JPH06296076A - Smdモジュールの側面電極形成方法 - Google Patents

Smdモジュールの側面電極形成方法

Info

Publication number
JPH06296076A
JPH06296076A JP8045493A JP8045493A JPH06296076A JP H06296076 A JPH06296076 A JP H06296076A JP 8045493 A JP8045493 A JP 8045493A JP 8045493 A JP8045493 A JP 8045493A JP H06296076 A JPH06296076 A JP H06296076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
solder
holes
module
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8045493A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Fukuda
正 福田
Mikio Sakagami
幹夫 坂上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP8045493A priority Critical patent/JPH06296076A/ja
Publication of JPH06296076A publication Critical patent/JPH06296076A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • H05K1/141One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3431Leadless components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/368Assembling printed circuits with other printed circuits parallel to each other
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/403Edge contacts; Windows or holes in the substrate having plural connections on the walls thereof

Landscapes

  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はSMDモジュールの側面電極形成方
法に関し、スルーホールの一部を切削して、側面電極を
形成する際、スルーホールメッキの破断、剥がれ、或い
はランドの捲れ等が発生しないようにして、良好なSM
Dモジュールの側面電極を形成可能にすることを目的と
する。 【構成】 プリント配線基板の基材8にスルーホール用
の穴をあけ、穴にスルーホールメッキを行うことによ
り、プリント配線基板1上に複数のスルーホール11を
形成した後、スルーホール11の一部を、切削、又は切
断して、残りの部分を側面に露出させ、露出した部分を
側面電極5とするSMDモジュールの側面電極形成方法
において、スルーホールメッキを行った後、複数のスル
ーホール11に半田21を埋め込み、半田21を埋め込
んだ状態でスルーホール11の一部を切削、または切断
するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線基板上
に、コンデンサ、コイル、抵抗、トランジスタ等の部品
を実装し、該プリント板の側面に、側面電極(外部端
子)を形成して、SMD(表面実装部品)化したモジュ
ール(以下、これを「SMDモジュール」という)の側
面電極形成方法に関する。
【0002】上記SMDモジュールの例としては、例え
ば、VCO(電圧制御発振器)モジュール、フィルタモ
ジュール等がある。
【0003】
【従来の技術】図6〜図9は、従来技術の説明図であ
り、図6〜図9中、1はプリント板、2は部品、3は端
子(挿入端子)、4はSMDモジュール、5は側面電
極、6はマザーボード、8はプリント配線基板の基材、
9は銅箔、10はランド、11はスルーホール、12は
スルーホールメッキ層、13は半田レジスト、14は半
田層、16は切削位置、17は切り離し線を示す。
【0004】 §1:一般的なモジュールの説明・・・図6参照 図6Aはモジュールの斜視図、図6Bは一部断面図であ
る。従来、プリント配線基板上に、抵抗、コンデンサ、
コイル、或いはトランジスタ等の部品を実装したモジュ
ールが知られていた。このモジュールには、例えば、フ
