JPH07305558A - 車両用摺動式の窓 - Google Patents

車両用摺動式の窓

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JPH07305558A
JPH07305558A JP7115923A JP11592395A JPH07305558A JP H07305558 A JPH07305558 A JP H07305558A JP 7115923 A JP7115923 A JP 7115923A JP 11592395 A JP11592395 A JP 11592395A JP H07305558 A JPH07305558 A JP H07305558A
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JP
Japan
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window
sliding
vehicle
window glass
overhanging
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JP7115923A
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English (en)
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Michael Dancasiu
ダンカシュー ミカエル
Harald Strunk
シトランク ハラルド
Martin Schulte
シュルテ マーチン
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SCHADE KG
SHIYAADE KG
Original Assignee
SCHADE KG
SHIYAADE KG
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Publication date
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    • E05D15/10Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane movable out of one plane into a second parallel plane
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    • E05D15/1081Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane movable out of one plane into a second parallel plane with transversely moving track specially adapted for vehicles
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
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    • B60J1/08Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at vehicle sides
    • B60J1/12Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at vehicle sides adjustable
    • B60J1/16Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at vehicle sides adjustable slidable
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    • E05D15/1065Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane movable out of one plane into a second parallel plane with transversely moving track
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    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
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    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の張出し旋回式の窓のような通風スリッ
ト、または一つの通風開口が選択的に形成され得て、窓
ガラスの面は、閉じた状態においては窓の領域内の車体
の外側の面にほぼ一致する、という可能性を、構造上簡
