JPS625872Y2 - - Google Patents

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JPS625872Y2
JPS625872Y2 JP9947482U JP9947482U JPS625872Y2 JP S625872 Y2 JPS625872 Y2 JP S625872Y2 JP 9947482 U JP9947482 U JP 9947482U JP 9947482 U JP9947482 U JP 9947482U JP S625872 Y2 JPS625872 Y2 JP S625872Y2
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JP
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workpiece
clamp
fixing
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axis reference
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JP9947482U
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JPS595243U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、マシニングセンタ等の自動工作機
械のテーブル上に未加工のワークを搬入し、加工
後にそのワークを搬出するのに用いられるワーク
固定盤に関するものである。
この種のワーク固定盤として、本出願人は先に
自動工作機械のテーブル上に出入自在の台盤に位
置決め装置によりテーブル上でX軸方向及びY軸
方向に位置決めするための位置決め部と、固定装
置により台盤をテーブル上に固定するための被固
定部と、ワークを固定するためのワーク固定面と
を形成し、ワーク固定面にワークをX軸方向及び
Y軸方向の所定の位置で受止めるワーク受枠とこ
れに対向する油圧式のワーククランプとを設け、
ワーク受枠に押当てられてX軸方向及びY軸方向
に位置合せされたワークを油圧クランプととワー
ク受枠とで挟持るようにしたものを提案している
(例えば、実願昭56−106969号)。
しかし、この場合、ワーククランプのクランプ
方向と油圧シリンダの軸心方向とがほぼ一致して
いるので、クランプに必要な出力を得るために、
シリンダ径を比較的大径にせねばならず、ワーク
クランプ全体が大型化する嫌いがある。
この考案は、かかる事情に鑑み、シリンダを小
さくして、シリンダに圧油を供給する圧油供給装
置の負荷や能力を軽減し、以つて圧油供給装置を
小能力で安価なもので済ませられるようにすると
ともに、ワーククランプを小型化することを目的
として提案されたものである。
以下、この考案の構成を図示の実施例を通して
説明する。
第1図乃至第3図はこの考案の一実施例を示
し、第1図はマシニングセンタのワーク交換装置
の平面図である。
この装置は、マシニングセンタよりなる自動工
作機械のテーブルTと、その前側のターンテーブ
ルEとの間で1対のワーク固定装置Pを交互に受
渡しするものである。
ワーク固定装置Pは、自動工作機械Mのテーブ
ルT上に出入自在の台盤1に、該テーブルT上で
該台盤1を位置決め装置Fにより前後方向及び左
右方向に位置決めするための位置決め部2と、該
台盤1をテーブルT上に固定装置Fで固定するた
めの被固定部3と、ワークWを固定するためのワ
ーク固定面4とを設ける(第2図)。
ワーク固定面4の前後方向中央部に、左右方向
に走るワーク受枠5を固設し、ワーク受枠5の前
後両側面にワークWをY軸方向の所定の位置に受
止めるY軸基準面6を形成し、両基準面6にワー
ククランプ空間を隔ててワーククランプ7を対向
させて配置する。
このワーククランプ7の本体8はワーク固定面
4に凹設した逆T字溝9に係合具10を介して各
基準面に向つて進退可能に係合するとともに、上
記係合具10を緊締することにより上記本体8を
ワーク固定面4に固定可能に構成し、上記本体8
の頂側面11をワーククランプ空間側の低段面1
1aと、その反対側の高段面11bと、高・低両
段面11a,11bを接続する斜上向きの締付斜
面11cとで形成する。
低段面11aの頂側外部にクランプ爪12を配
置し、このクランプ爪12に上記締付斜面11c
に面接当する受動斜面13と、クランプ爪12の
