JPH07304327A - 電気自動車用空調装置 - Google Patents

電気自動車用空調装置

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JPH07304327A
JPH07304327A JP9621194A JP9621194A JPH07304327A JP H07304327 A JPH07304327 A JP H07304327A JP 9621194 A JP9621194 A JP 9621194A JP 9621194 A JP9621194 A JP 9621194A JP H07304327 A JPH07304327 A JP H07304327A
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JP
Japan
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wire
shield
electric
electric compressor
compressor drive
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JP9621194A
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Naomi Goto
尚美 後藤
誠 ▲よし▼田
Makoto Yoshida
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、安全に配慮した、電動コンプレッ
サー駆動装置に原因する電磁波妨害を除去できる電気自
動車用空調装置の提供を目的とする。 【構成】 バッテリーからの電力供給線、電動コンプレ
ッサー駆動線に電磁波遮蔽能力のあるシールド線を用
い、当該シールド線の芯線側を電力供給線、電動コンプ
レッサー駆動線とし、当該シールド線のシールド側を、
交流的に接続する手段を用いて、電力供給線・電動コン
プレッサー駆動線からの電磁波を遮蔽するために、電動
コンプレッサー駆動装置などの機器にアース接地する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波、漏洩電流を抑
制して、バッテリーからの電力で電動コンプレッサーを
駆動する電動コンプレッサー駆動装置を備えた電気自動
車用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車用空調装置において、空調用
の電動コンプレッサーを駆動する電動コンプレッサー駆
動装置は、例えば電動コンプレッサーのモーターが三相
誘導モーターで、電動コンプレッサー駆動装置がインバ
ーターである場合、図5従来の電動コンプレッサー駆動
装置接続図に示すごとく、電動コンプレッサー駆動装置
3とバッテリー1とは+、−の2本の電源電線8で、電
動コンプレッサー4とはU相、V相、W相の3本の電線
9で接続されている。
【0003】電気自動車用空調装置における電動コンプ
レッサー駆動装置は、バッテリーから供給される電力は
直流電圧であるので、これを電動コンプレッサーのモー
ターを作動させられるように、交流に変換している。
【0004】この変換においては、直流電圧をスイッチ
ングさせ疑似交流波形をつくっている。よって、図6電
動コンプレッサー駆動装置の電圧・電流図に示すごと
く、電流入力、出力電圧は矩形波になっている。
【0005】そして、電流は10Aオーダー、電圧は1
00Vオーダーと大きいので、これにより、2本の電源
電線、3本のモーター電線からは強力な電磁波が出てい
る。よって、電気自動車に搭載されているラジオなどに
電磁波妨害を与える問題が発生している。
【0006】この他、電磁波妨害の原因として、電動コ
ンプレッサー駆動装置内の電流・電圧挙動(スイッチン
グ電源装置など)があるが、結果として上記電線から電
磁波を放射することは同じである。
【0007】また、モーターは三相誘導モーターに限ら
ずブラシレスDCモーターにおいても、直流電圧をスイ
ッチングさせ疑似交流波形をつくる点では同じである。
【0008】そのため、上記電線をシールド線とし、そ
のシールド側を電動コンプレッサー駆動装置などの機器
にアース接地して、電磁波放射を阻止することが考えら
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気自
動車においては、図7電気自動車の電源系統図に示すご
とく、電源としてのバッテリーは2系統設けられてお
り、一つは従来の車載電装品用電源としての12Vバッ
テリー,もう一つは走行用モーターの電源としての10
0Vオーダーのバッテリーである(空調装置における電
動コンプレッサー駆動装置は、後者のバッテリーから電
力を供給される。)。
【0010】そして、車載電装品用電源(12Vバッテ
リー)のマイナス側は、車体に接地されている。一方、
走行用電源の点検などにおいて、作業者が車体に触れつ
つ、走行用電源(100Vオーダーのバッテリー)のタ
ーミナル等に触れると感電してしまう。よって、感電防
止のため走行用電源(100Vオーダーのバッテリー)
のマイナス側は、車体に接地されず、車載電装品用電源
と走行用電源とは分離されている。
