JPH07305376A - チェーンカッター方式削溝機 - Google Patents
チェーンカッター方式削溝機Info
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- JPH07305376A JPH07305376A JP12407593A JP12407593A JPH07305376A JP H07305376 A JPH07305376 A JP H07305376A JP 12407593 A JP12407593 A JP 12407593A JP 12407593 A JP12407593 A JP 12407593A JP H07305376 A JPH07305376 A JP H07305376A
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
能力の低下等を防止する。 【構成】各連結材12に固設される掘削刃11の数を1
個とし、チェーンの移動方向から順に、各連結材12の
一方側端部、中央部、他方側端部に掘削刃11を配置す
る配置パターンの繰り返しによって掘削刃11を配置す
る。
Description
た無端チェーンの移動によって地盤を溝状に掘削するチ
ェーンカッター方式削溝機に関する。
ば図1に示されるように、クローラーなどの移動車両1
に対しガイドポスト2が立設され、このガイドポスト2
に沿ってスライダー3を介して板状の縦長家形の支持体
4が移動自在に設けられているとともに、図2および図
3に示されるように、この支持体4の下部コーナー部に
角部スプロケット5A、5B、6A、6Bが、頂部に駆
動スプロケット7A、7Bが、上部の角部に案内用スプ
ロケット8A、8B、9A、9Bがそれぞれ軸支され、
さらにこれらのA系統の各スプロケットに無端チェーン
10Aが、B系統の各スプロケットに無端チェーン10
Bがそれぞれ巻き掛けられ、これらの平行に配設された
一対の無端チェーン10A、10B間を繋いで、掘削刃
11、11…を有する連結材12が設けられている。
チェーン10A、10Bを周方向に回転させながら支持
体4を地中に押込みながら行う。この場合、前記無端チ
ェーン10A、10Bチェーンカッターの回転移動方向
は正逆方向のどちらであってもよく、通常は一定方向へ
の回転により掘削が行われる。
11に示されるように、1つの連結材12において、掘
削刃11、11間の間隔をあまり開けずに、複数個、た
とえば2〜4個配置されている。また、隣接する連結材
12、12間で、掘削刃11が千鳥状に配置され、連結
材12の長さ分の幅をもって掘削刃11、11…群がカ
バーしている。なお、前記掘削刃の配置は、通常、掘削
する土質に合わせて掘削刃の配置を変えることはせず
に、粘性土または砂質土であろうと、同一の掘削刃配置
で掘削を行っている。
チェーンカッターの場合には、掘削刃11が前述のよう
に、連結材12上に比較的密に配置されていたため、チ
ェーン移動方向と直交する方向に隣接する掘削刃11、
11間に土砂が詰まるとともに、チェーン移動方向に隣
接する掘削刃11、11間にも土砂が詰まる現象が多発
し、これに伴って掘削能力が低下するなどの問題が発生
していた。
における土砂の詰まりを防止し、掘削能力の低下等を防
止し得るチェーンカッターを有する削溝機を提供するも
のである。
明は、支持体周囲に、一対の無端チェーンを所定間隔を
置いて平行に配設するとともに、隣接する無端チェーン
間を掘削刃を有する連結材で繋ぎ、各無端チェーンを巻
き掛けたスプロケットを駆動回転させることにより前記
無端チェーンを周方向に移動させるように構成したチェ
ーンカッター方式削溝機において、各連結材に固設され
る掘削刃の数を、1個またはチェーン移動方向と直交す
る方向に間を空けて2個並べて配置するとともに、チェ
ーン移動方向に隣接する連結材間において前記掘削刃は
千鳥状配置とし、かつ連結材に対してチェーン移動方向
と直交する方向に間を空けて2個並べて配置した際に
は、チェーン移動方向に隣接する後続の連結材に配置さ
れる掘削刃は1個配置としたことを特徴とするものであ
る。
は、各連結材に固設される掘削刃の数は1個とし、チェ
ーン移動方向から順に、各連結材の一方側端部、中央
