JPH07318669A - 情報機器用デュアル時計システム - Google Patents

情報機器用デュアル時計システム

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JPH07318669A
JPH07318669A JP13824194A JP13824194A JPH07318669A JP H07318669 A JPH07318669 A JP H07318669A JP 13824194 A JP13824194 A JP 13824194A JP 13824194 A JP13824194 A JP 13824194A JP H07318669 A JPH07318669 A JP H07318669A
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clock
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alarm
error
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JP13824194A
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Toshitaka Ato
寿孝 阿藤
Tatsuya Koyama
達也 小山
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Amano Corp
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Amano Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パソコンとかタイムレコーダと云った情報機
器に内蔵されているシステム時計の狂いを、比較的簡単
な装置によって補正して、時計精度と時刻データの高信
頼性を獲得する。 【構成】 情報機器Tに内蔵されているシステム時計7
と、高精度に構成したマスター時計8とを比較して、そ
の誤差が規定範囲内の場合はシステム時計7をマスター
時計8に合せて補正し、その誤差が規定範囲を超えてい
る場合は、時計補正用の警報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内蔵したシステム時計
の時刻情報を利用してデータ処理を行うパソコンとかタ
イムレコーダと云った各種の情報機器(以下単に情報機
器と云う)に利用して好適なデュアル時計システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】通常の情報機器には水晶発振器を備えた
システム時計が内蔵されていて、このシステム時計から
送られて来る時刻情報を利用して各種のデータ処理を行
っているが、従来の情報機器に使用されているシステム
時計は水晶の発振精度が悪くて、1週間に30秒程度の
誤差が生じるため、各種のデータ処理をこの間違った時
刻情報に基づいて実施してしまう問題があった。
【0003】そこで、高精度の水晶発振器を内蔵したシ
ステム時計を使用したり、或は、内蔵した時計を標準周
波数(JJY)とか、テレビ・ラジオの時報信号を基準
にして補正したり、更には、電話回線を使って標準時の
供給を受けて内蔵時計を補正するように構成した時計シ
ステムを用いることにより、内蔵時計を高精度なものに
して時刻データの信頼性を高めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、高精度水晶
発振器を備えたシステム時計の場合は、これを単独状態
のまま情報機器に内蔵しているため、何等かの障害の発
生によって時計データに狂いが生じた時に、この時刻デ
ータの狂いを監視したり補正したりすることができず、
データ処理を間違った時計データのまま知らないで続行
してしまう問題があった。
【0005】また、内蔵した時計を標準周波数とか時報
信号を基準にして補正する上述した時計システムの場合
は、時計の精度は確保できるが、システム全体として非
常に複雑で高価であるとか、電波難聴地域では使用でき
ないと云った問題があり、更に、電話回線を使用して内
蔵時計を補正する上述した時計システムの場合も、シス
テム全体として非常に複雑で高価であり、また、電話回
線が無いと使用できないと云った問題があった。
【0006】従って本発明の技術的課題は、情報機器に
内蔵した時計を簡単な装置によって正確に監視及び補正
できるようにすることによって、情報機器に於ける時計
精度と時刻データの高信頼性を比較的低コストにて得ら
れるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0008】内蔵したシステム時計の時刻情報を利用し
て各種のデータ処理を行うように構成した情報機器に於
いて、
【0009】(1) 高精度に構成したマスター時計
と、このマスター時計と上記システム時計の時刻を比較
する時計比較手段と、時計比較手段による比較の結果、
両時計の誤差が規定範囲内である場合に、システム時計
をマスター時計に合せて補正する時計再セット手段と、
