JPH07304415A - センサの強制作動構造 - Google Patents

センサの強制作動構造

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JPH07304415A
JPH07304415A JP6155829A JP15582994A JPH07304415A JP H07304415 A JPH07304415 A JP H07304415A JP 6155829 A JP6155829 A JP 6155829A JP 15582994 A JP15582994 A JP 15582994A JP H07304415 A JPH07304415 A JP H07304415A
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Japan
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arm
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JP6155829A
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English (en)
Inventor
Hisao Yamada
久男 山田
Keiichi Tamura
恵一 田村
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/33Arrangements for non-electric triggering of inflation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B5/00Operations not covered by a single other subclass or by a single other group in this subclass
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/03Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses by using non-electrical means
    • G01P15/032Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses by using non-electrical means by measuring the displacement of a movable inertial mass
    • G01P15/036Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses by using non-electrical means by measuring the displacement of a movable inertial mass for indicating predetermined acceleration values

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インフレータを車両に取り付けたままで強制
作動可能とする。 【構成】 着火ピン30と係合するトリガレバー50が
アーム42に回転可能に係合される。アーム42の受け
部42Aに慣性質量体40が当接され、慣性質量体40
の移動により着火ピン30の係合が解除される。アーム
42の受け部42Aの外周側にコイルスプリング62に
より矢印F方向に付勢される安全解除蓋64が配置さ
れ、安全解除蓋64の基端側にシャフト74が係合され
る。シャフト74には、レリーズ板80が取り付けられ
る。また、アーム42に長孔43が穿設され、この長孔
43に緩く嵌合される凸部66が安全解除蓋64に形成
される。従って、レリーズ板80を移動することによ
り、慣性質量体40の移動とは別に着火ピン30の係合
が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサを強制的に作動
させることのできるセンサの強制作動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の乗員保護装置としてエアバッグ装
置が一般に知られている。このようなエアバッグ装置
は、車両急減速時に乗員を保護する為、車両の急減速を
センサで検出して袋体が膨張するようになっている。
【0003】つまり、車両急減速時には、エアバッグ装
置に内蔵されたインフレータのセンサがこの急減速を検
出して、センサが雷管を着火することによって、インフ
レータよりガスを袋体内に供給して袋体が膨張されるよ
うになっている。
【0004】一方、このようなエアバッグ装置が設置さ
れた車両の廃車時やステアリングホイールの交換時等に
おいて、安全性を考慮してエアバッグ装置のインフレー
タを強制的に着火させた後、エアバッグ装置を廃棄する
必要がある。
【0005】従って、図22に示すように、タイヤ21
0を積み重ねた中でエアバッグ装置212をロープ21
4によって吊るした状態から落下させて、エアバッグ装
置212内のインフレータのセンサを作動させることに
より、インフレータを強制的に着火するようにしてい
る。このため、タイヤを積み重ねるため等の労力と時間
が必要であった。
【0006】さらには、エアバッグ装置が廃棄以外の目