部、他方側端部のそれぞれに掘削刃を配置する配置パタ
ーンの繰り返しによって前記掘削刃を配置する態様(A
配置パターン)、または連結材の一方側端部および他方
側端部のそれぞれに計2個の掘削刃を配置し、チェーン
移動方向に隣接する後続の連結材の掘削刃を中央に1個
配置する配置パターンの繰り返しによって前記掘削刃を
配置する態様(B配置パターン)が挙げられる。
刃の数を、1個またはチェーンの移動方向と直交する方
向に間を空けて2個並べて配置するとともに、チェーン
の移動方向に隣接する連結材間において掘削刃を千鳥状
に配置し、連結材に対し2個並べて配置した際には、チ
ェーン移動方向に隣接する後続の連結材に配置される掘
削刃は1個配置とする。
れる掘削刃の数を多くとも2個として配置することによ
り、掘削刃間における土砂の詰まり現象を防止し、掘削
効率を高めることができる。また、前述のように2個配
置した連結材に続く連結材は1個配置、すなわち2個の
掘削刃を配置した連結材を並べないようにすることによ
って、チェーン移動方向の掘削刃間における詰まりをよ
り確実に防止することができる。
チェーン移動方向の同一線上における掘削刃間の間隔が
離れるため粘性土のように詰まり易い土の場合に好適に
採用される。また、前記B配置パターンの掘削刃の場合
には、従来の掘削刃の配置パターンと前記A配置パター
ンの中間的な配置パターンであるが、粘性土よりも詰ま
りづらいと考えられる砂質土に対して好適に採用され
る。前記A配置パターンよりも刃の当り面積が増えて掘
削土量が増えるとともに、当初より高い掘削効率を確保
しながら土砂の詰まりを防止することができる。
は、少なくとも掘削刃のチェーンの移動方向側の立ち上
がり面を、基端よりチェーンの移動方向側にテーパー状
に傾斜させたものを用いると、土層に対して刃先が食い
込み易くなり、掘削効率が向上する。
よりさらに詳説する。図1〜図4に基づいて、本発明に
係るチェーンカッター式削溝機について詳説する。図1
に示されるように、チェーンカッター式削溝機は、クロ
ーラーなどの移動車両1にガイドポスト2が立設され、
このガイドポスト2に沿ってスライダー3を介して板状
の縦長家形の地盤挿入体たる支持体4が地盤対抗方向に
移動自在に設けられている。支持体4の中央部は切欠部
4aとなっている。
プロケット5A、5B、6A、6Bが、頂部に駆動スプ
ロケット7A、7Bが、上部の角部に案内用スプロケッ
ト8A、8B、9A、9Bがそれぞれ軸支されている。
これらのA系統の各スプロケットに無端チェーン10A
が、B系統の各スプロケットに無端チェーン10Bが巻
き掛けられている。駆動スプロケット7A、7Bに対し
ては、支持体4に固定された本発明の駆動手段を構成す
る油圧モーター13が連結されており、これによって各
無端チェーン10A、10Bが同期して移動するように
なっている。
ーン10A、10B間を繋いで、掘削刃11、11、…
を有する連結材12が設けられている。連結材12は、
図4に詳細に示されるように、リンクプレート間に跨設
されている。この連結材12上に掘削刃11、11…が
配置固定されるが、この配置パターンおよびその形状に
ついては、後で詳述する。
4に軸支された角部スプロケット5A、5B、6A、6
Bを保持する軸の外方に円盤状の切削ローター16A、
16B、17A、17Bが一体化されている。これら各
切削ローターの周囲には間隔を置いて切削ビット18が
一体化されている。切削ビット18を有する各切削ロー
ター16A、16B、17A、17Bは、無端チェーン
10A、10Bより外方に突出した状態で位置している
ために、無端チェーン10A、10Bの切削領域より外
方部分の切削を担う。
リートパネルなどの面状体Pは、支持体4に固定された
チャック用シリンダー14、14のチャック14a、1
4aにより把持されている。15は各無端チェーン10
A、10Bの移動に対する防護柵である。また、チェー
ン10A、10Bの移動方向に関して、図5に示される
ように、面状体Pの幅Wより広い長さをもって連結材1
2を設けない無掘削刃領域Lが確保されている。
チェーン10A、10B間に面状体Pを配設し、かつそ
の面状体Pの下端を連結材12の下方移動路、すなわち