単な方法で形成できる車両用摺動式の窓を提供する。 【構成】 第1の方式では、前進方向前方の窓ガラス
(4)は、垂直かまたは垂直から少しく傾いた軸(6)
の回りで外に向けて張出し旋回でき、進行方向後方の窓
ガラス(5)は、開いた位置においてそれが張出し旋回
した前方の窓ガラス(4)の内側に近接した側面に来る
ように、摺動可能に配置されている。第2の方式では、
進行方向後方の窓ガラス(5)は位置固定で配置されて
おり、進行方向前方の窓ガラス(4)は、開いた状態で
後方の位置固定の窓ガラス(5)の外側に近接した側面
に来るよう摺動可能に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の車体側面部材の
開口部または車両のドアに取り付けられる車両用摺動式
の窓に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、一つの垂直かまたは垂
直から少しく傾いた軸の回りで旋回できる、張出し旋回
式の窓が公知になっている。これらの窓は、2ドアの乗
用車の場合に多く用いられている。このような張出し旋
回式の窓の旋回中心軸は、窓の前進方向に見て前方の縁
の領域にある。反対側にある進行方向後方の縁には、そ
の窓を外に向けて張出し旋回させるための適当な張出し
旋回用装備具が設けられている。また、窓ガラスが窓昇
降駆動機構によって垂直方向上下に動かされ得るという
窓が公知になっている。そのような窓は、車両のドアの
ために設計されたものである。この種の窓は、普通に
は、ドアの数の多い乗用車で用いらる。乗用車では、こ
れらの構造方式は、単独にでも組合わせてでも、何年も
前から実証されている。
【0003】バスの場合には、そのほかに、車室を換気
するためにガラス張りの上方部分を摺動要素として形成
することが公知になっている。しかし、この構造方式
は、隙間風が生ずるので、車両乗客にあまり歓迎されて
いない。
【0004】最近では、いわゆる大型リムジンが益々多
く市場に出ており、それら大型リムジンは、前席と後席
がある普通の乗用車とは異なり、より多くの相前後して
配置された座席列を用いている。運転者と助手のための
前方車室が、しばしば後方車室から分離されているの
で、この車室も十分に換気され得るように、配慮されね
ばならない。このことは、前述した従来の窓によっては
不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の張出し旋回式の窓のような通風スリット、または一つ
の通風開口が選択的に形成され得て、窓ガラスの面は、
閉じた状態においては窓の領域内の車体の外側の面にほ
ぼ一致する、構造上簡単な方法で形成できる車両用摺動
式の窓を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用摺動式の
窓は、車両の車体側面部材の開口部または車両のドアに
取り付けられる車両用摺動式の窓において、該車両用摺
動式の窓(2)が、閉じた位置においては同一の面内で
相互に連続する2枚の窓ガラス(4,5)を有してお
り、前進方向前方の窓ガラス(4)は、垂直かまたは垂
直から少しく傾いた軸を中心として外に向けて張出し旋
回ができ、進行方向後方の窓ガラス(5)は、開いた位
置においてそれが張出し旋回した前方の窓ガラス(4)
の内側に近接した側面に来るように、水平方向に摺動可
能に配置されている。
【0007】また、該車両用摺動式の窓(2)が、閉じ
た位置においては相互に連続する2枚の窓ガラス(4,
5)を有しており、前進方向前方の窓ガラス(4)は、
垂直かまたは垂直から少しく傾いた軸(6)を中心とし
て外に向けて張出し旋回ができ、一方、進行方向後方の
窓ガラス(5)は位置固定で配置されており、進行方向
前方の前記窓ガラス(4)は、張出し旋回した状態にお
いて、少なくとも一部が後方の位置固定の前記窓ガラス
(5)の外側に近接した側面に来るように、水平方向に
摺動可能に配置されている。
【0008】前記の車両用摺動式の窓(2)が、前方と
後方の窓ガラス(4、5)によって、それら窓ガラス
(4,5)の閉じた位置において対称または非対称に分
割されており、非対称の分割の場合には、進行方向後方
の窓ガラス(5)の長さが前方の窓ガラス(4)の長さ
よりも小さくなっていてもよく、非対称の分割の場合
に、前方の窓ガラス(4)の長さの、後方の窓ガラス
(5)の長さに対する比が、略2:1であってもよい。
【0009】前記の窓ガラス(4,5)が、車体または
ドアの開口部の中に取り付けられる外側枠に固定されて
いてもよく、棒材または型材(8,22)でできた前記
の外側枠が、その棒材または型材が同時に窓ガラスの摺
動の場合の案内の役をするのに適合した断面形状を有し
ていてもよく、張出し旋回する外側枠の、進行方向前方
の垂直方向の型材(8a)が、少なくとも一つの軸受ス
リーブ(14)の中で支持されていてもよい。
【0010】前記の外側枠の、少なくとも下側の水平の
型材(8)上では、該型材の長さ方向に摺動可能な窓ガ
ラス取付け具(13)が支持されていてもよく、窓ガラ
ス取付け具(13)が、二つの端側リニアボックス(1
3a)と、それらの間にある一つの取付けボックス(1
3b)とによって構成されていてもよく、窓ガラス取付
