JPH07303807A - 弁部材内蔵型ストレ―ナ - Google Patents
弁部材内蔵型ストレ―ナInfo
- Publication number
- JPH07303807A JPH07303807A JP6124336A JP12433694A JPH07303807A JP H07303807 A JPH07303807 A JP H07303807A JP 6124336 A JP6124336 A JP 6124336A JP 12433694 A JP12433694 A JP 12433694A JP H07303807 A JPH07303807 A JP H07303807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- strainer
- valvular
- valve member
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 弁部材とストレ―ナを一体化して部品点数及
び配管スペ―スを削減できる弁部材内蔵型ストレ―ナを
提供する。 【構成】 ストレ―ナ1は流入路3と、流入路と同軸方
向の流出路4と、流入路と流出路の軸から傾斜したブロ
―通路5を有し、流入路とブロ―通路の間にブロ―通路
の軸方向に筒型スクリ―ン6を設けたものである。この
ストレ―ナの流出路に流通孔7を有する球形の第1弁部
材8を配置する。第1弁部材に弁軸9を嵌合し、ハンド
ル10によって弁軸を介して第1弁部材を外部から回動
自在とする。ブロ―通路に流通孔12を有する球形の第
2弁部材13を配置する。第2弁部材に弁軸14を嵌合
し、ハンドル15によって弁軸を介して第2弁部材を外
部から回動自在とする。
び配管スペ―スを削減できる弁部材内蔵型ストレ―ナを
提供する。 【構成】 ストレ―ナ1は流入路3と、流入路と同軸方
向の流出路4と、流入路と流出路の軸から傾斜したブロ
―通路5を有し、流入路とブロ―通路の間にブロ―通路
の軸方向に筒型スクリ―ン6を設けたものである。この
ストレ―ナの流出路に流通孔7を有する球形の第1弁部
材8を配置する。第1弁部材に弁軸9を嵌合し、ハンド
ル10によって弁軸を介して第1弁部材を外部から回動
自在とする。ブロ―通路に流通孔12を有する球形の第
2弁部材13を配置する。第2弁部材に弁軸14を嵌合
し、ハンドル15によって弁軸を介して第2弁部材を外
部から回動自在とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体中に含まれるゴミ
等の異物を取除くストレ―ナに関し、特にトラップ配管
等のトラップや開閉弁等を組合せた配管系統に好適な開
閉弁一体型ストレ―ナに関する。
等の異物を取除くストレ―ナに関し、特にトラップ配管
等のトラップや開閉弁等を組合せた配管系統に好適な開
閉弁一体型ストレ―ナに関する。
【0002】例えば、トラップは蒸気、圧縮空気、加圧
ガス系から蒸気、空気、ガスを逃がさずに復水だけを排
出するものであるが、このトラップは配管の末端に取り
付けられるので、スケ―ルや鉄管の錆びた破片等のゴミ
が流入しやすい。ゴミが流入すると、弁と弁座の間や内
部部品の間にゴミが挟まって正常な動作が阻害され、蒸
気、空気、ガスが漏れる問題がある。
ガス系から蒸気、空気、ガスを逃がさずに復水だけを排
出するものであるが、このトラップは配管の末端に取り
付けられるので、スケ―ルや鉄管の錆びた破片等のゴミ
が流入しやすい。ゴミが流入すると、弁と弁座の間や内
部部品の間にゴミが挟まって正常な動作が阻害され、蒸
気、空気、ガスが漏れる問題がある。
【0003】
【従来の技術】そこで、従来は図2に示すように、トラ
ップ51の上流側にストレ―ナ52を配置し、トラップ
51とストレ―ナ52の間に開閉弁53を配置すると共
に、ストレ―ナ52のブロ―通路54の下流側にブロ―
弁55を配置していた。尚、参照番号56は導入通路、
57は導出通路であり、58はストレ―ナ52の流入
路、59は流出路、60は筒型のスクリ―ン(破線で示
す)である。
ップ51の上流側にストレ―ナ52を配置し、トラップ
51とストレ―ナ52の間に開閉弁53を配置すると共
に、ストレ―ナ52のブロ―通路54の下流側にブロ―
弁55を配置していた。尚、参照番号56は導入通路、
57は導出通路であり、58はストレ―ナ52の流入
路、59は流出路、60は筒型のスクリ―ン(破線で示
す)である。
【0004】この配管系統は導入通路56を流れてくる
