JPH08318809A - センサの強制作動構造 - Google Patents

センサの強制作動構造

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JPH08318809A
JPH08318809A JP7124774A JP12477495A JPH08318809A JP H08318809 A JPH08318809 A JP H08318809A JP 7124774 A JP7124774 A JP 7124774A JP 12477495 A JP12477495 A JP 12477495A JP H08318809 A JPH08318809 A JP H08318809A
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JP7124774A
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Naoki Oe
直己 大江
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インフレータを車両に取り付けたままで強制
作動可能とする。 【構成】 着火ピン22に係合されるトリガレバー34
が慣性質量体30に当接され、慣性質量体30の移動に
よりトリガレバー34が回動して着火ピン22の係合が
解除される。慣性質量体30に形成された長孔43に緩
く嵌合される凸部66を有したアーム64Aが安全解除
板64に形成される。安全解除板64の基端側に係合さ
れるシャフト74にレリーズ板80が取り付けられ、レ
リーズ板80に切替え板86が係合される。従って、切
替え板86を回動してレリーズ板80を移動することに
より、慣性質量体30が移動して着火ピン22の係合が
解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサを強制的に作動
させることのできるセンサの強制作動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の乗員保護装置としてエアバッグ装
置が一般に知られている。このようなエアバッグ装置
は、車両急減速時に乗員を保護する為、車両の急減速を
センサで検出して袋体が膨張するようになっている。
【0003】つまり、車両急減速時には、エアバッグ装
置に内蔵されたインフレータのセンサがこの急減速を検
出して、センサが雷管を着火することによって、インフ
レータよりガスを袋体内に供給して袋体が膨張されるよ
うになっている。
【0004】一方、このようなエアバッグ装置が設置さ
れた車両の廃車時やステアリングホイールの交換時等に
おいて、安全性を考慮してエアバッグ装置のインフレー
タを強制的に着火させた後、エアバッグ装置を廃棄する
必要がある。
【0005】従って、図8に示すように、タイヤ210
を積み重ねた中でエアバッグ装置212をロープ214
によって吊るした状態から落下させて、エアバッグ装置
212内のインフレータのセンサを作動させることによ
り、インフレータを強制的に着火するようにしている。
このため、タイヤを積み重ねるため等の労力と時間が必
要であった。
【0006】さらには、エアバッグ装置が廃棄以外の目
的で故意に取り外されたり、あるいは振動等で緩んだり
することがないように、エアバッグ装置212は厳重に
車体側に固定されていることが多く、エアバッグ装置2
12の車体よりの取り外しにも、非常に多くの労力と時
間を要していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実に
鑑み、車両に取り付けたまま簡単な操作で安全且つ簡易
にエアバッグ装置を廃棄できるセンサの強制作動構造を
提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1によるセンサの
強制作動構造は、車両急減速を検出して作動する検出部
材と、前記検出部材に接続されて前記検出部材の作動を
防止すると共に、前記検出部材による検出を可能とする
作動可能状態と前記検出部材を強制的に作動させる強制
作動状態とを採り得る安全解除材と、回動可能に支持さ
れ且つ、回動して作動可能状態と強制作動状態との間で
前記安全解除材の状態を切り換え得る切替え部材と、前
