JPH0412236Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412236Y2 JPH0412236Y2 JP9066684U JP9066684U JPH0412236Y2 JP H0412236 Y2 JPH0412236 Y2 JP H0412236Y2 JP 9066684 U JP9066684 U JP 9066684U JP 9066684 U JP9066684 U JP 9066684U JP H0412236 Y2 JPH0412236 Y2 JP H0412236Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- sash
- fixed
- door
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 26
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の摺動窓の自動開閉装置に関す
る。
る。
従来、一般のバス等に設置されている窓のスラ
イドガラスは、外枠であるサツシユを外側から車
体に装着固定する形式が主でガラスの自動開閉化
が非常に困難であるという欠点があつた。
イドガラスは、外枠であるサツシユを外側から車
体に装着固定する形式が主でガラスの自動開閉化
が非常に困難であるという欠点があつた。
本考案は摺動窓のサツシユを直接ドアに固定す
ることなくサツシユレール自体をドアの一方の化
粧パネルに固定すると共にドア内に切換スイツチ
操作によつて起動するモータを組み込み、その廻
転を利用して摺動窓のガラスの開閉を自動化して
窓の開閉操作を容易にすることを目的とした考案
である。
ることなくサツシユレール自体をドアの一方の化
粧パネルに固定すると共にドア内に切換スイツチ
操作によつて起動するモータを組み込み、その廻
転を利用して摺動窓のガラスの開閉を自動化して
窓の開閉操作を容易にすることを目的とした考案
である。
本考案の実施の一例を図面について説明する
と、４はドア１を構成する化粧パネル２，３の室
外側の化粧パネル３の窓用開口縁３ａの内部上端
に固定したサツシユレール、５，６はガラス枠
７，８を介して前記サツシユレール４上を摺動す
る内ガラスと外ガラスで、内ガラス５のガラス枠
７にはサツシユレール４の下部まで延設したＬ字
形のサツシユブラケツト９の上端部９ａを固定し
下端の水平部９ｂには長尺のラツク１０を下向き
にして内ガラス５の摺動方向と平行に固定する。
１１は化粧パネル２，３の間に内蔵したモータ
で、該モータ１１の廻転を正逆に切換える切換ス
イツチ（図示せず）は例えば運転席側に設け、モ
ータ１１の駆動力を伝達機構を介して廻転するギ
ヤ１２をラツク１０に噛合させ、切換スイツチの
閉成によつて起動するモータ１１の廻転と連動す
るギヤ１２と噛合して移行するラツク１０と共に
内ガラス７が摺動するように形成してある。１
３，１３は室内側の化粧パネル２に固着した取付
板１４の左右両側に縦方向に固定した固定ブラケ
ツトで、該固定ブラケツト１３，１３の上部には
上レール１５を、また下部には下レール１６を
夫々サツシユレール４と平行に固定し、上レール
１５及び下レール１６には何れも長手方向に長孔
１５ａ，１６ａを穿設する。そして、上レール１
５を転動するコロ１７の軸１８の一端１８ａは長
孔１５ａより突出させて前記サツシユブラケツト
９の水平部９ｂに連続した下端部９ｃに固定し、
また軸１８の他端１８ｂは垂直板１９の上端１９
ａに固着し、垂直板１９の下端１９ｂに設けた突
起２０を下レール１６の長孔１６ａに摺動自在に
係合する。
と、４はドア１を構成する化粧パネル２，３の室
外側の化粧パネル３の窓用開口縁３ａの内部上端
に固定したサツシユレール、５，６はガラス枠
７，８を介して前記サツシユレール４上を摺動す
る内ガラスと外ガラスで、内ガラス５のガラス枠
７にはサツシユレール４の下部まで延設したＬ字
形のサツシユブラケツト９の上端部９ａを固定し
下端の水平部９ｂには長尺のラツク１０を下向き
にして内ガラス５の摺動方向と平行に固定する。
１１は化粧パネル２，３の間に内蔵したモータ
で、該モータ１１の廻転を正逆に切換える切換ス
イツチ（図示せず）は例えば運転席側に設け、モ
ータ１１の駆動力を伝達機構を介して廻転するギ
ヤ１２をラツク１０に噛合させ、切換スイツチの
閉成によつて起動するモータ１１の廻転と連動す
るギヤ１２と噛合して移行するラツク１０と共に
内ガラス７が摺動するように形成してある。１