無端チェーンの移動路の最下部より上方に位置させて、
その上端部をチャック用シリンダー14、14のチャッ
ク14a、14aにより把持する。かかる状態で、掘削
装置により地盤に対する押圧力を、スライダー3を下降
駆動させて強制的にまたは掘削装置の自重により与えな
がら無端チェーン10A、10Bを移動させ,かつ切削
ローター16A、16B、17A、17Bを回転させな
がら、溝掘削を行う。
削(この掘削領域を符号Zで示す)を所定深度まで行
う。このとき、排土された部分に面状体Pも同時挿入さ
れる。
終了したならば、無端チェーン10A、10Bを移動さ
せて前記無掘削刃領域Lが下端に位置した状態とし、チ
ャック用シリンダー14、14のチャック14a、14
aによる面状体Pの把持を解放して、ワイヤー19を巻
取ウインチ20により巻き取り、掘削装置のみを引き上
げ、地盤から撤去する。この過程で面状体Pは相対的に
無掘削刃領域Lを通るので、地盤中にそのまま残置され
る。
て、前述のように予め構成しておくほか、掘削および挿
入設置が終了した後に、地上で対応する部分の連結材1
2…群を取り外すことにより構成してもよい。
12上に配置される掘削刃11、11…の配置は、本発
明に従って以下のように配置される。総括的には、各連
結材12に固設される掘削刃11の数を、1個とする
か、または多くとも2個としチェーンの移動方向と直交
する方向に間を空けて並べて配置するとともに、チェー
ンの移動方向に隣接する連結材12、12間において掘
削刃11が千鳥状に配置し、さらにチェーンの移動方向
と直交する方向に間を空けて2個配置した連結材に後続
の連結材の掘削刃は1個配置として、少なくとも掘削刃
11を2個配置した連結材12を並べないようにする。
このように掘削刃11を配置することによって、隣接す
る掘削刃11間に土砂が詰まりづらくなり、詰まりに伴
う掘削能力の低下を防止することができる。
しては、図6に示されるように、各連結材12に固設さ
れる掘削刃の数は1個とし、チェーンの移動方向から順
に、連結材の一方側端部、中央部、他方側端部の配置パ
ターンの繰り返しによって掘削刃をそれぞれ配置する。
なお、図示の例では、右斜めの一定方向に規則的に配置
しているが、左斜め方向に配置することでもよい。この
ように、配置することによって、チェーン移動方向線状
に重なる掘削刃11、11間の間隔を最大限に広く取る
ことができることができ、チェーン移動方向に隣接する
掘削刃間における土砂の詰まり現象をより一層解消する
ことができるようになる。また、前記配置パターンの変
形例として、掘削刃の配置を、図7に示されるように、
連結材12に対する掘削刃11の数を1個とし、チェー
ンの移動方向から順に、連結材の一方側端部、中央部、
他方側端部、中央部の配置パターンの繰り返しによっ
て、ジグザグ状に配置することでもよい。本配置パター
ンは、粘性土のように詰まり易い土の場合に好適に採用
される。
は、図8に示されるように、連結材12の一方側端部お
よび他方側端部のそれぞれに計2個の掘削刃を配置し、
チェーンの移動方向に隣接する後続の連結材の掘削刃を
中央に1個配置する配置パターンの繰り返しによって掘
削刃を配置する。この場合の配置パターンは、従来の掘
削刃の配置パターンと前記A配置パターンの中間的な配
置パターンであり、粘性土よりも詰まりづらいと考えら
れる砂質土に対して好適に採用される。前記図5に示す
配置パターンよりも刃の当り面積が増えて掘削土量を増
やすことができ、高い掘削効率を確保しながら土砂の詰
まりを防止することができる。
に詳細に示されるように、掘削刃11のチェーンの移動
方向側の立ち上がり面11a(以下、掘削面という)を
基端よりチェーンの移動方向側にテーパー状に傾斜させ
た掘削刃を用いることが望ましい。この場合、前記立ち
上がり面11aの傾斜角αは5°±2°の範囲であるこ
とが望ましい。このように若干でも傾斜させておくこと
によって、前記掘削面11aの先端が土層に食い込み易
くなり、掘削効率を高めることができる。
対称面11bについても傾斜面としているが、回転が常
に一方向の場合には、進行面側の掘削面だけをテーパー
状にすることもできる。
における土砂の詰まりを防止し、掘削能力の低下等を防
