JPH0730505Y2 - 多種液混合容器 - Google Patents
多種液混合容器Info
- Publication number
- JPH0730505Y2 JPH0730505Y2 JP491490U JP491490U JPH0730505Y2 JP H0730505 Y2 JPH0730505 Y2 JP H0730505Y2 JP 491490 U JP491490 U JP 491490U JP 491490 U JP491490 U JP 491490U JP H0730505 Y2 JPH0730505 Y2 JP H0730505Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouth
- liquid
- wall
- peripheral wall
- neck portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は多種液混合容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 複数種類の液体を混合して用い、しかも各液相互は混合
した状態で保存すると互いに反応して効力を失う等の不
具合を生じる為、使用時に混合して用いるものが種々使
用されている。
した状態で保存すると互いに反応して効力を失う等の不
具合を生じる為、使用時に混合して用いるものが種々使
用されている。
この種の液は従来別々の容器に収納され、使用時に更に
別の容器に注入混合して使用するのが一般的であるが、
その様な操作は手間がかかり、取扱いが面倒である。
別の容器に注入混合して使用するのが一般的であるが、
その様な操作は手間がかかり、取扱いが面倒である。
本考案は、極めて簡単な操作で液の混合、注出を行うこ
とが出来る多種液混合容器を提供することを目的とする
ものである。
とが出来る多種液混合容器を提供することを目的とする
ものである。
「課題を解決するための手段」 胴部５より肩部６を介して口頚部７を起立するととも
に、上記胴部５内を横断する隔壁８により胴部５内を少
なくとも二つ以上の液体収納室に区画させた容器体２
と、上記口頚部７外周に着脱自在に嵌合させた周壁上端
縁より頂壁を延設してなるキャップ３と、該キャップ３
の頂壁裏面より垂設した嵌合筒13に上端を嵌合させると
ともに、上記隔壁８を液密且つ摺動自在に貫通して容器
体２下部に下端を垂下させた有底筒状の栓部材４とから
なり、上記容器体２は、底壁外周縁より周壁を立設して
なる底部構成部材2Aと、上面開放の筒状をなすととも
に、周壁内周下方に筒内を上下に区画する隔壁８を延設
し、且つ、該隔壁８中央に栓部材４を摺動可能に挿通さ
せる挿通孔９を穿設してなる１つ以上の中間部構成部材
2Bと、周壁上端縁より肩部６を介して口頚部７を起立し
た口頚部構成部材2Cとを、各周壁相互を順次液密に嵌着
して構成し、上記口頚部７外周に液体噴出用ポンプ11の
装着筒12が嵌合可能に構成してなる。
に、上記胴部５内を横断する隔壁８により胴部５内を少
なくとも二つ以上の液体収納室に区画させた容器体２
と、上記口頚部７外周に着脱自在に嵌合させた周壁上端
縁より頂壁を延設してなるキャップ３と、該キャップ３
の頂壁裏面より垂設した嵌合筒13に上端を嵌合させると
ともに、上記隔壁８を液密且つ摺動自在に貫通して容器
体２下部に下端を垂下させた有底筒状の栓部材４とから
なり、上記容器体２は、底壁外周縁より周壁を立設して
なる底部構成部材2Aと、上面開放の筒状をなすととも
に、周壁内周下方に筒内を上下に区画する隔壁８を延設
し、且つ、該隔壁８中央に栓部材４を摺動可能に挿通さ
せる挿通孔９を穿設してなる１つ以上の中間部構成部材
2Bと、周壁上端縁より肩部６を介して口頚部７を起立し
た口頚部構成部材2Cとを、各周壁相互を順次液密に嵌着
して構成し、上記口頚部７外周に液体噴出用ポンプ11の
装着筒12が嵌合可能に構成してなる。
「作用」 第１図示の状態で、第１乃至第３の各液14,15,16は容器
体２内に別々に収納している。この状態からキャップ３
を外して栓部材４を上方へ引き抜くと、各挿通孔9a,9b
より第2,第３液15,16が流れ落ち、第２図示の如く第１
液14と混合する。この際、本実施例の如く、各隔壁8a,8
bの中央に中心に向うテーパー状の傾斜を設けておけ
ば、より効率良く各液の混合が行える。
体２内に別々に収納している。この状態からキャップ３
を外して栓部材４を上方へ引き抜くと、各挿通孔9a,9b
より第2,第３液15,16が流れ落ち、第２図示の如く第１
液14と混合する。この際、本実施例の如く、各隔壁8a,8
bの中央に中心に向うテーパー状の傾斜を設けておけ
ば、より効率良く各液の混合が行える。
次いで、第２図示の如く、口頚部７外周に装着筒12を嵌
合して液体噴出ポンプ11を容器体２に装着して混合液の
噴出を行える。上記ポンプ11は引き金17を引くことによ
り混合液18を吸上げパイプ19から吸上げ、ノズル孔20よ
り噴出させることが出来る。
合して液体噴出ポンプ11を容器体２に装着して混合液の
噴出を行える。上記ポンプ11は引き金17を引くことによ