的で故意に取り外されたり、あるいは振動等で緩んだり
することがないように、エアバッグ装置212は厳重に
車体側に固定されていることが多く、エアバッグ装置2
12の車体よりの取り外しにも、非常に多くの労力と時
間を要していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実に
鑑み、センサの安全装置が解除される状態の他に、強制
作動する状態を採り得るような構造として、車両に取り
付けたまま簡単な操作で強制作動可能とするセンサの強
制作動構造を提供することが目的である。
【0008】また、本発明は、上記事実に鑑み、安全且
つ簡易にエアバッグ装置を廃棄できるセンサの強制作動
構造を提供することが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1によるセンサの
強制作動構造は、車両急減速を検出して作動する検出部
材と、前記検出部材に接続されて前記検出部材の作動を
防止すると共に、前記検出部材による検出を可能とする
作動可能状態と前記検出部材を強制的に作動させる強制
作動状態とを採り得る安全解除材と、作動可能状態と強
制作動状態との間で前記安全解除材の状態を切り換える
切替え部材と、を有することを特徴とする。
【0010】請求項2によるセンサの強制作動構造は、
車両急減速を検出して作動する検出部材と、前記検出部
材に接続されて前記検出部材の作動を停止すると共に、
前記検出部材による検出を可能とする作動可能状態を採
り得る安全解除材と、前記検出部材に係合可能に配置さ
れ且つ前記検出部材に係合して作動可能状態にある前記
検出部材を強制的に作動させる強制作動状態にする強制
作動部材と、前記強制作動部材を支持し且つ支持の解除
により前記検出部材に前記強制作動部材を係合させる支
持部材と、を有することを特徴とする。
【0011】請求項3によるセンサの強制作動構造は、
車両急減速を検出して作動する検出部材と、前記検出部
材に接続されて前記検出部材の作動を防止すると共に、
前記検出部材による検出を可能とする作動可能状態と前
記検出部材を強制的に作動させる強制作動状態とを回転
によって採り得る安全解除材と、作動可能状態と強制作
動状態との間で前記安全解除材を回転させて前記安全解
除材の状態を切り換える切替え部材と、を有することを
特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に係るセンサの強制作動構造の作用を
以下に説明する。
【0013】車両の走行時等には、切替え部材によっ
て、検出部材による車両急減速の検出を可能とする作動
可能状態に安全解除材の状態が切替えられていて、この
検出部材が車両急減速を検出して作動する。
【0014】また、車両の廃棄時等には、切替え部材
が、作動可能状態から検出部材を強制的に作動させる強
制作動状態に安全解除材の状態を切り換える。
【0015】従って、安全解除材により検出部材の作動
の防止が解除されている状態の他に、強制作動する状態
を採り得るようになったので、車両に取り付けたまま簡
単な操作で強制作動可能となった。この為、安全且つ簡
易にエアバッグ装置を廃棄できるようになった。
【0016】請求項2に係るセンサの強制作動構造の作
用を以下に説明する。請求項1と同様に、車両の走行時
等には、検出部材による車両急減速の検出を可能とする
作動可能状態に安全解除材が切替えられていて、この検
出部材が車両急減速を検出して作動する。
【0017】また、車両の廃棄時等には、支持部材によ
る強制作動部材の支持が解除されることにより、強制作
動部材が検出部材に係合して、検出部材を強制的に作動
させる強制作動状態にする。
【0018】従って、請求項1と同様に、安全解除材に
より検出部材の作動の防止が解除されている状態の他
に、強制作動する状態を採り得るようになったので、車
両に取り付けたまま簡単な操作で強制作動可能となり、
安全且つ簡易にエアバッグ装置を廃棄できるようになっ
た。
【0019】請求項3に係るセンサの強制作動構造の作
用を以下に説明する。本請求項も請求項1と同様に作用
するが、切替え部材により安全解除材が作動可能状態と
強制作動状態との間で回転されて安全解除材の状態を切
り換える構成となっている為、単に安全解除材を不用意
に引っ張ったりしても、誤って安全解除材が強制作動状
態とならず、エアバッグ装置を廃棄する際の安全性がよ
り一層高まることになる。
【0020】
【実施例】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用さ
れた第1実施例を図1から図8に示し、これらの図に基
づき本実施例を説明する。
【0021】図示しないエアバッグ装置の袋体を膨張さ
せる為のインフレータには、インフレータを作動する為
の図1から図3に示すような加速度センサ10が取り付
けられており、この加速度センサ10を有したインフレ
ータがステアリングホイール(図示せず)に支持され
て、車両に取付けられている。
【0022】図1から図3に示される如く、この加速度
センサ10は、一端に壁部14を有する略円管形に形成
されたセンサカバー12を備えている。このセンサカバ
ー12の内部には、ボディブロック18、ホルダ36及
び蓋ブロック20が連続して配置されていて、上部側に
位置するボディブロック18は略円筒形に形成されてい
る。また、下部側の蓋ブロック20は円管状に形成され
ており、センサカバー12と蓋ブロック20との間には