３，１３は室内側の化粧パネル２に固着した取付
板１４の左右両側に縦方向に固定した固定ブラケ
ツトで、該固定ブラケツト１３，１３の上部には
上レール１５を、また下部には下レール１６を
夫々サツシユレール４と平行に固定し、上レール
１５及び下レール１６には何れも長手方向に長孔
１５ａ，１６ａを穿設する。そして、上レール１
５を転動するコロ１７の軸１８の一端１８ａは長
孔１５ａより突出させて前記サツシユブラケツト
９の水平部９ｂに連続した下端部９ｃに固定し、
また軸１８の他端１８ｂは垂直板１９の上端１９
ａに固着し、垂直板１９の下端１９ｂに設けた突
起２０を下レール１６の長孔１６ａに摺動自在に
係合する。
図中２１はドア１の室内側のインナーパネルで
ある。
ある。
本考案は上述のように構成したので、内ガラス
５を開閉させる場合は運転席に設けた切換スイツ
チ（図示せず）を切換操作によつて閉成してモー
タ１１を正廻転又は逆廻転させるとその廻転は伝
達機構を介してギヤ１２に伝えられ、ギヤ１２の
廻転に伴つてギヤ１２と噛合しているラツク１０
が移行するので、ラツク１０を固定してあるサツ
シユブラケツト９を介してガラス枠７並びに内ガ
ラス５もサツシユレール４に沿つて摺動して開閉
する。この際、サツシユブラケツト９の下端部９
ｃに連結してある軸１８も上レール１５の長孔１
５ａを摺動するので、軸１８に支承したコロ１７
も上レール１５を転動し、同時に軸１８の他端１
８ｂを固着した垂直板１９も移行し、垂直板１９
の下端部１９ｂに設けた突起２０も下レール１６
の長孔１６ａに沿つて摺動する。
５を開閉させる場合は運転席に設けた切換スイツ
チ（図示せず）を切換操作によつて閉成してモー
タ１１を正廻転又は逆廻転させるとその廻転は伝
達機構を介してギヤ１２に伝えられ、ギヤ１２の
廻転に伴つてギヤ１２と噛合しているラツク１０
が移行するので、ラツク１０を固定してあるサツ
シユブラケツト９を介してガラス枠７並びに内ガ
ラス５もサツシユレール４に沿つて摺動して開閉
する。この際、サツシユブラケツト９の下端部９
ｃに連結してある軸１８も上レール１５の長孔１
５ａを摺動するので、軸１８に支承したコロ１７
も上レール１５を転動し、同時に軸１８の他端１
８ｂを固着した垂直板１９も移行し、垂直板１９
の下端部１９ｂに設けた突起２０も下レール１６
の長孔１６ａに沿つて摺動する。
依つて本考案によれば、アウターパネルとイン
ナーパネルを直接連結して形成したドアの上部に
サツシユレールを設置することなく、サツシユレ
ールの一側縁をドアの一方の化粧パネルに固定し
室内側の化粧パネル及びインナーパネルは下部に
於いて室外側の化粧パネルと連結して、室内外の
両方の化粧パネルとの間にサツシユレールの下方
に位置する空間を形成したので、その空間に対す
る自動開閉機構の組み込み、ガラス戸の自動開閉
が可能となり、また切換スイツチを操作してモー
タを正転又は逆転させてガラス戸を自動的に開閉
出来るので、手動操作に比べて便利である。ま
た、サツシユブラケツトには軸及び垂直板を介し
てコロ及び突起を連繋させて、夫々上レール及び
下レールに沿つて転動又は摺動するように構成し
たのでサツシユブラケツトの平衡が保たれ、ラツ
クが移行する際にもサツシユブラケツトにゆがみ
を生ぜず、ギヤの回転力がサツシユブラケツトに
平均的に作用してラツクと共に円滑に移行し、そ
れに伴つて内ガラスの開閉作動も円滑に行われ
る。
ナーパネルを直接連結して形成したドアの上部に
サツシユレールを設置することなく、サツシユレ
ールの一側縁をドアの一方の化粧パネルに固定し
室内側の化粧パネル及びインナーパネルは下部に
於いて室外側の化粧パネルと連結して、室内外の
両方の化粧パネルとの間にサツシユレールの下方
に位置する空間を形成したので、その空間に対す
る自動開閉機構の組み込み、ガラス戸の自動開閉
が可能となり、また切換スイツチを操作してモー
タを正転又は逆転させてガラス戸を自動的に開閉
出来るので、手動操作に比べて便利である。ま
た、サツシユブラケツトには軸及び垂直板を介し
てコロ及び突起を連繋させて、夫々上レール及び
下レールに沿つて転動又は摺動するように構成し
たのでサツシユブラケツトの平衡が保たれ、ラツ
クが移行する際にもサツシユブラケツトにゆがみ
を生ぜず、ギヤの回転力がサツシユブラケツトに
平均的に作用してラツクと共に円滑に移行し、そ
れに伴つて内ガラスの開閉作動も円滑に行われ
る。
図は本考案の実施例を図面について説明する
と、第１図は本装置を設けた自動車のドアの正面
図、第２図は内ガラスを一部開けた状態を室外側