り混合液18を吸上げパイプ19から吸上げ、ノズル孔20よ
り噴出させることが出来る。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図及び第２図は本考案の一実施例を示し、図中１は
多種液混合容器を示す。該容器１は、容器体２と、キャ
ップ３と、栓部材４とから構成している。
多種液混合容器を示す。該容器１は、容器体２と、キャ
ップ３と、栓部材４とから構成している。
上記容器体２は胴部５より肩部６を介して口頚部７を起
立して構成しており、胴部５内には胴部内を横断する二
つの隔壁8a,8bを設けて、容器体内を三つの液体収納室
A,B,Cに区画している。上記容器体２は、更に、底部構
成部材2Aと、第１中間部構成部材２B1及び第２中間部構
成部材２B2と、口頚部構成部材2Cとから構成している。
立して構成しており、胴部５内には胴部内を横断する二
つの隔壁8a,8bを設けて、容器体内を三つの液体収納室
A,B,Cに区画している。上記容器体２は、更に、底部構
成部材2Aと、第１中間部構成部材２B1及び第２中間部構
成部材２B2と、口頚部構成部材2Cとから構成している。
上記底部構成部材2Aは、底壁外周縁より周壁を立設して
なる上面開放の円筒状をなしている。
なる上面開放の円筒状をなしている。
又、第１及び第２中間部構成部材２B1,2B2は、周壁内周
下方より筒内を上下に区画する隔壁8a,8bを各々延設す
るとともに、該隔壁8a,8b中央に栓部材挿通用の挿通孔9
a,9bを各々穿設している。又、上記各隔壁8a,8bの中央
を中心に向うテーパー状に傾斜させている。
下方より筒内を上下に区画する隔壁8a,8bを各々延設す
るとともに、該隔壁8a,8b中央に栓部材挿通用の挿通孔9
a,9bを各々穿設している。又、上記各隔壁8a,8bの中央
を中心に向うテーパー状に傾斜させている。
更に、口頚部構成部材2Cは、周壁上端縁より肩部６を介
して口頚部７を起立しており、口頚部７内周下端よりシ
ゴキ筒10を突設している。
して口頚部７を起立しており、口頚部７内周下端よりシ
ゴキ筒10を突設している。
又、この口頚部７外周には、第２図示の如く、液体噴出
ポンプ11の装着筒12を着脱自在に嵌合させる様構成して
いる。上記底部構成部材2Aの周壁上端縁に第１中間部構
成部材２B1の周壁下端を液密に嵌着し、第１中間部構成
部材２B1の周壁上端縁に第２中間部構成部材２B2の周壁
下端縁を、更に該部材２B2の周壁上端縁に口頚部構成部
材2Cの周壁下端縁を各々液密に嵌着して容器体２を構成
している。尚、本実施例では第1,第２の二つの中間部構
成部材を有するが、容器体内に収納する液の種類が２種
類であれば、中間部構成部材は１つで良く、又、４種類
であればそれを三つ用意する必要があり、液の種類の数
によってこの中間部構成部材の数は適宜変更する。
ポンプ11の装着筒12を着脱自在に嵌合させる様構成して
いる。上記底部構成部材2Aの周壁上端縁に第１中間部構
成部材２B1の周壁下端を液密に嵌着し、第１中間部構成
部材２B1の周壁上端縁に第２中間部構成部材２B2の周壁
下端縁を、更に該部材２B2の周壁上端縁に口頚部構成部
材2Cの周壁下端縁を各々液密に嵌着して容器体２を構成
している。尚、本実施例では第1,第２の二つの中間部構
成部材を有するが、容器体内に収納する液の種類が２種
類であれば、中間部構成部材は１つで良く、又、４種類
であればそれを三つ用意する必要があり、液の種類の数
によってこの中間部構成部材の数は適宜変更する。
キャップ３は、容器体口頚部７外周に螺合させた周壁上
端縁より頂壁を延設してなり、頂壁裏面中央より栓部材
４を支持するための嵌合筒13を突設している。
端縁より頂壁を延設してなり、頂壁裏面中央より栓部材
４を支持するための嵌合筒13を突設している。
栓部材４は、上記嵌合筒13外周に上端を嵌合させてキャ
ップ３に装着するとともに、下端を各隔壁8a,8bの挿通
孔9a,9bを摺動可能に挿通して容器体２底壁まで垂下し
た有底筒状をなしている。この栓部材４を装着すること
により、容器体２内の各液体収納室A,B,Cを液密に区画
している。
ップ３に装着するとともに、下端を各隔壁8a,8bの挿通
孔9a,9bを摺動可能に挿通して容器体２底壁まで垂下し
た有底筒状をなしている。この栓部材４を装着すること
により、容器体２内の各液体収納室A,B,Cを液密に区画
している。
上記の如き多種液混合容器１に三種類の液体を充填する
一例として以下の方法がある。例えば、底部構成部材2A
の液体収納室Ａ内に第１液14を充填し、次いで第１中間
部構成部材２B1を嵌着し、該部材２B1の挿通孔9aより栓
部材４の下端を挿入する。次いで、第２液15を液体収納
室Ｂ内に充填した後、第２中間部構成部材２B2を、その
挿入孔9bに栓部材４を挿通させて液密に嵌着し、第３液
16を充填する。次いで、口頚部構成部材2Cを嵌着する。
最後にキャップ３を、その嵌合筒13外周に栓部材４上端
内周をスナップフィットにより嵌合させるとともに、周
壁内周を口頚部７外周に着脱自在に螺合させる。
一例として以下の方法がある。例えば、底部構成部材2A
の液体収納室Ａ内に第１液14を充填し、次いで第１中間