Y軸方向の遊動を許す遊動係合部14とを形成す
る。
本例では、遊動係合部14をY軸方向に長い長
孔で構成してある。
上記本体8の低段部内にZ軸方向に向いたシリ
ンダ15を形成し、該シリンダ15内に挿入した
ピストン16のピストンロツド17の先端係合部
17aを上記遊動係合部14にY軸方向にのみ相
対遊動可能に係合する。
シリンダ15内のピストン16の上側の締付受
圧室18aに圧力流体を住満させ、クランプ爪1
2を締付・受動両斜面11c,13に沿つて斜め
に下降させることにより、クランプ爪12をY軸
基準面6に向つて進出させ、クランプ爪12とワ
ーク受枠5のY軸基準面6とでワークWを挟持す
るように構成する。
ここで重要なことは、締付斜面11c及び受動
斜面13の倍力作用によつて、シリンダ15の出
力よりも大きなワーク挟持力が得られることであ
り、換言すれば、所要のワーク挟持力を得るため
のシリンダ径を、シリンダ軸心をワーク挟持方向
に向けた場合に比べて、はるかに小径にできるこ
とである。
本例では、ワーク受枠5とクランプ7とにワー
クWをZ軸方向の所定の位置で受止めるZ軸基準
面11a,19を設け、ワークWをワーク固定面
4から浮上らせて支持し、貫通孔加工等を容易に
行えるようにする。又、ワーク受枠5にワークW
をX軸方向の所定の位置に受止めるX軸基準枠2
0を着脱可能に嵌着し、ワークWをX軸基準枠2
0に受止めさせてワークWのX軸方向の位置を正
確に合せられるようにする。
尚、本例では、多数のワークWを一斉に固定支
持できるように、ワーク受枠5にX軸方向に連続
する複数のY軸基準面6を設け、ワーククランプ
7の本体8に各Y軸基準面6に対向してY軸基準
面6と同数のクランプ爪12を設け、各クランプ
爪12の下側にそれぞれ上記シリンダ15を配設
してあるが、X軸方向に並べた複数のワーク受枠
5のY軸方向両側にそれぞれ1つのクランプ爪を
有する多数のワーククランプ7を配設しても同効
を奏することができる。
又、第5図に示すように、ワーク受枠5の前後
いずれか一側のワーククランプを本出願人が先に
提案した(実願昭56−106969参照)油圧クランプ
21に付替えて、丈の低いワークWと丈の高いワ
ークとを同時に固定支持させることも可能であ
る。
以上説明したように、本考案は、台盤をテーブ
ル上で位置決め装置により前後方向及び左右方向
に位置決めするための位置決め部と、該台盤をテ
ーブル上に固定装置で固定するための被固定部と
を備えるので、自動工作機械のテーブル上で正確
に位置決めして固定させることができ、しかも、
ワークをY軸方向の所定の位置に受止めるY軸基
準面を設け、ワークをY軸基準面に受止めさせて
ワーク固定面に対するワークのY軸方向への位置
を正確に位置出しできるようにしてあるので、ワ
ークを自動工作機械のテーブル上の正しいY軸方
向の位置に正確に位置させることができ、Y軸方
向に関する高い加工精度を得られる。
又、締付斜面及び受動斜面の倍力作用によつ
て、小径のシリンダで大きなクランプ力が得ら
れ、ワーククランプを小型にできる。
更に、ワーククランプをワーク固定面に沿つて
Y軸方向に変位できるようにしてあるので、多種
の寸法の異なるワークを正確な位置で、且つ、確
実にクランプできる。
加えて、ワークをY軸方向に挟持固定するの
で、Z軸方向からのいわゆる正面加工をワークの
全面にわたつて行なえ、又、特に、ワーク受枠と
ワーククランプとにワークをZ軸方向の所定の位
置に受止めるZ軸基準面を設ける場合には、ワー
クをワーク固定面から浮上らせて固定できるの
で、貫通孔の加工が極めて容易に、しかも正確に
行える。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図はマシニングセンタのワーク交換装置の平
面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図
は第1図のB−B線断面図、第4図は第3図のC
−C線断面図である。第5図は本考案の別実施例
の縦断面図である。 1……台盤、2……位置決め部、3……被固定
部、4……ワーク固定面、5……ワーク受枠、6
……Y軸基準面、7……ワーククランプ、8……
本体、9……逆T字溝、10……係合具、11…
…頂側面、11a……低段面、11b……高段
面、11c……締付斜面、12……クランプ爪、
13……受動斜面、14……遊動係合部、15…
…シリンダ、16……ピストン、17……ピスト
ンロツド、17a……ピストンロツドの先端部、