け具(13)として、水平方向の型材(8)上を前後に
摺動し得る型材品が設けられていてもよい。
【0011】窓ガラス(34)のための張出し旋回の装
置が、前進方向(37)後方の窓ガラス(33)の前方
端において一つの型材品(21)上に回転可能に支持さ
れた一つの軸(20)を含んでおり、該軸は一つの張出
し旋回用レバー(28,38)と作動用結合されてお
り、前記張出し旋回用レバーは、他方の端で、一つの強
制案内ピン(29)があることにより前記張出し旋回用
レバーの運動を前進方向前方の窓ガラス(34)に伝達
してもよく、張出し旋回用レバー(28)が一つの溝
(30)を有しており、該溝の中で一つの案内ピン(2
9)が強制案内されており、張出し旋回用レバー(2
8)の進行方向前方の端が、滑りシュー(31)または
類似のものを介在させることによって、張出し旋回する
窓ガラス(34)を担持している型材品(32)の中で
摺動可能に支持されていてもよく、軸(20)が、一つ
の偏心突起体(26)を介して張出し旋回用レバー(2
8)に嵌合していてもよく、軸(20)の回転角度が 2
70°よりも小さくてもよい。
【0012】前記の張出し旋回用レバー(38)が、一
方の端においては軸(20)の偏心突起体(26)に、
そして他方の端においては一つの滑りシュー(39)
に、ピン結合式に取付けられており、かつ、窓ガラス
(34)の張出し旋回運動のための強制案内のための一
つの案内溝(30′)が前記の滑りシュー(39)の中
に設けられており、該案内溝の中に案内ピン(41)が
挿入されていてもよく、偏心突起体(26)が直接的に
一つの案内シュー(39′)上で支持されていてもよ
く、張出し旋回用レバー(28′)のための回転中心
(42)が可変になっていてもよい。
【0013】張出し旋回用装備具(7)が前記支持枠
(5)上に配設されていてもよく、張出し旋回用装備具
(7)が、窓ガラスが摺動するときにはそれと一緒に動
くように、摺動式の窓上に配置されていてもよい。
【0014】案内の役をする型材(8)が、個々の窓ガ
ラスの長さよりは大きいが、両方の窓ガラスの長さの和
よりは大きくない長さを有してもよく、案内の役をする
型材(8)の長さが、両方の窓ガラスの長さの和に対応
していてもよく、案内の役をする前記の型材(8)の長
さが、該型材(8)が張出し旋回可能ということで、一
つの窓ガラスの長さに対応していてもよい。
【0015】また、1枚だけの窓ガラスを包含していて
もよい。
【0016】前記の窓ガラス(4)が型材品(11)上
に、または前記窓ガラス(33)が型材品(21)上に
固定されていてもよく、窓ガラス(34)上に一つの型
材品(32)が固定されており、該型材品の中で、一つ
またはより多くの滑りシュー(31)が摺動可能に強制
案内されており、それら滑りシューのうちの少なくとも
一つのもの(31)が前記張出し旋回用レバー(28)
にピン結合式に結合されていてもよく、窓ガラスが、所
定の張出し旋回角度をもって摺動することができてもよ
い。
【0017】
【作用】本発明の第1の提案によるならば、車両用摺動
式の窓が、閉じた位置においては同一の面内で相互に連
続する2枚の窓ガラスを有しており、前進方向前方の窓
ガラスは、垂直かまたは垂直から少しく傾いた軸を中心
として外に向けて張出し旋回ができ、進行方向後方の窓
ガラスは、開いた位置においてそれが張出し旋回した前
方の窓ガラスの内側に近接した側面に来るように、水平
方向に摺動可能に配置されているので、前述の課題が解
決される。
【0018】第2の提案によるならば、車両用摺動式の
窓が、閉じた位置においては相互に連続する2枚の窓ガ
ラスを有しており、前進方向前方の窓ガラスは、垂直か
または垂直から少しく傾いた軸を中心として外に向けて
張出し旋回でき、一方、進行方向後方の窓ガラスは位置
固定で配置されており、進行方向前方の窓ガラスは、張
出し旋回した状態において、少なくとも一部が後方の位
置固定の窓ガラス)の外側に近接した側面に来るよう
に、水平方向に摺動可能に配置されている。
【0019】本発明による、これら二つの上述の解決方
式によれば、車両の窓ガラスが、単に張出し旋回される
だけでなく、それで不十分ならば、さらに、第2の通気
開口をも形成するために摺動させられ得る、という可能
性が得られる。その際に、第1の提案のように前進方向
後方の窓ガラスが前方の張出し旋回した窓ガラスの内側
のすぐ近くでの側方に来るか、または、第2の解決提案
のように前方の窓ガラスが後方の位置固定の窓ガラスの
外側のすぐ近くでの側方に来るか、はどちらでもよい。
これら二つの可能性のどちらが選ばれるかは、車両のタ
イプに関係していて、形成される通風開口が車両の座席
に対してどのように設定されるべきかによることにな
る。車両の一方の側のためには一つの解決方式、そして
他方の側のためにはもう一つの解決方式を選ぶというこ
とも、当然可能である。その際には、窓は、窓のための
車体の開口部の外側面の内側にあるか、またはそれと揃
うように、平らに形成され得る。
【0020】本発明の対象物のさらなる実施態様におい
ては、車両用摺動式の窓が、前方と後方の窓ガラスによ
って、それら窓ガラスの閉じた位置において対称または