ィルタモジュール、VCOモジュール等がある。
【0005】このようなモジュールは、例えば、図6に
示したように、プリント配線基板1に、抵抗、コンデン
サ、コイル、或いはトランジスタ等の部品2を実装し、
プリント配線基板1の端部に、複数の端子(挿入端子)
3を設けたものである。
【0006】この場合、端子3には、断面がコの字状の
挟持片が設けてあり、この挟持片でプリント配線基板の
端部を挟み、半田付けすることにより、プリント配線基
板1に端子3を取り付ける。
【0007】上記のモジュールは、マザーボード上に実
装する際、マザーボード上の部品挿入孔に端子3を挿入
して実装する部品、すなわち、挿入部品としてのモジュ
ールである。
【0008】ところで、最近のSMT(表面実装技術)
の進歩により、上記のようなモジュールにおいても、小
型化、SMD(表面実装部品)化の要望があり、SMD
モジュールの開発が行われている。以下、最近提案され
たSMDモジュールの1例を説明する。
【0009】 §2:SMDモジュールの構成の説明・・・図7参照 図7AはSMDモジュールの平面図、図7BはSMDモ
ジュールの側面図、図7CはSMDモジュールの実装時
の説明図である。
【0010】図7に示したSMDモジュールは、プリン
ト配線基板にスルーホールを形成し、該スルーホールを
利用して、側面電極(端子)を形成したものであり、側
面電極以外の構成は、図6のモジュールと同じである。
【0011】図示のように、SMDモジュール4を構成
するプリント配線基板1の側面には、複数の側面電極5
が形成してある。この側面電極5は、スルーホールを利
用して形成したものであり、プリント配線基板上の所定
の回路パターン(配線パターン)と接続してある。
【0012】このSMDモジュール4を、マザーボード
6に実装する場合には、図7Cに示したように、部品2
を搭載した面を上側にして、SMDモジュール4をマザ
ーボード6の所定の位置に載せる。
【0013】その後、SMDモジュール4の側面電極5
を、マザーボード上の回路パターン(配線パターン)
に、半田により接続する。 §3:SMDモジュールの側面電極形成時の説明・・・
図8参照 図8は、SMDモジュールの側面電極形成工程説明図で
ある。以下、SMDモジュールの側面電極形成工程の1
例について、その概要を説明する。なお、図8のA〜E
は各工程を示す。
【0014】(工程A):先ず、プリント配線基板の基
材8として、銅張積層板(例えば、ガラス基材エポキシ
樹脂銅張積層板)を準備する。この銅張積層板は、絶縁
材の両側に、銅箔9を張った基材である。
【0015】(工程B):上記銅張積層板の所定の位置
に、ランド10を形成(銅箔9の一部を残し、他の銅箔
をエッチングにより除去して形成)し、スルーホール1
1用の穴をあける。
【0016】(工程C):上記スルーホール11用の穴
に、スルーホールメッキ(銅メッキ)を行い、スルーホ
ールメッキ層(銅の層)12を形成する。 (工程D):レベラー処理の前準備として、半田処理の
不要部分に、半田レジスト13を形成する。
【0017】(工程E): 半田レベラー処理(半田処
理)を行うことにより、スルーホールメッキ層(銅の
層)12の上に、半田層14を形成する。 その後、例えば、スルーホール内にエアーを吹きつける
等の処理を行い、スルーホール11内に入った不要な半
田等を除去する。
【0018】以上の各工程で形成したスルーホール11
の一部を、例えば、ルータ加工等による切削加工を行
い、側面電極を形成する。 §4:スルホール切削加工時の説明・・・図9参照 図9Aは切削加工前のプリント配線基板の平面図、図9
Bは切削加工後の切削面の一部拡大図である。
【0019】上記のようにして、プリント配線基板1に
は、側面電極を形成する位置に、複数のスルーホール1
1を形成しておく。そして、切削位置16の部分(図の
斜線部分)を、ルータ加工等で切削することにより、ス
ルーホール11の一部を切削する。
【0020】その後、切り落とし線17の部分で切断
し、各モジュールとする。上記切削加工後の切削加工面
は、図9Bのようになっている。図示のように、スルー
ホール11の一部を切削した残りの部分は、プリント配
線基板1の切削面側に露出しており、この露出した部分
を、SMDモジュールの側面電極として利用する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 :側面電極を形成するために、スルーホールの一部を
切削加工するが、その際、スルーホールメッキ層が破断
したり、剥がれたりする事がある。また、スルーホール
メッキ層が剥がれたりする際、スルーホールメッキ層と
一緒にランドが捲れたりすることがある。
【0022】このような場合には、側面電極として使用
不可能になることがあり、不良品の発生となる。 :特に、SMDモジュールの小型化をすると、側面電
