JPH07302359A - 自動券売機の切符吐出装置 - Google Patents
自動券売機の切符吐出装置Info
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- JPH07302359A JPH07302359A JP11475694A JP11475694A JPH07302359A JP H07302359 A JPH07302359 A JP H07302359A JP 11475694 A JP11475694 A JP 11475694A JP 11475694 A JP11475694 A JP 11475694A JP H07302359 A JPH07302359 A JP H07302359A
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- Japan
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- tickets
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Abstract
おいて、購買者が一枚しか発券されていない、とする誤
認を防止すること。 【構成】 1枚毎に発行された切符を、ストッパ5によ
って一端を揃えて順次重ねて貯留し、指定された枚数の
切符を重ねたら、これら複数の切符をタッチローラ7b
によって搬送ベルト1に押さえつけるとともに、カム1
2の回動により最上部に位置する切符をスライドさせ
る。この結果、複数の切符は、順次ずれて重ねられるの
で、一見して、複数の切符であることを認識することが
できる。
Description
に発券する自動券売機に用いて好適な切符吐出装置に関
する。
複数人のグループが同一目的地に移動する際に各人がそ
れぞれ切符を購入しないで済むように、目的地(値段)
を指定する釦とは別に、購入枚数を指定する釦が設けら
れた自動券売機が知られている。後者の釦を利用するこ
とにより、指定した枚数だけ同種類の切符を1度で購入
することができるので、券売機前での混雑緩和が期待さ
れた。
に、切符を吐き出す切符吐出装置の構成について、図2
を参照して説明する。この図において、1は、ゴムベル
トからなる搬送ベルトであり、図示しない切符発券部に
よって1枚毎に発行された切符を、搬送経路に沿って搬
送する。具体的には、1枚毎に発行された切符を、図中
A方向から取り込んでガイド3,4に沿って矢印方向に
搬送するものである。2は、搬送ベルト1をローラ2a
を介して、図において反時計回りに駆動するステッピン
グモータである。
パであり、図のようにu方向に上昇したときガイド4に
接して、搬送ベルト1によって搬送される切符6を停止
させる。7は、ストッパ5と同じく支点Bを中心として
回動するタッチレバであり、スプリング7aによってス
トッパ5の回動と連動する。そして、ストッパ5がd方
向に下降したときに、タッチレバー7に取り付けられて
いるタッチローラ7bが、搬送ベルト1に押しつけられ
るようになっている。これらストッパ5およびタッチレ
バ7の回動は、ソレノイド8の駆動により行なわれ、オ
ンしたときに、ストッパ5およびタッチレバ7をd方向
に回動するようになっている。
搬送路は、ストッパ5から手前であって、切符の長手方
向の寸法の約3/4の箇所で若干下向きに屈曲し、ま
た、この屈曲部の手前には、搬送ベルト1と接する搬送
ローラ9が備えられる。
は、搬送ベルト1により搬送された切符を取り出すこと
になる。なお、この図におけるガイド3,4は、タッチ
ローラ7bや他のローラとは干渉しない構造となってい
る。
る。まず、最初の切符が切符発券部により発行される
と、ソレノイド8がオフしてストッパ5およびタッチレ
バ7をu方向に上昇させて、ストッパ5の上端がガイド
4に接触する。これにより、搬送ベルト1により搬送さ
れた切符は、ストッパ5によって搬送ベルト1上に一旦
貯留される。一般に、切符は、印字前ではロール状であ
り、必要な事項を印字した後に所定寸法にカットされる
ので、発券直後の切符6は、この図に示すように、上に
反った(ロール時の)巻き癖を保って貯留される。
行されると、この切符も、搬送ベルト1によって搬送さ
れる。この際、すでに貯留している切符は、巻き癖によ
り上に反っているのに対し、搬送される切符は、搬送ロ
ーラ9の圧接によって平坦にされる。このため、搬送さ
れる切符は、貯留している切符の下側に滑り込んで、ス
トッパ5により最初の切符と先端が揃えられる。以下、
同様な動作が繰り返されて、指定された枚数の切符が、
ストッパ5において先端が揃った状態で重ねられた状態
で貯留される。
と、次に、ステッピングモータ2の回転が停止する。そ