非対称に分割されており、非対称の分割の場合には、前
進方向後方の窓ガラスの長さが前方の窓ガラスの長さよ
りも小さい、ということとしている。これにより、通気
開口の大きさが、簡単な方法で変えられ得る。合目的的
には、摺動式の窓の非対称の分割の場合には、前方の窓
ガラスの長さの、後方の窓ガラスの長さに対する比が、
約2:1になっている。これにより、それら窓ガラスが
隣り合っているときに、構造上特に好都合な作り付け関
係が生ずる。車両用摺動式の窓が、プレハブされたユニ
ットとして車体またはドアの開口の中に取り付けられ得
るように、それら窓ガラスを、車体またはドアの開口の
中に取り付けられ得る外側枠に嵌めることとしている。
一つの特別な実施例によれば、この枠が、合目的的に
は、適当な断面形の型棒材でできていて、その故に、そ
れら棒材が同時に、摺動する方の窓ガラスの摺動のため
の案内として利用され得る。窓ガラスの張出し旋回の際
に生成する通気スリットが前進方向後方にあるように、
一つの別の実施態様においては、合目的的には、追加的
に設けられた張出し旋回枠の進行方向前方の垂直方向の
型材が、少なくとも一つの軸受スリーブの中で支持され
ている、ということとしていてよい。そこでは、この軸
受スリーブの長さ方向中心軸線が旋回中心軸線になる。
摺動する窓ガラスが簡単かつ機能確実に摺動するよう
に、窓ガラス取付け具としては、合目的的には下方の水
平方向の型材上で前後に摺動可能な型材品が設けられて
いる、ということとしている。それにより、構成部品の
数が最小に保たれ、したがって、車両用摺動式の窓が全
体として極めてコンパクトである。合目的的には、摺動
する窓ガラスの上方と下方の縁にそれぞれ一つの案内型
材品が従属している。
【0021】部分的に本発明の本質に関するさらなる複
数の特徴が、従属の「特許請求の範囲」である請求項1
1から26と、以降の説明から明らかとなる。
【0022】
【実施例】以降においては、添付の図面を用いて本発明
を詳しく説明する。
【0023】図1に示された車両は、全体として符号1
をつけられた大型リムジンである。左側の運転席ドアの
後方にある車両用摺動式の窓2は、強調のため張り出し
た状態で示されている。しかるべき設計で適合化できる
場合には、リムジンのその他の窓も、車両用摺動式の窓
2として形成され得るはずである。
【0024】図2、及び図3においては、そのような車
両用摺動式の窓の第1の実施例が概略図的に示されてい
る。側方の車体部材上に、断面がアングル形の基礎枠3
が固定されている。車両用摺動式の窓2は、一つの前方
窓ガラス4と一つの後方窓ガラス5を包含している。下
側の図2(b)においては、閉じた位置におけるその窓
が示されている。そこでは、両方の窓ガラス4,5が、
一つの面内において相互に連続している。大型リムジン
1の前進方向が、図2においては矢印Aで示されてい
る。前方の窓ガラス4は、前方にある垂直方向の軸6の
回りで旋回可能であるので、この軸の回りで張出し旋回
できる。その張出し旋回した位置が上側の図2(a)に
おいて示されている。旋回の運動が、図2(a)におい
ては両向き矢印Bによって示されている。回転軸6とは
反対の側において窓ガラス4には、全体として符号7で
示された、車内の人によって操作される張出し旋回用装
備具が装着されている。張出し旋回用装備具7は、案内
棒8の上で摺動可能である。そうする代わりに、装備具
7を支持枠自体の上に摺動不可能に固定することも可能
である。
【0025】前方の窓ガラス4の張出し旋回した位置に
おいては、張出し旋回用装備具7は、軸6の方へと移動
させられる。後方の窓ガラス5が、同様に、案内棒8上
を摺動し得る。そのために、その窓ガラスには、内側に
おいて軸受ブロック9が設けられている。その窓ガラス
には、さらに、前方の窓ガラス4とは反対の側での内側
に、一つの摺動用把手10が装着されている。前方の窓
ガラス4の長さは、後方の窓ガラス5の長さの約2倍の
大きさである。自明のことであるが、それら窓ガラスの
寸法は、他の相互関係にあってもよい。これにより、前
方の窓ガラス4の張出し旋回の後に、後方の窓ガラス5
が、軸6に向かう方向に、窓ガラス4、5の両者の後方
端が相互に同じ方向上の位置にあることとなるまで移動
させられ得る、という可能性が存在する。これにより、
大きさが後方の窓ガラス5の大きさに対応する一つの通
気開口が形成される。図2から自明であるように、この
例においては、前方の窓ガラス4だけが、比較的に幅の
狭い通気スリットを形成するために張出し旋回運動を行
い得て、一方、後方の窓ガラス5は、矢印Cのように前
後方向に摺動し得る。
【0026】図3は、図2で示された構造を斜視図で示
すものであって、図2の上側の図(b)で示された開い
た車両用摺動式の窓の図である。図を簡単にするため
に、案内棒8や軸受ブロック9は、図3においては示さ
れていない。
【0027】図4から図8においては、本発明による車
両用摺動式の窓2の第2の実施例が示されている。これ
らの図においては、前述と同じ構造部品は同じ符号でも
って示されている。この車両用摺動式の窓も、前方の窓
ガラス4の長さが後方の窓ガラス5の長さの2倍または
ほぼ2倍の大きさであるように、非対称に分割されてい