ゴミをストレ―ナ52で補足し、トラップ51内に流入
しないようにしたものである。平常時はブロ―弁55を
閉じて復水をトラップ51で自動的に排出し、送気始め
等の多量の復水を急速に排出させる場合やスクリ―ン6
0で補足したゴミを排除する場合にブロ―弁55を開け
る。またトラップ51の保守時は開閉弁53を閉じる。
ゴミをストレ―ナ52で補足し、トラップ51内に流入
しないようにしたものである。平常時はブロ―弁55を
閉じて復水をトラップ51で自動的に排出し、送気始め
等の多量の復水を急速に排出させる場合やスクリ―ン6
0で補足したゴミを排除する場合にブロ―弁55を開け
る。またトラップ51の保守時は開閉弁53を閉じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のものでは、スト
レ―ナ52と開閉弁53とブロ―弁55の三つの独立し
た物品が必要であり、配管施工に手間が掛かると共に、
配管スペ―スが大きなものとなる問題点があった。
レ―ナ52と開閉弁53とブロ―弁55の三つの独立し
た物品が必要であり、配管施工に手間が掛かると共に、
配管スペ―スが大きなものとなる問題点があった。
【0006】本発明は、従来技術の上記した問題点に注
目し、弁とストレ―ナを一体化して部品点数及び配管ス
ペ―スを削減できる弁部材内蔵型ストレ―ナを提供する
ことを目的とする。
目し、弁とストレ―ナを一体化して部品点数及び配管ス
ペ―スを削減できる弁部材内蔵型ストレ―ナを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための技術的手段】本発明の特徴は、
流入路と、流入路と同軸の流出路と、流入路と流出路の
軸から傾斜したブロ―通路を有し、流入路とブロ―通路
の間にスクリ―ンを設けたストレ―ナにおいて、上記ス
トレ―ナの流出路に流路を連通遮断する第1の弁部材を
回動自在に配置すると共に、ブロ―通路に流路を連通遮
断する第2の弁部材を回動自在に配置した弁部材内蔵型
ストレ―ナにある。
流入路と、流入路と同軸の流出路と、流入路と流出路の
軸から傾斜したブロ―通路を有し、流入路とブロ―通路
の間にスクリ―ンを設けたストレ―ナにおいて、上記ス
トレ―ナの流出路に流路を連通遮断する第1の弁部材を
回動自在に配置すると共に、ブロ―通路に流路を連通遮
断する第2の弁部材を回動自在に配置した弁部材内蔵型
ストレ―ナにある。
【0008】
【作用】上記技術的手段による本発明は、平常時はブロ
―通路に配置した第2の弁部材を閉位置にし、流出路に
配置した第1の弁部材を開位置にして使用する。流体が
ストレ―ナの上流から下流に流れ、スクリ―ンを通過す
るときにゴミが補足される。この位置から第2の弁部材
を開位置に回動すれば、流体やスクリ―ンで補足したゴ
ミをブロ―できる。また第1の弁部材を閉位置に回動す
れば、流出路が閉止される。このように、ストレ―ナの
流出路に流路を連通遮断する第1の弁部材を回動自在に
配置すると共に、ブロ―通路に流路を連通遮断する第2
の弁部材を回動自在に配置したことにより、一つの物品
で弁とストレ―ナの機能を果すことができる。従って、
本発明の弁部材内蔵型ストレ―ナを用いることにより、
部品点数及び配管スペ―スを削減可能となる。
―通路に配置した第2の弁部材を閉位置にし、流出路に
配置した第1の弁部材を開位置にして使用する。流体が
ストレ―ナの上流から下流に流れ、スクリ―ンを通過す
るときにゴミが補足される。この位置から第2の弁部材
を開位置に回動すれば、流体やスクリ―ンで補足したゴ
ミをブロ―できる。また第1の弁部材を閉位置に回動す
れば、流出路が閉止される。このように、ストレ―ナの
流出路に流路を連通遮断する第1の弁部材を回動自在に
配置すると共に、ブロ―通路に流路を連通遮断する第2
の弁部材を回動自在に配置したことにより、一つの物品
で弁とストレ―ナの機能を果すことができる。従って、
本発明の弁部材内蔵型ストレ―ナを用いることにより、
部品点数及び配管スペ―スを削減可能となる。
【0009】
【実施例】以下さらに本発明の具体的実施例について説
明する。図1は本発明の具体的実施例の弁部材内蔵型ス
トレ―ナの断面図である。
明する。図1は本発明の具体的実施例の弁部材内蔵型ス
トレ―ナの断面図である。
【0010】図1において、ストレ―ナ1は、いわゆる
Y型ストレ―ナと呼ばれるものであり、ケ―シング2に
流入路3と、流入路3と同軸方向の流出路4と、流入路
3と流出路4の軸から傾斜したブロ―通路5を形成し、