止することができるようになる。
る。
図である。
る。
る。
る。
の要部拡大図である。
A、5B、6A、6B…角部スプロケット、7A、7B
…駆動スプロケット、8A、8B、9A、9B…案内用
スプロケット、10A、10B…無端チェーン、11…
掘削刃、12…連結材、13…油圧モーター、14…チ
ャック用シリンダー、14a…チャック、16A、16
B、17A、17B…切削ローター、18…切削ビッ
ト、P…面状体、L…無掘削刃領域
Claims (4)
- 【請求項1】支持体周囲に、一対の無端チェーンを所定
間隔を置いて平行に配設するとともに、隣接する無端チ
ェーン間を掘削刃を有する連結材で繋ぎ、各無端チェー
ンを巻き掛けたスプロケットを駆動回転させることによ
り前記無端チェーンを周方向に移動させるように構成し
たチェーンカッター方式削溝機において、 各連結材に固設される掘削刃の数を、1個またはチェー
ン移動方向と直交する方向に間を空けて2個並べて配置
するとともに、チェーン移動方向に隣接する連結材間に
おいて前記掘削刃は千鳥状配置とし、かつ連結材に対し
てチェーン移動方向と直交する方向に間を空けて2個並
べて配置した際には、チェーン移動方向に隣接する後続
の連結材に配置される掘削刃は1個配置としたことを特
徴とするチェーンカッター方式削溝機。 - 【請求項2】各連結材に固設される掘削刃の数は1個と
し、チェーン移動方向から順に、各連結材の一方側端
部、中央部、他方側端部のそれぞれに掘削刃を配置する
配置パターンの繰り返しによって前記掘削刃が配置され
た請求項1記載のチェーンカッター方式削溝機。 - 【請求項3】連結材の一方側端部および他方側端部のそ
れぞれに計2個の掘削刃を配置し、チェーン移動方向に
隣接する後続の連結材の掘削刃を中央に1個配置する配
置パターンの繰り返しによって前記掘削刃が配置された
請求項1記載のチェーンカッター方式削溝機。 - 【請求項4】少なくとも掘削刃のチェーン移動方向に対
向する立ち上がり面を、基端よりチェーン移動方向側に
テーパー状に傾斜させた掘削刃とする請求項1〜3記載
のチェーンカッター方式削溝機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5124075A JP2620184B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | チェーンカッター方式削溝機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5124075A JP2620184B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | チェーンカッター方式削溝機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07305376A true JPH07305376A (ja) | 1995-11-21 |
JP2620184B2 JP2620184B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=14876318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5124075A Expired - Fee Related JP2620184B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | チェーンカッター方式削溝機 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2620184B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1993
- 1993-05-26 JP JP5124075A patent/JP2620184B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2620184B2 (ja) | 1997-06-11 |
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