【0011】よって、上記電線をシールド線とし、その
シールド側を電動コンプレッサー駆動装置などの機器に
アース接地することは、そのシールド線・コネクタの破
損、水、ごみ侵入などにより、シールド線の芯線側とシ
ールド側とが電気的につながり、もって、走行用電源
(100Vオーダーのバッテリー)が車体に接地される
可能性がある。また、シールド線はその芯線側とシール
ド側との間には浮遊静電容量があるため、その芯線側は
交流的には車体に接地されることになる。もって、電動
コンプレッサー駆動装置を停止させることを忘れて、作
動させたまま上記の作業をする時にも感電の危険性があ
る。
【0012】以上により、シールド線の使用に当たって
は、更なる安全上の配慮が必要となる。
【0013】従って、本発明は、安全に配慮しつつ、電
動コンプレッサー駆動装置に原因する電磁波妨害を除去
できる電気自動車用空調装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の手段と
して上記課題を解決するために、バッテリーからの電力
供給線、電動コンプレッサー駆動線に電磁波遮蔽能力の
あるシールド線を用い、当該シールド線の芯線側を電力
供給線、電動コンプレッサー駆動線とし、当該シールド
線のシールド側を、交流的に接続する手段を用いて、電
力供給線・電動コンプレッサー駆動線からの電磁波を遮
蔽するために、電動コンプレッサー駆動装置などの機器
にアース接地する。
【0015】本発明は、第2の手段として上記課題を解
決するために、第1の手段において、交流的に接続する
手段は、シールド線の芯線側・シールド側間に流れる漏
洩電流を感電に至らない所定値に制限し、電磁波を誘起
させる電流は通過させるハイパスフィルター、もしくは
バンドパスフィルターとする。
【0016】本発明は、第3の手段として上記課題を解
決するために、第2の手段において、ハイパスフィルタ
ー、もしくはバンドパスフィルターを構成するコンデン
サには直流充電電流を放電させる放電用の抵抗が並列接
続され、その抵抗値はシールド線の芯線側・シールド側
間に流れる漏洩電流を感電に至らない所定値に制限でき
る値とする。
【0017】
【作用】本発明の第1の手段によれば、シールド線のシ
ールド側を、交流的に接続する手段を用いてアース接地
する。
【0018】よって、仮に、シールド線・コネクタの破
損、水・ごみ侵入などにより、シールド線の芯線側とシ
ールド側とが電気的につながったとしても、シールド側
は直接(直流的)には接続されていないので、走行用電
源の点検などにおいて、作業者が車体に触れつつ、走行
用電源(100Vオーダーのバッテリー)のターミナル
等に触れたとしても、感電することはない。
【0019】一方、交流的には接地されているので、高
周波電流は流すことができ、電磁波放射を阻止すること
が可能となる。
【0020】従って、安全に配慮しつつ、電動コンプレ
ッサー駆動装置に原因する電磁波妨害を除去できる。
【0021】本発明の第2の手段によれば、交流的に接
続する手段は、シールド線の芯線側・シールド側間に流
れる漏洩電流を感電に至らない所定値に制限し、電磁波
を誘起させる電流は通過させるハイパスフィルター、も
しくはバンドパスフィルターとする。
【0022】そのため、芯線側とシールド側との間の浮
遊静電容量により、その芯線側は交流的にはシールド側
に接続されているが、アース接地するのに漏洩電流を感
電に至らない所定値に制限するハイパスフィルター、も
しくはバンドパスフィルターを用いているので、電動コ
ンプレッサー駆動装置を作動させたままの作業でも感電
の可能性はない。
【0023】一方、電磁波を誘起させる電流は通過させ
るハイパスフィルター、もしくはバンドパスフィルター
としているので、高周波電流は流すことができ、電磁波
放射を阻止することが可能となる。
【0024】従って、電動コンプレッサー駆動装置を作
動させたままでの作業安全にも配慮しつつ、電動コンプ
レッサー駆動装置に原因する電磁波妨害を除去できる。
【0025】本発明の第3の手段によれば、交流的に接
続する手段、ハイパスフィルター、もしくはバンドパス
フィルターには当該フィルターを構成するコンデンサの
直流充電電流を放電させる放電用の抵抗が並列接続さ
れ、その抵抗値はシールド線の芯線側・シールド側間に
流れる漏洩電流を感電に至らない所定値に制限できる値
とする。よって、交流的に接続する手段、ハイパスフィ
ルター、もしくはバンドパスフィルターを構成するコン
デンサが、パルス電圧などの要因で万一、充電される
と、放電経路がないので充電されたままとなり、修理作
業時など触れると感電するが、放電用の抵抗が並列接続
されているので、直流電圧は放電してしまい安全であ
る。また、その抵抗値はシールド線の芯線側・シールド
側間に流れる漏洩電流を感電に至らない所定値に制限で
きる値であるので、電動コンプレッサー駆動装置を作動
させたままの作業でも感電の可能性はない。
【0026】従って、修理作業時及び電動コンプレッサ
ー駆動装置を作動させたままでの作業安全にも配慮しつ
つ、電動コンプレッサー駆動装置に原因する電磁波妨害
を除去できる。
【0027】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0028】図1に本発明の第1の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置接続図を示す。図5従来の電動コ