ていてよい。ここでは、前方の窓ガラス4が、張出し旋
回用装備具7によって張出し旋回され得る。後方の窓ガ
ラス5は、車体に不動に固定されている。丸棒から作ら
れた枠の一部分であってもよい案内棒8が、前方の窓ガ
ラス4の張出し旋回運動に追従する。窓ガラス4の下方
の縁の上には、場合によっては上方の縁の上にも、案内
型材品11が固定されている。案内型材品11は、位置
固定の案内型材品保持具12の中で案内されている。案
内棒8上には、さらに、窓ガラス取付け具13が摺動可
能に配置されていて、その窓ガラス取付け具は、実質
上、二つの端側ボックスと、案内型材品11のための一
つの取付け具で構成されている、図4は、両方の窓ガラ
ス4と5の閉じの位置を示している。この位置において
は、両方の窓ガラスは、やはり、相互に揃っている。張
出し旋回用装備具7の操作によって、前方の窓ガラス4
が、外に向けて張出し旋回されると、両方の窓ガラス
4,5は、相互に一つの角度をなす。前方の窓ガラス4
の前方縁上には、やはり、前方の窓ガラス4を前進方向
とは反対の後方に向けて摺動させて、それによって一つ
の通気開口を形成するために、一つの摺動用把手10が
配置されている。
【0028】図5は、窓ガラス4の張出し旋回した位置
を示し、一方、図6は開いた位置を示していて、後者の
位置においては、前方の窓ガラス4の後方領域が、後方
の窓ガラス5に相対する外側へと位置替えされている。
後方の窓ガラス5は、図4から図8の実施例では位置固
定である。つまり、後方の窓ガラスは、張出し旋回も摺
動もされ得ない。
【0029】図7、及び図8は、上記の実施例の車両用
摺動式の窓2を、斜視図で示している。図7は、張出し
旋回した位置、図8は開いた位置を示している。図を簡
単にするために、案内棒8は示されていない。前進方向
は、矢印Aで示されている。図8からは、開口の大きさ
が、ほぼ、後方の位置固定の窓ガラス5の大きさに対応
していることが知られる。
【0030】図9から図11は、付属の装備部品を伴っ
た、前方の窓ガラス4の全体を示している。窓ガラス取
付け具13は、二つの端側リニアボックス13aと、そ
れらの間にある取付けボックス13bで構成されてい
る。
【0031】図10は、窓ガラス取付け具13が、案内
棒8上で摺動可能であることを示している。前方の窓ガ
ラス4の後方領域には、案内型材品保持具12が配置さ
れている。図10は、さらに、案内型材品11が、詳し
くは説明されていない方法によって、前方の窓ガラス4
の縁に固定されていることを示している。案内棒8は枠
の一部分であってよく、その場合、前方の垂直方向の型
材は、符号8aで示されている。垂直方向の型材8a上
には、一つの軸受スリーブ14が取り付けられていて、
その軸受スリーブ14は、基礎枠3(図4から図6)に
固定されている。軸受スリーブ14の中心軸線6は、前
方の窓ガラス4の張出し旋回運動のための旋回中心軸線
である。
【0032】図11は、前方の窓ガラス4が、後方の位
置固定の窓ガラス5のすぐ近くの側方に、どのようにし
て摺動させられ得るかを示している。そこでは、案内型
材品保持具12が、摺動運動のためのストッパになって
いる。何故ならば、窓ガラス取付け具13がそれに突き
当たるからである。それぞれの窓ガラス4または5を閉
じることは、逆の順序で行われる。
【0033】図12から図18は、摺動と張出し旋回の
機構のための、一つのさらなる実施例を詳細に示してい
る。ここでは、実際に優先的に用いられる方式を問題に
しているので、以降においては、この実施例を詳しく説
明する。機械的機能が、他の実施例と広範囲で合致して
いるので、その限りにおいては、ここで述べることが他
の方式にも当てはまる。
【0034】図12において、張出し旋回機構は、一つ
の垂直方向の軸20を含んでいて、その軸は、下端にお
いて一つの担持用型材品21の中で支持されている。担
持用型材品21上には、幾つかの場所において、進行方
向後方の窓ガラス33が、接着または他の適当な方法で
固定されている。担持用型材品21は、下方の水平方向
の型材22の上に、それの上で自由に滑り得る形で載っ
ている。型材22は、同時に、基礎枠3の下方部分とな
っている。基礎枠3の上方の対応する型材は符号23で
示されている。その枠の側方の垂直方向型材には、符号
24と25がつけられている。この型材の枠は、ねじ2
6′によって、車体の開口部の縁にねじ止めされてい
る。
【0035】この、上端において図示されていない適当
な把手によって回転させられ得る垂直方向の軸20は、
下端においては、一つの突起体26を有しており、その
突起体の中には携行用ピン27が取付けられていて、そ
の携行用ピン27は、軸20がそれの仮想軸線の回りで
回転するとき、突起体26によって同心的に携行され
る。携行用ピン27は、一つの連結レバー28の端にピ
ン結合されており、その連結レバーは、本来の張出し旋
回用レバーになっていて、それの他方の端部において案
内ピン29と組み合っている。つまり、その案内ピン
は、担持用型材品21に固定されていて、上方に向けて
延び、張出し旋回用レバー28の後端部分にある一つの
溝30の中に入り込んでいる。張出し旋回用レバー28
の、案内ピン29の側の端には、一つの滑りシュー31
