JPH0730532A - 位相同期回路及びそれを用いた位相同期方法 - Google Patents

位相同期回路及びそれを用いた位相同期方法

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JPH0730532A
JPH0730532A JP5170146A JP17014693A JPH0730532A JP H0730532 A JPH0730532 A JP H0730532A JP 5170146 A JP5170146 A JP 5170146A JP 17014693 A JP17014693 A JP 17014693A JP H0730532 A JPH0730532 A JP H0730532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
timing signal
phase
circuit
timing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5170146A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Oe
慎一 大江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP5170146A priority Critical patent/JPH0730532A/ja
Publication of JPH0730532A publication Critical patent/JPH0730532A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Communication System (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】位相同期回路及びそれによる受信タイミング信
号を内部タイミング信号に同期する位相同期方法の問題
点を解決し、位相同期確定待時間を短縮できる位相同期
回路を開発し、時間損失のない位相同期ができる方法を
提供する。 【構成】受信信号のタイミング信号と内部タイミング信
号とを位相同期させる位相同期回路において、位相比較
器の前に自局タイミング信号発生部を備えたタイミング
信号選択回路を設け、受信信号の途絶・入信に対応する
信号有効/無効判定部からのモニタ信号により、位相比
較器への入力信号を、受信信号のタイミング信号から自
局タイミング信号へ、あるいは自局タイミング信号から
受信信号のタイミング信号に切り換えることを可能にす
る位相同期回路及びそれを用いた位相同期方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信信号のタイミング
信号と内部タイミング信号(内部クロック)とを位相同
期させる位相同期回路及びそれを用いた位相同期方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログ式PLL回路による位相
同期回路を図2に示す。図2において、変調された光信
号aは光/電変換器2(図ではO/E)により受信信号
bに変換し、その信号bのパルスの立ち上がり或いは立
ち下がりのエッヂを利用し、タイミング信号抽出部3に
て受信タイミング信号cを生成する。位相比較器5は前
記受信タイミング信号cと、電圧制御発振器7(図では
VCO)の出力を分周回路8で分周したタイミング信号
gとの位相を比較し、その位相差に応じた差電圧dを出
力する。差電圧dはローパスフィルタ6(図ではLP
F)にて高周波のノイズ成分をカットした後、電圧制御
発振器7にて差電圧d、すなわち位相差に応じた周波数
の発振信号fを出力し、分周回路8で分周したタイミン
グ信号iを受信タイミング信号と同期した内部タイミン
グ信号として使用する。また、この内部タイミング信号
iを利用し、復調部9にて受信信号bを復調信号hに変
換する。
【0003】上記従来の位相同期回路の受信信号有効/
無効判定部4にては、受信信号bが有効かどうかを判定
し、結果をモニタ信号jとして出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の位相同期回路を
使用した位相同期方法では、受信タイミング信号に含ま
れる高周波のノイズ成分をカットするためにローパスフ
ィルタを使用している。そのため、一度受信信号が途絶
えると、次に受信信号が入力されてから、それにより電
圧制御発信器から内部タイミング信号が安定して発振さ
れる(位相同期確定という)まで、ローパスフィルタの
時定数に応じた時間がかかってしまうという欠点を有す
る。
【0005】本発明の目的は、上記従来の位相同期回路
及びそれを使用して受信タイミング信号を内部タイミン
グ信号に同期する位相同期方法の問題点を解決し、位相
同期確定待ち時間を短縮することができる位相同期回路
を開発し、それにより時間損失のない位相同期ができる
位相同期方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の要旨は、
受信信号のタイミング信号と内部タイミング信号とをア
ナログ式PLL回路により位相同期させる位相同期回路
において、前記PLL回路の位相比較器の前に、自局タ
イミング信号発生部を備えた前記PLL回路の信号有効
/無効判定部からのモニタ信号により作動するタイミン
グ信号選択回路を設け、受信信号の途絶・入信に対応
し、それに応じた信号有効/無効判定部からのモニタ信
号により、前記位相比較器への入力信号を、受信信号の
タイミング信号から前記自局タイミング信号発生部から
の自局タイミング信号へ、あるいは自局タイミング信号
から受信信号のタイミング信号に切り換えることを可能