Oリング24が配置され、密閉封止を確実にしている。
【0023】さらに、壁部14の中央部には透孔16が
形成されており、ボディブロック18には、この透孔1
6と同軸的な位置に透孔26が形成されている。そし
て、ホルダ36内には、加速度センサ10の軸線P1と
同軸的にスライド可能に円筒状の着火ピン30が配置さ
れており、この軸線P1に沿って着火ピン30が移動可
能とされている。
【0024】着火ピン30のボディブロック18に対応
する側には、尖部が形成されており、着火ピン30が最
もボディブロック18の底壁22の側へ移動した状態
(図1及び図2の想像線の状態)において、この尖部は
前述の透孔26から加速度センサ10の外部へ突出する
ことになる。
【0025】一方、着火ピン30には凹部30Aが着火
ピン30の外周部と同軸的に形成されており、この凹部
30Aには、ホルダ36に形成された円柱状のガイド部
36Aが挿入されている。このホルダ36と凹部30A
の底部との間には、着火ピン30を発火薬としての雷管
90側へ付勢する為のファイアリングスプリング38が
配置されており、常に着火ピン30を透孔26の方向
(矢印F方向)へ付勢している。
【0026】他方、慣性質量体40は球形とされてお
り、ホルダ36に嵌合されて配置される円管状のケース
41内に移動可能に保持されていて、所定値以上の加速
度の作用時に、図1及び図2の位置から矢印B方向へ慣
性移動する。
【0027】また、慣性質量体40は、アーム42の一
端側に円盤状に形成された受け部42Aに当接されてい
る。このアーム42の一端側寄りには、軸線P1方向を
長手方向として形成された長孔43が穿設されており、
また、アーム42の他端側寄りには、板状に形成された
バネ受け材46が固着されていて、このバネ受け材46
とホルダ36との間にはバイアススプリング44が配置
されている。従って、バイアススプリング44がアーム
42を介して、常に慣性質量体40を矢印F方向へ付勢
して図1及び図2の位置に保持している。
【0028】一方、トリガレバー50は、両端部に軸5
2が突出して取り付けられた円柱状のトリガ本体50A
及び、このトリガ本体50Aを貫通して伸びるドライブ
シャフト50Bを有しており、このドライブシャフト5
0Bの先端側がアーム42の他端側に回転可能に係合さ
れている。そして、このトリガレバー50は、ボディブ
ロック18に挿入された軸52によって、ボディブロッ
ク18に保持され、これにより、トリガレバー50は、
軸52を中心にして図1及び図2に示された位置から反
時計回転方向(矢印A方向)へ回転可能となっている。
また、トリガ本体50Aの一部が切り欠かれていて、着
火ピン30側寄りの縁部が係合爪部56となっている。
【0029】図1及び図2に示される如く、着火ピン3
0の尖部側の肩部には、係合凹部54が形成されてお
り、この係合凹部54に係合爪部56が係合しており、
この係合した状態で、ファイアリングスプリング38に
より付勢された着火ピン30の尖部が透孔26から離間
した位置(図1及び図2の実線の位置)で保持されてい
る。また、トリガレバー50が、軸52を中心にして矢
印A方向へ回転した場合に、係合爪部56と係合凹部5
4との間の係合が解除されるようになっている。
【0030】以上より、着火ピン30、慣性質量体4
0、アーム42及びトリガレバー50等で検出部材が構
成されることになる。
【0031】他方、アーム42の受け部42Aの外周側
には、先端側がコイルスプリング62と接してこのコイ
ルスプリング62により矢印F方向に付勢される円管状
の安全解除蓋64が配置されていて、この安全解除蓋6
4の基端側にシャフト74の一方の端部が係合されてい
る。
【0032】また、シャフト74は、蓋ブロック20を
貫通しており、蓋ブロック20から突出したシャフト7
4の先端部には、円盤状に形成されたレリーズ板80が
取り付けられている。
【0033】この安全解除蓋64の先端側には、アーム
42の長孔43に緩く嵌合される凸部66が形成されて
おり、図1及び図4(a)に示すような慣性質量体40
の移動を防止する状態では、長孔43の上端側に凸部6
6が隣接するような位置関係となり、図2及び図4
(b)に示すように、慣性質量体40による加速度の検
出を可能とする作動可能状態では、長孔43の下端側に
凸部66が隣接するような位置関係となる。
【0034】この為、長孔43の下端部に凸部66が隣
接した状態でさらに安全解除蓋64が矢印B方向に移動
すると、長孔43の下端部に凸部66が当接しつつ安全
解除蓋64と一体的にアーム42が矢印B方向に移動す
る。
【0035】つまり、これら安全解除蓋64、シャフト
74及びレリーズ板80等で安全解除材が構成されるこ
とになる。
【0036】他方、図5及び図6に示すように、エアバ
ッグ装置に取り付けられるブラケット82にガイド板8
4が形成され、このガイド板84で案内されるように、
ブラケット82上にL字形で先端側が二股形状とされる
切替え部材であるロッド材86が配置されている。この
ロッド材86の先端側には、厚み寸法を他の部分の約半
分程度とした薄肉部86Aが形成されている。また、ロ
ッド材86の後端側には、ブラケット82にねじ込まれ
ている調整ボルト94の先端側がEリング96により係
合されていて、この調整ボルト94をねじ込むことによ
り、ロッド材86が図5上、右側に移動して加速度セン
サ10のレリーズ板80と係合しつつレリーズ板80を
下側に押し下げることができる。
【0037】尚、図5(b)に示すように、ロッド材8