がついていて、その滑りシューは、進行方向前方の張出
し旋回窓34が接着されている一つの型材品32の中で
滑る。滑りシュー31は、ピン35によって、張出し旋
回用レバー28の従属端に結合されている。窓ガラス3
4の張出し旋回の運動は、軸20を、例えば手で、それ
の仮想軸線の回りで回転させると、携行ピン27によっ
て、張出し旋回用レバー28と、それに必然的に伴って
の、それに結合された滑りシュー31が、矢印36(図
16)の方向に摺動させられる、ということによって達
せられる。この摺動運動によって、張出し旋回用レバー
28は、適切な曲り方に合わされた溝30の内面が案内
ピン29に当設して滑り動き、張出し旋回窓34を張出
し旋回させる。この張出し旋回の位置を図15が示して
いる。この張出し旋回の位置に到達すると、直ちにそれ
に引き続いて、走行方向後方の摺動窓33が、図示され
ていない一つの把手によって、付属の構造機能部品2
0,21、及び26から29、31と共に、矢印37の
方向(図12,15)に摺動させることができる。この
際、張出し旋回窓34は、なお漸進的に張出し旋回させ
られる。窓ガラス33が閉じの場合、つまり摺動窓33
が閉じの位置へと引き戻されるときには、それに応じ
て、張出し旋回窓34が漸進的に閉じられ、最終的には
図15に示された位置を占める。
【0036】図18は、張出し旋回機構の一つの実施例
を示していて、この実施例においては、図12から図1
7における張出し旋回用レバー28の代わりに、形の変
わった張出し旋回用レバー38が設けられていて、その
張出し旋回用レバーは、それの張出し旋回窓34の側の
端において、一つの滑りシュー39にピン結合されてい
て、その滑りシュー39は、一つの溝30′を有してい
て、その溝の中で、図13の案内ピン29の機能を有す
るピン41が滑る。その他の点では,図13の方式と図
18の実施例は対応している。同様の部品が用いられて
いる限り、符号は、図13の符号と同一としている。
【0037】それと同様のことが、図19の方式でも当
てはまる。この方式においては、図13の突起体26
が、直接的に一つの滑りシュー39′に嵌まっていて、
それによって偏心的運動を起こす。その滑りシューは、
案内の型材品32に沿って滑る。
【0038】図20は、図19の実施例の一部を断面に
した上面図を示している。
【0039】図21の変形方式においては、張出し旋回
用レバーの、窓ガラス33の側の端が、今までに説明し
た実施例とは異なっている。なお、張出し旋回用レバー
28′の回転中心42が位置替えされている。
【0040】本発明の原理を、車両の屋根外板の中に設
けられた張出し旋回可能な摺動式の屋根の場合に応用す
ることも、本発明の枠内において可能である、というこ
とが自明である。それと同様に、本発明による張出し旋
回窓を、図4から図6に示されたような固定の窓ガラス
によってではなく、直接的に外に向けて張出し旋回さ
せ、そして車体の上を動くように摺動させる、というこ
とが考えられる。この場合、前述の実施例におけると同
様な機構が用いられ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】強調的に示された本発明による車両用摺動式の
窓を有している大型リムジンの斜視図である。
【図2】第1の実施例での本発明による車両用摺動式の
窓の状態を示す上面部分断面図である。(a)は開いた
状態を示す。(b)は閉じた状態を示す。
【図3】図2の車両用摺動式の窓の開いた状態を示す斜
視図である。
【図4】第2の実施例での本発明による車両用摺動式の
窓の、閉鎖した状態を示す上面部分断面図である。
【図5】第2の実施例での本発明による車両用摺動式の
窓の、張出し旋回した状態を示す上面部分断面図であ
る。
【図6】第2の実施例での本発明による車両用摺動式の
窓の、開放した状態を示す上面部分断面図である。
【図7】図4の車両用摺動式の窓の張出し旋回した状態
を示す斜視図である。
【図8】図7の窓が開いた状態を示しす斜視図である。
【図9】丸棒で成っている枠、案内型材品、及び窓ガラ
スを、その他の構造部品も含めて、分解図的に示してい
る斜視図である。
【図10】図9の組立状態で、窓ガラスが閉じた状態を
示している斜視図である。
【図11】図10の窓ガラスが開いた状態を示している
斜視図である。
【図12】図2に対応する窓を、部分的に断面にした斜
視図である。
【図13】図12の窓の、同図A部の、移動と摺動の機
構を拡大して示す斜視図である。
【図14】図13の矢印X方向の断面図である。
【図15】図12−14の窓の機構の、張出し旋回窓が
開いた状態を示す上面部分断面図である。
【図16】図12−14の窓の機構の、張出し旋回窓が
開き始めた状態を示す上面部分断面図である。
【図17】図12−14の窓の機構の、張出し旋回窓が
閉じた状態を示す上面部分断面図である。
【図18】摺動と張出し旋回機構の、他の実施例を示す
上面部分断面図である。
【図19】図13と類似の摺動と移動機構の他の実施例
を示す上面部分断面図である。
【図20】図13と類似の摺動と移動機構の他の実施例
を示す上面部分断面図である。
【図21】さらに別の実施例による張出し旋回機構を示
す上面部分断面図である。
【符号の説明】
