JPH0730221A - 印刷配線板及びその製造方法 - Google Patents

印刷配線板及びその製造方法

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JPH0730221A
JPH0730221A JP19386693A JP19386693A JPH0730221A JP H0730221 A JPH0730221 A JP H0730221A JP 19386693 A JP19386693 A JP 19386693A JP 19386693 A JP19386693 A JP 19386693A JP H0730221 A JPH0730221 A JP H0730221A
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JP
Japan
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pattern
wiring board
substrate
printed wiring
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP19386693A
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English (en)
Inventor
Tamiji Imai
民治 今井
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Nissei Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissei Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissei Electric Co Ltd filed Critical Nissei Electric Co Ltd
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Publication of JPH0730221A publication Critical patent/JPH0730221A/ja
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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品パターン上の必要なところに必要な分量
のはんだが付着することを利用して高密度実装化に有効
な回路構成とする印刷配線板及びそのその製造方法を提
供すること。 【構成】 配線板の電子回路中にリアクタンス機能また
は抵抗体機能を有する導体を備えた印刷配線板におい
て、前記導体は他の部品を配線板上にはんだ付けする際
のはんだ付着及び/又はメッキ等からなる導電層によっ
て予め設定されたリアクタンス値若しくは抵抗値となる
ように印刷パターン上に構成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品をパターン化
した印刷配線板及びその製造方法の改良技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、種々の印刷配線板の中に
は図6に示すように、コイルや抵抗器等の電子部品aそ
のものをセラミック等の絶縁基板b上にパターン化して
直接印刷し、他の部品cと組み合わせて回路構成するも
のがある。
【0003】この種の印刷配線板Aは、電子回路の高密
度化が進むに伴い、近時益々その期待が高まってきてい
る。
【0004】しかし、この様な印刷によってパターン化
する電子部品aは他の電子部品cを基板b上にはんだ付
けする際、図6に示すように、部品パターン面内にはん
だdが付着して個々の定格値が変化してしまう問題があ
る。
【0005】この為、従来でははんだdが付着してはま
ずい部分(パターン上)にマスキングするか若しくはは
んだdがその部分に付着しないような化学的処理を施さ
なければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電子回路の
集積度が高まると、基板上ランドe同士の相互間隔やラ
ンドeと部品パターンとが接近して十分なスペースが得
られなくなるため、種々のマスキングが難しくなる。一
方、マスキングしないと、一部のはんだがパターン上に
付着して回路素子としての機能を果たせなくなる。従っ
て、結局高密度化に限界がきていた。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明は厄介なマスキング処理
をすることなく寧ろ積極的に部品パターン上の必要なと
ころに必要な分量のはんだが付着することを利用して高
密度実装化に有効な回路構成とする印刷配線板及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は構造上にあっては配線板の電子回路中にリ
アクタンス機能又は抵抗体機能を有する導体を備えた印
刷配線板において、前期配線板上に他の部品をはんだ付
けする際のはんだ付着及び/又はメッキ等からなる導電
層によって予め設定されたリアクタンス値若しくは抵抗
値となるように印刷パターン上に導体を構成する。
【0009】
【作用】上記のように構成することにより、部品パター
ンははんだ層と相俟って、断面が立体的となり、電流容
量を十分確保できるため、パターン化しない一般の部品
の場合と同程度のリアクタンス値並びに抵抗値を得るこ
とができる。従って、従来の平面的なものに比べパター
ンスペースをより狭くすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0011】<実施例1> この実施例で印刷配線板1