6の薄肉部86Aをレリーズ板80に係合させることに
より、図2及び図4(b)に示すような前述の作動可能
状態となり、図5(c)に示すように、肉厚なロッド材
86の後端側をレリーズ板80に係合させることによ
り、アーム42の移動を介してトリガレバー50が回動
される結果、図3に示すような着火ピン30を強制的に
移動するように作動させる強制作動状態となる。
【0038】また、加速度センサ10が取り付けられる
インフレータには、雷管90の他にそれぞれ図示しない
が、エンハンサ、ガス発生物質等が収容され、車両急減
速時には、加速度センサ10の着火ピン30が雷管90
と衝突して雷管90が着火され、その着火に基づきガス
発生物質が燃焼してガスが発生し、このガスがインフレ
ータのガス孔を介して袋体内に供給されて袋体が膨張さ
れる。
【0039】次に、本実施例の作用を説明する。車両へ
のインフレータの装着に際しては、ロッド材86が図5
(a)に示すように位置するのに伴って、レリーズ板8
0及び安全解除蓋64が図1及び図4(a)に示すよう
な位置にある為、安全解除蓋64の凸部66によりアー
ム42が固定され、加速度センサ10が誤作動すること
はない。また、インフレータの装着後に調整ボルト94
を図5(b)に示すようにねじ込んで、図2及び図4
(b)に示すような作動可能状態の位置に、ロッド材8
6によりレリーズ板80を移動する。この結果、シヤフ
ト74及び安全解除蓋64が矢印B方向へ移動し、慣性
質量体40及びアーム42が矢印B方向へ移動可能な状
態となる。これにより、加速度センサ10が作動可能な
状態にセットされる。
【0040】一方、車両の走行時等には、上記のように
慣性質量体40による車両急減速の検出を可能とする作
動可能状態に、安全解除蓋64がロッド材86により切
替えられているので、この慣性質量体40が車両急減速
を検出して慣性質量体40及びトリガレバー50の動作
を介して着火ピン30が作動する。
【0041】また、車両の廃棄時等には、調整ボルト9
4を図5(c)に示すように、さらにねじ込むことによ
り、ロッド材86が作動可能状態から図3及び図4
(c)に示すようなアーム42の移動を介して、着火ピ
ン30を強制的に作動させる強制作動状態に安全解除蓋
64の状態を切り換える。
【0042】つまり、安全解除蓋64が矢印B方向に移
動することにより、安全解除蓋64の凸部66がアーム
42に形成された長孔43の下端部に当接しつつ安全解
除蓋64と一体的にアーム42が移動する。そして、ト
リガレバー50の係合爪部56が着火ピン30の係合凹
部54から離間して着火ピン30の保持を解除する。こ
のため、着火ピン30がファイアリングスプリング38
の付勢力によって移動し、着火ピン30の尖部が透孔2
6から突出して雷管90に衝突し雷管90が着火され
る。これにより、エンハンサが着火され、続いてガス発
生剤が着火燃焼される。
【0043】以上より、安全解除蓋64の移動によっ
て、慣性質量体40及びアーム42が移動可能となって
いる状態の他に、強制的にアーム42を移動させて加速
度センサ10を作動する状態を採り得るようになったの
で、車両に取り付けたまま簡単な操作で強制作動するこ
とが可能となった。この為、安全且つ簡易にエアバッグ
装置を廃棄できるようになった。
【0044】尚、図7及び図8に示すように、ロッド材
86を操作部86Bとねじ止め部86Cとによる2体化
構造とし、これらをピン88で連結するような構造とし
て、強制作動する際には、このピン88を引き抜いて操
作部86Bを自由に移動できるようにすることが考えら
れる。この結果として、この操作部86Bをソレノイド
102で押したり、あるいはワイヤ104で引っ張った
りするような遠隔操作が可能となる。従って、このよう
な構造にすれば、インフレータが車両へ装着された後に
不用意に強制作動状態になることがなく、さらに高い安
全性を確保することが可能となる。
【0045】次に、本発明に係るセンサの強制作動構造
が適用された第2実施例を図9から図11に示し、これ
らの図に基づき本実施例を説明する。なお、第1実施例
に示された部材と同様の部材には同一の符号を付し、重
複した説明を省略する。
【0046】図9に示すように、加速度センサ10のア
ーム42には、第1実施例と同様な長孔43が形成され
ていて、この長孔43に緩く嵌まり込むような凸部11
6が形成された強制作動部材であるピース114が長孔
43に対向して配置されている。そして、図11に示す
ように、ピース114に形成された孔部114Aには、
ピース114の位置を維持する為の支持部材であるニク
ロム線118が貫通していて、配線124(図9に示
す)がそれぞれ接続された支持端子120にニクロム線
118の両端部がそれぞれ連結されている。
【0047】さらに、このピース114とホルダ36の
壁部との間には、コイルスプリング122が配置されて
いて、常時ピース114を矢印B方向に付勢している。
【0048】この為、ニクロム線118が切断される
と、ピース114がコイルスプリング122の付勢力に
より移動し、図10(c)に示すように、ピース114
の凸部116がアーム42の長孔43の下端部に係合し
て、アーム42を矢印B方向に押し下げるようになって
いる。
【0049】次に、本実施例の作用を説明する。車両へ
のインフレータの装着に際しては、レリーズ板80及び
安全解除蓋64が図9及び図10(a)に示すような位
置にある為、安全解除蓋64の凸部66によりアーム4
2が固定されて加速度センサ10が誤作動することはな