記切替え部材を回動して作動可能状態から強制作動状態
にする強制作動部材と、を有することを特徴とする。
【0009】請求項2によるセンサの強制作動構造は、
前記切替え部材が凹部を有し、この凹部に対応する前記
切替え部材の部分が薄肉状の薄肉部とされ、前記強制作
動部材が前記切替え部材を押して、前記切替え部材の先
端側をこの薄肉部廻りに回動させて強制作動状態にする
ことを特徴とする。
【0010】請求項3によるセンサの強制作動構造は、
前記切替え部材がピンに回動可能に支持され、前記強制
作動部材が前記切替え部材を押して、前記切替え部材を
このピン廻りに回動させて強制作動状態にすることを特
徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に係るセンサの強制作動構造の作用を
以下に説明する。
【0012】車両の走行時等には、切替え部材によっ
て、検出部材による車両急減速の検出を可能とする作動
可能状態に安全解除材の状態が切替えられていて、この
検出部材が車両急減速を検出して作動する。
【0013】また、車両の廃棄時等には、強制作動部材
により切替え部材を回動して、作動可能状態から検出部
材を強制的に作動させる強制作動状態に安全解除材の状
態を切り換える。
【0014】従って、安全解除材により検出部材の作動
の防止が解除されている状態の他に、強制作動する状態
を採り得るようになったので、車両に取り付けたまま簡
単な操作で強制作動可能となった。この為、安全且つ簡
易にエアバッグ装置を廃棄できるようになった。
【0015】請求項2に係るセンサの強制作動構造の作
用を以下に説明する。本請求項も請求項1と同様な作用
を奏するが、切替え部材が凹部を有し、この凹部に対応
する切替え部材の部分が薄肉状の薄肉部とされ、強制作
動部材が前記切替え部材を押して、切替え部材の先端側
をこの薄肉部廻りに回動させて強制作動状態にするの
で、回動軸により支持されることなく切替え部材を回動
することが可能となった。この為、簡易な機構でエアバ
ッグ装置を廃棄できるようになった。
【0016】請求項3に係るセンサの強制作動構造の作
用を以下に説明する。本請求項も請求項1と同様な作用
を奏するが、切替え部材がピンに回動可能に支持され、
強制作動部材が切替え部材を押して、切替え部材をこの
ピン廻りに回動させて強制作動状態にするので、切替え
部材を確実に回動することが可能となった。この為、よ
り一層安全で確実にエアバッグ装置を廃棄できるように
なった。
【0017】
【実施例】本発明に係るセンサの強制作動構造の第1実
施例を加速度センサに適用したものを図1から図6に示
し、これらの図に基づき本実施例を説明する。
【0018】図示しないエアバッグ装置の袋体を膨張さ
せる為のインフレータには、インフレータを作動する為
の図1から図4に示すような加速度センサ10が取り付
けられており、この加速度センサ10を有したインフレ
ータがステアリングホイール(図示せず)に支持され
て、車両に取付けられている。
【0019】図1に示される如く、加速度センサ10は
ケース12を備えている。ケース12は、一端に壁部1
4を有する円筒形に形成されている。
【0020】図4に示される如く、ケース12の開口縁
部には、径方向外側へ向けてリング状の凸部12Aが形
成されており、開口側はOリング15を介してボビン1
6により封止されている。つまり、ボビン16の外周部
には、径方向外側へ向けてリング状の凸部16Aが形成
されており、この凸部16AがOリング15を介してケ
ース12の凸部12Aと当接している。
【0021】図1に示される如く、ボビン16とケース
12の凸部12Aとには、キャップ17が被せてあり、
このキャップ17のエッジ部17Aをケース12の凸部
12Aにかしめることによって、ケース12にボビン1
6を固定している。
【0022】ケース12の壁部14にはケース12の軸
線に沿って透孔18が形成されており、また、壁部14
には、ケース12の直径方向へ突出した一対の凸部2
1、23を有する略円筒形のガイド20が、ケース12
内にケース12と同軸的に突出形成されている。
【0023】このケース12の内部には着火ピン22が
配置されている。着火ピン22は、略円筒形に形成され
た本体24と、この本体24から一体的に突出形成され