から観た本装置の要部の一部破裁斜視図、第３図
は第１図のAA線断面拡大図である。 符号、１……ドア、２……化粧パネル、３……
化粧パネル、３ａ……窓用開口縁、４……サツシ
ユレール、４ａ……一側縁、５……内ガラス、６
……外ガラス、７，８……ガラス枠、９……サツ
シユブラケツト、９ａ……上端部、９ｂ……水平
部、９ｃ……下端部、１０……ラツク、１１……
モータ、１２……ギヤ、１３……固定ブラケツ
ト、１４……取付板、１５……上レール、１５ａ
……長孔、１６……下レール、１６ａ……長孔、
１７……コロ、１８……軸、１８ａ……一端、１
８ｂ……他端、１９……垂直板、１９ａ……上
端、１９ｂ……下端、２０……突起、２１……イ
ンナーパネル。
と、第１図は本装置を設けた自動車のドアの正面
図、第２図は内ガラスを一部開けた状態を室外側
から観た本装置の要部の一部破裁斜視図、第３図
は第１図のAA線断面拡大図である。 符号、１……ドア、２……化粧パネル、３……
化粧パネル、３ａ……窓用開口縁、４……サツシ
ユレール、４ａ……一側縁、５……内ガラス、６
……外ガラス、７，８……ガラス枠、９……サツ
シユブラケツト、９ａ……上端部、９ｂ……水平
部、９ｃ……下端部、１０……ラツク、１１……
モータ、１２……ギヤ、１３……固定ブラケツ
ト、１４……取付板、１５……上レール、１５ａ
……長孔、１６……下レール、１６ａ……長孔、
１７……コロ、１８……軸、１８ａ……一端、１
８ｂ……他端、１９……垂直板、１９ａ……上
端、１９ｂ……下端、２０……突起、２１……イ
ンナーパネル。
Claims (1)
- ドア１を構成する化粧パネル２，３のうちの室
外側の化粧パネル３にサツシユレール４の一側縁
４ａを固定し、前記サツシユレール４上を摺動す
る内ガラス５のガラス枠７にサツシユブラケツト
９の上端部９ａを固着し、サツシユレール４の下
部に於けるサツシユブラケツト９の水平部９ｂに
少くとも内ガラス５と同長のラツク１０をサツシ
ユレール４と平行に固定し、正逆回転可能なモー
タ１１をドア１に内装し、前記モータ４に連動し
て正逆廻転するギヤ１２を前記ラツク１０に噛合
させ、更に固定ブラケツト１３を介してドア１に
上レール１５及び下レール１０を平行に固定し、
サツシユブラケツト９の下端部９ｃに軸１８を介
して支承させたコロ１７を前記上レール１５に転
動自在に嵌合し、軸１８に対して垂設した垂直板
１９の下端に設けた突起２０を下レール１０に穿
設した長孔１６ａに摺動自在に係合したことを特
徴とする自動車の摺動窓の自動開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9066684U JPS615977U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 自動車の摺動窓の自動開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9066684U JPS615977U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 自動車の摺動窓の自動開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS615977U JPS615977U (ja) | 1986-01-14 |
| JPH0412236Y2 true JPH0412236Y2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=30645864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9066684U Granted JPS615977U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 自動車の摺動窓の自動開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS615977U (ja) |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP9066684U patent/JPS615977U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS615977U (ja) | 1986-01-14 |
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