い。また、インフレータの装着後に第1実施例と同様の
調整ボルト94をねじ込んで、図9の想像線で示すよう
な作動可能状態の位置にレリーズ板80を移動する。こ
の結果、加速度センサ10が作動可能な状態にセットさ
れる。
【0050】第1実施例と同様に、車両の走行時等に
は、上記のように慣性質量体40による車両急減速の検
出を可能とする作動可能状態に、安全解除蓋64がロッ
ド材86により切替えられているので、この慣性質量体
40が車両急減速を検出して図10(b)に示すように
移動することにより、加速度センサ10が作動する。
【0051】また、車両の廃棄時等には、外部より配線
124に電流を流すことにより、ニクロム線118を切
断してニクロム線118によるピース114の支持を解
除する。この結果、図10(c)に示すように、ピース
114がアーム42に係合して、着火ピン30を強制的
に作動させる強制作動状態に切り換える。
【0052】つまり、ニクロム線118に支持されるピ
ース114を配置し、このニクロム線118を切断する
ことにより、第1実施例と同様に、アーム42が図9
上、矢印B方向に移動するのに伴って、着火ピン30の
尖部が透孔26から突出して雷管90に衝突し、雷管9
0が着火される。これにより、エンハンサが着火され、
続いてガス発生剤が着火燃焼される。
【0053】以上より、第1実施例と同様に、安全解除
蓋64の移動によって慣性質量体40及びアーム42が
移動可能となっている状態の他に、強制的にアーム42
を移動させて加速度センサ10を作動する状態を採り得
るようになったので、車両に取り付けたまま簡単な操作
で強制作動することが可能となった。この為、安全且つ
簡易にエアバッグ装置を廃棄できるようになった。
【0054】次に、本発明に係るセンサの強制作動構造
が適用された第3実施例を図12から図14に示し、こ
れらの図に基づき本実施例を説明する。なお、第1実施
例及び第2実施例に示された部材と同様の部材には同一
の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0055】図12に示すように、加速度センサ10の
アーム42には、第1実施例及び第2実施例と同様な長
孔43が形成されていて、この長孔43に緩く嵌まり込
むような凸部116が形成されたピース114が長孔4
3に対向して配置されている。 また、ピース114の
矢印B方向側には、ピース114に当接してピース13
2が配置されており、このピース132の両側端部より
それぞれ伸びるシェアピン134がホルダ36に嵌合さ
れてピース132が固定されている。また、図14に示
すように、このピース132には貫通長穴136が穿設
されていて、安全解除蓋64の先端側に形成された係合
凸部138がこの貫通長穴136内に緩く挿入されてい
る。この為、貫通長穴136内で係合凸部138が移動
し得るようになっている。
【0056】次に、本実施例の作用を説明する。車両へ
のインフレータの装着に際しては、レリーズ板80及び
安全解除蓋64が図12及び図13(a)の実線で示す
ような位置にある為、加速度センサ10が誤作動するこ
とはない。また、インフレータの装着後に第1実施例と
同様の調整ボルト94をねじ込んで、図12及び図13
(a)の想像線で示すような作動可能状態の位置にレリ
ーズ板80及び安全解除蓋64を移動する。この結果、
加速度センサ10が作動可能な状態にセットされる。
【0057】第2実施例と同様に、車両の走行時等に
は、上記のように慣性質量体40による車両急減速の検
出を可能とする作動可能状態に安全解除蓋64がロッド
材86により切替えられているので、この慣性質量体4
0が車両急減速を検出して図13(b)に示すように移
動することにより、加速度センサ10が作動する。
【0058】また、車両の廃棄時等には、調整ボルト9
4を第1実施例の図5(c)に示すように、さらにねじ
込むことにより、図12の下側の想像線に示すようにレ
リーズ板80を移動して、作動可能状態から安全解除蓋
64の状態を切り換える。これに伴って、係合凸部13
8がピース132に形成された貫通長穴136の端部に
当接して、ピース132のシェアピン134が折られて
図13(c)及び図14(b)に示すような位置まで移
動する。
【0059】さらに、外部より配線124に電流を流す
ことにより、ニクロム線118を切断してニクロム線1
18によるピース114の支持を解除する。この結果、
図13(d)に示すように、ピース114がアーム42
に係合して、アーム42を強制的に作動させる強制作動
状態に切り換える。
【0060】そして、第2実施例と同様に、アーム42
が矢印B方向に移動するのに伴って、図12の想像線で
示されるように着火ピン30の尖部が透孔26から突出
して雷管90に衝突し雷管90が着火される。これによ
り、エンハンサが着火され、続いてガス発生剤が着火燃
焼される。
【0061】以上より、第2実施例と同様に作用する他
に、強制的にピース132を移動させた後にニクロム線
118を切断するようにしたので、車両に取り付けたま
ま簡単な操作で強制作動する際の安全性をより一層高め
ることが可能となった。
【0062】次に、本発明に係るセンサの強制作動構造
が適用された第4実施例を図15から図18に示し、こ
れらの図に基づき本実施例を説明する。なお、第1実施
例に示された部材と同様の部材には同一の符号を付し、
重複した説明を省略する。
【0063】図15に示すように、加速度センサ10の
アーム42の一端側寄りには、第1実施例と異なって凸
