JP2568728Y2 - 円筒加工用vブロック - Google Patents
円筒加工用vブロックInfo
- Publication number
- JP2568728Y2 JP2568728Y2 JP1992089043U JP8904392U JP2568728Y2 JP 2568728 Y2 JP2568728 Y2 JP 2568728Y2 JP 1992089043 U JP1992089043 U JP 1992089043U JP 8904392 U JP8904392 U JP 8904392U JP 2568728 Y2 JP2568728 Y2 JP 2568728Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- holding surface
- groove
- main body
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B5/00—Clamps
- B25B5/14—Clamps for work of special profile
- B25B5/147—Clamps for work of special profile for pipes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、円筒状で特に長尺の
ワークを工作機械で加工する際の固定治具に関する。
ワークを工作機械で加工する際の固定治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、円筒状で長尺のワークを工作機械
で加工する際には、図4に示すように2ないし3個のV
ブロック1を工作機械のテーブル9に載置し、そのワー
ク保持面にワーク2を載置してTスロットナット3、ね
じ棒4、ナット5、支柱6、クランパー7からなる固定
手段8でワーク2をテーブル9に固定する。
で加工する際には、図4に示すように2ないし3個のV
ブロック1を工作機械のテーブル9に載置し、そのワー
ク保持面にワーク2を載置してTスロットナット3、ね
じ棒4、ナット5、支柱6、クランパー7からなる固定
手段8でワーク2をテーブル9に固定する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記固定手段
8による方法で固定した場合、工作機械の性能上、ワー
ク2をテーブル9のTスロット溝10と平行になるように
固定する必要があり、ワーク2にダイヤルゲージ等を当
てて微調整を行いながら固定するため、作業が困難でま
た作業能率が悪かった。また、固定手段8を用いてワー
ク2を固定するにはある程度の慣れが必要であり、ワー
ク2の直径の大きさによって支柱6を交換しなくてはな
らず、作業時間の短縮が困難であった。
8による方法で固定した場合、工作機械の性能上、ワー
ク2をテーブル9のTスロット溝10と平行になるように
固定する必要があり、ワーク2にダイヤルゲージ等を当
てて微調整を行いながら固定するため、作業が困難でま
た作業能率が悪かった。また、固定手段8を用いてワー
ク2を固定するにはある程度の慣れが必要であり、ワー
ク2の直径の大きさによって支柱6を交換しなくてはな
らず、作業時間の短縮が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記問題点を
解決し、上記固定手段が不要で作業時間が短縮できるV
ブロックの提供を目的としており、テーブルにワーク保
持治具を移動自在に案内するTスロット溝を有する工作
機械によって加工を行う際、V型溝からなるワーク保持
面に円筒状のワークを載置し、固定する治具において、
前記ワーク保持面と反対側の底面に前記V型溝と平行に
設けられていて、前記Tスロット溝と嵌合するキーと、
前記ワーク保持面の中央部に形成されていて、前記ワー
ク保持面を横切って二分する溝部を有するVブロック本
体と、前記V型溝に対向するV型溝からなるワーク保持
面を有し、前記溝部と嵌合するワーク固定金具と、前記
Vブロック本体と前記ワーク固定金具とを締め付ける締
結手段とを有することを特徴とする。
解決し、上記固定手段が不要で作業時間が短縮できるV
ブロックの提供を目的としており、テーブルにワーク保
持治具を移動自在に案内するTスロット溝を有する工作
機械によって加工を行う際、V型溝からなるワーク保持
面に円筒状のワークを載置し、固定する治具において、
前記ワーク保持面と反対側の底面に前記V型溝と平行に
設けられていて、前記Tスロット溝と嵌合するキーと、
前記ワーク保持面の中央部に形成されていて、前記ワー
ク保持面を横切って二分する溝部を有するVブロック本
体と、前記V型溝に対向するV型溝からなるワーク保持
面を有し、前記溝部と嵌合するワーク固定金具と、前記
Vブロック本体と前記ワーク固定金具とを締め付ける締
結手段とを有することを特徴とする。
【0005】
【作用】Vブロック本体底面に設けられたキーが工作機
械テーブルのTスロット溝に嵌合し、ワーク固定金具と
Vブロック本体と締結手段とでワークを固定する。
械テーブルのTスロット溝に嵌合し、ワーク固定金具と
Vブロック本体と締結手段とでワークを固定する。
【0006】
【実施例】図1において、Vブロック本体21は、V字形
状に仕上げられたV型溝からなるワーク保持面22を有し
ていて、ワーク保持面22の中央部には、ワーク保持面22
を横切って二分する溝部23が形成されている。ワーク保
持面22の反対側の底面24には、ワーク保持面22のV型溝
と平行にキー25が設けられており、このキー25はテーブ
ル26に設けられているTスロット溝27と嵌合してVブロ
ック本体21のテーブル26に対する位置決めを行う。また
Vブロック本体21の両端部には、これをテーブル26に固
定するための締付溝28がそれぞれ形成されていて、ボル
ト33によりテーブル26に固定される。一方、ワーク固定
金具29は、その一面に平坦面30を有し、その対向面には
V型溝からなるワーク保持面31が形成されていて、この
ワーク保持面31はVブロック本体21に形成されたワーク
保持面22と同じ形状に形成されている。ワーク固定金具
29の幅方向の厚みは、Vブロック本体21に形成された溝
部23の幅と同じになっていて、ワーク固定金具29はVブ
ロック本体21の溝部23と嵌合するように形成されてい
る。ワーク固定金具29には、その両端部に穴34がそれぞ
れ設けられている。ワーク固定金具29は溝部23と嵌合
後、穴34に締結手段としてのボルト32を挿通し、Vブロ
ック本体21に設けられたタップ35にボルト32をねじこむ
ことによってVブロック本体21に固定される。
状に仕上げられたV型溝からなるワーク保持面22を有し
ていて、ワーク保持面22の中央部には、ワーク保持面22
を横切って二分する溝部23が形成されている。ワーク保
持面22の反対側の底面24には、ワーク保持面22のV型溝
と平行にキー25が設けられており、このキー25はテーブ
ル26に設けられているTスロット溝27と嵌合してVブロ
ック本体21のテーブル26に対する位置決めを行う。また
Vブロック本体21の両端部には、これをテーブル26に固
定するための締付溝28がそれぞれ形成されていて、ボル
