“0″に変化しエツジ検出回路1よりエ
ツジ検出回路l&が伝えられた場合及び、シリアルデー
タの転送タイミングの微小変化が発生した場合のシリア
ルクロックの位相補正は次のように行う。
受信シリアル・データの信号レベルが変化した時、バイ
ナリカウンタ8020カウント値が1〜3′″であれば
記憶フラグ810が“1″にセットされ記憶される。
同様に受信シリアル・データの信号レベルが変化した時
、バイナリカウンタ8020カウント値が“4〜7″の
時には記憶フラグ811が、18〜11″の時には記憶
フラグ812が、“12〜15″の時には記憶フラグ8
13が“1″にセットされる。
受信シリアル・データの信号レベルが変化した時にバイ
ナリカウンタ802のカウント値が“0”であればいず
れの記憶フラグもセットされない。
受信シリアル・データの信号レベルがバイナリカウンタ
802のカウント値が“1〜3″の時に変化した場合に
は記憶フラグ810が“1″にセットさh記憶される。
記憶フラグ810はl″にセットされているとバイナリ
カウンタ802のオーバ・フロー信号802aの発生時
にカウンタクリア回路803に信号を伝え、このとき記
憶フラグ810自身もリセットされる。
カウンタクリア回路803は記憶フラグ810から信号
が伝えられると、バイナリカウンタ8020次のカウン
トタイミング(すなわちオーバ・フロー発生後バイナリ
カウンタ802がMO″から“1″にインクリメントす
るタイミング)でバイナリカウンタ802を“O′″に
クリアする。
受信シリアル・データの信号レベルがバイナリカウンタ
8020カウント値が“4〜7′の時に変化した場合に
は記憶フラグ811が“1″にセットされ記憶される。
記憶フラグ811は“1″にセットさhると、バイナリ
カウンタ402のオーバ・フロー信号の発生後に、バイ
ナリカウンタ802がインクリメントされてビットOの
内容が“1″であると一致信号をカウントクリア回路8
03に伝えるとともに、自身もリセットされる。
カウンタクリア回路803は一致信号が伝えらると、バ
イナリカウンタ802の次のカウントタイミング(“l
”から“2″にインクリメントするタイミング)でバイ
ナリカウンタ802を“0″にクリアする。
受信シリアル・データの信号レベルがバイナリカウンタ
8020カウント値が“8〜11″の時に変化した場合
には記憶フラグ8′12が“1”にセットされ記憶され
る。記憶フラグ812が“1”にセットさhると、バイ
ナリカウンタ802のオーバ・フロー信号の発生と同時
に、バイナリカウンタ8020ビツト0の内容を”1″
にプリセットするとともに、自身もリセットされる。す
なわちバイナリカウンタ8020次のカウントは“1”
より始まる。
また受信シリアル・データの信号レベルがバイナリカウ
ンタ8020カウント値が12〜15″の時に変化した
場合には記憶フラグ813が“1″にセットされ記憶さ
れる。この時にはバイナリカウンタ8020オーバ・フ
ロー信号の発生と同時に、バイナリカウンタ8020ビ
ツト1の内容を“1”にプリセットするとともに、自身
もリセットさhる。すなわちバイナリカウンタ802の
次のカウントは2”より始まる。
以上説明したように、受信シリアルデータの信号レベル
が初期状態の連続した“1″の状態から0″に変化しエ
ツジ検出回路1よりエツジ検出信号1aが伝えられた場
合及び、シリアルデータの転送タイミングの微小変化が
発生して、受信シリアル・データの信号レベルの変化タ
イミングがバイナリカウンタ8020カウント値=“O
”のタイミングとずれた場合には、受信シリアル・デー
タの信号レベルの変化タイミングがバイナリカウンタ8
020カウント値=“0”のタイミングから何カウント
数分だけ外れたかを検出し、次にバイナリカウンタ80
2がカウントするカウント数を±1〜2の間で補正する
ことにより、発生させるシリアルクロックの位相補正を
行う。
すなわち受信シリアル・データの信号レベルが変化した
タイミングでバイナリカウンタ8020カウント値が“
0”であれば、いずれの記憶フラグもセットせずカウン
ト数の補正を行わない。
受信シリアル・データの信号レベルが変化したタイミン
グでバイナリカウンタ8020カウント値が“1〜3″
であれば、バイナリカウンタ802が2度“0″をカウ
ントしてから、再度カウント動作を始めるのでバイナリ
カウンタ802のオーバフローから次のオーバフローま
でのカウント数はフルカウント数(16)+ 1 = 
17となる。
受信シリアル・データの信号レベルが変化したタイミン
グでバイナリカウンタ8020カウント値が“4〜7″
であれば、バイナリカウンタ802が1度“l”にイン
クリメントされた後に“0”に戻り、再度カウントを始
めるのでバイナリカウンタ802のオーバフローから次
のオーバフローまでのカウント数はフルカウント数+2
=18となる。
受信シリアル・データの信号レベルが変化したタイミン
グでバイナリカウンタ8020カウント値が“g〜11
”であれば、次のカウントは“2″にプリセットされた
状態からカウントを始めるので、バイナリカウンタ80
20オーバフローから次のオーバフローまでのカウント
数はフルカウント数−2=14となる。
同様に受信シリアル・データの信号レベルが変化したタ
イミングでバイナリカウンタ8020カウント値が“1
2〜15″であれば、次のカウントは1″にプリセット
さhた状態からカウントを始めるので、バイナリカウン
タ8020オーバフローから次のオーバフローまでのカ
ウント数はフルカウント数−1=15となる。
上記のバイナリカウンタ802におけるカウント数の補
正を±1〜20間で繰り返し、受信シリアル・データの
信号レベルの変化タイミングがバイナリカウンタ802
0カウント値=“0″のタイミングから外れ無くなるま
で行うことにより、シリアル転送データとシリアルクロ
ックとのタイミングずれを補正する。
以上説明したように従来のシリアルクロック発生回路は
固定ビット長のバイナリカウンタ回路を備え、領域検出
を行って細かいカウント数の補正を繰り返すことにより
シリアルクロックの位相補正を行う、このためシリアル
クロックの位相が受信データに正しく合うまでに時間が
かかるという欠点はあるが、−変位相同期がとれた後は
シリアル伝送路の雑音等を検出した場合にシリアルクロ
ックの位相が大きく変化することの無いように工夫され
ている。
しかし構造的に固定ビット長のバイナリカウンタの出力
信号をシリアルクロック発生に使用しているため、カウ
ントクロック周波数が固定の場合、シリアルクロック周
波数も固定となる。
さらに応用される情報処理システムで複数の任意の転送
速度のシリアル転送を実現する必要がある場合には、 ■ 周波数の異なる複数の水晶発振器を用意し、これら
のうちから適切な水晶発振器をソフトウェア処理で切り
替えて(選択して)所定周波数のカウントクp、りをシ
リアルクロック発生回路に供給する。
■ あるいは1つの水晶発振器のクロックからソフトウ
ェアの指定で異なるシリアル転送速度に応じた周波数の
カウントクロックを生成するため回路を設けてこのカウ
ントクロックを供給する、 といった方法で実現する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のシリアルクロック発生回路は、固定ビッ
ト長く4ビツト)のバイナリカウンタ回路の出力信号を
シリアルクロック発生に使用しており、1つの水晶発振
器から供給されるクロックから通信を行おうとする任意
のシリアルデータ転送速度に対応したシリアルクロック
を発生スることはできない、またビット長の変更及びカ
ウント数の変更をソフトウェア処理で可能とする変形も
容易でない。
また複数の水晶発振器を用い水晶発振器を切り替えてカ
ウントクロックを供給することは応用システムの多部品
化(高額化)を招く。
さらに分周回路をシリアルクロック発生回路と別に設け
1つの水晶発振器のクロックを分周してカウントクロッ
クを供給する方法では、通常分周回路はバイナリカウン