部152が形成されており、安全解除蓋64には、図1
7に示すように、略三角形に形成された作動穴154が
形成されてアーム42の凸部152が緩く嵌合される。
【0064】そして、図15及び図17(a)に示すよ
うな慣性質量体40の移動を防止する状態では、作動穴
154の壁面に対して凸部152が離れた位置関係とな
る。また、図16及び図17(b)に示すように、慣性
質量体40による加速度の検出を可能とする作動可能状
態では、作動穴154の斜めに形成された斜壁面154
Aに凸部152が接するような位置関係となる。
【0065】この為、作動穴154の斜壁面154Aに
凸部152が接した状態で、図17(c)に示すよう
に、さらに安全解除蓋64が矢印R方向に回転すると、
作動穴154の斜壁面154Aに凸部152が当接しつ
つアーム42が矢印B方向に移動する。
【0066】すなわち、安全解除蓋64は回転可能とな
っているが、アーム42は矢印B方向に沿って直線的な
移動しかできない為、安全解除蓋64が回転すると、斜
壁面154Aに沿って凸部152が滑りつつ矢印B方向
に移動することになる。
【0067】また、蓋ブロック20から突出したシャフ
ト74の先端部には、図18に示すような平歯車である
歯車156が取り付けられており、図15上、歯車15
6の下側であって歯車156とかみ合わない位置には、
図17上、左右方向に往復動可能に切替え部材であるラ
ック158が配置されている。
【0068】従って、ロッド材86を図16上、右側に
移動して歯車156と係合しつつ歯車156を下側に押
し下げることにより、歯車156がラック158とかみ
合い可能な位置に移動し得ることができる。
【0069】次に、本実施例の作用を説明する。車両へ
のインフレータの装着に際しては、歯車156及び安全
解除蓋64が図15及び図17(a)に示すような位置
にあることになる。また、インフレータの装着後に、図
16及び図17(b)に示すような作動可能状態の位置
に歯車156を移動する。この結果、加速度センサ10
が作動可能な状態にセットされる。
【0070】第1実施例と同様に、車両の走行時等に
は、この慣性質量体40が車両急減速を検出して図15
及び図16の想像線の状態に移動することにより、加速
度センサ10が作動する。
【0071】また、車両の廃棄時等には、ラック158
を歯車156にかみ合わせつつ移動して歯車156を回
転させることにより、作動可能状態から、図17(c)
に示すように、アーム42の移動によって着火ピン30
を強制的に作動させる強制作動状態に、安全解除蓋64
の状態を切り換えることができる。
【0072】つまり、安全解除蓋64が矢印R方向に回
転することで、安全解除蓋64の作動穴154の斜壁面
154Aがアーム42に形成された凸部152と当接し
てアーム42を移動する。そして、第1実施例と同様
に、着火ピン30の尖部が透孔26から突出して雷管9
0に衝突し雷管90が着火される。
【0073】以上より、第1実施例と同様に、慣性質量
体40及びアーム42が移動可能となっている状態の他
に、安全解除蓋64の回転によって、強制的にアーム4
2を移動させて加速度センサ10を作動する状態を採り
得るようになったので、車両に取り付けたまま簡単な操
作で強制作動することが可能となった。この為、安全且
つ簡易にエアバッグ装置を廃棄できるようになった。
【0074】そして、安全解除蓋64が作動可能状態と
強制作動状態との間で回転されて状態を切り換える構成
となっている為、例えば、シャフト74の加速度センサ
10よりの必要以上の突出を防止するストッパ等を加速
度センサ10に内蔵しておくことにより、単に歯車15
6を不用意に引っ張ったりしても、誤って安全解除蓋6
4が強制作動状態とならず、エアバッグ装置を廃棄する
際の安全性がより一層高まることになる。
【0075】次に、本発明に係るセンサの強制作動構造
が適用された第5実施例を図19から図21に示し、こ
れらの図に基づき本実施例を説明する。なお、第1実施
例及び第4実施例に示された部材と同様の部材には同一
の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0076】図19に示すように、加速度センサ10の
シャフト74の先端部には、第4実施例と異なってかさ
歯車である歯車162が取り付けられており、この歯車
162と対向する位置には、同じくかさ歯車であって切
替え部材である歯車164が回転可能に取り付けられて
いる。従って、図20に示すように、ロッド材86を右
側に移動して歯車162を下側に押し下げて、歯車16
2を歯車164とかみ合い可能な位置に移動し得ること
ができる。
【0077】そして、図21に示すように、歯車164
の一端には、リンク166が回動可能に取り付けられて
いて、このリンク166を引っ張ることにより、歯車1
64を回転し得るようになっている。
【0078】以上より、第4実施例と同様に、車両の廃
棄時等には、歯車162を歯車164にかみ合わせた状
態で歯車164を回転させることで、作動可能状態から
強制作動状態に、安全解除蓋64の状態を切り換えるこ
とができ、第4実施例と同様の作用を奏することにな
る。
【0079】尚、上記実施例において、検出部材を機械
的に加速度を検出する加速度センサ10としたが、他の
形式の加速度センサとしてもよい。また、安全解除蓋6
4、シャフト74及びレリーズ板80で安全解除材を構
成するようにしたが、他の形式の安全装置を応用しても
よい。