ンプレッサー駆動装置接続図との相違点は、電源電線
2、モーター電線5がシールド線となり、これら各シー
ルド線のシールド側は、車体アース7に接地された電動
コンプレッサー駆動装置3の金属ケースにコンデンサ6
を介して接続されている点である。
【0029】ここで、回路の作動について説明する。コ
ンデンサ6の値は0.47μFとする。コンデンサ6に
より、電源電線2の芯線側と車体アース7とは直流的に
は絶縁されている。よって、仮にシールド線の芯線側と
シールド側とが電気的につながったとしても、シールド
側は直流的には絶縁されているので、走行用電源の点検
などにおいて、作業者が車体に触れつつ、走行用電源
(100Vオーダーのバッテリー)のターミナル等に触
れたとしても、感電することはない。
【0030】電源電線2、モーター電線5の芯線側に高
周波電流が流れ周波数1MHzの電磁波が発生したとす
る。この時、コンデンサ6のインピーダンスは0.3Ω
と小さい(1/6.28×1M×0.47μにより)の
で、シールド側は高周波的には車体アース7に接地され
たのに等しい。よって、シールド線のシールド効果が発
揮され電磁波放射を阻止することが可能となる。
【0031】従って、安全に配慮しつつ、電動コンプレ
ッサー駆動装置に原因する電磁波妨害を除去できる。
【0032】図2に本発明の第2の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置接続図を示す。図5従来の電動コ
ンプレッサー駆動装置接続図との相違点は、電源電線
2、モーター電線5がシールド線となり、これら各シー
ルド線のシールド側は、車体アース7に接地された電動
コンプレッサー駆動装置3の金属ケースにコイル10と
コンデンサ11及び抵抗12の直列回路を介して接続さ
れている点である。
【0033】ここで、回路の作動について説明する。コ
イル10のインダクタンスは0.16mH、コンデンサ
11の値は0.16nFとして、周波数1MHzの共振
回路(1/6.28×〔0.16m×0.16
n〕1/2)とし、1MHz前後の電磁波放射を阻止する
目的で、1MHz前後のバンドパスフィルターを構成し
ている。上記第1の実施例と同様に、コンデンサ11に
より、電源電線2の芯線側と車体アース7とは直流的に
は絶縁されている。よって、仮にシールド線の芯線側と
シールド側とが電気的につながったとしても、シールド
側は直流的には絶縁されているので、走行用電源の点検
などにおいて、作業者が車体に触れつつ、走行用電源
(100Vオーダーのバッテリー)のターミナル等に触
れたとしても、感電することはない。
【0034】次に、電動コンプレッサー駆動装置3を作
動させたままの作業について説明する。まず、電気用品
取締法における「商用周波数以上の周波数において感電
の危険が生ずるおそれのない場合」を図4に示す。図4
に示す電流値を超えない場合をいう。電流値は周波数に
よって異なり、1KHz以下では1mA、30KHz以
上では20mAとなっている。
【0035】上記バンドパスフィルターのコイル10と
コンデンサ11の1KHzでのインピーダンスは33K
Ωであり、 (|6.28×1k×0.16m+1/[ 6.28×
1k×0.16n]|)、30KHzでのインピーダン
スは1000KΩであるので、 (|6.28×30k×0.16m+1/[6.28×
30k×0.16n]|)仮に300Vの電圧の場合、
それぞれ9mA、0.3mAであり図4に示す電流値を
超えない。
【0036】また、1MHzでのインピーダンスは0K
Ωであるが、1MHzは高次の高調波であるので電圧値
は小さくなる。よって、抵抗12を適当に選定して20
mA以下となるようにすれば良い。
【0037】よって、電磁波を誘起させる、1MHzの
高周波電流は流すことができ、電磁波放射を阻止するこ
とが可能となる。
【0038】従って、電動コンプレッサー駆動装置を作
動させたままでの作業安全にも配慮しつつ、電動コンプ
レッサー駆動装置に原因する電磁波妨害を除去できる。
【0039】図3に本発明の第3の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置接続図を示す。図5従来の電動コ
ンプレッサー駆動装置接続図との相違点は、電源電線
2、モーター電線5がシールド線となり、これら各シー
ルド線のシールド側は、車体アース7に接地された電動
コンプレッサー駆動装置3の金属ケースにコンデンサ6
及び抵抗13の並列回路を介して接続されている点であ
る。
【0040】ここで、回路の作動について説明する。コ
ンデンサ6の値は0.47μFとする。抵抗13の値は
1000KΩとする。コンデンサ6により、電源電線2
の芯線側と車体アース7とは直流的には絶縁されている
ので感電することがないのは以上と同じである。抵抗1
3による電流は、仮に300Vの電圧の場合、0.3m
Aであり図4に示す電流値を超えないので安全である。
【0041】コンデンサ6がパルス電圧などの要因で万
一充電された場合、抵抗13で放電されるが、この時定
数は470mSとなり、作業にとりかかるまでの時間よ
り充分に短く、放電仕切ってしまう。
