JPH0730225Y2 - 治具装置 - Google Patents

治具装置

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JPH0730225Y2
JPH0730225Y2 JP2350090U JP2350090U JPH0730225Y2 JP H0730225 Y2 JPH0730225 Y2 JP H0730225Y2 JP 2350090 U JP2350090 U JP 2350090U JP 2350090 U JP2350090 U JP 2350090U JP H0730225 Y2 JPH0730225 Y2 JP H0730225Y2
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JP
Japan
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jig
leg
connector
side air
leg portion
Prior art date
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JP2350090U
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English (en)
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JPH03116291U (ja
Inventor
安英 加茂
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はオートバイのフレームの溶接を行う際用いる治
具装置に関する。
(従来の技術) 従来、オートバイのフレームの溶接を行なう際、フレー
ムを保持して溶接を行なうために治具装置が用いられて
いる。
このような治具装置は、所定の作業高さを確保するた
め、溶接またはボルト締めにより固定された脚部を一体
に有している。また、治具装置はオートバイの機種毎に
専用に製作され、各治具装置はワークランプおよび位置
決め用に多数のエアシリンダを有している。さらに各治
具装置は、エアシリンダ用のエア配管およびエアシーケ
ンス回路も別個に有している。
(考案が解決しようとする課題) 上述のように、治具装置は脚部を一体に有し、また各治
具装置は別個のエア配管およびエアシーケンス回路を有
している。しかしながら、このようにオートバイの機種
毎に専用の治具装置を準備した場合、別個にエア配管お
よびエアシーケンス回路を設けなければならず、コスト
増となってしまう。また使用しない治具装置を保管する
ためのスペースが大きくなってしまうという問題があ
る。また、脚部を有する治具装置は全体として大型とな
るので、段取り替えに時間がかかってしまうという問題
がある。
このような場合、略同一形状の脚部を各々の治具装置に
共用するとともにエア配管およびエアシーケンス回路の
一部を共用することができれば、保管スペースを小さく
することができるとともに製造コストの削減を図ること
ができて都合が良い。
本考案はこのような点を考慮してなされたものであり、
保管スペースを小さくすることができ、また製造コスト
の削減を図ることができる治具装置を提供することを目
的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、脚部側コネクタを有する脚部と、この脚部に
取外自在に載置され前記脚部側コネクタに接続される冶
具部側コネクタと、被溶接ワークを所定位置に位置決め
固定する冶具台を有する冶具部とを備え、前記脚部側コ
ネクタに脚部側エア配管を複数取付けるとともに、前記
冶具部側コネクタに各脚部側エア配管と連通する冶具部
側エア配管を取付け、前記脚部に前記脚あ側エア配管に
エアを供給するための操作用押ボタンスイッチを取付け
たことを特徴とする冶具装置である。
(作用) 脚部の基準載置面に治具部の基準当接面を当接させて脚
部に治具部を載置すると同時に、脚部側コネクタに治具
部側コネクタを接続し、押ボタンスイッチを操作するこ
とにより、脚部側エア配管から脚部側コネクタおよび治
具部側コネクタを介して治具部側エア配管にエアを供給
する。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。
第1図乃至第10図は本考案による治具装置の一実施例を
示す図である。
第1図および第2図において、治具装置10は脚部11と、
この脚部11の上部に取付けられ、溶接されるオートバイ