同じく比較の結果、両時計の誤差が規定範囲を超えてい
る場合に、時計補正用の警報を出力する再セット警報手
段とを備えて成ること。
【0010】(2) 電源投入時及び一定時間間隔で、
時計比較手段による時刻の比較と、この時刻比較に基づ
くシステム時計の補正、又は、時計補正用警報の出力を
行うように構成すること。
【0011】(3) マスター時計とシステム時計の間
に規定範囲内の誤差があるにも係らず、時計再セット手
段がシステム時計の再セットを行わない場合に、再セッ
ト警報手段が時刻補正用の警報を出力するように構成す
ること。
【0012】
【作用】上記(1),(2),(3)で述べた各手段は
以下の如く作用する。
【0013】上記(1)で述べた手段によれば、情報機
器に内蔵されているシステム時計の精度が悪くても、こ
れに別の高精度時計を追加してこれをマスター時計とす
ることにより、今迄単一であったシステム時計をマスタ
ー時計で監視してその狂いを補正したり、狂いが大きい
場合はいずれかの時計が暴走したものとみなして警報を
出力し、オペレータ等による確認と補正を可能にするた
め、時計データと時計精度の信頼性をマスター時計を追
加するだけの比較的簡単で低コストにて実施し得る手段
によって容易に実現することができる。
【0014】上記(2)で述べた手段によれば、プログ
ラムに従って電源投入時、或は、一定時間間隔毎に、シ
ステム時計とマスター時計を自動的に比較し、且つ、狂
いがある場合はその補正、又は、警報出力を行うため、
情報機器の時計精度を常に確保して、時刻データの信頼
性をより高めることを可能にする。
【0015】上記(3)で述べた手段によれば、マスタ
ー時計とシステム時計の間に規定範囲内の誤差があるこ
とを時計比較手段が検知しているのに、時計再セット手
段がシステム時計をマスター時計に合せる再セット処理
を行わない場合には、CPU暴走とみなして直ちに時計
再セットの警報を出力するため、如何なる場合に於いて
も時計精度と時刻データの高信頼性を確保することを可
能にする。
【0016】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
【0017】
【実施例】以下に、上述した本発明に係る情報機器用デ
ュアル時計システムの好適な実施例を添付した図面と共
に詳細に説明する。
【0018】図1は本発明に係る情報機器用デュアル時
計システムを明示した全体構成図、図2は本発明の電気
的構成を示したブロック図であって、図2に於いて、T
はパソコンとかタイムレコーダと云った情報機器の全体
を示し、また、1は情報機器Tに内蔵した制御部の中心
を構成するCPU、2はシステムプログラムを格納した
ROMと、各種のデータをファイルするRAMとによっ
て構成したメモリ、3は各種情報を入出力する時に使用
するキーボード、4は各種情報とか後述する警報を画面
表示するディスプレイ、5は各種情報及びデータ等を印
字出力するプリンタ、6はCPU1に接続する各種の周
辺装置、7は情報機器1の本体内に予め内蔵されている
システム時計、8は拡張ボードに追加された独自のマス
ター時計であって、このマスター時計8は上記のシステ
ム時計7よりも高精度に構成されている。
【0019】上述した情報機器Tは、システム時計7か
ら発信される時刻データに基づいて各種のデータ処理を
行なう一方、CPU1はメモリ2のプログラムに従って
電源(図示せず)がONされた時、及び、一定時間間隔
でマスター時計8より時刻情報を受け取り、システム時
計7の誤差(狂い)を調整する一方、その誤差が規定範
囲(例えば10分)を超えている場合は、どちらかの時
計7又は8が暴走状態であるとみなして、時計補正のメ
ッセージをディスプレイ4に表示して、オペレータ等に
対して時計7及び8の再セットを促す仕組に成ってい
る。
【0020】次に、上述した本発明による時計補正の処
理手順を、図3に記載したフローチャートに従って説明
する。
【0021】始めのステップS1では現時点が時計確認
タイミングであるか否か、即ち、電源の投入時であるか
否か、或は、予め設定した時計確認時刻であるか否かが
判定され、YESの場合はステップS2に進んで時計デ
ータアクセスの処理に進み、NOの場合はステップS1
0に進んでパソコン又はタイムレコーダ等の通常処理が
実行される。
【0022】次ぎのステップS3ではマスター時計8の
時刻が読出され、次いで、ステップS4に進んでシステ
ム時計7の時刻が読出されて、ステップS5で両時計
7,8の時刻が比較され、次のステップS6で両時計
7,8の誤差が規定範囲以内(例えば10分以内)であ
るか否かが判定されて、YES(規定範囲以内)の場合
はステップS7に進み、NOの場合(規定範囲を超えて
いる場合)はいずれかの時計7,8が暴走しているもの
とみなしてステップS11に進む。
【0023】上述したステップS7では、マスター時計
8の時刻内容が改めて読出され、次いで、ステップS8
に進んでマスター時計8の時刻内容でシステム時計7の
誤差を補正した後、ステップS9の通常処理に進み、そ
の後再びステップS1に戻って上述した処理を繰返す仕
組に成っている。
【0024】一方、上述したステップS11では、マス
