JPH07302834A - ウエハトレイ - Google Patents

ウエハトレイ

Info

Publication number
JPH07302834A
JPH07302834A JP9458994A JP9458994A JPH07302834A JP H07302834 A JPH07302834 A JP H07302834A JP 9458994 A JP9458994 A JP 9458994A JP 9458994 A JP9458994 A JP 9458994A JP H07302834 A JPH07302834 A JP H07302834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
tray
spring member
lid
wafer tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9458994A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Kobayashi
一樹 小林
Eizo Koishi
栄三 小石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP9458994A priority Critical patent/JPH07302834A/ja
Publication of JPH07302834A publication Critical patent/JPH07302834A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】外部の振動等の外力からウエハを安定した状態
にて収納し、発塵を防止したウエハトレイを提供する。 【構成】ウエハ3を載置させる受け皿部14と、前記ウ
エハ3と当接し固定させるスプリング部材12と、前記
ウエハ3を載置した受け皿部4を覆う蓋部11とからな
るウエハトレイにおいて、前記蓋部11の内面中央に凹
部17と、前記スプリング部材12の中央に凸部16と
を設けるとともに、前記凸部16と前記凹部17とが嵌
合させるようにし、前記ウエハ3固定時において、上記
蓋部11と上記スプリング部材12とが一体化するよう
に構成したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ個別のパ
ッケージに係り、特に半導体ウエハのトレイに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウエハは、その表面を機械
的外傷から保護する必要のため、ウエハトレイに収納さ
れていた。さらに、前記ウエハトレイの輸送中におい
て、前記ウエハが、前記ウエハトレイ内にて半導体ウエ
ハが移動すると損傷するので、部材により固定されるよ
うになっている。
【0003】以下、図3、4を参照して従来の技術を説
明する。
【0004】図3は、従来技術のウエハトレイの分解
図、図4は、図3のウエハトレイにおけるウエハ収納状
態の略示断面図である。
【0005】図3、4において、1はウエハトレイの蓋
部、2はスプリング部材、3は半導体ウエハ、4はウエ
ハトレイの受け皿部、5は収納部である。
【0006】前記ウエハトレイは、蓋部1と、スプリン
グ部材2と、受け皿部4とからなる三個の独立した部材
で構成されている。前記蓋部1と前記受け皿部4の両部
材は円筒形状をなしている。
【0007】前記蓋部1は、浅底円筒であり、その一方
が蓋板、他方は開放されている。前記スプリング部材2
は、弾性材で形成され花弁状となつており、前記花弁端
は爪状を形成している。
【0008】前記受け皿部4は、その上面がウエハの載
置面であり、その底部がすり鉢型形状をなし補強用の斜
行部材が設けられている。
【0009】また、前記蓋部1と前記受け皿部4との両
部材は、それぞれ互いに密着接合するようになってお
り、前記接合部には溝部が両方に刻まれている。前記密
着接合時、回転することにより前記溝部が互いに締合し
あい、その内部に収納部5を形成するようになつてい
る。
【0010】半導体ウエハ3が収納部5に収納される場
合には、前記受け皿部4のすり鉢型形状の斜面の所定の
位置に半導体ウエハ3を設置し、前記半導体ウエハ3上
にスプリング部材2を載置し、蓋部1を前記受け皿部4
に密着接合させる。
【0011】このとき、蓋部1の蓋板の内面が前記スプ
リング部材2に当接し、前記スプリング部材2の弾力性
により半導体ウエハ3が固定されていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のウエハトレ
イでは、前記スプリング部材2の直径が、ウエハトレイ
の蓋部1の直径、受け皿部4の直径のいずれもより短
く、かつ、前記蓋部1と前記スプリング部材2とは一体
化させていない。このため、前記ウエハトレイに半導体
ウエハ3が収納されているとき、このウエハトレイに
上、下、左、右から外力、例えば振動が加わると、前記
ウエハトレイ中のウエハ3上を前記スプリング部材2が
移動し、当該ウエハ3は、その安定性を失うという問題
を有していた。また、上述のスプリング部材2が移動す
ることにより、このスプリング部材2の花弁端の爪と前
記ウエハ3とが擦過し合い、発塵の原因となるという問
題点があった。
【0013】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、外部の振動等の外力からウエ
ハを安定した状態にて収納し、発塵を防止したウエハト
レイを提供することをその目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために、ウエハを載置させる受け皿部と、該受け皿部
を覆う蓋部と、該蓋部と前記ウエハの間に設けられ該ウ
エハに対して下方への押圧力を付加するスプリング部材
とからなるウエハトレイにおいて、上記蓋部と上記スプ
リング部材とが一体化されていることを特徴とするもの
である。
【0015】前項記載のウエハトレイにおいて、上記蓋
部と上記スプリング部材との一体化構造は、前記蓋部の
内面中央に凹部と、前記スプリング部材の上部中央に凸
部とを設け、前記凸部と前記凹部とが嵌合するように構
成したことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】上記各技術的手段の働きは次のとおりである。
【0017】第一の発明の構成によれば、蓋部に凹部