タで構成されるのでシリアルクロック発生回路の分解能
を落とさぬように複数の任意の周波数のカウントクロッ
クを供給するためにはできる限り高周波数の水晶発振器
を用いねばならない、しかし発振周波数が高くなると水
晶発振器は一般に高価となりまた回路の消費電力が比例
して大きくなる、といった問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のシリアルクロック発生回路は、シリアルデータ
転送レートのN倍の入カク冒ツクより内部クロックを生
成し、受信シリアルデータと内部クロックとの位相を合
わせたシリアルクロックを発生するシリアルクロック発
生回路において、受信シリアルデータのレベル変化を検
出しレベル変化検出信号を出力するレベル変化検出手段
と、前記入力クロックを計数するカウント手段と、前記
カウント手段の1カウント動作毎に前記カウント手段の
計数値と所定の設定値の比較を行い、内容が一致した時
に一致信号を出力する第一の比較手段と、前記カウント
手段の1カウント動作毎に前記カウント手段の計数値と
所定の設定値の比較を行い、内容が一致した時に一致信
号を出力する第二の比較手段と、前記第一の比較手段の
機能に加え、前記レベル変化検出信号の発生時、前記カ
ウント手段の計数値を捕獲、記憶するキャプチャ機能を
有する第三の比較手段と、前記第一の比較手段が出力す
る一致信号かあるいは前記第三の比較手段が出力する一
致信号かのどちらかの発生により前記カウント手段の計
数値をクリアするクリア動作を実行制御するカウンタク
リア手段とを備え、前記カウンタクリア手段の制御によ
り受信シリアルデータとシリアルクロックとの位相合わ
せを行い、前記カウンタクリア手段の制御信号と前記第
二の比較手段からの一致信号とからシリアルクロックを
発生する手段を有する、という特徴を有する。
このように、本発明のシリアルクロック発生回路では受
信シリアルデータの信号レベルが変化したときカウンタ
回路内容を捕獲、記憶するとともにカウンタ回路との比
較機能をもつキャプチャコンベアレジスタの一致信号と
、ソフトウェアで任意の比較値を設定することが可能な
カウンタ回路との比較機能をもつコンベアレジスタの一
致信号と、によりカウンタ回路をクリアしシリアルクロ
ックの周期を変化することでシリアルクロックと受信シ
リアルデータとの位相を合わせる。したがって、固定周
波数のカウントクロックからでも容易に、通信を行おう
とする任意のシリアル転送速度に対応したシリアルクロ
ックの発生が可能となる。
〔実施例〕
まず本発明の基本となる、受信シリアルデータの信号レ
ベルが変化したときにカウンタ回路内容を捕獲、記憶す
るとともにカウンタ回路との比較機能をもつキャプチャ
コンベアレジスタの一致信号と、ソフトウェアで任意の
比較値を設定することが可能なカウンタ回路との比較機
能をもつコンベアレジスタの一致信号と、によりカウン
タ回路をクリアしシリアルクロックの周期を変化するこ
とでシリアルクロックと受信シリアルデータとの位相を
合わせる、シリアルクロック発生回路の一実施例を図を
用いて説明する。
なお、本実施例は本発明の基本動作について説明するも
ので、受信シリアルデータ伝送路の雑音等を検出した場
合にシリアルクロックの位相補正量を調整する機能は含
んでいない、また伝送制御手順については説明の簡略化
のためここでは記述しない。
第1図はNRZI符号伝送方式を扱うシリアルクロック
発生回路を示すブロック図で、受信シリアル・データの
レベル変化を検出し検出信号を出力するエツジ検出回路
lと、シリアルデータ転送レートの16倍の周波数のカ
ウントクロックφをカウントする4ビツトのカウンタ回
路2と、記憶した内容とカウンタ回路2の内容との比較
なカウンタ回路2の1カウント動作毎に行い、比較の結
果一致すると一致信号11a、12aを発生する二本の
4ビットコンベアレジスタ11.12と、受信シリアル
データの信号レベルが変化した時、エツジ検出回路lの
エツジ検出信号1aをトリガとしてカウンタ回路20カ
ウント値を捕獲、記憶するキャプチャ機能と、記憶した
内容とカウンタ回路2の内容比較をカウント回路2の1
カウント動作毎に行い、比較の結果一致すると一致信号
10&を発生する機能とを共に備えたキャプチャコンベ
アレジスタ10と、キャプチャコンベアレジスタlOと
コンベアレジスタ11の一致信号10a、llaにより
カウンタ回路2をクリア“ONするカウンタクリア信号
3a及びクロックセット信号3bを発生するカウンタク
リア回路3と、カウンタクリア回路3のクロックセット
信号3bでセット“1″され、コンベアレジスタ12の
一致信号12aでリセット“0”されるシリアルクロッ
クを生成するりpワク生成フリップフロップ回路4(以
下クロック生成P/F4と記す)と、からなる。
クロック生成F/F4はセット動作とリセット動作とが
競合した場合にはセット動作が優先される。
二本のフンペアレジスタ11.12は、図示していない
が、本実施例のシリアルクロック発生回路を含む情報処
理システムのマイクロコンピュータ等CPUからソフト
ウェア処理でバス5を介してカウンタ回路2との比較値
を設定する。
各コンベアレジスタには、 コンベアレジスタ12の値〈コンベアレジスタ11の値
、となるように例えば次の値を設定する。
コンベアレジスタ11にはカウンタ回路2の基本カウン
ト数(最大カウント値)を設定する。シリアルクロック
の1周期を決定する。
(本実施例では16−1=15)、 コンベアレジスタ12にはカウンタ回路2の基本カウン
ト数の1/2の値を設定する。シリアルクロックのデユ
ーティを決定する。
(本実施例では16/2−1=7)、 上記の値を各コンベアレジスタ11.12に設定したと
きには第3図に示すように各一致信号11a、12aは
カウンタ回路2のカウントが進木次の値となる時に発生
する。
カウンタ回路2のカウント値=7 → 一致信号12a カウンタ回路20カウント値=15 → 一致信号11a 第2図は第1図のカウンタクリア回路3の内部構成を示
すブロック図で、記憶フラグ31と、セレクタ回路32
と、同期回路35とで構成される。
記憶フラグ31は例えばカウンタクリア信号3aをシフ
トクロックとする2ビツトのプリセット機能付きシフト
レジスタで構成し、受信シリアルデータの信号レベル変
化発生をエツジ検出信号laにより検出、記憶しセレク
タ回路32に伝える。
すなわち記憶フラグ31はエツジ検出信号1aがアクテ
ィブとなると内部シフトレジスタのlowビットがプリ
セット11111される。カウンタ回路2のクリア動作
が行われカウンタクリア信号3aが発生するとビットシ
フト動作を行いlowビットのデータをhighビット
に伝え、このhighビットの内容をセレクタ回路32
に伝える。この時lowビットは“0″になり、またシ
フト動作以前のhighビットのデータは失われる。
セレクタ回路32は例えばゲート回路で構成し、記憶フ
ラグ31の出力信号により第1図のコンベアレジスタ1
1の一致信号11aまたはキャプチャフンベアレジスタ
10の一致信号10&のいずれかによりクロックセット
信号3bを発生する。
すなわち記憶フラグ31の出力がアクティブであhばキ
ャプチャフンペアレジスタ10の一致信号10aで、ま
た記憶フラグ31の内容に拘らずコンベアレジスタ11
の一致信号11aで、クロ、クセ、ト信号3bを発生す
る。
同期回路35はクロックセット信号3bから第1図のカ
ウントクロックφにタイミングをあわせたカウンタクリ
ア信号3aを発生する。このため第1図のカウンタ回路
2のクリアタイミングはクロックセット信号3bの1カ
ウントクロツクφだけ後になる。すなわちコンベアレジ
スタ11の一致信号11a及びキャプチャコンベアレジ
スタの一致信号10&の発生後の次のカウンタ回路20
カウントタイミングでクリアする。
次に本実施例におけるシリアルクロックの発生動作につ
いて説明する。
シリアルデータが予めシステムにより定められた転送速
度(本実施例ではカウントクロックφの1/16倍)で