にしたことにある。
【0007】また、本発明の第二の要旨は、受信信号の
タイミング信号と内部タイミング信号とをアナログ式P
LL回路により位相同期させる位相同期方法において、
上記に記載の位相同期回路を用いて、受信信号の途絶・
入信に対応し、前記信号有効/無効判定部からのモニタ
信号により前記タイミング信号選択回路を作動させて、
前記位相比較器への信号入力を、受信信号のタイミング
信号から前記自局タイミング信号発生部からの自局タイ
ミング信号へ、あるいは自局タイミング信号から受信信
号のタイミング信号に切り換えることにある。
【0008】
【作用】上記構成によれば、電圧制御発振器の入力電圧
の変化を防ぎ、受信信号が再入力されてからの位相同期
確定待時間を短縮することができる。
【0009】
【実施例】本発明の位相同期回路ブロックを図1に示
す。図1を用いて本発明の位相同期回路及びそれを用い
た位相同期方法を以下に説明する。しかしながら、以下
の説明は本発明を制限するものではない。
【0010】本発明の位相同期回路は図1において、自
局タイミング信号kを発振する自局タイミング信号発生
部11を備えたタイミング信号選択回路10を、従来の
アナログ式PLL回路の位相比較器5の前に新設する。
このタイミング信号選択回路10は信号有効/無効判定
部4からのモニタ信号jにより作動される。
【0011】信号有効/無効判定部4からのモニタ信号
jは本発明の位相同期回路に受信信号が入信すると入信
のモニタ信号j1 を出力する。また該位相同期回路への
受信信号が途絶えると途絶のモニタ信号j2 を出力す
る。
【0012】上記本発明の位相同期回路において、受信
信号bが途絶えて、信号有効/無効判定部4から途絶の
モニタ信号j2 が出力するとタイミング信号選択回路1
0により、上記位相比較器5への入力をそれまでの受信
信号のタイミング信号cから自局タイミング信号発生部
11からの自局タイミング信号kに切り換える。
【0013】また、途絶えていた受信信号bが回復する
と、信号有効/無効判定部4から入信のモニタ信号J1
を出力し、タイミング信号選択回路10により、位相比
較器5への入力を受信信号のタイミング信号Cに切り換
える。
【0014】受信信号のタイミング信号cから、自局タ
イミング信号kあるいはその逆に切り換えた瞬間、位相
差が発生するがローパスフィルタ6によりブロックさ
れ、電圧制御発振器7の入力電圧eは殆ど変化しない。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、障害発生などで途絶え
た受信が、障害復帰で受信信号が回復した時等、本発明
の位相同期回路により受信信号のタイミング信号が自局
タイミング信号と再同期する時間を大幅に短縮できる。
(障害復帰時間が早い)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相同期回路を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の位相同期回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ 2 光/電変換器 3 受信信号タイミング抽出部 4 信号有効/無効判定部 5 位相比較器 6 ローパスフィルタ(LPF) 7 電圧制御発振器(VCO) 8 分周回路 9 復調部 10 タイミング信号選択回路 11 自局タイミング信号発生部 a 変調された光信号 b 受信信号 c 受信タイミング信号 d 位相差電圧 e 電圧制御発振器入力電圧 f 電圧制御発振器発振信号 g 電圧制御発振器分周信号 h 復調信号 i 内部タイミング信号 j モニタ信号 k 自局タイミング信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/26 10/14 10/04 10/06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号のタイミング信号と内部タイミン
    グ信号とをアナログ式PLL回路により位相同期させる
    位相同期回路において、前記PLL回路の位相比較器の
    前に、自局タイミング信号発生部を備えた前記PLL回
    路の信号有効/無効判定部からのモニタ信号により作動
    するタイミング信号選択回路を設け、受信信号の途絶・
    入信に対応し、それに応じた信号有効/無効判定部から
    のモニタ信号により、前記位相比較器への入力信号を、
    受信信号のタイミング信号から前記自局タイミング信号
    発生部からの自局タイミング信号へ、あるいは自局タイ
    ミング信号から受信信号のタイミング信号に切り換える
    ことを可能にしたことを特徴とする位相同期回路。
  2. 【請求項2】受信信号のタイミング信号と内部タイミン
    グ信号とをアナログ式PLL回路により位相同期させる
    位相同期方法において、請求項1に記載の位相同期回路
    を用いて、受信信号の途絶・入信に対応し、前記信号有
    効/無効判定部からのモニタ信号により前記タイミング
    信号選択回路を作動させて、前記位相比較器への信号入
    力を、受信信号のタイミング信号から前記自局タイミン
    グ信号発生部からの自局タイミング信号へ、あるいは自
    局タイミング信号から受信信号のタイミング信号に切り
    換えることを特徴とする位相同期方法。
JP5170146A 1993-07-09 1993-07-09 位相同期回路及びそれを用いた位相同期方法 Pending JPH0730532A (ja)

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