と、スプリング部材に凸部とを設け、半導体ウエハを収
納部の受け皿部に載置した場合、前記凹部と前記凸部と
嵌合し、前記蓋部と前記スプリング部材とが一体化し
て、一つの部材として、受け皿部に載置された半導体ウ
エハを安定化して固定する。これにより、前記半導体ウ
エハに左、右、上、下の外力が加わったり、ウエハトレ
イに振動が付加されても、前記スプリング部材が移動せ
ず、前記スプリング部材と前記ウエハとの接触部からの
発塵を防止することができる。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1、2を参照して
説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例に係るウエハト
レイの分解図、図2は、図1のウエハトレイにおけるウ
エハ収納状態の略示断面図である。図中、図3、4と同
一符号は、同等部分であるので説明を省略し、新たな符
号のみ説明する。11は凹状溝部を具備した蓋部、12
は凸状物を具備したスプリング部材、16は凸状物、1
7は凹状溝部6である。前記凸状物16は、スプリング
部材2の上面中央部に設けられ、前記凹状溝部17は、
トレイ蓋部11の蓋板内面中央部に設けられている。
【0020】これらにより、本実施例のウエハトレイ
は、蓋部11と、スプリング部材12と、受け皿部4と
からなり、両部材とも円筒形状である。
【0021】前記蓋部11は、浅底円筒であり、その一
方が蓋板、他方は開放されており、前記蓋板内面中央部
には凹状溝部17(図示では方形)が設けられている。
【0022】前記スプリング部材12は、弾性材で形成
し花弁状となつており、花弁状端部は爪状となってお
り、その中央部には凸状物16(図示では方形)が設け
られている。
【0023】前記受け皿部4は、従来のウエハトレイと
同様、その上面をウエハの載置面とし、その底部がすり
鉢型形状をなし、補強用の斜行部材が設けられている。
【0024】また、従来技術と同様に、前記蓋部11と
前記受け皿部4との両部材は、それぞれ互いに密着接合
するようになっており、前記接合部には溝部が両方に刻
まれている。前記密着接合時、回転することにより前記
溝部が互いに締合しあい、その内部に収納部5を形成す
るようになつている。
【0025】以上のようにウエハトレイにおいては、半
導体ウエハ3が収納部5に収納される場合には、前記受
け皿部4のすり鉢型形状の斜面の所定の位置に半導体ウ
エハ3を設置し、前記半導体ウエハ3上にスプリング部
材12を載置する。
【0026】この場合、前記スプリング部材12は、凸
状物16が設けられてない面(図示では下側)を前記半
導体ウエハ3と接触させ、凸状物16が設けられている
面を反対側(図示では上側)とする。
【0027】次いで、前記蓋部11と前記受け皿部4に
密着接合させると、前記収納部5に半導体ウエハ3を収
納するとともに、前記凸状物16と前記凹状溝部17と
が嵌合し、前記半導体ウエハ3に前記スプリング部材1
2が当接し、前記スプリング部材12の弾力性により半
導体ウエハ3が固定されるともに、前記半導体ウエハ3
の面方向(図示では左右)からの外力に対しても安定し
た姿勢となる。
【0028】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、前記凸状物16の形状は制限がなく、半球状、
三角錐、四角錐等いずれでも差し支えなく、前記凹状溝
部17の形状も前記凸状物16に嵌合する形状とあれば
差し支えない。
【0029】また、上記実施例とは逆に蓋部11に凸部
を設け、スプリング部材12に凸部を設けるようにして
もよい。
【0030】さらに、上記実施例では、前記半導体ウエ
ハ3を固定するときに、前記蓋部11と前記スプリング
部材12とが凹凸部の嵌合により一体化するよう構成し
たが、両部材を固定し常に一体化するようにしても差し
支えない。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、外部の振動等の外力からウエハを安定した状態に
て収納し、発塵を防止したウエハトレイを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るウエハトレイの分解図
である。
【図2】図1のウエハトレイにおけるウエハ収納状態の
略示断面図である。
【図3】従来技術のウエハトレイの分解図である。
【図4】図3のウエハトレイにおけるウエハ収納状態の
略示断面図である。
【符号の説明】
1 ウエハトレイの蓋部 2 スプリング部材 3 半導体ウエハ 4 ウエハトレイの受け皿部 5 収納部 11 凹状溝部を具備した蓋部 12 凸状物を具備したスプリング部材 16 凸状物 17 凹状溝部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエハを載置させる受け皿部と、該受け皿
    部を覆う蓋部と、該蓋部と前記ウエハの間に設けられ該
    ウエハに対して下方への押圧力を付加するスプリング部
    材とからなるウエハトレイにおいて、上記蓋部と上記ス
    プリング部材とが一体化されていることを特徴とするウ
    エハトレイ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のウエハトレイにおいて、上
    記蓋部と上記スプリング部材との一体化構造は、前記蓋
    部の内面中央に凹部と、前記スプリング部材の上部中央
    に凸部とを設け、前記凸部と前記凹部とが嵌合するよう
    に構成したことを特徴とするウエハトレイ。
JP9458994A 1994-05-09 1994-05-09 ウエハトレイ Pending JPH07302834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9458994A JPH07302834A (ja) 1994-05-09 1994-05-09 ウエハトレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9458994A JPH07302834A (ja) 1994-05-09 1994-05-09 ウエハトレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07302834A true JPH07302834A (ja) 1995-11-14