極間の距離(間隔)が小さくなり、ランドも小さくなる
か、または形成出来なくなる。
【0023】このため、上記のようなスルーホールメッ
キ層の剥がれ等が発生し易くなり、その影響も大きくな
る。従って、良好な側面電極の形成が困難となる。 :半田レベラー処理を行った後、スルーホール内に入
った不要な半田等を除去する必要があり、製造時の工程
が多くなる。
【0024】:スルーホール部分を切削加工する際、
上記のようなスルーホールメッキ層の剥がれ、破断等が
発生するのを防止するために、切削加工前に、スルーホ
ール内に樹脂を埋めておく方法も考えられていた。
【0025】しかし、この方法では、樹脂を埋め込む工
程や、切削加工後に、埋め込んだ樹脂を除去する工程が
必要となり、工程数が増えてしまう。また、樹脂は絶縁
性の樹脂なので、樹脂の除去作業が不十分で、該樹脂が
残存していると、側面電極の導電性が悪くなることもあ
る。
【0026】本発明は、このような従来の課題を解決
し、スルーホールの一部を切削して、側面電極を形成す
る際、スルーホールメッキの破断、剥がれ、或いはラン
ドの捲れ等が発生しないようにして、良好なSMDモジ
ュールの側面電極を形成可能にすることを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、図6〜図9と同じものは、同一符号
で示してある。
【0028】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 :プリント配線基板の基材8に、スルーホール用の穴
をあけ、該穴にスルーホールメッキを行うことにより、
プリント配線基板1上に、複数のスルーホール11を形
成した後、該スルーホール11の一部を、切削、又は切
断して、残りの部分を側面に露出させ、露出した部分
を、側面電極5とするSMDモジュールの側面電極形成
方法において、上記スルーホールメッキを行った後、複
数のスルーホール11に、半田21を埋め込み、半田2
1を埋め込んだ状態で、スルーホール11の一部を切
削、または切断して、残りの部分を側面に露出させるよ
うに構成した。
【0029】:構成において、スルーホールを使用
するプリント配線基板の製作工程中にある半田レベラー
処理工程において、上記スルーホール11への半田21
の埋め込みを行うように構成した。
【0030】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。例えば、プリント配線基板の基材8に、
スルーホール11用の穴をあけ、この穴に、スルーホー
ルメッキを行って、スルーホールメッキ層12を形成す
ることにより、スルーホール11を形成する。
【0031】次に、プリント配線基板上の半田処理不要
部分に半田レジストを形成し、半田レベラー処理(半田
処理)を行う。この時、スルーホール11内に、半田2
1を埋め込む。
【0032】このようにして、プリント配線基板1に
は、半田21を埋め込んだ複数のスルーホール11を形
成しておき、切削位置16の部分を、ルータ加工で切削
(または金抜きで切断)する。
【0033】この場合、固い半田21を詰め込んだスル
ーホール11の一部を切削(または金抜きで切断)する
ので、スルーホールメッキ層12が破断したり、剥がれ
たりする事がない。また、スルーホールメッキ層が剥が
れないので、スルーホールメッキ層と一緒にランドが捲
れたりすることもない。
【0034】その後、各モジュール単位に切断し、各モ
ジュールとする。この場合、スルーホール11の一部を
切削(または金抜きで切断)した残りの部分は、プリン
ト配線基板1の側面に露出しており、この露出した部分
を、SMDモジュールの側面電極として利用する。
【0035】この側面電極は、内部に半田21が埋め込
まれた状態であるが、そのまま、側面電極として使用す
る。以上のように、スルーホール内に半田を埋め込んだ
後、スルーホールの一部を切削(または金抜きで切断)
して、側面電極を形成するので、スルーホールメッキ層
の破断、剥がれ、或いはランドの捲れ等が防止でき、小
型で、品質の良好な側面電極を有するSMDモジュール
が実現可能である。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図5は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜図5中、図1、図6〜図9と同じものは、同
一符号で示してある。また、19は感光レジスト、20
はレジストを示す。
【0037】 §1:側面電極形成工程の説明・・・図2、図3参照 図2はSMDモジュールの側面電極形成工程説明図1、
図3はSMDモジュールの側面電極形成工程説明図2で
ある。
【0038】以下、図2、図3の各工程に沿って、SM
Dモジュールの側面電極形成工程について説明する。な