【0042】従って、修理作業時及び電動コンプレッサ
ー駆動装置を作動させたままでの作業安全にも配慮しつ
つ、電動コンプレッサー駆動装置に原因する電磁波妨害
を除去できる。
【0043】尚、上記実施例に限らず本発明の主旨を満
たす範囲で種々の方法が可能である。また、交流的に接
続する手段、ハイパスフィルター、バンドパスフィルタ
ーはプリント基板上に配置することで構造を簡単にでき
る。
【0044】
【発明の効果】請求項1においては、シールド線のシー
ルド側を、交流的に接続する手段を用いてアース接地す
ることにより、シールド線の芯線側とシールド側とが電
気的につながったとしても、シールド側は直接(直流
的)には接続されていないので、走行用電源の点検など
において、感電することはない。
【0045】一方、交流的には接地されているので、高
周波電流は流すことができ、電磁波放射を阻止すること
が可能となる。
【0046】従って、安全に配慮しつつ、電動コンプレ
ッサー駆動装置に原因する電磁波妨害を除去できる。
【0047】請求項2においては、交流的に接続する手
段は、シールド線の芯線側・シールド側間に流れる漏洩
電流を感電に至らない所定値に制限し、電磁波を誘起さ
せる電流は通過させるハイパスフィルター、もしくはバ
ンドパスフィルターとすることにより、電動コンプレッ
サー駆動装置を作動させたままの作業でも感電の可能性
はない。一方、電磁波を誘起させる電流は通過させるの
で、高周波電流は流すことができ、電磁波放射を阻止す
ることが可能となる。
【0048】従って、電動コンプレッサー駆動装置を作
動させたままでの作業安全にも配慮しつつ、電動コンプ
レッサー駆動装置に原因する電磁波妨害を除去できる。
【0049】請求項3においては、交流的に接続する手
段、ハイパスフィルター、もしくはバンドパスフィルタ
ーには当該フィルターを構成するコンデンサの直流充電
電流を放電させる放電用の抵抗が並列接続され、その抵
抗値はシールド線の芯線側・シールド側間に流れる漏洩
電流を感電に至らない所定値に制限できる値とするの
で、パルス電圧などの要因で万一充電されていても、直
流電圧は放電してしまい安全である。また、その抵抗値
は感電に至らない所定値であるので、電動コンプレッサ
ー駆動装置を作動させたままの作業でも感電の可能性は
ない。
【0050】従って、修理作業時及び電動コンプレッサ
ー駆動装置を作動させたままでの作業安全にも配慮しつ
つ、電動コンプレッサー駆動装置に原因する電磁波妨害
を除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置接続図
【図2】本発明の第2の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置接続図
【図3】本発明の第3の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置接続図
【図4】商用周波数以上の周波数において感電の危険が
生ずるおそれのない場合を示す図
【図5】従来の電動コンプレッサー駆動装置接続図
【図6】電動コンプレッサー駆動装置の電圧・電流図
【図7】電気自動車の電源系統図
【符号の説明】
1 走行用電源(バッテリー) 2 電源電線 3 電動コンプレッサー駆動装置 4 電動コンプレッサー 5 モーター電線 6 コンデンサ 7 車体アース 8 電源電線 9 U相、V相、W相の電線 10 コイル 11 コンデンサー 12 抵抗 13 抵抗 14 車載電装品用電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリーから電力を供給され、空調用の
    電動コンプレッサーを駆動する電動コンプレッサー駆動
    装置を備え、バッテリーからの電力供給線、電動コンプ
    レッサー駆動線に電磁波遮蔽能力のあるシールド線を用
    い、前記シールド線の芯線側を電力供給線、電動コンプ
    レッサー駆動線とし、前記シールド線のシールド側を、
    交流的に接続する手段を用いて、前記電力供給線・電動
    コンプレッサー駆動線からの電磁波を遮蔽するために、
    前記電動コンプレッサー駆動装置を含む機器にアース接
    地したことを特徴とする電気自動車用空調装置。
  2. 【請求項2】交流的に接続する手段は、シールド線の芯
    線側・シールド側間に流れる漏洩電流を感電に至らない
    所定値に制限し、電磁波を誘起させる電流は通過させる
    ハイパスフィルター、もしくはバンドパスフィルターで
    あることを特徴とする請求項1記載の電気自動車用空調
    装置。
  3. 【請求項3】ハイパスフィルター、もしくはバンドパス
    フィルターを構成するコンデンサには直流充電電流を放
    電させる放電用の抵抗が並列接続され、その抵抗値はシ
    ールド線の芯線側・シールド側間に流れる漏洩電流を感
    電に至らない所定値に制限できる値であることを特徴と
    する請求項2記載の電気自動車用空調装置。
JP9621194A 1994-05-10 1994-05-10 電気自動車用空調装置 Pending JPH07304327A (ja)

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