【0080】切替え部材としてロッド材86を採用し、
このロッド材86をソレノイド102で押したり、ある
いはワイヤ104で引っ張ったりしてレリーズ板86を
加速度センサ10より引き出すようにしたが、ロッド材
86を用いずに直接にレリーズ板86をソレノイドで押
したり、あるいはワイヤで引っ張ったりしてもよいこと
は言うまでもない。
【0081】他方、ニクロム線118の替わりに形状記
憶金属等の熱により変形する位置保持手段を用いて、こ
の形状記憶金属等をヒータ等で加熱することにより、ピ
ース114の支持を解除するようにしてもよく、さらに
係合爪でピース114を支持するような構造として、電
磁的に作動するソレノイドでこのピース114を支持す
る係合爪を開放するような構造としてもよい。
【0082】一方、上記実施例においてレリーズ板80
を引き出すような構造としたが、この逆にレリーズ板8
0を押し込んで強制作動させるような構造としてもよ
い。
【0083】また、本発明は、上記各実施例に限定され
るものではなく、種々変更可能である。例えば、上記各
実施例では、乗員保護装置がエアバッグ装置とされてい
るが、これに限定されるものではなく、ウエビング巻取
り装置にあって、車両急減速時にウエビングを乗員に対
して緊密に装着させるためにプリローダを起動するもの
にも、勿論適用可能である。
【0084】
【発明の効果】本発明に係るセンサの強制作動構造によ
れば、センサの安全装置が解除される状態の他に、強制
作動する状態を採り得るような構造として、車両に取り
付けたまま簡単な操作で強制作動が可能となり、さらに
は、安全且つ簡易にエアバッグ装置が廃棄可能となると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用され
た加速度センサの第1実施例の断面図であって、慣性質
量体の移動が停止されている状態を示す図である。
【図2】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用され
た加速度センサの第1実施例の断面図であって、作動可
能状態を示す図である。
【図3】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用され
た加速度センサの第1実施例の断面図であって、強制作
動状態を示す図である。
【図4】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用され
た加速度センサの第1実施例の要部の動作を示す拡大図
であって、(a)は図1に対応する図であり、(b)は
図2に対応する図であり、(c)は図3に対応する図で
ある。
【図5】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用され
た第1実施例のレリーズ板の移動機構を示す側面図であ
って、(a)図1に対応する図であり、(b)は図2に
対応する図であり、(c)は図3に対応する図である。
【図6】図5の6−6矢視線図である。
【図7】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用され
た第1実施例の別例のロッド材、調整ボルト等の分解斜
視図である。
【図8】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用され
た第1実施例の別例のレリーズ板の移動機構を示す側面
図であって、(a)は作動可能状態の図であり、(b)
は強制作動状態の図である。
【図9】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用され
た加速度センサの第2実施例の断面図であって、慣性質
量体の移動が停止されている状態を示す図である。
【図10】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用さ
れた加速度センサの第2実施例の要部の動作を示す拡大
図であって、(a)は慣性質量体の移動が防止される状
態の図であり、(b)は慣性質量体が移動した状態の図
であり、(c)は強制作動状態の図である。
【図11】図10の11−11矢視線図である。
【図12】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用さ
れた加速度センサの第3実施例の断面図であって、慣性
質量体の移動が防止されている状態を示す図である。
【図13】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用さ
れた加速度センサの第3実施例の要部の動作を示す拡大
図であって、(a)は作動可能状態の図であり、(b)
は慣性質量体が移動した状態の図であり、(c)は安全
解除蓋を移動した状態の図であり、(d)は強制作動状
態の図である。
【図14】図13の14−14矢視線図であって、
(a)は図13(a)に対応した図であり、(b)は図
13(c)に対応した図である。
【図15】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用さ
れた加速度センサの第4実施例の断面図であって、慣性
質量体の移動が停止されている状態を示す図である。
【図16】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用さ
れた加速度センサの第4実施例の断面図であって、作動
可能状態を示す図である。
【図17】図16の17−17矢視線に対応して加速度