お、図のA〜Iは、各工程を示す。 (工程A):先ず、プリント配線基板の基材8として、
銅張積層板(例えば、ガラス基材エポキシ樹脂銅張積層
板)を準備する。この銅張積層板は、絶縁材の両側に銅
箔9を張った基板である。
【0039】(工程B):上記銅張積層板の所定部分
(銅箔を残したいランド10の部分)に感光レジスト1
9を形成(例えば、印刷で形成)する。その後、露光を
行い、エッチング処理して、不要な導体(銅箔)を除去
する。
【0040】(工程C):上記銅張積層板の所定部分
(ランド10の部分)に、穴あけ加工を行って、スルー
ホール11用の穴を形成する。 (工程D):上記感光レジスト19を除去する。これに
より、ランド10(銅箔の部分)を露出させる。
【0041】(工程E):所定の部分(スルーホール1
1内とランド10を除く、他のメッキ不要部分)に、メ
ッキに対するレジスト20を形成する。 (工程F):スルーホールメッキ(銅メッキ)を行う。
これにより、スルーホール11に、スルーホールメッキ
層12を形成する。
【0042】(工程G):レベラー処理の前準備とし
て、所定部分(スルーホール11内とランド10を除
く、他の半田処理不要部分)に半田レジスト13を形成
する。 (工程H):半田レベラー処理(半田処理)を行う。こ
の時、スルーホール11内に、半田21を埋め込む。
【0043】(工程I):上記のようにして形成したス
ルーホール11の一部(例えば、図のX−Y線部分)
を、ルータ加工等により切削加工する。この切削加工に
より、半田21を埋め込んだスルーホール11の一部を
切削加工して、側面電極を形成する。
【0044】 §2:スルホール切削加工時の説明・・・図4参照 図4Aは切削加工前のプリント配線基板の平面図、図4
Bは切削加工後の切削面の一部拡大図である。
【0045】上記のようにして、プリント配線基板1に
は、側面電極を形成する位置に、複数のスルーホール1
1を形成しておき、切削位置16の部分を、ルータ加工
等で切削する。この時、スルーホール11の一部(スル
ーホールの略中央部でも良いし、端の部分でも良い)を
切削する。
【0046】その後、切り落とし線17の部分で切断
し、各モジュールとする。上記切削加工後の切削加工面
は、図4Bのようになっている。図示のように、スルー
ホール11の一部を切削した残りの部分は、プリント配
線基板1の切削面に露出しており、この露出した部分
を、SMDモジュールの側面電極として利用する。
【0047】この側面電極は、図4Bに示したように、
内部に半田21が埋め込まれた状態であるが、そのまま
側面端子として使用する。 §3:SMDモジュールの説明・・・図5参照 図5AはSMDモジュールの平面図、図5BはSMDモ
ジュールの実装時の説明図である。
【0048】図5に示したSMDモジュールは、上記各
工程により、プリント配線基板1の側面側に複数の側面
電極5を形成したものであり、各側面電極5内には、半
田21が埋め込まれた状態である。
【0049】このようにして側面電極を形成したプリン
ト配線基板1上には、部品2を実装し、SMDモジュー
ル4とする。このSMDモジュール4を、マザーボード
6に実装する場合には、図5Bに示したように、部品2
を搭載した面を上側にして、SMDモジュール4をマザ
ーボード6の所定の位置に載せる。
【0050】その後、SMDモジュール4の側面電極5
を、マザーボード上の回路パターン(配線パターン)
に、半田により接続する。 (他の実施例)以上実施例について説明したが、本発明
は次のようにしても実施可能である。
【0051】:スルーホールの穴の形状は、丸穴に限
らず、楕円の穴、角型の穴、長穴等、どのような形状の
穴でも実施可能である。 :プリント配線基板は、銅張積層板等が使用可能であ
り、単層のプリント配線基板でも、多層のプリント配線
基板でもどちらでも適用できる。ただし、セラミック基
板は除く。
【0052】:スルーホールに埋め込む半田は、レベ
ラー処理の際に埋め込んでも良いが、その他の方法で埋
め込んでも良い。ただし、半田レベラー処理の時に埋め
込めば、特別な工程が不要であり、工程数が少なくて済
む。
【0053】:スルーホールの一部を切削する工程
は、金抜きによる切断加工に置き換えても良い。 :スルーホールの形成順序は、上記実施例に示した順
序でなくても良い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 :スルーホール内には固い半田が埋めてあり、この半
田により、スルーホールメッキ層は固定された状態であ
る。
【0055】従って、スルーホールの一部を、ルータ加
工等により切削する場合、スルーホールメッキ層の破
壊、破断、捲れ等が発生しない。また、ランドが捲れる
こともない。このため、常に品質の良好な側面電極が形
成可能である。
【0056】:半田レベラー処理の際に、スルーホー