して、ソレノイド8がオンして、ストッパ5およびタッ
チレバ7をd方向に下降させるとともに、タッチローラ
7bが重ねられた切符を搬送ベルト1に圧接すると、再
び、ステッピングモータ2が回転して、重ねられた切符
を切符取出口10へと搬送する。そして、重ねられた切
符が切符取出口10から所定寸法Lだけ露見したなら
ば、ステッピングモータ2の回転が停止する。これによ
り、複数枚の切符は、切符取出口10から所定寸法Lだ
け露見した状態で保持されることになる。なお、切符取
出口10からの露見する所定寸法Lは、ソレノイド8が
オンした後に、ステッピングモータ2へ供給するパルス
数により定めることができる。
た従来装置において、複数枚の切符を1度に発券する場
合、複数枚の切符6は、図3(b)に示すように、それ
らの一端が揃った状態で切符取出口10に現われる。こ
のため、購買者は、複数枚の購入指定をしたにもかかわ
らず、切符取出口10には1枚の切符しか現われていな
い、と誤認する。そうすると、購買者がその旨を通報す
るために「係員呼出釦」を押して、実際には自動券売機
は正常であるにもかかわらず係員を呼び出してしまう、
という事態が頻繁に発生するようになった。この結果、
当初の目的である券売機前の混雑緩和を図るどころか、
かえって、混雑の原因となってしまう、という問題があ
った。
たもので、その目的とするところは、複数枚の切符を1
度に発券する場合において、購買者が一枚しか発券され
ていない、とする誤認が防止できる自動券売機の切符吐
出装置を提供することにある。
ために、請求項1に記載の発明にあっては、同種類の切
符を、指定された枚数だけ発券する自動券売機の切符吐
出装置において、1枚毎に発行された切符を所定の搬送
経路で搬送する搬送手段と、前記搬送経路上に設けら
れ、1枚毎に搬送される切符を、一端を揃えて順次重ね
て指定枚数だけ貯留する貯留手段と、前記搬送経路上に
設けられ、前記貯留手段で貯留された指定枚数の切符
を、各切符が搬送方向へ順次ずれて重なるようスライド
させるスライド手段とを具備し、前記搬送手段は、前記
スライド手段によりスライドされた指定枚数の切符を、
そのままの状態で切符取出口へ搬送することを特徴とし
ている。
1に記載の発明において、前記搬送手段は、搬送ベルト
によって切符を搬送するものであり、前記スライド手段
は、前記貯留手段により貯留された指定枚数の切符を前
記搬送ベルトに圧接する付勢手段と、周辺部にゴムリン
グを巻回され、前記付勢手段により前記搬送ベルトに圧
接された指定枚数の切符の最上部の切符に当接するカム
とを備え、前記カムの回動により、前記搬送ベルトに圧
接された指定枚数の切符を、各切符が搬送方向へ順次ず
れて重なるようスライドさせることを特徴としている。
1に記載の発明において、前記搬送手段は、切符が前記
取出口から所定寸法だけ露見するまで、前記スライド手
段によりスライドされた指定枚数の切符を搬送すること
を特徴としている。
符は、各切符が搬送方向に順次ずれて重なるようスライ
ドされ、切符取出口へと搬送される。
切符は、付勢手段により搬送ベルトに圧接されているた
めにその摩擦で静止するのに対し、最上部の切符は、ゴ
ムリングを巻回したカムの回動により回動方向にスライ
ドさせられる。また、この間に挟まれる切符は、切符同
士の動摩擦力のみの働きにより、最下部の切符に対する
最上部の切符のスライド量よりも少なくスライドする。
口には、スライドして重ねられた切符が露見する。
照して説明する。図1(a),(b)は、この実施例の
構成を示す側面図である。これらの図において、図2と
相違する部分は、タッチローラ7bの中心軸7cを力点
とし、軸11aを支点とするレバー11と、このレバー
11においてタッチレバー7の中心軸7cとは反対側
(図において右側)を作用点とする部分であって、搬送
路の屈曲部手前に位置する部分にカム12とを備えた点
にある。このカム12には、レバー11において軸11
aを挟んで中心軸7cに略対向する位置に設けられた軸
11bを摺動自在に支持する支持部12bが形成されて
おり、レバー11の回動に応じて、切符吐出装置に設け
られたカム軸12cを中心にして回動する。また、支持
部12bを除いたカム12の外周には、ゴム12aが巻
回されている。なお、図1(a),図1(b)と図2と
の共通部分には、同一の符号を付与し、その説明を省略
する。
ッパ5によって一端が揃った状態で貯留される過程まで
は、前述した従来の装置と同じ経過を辿る。すなわち、
最初の切符が切符発券部により発行されると、ソレノイ
ド8がオフしてストッパ5およびタッチレバ7をu方向
に上昇させ、ストッパ5の上端がガイド4に接触し、切
符は、ストッパ5によって搬送ベルト1上に一旦貯留さ