た針状の凸部26とから構成されている。本体24はガ
イド20の内部に挿入されており、着火ピン22はケー
ス12の軸線に沿ってガイド20内をスライド移動可能
となっている。
【0024】一方、凸部26は、着火ピン22(本体2
4)が最もケース12の壁部14の側へ移動した状態に
おいて、図3に示される如く、壁部14に形成された透
孔18から外部へ突出する。
【0025】ボビン16と着火ピン22との間にはファ
イアリングスプリング28が配置されており、このファ
イアリングスプリング28は、常に着火ピン22を透孔
18の方向へ付勢している。なお、ファイアリングスプ
リング28の一方の端部28Aは、ボビン16の底面1
6Bに形成されたリング状の凹部19に挿入されてお
り、ファイアリングスプリング28の他方の端部28B
は、着火ピン22の本体24の内部に挿入されている。
一方、ガイド20の周囲には、慣性質量体30が配置さ
れている。
【0026】図1及び図4に示される如く、慣性質量体
30は、ガイド20の凸部21、23が挿入される凹部
29、33を軸線方向に沿って設けた略円筒形に形成さ
れており、ケース12の周囲壁とガイド20との間に移
動可能に慣性質量体30が収容されている。
【0027】図1に示される如く、慣性質量体30とボ
ビン16との間にはバイアススプリング32が配置され
ており、常に慣性質量体30を壁部14の方向へ付勢し
ている。なお、バイアススプリング32の一方の端部3
2Aは、ボビン16に形成されたリング状の凹部33に
挿入されており、バイアススプリング32の他方の端部
32Bは、慣性質量体30の端面30Aに当接されてい
る。
【0028】慣性質量体30と着火ピン22との間に
は、トリガレバー34が配置されており、トリガレバー
34はガイド20の凸部23に軸線方向に沿って形成さ
れたスリット37内に挿入されている。また、トリガレ
バー34の長手方向一端部は、軸36によって回動可能
に支持されており、軸36は、図4に示される如く、ガ
イド20の端面20Aにスリット37を挟んで形成され
た断面半円形の一対の凹部39に、係合している。一対
の凹部39と対向するボビン16の部分には、図示しな
い一対の凹部が形成されており、これらボビン16の凹
部は凹部39とで軸36の軸受部を構成している。
【0029】また、トリガレバー34の先端には、着火
ピン22へ向けて突出した係合部38が形成されてお
り、着火ピン22の本体24に係合可能である。すなわ
ち、トリガレバー34が軸36周りに回動することによ
り、係合部38は着火ピン22に接近または離間でき
る。このトリガレバー34の係合部38が着火ピン22
の本体24に係合した状態では、ファイアリングスプリ
ング28により付勢された着火ピン22を、凸部26の
先端部が透孔18の入口近傍となる位置で、保持してい
る。
【0030】また、トリガレバー34の先端部近傍の着
火ピン22と反対側には、慣性質量体30へ向けて突出
するスライド保持部40が形成されている。スライド保
持部40は、慣性質量体30に内周面に対向しており、
この慣性質量体30の内周面に線状に接触するように構
成されている。すなわち、通常、慣性質量体30は、バ
イアススプリング32によって最もケース12の壁部1
4に接近した位置にあり、この状態では、慣性質量体3
0の内周面がトリガレバー34のスライド保持部40に
当接している。この場合、トリガレバー34の係合部3
8は着火ピン22の本体24に係合して、着火ピン22
の凸部26の先端部が透孔18の入口近傍となる位置で
保持された状態となっている。
【0031】さらに、慣性質量体30が壁部14から離
間する矢印B方向へ移動する際には、慣性質量体30の
内周面がトリガレバー34のスライド保持部40と線状
に接触しながら相対移動する構成である。
【0032】そして、スライド保持部40に当接する慣
性質量体30の部分に対して壁部14側寄りの位置に
は、トリガレバー34のスライド保持部40が侵入可能
なスリット41が、慣性質量体30の軸線方向に沿って
長く形成されている。
【0033】さらに、図1に示される如く、雷管42が
配置されている。雷管42は、加速度センサ10が組み
付けられた状態において加速度センサ10の軸線上に位
置している。したがってこの組付状態では、ケース12
の透孔18は雷管42に対向しており、この透孔18か