ター時計8又はシステム時計7の不良が判定され、次い
で、ステップS12に進んで再セット警報をディスプレ
イ4に表示出力した後、ステップS13に進んで情報機
器Tの処理動作を一時停止し、その後、ステップS14
でオペレータ等による各時計7,8の手動修正が成され
ると、再びステップS1に戻って上述した処理を繰返す
仕組に成っている。
【0025】尚、上述した実施例では時計修正の警報を
ディスプレイ4に画面表示して知らせる仕組に成ってい
るが、上記の警報を発音装置(図示せず)を作動して知
らせるように構成してもよく、その選択は任意とする。
【0026】また、本発明では上述したステップS6及
びS7が実行されて、マスター時計8とシステム時計7
との間に規定範囲内の誤差があることが明らかになって
いるにも係らず、ステップS8の時計補正処理は実行さ
れない場合は、CPU1の暴走とみなしてステップS1
2の処理、即ち、再セット警報の出力処理が実行され
て、オペレータ等にその旨知らせる仕組に成っている。
【0027】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に係る情報機器
用デュアル時計システムによれば、高精度のマスター時
計を追加するだけで、情報機器に内蔵したシステム時計
の狂いを監視及び補正して、時計精度と時計データの高
信頼性を得ることができるものであって、構成が頗る簡
単で低コストにて実施できる点と相俟って、パソコンと
かタイムレコーダを始めとする各種情報機器に使用して
洵に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報機器用デュアル時計システム
を明示した全体構成図である。
【図2】本発明の電気的構成を説明したブロック図であ
る。
【図3】本発明による時計補正の処理手順を説明したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
T パソコンとかタイムレコーダ等の情報機
器 1 CPU 4 ディスプレイ 7 システム時計 8 マスター時計

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵したシステム時計の時刻情報を利用
    して各種のデータ処理を行うように構成した情報機器に
    於いて、 高精度に構成したマスター時計と、このマスター時計と
    上記システム時計の時刻を比較する時計比較手段と、時
    計比較手段による比較の結果、両時計の誤差が規定範囲
    内である場合に、システム時計をマスター時計に合せて
    補正する時計再セット手段と、同じく比較の結果、両時
    計の誤差が規定範囲を超えている場合に、時計補正用の
    警報を出力する再セット警報手段とを備えて成ることを
    特徴とする情報機器用デュアル時計システム。
  2. 【請求項2】 電源投入時及び一定時間間隔で、時計比
    較手段による時刻の比較と、この時刻比較に基づくシス
    テム時計の補正、又は、時計補正用警報の出力を行うよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1記載の情報機器
    用デュアル時計システム。
  3. 【請求項3】 マスター時計とシステム時計の間に規定
    範囲内の誤差があるにも係らず、時計再セット手段がシ
    ステム時計の再セットを行わない場合に、再セット警報
    手段が時刻補正用の警報を出力するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の情報機器用デュアル時計シ
    ステム。
JP13824194A 1994-05-27 1994-05-27 情報機器用デュアル時計システム Expired - Fee Related JP3294004B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002245503A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Max Co Ltd タイムレコーダ装置及び管理装置
JP2007040881A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Fujitsu Ltd 情報処理装置、リーダライタ、時刻補正プログラムおよび時刻補正方法
JP2011040105A (ja) * 2010-11-12 2011-02-24 Max Co Ltd タイムレコーダ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2007040881A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Fujitsu Ltd 情報処理装置、リーダライタ、時刻補正プログラムおよび時刻補正方法
JP2011040105A (ja) * 2010-11-12 2011-02-24 Max Co Ltd タイムレコーダ装置

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