れ、次に発券される切符は、順次、貯留している切符の
下側に滑り込み、ストッパ5により先端が揃えられて、
搬送ベルト1が停止する。この状態までが図1(a)に
示される。
レノイド8がオンされる。すると、図1(b)に示され
るように、貯留されている切符は、タッチローラ7bに
よって搬送ベルト1に圧接される。また、タッチレバー
7の回動に伴ってレバー11が図において反時計回りに
中心軸11aを中心として回動し、この回動によりカム
12は、重ねられた切符のうちの最上部の切符に押さえ
ると同時に、カム軸12cを中心として図中反時計回り
に回動する。このとき、最上部の切符は、カム12の回
動によって右方向(搬送方向と逆の方向)に移動させら
れるが、重ねられた切符のうちの最下部の切符(最後に
発券された切符)は、搬送ベルト1の摩擦力により静止
状態を保つので、結果的に、最上部の切符は、最下部の
切符に対して、カム12の回動量に対応して右方向に距
離Sだけずれることになる。なお、カム12は、搬送路
の屈曲部手前に位置するので、その回動とガイド3とが
干渉することはない。
であるならば、最下部に位置する切符は静止し、最上部
に位置する切符は移動するので、両者の間に位置する切
符は、上に位置する切符の移動による摩擦と下に位置す
る切符の静止しようとする摩擦とにより、上の切符のず
れ量に対して約半分だけずれる。同様な理由から、重ね
られる切符は、3枚以上であっても上から順次ずらした
状態となる。
がずらされると、ステッピングモータ2が再び回転し
て、重ねられた切符がずらした状態を保ったまま、切符
取出口10へと搬送される。そして、重ねられた切符が
切符取出口10から所定寸法Lだけ露見したならば、ス
テッピングモータ2の回転が停止する。これにより、複
数枚の切符は、切符取出口10から所定寸法Lだけ露見
した状態であって、ずらされた状態が保持されることに
なる(図3(a)参照)。
れ次のような効果がある。指定枚数の切符は、各切符が
搬送方向に順次ずれて重なるようスライドされ、そのま
まの状態で、切符取出口へと搬送される。したがって、
一見して複数の切符を認識できるので、購買者が一枚し
か発券されていないとする誤認が、事前に防止できる
(請求項1)。
トに圧接されているためにその摩擦で静止するのに対
し、最上部の切符は、ゴムリングを巻回したカムの回動
により回動方向にスライドさせられ、また、この間に挟
まれる切符は、切符同士の摩擦力のみの働きにより、最
下部の切符に対する最上部の切符のスライド量よりも少
なくスライドする。したがって、切符が2枚以上の場合
はもちろん、切符が3枚以上であっても、各切符がずれ
て重なるようスライドさせることができる(請求項
2)。切符取出口には、スライドして重ねられた切符が
露見するので、購買者は、切符を取り出しやすくなる
(請求項3)。
であり、(a)は、ソレノイドがオフの状態を、(b)
は、オンの状態を示す。
る。
す図であり、(b)は、従来装置による切符の発券状態
を示す図である。
手段)、6……切符、7b……タッチローラ(付勢手
段)、10……切符取出口、12……カム(スライド手
段)
Claims (3)
- 【請求項1】 同種類の切符を、指定された枚数だけ発
券する自動券売機の切符吐出装置において、 1枚毎に発行された切符を所定の搬送経路で搬送する搬
送手段と、 前記搬送経路上に設けられ、1枚毎に搬送される切符
を、一端を揃えて順次重ねて指定枚数だけ貯留する貯留
手段と、 前記搬送経路上に設けられ、前記貯留手段で貯留された
指定枚数の切符を、各切符が搬送方向へ順次ずれて重な
るようスライドさせるスライド手段とを具備し、 前記搬送手段は、前記スライド手段によりスライドされ
た指定枚数の切符を、そのままの状態で切符取出口へ搬
送することを特徴とする自動券売機の切符吐出装置。 - 【請求項2】 前記搬送手段は、搬送ベルトによって切
符を搬送するものであり、 前記スライド手段は、前記貯留手段により貯留された指
定枚数の切符を前記搬送ベルトに圧接する付勢手段と、
周辺部にゴムリングを巻回され、前記付勢手段により前
記搬送ベルトに圧接された指定枚数の切符の最上部の切
符に当接するカムとを備え、前記カムの回動により、前
記搬送ベルトに圧接された指定枚数の切符を、各切符が
搬送方向へ順次ずれて重なるようスライドさせることを
特徴とする請求項1記載の自動券売機の切符吐出装置。 - 【請求項3】 前記搬送手段は、切符が前記取出口から
所定寸法だけ露見するまで、前記スライド手段によりス
ライドされた指定枚数の切符を搬送することを特徴とす