ら突出可能な着火ピン22の凸部26は、雷管42に衝
突可能となっている。
【0034】すなわち、これら着火ピン22、慣性質量
体30及びトリガレバー34が、車両急減速を検出して
作動する検出部材を構成することになる。
【0035】他方、ボビン16の中央部には円形の凹部
49が形成されており、この凹部49内には、コイルス
プリング62と接してこのコイルスプリング62により
壁部14方向に付勢される円盤状の安全解除板64が配
置されている。さらに、この安全解除板64にシャフト
74の一端側が係合されている。
【0036】また、シャフト74の他端側は細径とされ
ており、この細径とされた部分がキャップ17を貫通し
ている。キャップ17から突出したシャフト74の先端
部には、円盤状に形成されたレリーズ板80が取り付け
られている。
【0037】この安全解除板64の外周側には、ボビン
16に穿設された貫通孔60を通って壁部14方向に突
出するように伸びるアーム64Aが設けられており、こ
のアーム64Aの先端側には、慣性質量体30に形成さ
れた長孔43に緩く嵌合される凸部66が、屈曲されて
形成されている。
【0038】従って、図1に示すような慣性質量体30
の移動を防止する状態では、長孔43の上端側に凸部6
6が隣接するような位置関係となり、図2に示すよう
に、慣性質量体30による加速度の検出を可能とする作
動可能状態では、長孔43の下端側に凸部66が隣接す
るような位置関係となる。
【0039】そして、この図1及び図2に示す状態の場
合、トリガレバー34は、係合部38が着火ピン22の
本体24に係合して、着火ピン22を保持している。さ
らに、慣性質量体30はバイアススプリング32によっ
て最も壁部14に接近した位置、すなわちトリガレバー
34の回動軌跡内に侵入した位置にあり、慣性質量体3
0の内周面がトリガレバー34のスライド保持部40に
当接して、トリガレバー34の回動を阻止して着火ピン
22を保持している。
【0040】また、長孔43の下端部に凸部66が隣接
した状態で、さらに安全解除板64が矢印B方向に移動
すると、長孔43の下端部に凸部66が当接しつつ安全
解除板64と一体的に慣性質量体30が矢印B方向に移
動する。そして、この慣性質量体30の移動に伴い、ト
リガレバー34がスリット41に嵌まり込むように回動
されて、図3に示すような着火ピン22を強制的に移動
するように作動させる強制作動状態となる。
【0041】つまり、これら安全解除板64、シャフト
74及びレリーズ板80等で安全解除材が構成されるこ
とになる。
【0042】他方、図5及び図6に示すように、先端側
が二股形状とされると共に基端側寄りに一対の壁部86
A、86Bを有した切替え部材である切替え板86でこ
の加速度センサ10のレリーズ板80を引き下げるよう
になっている。この切替え板86の内の図上、左側の壁
部86Aには貫通孔88が形成されており、右側の壁部
86Bの上部には例えば45°の角度の斜面90が貫通
孔88と対向して形成されている。
【0043】また、一対の壁部86A、86Bの間の部
分には、凹部91が形成されており、この凹部91に対
応する切替え板86の部分は薄肉状となり、この部分が
薄肉部92とされている。
【0044】そして、図6(b)に示すように、切替え
板86の先端側をレリーズ板80に係合させた状態で、
エアバッグ装置に取り付けられるブラケット82に、こ
の切替え板86の貫通孔88を貫通させた強制作動部材
である調整ボルト94をねじ込むことにより、この調整
ボルト94の先端が斜面90に当接して、図2に示すよ
うな前述の作動可能状態が維持される。
【0045】一方、調整ボルト94をさらにねじ込むこ
とにより、調整ボルト94の先端が切替え板86の斜面
90を押して、図6(c)に示すように、切替え板86
の先端側が凹部91に対応する薄肉部92廻りに時計回
転方向に回動する。この結果、切替え板86の先端側
が、加速度センサ10のレリーズ板80と係合しつつレ
リーズ板80を下側に押し下げることができる。このよ
うにレリーズ板80を押し下げることにより、慣性質量
体30の移動を介してトリガレバー34がスリット41
に嵌まり込むように回動される結果、図3に示すような
着火ピン22を強制的に移動するように作動させる強制
作動状態となる。
【0046】また、加速度センサ10が取り付けられる