ルへの半田の埋め込みを行うことにより、特別な工程を
追加することなく、半田の埋め込みが可能である。 :SMDモジュールを小型化した場合、側面電極を形
成するためのスルーホールの間隔(ピッチ)が狭くなる
が、このような場合でも、スルーホールメッキ層の破
壊、破断等が発生しない。
【0057】従って、常に品質の良好な側面電極が形成
可能であり、小型、高品質のSMDモジュールが実現可
能である。 :従来は、半田レベラー処理を行った後、エアーによ
る吹き飛ばし処理等でスルーホール内の不要な半田等を
除去する工程が必要であった。
【0058】しかし、本発明では、スルーホール内に
は、半田が埋めてあり、その半田を、そのまま側面電極
の一部として使用する(側面電極は、使用時に半田付け
するため、半田が埋めてあっても良い)ので、上記の半
田の除去工程が不要である。従って、その分、側面電極
の形成工程が少なくなる。
【0059】:従来、切削加工前に、スルーホール内
に樹脂を埋め込んでおく方法も考えられていたが、この
方法では、樹脂を埋め込む工程や、切削加工後に、埋め
込んだ樹脂を除去する工程が必要となり、工程数が増え
てしまう。
【0060】また、樹脂は絶縁性の樹脂なので、樹脂の
除去作業が不十分で、該樹脂が残存していると、側面電
極の導電性が悪くなることもある。しかし、本発明で
は、スルーホール内に半田を詰めておき、この半田を切
削加工後も、側面電極の一部として使用するので、上記
のような樹脂を除去する工程も不要であり、また、側面
電極の導電性が損なわれることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例の説明図(側面電極形成工程説明図1)
である。
【図3】実施例の説明図(側面電極形成工程説明図2)
である。
【図4】実施例の説明図(Aは切削加工前のプリント板
の平面図、Bは切削加工後の切削面の一部拡大図)であ
る。
【図5】実施例の説明図(AはSMDモジュールの平面
図、BはSMDモジュールの実装時の説明図)である。
【図6】従来技術の説明図(Aはモジュールの斜視図、
Bは一部断面図)である。
【図7】従来技術の説明図(AはSMDモジュールの平
面図、BはSMDモジュールの側面図、CはSMDモジ
ュールの実装時の説明図)である。
【図8】従来技術の説明図(側面電極形成工程説明図)
である。
【図9】従来技術の説明図(Aは切削加工前のプリント
配線基板の平面図、Bは切削加工後の切削面の一部拡大
図)である。
【符号の説明】
1 プリント配線基板 2 部品 5 側面電極(端子) 8 プリント配線基板の基材 10 ランド 11 スルーホール 12 スルーホールメッキ層 16 切削位置 21 半田

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線基板の基材(8)に、スル
    ーホール用の穴をあけ、該穴にスルーホールメッキを行
    うことにより、 プリント配線基板(1)上に、複数のスルーホール(1
    1)を形成した後、 該スルーホール(11)の一部を、切削、又は切断し
    て、残りの部分を側面に露出させ、 露出した部分を、側面電極(5)とするSMDモジュー
    ルの側面電極形成方法において、 上記スルーホールメッキを行った後、複数のスルーホー
    ル(11)に、半田(21)を埋め込み、 半田(21)を埋め込んだ状態で、スルーホール(1
    1)の一部を切削、または切断して、残りの部分を側面
    に露出させることを特徴としたSMDモジュールの側面
    電極形成方法。
  2. 【請求項2】 スルーホールを使用するプリント配線基
    板の製作工程中にある半田レベラー処理工程において、 上記スルーホール(11)への半田(21)の埋め込み
    を行うことを特徴とした請求項1記載のSMDモジュー
    ルの側面電極形成方法。
JP8045493A 1993-04-07 1993-04-07 Smdモジュールの側面電極形成方法 Withdrawn JPH06296076A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8045493A JPH06296076A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 Smdモジュールの側面電極形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8045493A JPH06296076A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 Smdモジュールの側面電極形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06296076A true JPH06296076A (ja) 1994-10-21