のフレーム13を固定する治具部12とを備えている。な
お、治具部12の治具台12aは溶接作業を容易に行なうこ
とができるように前方に傾斜し、また治具部12はワーク
ランプおよび位置決め用に多数のエアシリンダ(図示せ
ず)を有している。
また、脚部11の上部には第3図に示すように複数、例え
ば3個所に基準載置面15が設けられている。さらに脚部
11の側方には、脚部側エアコネクタ17が設けられてい
る。この脚部側エアコネクタ17は治具部12側のエアシリ
ンダに作業用エアを供給するものであり、多数の脚部側
エア配管17aを有している。また治具部12側へのエア供
給は脚部11の側方に取付けられた押ボタンスイッチ16お
よび脚部11側に設けられたエアシーケンス回路(図示せ
ず)により操作されるようになっている。
一方、第1図に示すように治具部12の下部には、脚部11
の基準載置面15に当接する基準当接面19が3個所設けら
れており、基準載置面15に基準当接面19を当接させるこ
とによって、脚部11が治具部12を確実に支持することが
できるようになっている。また、治具部12側には、脚部
側エアコネクタ17に接続される治具部側エアコネクタ18
が設けられ、治具部側エアコネクタ18には脚部側エア配
管17aと連通する多数のエア配管18aが取付けられてい
る。
次に、脚部11と治具部12との取付構造について説明す
る。
上述のように治具部12は、脚部11側の基準載置面15と治
具部12側の基準当接面19とを当接させて脚部11上に支持
されている。また、第2図、第4図および第5図に示す
ように、脚部11の基準載置面15近傍に、上方に突出する
位置決めピン20が、複数、例えば2本上方に向って突設
されている。一方、治具部12側には、基準当接面19近傍
に、位置決めピン20が挿着されるピン孔21が形成されて
いる。
次に、脚部側エアコネクタ17と治具部側エアコネクタ18
との接続構造について、第6図乃至第10図により説明す
る。
第6図および第7図に示すように、脚部側エアコネクタ
17には治具部側コネクタ18が接続され、各脚部側エア配
管17aは治具部側エア配管18aと連通している。
また、脚部側エアコネクタ17および治具部側エアコネク
タ18には挿着孔23および24がそれぞれ形成され、この挿
着孔23および24に治具部側エアコネクタ18側から挿着ピ
ン22を挿着して、脚部側エアコネクタ17と治具部側エア
コネクタ18との位置決めを行なうようになっている。さ
らに第8図に示すように、脚部側エアコネクタ17および
治具部側エアコネクタ18には、内ねじが形成されたねじ
孔26および27がそれぞれ形成されている。そしてこのね
じ孔26および27内にスタッドボルト25をねじ込むことに
より、脚部側エアコネクタ17に治具部側エアコネクタ18
を固定することができるようになっている。
ところで、第9図および第10図に示すように、脚部側コ
ネクタ17の各脚部側エア配管17aの開口部には、Oリン
グ29が取付けられている。このため脚部側コネクタ17と
治具部側コネクタ18とを当接させることにより、脚部側
エア配管17aと治具部側エア配管18aとの間の接続部分を
確実に密閉することができる。また脚部11を共用する場
合に便利なように、各脚部側エア配管17aには、配管使
用目的を示す銘板30が取付けられている。
なお、脚部11および治具部12を使用しないで分離して保
管する場合は、脚部側コネクタ17および治具部側コネク
タ18にゴミ等が付着しないようカバーを覆うようにして
ある。
次にこのような構成からなる実施例の作用について説明
する。
まず、共通の脚部11を用意し、この脚部11の基準載置面
15に、基準当接面19を当接させて、治具部12を脚部11上
に載置する。
この場合、脚部11の位置決めピン20を治具部12のピン孔
21内に挿着させて、脚部11と治具部12との間に位置決め
を行なう。同時に脚部側エアコネクタ17の挿着孔23およ
び治具部側エアコネクタ18の挿着孔24に挿着ピン22を挿
着して脚部側エアコネクタ17と治具部側エアコネクタ18
との間の位置決めを行なう。次に脚部側エアコネクタ17
のねじ孔26および治具部側エアコネクタ18のねじ孔27内
にスタッドボルト25をねじ込むことにより、脚部側エア
コネクタ17と治具部側エアコネクタ18とを固定する。こ
のようにして、共通の脚部11に治具部12を所定位置に確
実に取付けることができる。
次に溶接作業においてワーククランプおよびワークの位
置決め等を行なう場合は、押ボタンスイッチ16を操作す
ることによって脚部11側のエアーシーケンス回路を作動
させ、作業用エアをエア配管17a、脚部側エアコネクタ1