インフレータには、雷管42の他にそれぞれ図示しない
が、エンハンサ、ガス発生物質等が収容され、車両急減
速時には、加速度センサ10の着火ピン22が雷管42
と衝突して雷管42が着火され、その着火に基づきガス
発生物質が燃焼してガスが発生し、このガスがインフレ
ータのガス孔を介して袋体内に供給されて袋体が膨張さ
れる。
【0047】次に、本実施例の作用を説明する。車両へ
のインフレータの装着に際しては、切替え板86が図6
(a)に示すように取付けられていないのに伴って、レ
リーズ板80及び安全解除板64が図1に示すような位
置にある為、安全解除板64の凸部66により慣性質量
体30が固定され、加速度センサ10が誤作動すること
はない。
【0048】またこの後、図6(b)に示すように、切
替え板86の先端側でレリーズ板80を移動するように
切替え板86を取付けると共に、調整ボルト94をねじ
込んで、図2に示すような作動可能状態の位置に、レリ
ーズ板80を移動することができる。この結果、シャフ
ト74及び安全解除板64が矢印B方向へ移動し、慣性
質量体30が矢印B方向へ移動可能な状態となる。これ
により、加速度センサ10が作動可能な状態にセットさ
れる。
【0049】一方、車両の走行時等には、上記のように
慣性質量体30による車両急減速の検出を可能とする作
動可能状態に、安全解除板64が切替え板86により切
替えられているので、この慣性質量体30が車両急減速
を検出して慣性質量体30及びトリガレバー34の動作
を介して着火ピン22が作動する。
【0050】また、車両の廃棄時等には、図6(c)に
示すように、調整ボルト94をさらにねじ込むことによ
り、薄肉部92廻りに切替え板86の先端側が回動し
て、切替え板86の先端側が、作動可能状態から図3に
示すような着火ピン22を強制的に作動させる強制作動
状態にレリーズ板80及び安全解除板64の状態を切り
換える。尚、この際、図3に示すように、シャフト74
の段部がキャップ17の一部を下側に押し広げることに
なる。
【0051】つまり、安全解除板64が矢印B方向に移
動することにより、安全解除板64の凸部66が、慣性
質量体30に形成された長孔43の下端部に当接しつつ
安全解除板64と一体的に慣性質量体30を移動する。
そして、トリガレバー34のスライド保持部40が慣性
質量体30のスリット41内に嵌まり込むことにより、
着火ピン22の本体24からトリガレバー34の係合部
38が離間して着火ピン22の保持を解除する。
【0052】このため、着火ピン22がファイアリング
スプリング28の付勢力によって移動し、着火ピン22
の凸部26が透孔18から突出して雷管42に衝突し雷
管42が着火される。これにより、エンハンサが着火さ
れ、続いてガス発生剤が着火燃焼される。
【0053】以上より、安全解除板64の移動によっ
て、慣性質量体30が移動可能となっている状態の他
に、簡易な機構で強制的に慣性質量体30を移動させて
加速度センサ10を作動する状態を採り得るようになっ
たので、車両に取り付けたまま簡単な操作で強制作動す
ることが可能となった。この為、安全且つ簡易にエアバ
ッグ装置を廃棄できるようになった。
【0054】次に、本発明に係るセンサの強制作動構造
の第2実施例を加速度センサに適用したものを図7に示
し、この図に基づき本実施例を説明する。なお、第1実
施例に示された部材と同様の部材には同一の符号を付
し、重複した説明を省略する。
【0055】図7に示すように、本実施例の切替え板8
6には第1実施例のような凹部91及び薄肉部92は無
く、この替わりに壁部86Aの先端部寄りの部分がピン
96を介してブラケット82に回動可能に支持されてい
る。
【0056】従って、このピン96廻りに切替え板86
が回動し得ることになり、車両の廃棄時等には、図7
(a)に示す作動可能状態から調整ボルト94を図7
(b)に示すようにさらにねじ込むことにより、ピン9
6廻りに切替え板86が回動して、切替え板86の先端
側が、強制作動状態にレリーズ板80及び安全解除板6
4の状態を切り換えることができる。
【0057】この結果、第1実施例と同様に、車両に取
り付けたまま簡単な操作で強制作動することが可能とな
り、安全且つ簡易にエアバッグ装置を廃棄できるように
なった。
【0058】尚、上記実施例において、検出部材を機械