1 大型リムジン 2 車両用摺動式の窓 3 基礎枠 4 前方窓ガラス 5 後方窓ガラス 6 垂直方向の軸 7 張出し旋回用装備具 8 水平方向の型材(案内棒) 8a 垂直方向の型材 9 軸受ブロック 10 摺動用把手 11 案内型材品 12 案内型材品保持具 13 窓ガラス取付け具 13a 端側リニアボックス 13b 取付ボックス 14 軸受スリーブ 20 軸 21 担持用型材品 22、23、24、25 周囲の型材 26 突起体 26’ ねじ 27 携行用ピン 28、28’ 張出し旋回用レバー(連結レバー) 29 案内ピン 30、30′ 溝 31 滑りシュー 32 型材品 33 摺動窓(後方窓ガラス) 34 張出し旋回窓(前方窓ガラス) 35 ピン 36、37 矢印 38 張出し旋回用レバー 39、39′ 滑りシュー 41 ピン 42 回転中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーチン シュルテ ドイツ連邦共和国 58802 バルフェ レ フェリングハウゼン 1アー

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の車体側面部材の開口部または車両
    のドアに取り付けられる車両用摺動式の窓において、 該車両用摺動式の窓(2)が、閉じた位置においては同
    一の面内で相互に連続する2枚の窓ガラス(4,5)を
    有しており、前進方向前方の窓ガラス(4)は、垂直か
    または垂直から少しく傾いた軸を中心として外に向けて
    張出し旋回ができ、進行方向後方の窓ガラス(5)は、
    開いた位置においてそれが張出し旋回した前方の窓ガラ
    ス(4)の内側に近接した側面に来るように、水平方向
    に摺動可能に配置されていることを特徴とする車両用摺
    動式の窓。
  2. 【請求項2】 車両の車体側面部材の開口部または車両
    のドアに取り付けられる車両用摺動式の窓において、 該車両用摺動式の窓(2)が、閉じた位置においては相
    互に連続する2枚の窓ガラス(4,5)を有しており、
    前進方向前方の窓ガラス(4)は、垂直かまたは垂直か
    ら少しく傾いた軸(6)を中心として外に向けて張出し
    旋回ができ、一方、進行方向後方の窓ガラス(5)は位
    置固定で配置されており、進行方向前方の前記窓ガラス
    (4)は、張出し旋回した状態において、少なくとも一
    部が後方の位置固定の前記窓ガラス(5)の外側に近接
    した側面に来るように、水平方向に摺動可能に配置され
    ていることを特徴とする車両用摺動式の窓。
  3. 【請求項3】 前記車両用摺動式の窓(2)が、前方と
    後方の窓ガラス(4、5)によって、それら窓ガラス
    (4,5)の閉じた位置において対称または非対称に分
    割されており、非対称の分割の場合には、進行方向後方
    の窓ガラス(5)の長さが前方の窓ガラス(4)の長さ
    よりも小さくなっていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の車両用摺動式の窓。
  4. 【請求項4】 非対称の分割の場合に、前方の窓ガラス
    (4)の長さの、後方の窓ガラス(5)の長さに対する
    比が、略2:1であることを特徴とする請求項3記載の
    車両用摺動式の窓。
  5. 【請求項5】 前記窓ガラス(4,5)が、車体または
    ドアの開口部の中に取り付けられる外側枠に固定されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用
    摺動式の窓。
  6. 【請求項6】 棒材または型材(8,22)でできた前
    記の外側枠が、その棒材または型材が同時に窓ガラスの
    摺動の場合の案内の役をするのに適合した断面形状を有
    していることを特徴とする請求項5記載の車両用摺動式
    の窓。
  7. 【請求項7】 張出し旋回する外側枠の、進行方向前方
    の垂直方向の型材(8a)が、少なくとも一つの軸受ス
    リーブ(14)の中で支持されていることを特徴とする
    請求項6記載の車両用摺動式の窓。
  8. 【請求項8】 前記外側枠の、少なくとも下側の水平の
    型材(8)上では、該型材の長さ方向に摺動可能な窓ガ
    ラス取付け具(13)が支持されていることを特徴とす
    る請求項6記載の車両用摺動式の窓。
  9. 【請求項9】 前記窓ガラス取付け具(13)が、二つ
    の端側リニアボックス(13a)と、それらの間にある
    一つの取付けボックス(13b)とによって構成されて
    いることを特徴とする請求項8記載の車両用摺動式の
    窓。
  10. 【請求項10】 前記窓ガラス取付け具(13)とし
    て、水平方向の型材(8)上を前後に摺動し得る型材品
    が設けられていることを特徴とする請求項8記載の車両
    用摺動式の窓。
  11. 【請求項11】 窓ガラス(34)のための張出し旋回
    の装置が、前進方向(37)後方の窓ガラス(33)の
    前方端において一つの型材品(21)上に回転可能に支