は、図1に示すように、セラミック等の絶縁性基板2の
一面に、各種電子部品3をはんだ付けするためのランド
4と、図2に示すように、ランド4と同質の導体からな
る部品パターン、例えば、コイルパターン5を有してい
る。
【0012】そして、このコイルパターン5上には、全
体に亙ってはんだ層からなる導電層6が設けられてい
る。
【0013】次に、この印刷配線板1の形成方法につい
て説明すると、まず、両面に銅等の金属層が蒸着された
基板2を用いる。この基板2の片面に、例えば図3に示
すように、コイルをパターン印刷する場合、ランド4と
共に平面形(スパイラル形)コイルに象って、基板表面
の不要な金属層7はエッチング法にて取り除く。この状
態では、形づくられたコイルパターン5は実際の定格値
にまだ至っていない。
【0014】定格値にするには、基板2上に他の電子部
品3を、例えばリフロー法等によりはんだ付けする際、
同時にコイルパターン5上にも必要量のクリームはんだ
を載せておき、加熱によって一旦溶かし、更に硬化させ
ることによってパターン5と一体化させ、これによっ
て、所定のリアクタンス値並びに直流抵抗値となるよう
にする。
【0015】図4は、上記方法によって形成された印刷
配線板1の要部を示しており、図において、8はコイル
パターン主体、9はスルーホールであり、このスルーホ
ール9によってコイルの一方の端子が構成され、基板裏
面側のランド4に接続されている。
【0016】<実施例2> ここでの印刷配線板1は図1
に示すように、セラミック等の絶縁性基板2の一面に各
種電子部品3をはんだ付けするためのランド4と、この
ランド4と同質の導体からなるコイルパターン5を有し
ている。そして、このコイルパターン5上には例えば図
5に示すように、銅等による金属メッキ10が全体に施
されている。
【0017】次に、この実施例での印刷配線板1の形成
方法について説明する。
【0018】まず、両面に銅等の金属層が蒸着された基
板2を用いる点や、ランド4と共に平面形コイルを象っ
たり、基板表面の不要な金属層7を取り除くことは上記
実施例1と同じである(図3参照)。
【0019】そして、コイルパターン5を定格値にする
には、前記パターン5上に金属メッキ層10を施す。こ
の場合、金属メッキ量は、定格値となるように予め設定
しておく。なお、必要によっては、更にその上から、は
んだ層を他の電子部品3をはんだ付けする時に付着させ
るようにする。
【0020】なお、用いられる基板2は、両面に銅等の
金属層を蒸着したものに限らず、導体箔を絶縁体に張り
合わせた基板等でもよい。また、これらは、片面基板で
あってもよいし多層基板であってもよい。
【0021】更に、上記実施例においては、部品パター
ンとしてコイルについて説明したが、抵抗器、コンデン
サ等他の電子部品でもよく、また、金属メッキははんだ
付け後に施してもよい。その他、特許請求の範囲に記載
の技術的思想の範囲内において種々設計的変更は可能で
ある。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明は部品パターン上
に積極的にはんだを付着させることによって、従来のも
ののようにマスキングの必要はなくなる。また、他の電
子部品をはんだ付けする際、同時に部品パターンとして
形成するものであるから、製造上、工程を簡略化できる
といった利点を有し、更に本発明は、はんだやメッキ層
を付加することによって定格のリアクタンス値または抵
抗値にするものであるから、その調整がしやすい。しか
も、初めに部品パターンを象る際、予め導体の幅を細く
形成できるため、部品パターンの占めるスペースを極力
狭くすることができる。従って、高密度実装化に有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の印刷配線板の概要を示す斜視図。
【図2】 同実施例1の要部断面図。
【図3】 同実施例1,2の部品パターン形成前の印刷配
線板の要部平面図。
【図4】 同実施例1の方法によって出来上がった状態
を示す要部平面図。
【図5】 同実施例2の要部断面図。
【図6】 従来のこの種の印刷配線板の概要を示す要部
平面図。
【符号の説明】
1・・・・・印刷配線板 2・・・・・基板 3・・・・・他の電子部品 4・・・・・ランド 5・・・・・部品パターン 6・・・・・導電層 7・・・・・不要な金属層 8・・・・・コイルパターン主体 9・・・・・スルーホール 10・・・金属メッキ層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線板の電子回路中にリアクタンス機能又
    は抵抗体機能を有する導体を備えた印刷配線板におい
    て、前記導体は配線板上に他の部品をはんだ付けする際
    のはんだ付着及び/又はメッキ等からなる導電層によっ
    て予め設定されたリアクタンス値若しくは抵抗値となる
    ように印刷パターン上に構成されてなることを特徴とす
    る印刷配線板。
  2. 【請求項2】配線板の電子回路中にリアクタンス機能又
    は抵抗体機能を有する導体を備えた印刷配線板の製造方
    法において、前記配線板上に他の部品をはんだ付けする
    際のはんだ付着及び/又はメッキ等からなる導電層によ
    って、予め設定されたリアクタンス値若しくは抵抗値と
    なるように印刷パターン上に設けて導体を形成したこと
    を特徴とする印刷配線板の製造方法。
JP19386693A 1993-07-12 1993-07-12 印刷配線板及びその製造方法 Pending JPH0730221A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040203