る請求項1記載の自動券売機の切符吐出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11475694A JP3543363B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 自動券売機の切符吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11475694A JP3543363B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 自動券売機の切符吐出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07302359A true JPH07302359A (ja) | 1995-11-14 |
JP3543363B2 JP3543363B2 (ja) | 2004-07-14 |
Family
ID=14645902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11475694A Expired - Fee Related JP3543363B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 自動券売機の切符吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3543363B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002011071A1 (fr) * | 2000-08-02 | 2002-02-07 | Dassault Automatismes Et Telecommunications | Dispositif d'interface utilisateur/machine destine a être associe a un dispositif de traitement de titres, notamment de titres plats et souples comportant une piste magnetique, afin de delivrer ergonomiquement un ou plusieurs titres a un utilisateur |
JP2014149631A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Glory Ltd | 発券装置および券売機 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP11475694A patent/JP3543363B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002011071A1 (fr) * | 2000-08-02 | 2002-02-07 | Dassault Automatismes Et Telecommunications | Dispositif d'interface utilisateur/machine destine a être associe a un dispositif de traitement de titres, notamment de titres plats et souples comportant une piste magnetique, afin de delivrer ergonomiquement un ou plusieurs titres a un utilisateur |
FR2812742A1 (fr) * | 2000-08-02 | 2002-02-08 | Dassault Automatismes | Dispositif d'interface utilisateur/machine destine a etre associe a un dispositif de traitement de titres, notamment de titres plats et souples comportant une piste magnetique, afin de delivrer ergonomiquement un ou plusieurs titres a... |
JP2014149631A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Glory Ltd | 発券装置および券売機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3543363B2 (ja) | 2004-07-14 |
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