正確に転送されており、受信シリアルデータとカウント
クロックφとの位相が完全に一致している時の発生する
シリアルクロックとカウンタ回路20カウント値の対応
は次のようになる。
ここでは受信シリアルデータのレベル変化が発生してい
ない状態について説明する。つまりカウンタクリア回路
2内の記憶フラグ31はエツジ検出信号1aを記憶して
いない。
カウントクロックφはシリアルデータの転送レートの1
6倍に設定してあり、第3図のタイミングチャートに示
すようにカウンタ回路2が″0″からカウントを開始し
て、カウントが進みカウンタ回路2の値がコンベアレジ
スタ12の比較値″7″に一致すると一致信号12aが
発生しクロック生成F/F4はリセットされシリアルク
ロックが“0″になる。
さらにカウントが進みコンベアレジスタ11の比較値“
15”に一致すると一致信号11aがカウンタクリア回
路3に送られ、カウンタクリア回路3よりクロックセ、
ト信号3bがクロック生成F/F4に送られ、クロ、り
生成F/F4はセ。
トされて出力は“1”になる、またカウンタクリア回路
3よりカウンタ回路2の次のカウントタイミングでカウ
ンタクリア信号3aが伝えられカウンタ回路2はクリア
“0″されて、“0″からカウント動作を行う。
シリアルデータの転送レートは正確にカウントクロック
φの周波数の1/16倍であるから、受信シリアルデー
タのレベル変化のタイミングと発生するシリアルクロッ
クの1周期のタイミングは完全に一致する。
すなわちカウンタ回路20カウント開始“0″からカウ
ンタクリア回路3によるカウンタクリア信号3&発生ま
でが1ビット分のシリアルデータの受信時間に相当し、
コンベアレジスタ12の一致信号12a発生からクロッ
クセット信号3bまでが受信シリアルデータlビットの
1/2周期に相当するのでクロック生成F/F4よりシ
リアルデータの中央で立ち下がるシリアルクロックを生
成することができる。
シリアル転送が開始され受信シリアルデータの信号レベ
ルが初期状態から変化し、例えば受信シリアル・データ
の信号レベルが連続した“1”の状態から“O”に変化
した場合、及びシリアルデータの転送タイミングの微小
変化が発生した場合、シリアルクロックの位相ずれの検
出と位相補正は次のように行う。
受信シリアル・データの信号レベルが変化した時にカウ
ンタ回路20カウント値がO〜7″である場合には、エ
ツジ検出回路1よりエツジ検出信号1aがキャプチャコ
ンベアレジスタ10に伝えられ、カウンタ回路2の内容
がキャプチャコンベアレジスタ10に捕獲、記憶される
。またカウンタクリア回路3の内部記憶フラグ31にエ
ツジ検出信号1aの発生が記憶さ九る6 カウンタ回路2のカウントが進みフンペアレジスタ11
の一致信号11aがアクティブとなって〃ランタフリア
信号3aを発生しカウンタクリアとクロック生成F/F
4をセットした後に、記憶フラグ31の出力がアクティ
ブとなりカウンタ値の補正を行なわれる。
カウンタ回路2が再び“0″からカウントを開始して、
キャプチャコンベアレジスタ10の記憶内容例えば“1
″に一致すると一致信号10aが発生する。この時記憶
フラグ31の出力がアクティブとなっているので、カウ
ンタクリア回路3よりクロックセット信号3bが発生し
てクロック生成F/F4をセットし、次のカウントタイ
ミングでカウンタクリア信号3&が発生してカウンタク
リア回路2は“Ollに戻り、カウント動作を継続する
従って本来のカウント値(本例では16)に対して+2
の補正が行われる。
同様にキャプチャコンベアレジスタ10でのキャプチャ
した値が“Ollであhば本来のカウント値(本例では
16)に対して+1の補正が行われる。
またキャプチャコンベアレジスタlOでのキャプチャし
た値が“7”であhば本来のカウント値(本例では16
)に対して+8の補正が行われる。
このときにはクロ、り生成F/F4に対して一致信号1
2aによるリセット動作とクロックセット信号3bとに
よるセット動作が競合するが、セット動作が優先されク
ロック生成F/F4の出力は“l”になる。
受信シリアル・データの信号レベルが変化した時、カウ
ンタ回路2のカウント値が“8〜15”であればエツジ
検出回路lのエツジ検出信号1aはキャプチャコンベア
レジスタ10に伝えられ、カウンタ回路2の内容がキャ
プチャコンベアレジスタ10に捕獲、記憶さ九る。また
カウンタクリア回路3の内部記憶フラグ31に工、ジ検
出信号laの発生が記憶される。
カウンタ回路2のカウントが進みコンベアレジスタ11
の一致信号11aがアクティブとなってカウンタクリア
信号3&を発生しカウンタクリアとクロック生成F/F
4をセットした後に、記憶フラグ31の出力がアクティ
ブとなりカウント値の補正を行なわれる。
カウンタ回路2が再び“0″からカウントを開始して、
コンベアレジスタ12の内容″17″に一致すると一致
信号12aによりクロック生成F/F4をリセットする
。つづいてキャプチャコンベアレジスタ10の記憶内容
例えば“14”に一致すると一致信号10&が発生する
。この時記憶フラグ31の出力がアクティブとなってい
るので、カウンタクリア回路3よりクロックセット信号
3bが発生してクロック生成F/F4をセットし、次の
カウントタイミングでカウンタクリア信号3aが発垂し
てカウンタクリア回路2はl′O1′に戻り、カウント
動作を継続する。
従って本来のカウント値(本例では16)に対して−l
の補正が行われる。
同様にキャプチャコンベアレジスタ10でのキャプチャ
した値が“13”であれば本来のカウント値(本例では
16)に対して−2の補正が行われる。
またキャプチャコンベアレジスタ10でのキャプチャし
た値が“15″であれば本来のカウント値(本例では1
6)に対して+0の補正が行われ、シリアルクロックと
完全に同期がとれた事を示す。
以上説明したように、受信シリアル・データの信号レベ
ルの変化タイミングがカウンタ回路20カウント値;“
15”となるタイミングからずれている場合に、カウン
タ回路2を“0″クリアしてカウント数を補正すること
により、発生させるシリアルクロリフのロウレベル出力
時間を変化させて位相補正を行う。
本実施例においてカウンタ回路2.コンベアレジスタ1
1.12及びキャプチャフンペアレジスタIOのビット
長はすべて4ビツトとして説明したが、コンベアレジス
タへの設定データは説明したようにソフトウェアで任意
の値を設定することが可能であるから、必要とする最大
のシリアル転送速度と供給可能なカウントクロックの周
波数から任意のビット長(例えば8ビツト)を選択する
ことができる。
またカウントクロックφはシリアル転送速度の16倍の
周波数としであるが、シリアルクロックのハイ/ロウ・
レベル時間が等しくなるような任意の周波数(例えば1
0,12,14,32.40等)を選択することができ
、この場合においても本実施例と同様の効果を得る事が
できる。
次に、本発明のシリアルクロック発生回路の第2の実施
例を第4図、第5図を用いて説明する。
なお、本実施例も第1の実施例同様に本発明の基本動作
について説明するものであり、受信シリアルデータ伝送
路の雑音等を検出した場合にシリアルクロックの位相補
正量を調整する機能は含んでいない。
第4図は本発明の第2の実施例を示すブロック図で、第
一の実施例との相違点は、エツジ検出回路の出力をキャ
プチャコンベアレジスタ10のキャプチャトリガ信号と
して伝えるか否かをカウンタクリア回路503から出力
する記憶フラグ出力信号31aにより制御するゲート回
路20が追加されていることで、他の構成要素及び動作
機能は等価である。
第5図は第4図のカウンタクリア回路503の内部構成
を示すブロック図で第一の実施例における第2図との相
違点は記憶フラグ31の出力信号31aが追加されてい
ることのみで、他の記憶フラグ31及び同期回路35の
動作は等価である。
また本実施例のシリアルクロック発生回路を含む情報処
理システムのマイクロコンピュータ等CPUからソフト
ウェア処理でバス5を介して各コンベアレジスタ11.