的に加速度を検出する加速度センサ10としたが、他の
形式の加速度センサとしてもよい。また、安全解除板6
4、シャフト74及びレリーズ板80で安全解除材を構
成するようにしたが、他の形式の安全装置を応用しても
よい。さらに、調整ボルト94のようなボルトを強制作
動部材としたが、ボルトに限らずピンのようなものを強
制作動部材とし、このピンを押し込むことにより、強制
作動状態にするようにしてもよい。
【0059】一方、上記実施例においてレリーズ板80
を引き出すような構造としたが、この逆にレリーズ板8
0を押し込んで強制作動させるような構造としてもよ
い。
【0060】また、本発明は、上記各実施例に限定され
るものではなく、種々変更可能である。例えば、上記各
実施例では、乗員保護装置がエアバッグ装置とされてい
るが、これに限定されるものではなく、ウエビング巻取
り装置にあって、車両急減速時にウエビングを乗員に対
して緊密に装着させるためにプリローダを起動するもの
にも、勿論適用可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明に係るセンサの強制作動構造によ
れば、車両に取り付けたまま簡単な操作で安全且つ簡易
にエアバッグ装置を廃棄できるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセンサの強制作動構造の第1実施
例を加速度センサに適用したものの断面図であって、慣
性質量体の移動が防止されている状態を示す図である。
【図2】本発明に係るセンサの強制作動構造の第1実施
例を加速度センサに適用したものの断面図であって、作
動可能状態を示す図である。
【図3】本発明に係るセンサの強制作動構造の第1実施
例を加速度センサに適用したものの断面図であって、強
制作動状態を示す図である。
【図4】本発明に係るセンサの強制作動構造の第1実施
例を適用した加速度センサの分解斜視図である。
【図5】本発明に係るセンサの強制作動構造の第1実施
例に適用される切替え板の斜視図である。
【図6】第1実施例に係る加速度センサのレリーズ板の
移動機構を示す側面図であって、(a)は図1に対応す
る図であり、(b)は図2に対応する図であり、(c)
は図3に対応する図である。
【図7】第2実施例に係る加速度センサのレリーズ板の
移動機構を示す側面図であって、(a)は図2に対応す
る図であり、(b)は図3に対応する図である。
【図8】従来のエアバッグ装置の廃棄を示す図である。
【符号の説明】
10 加速度センサ 22 着火ピン(検出部材) 30 慣性質量体(検出部材) 34 トリガレバー(検出部材) 64 安全解除板(安全解除材) 74 シャフト(安全解除材) 80 レリーズ板(安全解除材) 86 切替え板(切替え部材) 94 調整ボルト(強制作動部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両急減速を検出して作動する検出部材
    と、 前記検出部材に接続されて前記検出部材の作動を防止す
    ると共に、前記検出部材による検出を可能とする作動可
    能状態と前記検出部材を強制的に作動させる強制作動状
    態とを採り得る安全解除材と、 回動可能に支持され且つ、回動して作動可能状態と強制
    作動状態との間で前記安全解除材の状態を切り換え得る
    切替え部材と、 前記切替え部材を回動して作動可能状態から強制作動状
    態にする強制作動部材と、 を有することを特徴とするセンサの強制作動構造。
  2. 【請求項2】 前記切替え部材が凹部を有し、この凹部
    に対応する前記切替え部材の部分が薄肉状の薄肉部とさ
    れ、前記強制作動部材が前記切替え部材を押して、前記
    切替え部材の先端側をこの薄肉部廻りに回動させて強制
    作動状態にすることを特徴とする請求項1記載のセンサ
    の強制作動構造。
  3. 【請求項3】 前記切替え部材がピンに回動可能に支持
    され、前記強制作動部材が前記切替え部材を押して、前
    記切替え部材をこのピン廻りに回動させて強制作動状態
    にすることを特徴とする請求項1記載のセンサの強制作
    動構造。
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