7、治具部側エアコネクタ18およびエア配管18aを介して
治具部12側のエアシリンダに導く。
次に、他の治具部12を使用したい場合は、上述とは逆の
手順で脚部11から治具部12を取外し、その後、他種類の
治具部12を脚部11に取付ける。
なお、取付ける治具部12によっては、脚部側エア配管17
aのうち、いくつかを使用しないことも考えられるがこ
の場合は使用しない脚部側エア配管17aの弁(図示せ
ず)を閉めておく。
このように本実施例によれば、共通の脚部11に各種の異
なる治具部12を交換して溶接作業を行なうことができる
ので、使用しない治具部12のみを保管すればよく、保管
スペースを小さくすることができる。また、上述のよう
に治具部12の取替えを容易に行なうことができるので、
段取り替えが短時間ですむ。さらに、押ボタンスイッチ
16、および脚部側エア配管17aが取付けられた脚部側エ
アコネクタ17を備えた脚部11を共用することができるの
で、治具装置の製造コストの削減を図ることができる。
また脚部側エアコネクタ17に治具部側エアコネクタ18を
当接させるだけで、両エアコネクタを接続することがで
きるので、接続作業が容易となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、脚部に対して治
具部を取外自在に取付けることができるとともに、脚部
側エア配管から治具部側エア配管にエアを供給すること
ができる。このため、共通の脚部に各種の異なる治具部
を取付けることができ、使用しない場合の保管スペース
を小さくすることができる。また押ボタンスイッチおよ
び脚部用エアコネクタを有する脚部を共用することがで
きるので、治具装置の製造コストの低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による治具装置の一実施例を示す斜視図
であり、第2図は治具装置の側面図であって便宜的にエ
アコネクタおよび押ボタンスイッチを取除いた状態を示
す図、第3図は脚部を示す斜視図であり、第4図は治具
装置の平面図であって、便宜的に治具台を取外した図、
第5図は基準載置面と基準当接面を示す側面図であり、
第6図はエアコネクタ部分の平面図であり、第7図は脚
部側エアコネクタと治具部側エアコネクタの側断面図で
あって挿着ピンの部分を示す図であり、第8図は脚部側
エアコネクタと治具部側エアコネクタの断面図であって
スタッドボルトの部分を示す図、第9図は脚部側エアコ
ネクタと治具部側エアコネクタを示す斜視図、第10図は
脚部側エアコネクタの側断面図である。 10……治具装置、11……脚部、12……治具部、15……基
準載置面、16……押ボタンスイッチ、17……脚部側エア
コネクタ、17a……脚部側エア配管、18……治具部側エ
アコネクタ、18a……治具部側エア配管、19……基準当
接面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚部側コネクタを有する脚部と、この脚部
    に取外自在に載置され前記脚部側コネクタに接続される
    冶具部側コネクタと、被溶接ワークを所定位置に位置決
    め固定する冶具台を有する冶具部とを備え、前記脚部側
    コネクタに脚部側エア配管を複数取付けるとともに、前
    記冶具部側コネクタに各脚部側エア配管と連通する冶具
    部側エア配管を取付け、前記脚部に前記脚部側エア配管
    にエアを供給するための操作用押ボタンスイッチを取付
    けたことを特徴とする冶具装置。
JP2350090U 1990-03-08 1990-03-08 治具装置 Expired - Lifetime JPH0730225Y2 (ja)

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JP2350090U JPH0730225Y2 (ja) 1990-03-08 1990-03-08 治具装置

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JP2350090U JPH0730225Y2 (ja) 1990-03-08 1990-03-08 治具装置

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JPH03116291U JPH03116291U (ja) 1991-12-02
JPH0730225Y2 true JPH0730225Y2 (ja) 1995-07-12

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