12に設定するカウンタ回路2との比較値も第一の実施
例と同様の値を設定する、従って一致信号11a、12
aの発生タイミングも第一の実施例と同様である。
第2の実施例における第1の実施例との動作における相
違点について説明する。
第2の実施例においては受信シリアルデータのレベル変
化が発生したことを第5図の記憶フラグ31において記
憶し、次にカウンタクリア信号503aが発生して記憶
フラグ出力信号31aがアクティブになると、ゲート回
路20からのエツジ検出信号20aはインアクティブと
なりキャプチャコンベアレジスタlOにおけるキャプチ
ャ動作が禁止される。このとき記憶フラグ31のlow
ビットのプリセットも禁止される。
続いてキャプチャフンペアレジスタlOの一致信号10
aでカウンタ回路2がクリアされると記憶フラグ31は
クリアさhて記憶フラグ出力信号31aがイン・アクテ
ィブになりキャプチャコンベアレジスタ10におけるキ
ャプチャ動作が許可状態に戻る。また記憶フラグ31の
lowビットのプリセットも許可状態に戻る。
すなわち−度受信シリアルデータのレベル変化が発生し
たことを第5図の記憶フラグ31において記憶しキャプ
チャコンベアレジスタ10にカウンタ回路2の補正値の
情報を取り込むと、カウント値の補正が実行されるまで
キャプチャフンペアレジスタlOにおいて次のカウンタ
回路20カウント値の取り込みを行なわない。
第2の実施例では第一の実施例に比較して、受信シリア
ルデータのレベル変化が発生しキャプチャコンベアレジ
スタ10にカウンタ回路2のカウント値を取り込むと、
シリアルクロックの位相補正を行なう前に新たな受信シ
リアルデータのレベル変化があっても再度キャプチャコ
ンベアレジスタ10にカウンタ回路2のカウント値を取
り込まないようにすることができる。つまり簡単な回路
追加により容易ピ最初に記憶した位相補正の情報を位相
補正実行が終了するまでの間確実に保持できる効果を持
つ応用が可能である事を示している。
次に、本発明のシリアルクロック発生回路の第3の実施
例を図を用いて説明する。
第3の実施例では基本動作を説明した第一の実施例の構
成に加え、さらにカウンタ回路の1カウント動作毎にカ
ウンタ回路のカウント値と所定の設定値の比較を行い、
内容が一致したときに一致信号を出力する2本のコンベ
アレジスタと、2本のコンベアレジスタの一致信号から
カウンタ回路の値がどの領域にあるかを判定し領域指定
信号を出力する領域検出回路が備わっている。これによ
りカウンタ値が特定の領域の値の時に検出した受信デー
タのエツジ変化は雑音とみなして、シリアルクロックの
位相補正量を調整する機能が加わっており、雑音に対す
る制御機能を備えた第一の実施例の応用例である。
第8図は本実施例を示すブロック図で、受信シリアル・
データのレベル変化を検出し検出信号を出力するエツジ
検出回路1と、シリアルデータ転送レートの16倍の周
波数のカウントクロックφをカウントする4ビツトのカ
ウンタ回路2と、記憶した内容とカウンタ回路2の内容
との比較をカウント回路2の1カウント動作毎に行い、
比較の結果一致すると一致信号111a、112a。
113a、114aを発生する四本の4ビットフンペア
レジスタ111,112,113,114と、受信シリ
アルデータの信号レベルが変化した時、エツジ検出回路
1のエツジ検出信号1aをトリガとしてカウンタ回路2
のカウント値を捕獲。
記憶するキャプチャ機能と、記憶した内容とカウンタ回
路2の内容比較をカウント回路201カウント動作毎に
行い、比較の結果一致すると一致信号110aを発生す
る機能とを共に備えたキャプチャコンベアレジスタ11
0と、フンペアレジスタ112,113の一致信号11
2a、113aによりカウンタ回路2のカウント値がい
ずれの領域にあるかを検出し領域指定信号105aを発
生する領域検出回路105と、領域検出回路105の領
域指定信号105aが7クテイブの時のみエツジ検出回
路の出力なトリガとするキャプチャコンベアレジスタ1
10のキャプチャ動作を許可するゲート回路120と、
キャプチャフンペアレジスタ110とコンベアレジスタ
111の一致信号110a、1llaとによりカウンタ
回路2をクリア″O″するカウンタクリア回路3と、カ
ウンタクリア回路3のクロックセット信号3bでセット
“1″され、コンベアレジスタ114の一致信号114
aでリセット“0”されるシリアルクロックを生成する
クロック生成フリップフロップ回路4(以下クロック生
成F/F4と記す)と、からなる。
なおりロック生成F/F4はセット動作とリセット動作
とが競合した場合にはセット動作が優先されること、及
び4本のコンベアレジスタ111゜112.113.1
14は、本図では図示していないマイクロコンピュータ
のCPTJ等からソフトウェア処理でバス5を介してカ
ウンタ回路2との比較値を設定することは、第一の実施
例と同様である。
各コンベアレジスタ111,112,113゜114に
はコンベアレジスタ112の値<コンベアレジスタ11
4の値<コンベアレジスタ113の値くコンベアレジス
タ111の値、となるように例えば次の値を設定する。
コンベアレジスタ111にはカウンタ回路2の基本カウ
ント数(最大カウント値)を設定する。
シリアルクロックの1周期を決定する。
(本実施例ではl 6−1=15)、 コンベアレジスタ114にはカウンタ回路2の基本カウ
ント数のl/2の値を設定する。シリアルクロックのデ
ユーティを決定する。
(本実施例では16/2−1=7) コンベアレジスタ112にはカウンタ回路2のキャプチ
ャコンベアレジスタ10による補正値の下限の値を設定
する。
(本実施例では16/4−1=3)、 コンベアレジスタ113にはカウンタ回路2のキャプチ
ャフンペアレジスタ10による補正値の上限の値を設定
する。
(本実施例では16*τ−1=11)を設定する。
上記の値を各コンベアレジスタ111,112゜113
.114に設定したときには第9図に示すように各一致
信号111a、112a、113a、114aはカウン
タ回路2のカウントが進み次の値となる時に発生する。
カウンタ回路2のカウント値=3 → 一致信号112a カウンタ回路2のカウント値=7 → 一致信号114a カウンタ回路2のカウント値=11 → 一致信号113a カウンタ回路20カウント値=15 → 一致信号111a 領域検出回路105は例えばラッチ回路等で構成されコ
ンベアレジスタ112,113の一致信号112a、1
13aを基にして第9図のタイミングチャートに示すよ
うにカウンタ回路20カウント値が次の値の間、領域指
定信号105aをアクティブにする。
カウンタ回路20カウント値=3〜10→ 領域指定信
号105a 第8図のカウンタクリア回路3の内部構成は第一、第二
の実施例のカウンタクリア回路3と同一であるから説明
を省略する。
次に本実施例におけるシリアルクロックの生成動作につ
いて説明する。
シリアルデータが予めシステムにより定められた転送速
度(本実施例ではカウントクロックφの1/16倍)で
正確に転送されており、受信シリアルデータとカウント
クロックφとの位相が完全に一致している時の発生する
シリアルクロックとカウンタ回路2のカウント値の対応
は次のようになる。
ここでは受信シリアルデータのレベル変化が発生してい
ない状態について説明する。つまりカウンタクリア回路
2内の記憶フラグ31はエツジ検出信号1aを記憶して
いない。
カウントクロックφはシリアルデータの転送レートの1
6倍に設定してあり、第9図のタイミングチャートに示
すようにカウンタ回路2が0″からカウントを開始して
、まずコンベアレジスタ112の比較値“3”に一致す
ると一致信号112&が領域検出回路105に伝えられ
る。
カウントが進みカウンタ回路2の値がコンベアレジスタ
114の比較値“7”に一致すると一致信号114aが
クロック生成F/F4に送られ、リセットされてシリア
ルクロックが“0″になる。
次にコンベアレジスタ113の比較値“11″に一致す
ると一致信号113aが領域検出回路105に伝えられ
る。
さらにカウントが進みコンベアレジスタ111の比較値
“15”に一致すると一致信号111aがカウンタクリ
ア回路3に送られ、カウンタクリア回路3よりクロック
セット信号3bがクロック生成F/F4に送られ、クロ
ック生成F/F4はセットされて出力は“1″になる。
またカウンタクリア回路3よりカウンタ回路2の次のカ
ウントタイミングでカウンタクリア信号3aが伝えられ
カウンタ回路2はクリア″0”されて、10″からカウ
ント動作を行う。
シリアルデータの転送レートは正確にカウントクロック
φの周波数の1/16倍であるから、受信シリアルデー
タのレベル変化のタイミングとシリアルクロックの1周
期のタイミングに完全に一致する。
すなわちカウンタ回路2のカウント開始“0″からカウ
ンタクリア回路3によるカウンタクリア信号3a発生ま
でが1ビット分のシリアルデータの受信時間に相当し、
コンベアレジスタ114の一致信号114a発生からク
ロックセット信号3bまでが受信シリアルデータlビッ
トのl/2周期に相当するのでクロック生成F/F4よ
りシリアルデータの中央で立ち下がるシリアルクロック
を生成することができる。
シリアル転送が開始され受信シリアルデータの信号レベ
ルが初期状態から変化し、例えば受信シリアル・データ
の信号レベルが連続した“1”の状態から“0”に変化
した場合、及びシリアルデータの転送タイミングの微小
変化が発生した場合、シリアルクロックの位相ずれの検
出と位相補正は次のように行う。
受信シリアル・データの信号レベルが変化した時、カウ
ンタ回路2のカウント値が“0〜2″であれば領域指定
信号105aがインアクティブであるからエツジ検出回
路1のエツジ検出信号はゲート回路120によりマスク