ト33によりテーブル26に固定される。一方、ワーク固定
金具29は、その一面に平坦面30を有し、その対向面には
V型溝からなるワーク保持面31が形成されていて、この
ワーク保持面31はVブロック本体21に形成されたワーク
保持面22と同じ形状に形成されている。ワーク固定金具
29の幅方向の厚みは、Vブロック本体21に形成された溝
部23の幅と同じになっていて、ワーク固定金具29はVブ
ロック本体21の溝部23と嵌合するように形成されてい
る。ワーク固定金具29には、その両端部に穴34がそれぞ
れ設けられている。ワーク固定金具29は溝部23と嵌合
後、穴34に締結手段としてのボルト32を挿通し、Vブロ
ック本体21に設けられたタップ35にボルト32をねじこむ
ことによってVブロック本体21に固定される。
【0007】ワークを固定する際には、先ずテーブル26
上にVブロック本体21を2ないし3個、キー25をTスロ
ット溝27と嵌合させて載置し、締付溝28をボルト33によ
って締め付け、テーブル26に固定する。次にワーク保持
面22上にワークを載置し、ワーク固定金具29の両端部を
溝部23に嵌合させてワークを押え込んだ後、図2に破線
で示すようにボルト32によってワークを固定する。この
ときワークの直径が大きい場合には、図2に実線で示す
ように、ワークはワーク固定金具29のワーク保持面31と
Vブロック本体21のワーク保持面22とによって固定さ
れ、ワークの直径がワーク保持面31を使用できない程度
に小さい場合には、図4に示すように、ワーク固定金具
29の平坦面30とVブロック本体21のワーク保持面22とに
よって固定される。
上にVブロック本体21を2ないし3個、キー25をTスロ
ット溝27と嵌合させて載置し、締付溝28をボルト33によ
って締め付け、テーブル26に固定する。次にワーク保持
面22上にワークを載置し、ワーク固定金具29の両端部を
溝部23に嵌合させてワークを押え込んだ後、図2に破線
で示すようにボルト32によってワークを固定する。この
ときワークの直径が大きい場合には、図2に実線で示す
ように、ワークはワーク固定金具29のワーク保持面31と
Vブロック本体21のワーク保持面22とによって固定さ
れ、ワークの直径がワーク保持面31を使用できない程度
に小さい場合には、図4に示すように、ワーク固定金具
29の平坦面30とVブロック本体21のワーク保持面22とに
よって固定される。
【0008】以上の作業によって、ワークはテーブル上
に簡単に位置決めされ固定される。
に簡単に位置決めされ固定される。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、複数のVブロックを使
用する場合に位置決めが簡単に行え、ダイヤルゲージを
用いての微調整が不要となり、また、固定手段を用いず
ともワークの固定が簡単に行えるので作業時間が短縮さ
れる。さらに部品を変更することなく、大径のワークに
も小径のワークにも対応することができる。
用する場合に位置決めが簡単に行え、ダイヤルゲージを
用いての微調整が不要となり、また、固定手段を用いず
ともワークの固定が簡単に行えるので作業時間が短縮さ
れる。さらに部品を変更することなく、大径のワークに
も小径のワークにも対応することができる。
【図1】本考案の従来例を示すVブロックにてワークを
固定している状態を示す斜視図である。
固定している状態を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示すVブロックの斜視図で
ある。
ある。
【図3】通常のワーク及び大径のワークの固定状態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図4】小径のワークの固定状態を示す正面図である。
21 Vブロック本体 22 ワーク保持面 23 溝部 24 底面 25 キー 26 テーブル 27 Tスロット溝 29 ワーク固定金具 31 ワーク保持面 32 締結手段
Claims (1)
- 【請求項1】テーブルにワーク保持治具を移動自在に案
内するTスロット溝を有する工作機械によって加工を行
う際、V型溝からなるワーク保持面に円筒状のワークを
載置し、固定する治具において、 前記ワーク保持面と反対側の底面に前記V型溝と平行に
設けられていて、前記Tスロット溝と嵌合するキーと、 前記ワーク保持面の中央部に形成されていて、前記ワー
ク保持面を横切って二分する溝部を有するVブロック本
体と、 前記V型溝に対向するV型溝からなるワーク保持面を有
し、前記溝部と嵌合するワーク固定金具と、 前記Vブロック本体と前記ワーク固定金具とを締め付け
る締結手段とを有する円筒加工用Vブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992089043U JP2568728Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 円筒加工用vブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992089043U JP2568728Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 円筒加工用vブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653078U JPH0653078U (ja) | 1994-07-19 |
JP2568728Y2 true JP2568728Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=13959869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992089043U Expired - Lifetime JP2568728Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 円筒加工用vブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568728Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7321485B2 (en) | 1997-04-08 | 2008-01-22 | X2Y Attenuators, Llc | Arrangement for energy conditioning |
CN107243756B (zh) * | 2017-07-26 | 2023-03-31 | 上海瑞纽机械股份有限公司 | 一种高温气冷堆换热单元内筒组件的支撑工装及制备方法 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP1992089043U patent/JP2568728Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0653078U (ja) | 1994-07-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971216 |