    持された一つの軸(20)を含んでおり、該軸は一つの
    張出し旋回用レバー(28,38)と作動用結合されて
    おり、前記張出し旋回用レバーは、他方の端で、一つの
    強制案内ピン(29)があることにより前記張出し旋回
    用レバーの運動を前進方向前方の窓ガラス(34)に伝
    達することを特徴とする請求項1から10のいずれか1
    項に記載の車両用摺動式の窓。
  12. 【請求項12】 前記張出し旋回用レバー(28)が一
    つの溝(30)を有しており、該溝の中で一つの案内ピ
    ン(29)が強制案内されており、前記張出し旋回用レ
    バー(28)の進行方向前方の端が、滑りシュー(3
    1)または類似のものを介在させることによって、張出
    し旋回する窓ガラス(34)を担持している型材品(3
    2)の中で摺動可能に支持されていることを特徴とする
    請求項11記載の車両用摺動式の窓。
  13. 【請求項13】 前記軸(20)が、一つの偏心突起体
    (26)を介して前記張出し旋回用レバー(28)に嵌
    合していることを特徴とする請求項11または12に記
    載の車両用摺動式の窓。
  14. 【請求項14】 前記軸(20)の回転角度が 270°よ
    りも小さいことを特徴とする請求項11から13のいず
    れか1項に記載の車両用摺動式の窓。
  15. 【請求項15】 前記張出し旋回用レバー(38)が、
    一方の端においては前記軸(20)の前記偏心突起体
    (26)に、そして他方の端においては一つの滑りシュ
    ー(39)に、ピン結合式に取付けられており、かつ、
    窓ガラス(34)の張出し旋回運動のための強制案内と
    して一つの案内溝(30′)が前記の滑りシュー(3
    9)の中に設けられており、該案内溝の中に案内ピン
    (41)が挿入されていることを特徴とする請求項11
    から14のいずれか1項に記載の車両用摺動式の窓。
  16. 【請求項16】 前記偏心突起体(26)が直接的に一
    つの案内シュー(39′)上で支持されていることを特
    徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の車両
    用摺動式の窓。
  17. 【請求項17】 前記張出し旋回用レバー(28′)の
    ための回転中心(42)が可変になっていることを特徴
    とする請求項11から16のいずれか1項に記載の車両
    用摺動式の窓。
  18. 【請求項18】 張出し旋回用装備具(7)が前記支持
    枠(5)上に配設されていることを特徴とする請求項1
    から17のいずれか1項に記載の車両用摺動式の窓。
  19. 【請求項19】 張出し旋回用装備具(7)が、窓ガラ
    スが摺動するときにはそれと一緒に動くように、摺動式
    の窓上に配置されていることを特徴とする請求項1から
    17のいずれか1項に記載の車両用摺動式の窓。
  20. 【請求項20】 案内の役をする前記型材(8)が、個
    々の窓ガラスの長さよりは大きいが、両方の窓ガラスの
    長さの和よりは大きくない長さを有することを特徴とす
    る請求項5から8のいずれか1項に記載の車両用摺動式
    の窓。
  21. 【請求項21】 案内の役をする前記型材(8)の長さ
    が、両方の窓ガラスの長さの和に対応していることを特
    徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の車両用
    摺動式の窓。
  22. 【請求項22】 案内の役をする前記型材(8)の長さ
    が、該型材(8)が張出し旋回可能ということで、一つ
    の窓ガラスの長さに対応していることを特徴とする請求
    項5から8のいずれか1項に記載の車両用摺動式の窓。
  23. 【請求項23】 1枚だけの窓ガラスを包含しているこ
    とを特徴とする請求項1から22のいずれか1項に記載
    の車両用摺動式の窓。
  24. 【請求項24】 前記窓ガラス(4)が型材品(11)
    上に、または前記窓ガラス(33)が型材品(21)上
    に固定されていることを特徴とする請求項1から23の
    いずれか1項に記載の車両用摺動式の窓。
  25. 【請求項25】 前記窓ガラス(34)上に一つの型材
    品(32)が固定されており、該型材品の中で、一つま
    たはより多くの滑りシュー(31)が摺動可能に強制案
    内されており、それら滑りシューのうちの少なくとも一
    つのもの(31)が前記張出し旋回用レバー(28)に
    ピン結合式に結合されていることを特徴とする請求項1
    から24のいずれか1項に記載の車両用摺動式の窓。
  26. 【請求項26】 前記窓ガラスが、所定の張出し旋回角
    度をもって摺動することができることを特徴とする請求
    項1から25のいずれか1項に記載の車両用摺動式の
    窓。
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