されることなくキャプチャフンペアレジスタ110に伝
えられ、カウンタ回路2の内容がキャプチャコンベアレ
ジスタ110に捕獲、記憶される。またカウンタクリア
回路3の内部記憶フラグ31にエツジ検出信号120a
の発生が記憶される。
カウンタ回路20カウントが進みコンベアレジスタ11
1の一致信号111aがアクティブとなってカウンタク
リア信号3aを発生しカウントクリアとクロック生成F
/F4をセットした後に、記憶フラグ31の出力がアク
ティブとなりカウンタ値の補正を行なわれる。
カウンタ回路2が再び“0′からカウントを開始して、
キャプチャコンベアレジスタ110の記憶内容例えば′
1”に一致すると一致信号110aが発生する。この記
憶フラグ31の出力及び領域指定信号105aが共にア
クティブとなっているので、カウンタクリア回路3より
クロックセット信号3bが発生してクロック生成F/F
4をセットし、次のカウントタイミングでカウンタクリ
ア信号3aが発生してカウンタクリア回路2は0”に戻
り、カウント動作を継続する。
従って本来のカウント値(本例では16)に対して+2
の補正が行われる。
同様にキャプチャコンベアレジスタ110でのキャプチ
ャした値が“O″°であれば本来のカウント値(本例で
は16)に対して+1の補正が行われる。
またキャプチャコンベアレジスタ110でのキャプチャ
した値が“2nであれば本来のカウント値(本例では1
6)に対して+3の補正が行われる。
受信シリアル・データの信号レベルが変化した時、カウ
ンタ回路2のカウント値が“11〜15″であれば領域
指定信号】05aがインアクティブであるからエツジ検
出回路1のエツジ検出信号はゲート回路120によりマ
スクされることなくキャプチャコンベアレジスタ110
に伝えられ、カウンタ回路2の内容がキャプチャコンベ
アレジスタ110に捕獲、記憶される。またカウンタク
リア回路3の内部記憶フラグ31にエツジ検出信号12
0aの発生が記憶される。
カウンタ回路20カウントが進みコンベアレジスタ11
1の一致信号111aがアクティブとなってカウンタク
リア信号3aを発生しカウンタクリアとクロック生成F
/F4をセットした後に、記憶フラグ31の出力がアク
ティブとなりカウンタ値の補正を行なわれる。
カウンタ回路2が再び″0パからカウントを開始シテ、
コンベアレジスタ114の内容“7”に一致すると一致
信号110&よりクロック生成F/F4をセットする。
つづいてキャプチャコンベアレジスタ″110の記憶内
容例えば14”に一致すると一致信号110&が発生す
る。この時記憶フラグ31の出力及び領域指定信号10
5aが共にアクティブとなっているので、カウンタクリ
ア回路3よりクロックセット信号3bが発生してクロ、
り生成F/F4をセットし、次のカウントタイミングで
カウンタクリア信号3aが発生してカウンタクリア回路
2は“0″に戻り、カウント動作を継続する。
従って本来のカウント値(本例では16)に対して−1
の補正が行われる。
同様にキャプチャコンベアレジスタ10でのキャプチャ
した値が“13”であれば本来のカウント値(本例では
16)に対して−2の補正が行われる。
またキャプチャコンベアレジスタ10でのキャプチャし
た値が“15”であれば本来のカウント値(本例では1
6)に対して±Oの補正が行われ、シリアルクロックと
完全に同期がとれた事を示す。
受信シリアル・データの信号レベルが変化した時、カウ
ンタ回路2のカウント値が“3〜10”であれば領域指
定信号105aがアクティブであるからエツジ検出信号
120aの発生がカウンタクリア回路3の内部記憶フラ
グ31に記憶されることはない。
以上説明したように、本実施例と第1の実施例との相違
点は受信シリアル・データの信号レベルの変化タイミン
グがカウンタ回路2のカウント値がコンベアレジスタ1
12の値“3”とコンベアレジスタ113の値−1″l
O”の中間である時に、カウンタ回路2のカウント数補
正を抑制することができることにある。
これにより伝送ラインの雑音等により急激なシリアルク
ロックの位相変化発生を抑えることで、シリアルクロッ
クのハイ/ロウ・レベルの出力時間を確保しシリアルク
ロックを使用するシリアル転送回路での動作マージンを
確保することが可能となる。
以上が本発明の第3の実施例で、第一の実施例の構成に
領域検出機能加えることで受信シリアルデータの雑音に
対する位相補正量の調整機能を備える応用が容易に実現
可能であることを示している。
説明のためカウンタ回路2、コンベアレジスタ111.
112,113.114及びキャプチャコンベアレジス
タ110のビット長はすべて4ビツトとしたが、各レジ
スタへの設定データは説明したようにソフトウェアで設
定する値であるから、必要とする最大のシリアル転送速
度と供給可能なカウントクロ、りの周波数から任意のビ
ット長を選択することができる。またカウントクロック
φはシリアル転送速度の16倍の周波数としであるが、
シリアルクロックのハイ/ロウ・レベル時間が等しくな
るように選択すれば本実施例に限られることなく同様の
効果を得る事ができることは第1の実施例と同様である
次に、本発明のシリアルクロック発生回路の第4の実施
例を第10図、第11図を用いて説明する。
第4の実施例では、カウンタ値が特定の領域の値の時に
検出した受信データのエツジ変化を第3の実施例同様1
回目は第3の実施例同様に雑音とみなしてシリアルクロ
ックの位相補正量を調整し、2回連続して検出した場合
にはシリアルクロックの位相補正を行う制御機能が加わ
っており、受信シリアルデータの雑音に対する制御機能
が第3の実施例と異なる。
第10図は本実施例を示すブロック図で、第四の実施例
における第三の実施例との相違点は領域検出回路105
より領域指定信号105aがカウンタクリア回路153
に伝えられること、工、ジ検出回路の検出信号は常にキ
ャプチャコンベアレジスタ110とカウンタクリア回路
153に伝えられるようになっていること、及びカウン
タクリア回路153のクロックセット信号153bとカ
ウンタクリア信号153aとの発生タイミングのみが異
なり、他の構成要素及び動作機能は同一であるから説明
を省略する。
第11図は第10図のカウンタクリア回路153の内部
構成を示すプロ、り図で記憶フラグ131゜132と、
セレクタ回路133と、同期回路135とで構成される
記憶フラグ131はカウンタクリア信号153aをシフ
トクロックとする0例えば2ビツトのプリセット機能付
きシフトレジスタで構成し、領域指定信号105aがイ
ンアクティブの時にエツジ検出信号1aがアクティブに
なると受信シリアルデータの信号レベル変化発生を検出
、記憶し、エツジ検出発生をセレクタ回路133に伝え
る。
記憶フラグ132はカウンタクリア信号153aをシフ
トクロックとする。例えば3ビツトのプリセット機能付
きシフトレジスタで構成し、領域指定信号105aがア
クティブの時にエツジ検出信号1aがアクティブになる
と記憶する受信シリアルデータの信号レベル変化発生を
検出、記憶し、エツジ検出発生をセレクタ回路133に
伝える。
すなわち記憶フラグ131は領域指定信号105aがイ
ンアクティブの時にエツジ検出信号1aがアクティブと
なると内部シフトレジスタのlowビットがプリセット
″1″される。カウンタ回路2のクリア動作が行われカ
ウンタクリア信号153aが発生するとビットシフト動
作を行いlowビットのデータをhighビットに伝え
、このhighビットの内容をセレクタ回路135に伝
える。この時lowビットは°゛0”になり、またシフ
ト動作以前のhighビットのデータは失われる。
また記憶フラグ132は領域指定信号105aがアクテ
ィブの時にエツジ検出信号1aがアクティブとなると内
部シフトレジスタの最下位ビット(第1ビツト)がプリ
セット“1″される。カウンタ回路2のクリア動作が行
われカウンタクリア信号153aが発生するとビットシ
フト動作を行う。
この時第1ビツトは“θ″になり、またシフト動作以前
の第3ビツトのデータは失われる。セレクタ回路133
へは第2ビツトの内容と、第3ビツトの内容がともに1
″の時のみ“1”を伝える。
つまり2回連続して領域指定信号105aがアクティブ
の時にエツジ検出信号1aがアクティブとなるとセレク
タ回路133にl”のデータが伝えられる。
セレクタ回路133は例えばゲート回路で構成し、記憶
フラグ131,132の出力信号により第10図のコン
ベアレジスタ111の一致信号111aまたはキャプチ
ャコンベアレジスタ110の一致信号110aのいずれ
かによりクロックセット信号153bを発生する。すな
わち記憶フラグ131,132のいずれかの出力がアク
ティブであればキャプチャコンベアレジスタ110の一
致信号110aで、また記憶フラグ131の内容に拘う
ずコンベアレジスタ111の一致信号111aで、クロ
ックセット信号153bを発生する。
同期回路135はクロックセット信号153bから第1
0図のカウントクロックφにタイミングをあわせたカウ
ンタクリア信号153aを発生する。このため第10図
のカウンタ回路2のクリアタイミングはクロックセット
信号153bの1カウントクロツクφだけ後になる。す
なわちコンベアレジスタ111の一致信号111a及び
キャプチャコンベアレジスタの一致信号110&の発生
後の次のカウンタ回路2のカウントタイミングでクリア
する。
第1θ図の領域検出回路105は第三の実施例と同様の
値を各コンベアレジスタ111,112゜113.11
4に設定したときには各一致信号112a、113aを
基にしてカウンタ回路2カウント値が次の値の間、領域
指定信号105aをアクティブにする。
カウンタ回路2のカウント値=3〜10→ 領域指定信
号−105a 受信シリアルデータのレベル変化が発生したタイミング