Family

ID=13718711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8045493A Withdrawn JPH06296076A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 Smdモジュールの側面電極形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06296076A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100386810B1 (ko) * 2000-04-26 2003-06-09 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 모듈 기판의 제조방법
JP2009027103A (ja) * 2007-07-24 2009-02-05 Citizen Electronics Co Ltd スルーホール付回路基板及びその製造方法
JP2018166225A (ja) * 2018-07-19 2018-10-25 京セラ株式会社 配線基板および電子装置
JP2020127024A (ja) * 2018-07-19 2020-08-20 京セラ株式会社 配線基板および電子装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100386810B1 (ko) * 2000-04-26 2003-06-09 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 모듈 기판의 제조방법
JP2009027103A (ja) * 2007-07-24 2009-02-05 Citizen Electronics Co Ltd スルーホール付回路基板及びその製造方法
JP2018166225A (ja) * 2018-07-19 2018-10-25 京セラ株式会社 配線基板および電子装置
JP2020127024A (ja) * 2018-07-19 2020-08-20 京セラ株式会社 配線基板および電子装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5404637A (en) Method of manufacturing multilayer printed wiring board
KR920007120B1 (ko) 표면장착용 배선기판의 제조방법
JP3226959B2 (ja) 多層フレキシブルプリント基板の製法
US7073253B2 (en) Interconnect for electrically connecting a multichip module to a circuit substrate and processes for making and using same
JP2653905B2 (ja) プリント基板の製造方法と電子部品の実装方法
JPH06296076A (ja) Smdモジュールの側面電極形成方法
JP2873645B2 (ja) セラミック多層配線基板の製造方法
JP2512828B2 (ja) チップ部品の実装方法
JPH0685425A (ja) 電子部品搭載用基板
JP2001308484A (ja) 回路基板及びその製造方法
JP2700259B2 (ja) プリント配線板における凹所を有する半田層の形成方法
JP3275413B2 (ja) リードフレームおよびその製造方法
JPH1051094A (ja) プリント配線板及びその製造方法
JPH0677623A (ja) 電子回路装置とその製造方法
JPH06152092A (ja) 表面実装型基板アセンブリ
JP3202836B2 (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JP2002076582A (ja) 部品搭載基板及びその製造方法
JPH04243187A (ja) プリント基板
JPH07111374A (ja) プリント配線基板及びその製造方法
JPH05259624A (ja) プリント配線板およびその製造方法
JPH10189194A (ja) Icピッチ変換基板及びその製造法
JPH0537111A (ja) ハイブリツドicの実装構造
JP2004087748A (ja) プリント配線板
JPH03255691A (ja) プリント配線板
JPH0567871A (ja) 印刷配線板及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000704