流入路3とブロ―通路5の間にブロ―通路5の軸方向に
筒型スクリ―ン6を配置したものである。
Y型ストレ―ナと呼ばれるものであり、ケ―シング2に
流入路3と、流入路3と同軸方向の流出路4と、流入路
3と流出路4の軸から傾斜したブロ―通路5を形成し、
流入路3とブロ―通路5の間にブロ―通路5の軸方向に
筒型スクリ―ン6を配置したものである。
【0011】流出路4に流通孔7を有する球形の第1弁
部材8を配置する。弁部材8に弁軸9を嵌合し、ハンド
ル10等によって弁軸9を介して弁部材8を外部から回
動自在とする。弁部材8の周囲にはリング状の弁座環1
1を配置して弁部材8周囲の気密を維持する。
部材8を配置する。弁部材8に弁軸9を嵌合し、ハンド
ル10等によって弁軸9を介して弁部材8を外部から回
動自在とする。弁部材8の周囲にはリング状の弁座環1
1を配置して弁部材8周囲の気密を維持する。
【0012】ブロ―通路5に流通孔12を有する球形の
第2弁部材13を配置する。弁部材13に弁軸14を嵌
合し、ハンドル15等によって弁軸14を介して弁部材
13を外部から回動自在とする。弁部材13の周囲には
リング状の弁座環16を配置して弁部材13周囲の気密
を維持する。
第2弁部材13を配置する。弁部材13に弁軸14を嵌
合し、ハンドル15等によって弁軸14を介して弁部材
13を外部から回動自在とする。弁部材13の周囲には
リング状の弁座環16を配置して弁部材13周囲の気密
を維持する。
【0013】次に本実施例の弁部材内蔵型ストレ―ナの
作用について説明する。図示のものは第1弁部材8が流
出路4を閉止した閉位置であり、第2弁部材13もブロ
―通路5を閉止した閉位置である。図示位置から第1弁
部材8のハンドル10を操作して弁軸8をその軸を中心
に90度回転させることにより、弁部材8は流通孔7が
流出路4と同じ向きになって開位置となる。流入路3の
流体が流出路4に流れ、スクリ―ン5を通過するときに
ゴミが補足される。また第2弁部材13のハンドル15
を操作して弁軸14をその軸を中心に90度回転させる
ことにより、弁部材13は流通孔12がブロ―通路5と
同じ向きになって開位置となる。流入路3の流体やスク
リ―ン6で補足されたゴミがブロ―される。
作用について説明する。図示のものは第1弁部材8が流
出路4を閉止した閉位置であり、第2弁部材13もブロ
―通路5を閉止した閉位置である。図示位置から第1弁
部材8のハンドル10を操作して弁軸8をその軸を中心
に90度回転させることにより、弁部材8は流通孔7が
流出路4と同じ向きになって開位置となる。流入路3の
流体が流出路4に流れ、スクリ―ン5を通過するときに
ゴミが補足される。また第2弁部材13のハンドル15
を操作して弁軸14をその軸を中心に90度回転させる
ことにより、弁部材13は流通孔12がブロ―通路5と
同じ向きになって開位置となる。流入路3の流体やスク
リ―ン6で補足されたゴミがブロ―される。
【0014】
【発明の効果】本発明の弁部材内蔵型ストレ―ナでは、
ストレ―ナの流出路及びブロ―通路に夫々弁部材を配置
したことにより、夫々の弁部材の弁箱が不要となる。従
って、部品点数を削減できる。また、ストレ―ナと弁部
材を結合する配管部材も不要となるので、小型にでき
る。
ストレ―ナの流出路及びブロ―通路に夫々弁部材を配置
したことにより、夫々の弁部材の弁箱が不要となる。従
って、部品点数を削減できる。また、ストレ―ナと弁部
材を結合する配管部材も不要となるので、小型にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的実施例の弁部材内蔵型ストレ―
ナの断面図
ナの断面図
【図2】本発明の弁部材内蔵型ストレ―ナを適用する配
管系統の従来例の構成図
管系統の従来例の構成図
1 ストレ―ナ 3 流入路 4 流出路 5 ブロ―通路 6 スクリ―ン 8 第1弁部材 13 第2弁部材
Claims (1)
- 【請求項1】 流入路と、流入路と同軸の流出路と、流
入路と流出路の軸から傾斜したブロ―通路を有し、流入
路とブロ―通路の間にスクリ―ンを設けたストレ―ナに
おいて、上記ストレ―ナの流出路に流路を連通遮断する
第1の弁部材を回動自在に配置すると共に、ブロ―通路
に流路を連通遮断する第2の弁部材を回動自在に配置し