でカウンタ回路2の値が“0〜2″及び11〜15”で
ある時のカウンタ値の補正動作すなわちシリアルクロッ
ク生成動作は第三の実施例と同様であるので説明を省略
する。
受信シリアルデータのレベル変化が発生したタイミング
でカラン、り回路2の値が“3〜lO°′である時のカ
ウンタ値の補正動作すなわちシリアルクロック生成動作
が異なるのでこれについて説明する。
シリアル転送が開始され受信シリアルデータの信号レベ
ルが初期状態から変化し、例えば受信シリアル・データ
の信号レベルが連続した“l”の状態から“0″に変化
した場合、及び偶発的にシリアルデータの転送タイミン
グの微小変化が発生した場合、シリアルクロックの位相
ずれの検出と位相補正は次のように行う。
すなわち受信シリアル・データの信号レベルが変化した
時、カウンタ回路20カウント値が3〜lO”であれば
エツジ検出回路lのエツジ検出信号1aはキャプチャコ
ンベアレジスタ110に伝えられ、カウンタ回路2の内
容がキャプチャコンベアレジスタ110に捕獲、記憶さ
れる。また領域指定信号105aがアクティブであるか
らカウンタクリア回路153の内部記憶フラグ132に
エツジ検出信号1aの発生が記憶される。
但し記憶フラグ132の出力は、2回のエツジ検出信号
1aを記憶した場合に限り“1″となるのでこの時には
まだ0″である。
カウンタ回路2でのカウントが進み、カウンタクリア信
号153aが発生し1回“0″に戻って、再び受信シリ
アル・データの信号レベルで変化がした時、やはりカウ
ンタ回路2のカウント値が“3〜10”であればエツジ
検出回路1のエツジ検出信号1aはキャプチャフンベア
レジスタ110に伝えられ、カウンタ回路2の内容がキ
ャプチャコンベアレジスタ110に捕獲、記憶されると
同時に領域指定信号105aがアクティブであるからカ
ウンタクリア回路153の内部記憶フラグ132に2回
目のエツジ検出信号1aの発生が記憶される。
/ 2回のエツジ検出信号1aを記憶した記憶フラグ132
の出力が有効になるのは次にカウンタクリア信号153
aが発生しカウンタ回路2が1101+に戻った後で、
カウンタ回路2のカウントが進みキャプチャコンベアレ
ジスタ110の一致信号110aがアクティブとなり、
この時クロック生成F/F4がリセットされ、カウンタ
値の補正を行う。
説明したように、本実施例では第3の実施例に比較して
カウンタクリア回路153の内部に記憶フラグ132と
セレクタ133との回路追加により、受信シリアル・デ
ータの信号レベルの変化タイミングをカウンタ回路20
カウント値がコンベアレジスタ112の値“3″とコン
ベアレジスタ113と値−1“10″の中期で検出した
時に、1回だけ検出した場合には第3の実施例同様にカ
ウント数補正を抑制することができることに加えて、2
回連続して受信シリアル・データの信号レベルの変化を
検出した場合にはカウント数補正を実行することができ
る。
これにより受信シリアル・データの信号レベルの変化を
1回だけ検出した場合には第3の実施例同様伝送ライシ
の雑音等によるものとみなして急激なシリアルクロック
の位相変化発生を抑えることでシリアルクロックのハイ
/ロウ・レベルの出力時間を確保しシリアルクロックを
使用するシリアル転送回路での動作マージンを確保する
ことが可能になる。
なお本実施例ではカウンタクリア回路153の記憶フラ
グ132は3ビツトのシフトレジスタで構成され単に2
回連続してエツジ検出した場合についてを示したが、ビ
ット長は3ビツトに限らhないことは勿論であり、記憶
フラグをカウンタ回路等で構成し0回以上連続した場合
にのみ受信シリアル・データの位相が大きくはずれてい
るものと判断してカウント数補正を行なうことでシリア
ルクロックの同期を合わせる、といった簡易的なPLL
 (フェーズドロックループ)回路動作をする応用回路
も容易な変形として実現可能である。
次に、本発明のシリアルクロック発生回路の第5の実施
例を図を用いて説明する。
PLL等での応用では受信データと生成りロックの位相
補正の高速化、及び雑音等の影響によるジッタを少なく
する目的から、位相進みまたは遅れと差分量を検出して
補正量を調整する。
このため領域検出回路から出力する領域情報により受信
データと生成りロックとの位相差を検出する。
第5の実施例では基本動作を説明した第一の実施例の構
成に加え、さらにカウンタ回路の1カウント動作毎にカ
ウンタ回路のカウント値と所定の設定値の比較を行い、
内容が一致したときに一致信号を出力する3本のフンペ
アレジスタと、これらの一致信号からカウンタ回路の値
がどの領域にあるかを判定し領域指定信号を出力する領
域検出回路が備わっている。これによりカウンタ値が特
定の領域の値の時に検出した受信データの変化点に応じ
て補正量を調整する機能が備わっており、期待される受
信データの中央で変化点が検出された場合でもこれを有
効な情報と見なして、微小量の位相補正を実行する第一
の実施例及び第三の実施例の応用例である。
第12図は本実施例を示すブロック図で、第3の実施例
と同様の機能を有する、エツジ検出回路1、カウンタ回
路2、及び4本の4ビットフンペアレジスタ111,1
12,113,114、キャプチャコンベアレジスタ1
10と、コンベアレジスタ112,113,114の一
致信号112a、113a、114aによりカウンタ回
路2のカウント値がいずれの領域にあるかを検出し領域
指定信号205a、205b、205cを発生する領域
検出回路205と、領域検出回路205の領域指定信号
205aがアクティブの時のみキャプチャコンベアレジ
スタ110のエツジ検出信号110aをトリガとするキ
ャプチャ動作を許可するゲート回路220と、キャプチ
ャコンベアレジスタ110とコンベアレジスタ111,
112゜113の一致信号110a、1lla、112
a、113aと領域検出回路205の領域指定信号20
5a、205b、205cとによりカウンタ回路2をク
リア“0″するカウンタクリア回路203と、カウンタ
クリア回路203のクロックセット信号203bでセッ
ト“1”され、コンベアレジスタ114の一致信号11
4aでリセット“0”されるシリアルクロックを生成す
るクロック生成F/F4と、からなる。
クロック生成F’/F 4はセット動作とリセット動作
とが競合した場合にはセット動作が優先される。
4本のコンベアレジスタ111,112,113゜11
4は、本図では図示していないが、マイクロコンピュー
タのCPU等からソフトウェア処理でバス5を介してカ
ウンタ回路2との比較値を設定する。
各フンペアレジスタには、コンベアレジスタ111の値
<コンベアレジスタl 1 :M)値<コンベアレジス
タ113の値〈コンベアレジスタ114の値、となるよ
うに例えば次の値を設定する。
コンベアレジスタ111にはカウンタ回路2の基本カウ
ント数(最大カウント値)を設定する。
シリアルクロックの1周期を決定する。
(本実施例では16−1=15)、 コンベアレジスタ114にはカウンタ回路2の基本カウ
ント数の1/2の値を設定する。シリアルクロックのデ
ユーティを決定する。
(本実施例では16/2−1=7)、 コンベアレジスタ112にはカウンタ回路2のキャプチ
ャコンベアレジスタllOによる補正値の下限の値を設
定する。
(本実施例では16/4−1=3)、 コンベアレジスタ113にはカウンタ回路2のキャプチ
ャコンベアレジスタ110による補正値の上限の値を設
定する。
(本実施例では16*T−1=11) を設定する。
上記の値を各コンベアレジスタ111,112゜113
.114に設定したときには第14図に示すように各一
致信号111a、112a、113a、114aはカウ
ンタ回路2のカウントが進み次の値となる時に発生する
カウンタ回路2のカウント値=3 → 一致信号112a カウンタ回路2のカウント値=7 → 一致信号114a カウンタ回路2のカウント値=11 → 一致信号113a カウンタ回路20カウント値=15 → 一致信号111a 領域検出回路205は例えばラッチ回路等で措成されフ
ンペアレジスタ112,113,114の一致信号11
2a、113a、114aを基にして第14図のタイミ
ングチャートに示すようにカウンタ回路2カウント値が
次の値の間、各領域指定信号205a、205b、20
5cをアクティブにする。
カウンタ回路20カウント値=3〜6 → 領域指定信号205b カウンタ回路20カウント値;7〜12→ 領域指定信
号205c カウンタ回路2のカウント値=13〜15.O〜2→ 
領域指定信号205a 第13図は第12図のカウンタクリア回路203の内部
構成を示すブロック図で、記憶フラグ231゜232,
233と、セレクタ回路234と、同期回路235とで
構成される。
各記憶フラグ231,232,233は例えばカウンタ
クリア信号203aをシフトクロックとする2ビツトの
プリセット機能付きシフトレジスタとゲート回路等で構
成し、カウンタ回路2がいずれの値の時に受信シリアル
データの信号レベル変化が発生したかを第12図の領域
検出回路5の領域指定信号205a、205b、205
cとエツジ検出信号1aとで検出、記憶しセレクタ回路
234に伝える。
領域指定信号205aがアクティブの時にエツジ検出信
号1aがアクティブになると記憶フラグ231が、領域
指定信号205bがアクティブの時にエツジ検出信号1
aがアクティブになると記憶フラグ232が、領域指定
信号205cがアクティブの時にエツジ検出信号1aが
アクティブになると記憶フラグ233が、各々記憶する
各記憶フラグ231,232,233は領域指定信号が
アクティブの時に受信シリアルデータの信号レベル変化
が発生し、エツジ検出信号1aがアクティブとなると内
部シフトレジスタのlowビットがプリセット“1′さ