18a……締付受圧室、D……位置決め装置、F
……固定装置、M……自動工作機械、T……テー
ブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 自動工作機械MのテーブルT上に出入自在の
    台盤1に、該テーブルT上で該台盤1を位置決
    め装置Dにより前後方向及び左右方向に位置決
    めするための位置決め部2と、該台盤1をテー
    ブルT上に固定装置Fで固定するための被固定
    部3と、ワークWを固定するためのワーク固定
    面4とを設け、 ワーク固定面4にワーク受枠5を固設し、ワ
    ーク受枠5の少なくとも一側面にワークWをY
    軸方向の所定の位置に受止めるY軸基準面6を
    形成し、Y軸基準面6にワーククランプ空間を
    隔ててワーククランプ7を対向させて配置し、 このワーククランプ7の本体8はワーク固定
    面4に凹設した逆T字溝9に係合具10を介し
    てY軸基準面6に向つて進退可能に係合すると
    ともに、上記係合具10を緊締することにより
    上記本体8をワーク固定面4に固定可能に構成
    し、上記本体8の頂側面11をワーククランプ
    空間側の低段面11aと、その反対側の高段面
    11bと、高・低両段面11a,11bを接続
    する斜上向きの締付斜面11cとで形成し、 低段面11aの頂側外部にクランプ爪12を
    配置し、このクランプ爪12に上記締付斜面1
    1cに面接当する受動斜面13と、クランプ爪
    12のY軸方向の遊動を許す遊動係合部14と
    を形成し、上記本体8の低段部内にZ軸方向に
    向いたシリンダ15を形成し、該シリンダ15
    内に挿入したピストン16のピストンロツド1
    7の先端係合部17aを上記遊動係合部14に
    Y軸方向にのみ相対遊動可能に係合し、 シリンダ15内のピストン16の上側の締付
    受圧室18aに圧力流体を充満させて、クラン
    プ爪12を締付・受動両斜面11c,13に沿
    つて斜めに下降させることにより、クランプ爪
    12をY軸基準面6に向つて進出させ、クラン
    プ爪12とワーク受枠5のY軸基準面6とでワ
    ークWを挟持するように構成したことを特徴と
    する、自動工作機械のワーク固定盤。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載した自
    動工作機械のワーク固定盤に於て、ワーク受枠
    5とクランプ7とにワークWをZ軸方向の所定
    の位置で受止めるZ軸基準面を設けたもの。 3 実用新案登録請求の範囲第1項、又は、第2
    項に記載した自動工作機械のワーク固定盤に於
    て、ワーク受枠5にX軸方向に連続ないし断続
    的に並ぶ複数のY軸基準面6を設け、 ワーククランプ7の本体8に各Y軸基準面6
    に対向してY軸基準面6と同数のクランプ爪1
    2を設け、 各クランプ爪12の下側にそれぞれ上記シリ
    ンダ15を配設し、ワーク受枠5とワーククラ
    ンプ7との間にX軸方向並んだ複数のワークW
    を挟持するように構成したもの。
JP9947482U 1982-06-30 1982-06-30 自動工作機械のワ−ク固定装置 Granted JPS595243U (ja)

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JP9947482U JPS595243U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 自動工作機械のワ−ク固定装置

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JP9947482U JPS595243U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 自動工作機械のワ−ク固定装置

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JPS595243U JPS595243U (ja) 1984-01-13
JPS625872Y2 true JPS625872Y2 (ja) 1987-02-10

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