たことを特徴とする弁部材内蔵型ストレ―ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6124336A JPH07303807A (ja) | 1994-05-14 | 1994-05-14 | 弁部材内蔵型ストレ―ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6124336A JPH07303807A (ja) | 1994-05-14 | 1994-05-14 | 弁部材内蔵型ストレ―ナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07303807A true JPH07303807A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14882828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6124336A Pending JPH07303807A (ja) | 1994-05-14 | 1994-05-14 | 弁部材内蔵型ストレ―ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07303807A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100244999B1 (ko) * | 1996-04-19 | 2000-02-15 | 박방선 | 스팀 트랩 장치 |
JP2016169860A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 株式会社ボイラエンジニアリング | ストレーナ清掃装置 |
-
1994
- 1994-05-14 JP JP6124336A patent/JPH07303807A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100244999B1 (ko) * | 1996-04-19 | 2000-02-15 | 박방선 | 스팀 트랩 장치 |
JP2016169860A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 株式会社ボイラエンジニアリング | ストレーナ清掃装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07303808A (ja) | 弁部材内蔵型ストレ―ナ | |
JPH07303807A (ja) | 弁部材内蔵型ストレ―ナ | |
JP7488680B2 (ja) | ボールバルブ、及びボールバルブユニット | |
JPH07303806A (ja) | 弁部材内蔵型ストレ―ナ | |
JP3341189B2 (ja) | 弁部材内蔵型ストレ―ナ | |
JP7018813B2 (ja) | ボール弁、ボール弁を含む飲料供給システム及びボール弁に接続された管路の洗浄方法 | |
CN206823332U (zh) | 一种可在线维护的t型过滤器 | |
JPH05502283A (ja) | 絞り弁 | |
KR200445623Y1 (ko) | 스트레이너 일체형 파이프 성형 볼밸브 | |
JP3107705B2 (ja) | バタフライ弁のダスト除去装置 | |
KR200192312Y1 (ko) | 필터를 구비하는 볼 밸브 | |
JP2532018B2 (ja) | 凝縮液トラップ | |
JPH01299370A (ja) | デジタル弁 | |
JP2004190851A (ja) | バタフライ弁 | |
JPH10169817A (ja) | 消火栓付き空気弁 | |
JP2821860B2 (ja) | スチームトラップ装置 | |
JP4082941B2 (ja) | 三方弁 | |
JPH08310656A (ja) | 軽質廃棄物の空気輸送管路用切り換え弁 | |
KR100572104B1 (ko) | 바스패스밸브를 부설한 필터 | |
JP2561949Y2 (ja) | ディスク式スチ―ムトラップ | |
JPS61269023A (ja) | ガスメータの取り替え工事方法 | |
JP2561948Y2 (ja) | ディスク式スチ―ムトラップ | |
GB2032582A (en) | Improvements relating to apparatus for handling bulk or fluent materials | |
JP2005230768A (ja) | ストレーナ装置 | |
JPH01245814A (ja) | ストレーナ |