れる。カウンタ回路2のクリア動作が行われカウンタク
リア信号203aが発生するとビットシフト動作を行い
lowビットのデータなhighビットに伝え、とのh
ighビットの内容をセレクタ回路234に伝える。こ
の時lowビットは“0″になり、またシフト動作以前
のhighビットのデータは失われる。
セレクタ回路234は例えばゲート回路で構成し、各記
憶フラグ231,232,233の内容と第12図の各
コンベアレジスタ112,113の一致信号112a、
113a及びキャプチャコンベアレジスタ110の一致
信号110aのいずれかによりクロックセット信号20
3bを発生する。すなわち記憶フラグ231の出力がア
クティブであればキャプチャコンベアレジスタ110の
一致信号110aで、記憶フラグ232の出力がアクテ
ィブであればコンベアレジスタ112の一致信号112
aで、記憶フラグ233の出力がアクティブであればコ
ンベアレジスタ113の一致信号113aで、またコン
ベアレジスタ111の一致信号111aでは記憶フラグ
231,232゜233の内容に拘らず、クロックセッ
ト信号203bを発生する。
同期回路235はクロックセット信号203bから第1
2図のカウントクロックφにタイミングをあわせたカウ
ンタクリア信号203aを発生する。このため第12図
のカウンタ回路2のクリアタイミングはクロックセット
信号203bの1カウントクロツクφだけ後になる。す
なわち各コンベアレジスタ111,112,113の一
致信号111a、112a、113a及びキャプチャコ
ンベアレジスタの一致信号110aの発生後の次のカウ
ンタ回路2のカウントタイミングでクリアする。
次に本実施例におけるシリアルクロックの生成動作につ
いて説明する。
シリアルデータが予めシステムにより定められた転送速
度(本実施例ではカウントクロックφのl/16倍)で
正確に転送さ九ており、受信シリアルデータとカウント
クロックφとの位相が完全に一致している時の発生する
シリアルクロックとカウンタ回路20カウント値の対応
は次のようになる。
ここでは受信シリアルデータのレベル変化が発生してい
ない状態について説明する。つまりカウンタクリア回路
203内の記憶フラグ231゜232.233はいずれ
もエツジ検出信号1aを記憶していない。
カウントクロックφはシリアルデータの転送レートの1
6倍に設定してあり、第14図のタイミングチャートに
示すようにカウンタ回路2が“0″からカウントを開始
して、まずフンペアレジスタ112の比較値″3flに
一致すると一致信号112aがカウンタクリア回路20
3と領域検出回路205に伝えられる。但しカウンタク
リア回路203の内部記憶フラグ232の出力はインア
クティブであるからクロックセット信号203b、カウ
ンタクリア信号203aは発生しない。
カウントが進みカウンタ回路2の値がコンベアレジスタ
114の比較値“7″に一致すると一致信号114aが
領域検出回路205に送られクロック生成F/F4はリ
セットされシリアルクロックが0″になる。
次にコンベアレジスタ113の比較値“11”に一致す
ると一致信号113aがカウンタクリア回路203と領
域検出回路205に伝えられる。
但しカウンタクリア回路203の内部記憶フラグ233
の出力はインアクティブであるからクロックセット信号
203b、カウンタクリア信号203aは発生しない。
さらにカウントが進みコンベアレジスタ111の比較値
″15″に一致すると一致信号111aがカウンタクリ
ア回路203に送られ、カウンタクリア回路203より
クロックセット信号203bがクロック生成F/F4に
送られ、クロ、り生成F/F4はセットされて出力は“
1″になる。
またカウンタクリア回路203よりカウンタ回路2の次
のカウントタイミングでカウンタクリア信号203aが
伝えらhカウンタ回路2はクリア“0”されて、O″か
らカウント動作を行う。
シリアルデータの転送レートは正確にカウントクロック
φの周波数のl/16倍であるから、受信シリアルデー
タのレベル変化のタイミングとシリアルクロックの1周
期のタイミングに完全に一致する。
すなわちカウンタ回路2のカラン)開始“0″からカウ
ンタクリア民路203によるカウンタクリア信号203
a発生までが1ビット分のシリアルデータの受信時間に
相当し、フンペアレジスタ114の一致信号114a発
生からクロックセット信号203bまでが受信シリアル
データlビットのl/2周期に相当するのでクロック生
成F/Fよりシリアルデータの中央で立ち下がるシリア
ルクロックを生成することができる。
シリアル転送が開始され受信シリアルデータの信号レベ
ルが初期状態から変化し、例えば受信シリアル・データ
の信号レベルが連続した1″の状態から“0”に変化し
た場合、及び偶発的にシリアルデータの転送タイミング
の微小変化が発生した場合、シリアルクロックの位相ず
れの検出と位相補正は次のように行う。
受信シリアル・データの信号レベルが変化した時、カウ
ンタ回路20カウント値が“0〜2″であれば領域指定
信号205aがアクティブであるからエツジ検出回路1
のエツジ検出信号1aはゲート回路220によりマスク
されることなくキャプチャコンベアレジスタ110に伝
えられ、カウンタ回路2の内容がキャプチャコンベアレ
ジスタ110に捕獲、記憶さhる。またカウンタクリア
回路203の内部記憶フラグ231にエツジ検出信号1
aの発生が記憶される。
但し記憶フラグ231の出力はカウンタクリア信号20
3aが発生した後にアクティブとなるので、カウンタ回
路20カウントが進みコンベアレジスタ111の一致信
号111aがアクティブとなりカウンタクリアが行われ
、クロック生成F/F4がリセットされた後にカウンタ
値の補正を行う。
カウンタ回路2が再び“0′からカウントを開始して、
キャプチャコンベアレジスタlloの記憶内容例えば“
l”に一致すると一致信号110aが発生する。この時
記憶フラグ231の出力及び領域指定信号205aが共
にアクティブとなっているので、カウンタクリア回路2
03よりクロックセット信号203bが発生してクロッ
ク生成F/F4をリセットし、次のカウントタイミング
でカウンタクリア手段203aが発生してカウンタ回路
2はu OIIに戻り、カウント動作を継続する。
従って本来のカウント値(本例では16)に対して+2
の補正が行われる。
同様にキャプチャコンベアレジスタ1oでのキャプチャ
した値がO”であれば本来のカウント値(本例では16
)に対して+1の補正が行われる。
またキャプチャコンベアレジスタlOでのキャプチャし
た値が“2”であれば本来のカウント値(本例では16
)に対して+3の補正が行われる。
受信シリアル・データの信号レベルが変化した時、カウ
ンタ回路20カウント値が“13〜15″であれば領域
指定信号205aがアクティブであるからエツジ検出回
路1のエツジ検出信号1aはゲート回路220によりマ
スクされることなくキャプチャコンベアレジスタ110
に伝えられ、カウンタ回路2の内容がキャプチャフンペ
アレジスタ110に捕獲、記憶される。またカウンタク
リア回路203の内部記憶フラグ231にエツジ検出信
号1aの発生が記憶される。
但し記憶フラグ231の出力はカウンタクリア手段20
3&が発生した後にアクティブとなるので、カウンタ回
路2のカウントが進みコンベアレジスタ111の一致信
号111aがアクティブとなりカウンタクリアが行わり
、クロック生成F/F4がリセットされた後にカウンタ
値の補正を行う。
カウンタ回路2が再び“0″からカウントを開始して、
コンベアレジスタ114の内容″7″に一致すると一致
信号114&によりクロック生成F/F4をセットする
。つづいてキャプチャコンベアレジスタ110の記憶内
容例えば14″に一致すると一致信号110aが発生す
る。この時記憶フラグ231の出力及び領域指定信号2
05aが共に7クテイプとなっているので、カウンタク
リア回路203よりクロックセット信号203bが発生
してクロック生成F/F4をセットし、次のカウントタ
イミングでカウンタクリア信号203aが発生してカウ
ンタ回路2は“0”に戻り、カウント動作を継続する。
従って本来のカウント値(本例では16)に対して−1
の補正が行われる。
同様にキャプチャコンベアレジスタ110でのキャプチ
ャした値が“13″であれば本来のカウント値(本例で
は16)に対して−2の補正が行われる。
またキャプチャコンベアレジスタ110でのキャプチャ
した値が“15″であれば本来のカウント値(本例では
16)に対して±Oの補正が行われ、シリアルクロック
と完全に同期がとれた事を示す。
受信シリアル・データの信号レベルが変化した時、カウ
ンタ回路20カウント値が“3〜6″であれば領域指定
信号205bがアクティブであるからエツジ検出回路l
のエツジ検出信号1aの発生がカウンタクリア回路20
3の内部記憶フラグ232に記憶される。
但し記憶フラグ232の出力はカウンタクリア信号20
3aが発生した後にアクティブとなるので、カウンタ回
路20カウントが進みコンベアレジスタ111の一致信
号111&がアクティブとなりカウンタクリアが行われ
、クロ、り生成F/、F4がリセットされた後にカウン
タ値の補正を行う。
カウンタ回路2が再びIIO″からカウントを開始シて
、コンベアレジスタ112の記憶内容″3″に一致する
と一致信号112aが発生する。
この時記憶フラグ232の出力及び領域指定信号205
bが共にアクティブとなっているので、カウンタクリア
回路203よりクロックセット信号203bが発生して
クロック生成F/F4をリセットし、次のカウントタイ
ミングでカウンタクリア信号203aが発生してカウン
タクリア回路2は0″に戻り、カウント動作を継続する
従って本来のカウント値(本例では16)に対して+4