Family

ID=14114471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9458994A Pending JPH07302834A (ja) 1994-05-09 1994-05-09 ウエハトレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07302834A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006056573A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Vantec Co Ltd ウェハー搬送容器
JP2006332278A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Miraial Kk 枚葉収納容器及びそれに用いる緩衝支持部材
EP1748481A1 (en) * 2004-05-19 2007-01-31 Nippon Mining & Metals Co., Ltd. Wafer storage container
JP2009043862A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Miraial Kk 枚葉式ウエハケース

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1748481A1 (en) * 2004-05-19 2007-01-31 Nippon Mining & Metals Co., Ltd. Wafer storage container
EP1748481A4 (en) * 2004-05-19 2010-11-03 Nippon Mining Co WAFER CONTAINER BEARING
JP2006056573A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Vantec Co Ltd ウェハー搬送容器
JP4624035B2 (ja) * 2004-08-20 2011-02-02 三甲株式会社 ウェハー搬送容器
JP2006332278A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Miraial Kk 枚葉収納容器及びそれに用いる緩衝支持部材
JP4644035B2 (ja) * 2005-05-25 2011-03-02 ミライアル株式会社 枚葉収納容器
JP2009043862A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Miraial Kk 枚葉式ウエハケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6648285B1 (en) Suction cup with hold/release mechanism
GB2275365A (en) Socket for IC carrier
JPH04297875A (ja) 構成部品取付配置
JPH07300184A (ja) 扁平な可撓性回路の包装容器
JPH07302834A (ja) ウエハトレイ
JP3623259B2 (ja) 圧縮コイルバネのサージング防止部材と防振装置
JPH11125309A (ja) 真空防振継手
US6041937A (en) Wafer cassette retainer in a wafer container
JPH08210439A (ja) サージング防止機構を備えた圧縮コイルバネ及びこの圧縮コイルバネを用いた防振装置
JP3623260B2 (ja) 防振装置
JPS6240435Y2 (ja)
JPH0864669A (ja) ウエハボックス
US6081066A (en) Piezo-electric resonator
JP2569316Y2 (ja) 電子機器筐体底部の支持脚取付け構造
JPH11195698A (ja) 板状部材収納容器
JP3141376U (ja) 緩衝支持構造
JPH0538548Y2 (ja)
JP2578687Y2 (ja) 梱包箱における緩衝構造
JPH0526061Y2 (ja)
JPS6326121Y2 (ja)
JPH084735Y2 (ja) 圧電振動部品
JP3013842B1 (ja) 半導体装置用トレイおよび半導体装置の保持方法
JPH0534110Y2 (ja)
JPH0716120Y2 (ja) 防振装置
JPH047084Y2 (ja)