センサの第4実施例の動作を示す図であって、(a)は
慣性質量体の移動が防止される状態の図であり、(b)
は作動可能状態の図であり、(c)は強制作動状態の図
である。
【図18】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用さ
れた加速度センサの第4実施例の底面から見た歯車及び
ラックの説明図である。
【図19】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用さ
れた加速度センサの第5実施例の断面図であって、慣性
質量体の移動が停止されている状態を示す図である。
【図20】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用さ
れた加速度センサの第5実施例の断面図であって、作動
可能状態を示す図である。
【図21】本発明に係るセンサの強制作動構造が適用さ
れた加速度センサの第5実施例の一対の歯車を示す斜視
図である。
【図22】従来のエアバッグ装置の廃棄を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 加速度センサ 30 着火ピン(検出部材) 40 慣性質量体(検出部材) 42 アーム(検出部材) 50 トリガレバー(検出部材) 64 安全解除蓋(安全解除材) 74 シャフト(安全解除材) 80 レリーズ板(安全解除材) 86 ロッド材(切替え部材) 114 ピース(強制作動部材) 118 ニクロム線(支持部材) 158 ラック(切替え部材) 164 歯車(切替え部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両急減速を検出して作動する検出部材
    と、 前記検出部材に接続されて前記検出部材の作動を防止す
    ると共に、前記検出部材による検出を可能とする作動可
    能状態と前記検出部材を強制的に作動させる強制作動状
    態とを採り得る安全解除材と、 作動可能状態と強制作動状態との間で前記安全解除材の
    状態を切り換える切替え部材と、 を有することを特徴とするセンサの強制作動構造。
  2. 【請求項2】 車両急減速を検出して作動する検出部材
    と、 前記検出部材に接続されて前記検出部材の作動を停止す
    ると共に、前記検出部材による検出を可能とする作動可
    能状態を採り得る安全解除材と、 前記検出部材に係合可能に配置され且つ前記検出部材に
    係合して作動可能状態にある前記検出部材を強制的に作
    動させる強制作動状態にする強制作動部材と、 前記強制作動部材を支持し且つ支持の解除により前記検
    出部材に前記強制作動部材を係合させる支持部材と、 を有することを特徴とするセンサの強制作動構造。
  3. 【請求項3】 車両急減速を検出して作動する検出部材
    と、 前記検出部材に接続されて前記検出部材の作動を防止す
    ると共に、前記検出部材による検出を可能とする作動可
    能状態と前記検出部材を強制的に作動させる強制作動状
    態とを回転によって採り得る安全解除材と、 作動可能状態と強制作動状態との間で前記安全解除材を
    回転させて前記安全解除材の状態を切り換える切替え部
    材と、 を有することを特徴とするセンサの強制作動構造。
JP6155829A 1994-03-16 1994-07-07 センサの強制作動構造 Pending JPH07304415A (ja)

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JP6155829A JPH07304415A (ja) 1994-03-16 1994-07-07 センサの強制作動構造
GB9504129A GB2287539A (en) 1994-03-16 1995-03-01 A deceleration sensor that can be activated intentionally
DE1995107882 DE19507882A1 (de) 1994-03-16 1995-03-07 Vorrichtung zur Aktivierung eines Sensors

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JP6-45358 1994-03-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3941539A (en) * 1972-12-05 1976-03-02 Continental Can Company, Inc. Injection blow molding apparatus and method
US5197757A (en) * 1991-06-14 1993-03-30 Breed Automotive Technology, Inc. Mechanical crash sensor

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GB9504129D0 (en) 1995-04-19
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GB2287539A (en) 1995-09-20

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