の補正が行われる。
この補正値は受信シリアル・データの信号レベルが変化
した時、カウンタ回路2のカウント値が“3〜6″であ
れば常に固定となる。
受信シリアル・データの信号レベルが変化した時、カウ
ンタ回路2のカウント値が“7〜12″であれば領域指
定信号205cがアクティブであるから工、ッジ検出回
路1のエツジ検出信号1aの発生がカウンタクリア回路
203の内部記憶フラグ233に記憶される。
但し記憶フラグ233の出力はカウンタクリア信号20
3aが発生した後にアクティブとなるので、カウンタ回
路2のカウントが進みコンベアしジスタ111の一致信
号aがアクティブとなりカウンタクリアが行われ、クロ
ック生成F/F4がリセットされた後にカウンタ値の補
正を行う。
カウンタ回路2が再び“0″からカウントを開始して、
コンベアレジスタ114の内容“7″に一致すると一致
信号114aによりクロック生成F/F4をセットする
。つづいてコンベアレジスタ113の記憶内容“12″
に一致すると一致信号113aが発生する。この時記憶
フラグ232の出力及び領域指定信号205Cが共にア
クティブとなっているので、カウンタクリア回路203
よりクロックセット信号203bが発生してクロック生
成F/F4がリセットされ、次のカウントタイミングで
カウンタクリア信号203aが発生してカウンタ回路2
は0”に戻り、カウント動作を継続する。
従って本来のカウント値(本例では16)に対して−3
の補正が行われる。
この補正値は受信シリアル・データの信号レベルが変化
した時、カウンタ回路20カウント値が“7〜12″で
あれば常に固定となる。
以上説明したように、本実施例と第1の実施例との相違
点は受信シリアル・データの信号レベルの変化タイミン
グがカウンタ回路2のカウント値が“3〜12″である
時に、カウンタ回路20カウント数補正量を固定として
あり、シリアルクロックのロウ・レベルの出力時間を確
保しシリアルクロックを使用するシリアル転送回路での
動作マージンを確保するためと、伝送ラインのノイズ等
により急激なシリアルクロックの位相変化発生が起こら
ないようにすることができることにある。
このため本実施例のシリアルクロック発生回路は、転送
速度の急激な変化に対しては、−度のカウンタ回路2の
カウント値補正では補正が終了しないが、カウンタ回路
2におけるカウント数の補正を−3〜+4の間で繰り返
し行い、受信シリアル・データの信号レベルの変化タイ
ミングがカウンタ回路2のカウント値=“15″のタイ
ミングニ一致スるようにシリアルクロックを同期化する
ことが雑音の混った状況下でもできる。
以上が本発明の第5の実施例で、第一の実施例の構成に
領域検出機能を加えるこ調整機能を備える応用も容易に
実現可能であることを示している。
説明のためカウンタ回路2、コンベアレジスタ111.
112,113,114及びキャプチャコンベアレジス
タ1100ビツト長はすべて4ビツトとしたが、各レジ
スタへの設定データは説明したようにソフトウェアで設
定する値であるから、必要とする最大のシリアル転送速
度と供給可能なカウントクロックの周波数から任意のビ
ット長を選択することができる。またカウントクロック
φはシリアル転送速度の16倍の周波数としであるが、
シリアルクロックのハイ/ロウ・レベル時間が等しくな
るように選択すれば本実施例に限られることなく同様の
効果を得る事ができることは第一の実施例と同様である
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明のシリアルクロック発生回
路は従来のシリアルクロック発生回路に比して、カウン
トクロックが固定であっても、コンベアレジスタの値を
ソフトウェアにより設定することで、カウンタ回路の最
大カウント数以下であれば複数の任意の転送速度に応じ
たシリアルクロックの発生が可能である。
このためシリアル転送速度に対応した周波数の異なる複
数の水晶発振器を用意したり、複数の転送速度の公倍数
にあたる周波数の高い水晶発振器を用いる必要はなく、
様々な転送速度に対応したシリアル通信を必要とするマ
イクロコンピュータ等に内蔵されるシリアル転送回路の
シリアルクロック発生回路として適している。
さらに第3から第5の実施例で示したように、伝送路の
雑音に対する性格に応じてシリアルクロックの位相補正
量を固定または抑制するように調整するといった応用も
簡便な回路で実現可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるシリアルクロッ
ク発生回路のブロック図、 第2図は本発明の第1の実施例におけるカウンタクリア
回路のブロック図、 第3図は本発明の第1の実施例におけるタイミング図、 第4図は本発明の第2の実施例におけるシリアルクロッ
ク発生回路のブロック図、 第5図は本発明の第2の実施例におけるカウンタクリア
回路のブロック図、 第6図は従来のシリアルクロック発生回路のブロック図
、 第7図は従来のシリアルクロック発生回路におけるタイ
ミング図である。 第8図は本発明の第3の実施例におけるシリアルクロッ
ク発生回路のブロック図、 第9図は本発明の第3の実施例におけるタイミング図、 第10図は本発明の第4の実施例におけるシリアルクロ
ック発生回路のブロック図、 第11図は本発明の第4の実施例におけるカウンタクリ
ア回路のブロック図、 第12図は本発明の第5の実施例におけるシリアにりp
ツク発生回路のブロック図、 第13図は本発明の第5の実施例におけるカウンタクリ
ア回路のブロック図、 第14図は本発明の第5の実施例におけるタイミング図
である。 l・・・・・・エツジ検出回路、la、20a、120
a・・・・・・エツジ検出信号、2・・・・・・カウン
タ回路、3.153,203,503・・・・・・カウ
ンタクリア回路、3a、l 53a、203a、503
a−カウンタクリア信号、3b、153b、203b、
503b・・・・・・クロックセット信号、4・・・・
・・クロック生成F/F、5・・・・・・バス、10,
110・・・・・・キャプチャコンベアレジスタ、11
,12゜111.112,113,114・・・・・・
コンベアレジスタ、lOa、lla、12a、110a
。 111a、112a、113a、114&−−・−一致
信号、105,205・・・・・・領域検出回路、10
5a、205a、205b、205cm・・・・・領域
指定信号、20,120.220・・・・・・ゲート回
路、31.131,132,231,232,2.33
・・印・記憶フラグ、32,133,234・・・・・
・セレクタ回路、35,135,235・・・・・・同
期回路、802・・・・・・バイナリカウンタ、802
a・・・・・・オーバフロー信号、803・・・・・・
カウンタクリア回路、804・・・・・・インバータ、
805・・・・・・領域検出回路、805a、805b
、805c、805d・・・・・・領域指定信号、81
0,811,812.813・・・・・・記憶フラグ。 代理人 弁理士  内 原   晋 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリアルデータ転送レートのN倍の入力クロックより内
    部クロックを生成し、受信シリアルデータと内部クロッ
    クとの位相を合わせたシリアルクロックを発生するシリ
    アルクロック発生回路において、受信シリアルデータの
    レベル変化を検出しレベル変化検出信号を出力するレベ
    ル変化検出手段と、前記入力クロックを計数するカウン
    ト手段と、前記カウント手段の1カウント動作毎に前記
    カウント手段の計数値と所定の設定値の比較を行い、内
    容が一致した時に一致信号を出力する第一の比較手段と
    、前記カウント手段の1カウント動作毎に前記カウント
    手段の計数値と所定の設定値の比較を行い、内容が一致
    した時に一致信号を出力する第二の比較手段と、前記第
    一の比較手段の機能に加え、前記レベル変化検出信号の
    発生時、前記カウント手段の計数値を捕獲、記憶するキ
    ャプチャ機能を有する第三の比較手段と、前記第一の比
    較手段が出力する一致信号かあるいは前記第三の比較手
    段が出力する一致信号かのどちらかの発生により前記カ
    ウント手段の計数値をクリアするクリア動作を実行制御
    するカウンタクリア手段とを備え、前記カウンタクリア
    手段の制御信号と前記第二の比較手段からの一致信号と
    から受信シリアルデータと位相合わせたシリアルクロッ
    クを発生する手段を有すること、を特徴とするシリアル
    クロック発生回路。
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Cited By (3)

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JPH04255013A (ja) * 1991-02-07 1992-09-10 Nec Corp シリアルクロック発生回路
JP2012065252A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Nec Commun Syst Ltd クロック抽出回路及び受信装置
JP2013021641A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Denso Corp トランシーバ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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