部構成部材２B1を嵌着し、該部材２B1の挿通孔9aより栓
部材４の下端を挿入する。次いで、第２液15を液体収納
室Ｂ内に充填した後、第２中間部構成部材２B2を、その
挿入孔9bに栓部材４を挿通させて液密に嵌着し、第３液
16を充填する。次いで、口頚部構成部材2Cを嵌着する。
最後にキャップ３を、その嵌合筒13外周に栓部材４上端
内周をスナップフィットにより嵌合させるとともに、周
壁内周を口頚部７外周に着脱自在に螺合させる。
尚、上記各部材は、全て合成樹脂にて形成すると良い。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案多種液混合容器は、既述構成と
したことにより、キャップを外す前は複数種類の液体を
別々に容器体内に収納させておくことが出来、キャップ
を外して、それに嵌合した栓部材を引き抜くという簡単
な操作で各液を混合させることが出来る。更に、口頚部
外周を液体噴出ポンプの装着筒が嵌合可能に構成してい
るため、ポンプを簡単に装着して混合液を噴出させるこ
とが可能である。
したことにより、キャップを外す前は複数種類の液体を
別々に容器体内に収納させておくことが出来、キャップ
を外して、それに嵌合した栓部材を引き抜くという簡単
な操作で各液を混合させることが出来る。更に、口頚部
外周を液体噴出ポンプの装着筒が嵌合可能に構成してい
るため、ポンプを簡単に装着して混合液を噴出させるこ
とが可能である。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は本考案多種液混
合容器の一実施例を示す縦断面図、第２図はキャップを
外して液体噴出ポンプを装着した状態を示す要部縦断面
図である。 ２…容器体、2A…底部構成部材 2B…中間部構成部材、2C…口頚部構成部材 ３…キャップ、４…栓部材
合容器の一実施例を示す縦断面図、第２図はキャップを
外して液体噴出ポンプを装着した状態を示す要部縦断面
図である。 ２…容器体、2A…底部構成部材 2B…中間部構成部材、2C…口頚部構成部材 ３…キャップ、４…栓部材
Claims (1)
- 【請求項１】胴部５より肩部６を介して口頚部７を起立
するとともに、上記胴部５内を横断する隔壁８により胴
部５内を少なくとも二つ以上の液体収納室に区画させた
容器体２と、上記口頚部７外周に着脱自在に嵌合させた
周壁上端縁より頂壁を延設してなるキャップ３と、該キ
ャップ３の頂壁裏面より垂設した嵌合筒13に上端を嵌合
させるとともに、上記隔壁８を液密且つ摺動自在に貫通
して容器体２下部に下端を垂下させた有底筒状の栓部材
４とからなり、上記容器体２は、底壁外周縁より周壁を
立設してなる底部構成部材2Aと、上面開放の筒状をなす
とともに、周壁内周下方に筒内を上下に区画する隔壁８
を延設し、且つ、該隔壁８中央に栓部材４を摺動可能に
挿通させる挿通孔９を穿設してなる１つ以上の中間部構
成部材2Bと、周壁上端縁より肩部６を介して口頚部７を
起立した口頚部構成部材2Cとを、各周壁相互を順次液密
に嵌着して構成し、上記口頚部７外周に液体噴出用ポン
プ11の装着筒12が嵌合可能に構成してなることを特徴と
する多種液体混合容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP491490U JPH0730505Y2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | 多種液混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP491490U JPH0730505Y2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | 多種液混合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0397036U JPH0397036U (ja) | 1991-10-04 |
| JPH0730505Y2 true JPH0730505Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31508643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP491490U Expired - Fee Related JPH0730505Y2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | 多種液混合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730505Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-23 JP JP491490U patent/JPH0730505Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0397036U (ja) | 1991-10-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |